JPH0797751B2 - 逐次符号化方法 - Google Patents

逐次符号化方法

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JPH0797751B2
JPH0797751B2 JP23913986A JP23913986A JPH0797751B2 JP H0797751 B2 JPH0797751 B2 JP H0797751B2 JP 23913986 A JP23913986 A JP 23913986A JP 23913986 A JP23913986 A JP 23913986A JP H0797751 B2 JPH0797751 B2 JP H0797751B2
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は2値ディジタルデータ列を磁気記録または光学
的記録に適した信号系列に変換する符号化復号化方式に
おける逐次符号化方法に関する。
(従来の技術) 2値ディジタルデータ列で表わされる情報を、磁気テー
プや磁気ディスク等の磁気記録媒体に記録しようとする
場合、上記2値ディジタルデータ列を磁気記録に適した
信号系列に変換することが行われる。
このような信号系列への変換に要求される条件として
は、磁気記録媒体の磁化反転間隔(記録波長)が短くな
ると、前後の磁化反転からの干渉を受けて検出エラーが
増大するので最小磁化反転間隔が大きいことと、さら
に記録ビットを検出するための検出窓幅が大きいこ
と、が挙げられる。ところが復調用クロック信号の周期
に比べて磁化反転間隔が大きいと復調用クロック信号が
再生信号より作ることが難しくなるので、最大磁化反転
間隔が小さくしなければならない。この条件はにそ
れぞれ相反するものであり、磁気記録媒体上のデータ記
録密度を最大にするように最適化されなければならな
い。T.Horiguchi及びK.Moritaの論文“An Optimization
of Modulation Codes in Digital Recording",IEEE Tr
ansaction on Magnetics.Vo1.MAG−12.No.6,Nov.1976、
P.740には、2ビットの拘束されないデータワードを3
ビットの拘束されたコードワードに変換することによ
り、コードワード列中の隣接する“1"の間の最小の“0"
の数dが1個で、隣接する“1"の間の最大の“0"の数k
が7個であるコードレート2/3の符号化復号化方式が開
示してある。しかし、上記論文に開示してある符号化復
号化方式はデータワードが2ビット及び4ビットの可変
長符号化復号化方式であり、変換を行うための装置が複
雑になるという欠点を有する。
特開昭58−212248号公報には、上記可変長符号化復号化
方式における変換を逐次的に行うことの出来るエンコー
ド及びデコート装置が開示してある。上記特許における
エンコード装置において採用されているコードレート2/
3の符号化復号化方式の変換表を表1に示す。
表1において、データワードと記載された欄はデータ列
から区切ったビットの組を示し、コードワードと記載さ
れた右欄は対応する変換されたコードの組を示してい
る。変換されたコードワード列は“1"のところで記録電
流を反転することにより、磁気記録媒体上に磁化反転と
して記録される。表1においてコードワード中の“X"は
前のコードワードの最後のビットによって“1"又は“0"
となるビットを示しており、前のビットの補数を表わし
ている。このような符号化復号化方式のエンコード装置
は上記特許に示されている第3図の如き回路で実現出来
る。第3図の符号化回路はデータの2ビット毎にコード
を3ビット出力する逐次形の符号化回路であり、第4図
に制御及びクロック信号の波形及びタイミング関係を示
す。データ列はクロックAに同期して、シリアル入力パ
ラレル出力のシフトレジスタ320に入力され、クロック
Aによってシフトされる。シフトレジスタ320の3段の
パラレル出力は、アンド回路311〜317及びオア回路318
〜320からなる論理回路321によって符号変換され、クロ
ックB及びロード信号によって動作するパラレル入力の
シフトレジスタ323に並列にロードされる。シフトレジ
スタ323のロード動作はロード信号がハイレベルの時に
クロックB信号の立上りで、論理回路321の出力Pi,Ri,S
i,Wiを並列にロードすることにより行われる。ロード信
号がローレベルの時には、シフトレジスタ323はシフト
動作を行う。論理回路321は表1で表わされる符号変換
をデータ2ビット毎に逐次的に3ビットのコードに変換
するための回路で、表2に示すようにワード長を示すWi を用いることにより逐次変換を行っている。すなわち、
データワード長が4ビットの時の先頭の2ビットに対し
てのみWi=1とし、コードビットで3ビット前のWiとデ
ータA,B,Cを使って、コードワードのPi,Ri,Si及びWiを
次のように演算している。
Wi-1及びSi-1はコードワードで3ビット前の符号を示し
ており、ロード信号がハイレベルでクロックBの立上り
の時にはWi-1はシフトレジスタ323のR段に、Si-1はシ
フトレジスタ320のP段に格納されている。従って、論
理回路321は論理演算式(1)を実現するための回路
で、アンド回路311〜317とオア回路318〜320を第3図の
論理回路321のように接続することにより(1)の演算
が実行される。
しかしながら、表1の符号化復号化方式のエンコード装
置を実現するための第3図ののような従来の符号化回路
では、符号変換を行うための論理回路の回路規模が極め
て大きくかつ複雑であるという欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点) 上述した如く、表1に示す符号化復号化方式を用い、こ
の方式を回路として実現しようとすると構成が大きくか
つ複雑になるという欠点があった。つまり、上記表1に
示すような符号変換は、装置を実現するものとしては適
したものであるとは言えなかった。
そこで本発明は、このような欠点に鑑みてなされたもの
でその目的とするところは、可変長符号化復号化方式と
同等の記録信号電流を作り得、しかも符号変換を行うた
めの論理回路が簡易な逐次符号化方式を提供するところ
にある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) この発明は、2値データ列を4種類の2ビット長データ
ワードから選択された(0,0)または(1,1)のデータワ
ードを除いた3種類の2ビット長データワード、上記選
択から除かれた2ビット長データを上位ビットとする4
種類の4ビット長データワードに区切り、上記3種類の
2ビット長データワードを(1,0,0)、(1,0,1)、(0,
1,0)からなるコードワードにデータワードの第1及び
第2ビットがそれぞれ第2及び第3ビットと同じかまた
は補数となるように対応させると共に、次にデータワー
ドの先頭ビットの補数をYとして、上記4種類の4ビッ
ト長データワードを(1,1,1,1,0,0)、(1,1,1,1,0,
1)、(0,1,1,0,0,0)、(0,1,1,Y,0,1)からなるコー
ドワードにデータワードの第1,第2及び第4ビットがそ
れぞれコードワードの第2,第3及び第6ビットと同じか
または補数となるように対応させて、上記2値データ列
から区切られたデータワードを対応させコードワードに
変換し、変換によって得られたコードワード列の中でビ
ットが0から1に変わる時点でのみ記録すべき信号を反
転させて出力することを特徴とする逐次符号化方法と、
2値データ列を4種類の2ビット長データワードから選
択された(0,0)、(1,1)のデータワードを除いた3種
類の2ビット長データワードと、上記選択から除かれた
2ビット長データを上位ビットとする4種類の4ビット
長データワードに区切り上記3種類の2ビット長データ
ワードを(1,0,0)、(1,0,1)、(0,1,0)からなるコ
ードワードに、データワードの第1及び第2ビットがそ
れぞれコードワードの第2及び第3ビットと同じかまた
は補数となるように対応させると共に、上記4種類の4
ビット長データワードを(1,1,1,1,0,0)、(1,1,1,1,
0,1)、(0,1,1,0,0,0)、(0,1,1,1,0,1)からなるコ
ードワードにデータワードの第1,第2及び第4ビットが
それぞれコードワードの第2,第3及び第6ビットと同じ
かまたは補数となるように対応させて、上記2値データ
列から区切られたデータワードを対応させコードワード
に変換し、変換によって得られたコードワード列の中で
ビットが0から1に変わる時点でのみ記録すべき信号を
反転させて出力することを特徴とする逐次符号化方法で
ある。
(作用) 第1の発明は2ビット長のデータワードの第1ビット、
第2ビットがそれぞれコードワードの第2ビット、第3
ビットと同じになるように2ビット長データワードを3
ビット長コードワードに変換すると共に、4ビット長デ
ータワードの第1ビット、第2ビット及び第4ビットが
それぞれコードワードの第2ビット、第3ビット及び第
6ビットと同じになるように4ビット長データワードを
6ビット長コードワードに変換することによってコード
ワード列を得、又、第2の発明は2ビット長のデータワ
ードの第1及び第2ビットがそれぞれ3ビット長コード
ワードの第2及び第3ビットと同じになるように2ビッ
ト長データワードを3ビット長コードワードに変換する
と共に、4ビット長データワードの第1及び第2ビット
がそれぞれ6ビット長コードワードの第2及び第3ビッ
トと同じように、4ビット長データワードの先頭の2ビ
ットを3ビットのコードビットに変換した後4ビット長
データワードの第3ビットを修正し、修正した第3ビッ
ト及び第4ビットがそれぞれ6ビット長コードワードの
第5ビット及び第6ビットと同じになるように4ビット
長データワードの残りの2ビットを3ビットのコードビ
ットに変換することによってコードワード列を得、上記
2つの変換によって作られたコードワード列の中でビッ
トが“0"から“1"に変る時点でのみ記録信号を反転させ
ることによって、表1に示された可変長符号化復号化方
式における符号化回路と同等の記録信号符号化方式を実
現でき、又この方式を回路に適用させた場合、構成が極
めて簡素化する。
(実施例) 第1の実施例 以下、図面を参照して本発明の一実施例につき説明す
る。
第1図は本発明による符号化回路の一実施例であり、表
3は本発明の符号化回路によって変換されるデータワー
ドとコードワードとの対応関係を示した変換表である。
本発明による表3の変換表は表1の変換表とは異なる
が、表1の変換表によって変換されたコードワード列の
コードビット“1"のところで信号を反転させた記録信号
と、本発明の表3によって変換されたコードワード列の
中のコードビットが“0"から“1"に変化する時点で信号
を反転させた記録信号とは同じ信号反転を持つ記録信号
になる。表3の中で“Y"は次のデータワードの先頭ビッ
トの補数を表わしている。
本発明による第1図の符号化回路は、データの2ビット
毎にコードを3ビット出力する逐次形の符号化回路であ
り、従来例と同様に第4図に示す制御信号及びクロック
信号波形とタイミング関係で動作する。データ列はクロ
ックAに同期して、シリアル入力,パラレル出力のシフ
トレジスタ110に入力され、クロックAによってシフト
され。シフトレジスタ110の3段のパラレル出力は、ア
ンド回路111〜113及びオア回路114からなる論理回路115
によって符号変換され、クロックB及びロード信号によ
って動作するパラレル入力のシフトレジスタ116に並列
にロードされる。シフトレジスタ116のロード動作はロ
ード信号がハイレベルの時にクロックBの立上りで論理
回路115の出力Pj,Rj,Sj,Wjを並列にロードすることによ
り行われる。ロード信号がローレベルの時には、シフト
レジスタ13はシフト動作を行う。論理回路115は表3で
表わされる符号変換をデータ2ビ ット毎に逐次的に3ビットのコードに変換するための回
路で、表4に示すようにデータワード長が4ビットの時
の先頭の2ビットに対してのみWj=1となるワード長を
示す符号を用いることにより逐次変換を行っている。表
4からコードワードのPj,Rj,Sj及びワード長を示すWjは
次のように演算される。
Wj-1はコードビットで3ビット前の符号を示しているの
で、ロード信号がハイレベルでクロックBの立上りの時
にはWjはシフトレジスタ116のR段に格納されている。
従って、論理回路115はシフトレジスタ110のB段のQ出
力とC段の出力をアンド回路111に入力し、アンド回
路111の出力とシフトレジスタ110のA段の出力とをオ
ア回路114に入力して、オア回路114の出力をPjとし、シ
フトレジスタ110のA段のQ出力とシフトレジスタ116の
R段の出力をアンド回路112に加えて、アンド回路112
の出力をRjとし、シフトレジスタ110のB段のQ出力をS
jとし、シフトレジスタ110のA段のQ出力とB段のQ出
力及びシフトレジスタ116のR段の出力とをアンド回
路113に加え、アンド回路113の出力をWjとすることによ
り(2)の演算が実行させる。
第5図は本発明による符号化回路の他の一実施例であ
り、510及び516はシフトレジスタである。第5図の符号
化回路も第1図の符号化回路と同様に第4図に示すクロ
ック及び制御信号により動作する。データ列はクロック
Aに同期して、シリアル入力,パラレル出力のシフトレ
ジスタ510に入力され、クロックAによってシフトされ
る。シフトレジスタ510の3段のパラレル出力は、アン
ド回路511,512、ナンド回路513、オア回路514からなる
論理回路515によってPk,Rk,Skに符号変換され、クロッ
クB及びロード信号によって動作するパラレル入力のシ
フトレジスタ516に並列にロードされる。シフトレジス
タ516のロード動作はロード信号がハイレベルの時にク
ロックBの立上りで行われ、ロード信号がローレベルの
時はシフト動作を行う。第5図の回路では論理回路515
で、ワード長を示す符号を演算せず、表4においてデー
タワード長が4ビットの時の先頭の2ビットに対するビ
ットコードビットの第2番目と第3番目のビットが共に
“1"であることを使って逐次変換を行っている。すなわ
ち、コードワードのPk,Rk,Skは次のように演算される。
ここで、Rk-1及びSk-1はコードビットで3ビット前の符
号を示しているので、ロード信号がハイレベルで、クロ
ックBの立上りの時にはRk-1はシフトレジスタ516のN
段にSk-1はシフトレジスタ516のP段に格納されてい
る。従って論理回路515はシフトレジスタ510のB段のQ
出力とC段の出力をアンド回路511に入力し、アンド
回路511の出力とシフトレジスタ510のA段の出力とを
オア回路514に入力してオア回路514の出力をPkとし、シ
フトレジスタ516のN段及びP段のQ出力をナンド回路5
13に入力し、ナンド回路513の出力とシフトレジスタ510
のA段のQ出力をオア回路512に入力してオア回路512の
出力をRkとしシフトレジスタ510のB段のQ出力をSkと
することにより(3)の演算が実行される。
第1図及び第5図の本発明による符号化回路は表3に示
す符号変換を行っているために、従来の符号化回路に比
べ変換の論理演算が非常に簡単になる。
以上説明したように、本発明による符号化回路は表3に
示す符号変換によってコードワード列を得て、コードビ
ットが“0"から“1"に変化する時点で記録信号を反転す
ることによって、磁気記録に適した記録信号を得ること
が出来ると共に、非常に簡易に符号変換処理を行えるの
で、符号化回路の構成の簡単化を図り得る。故にその実
用的利点は絶大である。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えばデータの各ビットをその補数にして(データ列を反
転させて)、表5に示す符号の変 換を行っても良いことは勿論である。この時には第1図
及び第5図の符号化回路のシフトレジスタ110及び510の
Q出力と出力を交換すれば良い。また(2)式及び
(3)式の論理演算を行うのにアンド回路、ナンド回
路、オア回路の組合せで行ったが、ノア回路等の他の論
理演算素子の組合せでも良いことは勿論であり、コード
ビットもその補数を演算し、シフトレジスタ出力で反転
させても良い。
第2の実施例 次に第2の実施例について説明する。本質的には第1の
実施例と同様であるが、説明の都合上、上述と重複して
説明する場合がある。第2図がその符号化回路の実施例
である。210,211,212はDフリップフロップ、213,214は
アンド回路215はオア回路216はナンド回路、217はシフ
トレジスタである。表6は本発明の符号化回路によって 変換されるデータワードとコードビットとの対応関係を
示した変換表である。本発明による表6の変換表は表1
の変換表とは異なるが、表1の変換表に従って変換され
たコードワード列のコードビット“1"のところで信号を
反転させた記録信号と本発明の表6の変換表に従って変
換されたコードワード列の中のコードビットが“0"から
“1"に変化する時点で信号を反転させた記録信号とは同
じ信号反転を持つ記録信号となる。
本発明による第2図の符号化回路は、データの2ビット
毎にコードを3ビット出力する逐次形の符号化回路であ
り、第3図の従来例と同様に第4図に示す制御信号及び
クロック信号波形とタイミング関係で動作する。データ
列はクロックAに同期してDフリップフロップ210にク
ロックAと共に入力され、そのQ出力はアンド回路213
を介して縦続接続され、クロックAで動作するDフリッ
プフロップ211,212に加えられる。Dフリップフロップ2
10,211,212の出力はアンド回路214とオア回路215とによ
ってコードビットが論理演算され、クロックB及びロー
ド信号によって動作するパラレル入力のシフトレジスタ
217にロードされると共にDフリップフロップ211,212の
出力がロード信号のハイレベル時に特定のパターンにな
っている場合には、ナンド回路216とアンド回路213とに
よって、Dフリップフロップ211に入力するDフリップ
フロップ210の出力を阻止して“0"を入力させる。シフ
トレジスタ217のロード動作は、ロード信号がハイレベ
ルの時にクロックBの立上りで論理演算されたコードビ
ットを並列にロードすることにより行われる。ロード信
号がローレベルの時には、シフトレジスタ217はシフト
動作を行う。本発明による符号変換はデータワード長が
4ビットの時、すなわちDフリップフロップ211及び212
に格納されているデータが特定のパターン“11"になっ
た時に、4ビット長データワードの第3番目のビットを
“0"にして修正データワードを作り、この修正データワ
ードに対して4ビット長データワードの後の2ビットの
データビットを3ビットのコードビットに変換する。表
7はこのようなデータワード及び修正データワードに対
するコードワードの対応を示す変換表で第2図に示す符
号化回路は2ビット長データワード及び4ビット長デー
タワードの先頭の2ビットに対しては修正される前のデ
ータワードの2ビットのデータを3ビットに変換し、4
ビット長デー タワードの後の2ビットに対しては、修正された後の修
正データワードの後の2ビットデータを3ビットのコー
ドビットに変換するようにした逐次的な符号化回路であ
る。表7からコードビットのPi,Ri,Siと、データを修正
するためのDフリップフロップ211の入力Biは、ロード
信号をLとして次のように演算される。
従って(4)式を実行する論理演算は、Dフリップフロ
ップ211のQ出力とDフリップフロップ210の出力をア
ンド回路214に入力し、アンド回路214の出力とDフリッ
プフロップ212の出力とをオア回路215に入力してオア
回路の出力をPiとし、Dフリップフロップ212のQ出力
をRiとし、Dフリップフロップ211のQ出力をSiとし、
Dフリップフロップ211及び212のQ出力とロード信号を
ナンド回路216に入力し、ナンド回路216の出力とDフリ
ップフロップ210のQ出力とをアンド回路213に入力し
て、アンド回路213の出力をDフリップフロップ211のD
入力端子に加えるBiとすることにより行うことが出来
る。
すなわち、第2図の本発明の一実施例である符号化回路
は、4ビット長データワードを修正することにより、従
来の符号化回路に比べシフトレジスタの段数を少くする
ことが出来ると共に、符号変換の論理演算が非常に簡単
になる。
以上説明したように、本発明による符号化回路は、表6
に示す符号化回路によってコードワード列を得て、コー
ドビットが“0"から“1"に変化する時点で記録信号を反
転することによって、磁気記録に適した記録信号を得る
ことが出来ると共に、非常に簡易に符号変換処理を行え
るので符号化回路の構成の簡単化を図り得る。故にその
実用的利点は絶大である。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えばデータの各ビットをその補数にして(データ列を反
転させて)、表8に示す符号変換を行っても良いことは
勿論である。この時には第2図の符号化回路のDフリッ
プフロップ210,211,212からアンド回路214,オア回路215
及びナンド回路216に接続されているQ出力と出力を
変換すると共に、アンド回路213をオア回路に、ナ ンド回路216をアンド回路にすれば良い。また、(4)
式の論理演算を行うのにアンド回路、ナンド回路、オア
回路の組合せで行ったが、ノア回路等の他の論理演算素
子の組合せでも良いことは勿論であり、コードビットも
その補数を演算し、シフトレジスタ出力で反転させても
良い。要するに、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施することが出来る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、論理演算回路を構成する上で従来に比
べて簡素化が図れ、集積化を行う際にも実用性の極めて
高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例である符号化回路、第2図
は本発明に係る実施例である符号化回路、第3図は従来
の符号化回路、第4図はクロックと制御信号の波形とタ
イミングを示す図、第5図は本発明に係る実施例である
符号化回路である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2値データ列を4種類の2ビット長データ
    ワードから選択された(0,0)または(1,1)のデータワ
    ードを除いた3種類の2ビット長データワード、上記選
    択から除かれた2ビット長データを上位ビットとする4
    種類の4ビット長データワードに区切り、 上記3種類の2ビット長データワードを(1,0,0)、
    (1,0,1)、(0,1,0)からなるコードワードにデータワ
    ードの第1及び第2ビットがそれぞれ第2及び第3ビッ
    トと同じかまたは補数となるように対応させると共に、 次のデータワードの先頭ビットの補数をYとして、上記
    4種類の4ビット長データワードを(1,1,1,1,0,0)、
    (1,1,1,1,0,1)、(0,1,1,0,0,0)、(0,1,1,Y,0,1)
    からなるコードワードにデータワードの第1,第2及び第
    4ビットがそれぞれコードワードの第2,第3及び第6ビ
    ットと同じかまたは補数となるように対応させて、上記
    2値データ列から区切られたデータワードを対応させコ
    ードワードに変換し、 変換によって得られたコードワード列の中でビットが0
    から1に変わる時点でのみ記録すべき信号を反転させて
    出力することを特徴とする逐次符号化方法。
  2. 【請求項2】2値データ列を4種類の2ビット長データ
    ワードから選択された(0,0)、(1,1)のデータワード
    を除いた3種類の2ビット長データワードと、 上記選択から除かれた2ビット長データを上位ビットと
    する4種類の4ビット長データワードに区切り上記3種
    類の2ビット長データワードを(1,0,0)、(1,0,1)、
    (0,1,0)からなるコードワードに、データワードの第
    1及び第2ビットがそれぞれコードワードの第2及び第
    3ビットと同じかまたは補数となるように対応させると
    共に、上記4種類の4ビット長データワードを(1,1,1,
    1,0,0)、(1,1,1,1,0,1)、(0,1,1,0,0,0)、(0,1,
    1,1,0,1)からなるコードワードにデータワードの第1,
    第2及び第4ビットがそれぞれコードワードの第2,第3
    及び第6ビットと同じかまたは補数となるように対応さ
    せて、上記2値データ列から区切られたデータワードを
    対応させコードワードに変換し、 変換によって得られたコードワード列の中でビットが0
    から1に変わる時点でのみ記録すべき信号を反転させて
    出力することを特徴とする逐次符号化方法。
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JP3204217B2 (ja) 1998-06-17 2001-09-04 日本電気株式会社 記録符号変換方法及び復号方法並びに同期信号挿入方法

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