JPH0797931B2 - 大豆用の全稈投入型コンバイン - Google Patents
大豆用の全稈投入型コンバインInfo
- Publication number
- JPH0797931B2 JPH0797931B2 JP1018295A JP1829589A JPH0797931B2 JP H0797931 B2 JPH0797931 B2 JP H0797931B2 JP 1018295 A JP1018295 A JP 1018295A JP 1829589 A JP1829589 A JP 1829589A JP H0797931 B2 JPH0797931 B2 JP H0797931B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soybean
- culm
- feed conveyor
- conveyor
- threshing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Combines (AREA)
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、大豆穀稈を刈取る刈取部と、この刈取部で刈
取った大豆穀稈を脱穀部へ向けて供給搬送するフィード
コンベアと、前記大豆穀稈を受入れて脱穀部における扱
胴で脱穀するとともに選別部で大豆を選別する脱穀装置
を設け、前記脱穀部を構成するに、前記フィードコンベ
ア側からの大豆穀稈を前記扱胴に向けて搬送する供給コ
ンベヤを設け、この供給コンベヤで送られて来る大豆穀
稈を、前記供給コンベヤの終端部との間で挟みつけなが
ら前記扱胴に供給する挟圧ローラを設け、この挟圧ロー
ラ及び供給コンベヤからの大豆穀稈を、前記扱胴が下か
ら上に向けて打撃して脱穀するよう前記扱胴の回転方向
を設定し、処理物が前記扱胴から下方の前記選別部に直
接落下するように、前記扱胴と選別部との間に開放空間
を形成してある大豆用の全稈投入型コンバインに関す
る。
取った大豆穀稈を脱穀部へ向けて供給搬送するフィード
コンベアと、前記大豆穀稈を受入れて脱穀部における扱
胴で脱穀するとともに選別部で大豆を選別する脱穀装置
を設け、前記脱穀部を構成するに、前記フィードコンベ
ア側からの大豆穀稈を前記扱胴に向けて搬送する供給コ
ンベヤを設け、この供給コンベヤで送られて来る大豆穀
稈を、前記供給コンベヤの終端部との間で挟みつけなが
ら前記扱胴に供給する挟圧ローラを設け、この挟圧ロー
ラ及び供給コンベヤからの大豆穀稈を、前記扱胴が下か
ら上に向けて打撃して脱穀するよう前記扱胴の回転方向
を設定し、処理物が前記扱胴から下方の前記選別部に直
接落下するように、前記扱胴と選別部との間に開放空間
を形成してある大豆用の全稈投入型コンバインに関す
る。
全稈投入型コンバインとしては例えば実開昭63-112435
号公報に開示されているように、刈取られてオーガによ
り中央に寄せ集められて来た穀稈はフィードコンベアに
より脱穀装置に送り込まれて行くように構成されてお
り、このフィードコンベアは左右一対のチェーンに亘り
横長の板状の搬送体を取り付けたような構造をして、こ
の搬送体により穀稈が脱穀装置側に押し上げられて行
く。
号公報に開示されているように、刈取られてオーガによ
り中央に寄せ集められて来た穀稈はフィードコンベアに
より脱穀装置に送り込まれて行くように構成されてお
り、このフィードコンベアは左右一対のチェーンに亘り
横長の板状の搬送体を取り付けたような構造をして、こ
の搬送体により穀稈が脱穀装置側に押し上げられて行
く。
開示されている構造では、脱穀装置において回転駆動式
の扱胴と固定の受刃が備えられて、この扱胴と受刃との
間で穀稈が脱穀処理される為に、フィードコンベアから
脱穀装置内に送り込まれる穀稈の姿勢に特に制約はない
ものとなっている。
の扱胴と固定の受刃が備えられて、この扱胴と受刃との
間で穀稈が脱穀処理される為に、フィードコンベアから
脱穀装置内に送り込まれる穀稈の姿勢に特に制約はない
ものとなっている。
しかしながら、近年大豆用の全稈投入型コンバインが現
れて来ており、この型式においてはフィードコンベアに
より脱穀装置内に穀稈が送り込まれて来た場合に、扱胴
が穀稈に対して下から上に向けて直接打撃を与えて脱穀
するような形態を採っている(実公昭63-27554号公報参
照)。
れて来ており、この型式においてはフィードコンベアに
より脱穀装置内に穀稈が送り込まれて来た場合に、扱胴
が穀稈に対して下から上に向けて直接打撃を与えて脱穀
するような形態を採っている(実公昭63-27554号公報参
照)。
従って、大豆用の型式においては刈取った穀稈は、穂先
を前として稈身方向に沿った縦方向に搬送し脱穀装置内
に送り込むことが脱穀効率の面から好ましいのである
が、先の実開昭63-112435号公報に開示されているよう
なフィードコンベアの構造では横に向いた穀稈は横に向
いたままで送られてしまうことになり、穂先を前とした
縦向きには成り難いような状態となっている。
を前として稈身方向に沿った縦方向に搬送し脱穀装置内
に送り込むことが脱穀効率の面から好ましいのである
が、先の実開昭63-112435号公報に開示されているよう
なフィードコンベアの構造では横に向いた穀稈は横に向
いたままで送られてしまうことになり、穂先を前とした
縦向きには成り難いような状態となっている。
ここで本発明は前述のような問題に着目してなされたも
のであり、できるだけ穂先を前として稈身方向に沿った
縦方向に大豆穀稈を搬送し脱穀装置内に送り込めるよう
に構成することを目的としている。
のであり、できるだけ穂先を前として稈身方向に沿った
縦方向に大豆穀稈を搬送し脱穀装置内に送り込めるよう
に構成することを目的としている。
本発明の特徴は、大豆穀稈を刈取る刈取部と、この刈取
部で刈取った大豆穀稈を脱穀部へ向けて供給搬送するフ
ィードコンベアと、前記大豆穀稈を受入れて脱穀部にお
ける扱胴で脱穀するとともに選別部で大豆を選別する脱
穀装置を設け、前記脱穀部を構成するに、前記フィード
コンベア側からの大豆穀稈を前記扱胴に向けて搬送する
供給コンベヤを設け、この供給コンベヤで送られて来る
大豆穀稈を、前記供給コンベヤの終端部との間で挟みつ
けながら前記扱胴に供給する挟圧ローラを設け、この挟
圧ローラ及び供給コンベヤからの大豆穀稈を、前記扱胴
が下から上に向けて打撃して脱穀するよう前記扱胴の回
転方向を設定し、処理物が前記扱胴から下方の前記選別
部に直接落下するように、前記扱胴と選別部との間に開
放空間を形成してある大豆用の全稈投入型コンバインで
あって、 前記フィードコンベアを、下方の案内板に沿った状態で
前記刈取部の穀稈排出口に向けて回動される左右相隣る
チェーンと、両チェーンどうしの間に架け渡された多数
の搬送体とで構成し、前記搬送体の長さ方向のいずれか
一方の端部側に偏った一部の範囲から前記チェーンの回
転周の外側に向いて突出する突起を、フィードコンベア
の搬送方向に沿って千鳥状に配置すると共に、前記突起
の突出方向側の端面を凹凸面に形成し、回転駆動される
前記突起により、フィードコンベアの下側に配置される
案内板とフィードコンベアとの間で大豆穀稈を前記穀稈
排出口側に搬送するよう構成してあることにあり、その
作用、及び、効果は次の通りである。
部で刈取った大豆穀稈を脱穀部へ向けて供給搬送するフ
ィードコンベアと、前記大豆穀稈を受入れて脱穀部にお
ける扱胴で脱穀するとともに選別部で大豆を選別する脱
穀装置を設け、前記脱穀部を構成するに、前記フィード
コンベア側からの大豆穀稈を前記扱胴に向けて搬送する
供給コンベヤを設け、この供給コンベヤで送られて来る
大豆穀稈を、前記供給コンベヤの終端部との間で挟みつ
けながら前記扱胴に供給する挟圧ローラを設け、この挟
圧ローラ及び供給コンベヤからの大豆穀稈を、前記扱胴
が下から上に向けて打撃して脱穀するよう前記扱胴の回
転方向を設定し、処理物が前記扱胴から下方の前記選別
部に直接落下するように、前記扱胴と選別部との間に開
放空間を形成してある大豆用の全稈投入型コンバインで
あって、 前記フィードコンベアを、下方の案内板に沿った状態で
前記刈取部の穀稈排出口に向けて回動される左右相隣る
チェーンと、両チェーンどうしの間に架け渡された多数
の搬送体とで構成し、前記搬送体の長さ方向のいずれか
一方の端部側に偏った一部の範囲から前記チェーンの回
転周の外側に向いて突出する突起を、フィードコンベア
の搬送方向に沿って千鳥状に配置すると共に、前記突起
の突出方向側の端面を凹凸面に形成し、回転駆動される
前記突起により、フィードコンベアの下側に配置される
案内板とフィードコンベアとの間で大豆穀稈を前記穀稈
排出口側に搬送するよう構成してあることにあり、その
作用、及び、効果は次の通りである。
前述のように構成すると、例えば第1図及び第2図に示
すように、穀稈の穂先がフィードコンベア(5)の突起
(5d)に引っ掛かれば、穀稈の姿勢が斜めや横向きであ
っても突起(5d)の移動(紙面右方又は上方)に伴い、
穀稈は穂先を前(紙面右方又は上方)として縦向きの姿
勢(紙面左右方向)に変わって行く。
すように、穀稈の穂先がフィードコンベア(5)の突起
(5d)に引っ掛かれば、穀稈の姿勢が斜めや横向きであ
っても突起(5d)の移動(紙面右方又は上方)に伴い、
穀稈は穂先を前(紙面右方又は上方)として縦向きの姿
勢(紙面左右方向)に変わって行く。
これは、突起(5d)が、搬送体(5c)の長さ方向の何れ
か一方の端部側に偏った一部の範囲から前記チェーンの
回転周の外側に向いて突出していて、1つの突起(5d)
の幅がフィードコンベア(5)の左右幅よりも狭く、且
つ、千鳥状に配置されている為に、1つの突起(5d)の
周りに比較的広い空間が得られることになり、しかも突
起(5d)の突出方向側の端面を凹凸面に形成してある為
に、突起(5d)で穀稈を確実に押すことができることと
なって、これらにより、突起(5d)の押し作用、及び穀
稈の根本側がフィードコンベアの下側の案内板に摺って
行く作用により、穀稈がフィードコンベアの下側に掻き
込まれる際、及び搬送中において穀稈の姿勢が穂先を前
とした縦向きに変わり易くなるのである。
か一方の端部側に偏った一部の範囲から前記チェーンの
回転周の外側に向いて突出していて、1つの突起(5d)
の幅がフィードコンベア(5)の左右幅よりも狭く、且
つ、千鳥状に配置されている為に、1つの突起(5d)の
周りに比較的広い空間が得られることになり、しかも突
起(5d)の突出方向側の端面を凹凸面に形成してある為
に、突起(5d)で穀稈を確実に押すことができることと
なって、これらにより、突起(5d)の押し作用、及び穀
稈の根本側がフィードコンベアの下側の案内板に摺って
行く作用により、穀稈がフィードコンベアの下側に掻き
込まれる際、及び搬送中において穀稈の姿勢が穂先を前
とした縦向きに変わり易くなるのである。
以上のように、刈取った穀稈の姿勢をフィードコンベア
によりできるだけ穂先を前とした縦向き姿勢として脱穀
装置内に送り込めるようになった。これにより、脱穀装
置の扱胴が穀稈に打撃を与える場合に扱胴が穂先に打撃
を与える確率が高くなって、穀粒の単粒化が促進され脱
穀効率の向上を図ることができた。
によりできるだけ穂先を前とした縦向き姿勢として脱穀
装置内に送り込めるようになった。これにより、脱穀装
置の扱胴が穀稈に打撃を与える場合に扱胴が穂先に打撃
を与える確率が高くなって、穀粒の単粒化が促進され脱
穀効率の向上を図ることができた。
以下、本発明の大豆用の全稈投入型コンバインを、図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第3図に示すように機体前部に刈取部(1)が配置され
ており、この刈取部(1)は回転式の掻き込みリール
(2)、バリカン式の刈取装置(3)、刈取った大豆穀
稈(以下、穀稈と略称する)を寄せるオーガ(4)、穀
稈を上方に送るフィードコンベア(5)等で構成されて
いる。そして、左右一対のクローラ走行装置(6)を備
えた車体フレーム(7)の前部に支持部(8)が固定さ
れると共に、この支持部(8)の横軸芯(P1)周りに刈
取部(1)が上下動自在に取り付けられ、刈取部(1)
を上下駆動する油圧シリンダ(9)が備えられている。
ており、この刈取部(1)は回転式の掻き込みリール
(2)、バリカン式の刈取装置(3)、刈取った大豆穀
稈(以下、穀稈と略称する)を寄せるオーガ(4)、穀
稈を上方に送るフィードコンベア(5)等で構成されて
いる。そして、左右一対のクローラ走行装置(6)を備
えた車体フレーム(7)の前部に支持部(8)が固定さ
れると共に、この支持部(8)の横軸芯(P1)周りに刈
取部(1)が上下動自在に取り付けられ、刈取部(1)
を上下駆動する油圧シリンダ(9)が備えられている。
また、前記刈取部(1)で刈取った穀稈を、刈取部
(1)が備えるフィードコンベア(5)と、このフィー
ドコンベア(5)の終端部側に配設した回転駆動式のビ
ータ(12)とを介して受入れて、脱穀部(X)における
扱胴(16)で脱穀するとともに選別部(Y)で大豆を選
別する脱穀装置(A)を車体フレーム(7)に設けてあ
る。
(1)が備えるフィードコンベア(5)と、このフィー
ドコンベア(5)の終端部側に配設した回転駆動式のビ
ータ(12)とを介して受入れて、脱穀部(X)における
扱胴(16)で脱穀するとともに選別部(Y)で大豆を選
別する脱穀装置(A)を車体フレーム(7)に設けてあ
る。
そして、刈取部(1)におけるフィードコンベア(5)
は次のように構成されている。つまり、第1、2、3図
に示すように一対のチェーン(5a)が上下のドラム(5
b)に巻き取回されており、両チェーン(5a)に亘り穀
稈搬送用の搬送体(5c)が架設されている。この搬送体
(5c)は板材をコ字状に折り曲げたような形状をしてお
り、フィードコンベア(5)の左右幅より幅狭の突起
(5d)が、前記搬送体(5c)の長さ方向のいずれか一方
の端部側に偏った一部の範囲から前記チェーン(5a)の
回転周の外側に向いて突出する状態で、かつ、フィード
コンベア(5)の幅方向に沿った姿勢で1つおきに千鳥
状に搬送体(5c)に設けられている。前記突起(5d)の
突出方向側の端面は凹凸面に形成してある。
は次のように構成されている。つまり、第1、2、3図
に示すように一対のチェーン(5a)が上下のドラム(5
b)に巻き取回されており、両チェーン(5a)に亘り穀
稈搬送用の搬送体(5c)が架設されている。この搬送体
(5c)は板材をコ字状に折り曲げたような形状をしてお
り、フィードコンベア(5)の左右幅より幅狭の突起
(5d)が、前記搬送体(5c)の長さ方向のいずれか一方
の端部側に偏った一部の範囲から前記チェーン(5a)の
回転周の外側に向いて突出する状態で、かつ、フィード
コンベア(5)の幅方向に沿った姿勢で1つおきに千鳥
状に搬送体(5c)に設けられている。前記突起(5d)の
突出方向側の端面は凹凸面に形成してある。
以上の構造により、オーガ(4)によりフィードコンベ
ア(5)側に寄せ集められて来た穀稈はチェーン(5a)
により回転駆動される突起(5d)及び搬送体(5c)によ
って、フィードコンベア(5)の下側の案内板(10)と
フィードコンベア(5)との間を通り穀稈排出口(11)
側に送られて行く。そして、オーガ(4)の下側からフ
ィードコンベア(5)内に掻き込まれる際や搬送中にお
いて、横や斜めに向いていた穀稈が穂先を穀稈排出口
(11)側に向けて、フィードコンベア(5)の搬送方向
に沿うようになって行くのである。又、案内板(10)は
多数の穴が設けられたパンチングメタル製であり、細か
なワラ屑等を漏下するようにしている。
ア(5)側に寄せ集められて来た穀稈はチェーン(5a)
により回転駆動される突起(5d)及び搬送体(5c)によ
って、フィードコンベア(5)の下側の案内板(10)と
フィードコンベア(5)との間を通り穀稈排出口(11)
側に送られて行く。そして、オーガ(4)の下側からフ
ィードコンベア(5)内に掻き込まれる際や搬送中にお
いて、横や斜めに向いていた穀稈が穂先を穀稈排出口
(11)側に向けて、フィードコンベア(5)の搬送方向
に沿うようになって行くのである。又、案内板(10)は
多数の穴が設けられたパンチングメタル製であり、細か
なワラ屑等を漏下するようにしている。
前記脱穀部(X)を構成するに、前記ビータ(12)から
の穀稈を前記扱胴(16)に向けて搬送する供給コンベヤ
(13)を設け、この供給コンベヤ(13)で送られて来る
穀稈を、前記供給コンベヤ(13)の終端部との間で挟み
つけながら前記扱胴(16)に供給する挟圧ローラ(15)
を設け、この挟圧ローラ(15)及び供給コンベヤ(13)
からの穀稈を、前記扱胴(16)が下から上に向けて打撃
して脱穀するよう前記扱胴(16)の回転方向を設定し、
処理物が前記扱胴(16)から下方の前記選別部(Y)に
直接落下するように、前記扱胴(16)と選別部(Y)と
の間に開放空間(S)を形成してある。
の穀稈を前記扱胴(16)に向けて搬送する供給コンベヤ
(13)を設け、この供給コンベヤ(13)で送られて来る
穀稈を、前記供給コンベヤ(13)の終端部との間で挟み
つけながら前記扱胴(16)に供給する挟圧ローラ(15)
を設け、この挟圧ローラ(15)及び供給コンベヤ(13)
からの穀稈を、前記扱胴(16)が下から上に向けて打撃
して脱穀するよう前記扱胴(16)の回転方向を設定し、
処理物が前記扱胴(16)から下方の前記選別部(Y)に
直接落下するように、前記扱胴(16)と選別部(Y)と
の間に開放空間(S)を形成してある。
以上の構成により、穀稈排出口(11)から出てきた穀稈
は第3図に示すように前記回転駆動式のビータ(12)に
より、ベルト式の供給コンベア(13)上に放出される。
そして、横軸芯(P3)周りで紙面時計方向に回転駆動さ
れる扱胴(16)側に送られると共に、供給コンベア(1
3)と挟圧ローラー(15)とで挟み付けられるようにし
て扱胴(16)側に押し出され脱穀処理されるのである。
は第3図に示すように前記回転駆動式のビータ(12)に
より、ベルト式の供給コンベア(13)上に放出される。
そして、横軸芯(P3)周りで紙面時計方向に回転駆動さ
れる扱胴(16)側に送られると共に、供給コンベア(1
3)と挟圧ローラー(15)とで挟み付けられるようにし
て扱胴(16)側に押し出され脱穀処理されるのである。
前記選別部(Y)の構成について述べると、第3図に示
すように簀の子状の選別板(23)及び案内板(24)、唐
箕(27)及び風向き調節用の風向板(28)等が配置され
ており、1番物が1番スクリュー(29)に回収される。
そして、2番物は2番物処理ローター(31)に回収され
単粒化処理されるのであり、この2番物処理ローター
(31)から漏下した穀粒等が2番物として2番スクリュ
ー(33)に回収されるのである。
すように簀の子状の選別板(23)及び案内板(24)、唐
箕(27)及び風向き調節用の風向板(28)等が配置され
ており、1番物が1番スクリュー(29)に回収される。
そして、2番物は2番物処理ローター(31)に回収され
単粒化処理されるのであり、この2番物処理ローター
(31)から漏下した穀粒等が2番物として2番スクリュ
ー(33)に回収されるのである。
突起(5d)の先端の形状であるが第4図(イ),(ロ)
に示すような形状としてもよい。
に示すような形状としてもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするた
めに符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
めに符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
図面は本発明に係る大豆用の全稈投入型コンバインの実
施例を示し、第1図は刈取部におけるオーガ及びフィー
ドコンベア入口付近の横断平面図、第2図は刈取部にお
けるオーガ及びフィードコンベア入口付近の縦断側面
図、第3図はコンバインの全体側面、第4図(イ),
(ロ)はフィードコンベアにおける突起先端の形状の別
実施例を示す正面図である。 (1)……刈取部、(5)……フィードコンベア、(5
d)……突起、(10)……案内板、(11)……穀稈、(1
3)……供給コンベア、(15)……挟圧ローラ、(16)
……扱胴、(A)……脱穀装置、(X)……脱穀部、
(Y)……選別部。
施例を示し、第1図は刈取部におけるオーガ及びフィー
ドコンベア入口付近の横断平面図、第2図は刈取部にお
けるオーガ及びフィードコンベア入口付近の縦断側面
図、第3図はコンバインの全体側面、第4図(イ),
(ロ)はフィードコンベアにおける突起先端の形状の別
実施例を示す正面図である。 (1)……刈取部、(5)……フィードコンベア、(5
d)……突起、(10)……案内板、(11)……穀稈、(1
3)……供給コンベア、(15)……挟圧ローラ、(16)
……扱胴、(A)……脱穀装置、(X)……脱穀部、
(Y)……選別部。
Claims (1)
- 【請求項1】大豆穀稈を刈取る刈取部(1)と、この刈
取部(1)で刈取った大豆穀稈を脱穀部(X)へ向けて
供給搬送するフィードコンベア(5)と、前記大豆穀稈
を受入れて脱穀部(X)における扱胴(16)で脱穀する
とともに選別部(Y)で大豆を選別する脱穀装置(A)
を設け、前記脱穀部(X)を構成するに、前記フィード
コンベア(5)側からの大豆穀稈を前記扱胴(16)に向
けて搬送する供給コンベヤ(13)を設け、この供給コン
ベヤ(13)で送られて来る大豆穀稈を、前記供給コンベ
ヤ(13)の終端部との間で挟みつけながら前記扱胴(1
6)に供給する挟圧ローラ(15)を設け、この挟圧ロー
ラ(15)及び供給コンベヤ(13)からの大豆穀稈を、前
記扱胴(16)が下から上に向けて打撃して脱穀するよう
前記扱胴(16)の回転方向を設定し、処理物が前記扱胴
(16)から下方の前記選別部(Y)に直接落下するよう
に、前記扱胴(16)と選別部(Y)との間に開放空間
(S)を形成してある大豆用の全稈投入型コンバインで
あって、 前記フィードコンベア(5)を、下方の案内板(10)に
沿った状態で前記刈取部(1)の穀稈排出口(11)に向
けて回動される左右相隣るチェーン(5a)と、両チェー
ン(5a)どうしの間に架け渡された多数の搬送体(5c)
とで構成し、前記搬送体(5c)の長さ方向のいずれか一
方の端部側に偏った一部の範囲から前記チェーン(5a)
の回転周の外側に向いて突出する突起(5d)を、フィー
ドコンベア(5)の搬送方向に沿って千鳥状に配置する
と共に、前記突起(5d)の突出方向側の端面を凹凸面に
形成し、回転駆動される前記突起(5d)により、フィー
ドコンベア(5)の下側に配置される案内板(10)とフ
ィードコンベア(5)との間で大豆穀稈を前記穀稈排出
口(11)側に搬送するよう構成してある大豆用の全稈投
入型コンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1018295A JPH0797931B2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 大豆用の全稈投入型コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1018295A JPH0797931B2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 大豆用の全稈投入型コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02200112A JPH02200112A (ja) | 1990-08-08 |
JPH0797931B2 true JPH0797931B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=11967617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1018295A Expired - Lifetime JPH0797931B2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 大豆用の全稈投入型コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0797931B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106134646A (zh) * | 2015-03-31 | 2016-11-23 | 剑阁县雄关机械制造有限责任公司 | 一种蓖麻脱粒机 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4705262B2 (ja) * | 2001-04-12 | 2011-06-22 | 株式会社東洋新薬 | 葉茎稈収穫機 |
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