JPH0810002B2 - サーボ弁装置 - Google Patents

サーボ弁装置

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JPH0810002B2
JPH0810002B2 JP63162741A JP16274188A JPH0810002B2 JP H0810002 B2 JPH0810002 B2 JP H0810002B2 JP 63162741 A JP63162741 A JP 63162741A JP 16274188 A JP16274188 A JP 16274188A JP H0810002 B2 JPH0810002 B2 JP H0810002B2
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piston
control piston
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レーリンガー アルノ
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ダイムラー−ベンツ アクチエンゲゼルシヤフト
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Servomotors (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は高圧側と低圧側の接続端子を備え、それぞれ
直列に配列された高圧側および低圧側の調整可能な絞り
部を有し高圧側から低圧側へ導かれる2つの並列に配置
された絞り区間を備え、それぞれ高圧側と低圧側の絞り
部の間で絞り区間から分枝し、サーボモータの入力およ
び出力回路に接続する2つの分離したモータ接続端子を
備え、調整時にモータ接続端子間に調整可能な圧力差
(ΔpA)が生じるように一方の絞り区間においては高圧
側の絞り部の抵抗を高めると同時に低圧側の絞り部の抵
抗を低くし、また同時に他方の絞り区間では高圧側の絞
り部の抵抗を低くすると同時に低圧側の絞り部の抵抗を
高めるように絞り部を同時制御する制御ピストンを備
え、様々な圧力の作用を受けた時にピストンの移動に対
抗する力を生じることのできる制御ピストンの2つの分
離した作用平面に割り当てられたピストン作用室を備
え、制御量に応じてサーボ弁装置の操作力を変化させる
ために、絞り断面が一定な絞り部と制御可能な絞り部を
もつ第三の絞り区間を備えたサーボ弁装置に関する。
<従来の技術> 上述のようなサーボ弁装置は、ドイツ公開公報(DE−
OS)第36 25 003号において公知のものである。この公
知の装置においては、制御ピストンの両側に分離した小
室が配置されており、これらの小室はそれぞれ小室の方
向に開いた逆流防止弁を通じてモータ接続端子の1つま
たはこれと結合した空間と結合している。これらの小室
は互いに1本の通路を通じて結合しており、この通路は
2つの直列につながれた絞り部の間で圧力のない貯蔵槽
へ通じる絞り弁装置と結合している。この絞り弁装置は
自動車の速度およびシステム圧力に依存して制御され
る。この時、絞り弁装置の絞り抵抗に従って、制御ピス
トンが移動に対応してモータ接続端子にさまざまな圧力
をもたらすとき、これらの小室の間に多かれ少なかれ大
きな圧力差が生じる。これによつてサーボ弁装置の操作
力が変化して、サーボ弁装置が予期しない過剰制御を受
けないようになつている。
<発明が解決しようとする課題> 本発明の課題は制御ピストン上に反作用する力を低い
コストがつきわめて多様な方法で変化させ得るサーボ弁
装置を実現することである。
<課題を解決するための手段> 上記課題は、第三の絞り区間の一部として絞り部を設
け、この絞り部の一方の側が一方のピストン作用室の側
に配置され、他方の側が他方のピストン作用室の側に配
置され、またこの絞り部は、モータ接続端子またはこれ
に連通するピストン作用室の間に、付加された制御可能
な絞りと直列に配列され、この制御可能な付加絞りは、
外部制御量および第三の絞り部に生じた圧力差に依存し
て制御できることによつて解決される。
本発明は、モータ接続端子の間に制御可能な絞り部の
シリーズが配列されること、および絞り部における圧力
降下に対応してピストン作用室がさまざまの圧力の作用
を受けることで十分であるという認識に基づいている。
この装置は単純であるにもかかわらず、サーボ弁装置の
制御ピストンに発生する反作用力をきわめて多様に変化
させることができる。
本発明の特に好ましい実施例では、第三の絞り区間に
おける制御可能な絞り部の1つは外部制御可能な絞り部
であり、他の1つはピストン作用室の間の絞り部におけ
る圧力降下によつて制御される絞り部になつている。こ
のサーボ弁装置の構成によつて、操作力の変動する比例
領域と一定の限界とをもつサーボ制御が達成されること
ができる。
本発明の第二の好ましい実施例の場合、第三の絞り区
間内の制御可能な絞り部の1つは外部制御可能な絞り部
であり、他の1つは外部制御可能な絞り部における圧力
降下によつて制御される絞り部になつている。このサー
ボ弁装置の構成によつて、操作力に関して変動する比例
領域と変動する限界をもつサーボ制御が達成されてい
る。
さらに、第三の絞り区間にモータ接続端子間の圧力差
によつて制御される絞り部が付加されることも、また有
効である。これによつて操作力に関して異なる比例関係
の2つの変動比例領域と一定限界をもつサーボ制御が達
成されることができる。
本発明の構造的に好ましい実施例においては、ピスト
ン作用室は制御ピストンの両側に配置され、制御ピスト
ンの中を縦孔が貫き、この制御ピストンの縦孔内にはさ
らに付加ピストンが基準位置からばね力に抗して反対方
向に移動できるように設けられており、この付加ピスト
ンは絞り部をもつ付加縦孔によつて貫かれ、制御ピスト
ンおよび付加ピストンは互いに重なりあつた放射方向の
開口部を持ち、この開口部は制御ピストンと付加ピスト
ンの間の相対移動に依存する絞り抵抗を形成して、モー
タ接続端子の1つに連通した空間と付加ピストンの縦孔
とを縦孔の内部に設けた絞り部の一方の側で互いに接続
し、付加ピストン内に設けた絞り部の他方の側に接する
ピストン作用室は、外部制御可能な絞り部を通じて他方
のモータ接続端子ないしはこれに連通する空間に接続す
るように構成されている。
この装置においては、外部制御可能な絞り部を除い
て、第三の絞り区間の全絞り部は制御ピストン内部に配
置され、これによつて特に単純な構成が達成されてい
る。なぜならば、本質的に制御ピストンの内部のみで、
付加ピストンがばね力に抗して移動できるように配置さ
れるからである。
<実施例> 次に請求項およびその説明に基づく本発明の特徴につ
いて、特に好ましい実施例を示す図を用いて述べる。
第1図において、サーボポンプ(1)が、吸引側で媒
体貯蔵槽(2)と接続し、貯蔵槽に導かれる2つの絞り
区間と圧縮側で接続しており、この絞り区間は制御可能
な絞り部(3,4)および(5,6)で構成されている。絞り
部(3〜6)は同時に制御され、偶数番号(4,6)の絞
り部の絞り抵抗が一方向に変えられる(例えば高められ
る)とき、奇数番号(3,5)の絞り部の絞り抵抗は他方
向に変えられる(例えば低められる)ようになつてい
る。これによつて、絞り部(3,4)または(5,6)の間に
結合されたモータ接続端子(7,8)の間に圧力差ΔpA
一方向または他方向に生じる。モータ接続端子(7,8)
はサーボモータとして配置されているピストン−シリン
ダユニツト(10)のピストン(9)の両側に結合され、
ピストン(9)は圧力差ΔpAによつて作用を受け、駆動
車軸の駆動車輪(11)はそれに対応した力で一方または
他方の駆動方向に操作されるようになつている。
サーボ弁装置の中に内蔵されている絞り部(3〜6)
は、サーボ弁装置の制御ピストン(12)によつて同時操
作される。制御ピストン(12)はハンドル(13)の操作
の時ばねユニツト(14)の力に抗して操作レバー(15)
によつて右または左に移動され、この操作レバー(15)
はハンドル(13)の操作の際、操作方向と操作抵抗に依
存した揺動運動を実行する。
サーボ制御が不安定な走行感覚を伝えたり運転者が予
期せずサーボ制御を過剰制御することを避けるために、
制御ピストン(12)の両側に配置されているピストン作
用室(16,17)はいろいろな圧力で制御されて作用を受
けることができ、圧力差Δpmに依存する調整力が制御ピ
ストン(12)上に作用し、この力が制御ピストン(12)
の過度の移動を抑制する。
圧力差Δpmは第三の絞り区間(18)によつて生成さ
れ、この第三の絞り区間(18)は、ピストン−シリンダ
ユニツト(10)の2つの小室の間、またはモータ接続端
子(7)および(8)の間またはこれに連通する空間に
接続されている。さらに以下に示されるように第三の絞
り区間(18)に生じる圧力差Δpmは、走行速度vに規則
的に依存する外部制御量JSおよびモータ接続端子(7,
8)に間に生じる圧力差ΔpAによつて影響される。
第2図は、第1図の点A,B間に連結される絞り区間(1
8)の第1の例である。第2の絞り区間は一定の絞り断
面をもつ絞り部(19)と、絞り部(19)にかかる圧力差
Δpmに依存する絞り断面をもつ制御可能な絞り部(20)
と、外部制御量JSに依存して制御される絞り抵抗をもつ
制御可能な絞り部(21)とで構成されている。絞り部
(19〜21)で構成される絞り区間の点C,Dにはピストン
作用室(16,17)(第1図参照)が接続され、制御ピス
トン(12)上には、モータ接続端子(7,8)間の圧力差
ΔpAおよび外部制御量JSに依存する圧力差Δpmが作用す
るようになつている。
なお、管路内液体の圧力差により制御可能な絞り部
(20)及び外部制御量Jsに依存して制御可能な絞り部
(21)自体は公知の技術に属するので、構造に関する説
明は省略し、それ等の機能について簡単に記載する。
例えば、走行速度vが大きい場合、絞り部(21)に加
わる外部制御量JSが増大し、絞り部(21)の絞り断面積
が縮少し、圧力差Δpmが減少し、ハンドル(13)の操作
モーメントMtが減少する。即ち、絞り部(21)は高速走
行時における安定走行に役立つ。
また絞り部(20)は、圧力差Δpmにより制御されるの
で、絞り部(21)の前述の機能に同調して相乗効果を生
じると共に、ステアリング角度が大きい場合のステアリ
ング力を増大させ、回転角度の大きなハンドル操作を容
易にする。
第3図は、この装置で達成される特性曲線を示す。こ
こでモータ接続端子(7,8)間の圧力差ΔpAの量はハン
ドル(13)にかかる操作回転モーメントMtに依存してい
る。3つの異なる曲線K1〜K3が示されているが、これら
は、外部制御可能な絞り部(21)のさまざまな調整例に
対する関係を表わしている。ばねユニツト(14)の初期
圧力によつて決められる中央領域内においては、モータ
接続端子(7,8)間に圧力差ΔpAは生じない。操作モー
メントMtが大きくなると絞り部(21)の調整(絞り)に
依存する比例領域が現われる。さらに操作モーメントMt
が大きくなると、圧力差ΔpAは急激に大きくなり、ステ
アリング時における操作モーメントMtの限界が生じる。
絞り部(21)の対応制御によって曲線K1およびK3の間に
任意の特性曲線をつくることができる。
第4図に示される装置は、本質的に第2図の装置に対
応するものであるが、絞り部(20)の絞り断面は絞り部
(21)にかかる圧力差に依存して制御される。
この装置では第5図に示される例の特性曲線K4〜K6
得られるが、ここでも絞り部(21)の対応制御によつて
曲線K4およびK6間の任意の点に到達することができる。
これに対応して操作モーメントMtのさまざまな限界をも
つさまざまな比例領域が得られる。
第6図または第6a図に示される装置は第2図の装置に
対応するものであるが、ここには絞り断面積が直接圧力
差ΔpA制御されるか、または絶対圧力pA(第1図参照)
によつて制御されるもう1つの絞り部(22)が付加され
ている。前者の場合(第6図)点A,B間に両座弁(23)
をもつ回路が配置されており、この両座弁(23)は点A,
B間に圧力差が生じた場合常にこの回路を閉鎖している
が、絞り部(22)の操作機構は場合に応じてより高い圧
力がかかつている点AまたはBと各々結合している。絶
対圧力pA(第6a図)による制御の場合弁(23)は除か
れ、圧力pAは直接絞り部(22)に作用する。
なお、第6図の絞り部(22)によると、ΔpAの大きい
時、即ちステアリング角度の大きい時に、制御ピストン
(12)の圧力差Δpmを減少させ、ハンドル(13)の操作
抵抗を減少させることができる。また第6a図の絞り部
(22)によると、絶対圧力pAの変化により圧力差Δpm
即ちハンドル(13)の操作抵抗を変化させる、例えば、
気圧の低い高々度地域においてハンドル(13)の操作抵
抗を減少させることができる。
第7図には特性曲線の例K7〜K9、つまり異なる傾きの
2つの区間をもつた変化する比例領域と操作モーメント
Mt一定の限界を達成したものが示されている。絞り部
(21)の適当な制御によつて、この場合も曲線K7とK9
間のすべての点が到達できるようになつている。
一般に、外部制御量はJSは、図示してない車速センサ
ーからの信号およびコンピユータの内蔵プログラムに基
づいてコンピユータから絞り部(21)に出力される。
従って、コンピユータの内蔵プログラムを車速の関数
として適宜に設定することにより、操作モーメントMt
関する各種の特性曲線K1〜K9を得ることができる。
なお、車輪(11)に対するステアリング力を発生させ
るピストン・シリンダユニツト(10)における圧力差Δ
pAは、絞り部(3〜6)の絞り量および絞り方向により
規制され、絞り部(3〜6)の絞り量および絞り方向
は、制御ピストン(12)の中立位置からの移動量および
移動方向により一定の関係で制御される。
制御ピストン(12)の圧力差Δpmは上記の圧力差ΔpA
から制御可能な絞り部(20〜22)の絞り抵抗による圧力
差を控除したものであり、絞り部(20〜22)の圧力差は
外部制御量JSの関数として考えることができるので、圧
力差Δpmはモータ接続端子(7、8)間の圧力差ΔpA
よび外部制御量JSに依存して変化する(JSが増大すると
Δpmが減少する)。
第8図に示される実施例においては、弁ケーシングの
中腔(24)内に制御ピストン(12)が移動できるように
配置されている。制御ピストン(12)の移動は、操作レ
バー(15)によつて行なわれ、この操作レバー(15)の
自由端は制御ピストン(12)の外周溝にはめこまれてい
る。制御ピストン(12)の移動は、コイル押しばね(2
5)からなるばねユニツト(14)の力に抗して行なわれ
るが、このばねは2つのリング板(26,27)の間に設け
られており、これらのリング板はコイル押しばね(25)
によつて中腔(24)の内壁または制御ピストン(12)の
外周のリング段またはもどり止めに押し付けられてい
る。例えば制御ピストン(12)が第8図において右に移
動させられた場合、制御ピストン側のリング段はリング
板(26)を一緒に連れていき、一方、他方のリング板
(27)は中腔側のリング段によつて固定されているの
で、リング板(26,27)はコイル押しばね(25)への付
加力によつて互いに接近させられる。
中腔(24)の中心領域に関して中腔(24)の両端でピ
ストン作用室(16、17)を密閉している制御ピストン
(12)の両対向端の間に、制御ピストン(12)をリング
状に取りまくピストン溝(28〜30)が配置されており、
これらのピストン溝はケーシング側のリング溝(31,3
2)と共働して、ピストン溝(28〜30)およびケーシン
グ側のリング溝(31,32)で形成されるリング縁の間に
絞り部(3〜6)を形成し、その絞り断面積は制御ピス
トン(12)の移動によつて拡大または縮少される。例え
ば制御ピストン(12)が第8図において左に移動させら
れた場合、絞り部(3)および(5)は縮少され、一方
絞り部(4)および(6)の断面積は拡大される。
ケーシング側のリング溝(31,32)の間、したがつて
中間のピストン溝(29)の領域で中腔(24)の中へとサ
ーボポンプ(1)の圧力回路がつながつている。ケーシ
ング側のリング溝(31)および(32)の外部側面の各々
に、したがつて外部のピストン溝(28,30)の領域にサ
ーボポンプ(1)(または図には示されていない貯蔵
槽)の吸引側が結合されている。ケーシング側のリング
溝(31)および(32)に、つまり絞り部(3)と
(4)、ないしは(5)と(6)の間にモータ接続端子
(7,8)が配置され、これらの接続端子(7,8)は概略的
にのみ図示されているピストン−シリンダユニツト(1
0)へと接続している。
一方モータ接続端子(8)は、外部制御量に依存する
制御可能な絞り部(21)をもつ回路を通じてピストン作
用室(17)と結合している。
制御ピストン(12)の内部には縦孔が配置されてお
り、この中にはもう1つのピストン(33)が移動できる
ように配置されている。ピストンの移動はばねユニツト
(14)と似た構造をもつばねユニツト(34)の抵抗に抗
して達成される。ばねユニツト(34)は、本質的に2つ
のリング板(36,37)に対し張られているコイル押しば
ね(35)で構成されている。リング板(36)および(3
7)はコイル押しばね(35)の緊張のもとに一方は、制
御ピストン(12)にも付加ピストン(33)にも接してい
るリング段に接し、もう一方は制御ピストン(12)の内
周の対応リング溝内または付加ピストン(33)の外周に
固定しているもどり止めリングに接している。
付加ピストン(33)は、これを貫く縦孔をもち、この
縦孔のピストン作用室(17)に向きあう端末に絞り部
(19)が配置されている。
付加ピストン(33)の縦孔は、第8図において絞り部
(19)の左側上でケーシング側のリング溝(31)と結合
しており、このリング溝(31)から一方のモータ接続端
子(7)が分枝している。さらに、付加ピストン(33)
に放射方向の開口(38)が配置されており、この開口
(38)はピストン(33)の縦孔をこれをとりまくリング
溝とともにピストン外周で結合している。このリング溝
の領域で制御ピストン(12)内に放射方向の開口(39)
が配置されている。付加ピストン(33)が制御ピストン
(12)に対して相対移動した場合、放射方向の開口(3
9)の付加ピストン(33)側の端末は部分的に付加ピス
トン(33)によつて閉じられる、つまりピストン(12)
と(33)の間の相対移動によつて放射方向の開口(38)
および(39)で形成される通路は多かれ少なかれ強く絞
られる。放射方向の開口(38)および(39)は、したが
つて絞り部(20)(第2図参照)を形成し、その絞り断
面積は絞り部(20)の両側の圧力差またはピストン作用
室(16,17)間の圧力差によつて制御される。
第8図に示される本発明の実施例はしたがつて第2図
(第1図と結合して)に示される構造概念を実現してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のサーボ弁装置をもつ自動車のサーボ操
作の回路図である。 第2図は、第3絞り区間の第1の実施例である。 第3図は、第2図における実施例で達成される特性曲線
である。 第4図は、第3絞り区間の第2の実施例である。 第5図は、第4図における実施例で達成される特性曲線
である。 第6図は、第3絞り区間の第3実施例である。 第6a図は、第6図による実施例の一部の変化例である。 第7図は、これによつて達成される特性曲線である。 第8区は、第2図に対応する第3の絞り区間を実現する
サーボ弁装置の断面図である。 3,4,5,6……絞り部、7,8……モータ接続端子 9,10……サーボモータ、 12……制御ピストン、14……ばねユニツト、 16,17……ピストン作用室、18……絞り区間、 19……絞り断面が一定な絞り部、20〜22……制御可能な
絞り部、 24……中腔、25……コイルばね、26,27……支持リン
グ、 33……付加ピストン、34……ばねユニツト、 38,39……開口、

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧側と低圧側の接続端子を備え、それぞ
    れ直列に配列された高圧側および低圧側の調整可能な絞
    り部(3,4;5,6)を有し高圧側から低圧側へ導かれる2
    つの並列に配置された絞り区間を備え、それぞれ高圧側
    と低圧側の絞り部の間で絞り区間から分枝し、サーボモ
    ータ(9,10)の入力および出力回路に接続する2つの分
    離したモータ接続端子(7,8)を備え、調整時にモータ
    接続端子間に調整可能な圧力差(ΔpA)が生じるように
    一方の絞り区間においては高圧側の絞り部の抵抗を高め
    ると同時に低圧側の絞り部の抵抗を低くし、また同時に
    他方の絞り区間では高圧側の絞り部の抵抗を低くすると
    同時に低圧側の絞り部の抵抗を高めるように絞り部を同
    時制御する制御ピストン(12)を備え、様々な圧力の作
    用を受けた時にピストンの移動に対抗する力を生じるこ
    とのできる制御ピストン(12)の2つの分離した作用平
    面に割り当てられたピストン作用室(16,17)を備え、
    制御量に応じてサーボ弁装置の操作力を変化させるため
    に、絞り断面が一定な絞り部と制御可能な絞り部をもつ
    第三の絞り区間(18)を備えたサーボ弁装置において、
    第三の絞り区画(18)の一部として絞り部(19)を設
    け、この絞り部(19)の一方の側が一方のピストン作用
    室(16)の側に配置され、他方の側が他方のピストン作
    用室(17)の側に配置され、またこの絞り部(19)は、
    モータ接続端子(7,8)の間またはこれに連通するピス
    トン作用室(16,17)の間に、制御可能な付加絞り部(2
    0〜22)と直列に配列され、これらの絞り部(20〜22)
    は、外部制御量(JS)および第三の絞り区間(18)に現
    われる圧力差(Δpm)に依存して制御できることを特徴
    とする装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のサーボ弁装置であって、第
    三の絞り区間(18)内の制御可能な絞り部の1つは外部
    制御可能な絞り部(21)であり、他の1つはピストン作
    用室(16,17)間の絞り部(19)における圧力降下によ
    つて制御可能な絞り部(20)であることを特徴とする装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のサーボ弁装置であって、第
    三の絞り区間(18)内の制御可能な絞り部の1つは外部
    制御可能な絞り部(21)であり、他の1つは外部制御可
    能な絞り部(21)における圧力降下によつて制御可能な
    絞り部(20)であることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のサーボ弁装置であって、第
    三の絞り区間(18)内の制御可能な絞り部の1つは外部
    制御可能な絞り部(21)であり、他の1つはモータ接続
    端子(7,8)間の圧力差によつて制御可能な絞り部(2
    2)であることを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1つに記載のサー
    ボ弁装置であつて、ピストン作用室(16,17)は制御ピ
    ストン(12)の両対向端に配置されていること、また制
    御ピストン(12)を縦孔が貫いていること、また制御ピ
    ストン(12)の縦孔内に付加ピストン(33)があつてば
    ねユニツト(34)の力に対抗して基準位置からはずれて
    反対方向に移動可能になつていること、また付加ピスト
    ン(33)内を絞り部(19)をもつもう1つの縦孔が貫い
    ていること、さらに制御ピストン(12)および付加ピス
    トン(33)は互いに重なりあう放射方向の開口部(38,3
    9)をもち、これらの開口部は、制御ピストン(12)と
    付加ピストン(33)の間の相対移動に依存する絞り部
    (20)を形成し、一方のモータ接続端子(7)に連通す
    る空間と付加ピストン(33)の縦孔とを縦孔内部に設け
    た絞り部(19)の一方の側で互いに結びつけているこ
    と、また付加ピストン(33)内に設けた絞り部(19)の
    もう一方の側に位置するピストン作用室(17)は、外部
    制御可能な絞り(21)を通じて他方のモータ接続端子
    (8)またはこれに連通する空間に接続していることを
    特徴とする装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のサーボ弁装置であつて、
    制御ピストン(12)はばねユニツト(14)によつて基準
    位置に押し付けられていることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載のサーボ弁装置であつて、制
    御ピストン(12)とこれを囲んでいるケーシング中腔
    (24)の間に形成されるリング状空間内のコイルばね
    (25)がケージングおよび制御ピストン(12)に対して
    相対運動する2つの支持リング(26,27)の間に張られ
    ており、この支持リング(26,27)がそれぞれケーシン
    グ側および(または)制御ピストン側のもどり止めまた
    はリング段とともに作用して、制御ピストン(12)が基
    準位置から移動した時にそれぞれ1つの支持リング(26
    または27)がコイルばね(25)の一方の端でケーシング
    側のもどり止めまたはリング段に接し、もう一方の支持
    リングがコイルばね(25)の他方の端で制御ピストン側
    のもどり止めまたはリング段と接するようになつてお
    り、かつコイルばね(25)は制御ピストン(12)が基準
    位置から遠ざかるとともにますます強く張られるように
    なつていることを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載のサーボ弁装置であつて、
    付加ピストン(33)の放射方向開口部(38)は付加ピス
    トン(33)の外周溝内に、かつ(または)制御ピストン
    (12)の放射方向開口部(39)は制御ピストン(12)の
    内周溝内に連通していることを特徴とする装置。
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