JP3577329B2 - ストローク発生装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、操作部材の操作に応じて出力ポートから液圧を出力する液圧発生手段と、前記出力ポートに接続されるストロークアキュムレータとを備え、そのストロークアキュムレータが、操作部材に対する通常の操作過程でその操作に応動する液圧発生手段の出力液圧を蓄圧して該操作部材の操作ストロークを確保し得るように構成されたストローク発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかる装置は、たとえば特開平3−220055号公報等により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のものでは、ブレーキペダルの踏込み操作に応じて液圧を出力するマスタシリンダの出力ポートが、ストロークアキュムレータに直接連通されており、ブレーキペダルの操作ストロークに対する操作力すなわち踏力の特性がブレーキペダルの操作速度に応じて変化し、ブレーキペダルの操作フィーリングの低下を余儀無くされている。すなわち、図2で示すように、ブレーキペダルの操作速度が大であるときの踏力増加曲線AU ′および踏力減少曲線AD ′で表されるヒステリシスの幅が、ブレーキペダルの操作速度が小であるときの踏力増加曲線BU ′および踏力減少曲線BD ′で表されるヒステリシスの幅よりも小さくなり、著しい場合には負になることがある。このようにブレーキペダルの操作速度が大となるのに応じて充分なヒステリシスを確保し得ないと、踏力減少時にブレーキペダルが押し戻されることになり、操作フィーリングにばね感として現れて、操作フィーリングの低下を招くことになる。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、操作部材の操作速度変化に応じた操作力および操作ストローク間の特性変化を抑え、操作フィーリングを向上させたストローク発生装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、操作部材の操作に応じて出力ポートから液圧を出力する液圧発生手段と、前記出力ポートに接続されるストロークアキュムレータとを備え、そのストロークアキュムレータが、操作部材に対する通常の操作過程でその操作に応動する液圧発生手段の出力液圧を蓄圧して該操作部材の操作ストロークを確保し得るように構成されたストローク発生装置において、ストロークアキュムレータは、前記通常の操作過程で操作部材の操作ストロークに対する操作力の増加特性と減少特性とのヒステリシスの幅を大きくすべく、オリフィスを介して液圧発生手段の出力ポートに接続されることを特徴とする。
【0006】
また請求項2記載の発明は、操作部材の操作に応じて出力ポートから液圧を出力する液圧発生手段と、前記出力ポートに接続されるストロークアキュムレータとを備え、そのストロークアキュムレータが、操作部材に対する通常の操作過程でその操作に応動する液圧発生手段の出力液圧を蓄圧して該操作部材の操作ストロークを確保し得るように構成されたストローク発生装置において、前記通常の操作過程で操作部材の操作ストロークに対する操作力の増加特性と減少特性とのヒステリシスの幅を大きくすべく、ストロークアキュムレータと液圧発生手段の出力ポートとが、該液圧発生手段の出力液圧増加時よりも液圧減少時の方が操作部材の同一ストロークで液圧発生手段の液圧を低くする差圧発生手段を介して接続されることを特徴とする。
【0007】
さらに請求項3記載の発明によれば、上記請求項2記載の発明の構成に加えて、差圧発生手段は、液圧発生手段の出力ポートおよびストロークアキュムレータ間に介設される第1オリフィスと、液圧発生手段からストロークアキュムレータ側への作動液の流通のみを許容して第1オリフィスに直列に接続される一方向弁と、第1オリフィスおよび一方向弁に並列にして前記出力ポートおよび前記ストロークアキュムレータ間に介設される第2オリフィスとを備える。
【0008】
【実施例】
以下、図面により本発明を車両用ブレーキ装置に適用したときの実施例について説明する。
【0009】
先ず本発明の第1実施例のブレーキ液圧系統を示す図1において、液圧発生手段としてのマスタシリンダMは出力ポート1およびリザーバR1 を備えるものであり、操作部材としてのブレーキペダル2の踏込み踏力が負圧ブースタBを介してマスタシリンダMに入力され、負圧ブースタBからの倍力入力に応じた液圧がマスタシリンダMの出力ポート1から出力される。而してブレーキペダル2および負圧ブースタB間には踏力センサ3が介設されるものであり、ブレーキペダル2の踏込み踏力すなわちブレーキ操作量が該踏力センサ3で検出される。
【0010】
踏力センサ3で検出されたブレーキ操作量は制御手段4に入力される。この制御手段4は、ブレーキ操作量に応じて電気式アクチュエータ5を制御するものであり、該電気式アクチュエータ5は、液圧源6の出力液圧を前記ブレーキ操作量に応じた液圧に調整して出力可能である。
【0011】
液圧源6は、リザーバR2 から作動液を汲上げる液圧ポンプ7と、その液圧ポンプ7に接続されるアキュムレータ8と、アキュムレータ8の圧力を検出する圧力検出器9とを備える。
【0012】
電気式アクチュエータ5は、液圧源6に接続される入力ポート11、リザーバR2 に通じる解放ポート12ならびに出力ポート13を有するハウジング14と、ハウジング14に摺動自在に嵌合されるスプール15と、該スプール15を軸方向に押圧すべくハウジング14に取付けられるリニアソレノイド16とを備える。
【0013】
リニアソレノイド16の駆動ロッド17はスプール15の一端部に同軸に当接され、ハウジング14内にはスプール15の他端面を臨ませる出力室18が形成される。しかも出力室18は出力ポート13に通じるものであり、出力室18内には、スプール15をリニアソレノイド16側に付勢する戻しばね19が収納される。したがってスプール15は、戻しばね19のばね力により駆動ロッド17に常時当接することになる。
【0014】
ハウジング14にはスプール15を摺動自在に嵌合させるシリンダ孔20が設けられており、このシリンダ孔20の内面には、入力ポート11に通じる環状溝21と、解放ポート12に通じる環状溝22とが軸方向に間隔をあけた位置に設けられる。またスプール15の外面には、出力室18に常時通じる環状凹部23が設けられる。而してスプール15は、環状凹部23を環状溝21に通じさせて入力ポート11と出力室18すなわち出力ポート13とを連通する位置、ならびに環状凹部23を環状溝22に通じさせて出力室18と解放ポート12とを連通する位置を、軸方向一端に作用するリニアソレノイド16の推力と軸方向他端に作用する出力室18の液圧力との大小関係による軸方向位置変化に応じて切換えるものである。
【0015】
ところで、リニアソレノイド16は、その入力電気量に応じた推力を発生するものであり、出力室18の液圧すなわち出力ポート13から出力される液圧は、リニアソレノイド16の付勢電力量を制御手段4で制御することにより任意に制御可能となる。
【0016】
電気式アクチュエータ5の出力ポート13は、液圧伝達手段24を介して車輪ブレーキBW に接続される。この液圧伝達手段24は、円筒状のケーシング25内にフリーピストン26が摺動自在に嵌合されて成るものであり、該フリーピストン26の一端とケーシング25との間に電気式アクチュエータ5の出力液圧を作用させる入力液圧室27が形成され、フリーピストン26の他端とケーシング25との間に、車輪ブレーキBW に通じる出力液圧室28が形成される。
【0017】
マスタシリンダMの出力ポート1は切換弁29を介して車輪ブレーキBW に接続される。この切換弁29は、前記出力ポート13の出力液圧をパイロット圧とした開閉弁であり、ブレーキ操作時に前記出力ポート13の出力液圧が異常に低下したときに開弁するように構成される。すなわち液圧源6が正常に作動している状態では、ブレーキ操作量に応じて電気式アクチュエータ5から出力される液圧を液圧伝達手段24を介して車輪ブレーキBW に作用せしめるとともに切換弁29を閉弁状態としておくが、何らかの原因により液圧源6に異常が生じて電気式アクチュエータ5の出力液圧が異常に低下したときには切換弁29が開弁状態となり、マスタシリンダMの出力液圧が車輪ブレーキBW に作用することになる。
【0018】
ところで、切換弁29の閉弁時にはマスタシリンダMの出力液圧を蓄圧してブレーキペダル2の踏込みストロークを確保する必要があり、そのためのストローク発生装置が本発明に従って構成されるものであり、該ストローク発生装置は、マスタシリンダMの出力ポート1に、オリフィス30を介してストロークアキュムレータ31が接続されて成る。
【0019】
次にこの第1実施例の作用について説明すると、マスタシリンダMの出力ポート1およびストロークアキュムレータ31間にオリフィス30が介設されることにより、出力ポート1およびストロークアキュムレータ31間の作動液の流通が絞られることになる。これにより、ブレーキペダル2のストロークと踏力との関係は図2で示すようになる。すなわち、ブレーキペダル2の操作速度が小であるときには踏力増加曲線がAU 、踏力減少曲線がAD で示されるのに対し、ブレーキペダル2の操作速度が大であるときには踏力増加曲線がBU 、踏力減少曲線がBD で示されるものであり、出力ポート1およびストロークアキュムレータ31間にオリフィス30がなかった従来の装置における踏力増加曲線AU ′,BU ′および踏力減少曲線AD ′,BD ′に比べて、ヒステリシスの幅がより大きくなる。したがって、ブレーキペダル2の操作速度が大となっても充分なヒステリシスを確保して、踏力減少時にブレーキペダルが押し戻されることを防止し、操作フィーリングを向上することができる。また踏力増加時にはストロークの変化に踏力の変化をより追随させるようにして剛性感を増すことができる。
【0020】
図3ないし図6は本発明の第2実施例を示すものであり、図3はブレーキ液圧系統図、図4は操作力増加時の差圧発生手段の縦断面図、図5は操作力減少時の差圧発生手段の縦断面図、図6は差圧発生手段の特性図である。
【0021】
図3において、ストローク発生装置は、マスタシリンダMの出力ポート1に、差圧発生手段321 を介してストロークアキュムレータ31が接続されて成るものであり、この差圧発生手段321 は、マスタシリンダMの出力液圧増加時と液圧減少時とを比べると、液圧減少時の方がブレーキペダル2の同一ストロークでのマスタシリンダMの液圧を低くするものである。
【0022】
図4において、差圧発生手段321 は、マスタシリンダMの出力ポート1およびストロークアキュムレータ31間に介設される第1オリフィス33と、マスタシリンダMからストロークアキュムレータ31側への作動液の流通のみを許容して第1オリフィス33に直列に接続される一方向弁としてのカップシール34と、第1オリフィス33およびカップシール34に並列にしてマスタシリンダMおよびストロークアキュムレータ31間に介設される第2オリフィス35とを備える。
【0023】
この差圧発生手段321 のケーシング36は、両端を閉じた円筒状に形成されており、マスタシリンダMの出力ポート1に通じる入力室37をケーシング36の一端壁との間に形成するとともにストロークアキュムレータ31に通じる出力室38をケーシング36の他端壁との間に形成するピストン39がケーシング36内に摺動自在に嵌合され、出力室38内には、入力室37の容積を減少する側に前記ピストン39をばね付勢する戻しばね40が収納される。
【0024】
第2オリフィス35は、入力室37および出力室38を結んでピストン39の中央部に設けられる。またカップシール34は、出力室38側から入力室37側への作動液の流通は阻止するが、入力室37側から出力室38側への作動液の流通は許容するようにしてピストン39の外周に装着される。さらに第1オリフィス33は、カップシール34の背部と入力室37とを結ぶようにしてピストン39の周方向複数個所に設けられる。
【0025】
このような差圧発生手段321 によると、マスタシリンダMの出力液圧増加時には、図4の矢印で示すように、第1および第2オリフィス33,35を介して作動液がストロークアキュムレータ31に流通するが、ブレーキペダル2を戻すことによりマスタシリンダMの出力液圧が減少するときには、カップシール34が出力室38側から入力室37側への作動液の流通を阻止するので、図5の矢印で示すように第2オリフィス35のみを作動液が流通することになる。
【0026】
したがって図6で示すように、同一のストロークS1 で比べると、踏力増加時の踏力P2 に比べて踏力減少時の踏力P1 が必ず低くなり、ブレーキペダル2の操作速度が大となっても充分なヒステリシスを確保して、踏力減少時にブレーキペダルが押し戻されることを防止し、操作フィーリングを向上することができる。
【0027】
また差圧発生手段321 のピストン39は、入力室37の液圧が急激に増加したときには入力室37の容積を増大する側に移動することができるので、プレーキペダル2を比較的速く操作したときに第1および第2オリフィス33,35が在ることにより入力室37がロック状態となることが回避され、ブレーキペダル2の円滑な操作が可能となる。
【0028】
図7は本発明の第3実施例を示すものであり、上記各実施例に対応する部分には同一の参照符号を付す。
【0029】
マスタシリンダMの出力ポート1と、ストロークアキュムレータ31との間には、一方向弁41および差圧弁42が並列に接続されて成る差圧発生手段322 が介設される。
【0030】
一方向弁41は、マスタシリンダMからストロークアキュムレータ31への作動液の流通のみを許容するものであり、また差圧弁42は、ストロークアキュムレータ31の液圧がマスタシリンダM側の液圧よりも所定値以上高くなったときに開弁してストロークアキュムレータ31からマスタシリンダM側への作動液の流通を許容するが、マスタシリンダMからストロークアキュムレータ31への作動液の流通は阻止するものである。
【0031】
このような差圧発生手段322 によっても、マスタシリンダMの出力液圧減少時の方がブレーキペダル2の同一ストロークでのマスタシリンダMの液圧をマスタシリンダMの出力液圧増加時よりも低くすることができ、上記第2実施例と同様の効果を奏することができる。
【0032】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明によれば、操作部材に対する通常の操作過程でその操作に応動する液圧発生手段の出力液圧を蓄圧して該操作部材の操作ストロークを確保し得るように構成されたストロークアキュムレータが、前記通常の操作過程で操作部材の操作ストロークに対する操作力の増加特性と減少特性とのヒステリシスの幅を大きくすべく、オリフィスを介して液圧発生手段の出力ポートに接続されるので、操作力増加時および操作力減少時のヒステリシスの幅を、該オリフィスの無い従来装置と比べてより大きく設定でき、従って、操作部材に対する操作速度が大となっても充分なヒステリシスを確保できるから、操作力増加時には操作ストロークの変化に操作力の変化をより追随させるようにして剛性感を高めることができ、また操作力減少時にはストロークアキュムレータのために操作部材が過度に(即ち操作フィーリングにばね感として現れる程に)押し戻されることを防止して操作フィーリングを向上することができる。
【0034】
また請求項2記載の発明によれば、操作部材に対する通常の操作過程でその操作に応動する液圧発生手段の出力液圧を蓄圧して該操作部材の操作ストロークを確保し得るように構成されたストロークアキュムレータと、液圧発生手段の出力ポートとが、前記通常の操作過程で操作部材の操作ストロークに対する操作力の増加特性と減少特性とのヒステリシスの幅を大きくすべく、該液圧発生手段の出力液圧増加時よりも液圧減少時の方が操作部材の同一ストロークで液圧発生手段の液圧を低くする差圧発生手段を介して接続されるので、操作力増加時および操作力減少時で液圧発生手段の液圧に確実に差が生じるようになり、従って、操作部材に対する操作速度が大となっても充分なヒステリシスを確保できるから、操作力減少時にはストロークアキュムレータのために操作部材が過度に(即ち操作フィーリングにばね感として現れる程に)押し戻されることを防止して操作フィーリングを向上することができる。
【0035】
さらに請求項3記載の発明によれば、上記請求項2記載の発明の構成に加えて、差圧発生手段は、液圧発生手段の出力ポートおよびストロークアキュムレータ間に介設される第1オリフィスと、液圧発生手段からストロークアキュムレータ側への作動液の流通のみを許容して第1オリフィスに直列に接続される一方向弁と、第1オリフィスおよび一方向弁に並列にして前記出力ポートおよび前記ストロークアキュムレータ間に介設される第2オリフィスとを備えるので、踏力増加時および踏力減少時で液圧発生手段の液圧に確実に差を生じさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のブレーキ液圧系統図である。
【図2】ストロークおよび踏力の関係を従来のものと対比して示す図である。
【図3】第2実施例のブレーキ液圧系統図である。
【図4】操作力増加時の差圧発生手段の縦断面図である。
【図5】操作力減少時の差圧発生手段の縦断面図である。
【図6】差圧発生手段の特性図である。
【図7】第3実施例のブレーキ液圧系統図である。
【符号の説明】
1・・・出力ポート
2・・・操作部材としてのブレーキペダル
30・・・オリフィス
31・・・ストロークアキュムレータ
321 ,322 ・・・差圧発生手段
33・・・第1オリフィス
34・・・一方向弁としてのカップシール
35・・・第2オリフィス
M・・・液圧発生手段としてのマスタシリンダ
Claims (3)
- 操作部材(2)の操作に応じて出力ポート(1)から液圧を出力する液圧発生手段(M)と、前記出力ポート(1)に接続されるストロークアキュムレータ(31)とを備え、そのストロークアキュムレータ(31)は、操作部材(2)に対する通常の操作過程でその操作に応動する液圧発生手段(M)の出力液圧を蓄圧して該操作部材(2)の操作ストロークを確保し得るように構成されたストローク発生装置において、
ストロークアキュムレータ(31)は、前記通常の操作過程で操作部材(2)の操作ストロークに対する操作力の増加特性と減少特性とのヒステリシスの幅を大きくすべく、オリフィス(30)を介して液圧発生手段(M)の出力ポート(1)に接続されることを特徴とするストローク発生装置。 - 操作部材(2)の操作に応じて出力ポート(1)から液圧を出力する液圧発生手段(M)と、前記出力ポート(1)に接続されるストロークアキュムレータ(31)とを備え、そのストロークアキュムレータ(31)は、操作部材(2)に対する通常の操作過程でその操作に応動する液圧発生手段(M)の出力液圧を蓄圧して該操作部材(2)の操作ストロークを確保し得るように構成されたストローク発生装置において、
前記通常の操作過程で操作部材(2)の操作ストロークに対する操作力の増加特性と減少特性とのヒステリシスの幅を大きくすべく、ストロークアキュムレータ(31)と液圧発生手段(M)の出力ポート(1)とが、該液圧発生手段(M)の出力液圧増加時よりも液圧減少時の方が操作部材(2)の同一ストロークで液圧発生手段(M)の液圧を低くする差圧発生手段(321 ,322 )を介して接続されることを特徴とするストローク発生装置。 - 差圧発生手段(321 )は、液圧発生手段(M)の出力ポート(1)およびストロークアキュムレータ(31)間に介設される第1オリフィス(33)と、液圧発生手段(M)からストロークアキュムレータ(31)側への作動液の流通のみを許容して第1オリフィス(33)に直列に接続される一方向弁(34)と、第1オリフィス(33)および一方向弁(34)に並列にして前記出力ポート(1)および前記ストロークアキュムレータ(31)間に介設される第2オリフィス(35)とを備えることを特徴とする請求項2記載のストローク発生装置。
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