JPH08100837A - エンジンの2軸バランサ装置 - Google Patents

エンジンの2軸バランサ装置

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JPH08100837A
JPH08100837A JP23630394A JP23630394A JPH08100837A JP H08100837 A JPH08100837 A JP H08100837A JP 23630394 A JP23630394 A JP 23630394A JP 23630394 A JP23630394 A JP 23630394A JP H08100837 A JPH08100837 A JP H08100837A
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JP
Japan
Prior art keywords
balancer
case
shaft
gear
bearing holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP23630394A
Other languages
English (en)
Inventor
Yosuke Morimoto
洋介 森本
Kiyoshi Hataura
潔 畑浦
Manabu Miyazaki
学 宮▲崎▼
Hiroshi Mikumo
博 三雲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2軸バランサ装置の部品点数を減らし、バラ
ンサケース内に侵入する潤滑油量を減らし、バランサケ
ースの内面加工を無くする。 【構成】 バランサケース11の前後のケース壁12a
・12bに各バランサ軸15の両端軸部15a・15b
を枢支する軸受孔13a・13bを貫通形成する。バラ
ンサ軸15とバランサウエイト部16とを一体に形成す
るとともに、バランサウエイト部16の回転半径rを上
記軸受孔13a・13bの半径Rよりも小さく設定し
て、上記軸受孔13a・13bに各バランサ軸15の両
端軸部15a・15bを挿通する。バランサケース11
の一方のケース壁12bの内側にバランサギヤ17を配
置し、各バランサ軸15の一端軸部15b近傍に当該バ
ランサギヤ17を固定するとともに、各バランサ軸15
の両端面に抜け止め用のフランジ18を固設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンの2軸バラ
ンサ装置に関し、さらに詳しくは、部品点数を減らして
コストダウンを図ることができ、また、バランサケース
内に侵入する潤滑油量を減らし、潤滑油の掻き混ぜによ
る油温上昇を低く押さえることができる2軸バランサ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】2軸バランサ装置としては、本出願人の
提案によるもので、例えば特開平6−193681号公
報に開示されたものが知られている。この2軸バランサ
装置は、図3に示すように、エンジンEのクランクケー
ス1内にクランク軸5の各ジャーナル5gを枢支する複
数のジャーナル軸受4a〜4eを垂設し、上記ジャーナ
ル軸受4b〜4dにバランサケース11を組付け、上記
バランサケース11内に2本のバランサ軸15をクラン
ク軸5に対して並設するとともに、バランサケース11
の前後のケース壁12a・12bで各バランサ軸15を
枢支し、各バランサ軸15とクランク軸5とをバランサ
駆動ギヤ9とバランサギヤ17を介して連動可能に連結
して成り、ピストン25の往復慣性力等によって生じる
エンジンの2次振動を解消するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例は以下のよ
うな難点がある。即ち、図3に示すように、バランサウ
エイト部16の回転半径rが軸受孔13の半径Rよりも
大きいため、バランサ軸15とバランサウエイト部16
とを別体に形成してバランサウエイト部16をバランサ
軸15にボルト等で固定する必要があり、部品点数が増
える。また、バランサギヤ17は、バランサケース11
の後方のケース壁12bの外側に配置されているので、
バランサギヤ17がオイルパン3内の潤滑油を掻き混ぜ
るのを防止するため、バランサギヤ17をオイルガード
20で囲う必要があり、この点でも部品点数が増える。
【0004】さらに、バランサウエイト部16の回転半
径rが軸受孔13の半径Rよりも大きいため、バランサ
ケース11は底が深いものが必要になり、このバランサ
ケース11内に侵入する潤滑油量が多くなるため、潤滑
油がバランサウエイト部16やバランサギヤ17で掻き
混ぜられて、油温上昇を引き起こす。しかも、バランサ
軸15のスラスト力を受け止めるため、バランサケース
11の内面にスラストメタル21を付設するが、スラス
トメタル21が接触する当該内面を機械加工する必要が
あり、この内面加工は困難で工数が増えるためコスト高
につく。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、 2軸バランサ装置の部品点数を減らすこと、 バランサケース11の底を浅くしてバランサケース
11内に侵入する潤滑油量を減らし、潤滑油の掻き混ぜ
による油温上昇を低く押さえること、 バランサケース11の内面加工を無くしてコストダ
ウンを図ること、 を技術課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のように構成される。即ち、前記従来
例の2軸バランサ装置において、前記バランサケース1
1の前後のケース壁12a・12bに各バランサ軸15
の両端軸部15a・15bを枢支する軸受孔13a・1
3bを貫通形成し、前記バランサ軸15とバランサウエ
イト部16とを一体に形成するとともに、当該バランサ
ウエイト部16の回転半径rを上記軸受孔13a・13
bの半径Rよりも小さく設定して、上記軸受孔13a・
13bに各バランサ軸15の両端軸部15a・15bを
挿通し、前記バランサケース11の一方のケース壁12
bの内側に前記バランサギヤ17を配置し、各バランサ
軸15の一端軸部15b近傍に当該バランサギヤ17を
固定するとともに、各バランサ軸15の両端面にフラン
ジ18を固設して各バランサ軸15を抜け止めして構成
したことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の作用・効果】本発明では、バランサ軸15とバ
ランサウエイト部16とを一体に形成するとともに、当
該バランサウエイト部16の回転半径rをバランサケー
ス11の前後のケース壁12a・12bに貫通形成した
軸受孔13a・13bの半径Rよりも小さく設定したの
で、各軸受孔13a・13bよりバランサ軸15を挿通
して両端軸部15a・15bを枢支することができる。
【0008】つまり、バランサ軸15とバランサウエイ
ト部16とを一体に形成したので、部品点数が減る。ま
た、バランサケース11の一方のケース壁12bの内側
にバランサギヤ17を配置し、各バランサ軸15の一端
軸部15bに当該バランサギヤ17を固定したので、従
来例のオイルガード20は不要になる。この点でも部品
点数が減る。
【0009】また、バランサウエイト部16の回転半径
rをバランサケース11の前後のケース壁12a・12
bに貫通形成した軸受孔13a・13bの半径Rよりも
小さく設定したので、バランサケース11は従来例のも
のよりも底が浅いもので足りる。これにより、バランサ
ケース11内に侵入する潤滑油量が減り、潤滑油の掻き
混ぜによる油温上昇を低く押さえることができる。
【0010】さらに、各軸受孔13a・13bよりバラ
ンサ軸15を挿通して、その両端面にフランジ18を固
設して各バランサ軸15を抜け止めしたので、フランジ
18と接触するバランサケース11の外面の加工が必要
になるが、バランサケース11の外面加工は一般のフラ
イス盤で容易に加工できる。つまり、バランサケース1
1の内面加工は不要になるので、コストダウンを図るこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいてさらに
詳しく説明する。図1は本発明に係る2軸バランサ装置
を具備した4気筒エンジンの下部の縦断面図、図2は本
発明の実施例に係る2軸バランサ装置を示し、同図
(A)はその2軸バランサ装置の要部を破断した平面
図、同図(B)はその2軸バランサ装置の要部(図A中
のB−B線)を破断した正面図である。
【0012】この4気筒エンジンは、図1で示すよう
に、クランクケース1の前部にギヤケース2を組付け、
クランクケース1とギヤケース2の下部とにわたりオイ
ルパン3を組付け、クランクケース1内には5カ所に等
ピッチでジャーナル軸受4a〜4eを垂設し、このジャ
ーナル軸受4a〜4eでクランク軸5の各ジャーナル5
gを枢支し、クランク軸5には、その軸先端部5aに冷
却ファン駆動用プーリ6を、ギヤケース挿通部に潤滑ポ
ンプ7のインナーロータ7aを、伝動軸部にクランクギ
ヤ8を装着し、前方より第3番目のクランクアーム5c
にバランサ駆動ギヤ9を固設し、軸後端部5dにフライ
ホイル30を装着し、前方より第2番目〜第4番目のジ
ャーナル軸受4b〜4dに2軸バランサ装置10のバラ
ンサケース11の各吊持部13をそれぞれ固定ボルト1
4で組付けて構成されている。
【0013】上記2軸バランサ装置10は、図1及び図
2で示すように、従来例と同様の基本構造を有する。即
ち、この2軸バランサ装置10は、上記4気筒エンジン
のクランクケース1内にクランク軸5の各ジャーナル5
gを枢支する複数のジャーナル軸受4a〜4eを垂設
し、上記ジャーナル軸受4b〜4dにバランサケース1
1の吊持部13を組付け、上記バランサケース11内に
2本のバランサ軸15・15をクランク軸5に対して並
設するとともに、バランサケース11の前後のケース壁
12a・12bと中間ケース壁12cで各バランサ軸1
5・15を枢支し、クランク軸5と各バランサ軸15と
をバランサ駆動ギヤ9及びバランサギヤ17を介して連
動可能に連結して構成されている。
【0014】以下、この2軸バランサ装置10の具体的
な構成について詳細に説明する。上記バランサケース1
1には、図2(A)(B)に示すように、前後のケース壁1
2a・12b及び中間ケース壁12cに各バランサ軸1
5の両端軸部15a・15b及び中間軸部15cをそれ
ぞれ枢支する軸受孔13a・13b・13cが貫通形成
されている。そして前後のケース壁12a・12b及び
中間ケース壁12cの左右端部には、それぞれエンジン
のジャーナル軸受4b〜4dに組付けられる吊持部13
が上向きに突設されている。
【0015】上記バランサケース11内には、2本のバ
ランサ軸15・15がクランク軸5に対して平行に並設
されている。各バランサ軸15にはバランサウエイト部
16が一体に形成され、当該バランサウエイト部16の
回転半径rは上記軸受孔13a・13b・13cの半径
Rよりも小さく設定されている。従って、各バランサ軸
15は上記軸受孔13a・13b・13c内にそれぞれ
両端軸部15a・15b及び中間軸部15cが挿通さ
れ、それぞれメタル軸受22で軸支される。
【0016】このように、バランサ軸15とバランサウ
エイト部16とを一体に形成することにより、部品点数
が減る。また、バランサウエイト部16の回転半径rを
バランサケース11の前後のケース壁12a・12bに
貫通形成した軸受孔13a・13bの半径Rよりも小さ
く設定したので、バランサケース11は従来例のものよ
りも底が浅いもので足りる。これにより、バランサケー
ス11内に侵入する潤滑油量が減り、潤滑油の掻き混ぜ
による油温上昇を低く押さえることができる。
【0017】図2(A)(B)に示すように、バランサケー
ス11の後方のケース壁12bの内側には、左右一対の
バランサギヤ17が配置されている。これらのバランサ
ギヤ17には、バランサケース11の後部ケース壁12
bにあけた軸受孔13b内に挿通する挿通部17aが後
ろ向きに突設されている。この挿通部17aにはバラン
サ軸15の挿通孔17bがあけられており、この挿通孔
17bにバランサ軸15の一端軸部15bを挿通して、
図1に示す半月状のキイ17kで両者を回り止めしてあ
る。このように、バランサケース11のケース壁12b
の内側にバランサギヤ17を配置したので、従来例のオ
イルガード20は不要になる。
【0018】この実施例においてバランサ軸15を組み
付けるには、まず、後部ケース壁12bの軸受孔13b
内にバランサギヤ17の挿通部17aを挿入し、次い
で、前部ケース壁12aの軸受孔13aよりバランサ軸
15を挿入し、バランサケース11の軸受孔13a・1
3c及びバランサギヤ17の挿通孔17b内にそれぞれ
バランサ軸15の一端軸部15a・中間軸部15c及び
他端軸部15bを挿通してメタル軸受22で軸支させ
る。そして各バランサ軸15の両端面にボルト19でフ
ランジ18を固設し、各バランサ軸15を抜け止めす
る。このようにして各バランサ軸15を抜け止めしたの
で、フランジ18が接触するバランサケース11の外面
の加工が必要になるが、加工に手間取るバランサケース
11の内面加工は不要になるので、コストダウンを図る
ことができる。
【0019】なお、クランク軸5と各バランサ軸15と
は図1及び図2(B)に示すように、バランサ駆動ギヤ9
及び右側のバランサギヤ17を介して連動連結されてい
る。即ち、バランサ駆動ギヤ9はクランク軸5の前方よ
り第3番目のクランクアーム5cに固設され、このバラ
ンサ駆動ギヤ9と右側のバランサギヤ17とが噛合し、
そして左右一対のバランサギヤ17同士が噛合して連動
するように構成されている。また、各バランサ軸15の
軸心部には給油路15eがあけられている。そしてバラ
ンサ軸15の一端軸部15a・中間軸部15cとメタル
軸受22の間や、バランサギヤ17の挿通部17aとそ
のメタル軸受22との間に潤滑油を給油するように構成
されている。
【0020】上記バランサケース11の各吊持部13の
スパンLは、各ジャーナル軸受のスパンLに等しく、バ
ランサ軸15の長さは、従来例のバランサ軸の略2倍の
長さに設定されている。つまり、バランサウエイト部1
6の長さを従来例よりも長く形成し、バランサウエイト
部16の回転半径rを小さく設定するとともに、バラン
サケース11の6個の吊持部13をジャーナル軸受4b
〜4dに組付けることにより、各メタル軸受22が負担
する面圧は、従来例の場合よりも遥かに小さくなり、耐
久性に優れるという利点がある。
【0021】上記実施例では、バランサケース11の中
間ケース壁12cで各バランサ軸15の中間軸部15c
をそれぞれ枢支したものについて例示したが、本発明は
これに限らず、少なくともバランサケース11の前後の
ケース壁12a・12bで各バランサ軸15・15を枢
支したものであれば足り、必ずしも中間ケース壁12c
は必要ではない。
【0022】また、上記実施例では、左右一対のバラン
サギヤ17の一方のバランサギヤ17がバランサ駆動ギ
ヤ9と噛合して伝動連結するものについて例示したが、
本発明はこれに限らず、各バランサ軸15・15の一端
部に左右一対のバランサギヤを設け、一方のバランサ軸
15の他端部にバランサ駆動ギヤ9と噛合する伝動ギヤ
を備えるものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る2軸バランサ装置を搭載
した4気筒エンジンの下部縦断面図である。
【図2】本発明の実施例に係る2軸バランサ装置を示
し、同図(A)はその2軸バランサ装置の要部を破断し
た平面図、同図(B)はその2軸バランサ装置の要部
(図A中のB−B線)を破断した正面図である。
【図3】従来例に係る2軸バランサ装置を具備する4気
筒エンジンの下部縦断面図である。
【符号の説明】
1…クランクケース、4a〜4d…ジャーナル軸受、5
…クランク軸、5g…クランク軸ジャーナル、9…バラ
ンサ駆動ギヤ、10…2軸バランサ装置、11…バラン
サケース、12a・12b・12c…ケース壁、13a
・13b…軸受孔、15…バランサ軸、15a・15b
・15c…軸部、16…バランサウエイト部、17…バ
ランサギヤ、18…フランジ、r…バランサウエイト部
の回転半径、R…軸受孔の半径。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三雲 博 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ堺 製造所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのクランクケース(1)内にクラ
    ンク軸(5)の各ジャーナル(5g)を枢支する複数のジャー
    ナル軸受(4a)〜(4e)を垂設し、 上記ジャーナル軸受(4b)〜(4d)にバランサケース(11)を
    組付け、 上記バランサケース(11)内に2本のバランサ軸(15)・(1
    5)をクランク軸(5)に対して並設するとともに、バラン
    サケース(11)の前後のケース壁(12a)・(12b)で上記バラ
    ンサ軸(15)・(15)を枢支し、 前記クランク軸(5)と各バランサ軸(15)とをバランサ駆
    動ギヤ(9)とバランサギヤ(17)とを介して連動可能に構
    成したエンジンの2軸バランサ装置において、 前記バランサケース(11)の前後のケース壁(12a)・(12b)
    に各バランサ軸(15)の両端軸部(15a)・(15b)を枢支する
    軸受孔(13a)・(13b)を貫通形成し、 前記バランサ軸(15)とバランサウエイト部(16)とを一体
    に形成するとともに、当該バランサウエイト部(16)の回
    転半径(r)を上記軸受孔(13a)・(13b)の半径(R)よりも
    小さく設定して、上記軸受孔(13a)・(13b)に各バランサ
    軸(15)の両端軸部(15a)・(15b)を挿通し、 前記バランサケース(11)の一方のケース壁(12b)の内側
    に前記バランサギヤ(17)を配置し、各バランサ軸(15)の
    一端軸部(15b)近傍に当該バランサギヤ(17)を固定する
    とともに、各バランサ軸(15)の両端面にフランジ(18)を
    固設して各バランサ軸(15)を抜け止めし、 て構成したことを特徴とするエンジンの2軸バランサ装
    置。
JP23630394A 1994-09-30 1994-09-30 エンジンの2軸バランサ装置 Pending JPH08100837A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6382165B1 (en) 1999-09-28 2002-05-07 Mazda Motor Corporation Engine balancer apparatus

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