JPH0797487A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
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- JPH0797487A JPH0797487A JP26435893A JP26435893A JPH0797487A JP H0797487 A JPH0797487 A JP H0797487A JP 26435893 A JP26435893 A JP 26435893A JP 26435893 A JP26435893 A JP 26435893A JP H0797487 A JPH0797487 A JP H0797487A
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Abstract
し、帯電防止剤(2)と多価アルコール縮合ヒドロキシ
脂肪酸エステル(3)との混合物を0.03〜1.5重
量部添加してなる樹脂組成物。 【効果】 本発明の樹脂組成物は帯電防止性に優れ、帯
電防止剤のブリードによる経時のフィルムの白化がな
く、フィルムブロッキングがなく、食品や医薬品等の包
装用フィルム材料として好適に利用される。
Description
後のフィルムにブロッキングや経時による白化がなく、
製膜加工時または延伸加工時に発煙のないポリオレフィ
ン系樹脂組成物に関するものである。更に該樹脂組成物
を溶融製膜後二軸延伸して得たフィルムをコロナ処理
し、更にエージング処理してなる帯電防止された二軸延
伸ポリオレフィンフィルムに関するものである。
れていることから包装材料および農業分野、土木・建築
分野等における材料として広く用いられている。特に二
軸延伸ポリプロピレンフィルム(以下、「OPP」と略
すことがある。)は機械的性質、透明性等に優れている
ため、包装材料として広く利用されている。しかし、ポ
リオレフィンは電気抵抗が大きく、摩擦等により容易に
静電気が発生し、製品への塵埃の付着、印刷不良、成形
時における人体への電撃等の問題がある。
ィルム表面に塗布する方法、樹脂内に練り込む方法等が
提案されている。これらのうち、帯電防止剤をフィルム
表面に塗布する方法は、効果の持続性に劣り塗布むらを
生じやすいこと、フィルムにブロッキングが発生しやす
いこと等の欠点があることから、樹脂内部に帯電防止剤
を練り込む方法が一般的である。
付与することは種々の問題があり、特にOPPにその問
題が顕著に現れていた。すなわち、延伸加工により結晶
性が高くなり配向度が上昇する結果、ポリプロピレン樹
脂に一般的な帯電防止剤を一般的な量を添加しても、帯
電防止効果の発現がみられないか発現する時期が遅いた
め、帯電防止剤の添加量を増加し、フィルムの延伸後コ
ロナ放電処理を施し、更にエージング処理をすることが
一般的に行われている。しかし帯電防止剤の添加量を増
すと、製膜加工および延伸加工時の帯電防止剤による発
煙のための作業環境の悪化、フィルムのブロッキングが
増大し滑り性が低下する結果、製袋等の二次加工時の作
業性低下、更に経時により帯電防止剤がブリードしフィ
ルムが白化する結果、OPPの優れた性質の一つである
透明性が損なわれる等の問題がある。
止性に優れ、製膜後のフィルムにブロッキングや経時に
よる白化がなく、製膜加工時または延伸加工時に発煙の
ないポリオレフィン系樹脂組成物を提供することにあ
る。更に該樹脂組成物を溶融製膜後二軸延伸して得たフ
ィルムをコロナ処理し、更にエージング処理してなる帯
電防止された二軸延伸ポリオレフィンフィルムを提供す
ることにある。
明者らは上記問題点の解決のため鋭意検討した結果、一
般に使用される帯電防止剤と多価アルコール縮合ヒドロ
キシ脂肪酸エステルとを併用しポリオレフィン樹脂に添
加して得られた樹脂組成物及びこれから得られる二軸廷
伸ポリオレフィンフィルムにより上記課題が解決される
ことを見いだし発明を完成するに至った。
(1)100重量部に対し、帯電防止剤(2)と多価ア
ルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル(3)との混合
物を0.03〜1.5重量部添加してなる樹脂組成物、
更に該樹脂組成物を溶融製膜後二軸延伸して得たフィル
ムをコロナ処理し、更にエージング処理してなる帯電防
止された二軸延伸ポリオレフィンフィルムである。
樹脂組成物の1成分として用いられるポリオレフィン樹
脂(1)とは、エチレン、プロピレン、1ーブテン、3
ーメチルー1ーブテン、3ーメチルー1ーペンテン、4
ーメチルー1ーペンテン等のαーオレフィンの単独重合
体、これらαーオレフィンと他の1種以上のαーオレフ
ィンとの共重合体、あるいはこれらαーオレフィンと他
の共重合可能な不飽和単量体との共重合体が挙げられ
る。
密度ポリエチレン、エチレンとプロピレン、1ーブテ
ン、4ーメチルー1ーペンテン、1ーヘキセン、1ーオ
クテン等の1種以上のα−オレフィンとの共重合体、プ
ロピレンとエチレン、1ーブテン、4ーメチルー1ーペ
ンテン、1ーヘキセン、1ーオクテン等の1種以上のα
−オレフィンとの共重合体、エチレンと酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル等のビニルエステルとの共重合体、エ
チレンとアクリル酸またはメタクリル酸のメチル、エチ
ル、n−ブチル、イソブチル等の不飽和カルボン酸エス
テルとの共重合体、エチレンとアクリル酸、メタクリル
酸等の不飽和カルボン酸との共重合体およびその金属
塩、エチレン/ビニルエステル/一酸化炭素共重合体、
エチレン/不飽和カルボン酸エステル/一酸化炭素共重
合体、エチレン/不飽和カルボン酸エステル/不飽和カ
ルボン酸共重合体およびその金属塩、エチレン/ビニル
エステル/不飽和カルボン酸共重合体およびその金属
塩、エチレン/メチルアクリレート/モノエチルマレエ
ート共重合体、エチレン/酢酸ビニル/モノエチルマレ
エート共重合体等があげられる。更に上記各樹脂のシラ
ン変性、カルボン酸変性等の変性体なども挙げることが
できる。そして上述の樹脂は単独または2種以上の混合
物として使用される。
の効果の点から、特にポリプロピレン系樹脂が好適に用
いられる。ポリプロピレン系樹脂とは、プロピレンの結
晶性単独重合体およびプロピレンとエチレン、1ーブテ
ン、4ーメチルー1ーペンテン、1ーヘキセン、1ーオ
クテン等の少量の他の1種以上のαーオレフィンとの結
晶性共重合体であり、これらの単独または混合物として
用いられる。上記プロピレンの単独重合体とは、その室
温キシレン可溶分から求めたアイソタクテイック指数が
80%以上、好ましくは95%以上のものである。
示すると、0.5〜20モル%のエチレンを含有するプ
ロピレン/エチレン共重合体、0.5〜20モル%の1
ーブテンを含有するプロピレン/1ーブテン共重合体、
0.5〜20モル%のエチレンと0.5〜20モル%の
1ーブテンを含有するプロピレン/エチレン/1ーブテ
ン共重合体等が挙げられる。なおアイソタクテイック指
数の測定方法を次に示す。
料を環流冷却管に接続した三角フラスコを用いて加熱キ
シレンに溶解後、室温で冷却し不溶分をろ過する。ろ液
を加熱乾固後100℃で1時間真空乾燥し、次式により
キシレン可溶分を求め、 キシレン可溶分={(加熱乾固後のろ液の重量)/(試
料採取量)}x100 次式によりアイソタクテイック指数を求める。 アイソタクテイック指数=100ー(キシレン可溶分)
ピレン系樹脂を用いる場合、このメルトフローレート
(以下、「MFR」と略すことがある。JIS K67
58,230℃,荷重2160gfの条件)は特に限定
するものではないが、フィルム加工性の点から0.1〜
20g/10分のものが好ましい。
れる帯電防止剤(2)は特に限定するものではなく、熱
可塑性プラスチックの練り込み型帯電防止剤として一般
的に用いられているものが使用でき、大別すると陰イオ
ン性帯電防止剤、非イオン性帯電防止剤、陽イオン性帯
電防止剤、両性帯電防止剤に分類される。
オン性帯電防止剤としてはアルキルスルホン酸塩、アル
キルホスフェート、アルキルサルフェート、アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸
塩、アルキルベンゼンホスフォン酸塩等が、陽イオン性
帯電防止剤としてはテトラアルキルアンモニウム塩、ト
リアルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニ
ウム塩、アルキルキノリニウム塩、アルキルホスフォニ
ウム塩、アルキルスルフォニウム塩等が、両性帯電防止
剤としてはアルキルベタイン、スルホベタイン、サルフ
ェートベタイン、イミダゾリン型両性界面活性剤等が、
非イオン性帯電防止剤としては、N,N−ビス(2ーヒ
ドロキシエチル)アルキルアミン、ポリオキシエチレン
アルキルアミンまたはその脂肪酸エステル、脂肪酸モノ
グリセリド、脂肪酸ポリグリコールエステル、脂肪酸ソ
ルビタンエステル、脂肪酸しょ糖エステル、ポリオキシ
エチレン脂肪酸ソルビタンエステル、脂肪酸モノエタノ
ールアミド、脂肪酸ジエタノールアミド、ポリオキシエ
チレン脂肪アルコールエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪
酸エステル、脂肪酸ポリエチレングリコール縮合物、脂
肪酸アミド・ポリエチレングリコール縮合物、脂肪族ア
ルコール・ポリエチレングリコール縮合物、脂肪族アミ
ン・ポリエチレングリコール縮合物、脂肪族メルカプタ
ン・ポリエチレングリコール縮合物、アルキルフェノー
ル・ポリエチレングリコール縮合物、ポリプロピレング
リコール・ポリエチレングリコール縮合物、ポリグリセ
リン脂肪酸エステル等が挙げられる。
とアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキルス
ルホン酸ナトリウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナ
トリウム、アルキルコハク酸ナトリウム、アルキルジフ
ェニルエ−テルジスルホン酸ナトリウム、アルキルリン
酸カリウム、ポリオキシエチレンラウリルエ−テル硫酸
ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエ−テル、ス
テアリン酸モノグリセリド、オレイン酸モノグリセリ
ド、リシノレイン酸モノグリセリド、ラウリン酸ソルビ
タンエステル、パルミチン酸ソルビタンエステル、ステ
アリン酸ソルビタンエステル、ポリオキシエチレングリ
セリンモノステアレート、ポリグリセリンステアレ−
ト、ポリエチレングリコ−ルモノラウレ−ト、ステアリ
ルアミンアセテ−ト、α−エチル(トリメチルアンモニ
ウム)アルカロイルエステル、ラウリン酸ジエタノール
アミド、オレイン酸ジエタノールアミド、牛脂肪酸ジエ
タノールアミド、やし油脂肪酸ジエタノールアミド、ポ
リオキシエチレンアルキルアミンのモノステアリン酸エ
ステル、ポリオキシエチレンアルキルアミンのジステア
リン酸エステル等があげられ、これらは単独あるいは2
種以上の混合物として用いられる。
合ヒドロキシ脂肪酸エステル(3)との併用効果に優れ
ていることから、脂肪酸モノグリセリド、ポリオキシエ
チレンアルキルアミンまたはその高級脂肪酸エステル、
脂肪酸ジエタノールアミドの単独またはこれらの混合物
が特に好ましい。
えば一般式 または (式中のR1 およびR2 は各々炭素数6〜26の炭化水
素基を示す。)で表され、このような炭化水素基の炭素
数が6〜26のものがポリオレフィンとの相溶性の点及
び工業的な見地から好ましく用いられる。
と、例えばステアリン酸モノグリセリド、オレイン酸モ
ノグリセリド、リシノレイン酸モノグリセリド、ラウリ
ン酸モノグリセリド、パルミチン酸モノグリセリド、ミ
リスチン酸モノグリセリド等を挙げることができる。
またはその高級脂肪酸エステルとは、例えば一般式 (式中、R3 は炭素数6〜26の炭化水素基、R4 は水
素原子またはCOR6 基、R5 は水素原子またはCOR
7 基、R6 およびR7 は各々炭素数5〜25の炭化水素
基、p+qは2〜22、好ましくは2〜6の整数で、p
≧1,q≧1である。)で表され、式中の炭化水素基の
炭素数が範囲外のものはその入手またはその工業的な製
造が困難となり、p+qが22を超えるとその工業的な
製造が困難になると共にポリオレフィンとの相溶性が悪
くなるおそれがある。
はその高級脂肪酸エステルを具体的に示すと、ポリオキ
シエチレンアルキルアミンのモノステアリン酸エステ
ル、ポリオキシエチレンアルキルアミンのジステアリン
酸エステル、ポリオキシエチレンドデシルアミン、ポリ
オキシエチレンオクタデシルアミン、ポリオキシエチレ
ンステアリルアミン、ポリオキシエチレンオレイルアミ
ン、ポリオキシエチレンやし油脂肪酸アミン、ポリオキ
シエチレン大豆油脂肪酸アミン、ポリオキシエチレン牛
脂肪酸アミン等を挙げることができる。
は、例えば一般式 (式中のR8 は炭素数6〜26の炭化水素基を示す。)
で表され、この式中の炭化水素基の炭素数が6未満では
ポリオレフィンとの相溶性が悪くなるおそれがあり、2
6を超えるとその工業的な製造が困難となる。
すと、ラウリン酸ジエタノールアミド、オレイン酸ジエ
タノールアミド、牛脂肪酸ジエタノールアミド、やし油
脂肪酸ジエタノールアミド等を挙げることができる。
れる多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル
(3)とは、縮合ヒドロキシ脂肪酸と多価アルコールと
を反応して得られるエステルである。上記反応の原料と
して用いられる多価アルコールを具体的に示すと、例え
ばペンタエリスリトール、グリセリンなどのアルカンポ
リオール、しょ糖などの糖類、ソルビトール、マンニト
ールなどの糖アルコールに代表される糖誘導体、ペンタ
グリセリン、ヘキサグリセリン、デカグリセリンなどの
ポリグリセリンおよびジペンタエリスリトール、トリペ
ンタエリスリトールに代表されるポリアルカンポリオー
ル等が挙げられ、これらは単独または2種以上の混合物
として利用される。
ロキシ脂肪酸とはヒドロキシ脂肪酸の縮合体であり、そ
の縮合度は2以上が好ましい。縮合度とは縮合ヒドロキ
シ脂肪酸の平均分子量から求められる原料ヒドロキシ脂
肪酸の平均の縮合個数のことであり、該縮合度が2未満
のものでは未反応のヒドロキシ脂肪酸が多量に存在する
ことになり、これを用いると帯電防止性が低下するおそ
れがる。
上の水酸基を有する脂肪酸であり、具体的に示すと、例
えばリシノール酸、12−ヒドロキシステアリン酸、サ
ビニン酸、2ーヒドロキシテトラデカン酸、イプロール
酸、2ーヒドロキシヘキサデカン酸、ヤラピノール酸、
ユニペリン酸、アンブレットール酸、アリューリット
酸、2ーヒドロキシオクタデカン酸、18ーヒドロキシ
オクタデカン酸、9,10−ジヒドロキシオクタデカン
酸、カムロレン酸、フェロン酸、セレブロン酸等が挙げ
られ、これらは単独または2種以上の混合物として利用
される。
ル縮合ヒドロキシ脂肪酸エステルを具体的に例示する
と、例えばテトラグリセリン縮合リシノレイン酸エステ
ル、ヘキサグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、ヘ
キサグリセリン縮合12−ヒドロキシステアリン酸エス
テル等を挙げることができ、これらは単独または2種以
上の混合物として利用される。
エステルの製造方法は特に限定するものではないが、例
えばヒドロキシ脂肪酸を加熱下で縮合させて得られた縮
合ヒドロキシ脂肪酸と多価アルコールを苛性ソーダ等の
触媒を加えて加熱下でエステル化することにより製造す
ることができる。この反応中のエステル化の進行度は酸
価、ケン化価、水酸基価等を測定することで確認するこ
とができる。
び多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル(3)
の添加量(b)は、ポリオレフィン100重量部に対
し、総添加量{(a)+(b)}が0.03〜1.5重
量部、好ましくは0.3〜0.7重量部である。該総添
加量が0.03重量部未満では帯電防止性能の発現がみ
られず、1.5重量部を超えるとフィルムブロッキング
が発生し、製膜時や延伸時に発煙が激しくなり、また経
時によりフィルムが白化し好ましくない。
(b)=40/60〜95/5が好ましい。(a)/
(b)=40/60未満では帯電防止性能に劣ることが
あり、(a)/(b)=95/5を超えると{(a)+
(b)}が0.5重量部未満のときに帯電防止性能に劣
り、{(a)+(b)}が0.5〜1.5重量部のとき
には製膜時や延伸時に発煙が激しくなり、また経時によ
りフィルムが白化してしまうことがある。
るものではなく、従来公知の種々の方法が採用される。
例えば(1)〜(3)の各成分をリボンブレンダー、ヘ
ンシェルミキサー、Vブレンダー等で機械的に混合する
方法、機械的混合後押出し機、バンバリーミキサー、ニ
ーダー、熱ロール等を用いて溶融混練後造粒する方法な
どを挙げることができる。このうち生産性の点から単軸
または二軸押出し機を用いて溶融混練する方法が好適に
用いられる。
なわない範囲で、必要に応じ酸化防止剤、光安定剤、滑
剤、ブロッキング防止剤、着色剤、充填剤、造核剤、可
塑剤、透明化剤、有機過酸化物等の一般にポリオレフィ
ンに用いられる添加剤を添加しても良い。
を製造する方法は、特に限定するものではなく、例えば
空冷または水冷によるインフレーション成形法、空冷ま
たは水冷によるTダイキャスト成形法、ポリシングロー
ル法等の従来公知の種々の方法が採用される。このうち
成形安定性に優れていることから空冷または水冷による
Tダイキャスト成形法およびポリシングロール法が好ま
しい。上記未延伸シートを二軸延伸する方法は、特に限
定するものではなく、例えばテンタを用いる逐次延伸
法、チューブラー延伸法と呼ばれる同時延伸法等の従来
公知の種々の方法が採用される。
式、放電機構等については特に制限されるものではな
く、放電後のフィルムのJIS K6768によるぬれ
指数が好ましくは38dyn/cm以上、更に好ましく
は40dyn/cm以上となるように処理強度を適宜選
択できるが、処理強度が500ワット・分/m2 を超え
るとポリオレフィンフィルムにしわやピンホールが発生
してしまうことがある。コロナ放電処理の前後にフィル
ムを短時間加熱処理するか、フィルムの加熱状態下でコ
ロナ放電処理すると帯電防止の発現に優れ特に好まし
い。
ナ放電処理後巻き取ったフィルムを長時間加熱処理する
ことであり、好ましくは35〜55℃で、更に好ましく
は40〜50℃で、1〜3日間加熱処理することが望ま
しい。
フィンフィルムを得るには、前述のコロナ処理とエージ
ング処理を施すことが好ましく、特に帯電防止OPPを
得る場合に、これらの処理をしないと帯電防止性能に欠
けるか初期の帯電防止性が劣ることがある。
ルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステルとを添加してな
る樹脂組成物に関するものである。多価アルコール縮合
ヒドロキシ脂肪酸エステル単独の添加では帯電防止性能
の発現が見られないことから、多価アルコール縮合ヒド
ロキシ脂肪酸エステルは帯電防止剤としての機能はな
く、帯電防止助剤として作用するものと考えられる。こ
の多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステルを通常
用いられる帯電防止剤と併用添加することにより、帯電
防止剤単独添加による加工時の発煙、フィルムブロッキ
ング、フィルム白化等の弊害が除去される理由について
は未だ明確に解明されていないが、多価アルコール縮合
ヒドロキシ脂肪酸エステルが帯電防止助剤として作用
し、通常の帯電防止剤の機能を更に向上せしめその添加
量を抑制すると共に、帯電防止剤のブリードアウトを調
節する作用があるものと考えられる。
が、本発明はこれらにより限定されるものではない。な
お、実施例および比較例における性能の測定は下記の方
法によった。また、実施例および比較例中の部は重量部
である。
1,タケダ理研(株)製)に絶縁抵抗測定試料箱(TR
−42)を接続し23℃、50%相対湿度の雰囲気下、
印加電圧500Vで測定した。
上に4cm2 当たり1kgの重りを載せ、50℃で24
時間放置した後、フィルムの剪断剥離に要する応力(単
位;gf/4cm2 )を測定した。
た後、添加剤のブリードによるフィルムの白化の状況を
目視により観察し、次の基準で評価した。 ○;フィルム白化が全く見られない △;フィルムが若干白化している ×;フィルムの白化が激しい
の状況を目視で観察し、次の基準で評価した。 ○;発煙がほとんど見られない △;発煙がやや多い ×;発煙が激しい
例〕
にリシノレイン酸600gを入れ、窒素気流下、生成水
を除去しながら180℃で反応して縮合リシノレイン酸
を得た。この縮合物の酸価は48mgKOH/gであっ
た。次にこの縮合リシノレイン酸350gとヘキサグリ
セリン40gおよび水酸化ナトリウム0.4gを1リッ
トルの四つ口フラスコに入れ、窒素気流下、生成水を除
去しながら250℃で反応してエステル化物(イ)を得
た。このエステル化物の酸価は4.5mgKOH/gで
あった。
ノレイン酸350gとソルビトール36gから製造例1
に準じてエステル化物(ロ)を得た。このエステル化物
の酸価は5.0mgKOH/gであった。
ン酸の代わりに12−ヒドロキシステアリン酸を用い、
製造例1に準じてエステル化物(ハ)を得た。このエス
テル化物の酸価は5.0mgKOH/gであった。
に12−ヒドロキシステアリン酸500gとリシノレイ
ン酸50gを入れ、窒素気流下、生成水を除去しながら
250℃で反応して縮合脂肪酸を得た。この縮合物の酸
価は35mgKOH/gであった。次にこの縮合脂肪酸
350gとデカグリセリン100gおよび水酸化ナトリ
ウム1gを1リットルの四つ口フラスコに入れ、窒素気
流下、生成水を除去しながら250℃で反応してエステ
ル化物(ニ)を得た。このエステル化物の酸価は1.2
mgKOH/gであった。
酸350gとヘキサグリセリン20gおよびペンタエリ
スリトール20gから製造例4に準じてエステル化物
(ホ)を得た。このエステル化物の酸価は2.5mgK
OH/gであった。
8,密度;0.890g/cm3 ,MFR;1.8g/
10分)100部に帯電防止剤(2)としてポリオキシ
エチレンステアリルアミン(A)(p+q=2)、ポリ
オキシエチレンステアリルアミンのステアリン酸モノエ
ステル(B)(p+q=2)およびパルミチン酸ジエタ
ノールアミド(D)を、また多価アルコール縮合ヒドロ
キシ脂肪酸(3)として上記製造例1で得られたエステ
ル化物(イ)を、更にブロッキング防止剤としてシリカ
(商品名;サイロイド66,富士デヴィソン(株)製)
およびゼオライト(商品名;AMT−08,水沢化学工
業(株)製)を表1に示す量を添加し、リボンブレンダ
ーで混合後、単軸押出し機にて溶融混練しペレットを作
製した。
イ付きの押出し機に供給し、樹脂温度260℃、引き取
り速度8m/分でシート状に成形した後、横方向に5
倍、縦方向に9倍延伸して厚さ25μmの二軸延伸ポリ
プロピレンフィルムを作製した。そしてこの二軸延伸フ
ィルムをコロナ放電処理機により、処理後のフィルムの
JIS K6768によるぬれ指数が40dyn/cm
となるようにコロナ処理を行った。
℃の恒温室中に1日間放置後取りだし、物性を測定した
結果を表1に示す。ここで、表面固有抵抗の常用対数は
12未満、ブロッキングは300g/4cm2 未満、白
化および発煙は○であれば通常の用途にはさしつかえな
く用いられる。実施例1〜3の樹脂組成物は帯電防止性
能に優れ、フィルムのブロッキングや経時による白化が
なく、加工時の発煙がない。成分(2)と(3)の添加
量が1.5部を超える比較例1の樹脂組成物は、フィル
ムのブロッキングや経時による白化があり、加工時の発
煙が著しかった。
シ脂肪酸(3)を無添加とした以外は実施例1と同様の
成分を表1に示す量を添加し、実施例1と同様に組成物
ペレットを作製後シートを作製し、実施例1と同様に延
伸しコロナ処理を施しエージング処理した。得られたフ
ィルムの物性を測定した結果を表1に示す。本比較例の
樹脂組成物は経時による白化があり加工時の発煙が著し
かった。
した以外は実施例1と同様の成分を表1に示す量を添加
し、実施例1と同様に組成物ペレットを作製後シートを
作製し、実施例1と同様に延伸しコロナ処理を施しエー
ジング処理した。得られたフィルムの物性を測定した結
果を表1に示す。本比較例の樹脂組成物は帯電防止性能
に劣る。
体(エチレン含量;7モル%,密度;0.890g/c
m3 ,MFR;3g/10分)100部に帯電防止剤
(2)としてポリオキシエチレンステアリルアミン
(A)(p+q=2)、ポリオキシエチレンステアリル
アミンのステアリン酸モノエステル(B)(p+q=
2)およびステアリン酸モノグリセリド(C)を、また
多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸(3)として上記
製造例2で得られたエステル化物(ロ)を、更にブロッ
キング防止剤としてシリカ(商品名;サイロイド66,
富士デヴィソン(株)製)およびゼオライト(商品名;
AMT−08,水沢化学工業(株)製)を表1に示す量
を添加し、実施例1と同様に組成物ペレットを作製後シ
ートを作製し、実施例1と同様に延伸しコロナ処理を施
しエージング処理した。得られたフィルムの物性を測定
した結果を表1に示す。本実施例の樹脂組成物は帯電防
止性能に優れ、フィルムのブロッキングや経時による白
化がなく、加工時の発煙がなかった。
シ脂肪酸(3)として製造例3で得られたエステル化物
(ハ)を用いた以外は実施例4と同様の成分を表1に示
す量を添加し、実施例1と同様に組成物ペレットを作製
後シートを作製し、実施例1と同様に延伸しコロナ処理
を施しエージング処理した。得られたフィルムの物性を
測定した結果を表1に示す。本実施例の樹脂組成物は帯
電防止性能に優れ、フィルムのブロッキングや経時によ
る白化がなく、加工時の発煙がなかった。
シ脂肪酸(3)として製造例4で得られたエステル化物
(ニ)を用いた以外は実施例4と同様の成分を表1に示
す量を添加し、実施例1と同様に組成物ペレットを作製
後シートを作製し、実施例1と同様に延伸しコロナ処理
を施しエージング処理した。得られたフィルムの物性を
測定した結果を表1に示す。本実施例の樹脂組成物は帯
電防止性能に優れ、フィルムのブロッキングや経時によ
る白化がなく、加工時の発煙がない。
シ脂肪酸(3)として製造例5で得られたエステル化物
(ホ)を用いた以外は実施例4と同様の成分を表1に示
す量を添加し、実施例1と同様に組成物ペレットを作製
後シートを作製し、実施例1と同様に延伸しコロナ処理
を施しエージング処理した。得られたフィルムの物性を
測定した結果を表1に示す。本実施例の樹脂組成物は帯
電防止性能に優れ、フィルムのブロッキングや経時によ
る白化がなく、加工時の発煙がなかった。
は実施例2と同様にして二軸延伸フィルムを作製し物性
を測定した結果を表1に示す。コロナ処理をしない本比
較例のフィルムは帯電防止性能に劣った。
ほかは実施例2と同様にして二軸延伸フィルムを作製し
物性を測定した結果を表1に示す。なお表面固有抵抗は
コロナ処理1日後および3日後に測定した。エージング
処理をしない本比較例のフィルムは帯電防止性能に劣っ
た。
れ、帯電防止剤のブリードによる経時のフィルムの白化
がなく、フィルムブロッキングがなく、食品や医薬品等
の包装用フィルム材料として好適に利用される。
Claims (6)
- 【請求項1】 ポリオレフィン樹脂(1)100重量部
に対し、帯電防止剤(2)と多価アルコール縮合ヒドロ
キシ脂肪酸エステル(3)との混合物を0.03〜1.
5重量部添加してなる樹脂組成物。 - 【請求項2】 ポリオレフィン樹脂(1)がポリプロピ
レン系樹脂である請求項1に記載の樹脂組成物。 - 【請求項3】 多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エ
ステル(3)が縮合度が少なくとも2以上の縮合ヒドロ
キシ脂肪酸と多価アルコールとを反応させて得られるエ
ステル化物である請求項1または2に記載の樹脂組成
物。 - 【請求項4】 帯電防止剤(2)と多価アルコール縮合
ヒドロキシ脂肪酸エステル(3)との重量比率が(2)
/(3)=40/60〜95/5である請求項1〜3の
いづれかに記載の樹脂組成物。 - 【請求項5】 帯電防止剤(2)が脂肪酸モノグリセリ
ド、ポリオキシエチレンアルキルアミンまたはその高級
脂肪酸エステル、脂肪酸ジエタノールアミドの中から選
ばれた少なくとも1種である請求項1〜4のいづれかに
記載の樹脂組成物。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいづれかに記載の樹脂組
成物を溶融製膜後二軸延伸して得たフィルムをコロナ処
理し、更にエージング処理してなる帯電防止された二軸
延伸ポリオレフィンフィルム。
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-
1993
- 1993-09-28 JP JP26435893A patent/JP3319634B2/ja not_active Expired - Fee Related
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