JPH0799628B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH0799628B2 JPH0799628B2 JP62251926A JP25192687A JPH0799628B2 JP H0799628 B2 JPH0799628 B2 JP H0799628B2 JP 62251926 A JP62251926 A JP 62251926A JP 25192687 A JP25192687 A JP 25192687A JP H0799628 B2 JPH0799628 B2 JP H0799628B2
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- word line
- refresh
- sense amplifier
- connection point
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はリフレッシュ機能を有する半導体記憶装置に
関し、特にダイナミックRAMのリフレッシュ制御に関す
る。
関し、特にダイナミックRAMのリフレッシュ制御に関す
る。
従来のリフレッシュ制御回路として、電子通信学会論文
誌(C),vol.J−66C,1,pp.62−69,(昭和58年1月)に
開示されたものがある。第5図はそのブロック構成図で
ある。
誌(C),vol.J−66C,1,pp.62−69,(昭和58年1月)に
開示されたものがある。第5図はそのブロック構成図で
ある。
同図において、1はリフレッシュ制御回路、2はタイ
マ、3はリフレッシュ制御部、4はリフレッシュアドレ
スカウンタ、5はマルチプレクサ、6は▲▼制御
部、7は▲▼制御部である。▲▼はリフレ
ッシュ制御信号であり、専用入力ピンからの入力信号ま
たは他の複数の入力信号からの組合せにより発生する信
号である。また、A0〜A6はアドレス入力信号、▲
▼は行アドレス・ストローブ信号、▲▼は列アド
レス・ストローブ信号でる。
マ、3はリフレッシュ制御部、4はリフレッシュアドレ
スカウンタ、5はマルチプレクサ、6は▲▼制御
部、7は▲▼制御部である。▲▼はリフレ
ッシュ制御信号であり、専用入力ピンからの入力信号ま
たは他の複数の入力信号からの組合せにより発生する信
号である。また、A0〜A6はアドレス入力信号、▲
▼は行アドレス・ストローブ信号、▲▼は列アド
レス・ストローブ信号でる。
リフレッシュアドレスカウンタ4は、第6図の詳細な回
路図で示したように多段のトグルフリップフロップFFよ
り構成され、内部リフレッシュ時のみリフレッシュアド
レスとして利用される。また、マルチプレクサ5は第6
図で示すように、外部信号であるアドレス入力信号A0〜
A6をトランジスタTr1を介して、内部信号であるリフレ
ッシュアドレスカウンタ4の出力信号Q0〜Q6をトランジ
スタTr2を介してアドレスバッファ8の入力部に接続し
ており、トランジスタTr1の制御電極にマルチプレクス
反転信号▲▼を、トランジスタTr2の制御電極に
マルチプレクス信号MUXを送ることで、いずれかの信号
(A0〜A6あるいはQ0〜Q6)を有効としている。また、ア
ドレス入力信号A0〜A6,マルチプレクサ5間にはアドレ
スラッチ信号ALが制御電極に印加されるトランジスタ
Tr3が設けられている。
路図で示したように多段のトグルフリップフロップFFよ
り構成され、内部リフレッシュ時のみリフレッシュアド
レスとして利用される。また、マルチプレクサ5は第6
図で示すように、外部信号であるアドレス入力信号A0〜
A6をトランジスタTr1を介して、内部信号であるリフレ
ッシュアドレスカウンタ4の出力信号Q0〜Q6をトランジ
スタTr2を介してアドレスバッファ8の入力部に接続し
ており、トランジスタTr1の制御電極にマルチプレクス
反転信号▲▼を、トランジスタTr2の制御電極に
マルチプレクス信号MUXを送ることで、いずれかの信号
(A0〜A6あるいはQ0〜Q6)を有効としている。また、ア
ドレス入力信号A0〜A6,マルチプレクサ5間にはアドレ
スラッチ信号ALが制御電極に印加されるトランジスタ
Tr3が設けられている。
第7図は第5図,第6図で示したリフレッシュ制御回路
を有するダイナミックRAMのリフレッシュ動作を示した
波形図である。以下、同図を参照しつつ動作の説明をす
る。
を有するダイナミックRAMのリフレッシュ動作を示した
波形図である。以下、同図を参照しつつ動作の説明をす
る。
信号▲▼が“L"から“H"になってから、信号▲
▼のプリチャージ時間に等しい時間が経過した後、
リフレッシュ制御信号▲▼を“H"から“L"にする
ことが許される。この間の時間は図示しないセンスアン
プ系のプリチャージに必要な時間である。オートリフレ
ッシュは時刻t0において信号▲▼を“H"から“L"
にすることにより開始され、そのシーケンスは次のよう
になる。
▼のプリチャージ時間に等しい時間が経過した後、
リフレッシュ制御信号▲▼を“H"から“L"にする
ことが許される。この間の時間は図示しないセンスアン
プ系のプリチャージに必要な時間である。オートリフレ
ッシュは時刻t0において信号▲▼を“H"から“L"
にすることにより開始され、そのシーケンスは次のよう
になる。
時刻t1;マルチプレクス信号MUXが“H"になり、マルチ
プレクス反転信号▲▼が“L"になってマルチプレ
クサ5によりリフレッシュアドレスカウンタ4からの出
力Q0〜Q6がアドレスバッファ8に入力される。リフレッ
シュ制御部3からの▲▼制御部6に、立上りを信
号▲▼より数ns遅らせた信号▲▼がナン
ドゲートを介して入力されると、内部のRAS信号(Int.R
AS)が“L"から“H"になる。
プレクス反転信号▲▼が“L"になってマルチプレ
クサ5によりリフレッシュアドレスカウンタ4からの出
力Q0〜Q6がアドレスバッファ8に入力される。リフレッ
シュ制御部3からの▲▼制御部6に、立上りを信
号▲▼より数ns遅らせた信号▲▼がナン
ドゲートを介して入力されると、内部のRAS信号(Int.R
AS)が“L"から“H"になる。
時刻t2;信号Int.RASをトリガにしてアドレスバッファ
8が活性化され、リフレッシュアドレスカウンタ4によ
って決まるアドレスの組合せが図示しないロウデコーダ
に入力される。そして、次にワード線クロックφXが
“L"から“H"に立ち上る。回路設計上、この時点からリ
フレッシュアドレスカウンタ4のカウントアップを開始
するようにすれば、アドレスバッファ8へのデータのと
り込みは時刻t1の時点で完了しているので、このカウン
トアップは何の影響もアドレスバッファ8に与えないよ
うにできる。
8が活性化され、リフレッシュアドレスカウンタ4によ
って決まるアドレスの組合せが図示しないロウデコーダ
に入力される。そして、次にワード線クロックφXが
“L"から“H"に立ち上る。回路設計上、この時点からリ
フレッシュアドレスカウンタ4のカウントアップを開始
するようにすれば、アドレスバッファ8へのデータのと
り込みは時刻t1の時点で完了しているので、このカウン
トアップは何の影響もアドレスバッファ8に与えないよ
うにできる。
時刻t3;センスアンプが活性化され、メモリセルの情報
がセンスアンプで判定されるとともに、メモリセルへの
再書き込み、すなわちリフレッシュが行われる。
がセンスアンプで判定されるとともに、メモリセルへの
再書き込み、すなわちリフレッシュが行われる。
時刻t4;▲▼制御部6がリフレッシュ終了信号RE
F ENDをリフレッシュ制御部3に発生し、これをトリガ
にして信号▲▼が“L"から“H"に戻る。従っ
て、信号Int.RASが“H"から“L"になり、再びセンスア
ンプ系のプリチャージが開始され、次のメモリ動作ある
いはリフレッシュ動作に備える。
F ENDをリフレッシュ制御部3に発生し、これをトリガ
にして信号▲▼が“L"から“H"に戻る。従っ
て、信号Int.RASが“H"から“L"になり、再びセンスア
ンプ系のプリチャージが開始され、次のメモリ動作ある
いはリフレッシュ動作に備える。
また、タイマ2により内部リフレッシュを自動的に開始
させるリフレッシュサイクルの場合は、信号▲▼
の代りにタイマ2からのリフレッシュ要求信号REF REQ
により内部リフレッシュ・サイクルが実行される。
させるリフレッシュサイクルの場合は、信号▲▼
の代りにタイマ2からのリフレッシュ要求信号REF REQ
により内部リフレッシュ・サイクルが実行される。
従来のダイナミックRAMのリフレッシュ制御回路は以上
のように構成されているので、リフレッシュサイクルに
おいてワード線クロックφXが立上った時点以降の動作
は、通常の読出し/書込みサイクルと同様であり、ビッ
ト線電位間の微小電位差を感知し、増幅するセンスアン
プの感度も同一である。
のように構成されているので、リフレッシュサイクルに
おいてワード線クロックφXが立上った時点以降の動作
は、通常の読出し/書込みサイクルと同様であり、ビッ
ト線電位間の微小電位差を感知し、増幅するセンスアン
プの感度も同一である。
しかしながら、ダイナミックRAMの大容量化に伴いリフ
レッシュ周期が長くなり、種々のリーク電流により失わ
れたメモリセルの記憶電荷をビット線に読み出しリフレ
ッシュ動作を行う場合、通常の読出し/書込みサイクル
と同一のセンスアンプの感度では、誤って感知・増幅さ
れてしまう可能性が増大するという問題点があった。
レッシュ周期が長くなり、種々のリーク電流により失わ
れたメモリセルの記憶電荷をビット線に読み出しリフレ
ッシュ動作を行う場合、通常の読出し/書込みサイクル
と同一のセンスアンプの感度では、誤って感知・増幅さ
れてしまう可能性が増大するという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、読出し/書込み動作を損ほることなく、リフ
レッシュ周期が長くなっても確実にリフレッシュ動作を
行うことができる半導体記憶装置を得ることを目的とす
る。
たもので、読出し/書込み動作を損ほることなく、リフ
レッシュ周期が長くなっても確実にリフレッシュ動作を
行うことができる半導体記憶装置を得ることを目的とす
る。
この発明にかかる半導体記憶装置は、接続点を有し、接
続点の電位が放電によって低下することにより活性化さ
れ、メモリセルから読みだされたデータを検知・増幅す
るためのセンスアンプと、リフレッシュ動作時には接続
点の電位を、通常動作時の接続点の電位が低下する期間
より長い期間をもって低下させるセンスアンプ活性化手
段とを備える。
続点の電位が放電によって低下することにより活性化さ
れ、メモリセルから読みだされたデータを検知・増幅す
るためのセンスアンプと、リフレッシュ動作時には接続
点の電位を、通常動作時の接続点の電位が低下する期間
より長い期間をもって低下させるセンスアンプ活性化手
段とを備える。
この発明においては、接続点の電位を放電により緩やか
に低下させる期間を、リフレッシュ動作時には通常動作
時よりも長く設定しているため、通常動作時においては
ビット線間に生じる電位差が大きく増幅される。
に低下させる期間を、リフレッシュ動作時には通常動作
時よりも長く設定しているため、通常動作時においては
ビット線間に生じる電位差が大きく増幅される。
第1図はこの発明の一実施例であるダイナミックRAMに
おけるセンスアンプ系を示した回路構成図である。同図
においてMCはメモリセルであり、直列に接続される1個
のトランジスタQ1とメモリキャパシタC1により構成さ
れ、メモリキャパシタC1の一方電極に一定電圧Vcpが印
加されている。また、トランジスタQ1の一方電極はビッ
ト線BL(▲▼)に接続され、制御電極にはワード線
WLが接続されている。
おけるセンスアンプ系を示した回路構成図である。同図
においてMCはメモリセルであり、直列に接続される1個
のトランジスタQ1とメモリキャパシタC1により構成さ
れ、メモリキャパシタC1の一方電極に一定電圧Vcpが印
加されている。また、トランジスタQ1の一方電極はビッ
ト線BL(▲▼)に接続され、制御電極にはワード線
WLが接続されている。
11はセンスアンプでありトランジスタQ2,Q3によりバラ
ンス型フリップフロップを構成しており、ビット線BL,
▲▼間に1つ設けられ、ビット線BL,▲▼間の
電位差を感知し増幅する。具体的にはビット線BLにトラ
ンジスタQ2の一方電極及びトランジスタQ3の制御電極を
接続し、ビット線▲▼にトランジスタQ3の一方電極
及びトランジスタQ2の制御電極を接続し、トランジスタ
Q2,Q3の他方電極を接続点Nに共通接続している。ま
た、各センスアンプ11は接続点Nを介して接続線Lに接
続されている。
ンス型フリップフロップを構成しており、ビット線BL,
▲▼間に1つ設けられ、ビット線BL,▲▼間の
電位差を感知し増幅する。具体的にはビット線BLにトラ
ンジスタQ2の一方電極及びトランジスタQ3の制御電極を
接続し、ビット線▲▼にトランジスタQ3の一方電極
及びトランジスタQ2の制御電極を接続し、トランジスタ
Q2,Q3の他方電極を接続点Nに共通接続している。ま
た、各センスアンプ11は接続点Nを介して接続線Lに接
続されている。
12は放電回路であり、接続線Lに接続されており、ワー
ド線クロックφX,リフレッシュ制御信号REF,▲
▼を入力信号としている。
ド線クロックφX,リフレッシュ制御信号REF,▲
▼を入力信号としている。
放電回路12内に接続線Lを一方電極、接地レベルを他方
電極に接続したトランジスタQ4,Q5を設けており、トラ
ンジスタQ4のチャネル幅は小さくトランジスタQ5のチャ
ネル幅は大きく設定している。また、ワード線クロック
φXは遅延回路13を介してトランジスタQ4の制御電極に
信号S1として印加され、遅延回路13,スイッチSW1,遅延
回路14を介してトランジスタQ5の制御電極(経路R1)
に、遅延回路13,スイッチSW2,遅延回路15,16を介してト
ランジスタQ5の制御電極(経路R2)に信号S2として印加
される スイッチSW1はリフレッシュ制御信号REFが“L"レベルで
閉じ、スイッチSW2はリフレッシュ制御信号▲▼
が“L"レベル(REFが“H"レベル)で閉じる。従って、
スイッチSW1,SW2が同時に閉じることはない。また、遅
延回路13は時間ta分、遅延回路14,15は時間tb分、遅延
回路16は時間tc分、信号伝播を遅延させる回路である。
電極に接続したトランジスタQ4,Q5を設けており、トラ
ンジスタQ4のチャネル幅は小さくトランジスタQ5のチャ
ネル幅は大きく設定している。また、ワード線クロック
φXは遅延回路13を介してトランジスタQ4の制御電極に
信号S1として印加され、遅延回路13,スイッチSW1,遅延
回路14を介してトランジスタQ5の制御電極(経路R1)
に、遅延回路13,スイッチSW2,遅延回路15,16を介してト
ランジスタQ5の制御電極(経路R2)に信号S2として印加
される スイッチSW1はリフレッシュ制御信号REFが“L"レベルで
閉じ、スイッチSW2はリフレッシュ制御信号▲▼
が“L"レベル(REFが“H"レベル)で閉じる。従って、
スイッチSW1,SW2が同時に閉じることはない。また、遅
延回路13は時間ta分、遅延回路14,15は時間tb分、遅延
回路16は時間tc分、信号伝播を遅延させる回路である。
第2図は第1図のリフレッシュ制御回路を用いた場合の
通常の読出し/書込み動作(同図(a)),リフレッシ
ュ動作(同図(b))を示す波形図である。以下、同図
を参照しつつ動作の説明をする。
通常の読出し/書込み動作(同図(a)),リフレッシ
ュ動作(同図(b))を示す波形図である。以下、同図
を参照しつつ動作の説明をする。
まず、通常の読出し/書込み動作について説明する。こ
の時、信号REFが“L"レベル、信号▲▼が“H"レ
ベルのため、スイッチSW1が閉じ、スイッチSW2が開いて
いる。従って、信号S2の伝播経路は経路R1となる。通常
の読出し/書込み動作は同図(a)に示すように、時刻
t0にワード線クロックφXが“H"レベルに立上り、選択
されたワード線WLの電位が上昇する。すると、電位上昇
したワード線WLに制御電極が接続されたメモリセルMCに
おけるトランジスタQ1が導通し、メモリキャパシタC1に
蓄積された電荷をビット線BLにまたは▲▼に取り出
す。ワード線クロックφX立上り後、ワード線WL,ビット
線BL,▲▼の時定数を考慮し、ビット線BL,▲▼
の電位変化が十分にトランジスタQ2,Q3の制御電極に達
する時間を設けるため、遅延回路13を介することで時間
ta遅延した時刻t1に“H"レベルの信号S1が放電回路12内
のトランジスタQ4がゲートに印加される。すると、チャ
ネル幅の小さなトランジスタQ4が導通し、“H"レベルの
センスアンプ活性化信号Sが緩やかに放電する。この
緩やかに放電する期間の長さによりセンスアンプの感度
が決まる。それはこの期間が長ければビット線BL,▲
▼間に生じる微小な電位差がより増幅されるからであ
る。
の時、信号REFが“L"レベル、信号▲▼が“H"レ
ベルのため、スイッチSW1が閉じ、スイッチSW2が開いて
いる。従って、信号S2の伝播経路は経路R1となる。通常
の読出し/書込み動作は同図(a)に示すように、時刻
t0にワード線クロックφXが“H"レベルに立上り、選択
されたワード線WLの電位が上昇する。すると、電位上昇
したワード線WLに制御電極が接続されたメモリセルMCに
おけるトランジスタQ1が導通し、メモリキャパシタC1に
蓄積された電荷をビット線BLにまたは▲▼に取り出
す。ワード線クロックφX立上り後、ワード線WL,ビット
線BL,▲▼の時定数を考慮し、ビット線BL,▲▼
の電位変化が十分にトランジスタQ2,Q3の制御電極に達
する時間を設けるため、遅延回路13を介することで時間
ta遅延した時刻t1に“H"レベルの信号S1が放電回路12内
のトランジスタQ4がゲートに印加される。すると、チャ
ネル幅の小さなトランジスタQ4が導通し、“H"レベルの
センスアンプ活性化信号Sが緩やかに放電する。この
緩やかに放電する期間の長さによりセンスアンプの感度
が決まる。それはこの期間が長ければビット線BL,▲
▼間に生じる微小な電位差がより増幅されるからであ
る。
時刻t1より経路R1上の遅延回路14を介し時間tb遅延した
時刻t2に、“H"レベルの信号S2がチャネル幅の大きいト
ランジスタQ5のゲートに印加され、このトランジスタQ5
が導通し、センスアンプ活性化信号▲▼を急速に放
電する。従って、センスアンプ活性化信号▲▼を緩
やかに放電する期間は、時刻t1〜t2間、つまり経路R1上
の遅延回路14により生じた遅延時間tbとなり、この時間
tbは通常の読出し/書込み時であれば、誤動作しない程
度にビット線BL,▲▼の間の電位差を増幅するよう
に設定している。
時刻t2に、“H"レベルの信号S2がチャネル幅の大きいト
ランジスタQ5のゲートに印加され、このトランジスタQ5
が導通し、センスアンプ活性化信号▲▼を急速に放
電する。従って、センスアンプ活性化信号▲▼を緩
やかに放電する期間は、時刻t1〜t2間、つまり経路R1上
の遅延回路14により生じた遅延時間tbとなり、この時間
tbは通常の読出し/書込み時であれば、誤動作しない程
度にビット線BL,▲▼の間の電位差を増幅するよう
に設定している。
次に、リフレッシュ動作について説明する。この時、信
号▲▼が“L"レベル、信号REFが“H"レベルのた
め、スイッチSW2が閉じ、スイッチSW1が開いている。従
って、信号S2の伝播経路は経路R2となる。リフレッシュ
動作は同図(b)に示すように、時刻t0にワード線クロ
ックφXが“H"レベルに立上り、選択されたワード線WL
の電位が上昇する。すると、電位上昇したワード線WLに
制御電極が接続されたメモリセルMCにおけるトランジス
タQ1が導通し、メモリキャパシタC1に蓄積された電荷を
ビット線BLまたは▲▼に取り出す。時刻t0後、遅延
回路13を介することで時間ta遅延した時刻t1に“H"レベ
ルの信号S1がチャネル幅の小さなトランジスタQ4のゲー
トに印加される。すると、トランジスタQ4が導通し、
“H"レベルのセンスアンプ活性化信号▲▼が緩やか
に放電する。ここまでの動作は通常の読出し/書込みと
同じである。
号▲▼が“L"レベル、信号REFが“H"レベルのた
め、スイッチSW2が閉じ、スイッチSW1が開いている。従
って、信号S2の伝播経路は経路R2となる。リフレッシュ
動作は同図(b)に示すように、時刻t0にワード線クロ
ックφXが“H"レベルに立上り、選択されたワード線WL
の電位が上昇する。すると、電位上昇したワード線WLに
制御電極が接続されたメモリセルMCにおけるトランジス
タQ1が導通し、メモリキャパシタC1に蓄積された電荷を
ビット線BLまたは▲▼に取り出す。時刻t0後、遅延
回路13を介することで時間ta遅延した時刻t1に“H"レベ
ルの信号S1がチャネル幅の小さなトランジスタQ4のゲー
トに印加される。すると、トランジスタQ4が導通し、
“H"レベルのセンスアンプ活性化信号▲▼が緩やか
に放電する。ここまでの動作は通常の読出し/書込みと
同じである。
時刻t1より経路R2上の遅延回路15,16を介し時間(tb+t
c)遅延した時刻t3に“H"レベルの信号S2がチャネル幅
の大きいトランジスタQ5のゲートに印加され、トランジ
スタQ5が導通し、センスアンプ活性化信号▲▼を急
速に放電する。従って、センスアンプ活性化信号▲
▼を緩やかに放電する期間は時刻t1〜t3間、つまり経路
R2上の遅延回路15,16により生じた遅延時間(tb+tc)
となり、ビット線BL,▲▼間の電位差がかなり微小
なものであっても、その差を誤動作しない程度で増幅す
ることができセンスアンプの感度を著しく高いものに設
定している。
c)遅延した時刻t3に“H"レベルの信号S2がチャネル幅
の大きいトランジスタQ5のゲートに印加され、トランジ
スタQ5が導通し、センスアンプ活性化信号▲▼を急
速に放電する。従って、センスアンプ活性化信号▲
▼を緩やかに放電する期間は時刻t1〜t3間、つまり経路
R2上の遅延回路15,16により生じた遅延時間(tb+tc)
となり、ビット線BL,▲▼間の電位差がかなり微小
なものであっても、その差を誤動作しない程度で増幅す
ることができセンスアンプの感度を著しく高いものに設
定している。
このように、リフレッシュ時にセンスアンプ活性化信号
▲▼を緩やかに放電する期間を通常の読出し/書込
み時の期間tbより時間tc分長く設定することで、大容量
化に伴うリフレッシュ周期の長期化による種々のリーク
電流によりメモリセルキャパシタC1の電荷がある程度失
われても、十分に感知,増幅することができる。また、
通常の読出し/書込み時には、従来通りの速度でセンス
アンプ活性化信号▲▼の立下げ動作を行うため、通
常の読出し/書込み動作を何ら損ねない。
▲▼を緩やかに放電する期間を通常の読出し/書込
み時の期間tbより時間tc分長く設定することで、大容量
化に伴うリフレッシュ周期の長期化による種々のリーク
電流によりメモリセルキャパシタC1の電荷がある程度失
われても、十分に感知,増幅することができる。また、
通常の読出し/書込み時には、従来通りの速度でセンス
アンプ活性化信号▲▼の立下げ動作を行うため、通
常の読出し/書込み動作を何ら損ねない。
第3図は、この発明の他の実施例であるダイナミックRA
Mにおけるセンスアンプ系を示した回路構成図である。
以下第1図の実施例と異なる点のみ述べる。このセンス
アンプ系は通常読出し/書込み時とリフレッシュ時でセ
ンスアンプ活性化信号φSを緩やかに放電するためのト
ランジスタを2種類Q4a(通常動作時),Q4b(リフレッ
シュ時)設け、遅延時間taの遅延回路13aを経路R1上の
スイッチSW1,遅延回路14間に設け、同じく遅延時間taの
遅延回路13bを経路R2上のスイッチSW2,遅延回路15間に
設けている。トランジスタQ4aのチャネル幅は第1図の
トランジスタQ4程度のものに設定し、トランジスタQ4b
はトランジスタQ4aよりさらにチャネル幅を小さく設定
しており、トランジスタQ4aの制御電極には遅延回路13a
から信号S1が印加され、トランジスタQ4bの制御電極に
は遅延回路13bから信号S1′が印加されている。
Mにおけるセンスアンプ系を示した回路構成図である。
以下第1図の実施例と異なる点のみ述べる。このセンス
アンプ系は通常読出し/書込み時とリフレッシュ時でセ
ンスアンプ活性化信号φSを緩やかに放電するためのト
ランジスタを2種類Q4a(通常動作時),Q4b(リフレッ
シュ時)設け、遅延時間taの遅延回路13aを経路R1上の
スイッチSW1,遅延回路14間に設け、同じく遅延時間taの
遅延回路13bを経路R2上のスイッチSW2,遅延回路15間に
設けている。トランジスタQ4aのチャネル幅は第1図の
トランジスタQ4程度のものに設定し、トランジスタQ4b
はトランジスタQ4aよりさらにチャネル幅を小さく設定
しており、トランジスタQ4aの制御電極には遅延回路13a
から信号S1が印加され、トランジスタQ4bの制御電極に
は遅延回路13bから信号S1′が印加されている。
このように構成することで、第4図の波形図に示すよう
に通常動作時(同図(a))とリフレッシュ時(同図
(b))において、センスアンプ活性化信号▲▼を
緩やかに放電する期間(通常動作時:tb,リフレッシュ
時:tb+tc)に加え、この期間中通常動作時にトランジ
スタQ4aのみを導通させ、リフレッシュ時にトランジス
タQ4bのみを導通させることで、緩やかに放電する傾き
(通常動作時:K,リフレッシュ時:K′,|K|>|K′|)も
変えている。このようにして、センスアンプ感度を向上
させることもでき、より一層センスアンプ活性化信号▲
▼の放電を最適化しやすくしている。
に通常動作時(同図(a))とリフレッシュ時(同図
(b))において、センスアンプ活性化信号▲▼を
緩やかに放電する期間(通常動作時:tb,リフレッシュ
時:tb+tc)に加え、この期間中通常動作時にトランジ
スタQ4aのみを導通させ、リフレッシュ時にトランジス
タQ4bのみを導通させることで、緩やかに放電する傾き
(通常動作時:K,リフレッシュ時:K′,|K|>|K′|)も
変えている。このようにして、センスアンプ感度を向上
させることもでき、より一層センスアンプ活性化信号▲
▼の放電を最適化しやすくしている。
なお、これらの実施例では、オープンビット線方式のNM
OSセンスアンプを用いて説明したが、折返し型ビット線
方式、CMOSのセンスアンプを用いたもの等他のセンスア
ンプを用いたダイナミックRAMに対してもこの発明を適
用することができる。また、遅延回路の接続,遅延時間
設定もこれらの実施例に限定されるものではない。
OSセンスアンプを用いて説明したが、折返し型ビット線
方式、CMOSのセンスアンプを用いたもの等他のセンスア
ンプを用いたダイナミックRAMに対してもこの発明を適
用することができる。また、遅延回路の接続,遅延時間
設定もこれらの実施例に限定されるものではない。
以上説明したようにこの発明によれば、接続点の電位を
放電により緩やかに低下させる期間を、リフレッシュ動
作時には通常動作時よりも長く設定することにより、リ
フレッシュ動作時のみセンスアンプ感度を高精度なもの
に設定したため、通常の読出し/書込み動作を損ねるこ
となく、長期化するリフレッシュ周期においても確実に
リフレッシュ動作を行うことができる。
放電により緩やかに低下させる期間を、リフレッシュ動
作時には通常動作時よりも長く設定することにより、リ
フレッシュ動作時のみセンスアンプ感度を高精度なもの
に設定したため、通常の読出し/書込み動作を損ねるこ
となく、長期化するリフレッシュ周期においても確実に
リフレッシュ動作を行うことができる。
第1図はこの発明の一実施例であるダイナミックRAMの
センスアンプ系を示す回路構成図、第2図は第1図で示
したダイナミックRAMの動作を示す波形図、第3図はこ
の発明の他の実施例であるダイナミックRAMのセンスア
ンプ系を示す回路構成図、第4図は第3図で示したダイ
ナミックRAMの動作を示す波形図、第5図は従来のダイ
ナミックRAMのリフレッシュ制御回路を示すブロック構
成図、第6図は第5図の詳細部を示す回路図、第7図は
従来のダイナミックRAMの動作を示す波形図である。 図において、11はセンスアンプ、12は放電回路、13〜16
は遅延回路、Q4,Q4a,Q4b,Q5はトランジスタ、SW1,SW2は
スイッチ、φXはワード線クロック、REF,▲▼は
リフレッシュ制御信号、▲▼はセンスアンプ活性化
信号である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
センスアンプ系を示す回路構成図、第2図は第1図で示
したダイナミックRAMの動作を示す波形図、第3図はこ
の発明の他の実施例であるダイナミックRAMのセンスア
ンプ系を示す回路構成図、第4図は第3図で示したダイ
ナミックRAMの動作を示す波形図、第5図は従来のダイ
ナミックRAMのリフレッシュ制御回路を示すブロック構
成図、第6図は第5図の詳細部を示す回路図、第7図は
従来のダイナミックRAMの動作を示す波形図である。 図において、11はセンスアンプ、12は放電回路、13〜16
は遅延回路、Q4,Q4a,Q4b,Q5はトランジスタ、SW1,SW2は
スイッチ、φXはワード線クロック、REF,▲▼は
リフレッシュ制御信号、▲▼はセンスアンプ活性化
信号である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】接続点を有し、前記接続点の電位が放電に
よって低下することにより活性化され、メモリセルから
読みだされたデータを検知・増幅するためのセンスアン
プと、 リフレッシュ動作時には前記接続点の電位を、通常動作
時の前記接続点の電位が低下する期間より長い期間をも
って低下させるセンスアンプ活性化手段と、 を備えた半導体記憶装置。 - 【請求項2】前記センスアンプ活性化手段は、 ワード線クロック信号を第1の遅延時間にて遅延させる
第1の遅延手段と、 前記ワード線クロック信号を前記第1の遅延時間より長
い第2の遅延時間にて遅延させる第2の遅延手段と、 リフレッシュ制御信号を受け、通常動作時は前記ワード
線クロック信号を前記第1の遅延手段に伝達し、リフレ
ッシュ動作時は前記ワード線クロック信号を前記第2の
遅延手段に伝達する切り替え手段と、 前記接続点と接地電位を有する点との間に接続され、前
記ワード線クロック信号に基づいて制御される第1のス
イッチング手段と、 前記接続点と前記接地電位を有する点との間に接続さ
れ、前記第1或いは第2の遅延手段からの出力に基づい
て制御され、第1のスイッチング手段より放電能力の高
い第2のスイッチング手段と、 を備えた特許請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】前記センスアンプ活性化手段は、 通常動作時にワード線クロック信号を第1の遅延時間に
て遅延させる第1の遅延手段と、 リフレッシュ動作時に前記ワード線クロック信号を前記
第1の遅延時間より長い第2の遅延時間にて遅延させる
第2の遅延手段と、 前記接続点と前記接地電位を有する点との間に接続さ
れ、通常動作時に前記ワード線クロック信号に基づいて
制御される第1のスイッチング手段と、 前記接続点と前記接地電位を有する点との間に接続さ
れ、リフレッシュ動作時に前記ワード線クロック信号に
基づいて制御される、前記第1のスイッチング手段より
放電能力の低い第2のスイッチング手段と、 前記接続点と前記接地電位を有する点との間に接続さ
れ、前記第1或いは第2の遅延手段からの出力に基づい
て制御される、前記第1のスイッチング手段より放電能
力の高い第3のスイッチング手段と、 を備えた特許請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62251926A JPH0799628B2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62251926A JPH0799628B2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 半導体記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0194589A JPH0194589A (ja) | 1989-04-13 |
JPH0799628B2 true JPH0799628B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=17230026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62251926A Expired - Fee Related JPH0799628B2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0799628B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01194194A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-04 | Nec Ic Microcomput Syst Ltd | 半導体メモリ装置 |
JP2002216477A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-08-02 | Sony Corp | メモリ装置 |
KR100431289B1 (ko) * | 2001-06-27 | 2004-05-12 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 메모리 장치의 비트라인 센스앰프 제어회로 |
JP4597470B2 (ja) * | 2002-07-25 | 2010-12-15 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 半導体メモリ |
KR100719363B1 (ko) * | 2005-05-20 | 2007-05-17 | 삼성전자주식회사 | 메모리장치 및 인디케이터 회로 |
-
1987
- 1987-10-05 JP JP62251926A patent/JPH0799628B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0194589A (ja) | 1989-04-13 |
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