JPH0795925B2 - アイスクリーム製造装置 - Google Patents

アイスクリーム製造装置

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JPH0795925B2
JPH0795925B2 JP63018010A JP1801088A JPH0795925B2 JP H0795925 B2 JPH0795925 B2 JP H0795925B2 JP 63018010 A JP63018010 A JP 63018010A JP 1801088 A JP1801088 A JP 1801088A JP H0795925 B2 JPH0795925 B2 JP H0795925B2
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JP
Japan
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ice cream
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cooking container
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浩 宇野
和男 藤下
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷凍サイクルを用いてアイスクリームを製造す
るアイスクリーム製造装置に関する。
従来の技術 従来のこの種のアイスクリーム製造装置は第3図に示す
ように、圧縮機1,凝縮器2,キャピラリーチューブ3,蒸発
器4からなる冷凍サイクル5と、蒸発器4を側面と底面
に取付けた冷却熱交換器6と、この冷却熱交換器6内に
着脱自在に取付けられ、側面と底面との間で中間スペー
ス7を設けるように取付けられる調理容器8と、調理容
器8内に収納され、モータ9によって駆動される回転軸
10に取付けられた羽根11と、中間スペース7に充填され
る低凍結点液12とから構成され、冷凍サイクル5の運転
により、蒸発器4の冷却熱は低凍結点液12を介して調理
容器8に伝えられていた(例えば特公昭60−48143号公
報)。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、アイスクリーム材
料を混練する手段とか加熱する手段が設けられていない
ため、次のような課題を有していた。すなわち、アイス
クリームを作るには、牛乳,砂糖,生クリーム,卵黄な
どを混練し、次に所定温度(通常80〜85℃程度)まで加
熱して生地を作り、この生地をかくはん冷却して完成さ
せることになるが、この生地作りを工数と注意力をはら
って手作業でやらねばならなかったことである。特に加
熱をする場合には所定温度を越えると卵黄が凝固するた
め、温度計を見てかくはんしながら加熱をしなければな
らない不便さがあった。また、加熱は次の理由から省略
できない。第1は加熱により滅菌され、食中毒を防止で
き、第2は加熱により卵くささ,牛乳くささをなくすと
ともにとろみが出て味を向上させるためである。このよ
うに、混練,加熱に手間をかけ注意力を払って手作業で
やらねばならない課題を有していた。
さらに上記のような構成では、アイスクリーム出来上り
検出機能がないため、次のような課題も有していた。ア
イスクリーム材料を冷却,かくはんさせてアイスクリー
ムが出来上ると、羽根11を回転させるトルクは大きくな
り、モータ9は過負荷になる。そこで羽根11は停止させ
ねばならない。一方、冷却はアイスクリームをより低温
にして固さを増したほうがおいしいため、継続するのが
好ましい。しかし、羽根と冷却の両方が同時に止まるた
め、停止と同時に食べるか、冷凍庫に移さねば、アイス
クリームは溶けてしまう。そこで、使用者は装置から離
れられないという不便さがあった。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、アイスク
リーム材料の混練から、加熱,冷却,出来上り報知,攪
拌羽根の停止まで自動運動を行ない、従来の生地作り及
び、出来上り時の操作の不便さを解消し、食あたりのな
い、おいしいアイスクリームができるアイスクリーム製
造装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のアイスクリーム製造
装置はアイスクリーム材料の混練時間,出来上りの報知
時間を規定するタイマー、このタイマーからの混練時間
終了信号によりヒータに通電するとともに、温度センサ
ーにより所定温度への到達を検出するとヒータへの通電
を停止して冷凍サイクルへ通電する加熱冷却制御部,ア
イスクリームの出来上りを検出する出来上り検出部,タ
イマーで規定された混練時間内は羽根が高速回転し、混
練時間終了後は低速回転になるようにモータを制御し、
さらに出来上り検出部からの出来上り信号を受けるとモ
ータを停止させるモータ制御部,出来上り検出部からの
出来上り信号を受けて作動する報知手段からなる制御回
路を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、羽根が高速で回転した
アイスクリーム材料を混練し、次に羽根の回転を低速に
切替えるとともに、ヒータで設定温度まで加熱し、設定
温度到達後はヒータを停止させ、冷凍サイクルを運転し
て冷却し、アイスクリームが凍結して出来上ると、報知
音を発するとともに羽根の回転を停止させて、自動運転
を行なうことになるのである。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。なお、第3図と同一部分については同一符号を付し
て詳細な説明を省略している。
第1図,第2図において、13は調理容器8を加熱するヒ
ータ、14はアイスクリーム材料の温度を調理容器8を介
して検出する温度センサー、15は凝縮器ファンである。
16は制御回路であり、混練時間と出来上りの報知時間を
規定するタイマー17、このタイマー17からの混練時間終
了信号によりヒータ13に通電するとともに温度センサー
14により所定温度への到達を検出するとヒータ13への通
電を停止して冷凍サイクル5へ通電する加熱冷却制御部
18,アイスクリームの出来上りを検出する出来上り検出
部19,タイマー17で規定された混練時間内は羽根11が高
速回転,混練時間終了後は低速回転になるようにモータ
9を制御し、さらに出来上り検出部19からの出来上り信
号を受けるとモータ9を停止させるモータ制御部20,出
来上り検出部19からの出来上り信号を受けて作動する報
知手段21とからなる。
上記構成において、アイスクリームを製造する場合につ
いて以下説明する。
まず、牛乳,砂糖,生クリーム,卵黄などのアイスクリ
ーム材料を調理容器8内に投入する。次に運転を開始す
れば、タイマー17が規定する混練時間は羽根11が高速回
転になるようにモータ9をモータ制御部20が制御する。
そして羽根11が高速で回転することでアイスクリーム材
料の混練が行なわれる。次にモータ制御部20がモータ9
を停止させて、羽根11も停止する。さらに、モータ制御
部20は羽根11が低速回転になるようにモータ9を制御す
る。モータ制御部20がモータ9を制御する方法としては
モータを駆動する電源の周波数を変えたり、印加電圧を
変えたりする電気的方法あるいは歯車の組合せを変えた
りする機械的な方法がある。同時に加熱冷却制御部18が
ヒータ13に通電を始める。ここでアイスクリーム材料は
加熱されながら低速でかくはんされる。アイスクリーム
材料が所定の温度まで到達すれば、温度センサー14によ
り、加熱冷却制御部18はヒータ13への通電を停止すると
ともに、冷凍サイクル5の圧縮機1,凝縮ファン15へ通電
を始める。この時点から、アイスクリーム材料は冷却さ
れる。冷却され続けるとアイスクリーム材料がクリーム
材料が凍結をはじめる。凍結の進行とともに、粘度が増
大するため、羽根11を回転させるモータ9にとって負荷
が増大していき、モータの電流も増大していく。そして
完全にアイスクリーム状態になると、モータ9の電流が
急激に増大する。この完全にアイスクリーム状態になっ
たときのモータ9の電流値を予め、出来上り検出部19に
設定しておくと、出来上り検出部19はモータ9の電流を
検出して、その設定値に達すると出来上りが検出でき
る。そして出来上り検出部19が出来上りを検出して、モ
ータ制御部20に信号を発するとともに報知手段21を作動
させる。報知手段21の作動はタイマ17と連動してから報
知時間が規定され、その時間内で報知する。報知時間は
一例としては30秒程度である。このようにタイマはアイ
スクリーム出来上りの報知時間を規定している。モータ
制御部20はモータ9を停止させて、羽根11を停止させ
る。圧縮機1と凝縮ファン15は運転を継続しているた
め、アイスクリームはさらに固く凍結されて完成され
る。
このようにして、アイスクリーム材料を調理容器8に投
入し、運転を開始すれば、材料の混練,加熱処理,凍結
後の出来上り報知と羽根停止,保冷が自動的かつ、連続
的に行なわれ、生地作りの手間と注意力を払うという不
便さが解消し、かつ、アイスクリーム出来上り状態での
モータに過負荷がかかることを防止し、使用者が即食べ
たり、冷凍庫へ移し変えたりしなくても、冷却のみされ
て、食べやすいように固くなるまで冷却されるという効
果がある。
発明の効果 以上のように本発明のアイスクリーム製造装置によれ
ば、アイスクリーム材料を調理容器に投入し、運転を開
始すれば、材料の混練,加熱処理,冷却,出来上り報知
と羽根停止,保冷が自動的かつ連続的に行なわれるた
め、生地作りのために、手作業で混練をし、温度計を見
ながらかくはん加熱をするという注意力を払いながら手
間をかけて行なわねばならない不便さが解消できる。そ
して、アイスクリームが出来あがるとモータが過負荷に
なることを防止し、使用者が即時に食べたり、冷蔵庫に
移し変えたりしなくても、冷却が継続されて、溶けるこ
とを防止し、逆にさらに固く冷却して食べやすく保冷で
きる。さらに、加熱処理時に滅菌された調理容器で冷却
凍結まで一連の作業ができるため、衛生的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すアイスクリーム製造装
置の断面図、第2図は同制御ブロック図、第3図は従来
のアイスクリーム製造装置の断面図である。 5……冷凍サイクル、8……調理容器、9……モータ、
13……ヒータ、14……温度センサ、16……制御回路、17
……タイマ、18……加熱冷却制御部、19……出来上り検
出部、20……モータ制御部、21……報知手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍サイクルと、この冷凍サイクルで冷却
    される調理容器と、モータと、前記調理容器内で前記モ
    ータにて回転される羽根と、前記調理容器を加熱するヒ
    ータと、前記調理容器内のアイスクリーム材料の温度を
    検出する温度センサーと、アイスクリーム材料の混練時
    間およびアイスクリーム出来上りの報知時間を規定する
    タイマー、このタイマーからの混練時間終了信号により
    前記ヒータに通電するとともに、前記温度センサーによ
    り所定温度への到達を検出するとヒータへの通電を停止
    して冷凍サイクルへ通電する加熱冷却制御部,アイスク
    リームの出来上りを検出する出来上り検出部,タイマー
    で規定された混練時間内は羽根を高速回転させ、混練時
    間終了後は低速回転になるようにモータを制御し、さら
    に出来上り検出部からの出来上り信号を受けるとモータ
    を停止させるモータ制御部,出来上り検出部からの出来
    上り信号を受けて作動する報知手段からなる制御回路と
    で構成されたアイスクリーム製造装置。
JP63018010A 1988-01-28 1988-01-28 アイスクリーム製造装置 Expired - Fee Related JPH0795925B2 (ja)

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JP2007028967A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 冷菓製造装置
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