JPH079854A - アウタースライドサンルーフ装置 - Google Patents

アウタースライドサンルーフ装置

Info

Publication number
JPH079854A
JPH079854A JP15978393A JP15978393A JPH079854A JP H079854 A JPH079854 A JP H079854A JP 15978393 A JP15978393 A JP 15978393A JP 15978393 A JP15978393 A JP 15978393A JP H079854 A JPH079854 A JP H079854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide
panel
shoe
opening
guide rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15978393A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Fujita
田 淳 一 藤
Katsutoshi Kato
藤 勝 敏 加
Nobuhiro Yamauchi
内 伸 浩 山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP15978393A priority Critical patent/JPH079854A/ja
Publication of JPH079854A publication Critical patent/JPH079854A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スライドパネルのルーフパネルに対する高精
度な建付けを可能とするアウタースライドサンルーフ装
置を提供すること。 【構成】 ガイドレール(3,4)にスライドパネル
(14)が開口部(2)を閉状態とする方向に前後動す
るようにシユー(5,7)を前後摺動案内する第3部分
(C1,C2)を形成し、開口部(2)が閉なる付近で
は、シユー(5,7)の少しの前後摺動に対してスライ
ドパネル(14)が大きく上下動することがないように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、アウタースライドサン
ルーフ装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のアウタースライドサンル
ーフ装置としては、実開昭63−242720号公報に
示されるものが知られている。これは、ルーフパネルに
形成された開口部を開状態又は閉状態とするスライドパ
ネルと、ルーフパネルに固定されたガイドレールと、ガ
イドレールに前後摺動自在に支持されスライドパネルに
連係されたシユーと、ガイドレールに形成されスライド
パネルが上下動するようにシユーを前後摺動案内する第
1部分と、ガイドレールに形成されスライドパネルが前
後動するようにシユーを前後摺動案内する第2部分とを
有して構成されていた。この従来装置では、スライドパ
ネルの上下動によつて開口部が閉状態から開閉可能状態
又は開閉可能状態から閉状態となり、スライドパネルの
前後動によつて開口部が開閉可能状態から開状態又は開
状態から開閉可能状態となるものであつた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置であると、シユーが第1部分に前摺動案内されるこ
とによるスライドパネルの下動によつて開口部が閉状態
となるので、開口部が閉なる付近では、シユーの少しの
前後摺動に対してスライドパネルが大きく上下動するこ
ととなる。従つて、開口部が閉とされる際、ガイドレー
ルのルーフパネル又はシユーに対する前後位置誤差等に
より、スライドパネルのルーフパネルに対する上下方向
位置ずれが生じやくなる。結果、開口部が閉とされる状
態で行われるスライドパネルのルーフパネルに対する建
付けを高精度に行うことが困難となり、ルーフパネルと
シユーとの連係に多数のシム等を必要とすることとな
る。
【0005】故に、本発明はスライドパネルのルーフパ
ネルに対する高精度な建付けを可能とするアウタースラ
イドサンルーフ装置を提供することを、その技術的課題
とするものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、ルーフパ
ネルに形成された開口部を開状態又は閉状態とするスラ
イドパネルと、前記ルーフパネルに固定されたガイドレ
ールと、該ガイドレールに前後摺動自在に支持され前記
スライドパネルに連係されたシユーと、前記ガイドレー
ルに形成され前記スライドパネルが上下動するように前
記シユーを前後摺動案内する第1部分と、前記ガイドレ
ールに形成され前記スライドパネルが前記開口部を開状
態とする方向に前後動するように前記シユーを前後摺動
案内する第2部分と、前記ガイドレールに形成され前記
スライドパネルが前記開口部を閉状態とする方向に前後
動するように前記シユーを前後摺動案内する第3部分と
を有したことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段によれば、シユーが第3部分に
前摺動案内されることによるスライドパネルの前動によ
つて開口部が閉状態となる。よって、開口部が閉なる付
近では、シユーの少しの前後摺動に対してスライドパネ
ルが大きく上下動することがなく、ガイドレールのルー
フパネル又はシユーに対する位置誤差等によるスライド
パネルのルーフパネルに対する上下方向位置ずれが生じ
なくなる。結果、開口部が閉とされる状態で行われるス
ライドパネルのルーフパネルに対する建付けを高精度に
行い得る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1,図2,図4に示されるように、車両
のルーフパネル1には開口部2が形成されている。この
開口部2の両側縁には夫々フロントガイドレール3(一
方側のみを図示)がルーフパネル1に固定されて夫々車
両前後方向(図1示左右方向)に延在するように且つ平
行に配設されている。開口部2の後部には対のリヤガイ
ドレール4(一方側のみを図示)がルーフパネル1に固
定されて夫々車両前後方向(図1示左右方向)に延在す
るように且つ平行に配設されている。このフロントガイ
ドレール3にはフロントシユー5及びケーブルシユー6
が、リヤガイドレール4にはリヤシユー7が各ガイドレ
ール3,4に沿つて前後摺動自在に支持されており、フ
ロントシユー5はブラケツト8を介してスライドパネル
14の前部に、リヤリユー5はリンク9及びブラケツト
10を介してスライドパネル14の後部に夫々連結され
ている。スライドパネル14はルーフパネル1上に配置
され開口部2を開閉自在としている。又、フロントシユ
ー5とケーブルシユー6とはリンク11を介して連結さ
れており、ケーブルシユー6にはケーブル(図示せず)
を介して駆動機構(図示せず)に連結されている。
【0011】図2及び図3に示されるように、フロント
ガイドレール3は、断面略コ字形状のシユーガイド部3
aと断面略C字形状のケーブルガイド部3bとを一体に
持つ断面形状を呈している。フロントシユー5はこのシ
ユーガイド部3aの断面形状内に前後摺動自在に嵌挿さ
れており、ケーブルシユー6はこのケーブルガイド部3
bの断面形状内に前後摺動自在に嵌挿されている。又、
シユーガイド部3aの底壁及びケーブルガイド部3bの
側壁にはフロントガイドレール3をルーフパネル1に固
定するための取付部3cが形成されている。フロントガ
イドレール3のシユーガイド部3aは、その長手方向に
おいて、後端より前端側に直線形状で延在する第1直線
部分A1,第1直線部分A1から連続し前方及び下方に
向かつて円弧形状に屈曲する屈曲部分B1及び屈曲部分
B2から連続し前端に直線形状で延在する第2直線部分
C1とが一体に形成されている。ケーブルガイド部3b
は、長手方向において、後端から前端へと直線形状で延
在している。尚、この第1直線部分A1,屈曲部分B1
及び第2直線部分C1は一体でなくてもよく、各々分断
されたものを接続してもよい。
【0012】図4及び図5に示されるように、リヤガイ
ドレール4は、断面略コ字形状を呈しており、リヤシユ
ー7はこの断面形状内に前後摺動自在に嵌挿されてい
る。リヤガイドレール4は、その長手方向において、後
端より前端側に直線形状で延在する第1直線部分A2,
第1直線部分A2から連続し前方及び下方に向かつて円
弧形状に屈曲する屈曲部分B2及び屈曲部分B2から連
続し前端に直線形状で延在する第2直線部分C2とが一
体に形成されている。尚、尚、この第1直線部分A2,
屈曲部分B2及び第2直線部分C2は一体でなくてもよ
く、各々分断されたものを接続してもよい。
【0013】図2及び図4に示されるように、スライド
パネル14は、フロント及びリヤシユー5,7が第1直
線部分A1,A2又は第2直線部分C1,C2で前後摺
動案内されることによつて前後動(フロント・リヤスラ
イド)し、屈曲部分B1,B2に前後摺動案内されるこ
とによつて上下動(リフトアツプ・ダウン)する。フロ
ント及びリヤシユー5,7が屈曲部分B1,B2に前後
摺動案内されることによるスライドパネル14の上下動
は、スライドパネル14を開口部2が開閉可能状態とな
るようにルーフパネル1に対して配置する。又、フロン
ト及びリヤシユー5,7が第1直線部分A1,A2に前
後摺動案内されることによるスライドパネル14の前後
動は、スライドパネル14を開口部2を開閉可能状態か
ら開状態又は開状態から開閉可能状態なるようにルーフ
パネル1に対して配置する。更に、フロント及びリヤシ
ユー5,7が第2直線部分C1,C2に前後摺動案内さ
れることによるスライドパネル14の前後動は、スライ
ドパネル14を開口部2が開閉可能状態から閉状態又は
閉状態から開閉可能状態となるようにルーフパネル1に
対して配置する。
【0014】次に作動について説明する。
【0015】開口部2がスライドパネル14によつて閉
塞された閉状態において、駆動機構13を一方向に駆動
し、ケーブル12を介してフロントシユー5をフロント
ガイドレール3に沿つて後摺動させると、フロントシユ
ー5及びリヤシユー7が第2直線部分C1,C2,屈曲
部分B1,B2及び第1直線部分A1.A2と順に案内
されることによりスライドパネル14が後動,上動及び
後動と順に動く。これにより、開口部2が開閉可能状態
を経て開状態となる。又、開口2がスライドパネル14
によつて解放された開状態において、駆動機構13を他
方向に駆動し、ケーブル12を介してフロントシユー5
をフロントガイドレール3に沿つて前摺動させると、フ
ロントシユー5及びリヤシユー7が第1直線部分A1,
A2,屈曲部分B1,B2及び第2直線部分C1.C2
と順に案内されることによりスライドパネル14が前
動,下動及び前動と順に動く。これにより、開口部2が
開閉可能状態を経て閉状態となる。
【0016】次にスライドパネル14の組付けについて
説明する。
【0017】図1において、スライドパネル14は、開
口部2を閉とする状態で、ルーフパネル1に組付けられ
たフロント及びリヤガイドレール3,4に対して位置決
めされたフロント及びリヤシユー5,7にブラケツト
8,10を介して組付けられる。この際、フロント及び
リヤガイドレール4がルーフパネル1又はフロント及び
リヤシユー5,7に対して車両前後方向に誤差等で多少
ずれていたとしても、開口部2を閉とする付近ではフロ
ント及びリヤシユー4,7はフロント及びリヤガイドレ
ール3,4の第2直線部分C1,C2に案内されている
ので、このフロント及びリヤガイドレール4のずれがス
ライドパネル14のルーフパネル1に対する車両上下方
向(図1示上下方向)の位置ずれとなつて生じない。よ
つて、スライドパネル14のルーフパネル1に対する高
精度な建付けが可能となり、スライドパネル14とブラ
ケツト8,10との間に配設されるシム等を減らした容
易な組付けがなされる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、シユーが第3部分に前
摺動案内されることによるスライドパネルの前動によつ
て開口部が閉状態となる。よって、開口部が閉なる付近
では、シユーの少しの前後摺動に対してスライドパネル
が大きく上下動することがなく、ガイドレールのルーフ
パネル又はシユーに対する位置誤差等によるスライドパ
ネルのルーフパネルに対する上下方向位置ずれが生じな
くなる。結果、開口部が閉とされる状態で行われるスラ
イドパネルのルーフパネルに対する建付けを高精度に行
うことができ、スライドパネルの上下位置調整として使
用されるシム等を従来に比べあまり必要とせず、組付け
性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアウタースライドサンルーフ装置
の斜視図である。
【図2】フロント側の側面図である。
【図3】フロント側のガイドレールの断面図である。
【図4】リヤ側の側面図である。
【図5】リヤ側のガイドレールの断面図である。
【符号の説明】
1 ルーフパネル 2 開口部 3 フロントガイドレール(ガイドレール) 4 リヤガイドレール(ガイドレール) 5 フロントシユー(シユー) 7 リヤシユー(シユー) 14 スライドパネル A1,A2 第1直線部分(第2部分) B1,B2 屈曲部分(第1部分) C1.C2 第2直線部分(第3部分)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフパネルに形成された開口部を開状
    態又は閉状態とするスライドパネルと、前記ルーフパネ
    ルに固定されたガイドレールと、該ガイドレールに前後
    摺動自在に支持され前記スライドパネルに連係されたシ
    ユーと、前記ガイドレールに形成され前記スライドパネ
    ルが上下動するように前記シユーを前後摺動案内する第
    1部分と、前記ガイドレールに形成され前記スライドパ
    ネルが前記開口部を開状態とする方向に前後動するよう
    に前記シユーを前後摺動案内する第2部分と、前記ガイ
    ドレールに形成され前記スライドパネルが前記開口部を
    閉状態とする方向に前後動するように前記シユーを前後
    摺動案内する第3部分とを有するアウタースライドサン
    ルーフ装置。
JP15978393A 1993-06-29 1993-06-29 アウタースライドサンルーフ装置 Pending JPH079854A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15978393A JPH079854A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 アウタースライドサンルーフ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15978393A JPH079854A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 アウタースライドサンルーフ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH079854A true JPH079854A (ja) 1995-01-13

Family

ID=15701179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15978393A Pending JPH079854A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 アウタースライドサンルーフ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH079854A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012091582A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Yachiyo Industry Co Ltd サンルーフ装置
KR101293145B1 (ko) * 2011-12-20 2013-08-12 주식회사 엠에스 오토텍 컨버터블 루프레일 체결구조
JP2016528101A (ja) * 2013-08-19 2016-09-15 ヴェバスト ソシエタス エウロペアWebasto Societas Europaea 位置調整可能なサンルーフを備えた開閉式の自動車屋根

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012091582A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Yachiyo Industry Co Ltd サンルーフ装置
KR101293145B1 (ko) * 2011-12-20 2013-08-12 주식회사 엠에스 오토텍 컨버터블 루프레일 체결구조
JP2016528101A (ja) * 2013-08-19 2016-09-15 ヴェバスト ソシエタス エウロペアWebasto Societas Europaea 位置調整可能なサンルーフを備えた開閉式の自動車屋根

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4726975B2 (ja) サンルーフ装置
JP4722262B2 (ja) 乗物用オープンルーフ構造
JP2918440B2 (ja) 車両用サンルーフ装置
US8246110B2 (en) Deflector mechanism for sunroof apparatus
JP4465000B2 (ja) サンルーフ装置
GB2251584A (en) Folding roof for an automobile.
JPH07149153A (ja) 車両用サンルーフ装置
JPH079854A (ja) アウタースライドサンルーフ装置
JP4105637B2 (ja) 車両用の屋根組立体
JPH08276745A (ja) サンルーフ装置
KR20140106192A (ko) 선루프용 개폐장치
EP0244110A2 (en) Opening roof for a motor vehicle
CN113167093B (zh) 车窗提升系统和机动车门
JP3289429B2 (ja) サンルーフ装置
JP4487666B2 (ja) 車両用サンルーフ装置
JP2598372B2 (ja) 窓開閉装置
JP2003326976A (ja) サンルーフ装置
JP3616984B2 (ja) 車両用サンルーフの開閉装置
JP4265052B2 (ja) スライディングルーフ装置
JPH0215693Y2 (ja)
JP3450049B2 (ja) サンルーフのパネル開閉装置
JP3448841B2 (ja) 車両用サンルーフ装置
JP2004009928A (ja) サンルーフにおける遮蔽部材の取付構造
JPH07330Y2 (ja) 幌式サンルーフ装置
JPS6366683B2 (ja)