WO2004089103A1 - アイスクリーム製造機及びその制御方法 - Google Patents

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Miho Shirakawa
Junya Kusumoto
Etsushi Aga
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Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
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Abstract

電池(2)を電源として回転するモータ(4)により攪拌容器(11)内に収容されたアイスクリーム材料(A)を攪拌する攪拌羽根(9)を回転駆動させるにあたり、攪拌羽根(9)の下端には回転方向に出た傾斜面(9c)が形成されているので回転に伴う浮き上がりがなく、攪拌容器(11)の底面にあるアイスクリーム材料(A)も攪拌され、かつ、攪拌羽根(9)を回転駆動するモータ(4)は初期攪拌と後期攪拌とによって設定される所定時間間隔で所定時間の運転がなされるよう制御されるので、電池(2)の電力消費を抑制して品質のよいアイスクリームを製造できる。

Description

明 細 書 アイスク リーム製造機及びその制御方法 技術分野
本発明は、 アイスク リーム材料を攪拌容器内に投入して冷凍庫内に入 れておくだけで自動的に高品質のアイスク リームが製造できるようにし たアイスク リーム製造機とその制御方法に関するものである 背景技術
アイスク リームは牛乳等の乳製品を主原料として糖類、 香料等を加え たアイスク リーム材料を冷凍環境下で凍結させる際に、 攪拌によ り空気 を含ませるオーバ一ラン操作を行うことによ り、 口当たりが滑らかで刺 激の少ない冷たさが得られる。 業務用のアイスク リーム製造機において は、 アイスク リーム材料を装置内に投入することによ り、 冷凍機で冷却 された環境下でアイスク リーム材料は攪拌され、 オーバ一ラン操作が自 動的になされる。
家庭でもアイスク リームを製造したい要求は古くからあり、 冷媒を備 えた容器を冷凍庫などで冷却し、 蓄冷した容器にアイスク リーム材料を 投入して手動で攪拌するものが知られている。 しかし、 冷媒を備えた容 器を予め冷却する必要があり、 攪拌するための労力を必要とする上に、 長く攪拌していると容器が温まって質のよいアイスク リームを得ること ができない問題があった。 そこで、 攪拌機能を備えた容器内にアイスク リーム材料を投入して、 これを冷凍庫内に収納することにより、 家庭で も簡単にアイスク リームが製造できるようにしたアイスク リーム製造機 が知られている (特開平 1— 1 7 9 6 5 3号公報参照)。
上記アイスク リーム製造機は、 図 1 0に示すように、 電池 5 6 を電源 として回転するモ一夕 5 5 により攪拌体 5 4を回転駆動し、 容器 5 1内 に収容したアイスク リーム材料を攪拌できるように構成されている。 こ のアイスク リーム製造機は、 家庭用冷凍庫に収納できる形状寸法に形成 されており、 電池 5 6を電源として動作するので、 容器 5 1内にアイス ク リーム材料を投入したアイスク リーム製造機を冷凍庫に入れておく と、 アイスクリームが自動的に製造される。
上記アイスク リーム製造機には制御回路が設けられており、 モ一夕 5 5の電流又はモ一夕卷線の温度を検出することにより、 モー夕 5 5の負 荷状態、 即ちアイスク リーム材料が凍結して粘度が増加した状態を検知 し、 所定の粘度になったとき、 アイスク リームが出来上がったとしてモ —夕 5 5の回転を停止させる。
このようなモー夕の負荷変化から攪拌物の粘度変化を検出し、 所定粘 度に達したときモー夕を停止させる制御方法を採用した攪拌装置が知ら れている (実閧平 2 - 5 2 5 8 6号公報参照)。
この攪拌装置では、 攪拌物に接する回転体と、 回転体に対向する非回 転部材とに位置検出手段が配設され、 回転体が回転して非回転部材に対 峙したときに回転検出信号が発生することを利用して回転体の回転速度 を検知し、 攪拌物の粘度が増加したことによる回転体の回転が低下し、 回転速度が所定値低下になったときモー夕を停止する制御を行っている , アイスク リーム製造機における攪拌羽根は、 攪拌容器内に収容された アイスク リーム材料の全てを攪拌できるようにするため、 攪拌容器の内 面に近接した状態で回転させる必要がある。 しかし、 何らかの固形物が 攪拌容器と攪拌羽根との間に挟まると、 アイスク リーム材料が固まって いないのに攪拌羽根が回転できなくなることがある。 このような状態を 防ぐために、 攪袢羽根が上下移動できるように構成し、 固形物が挟まつ たときに上下移動することにより挟まつた固形物を回避するものが知ら れている。 ところが、 上下移動できるように構成すると、 自重で攪拌容 器の底に近接した状態になっている攪拌羽根は回転に伴って浮き上がり やすくなり、 特に冷却される攪拌容器に接する部分から凍結が始まるァ イスク リーム材料の抵抗によってよ り浮き上がりが生じやすくなり、 攪 拌容器の底面側のアイスク リーム材料が攪拌できなく なる問題があった, また、 従来技術に係るアイスク リーム製造機では、 アイスク リームの 出来上がった状態の粘度になるまで連続して攪袢している。 攪拌はアイ スク リーム材料の脂肪分と水分とが分離することを防ぎ、 空気を含ませ て舌触りのよい冷たさを与えることが目的であるため、 連続的に攪拌す る必要はなく、 無駄な電力消費を発生させていた。 アイスク リーム製造 機は冷凍庫内で駆動させる必要があるため、 電池が駆動電源であり、 電 力消費が大きくなると電池交換の頻度が増す無駄が生じる。
また、アイスク リーム製造機は低温環境下で動作させることになるが、 その駆動電源である電池は一般に低温での放電特性が低下する傾向にあ る。 従って、 低下する放電特性を補うべく必要以上に大きな容量の電池 を使用したり、 電池の収容部位を断熱材で被覆して電池の温度低下を防 止するなどの対策を要するため、 徒に大型化する問題があつた。
本発明が目的とするところは、 アイスク リーム製造に不可欠な攪拌性 能の向上を図ると共に、 低温環境での放電特性の低下が少ない電池を用 いて、 その電力消費を削減する制御を行うことができるようにしたアイ スク リーム製造機とその制御方法を提供することにある。 発明の開示
上記目的を達成するための本願第 1発明は、 電池を電源としてモ一夕 により攪拌羽根を回転駆動し、 攪拌容器内に収容したアイスク リーム材 料を冷凍環境下で攪拌することによりアイスク リームを製造するアイス ク リーム製造機であって、 前記攪拌羽根は、 回転軸と、 この回転軸から その直径方向に板状に延出する複数の羽根とが形成されてなり、 前記回 転軸がモー夕により回転駆動される駆動軸に対して着脱可能に装着され ると共に前記駆動軸に上下移動可能に嵌挿され、 前記羽根にその下端に 至るほど回転方向への突出量が大きくなる傾斜面が形成されてなること を特徴とする。
上記構成になるアイスクリーム製造機によれば、 攪拌容器内に投入さ れたアイスクリーム材料を攪拌する攪拌羽根は、 着脱可能且つ上下移動 可能に構成されると共に傾斜面が形成されているので、 着脱により使用 後の洗浄が容易であり、 上下移動により何らかの固形物が攪拌容器との 間に挟まったときにも回転停止してしまうことがなく、 傾斜面の形成に より回転に伴って下降方向の力が作用して浮き上がりが抑制されるため. 攪拌容器の底面側のアイスクリーム材料が攪拌されない状態になること がなく、 満遍なくアイスク リーム材料が攪拌されることにより品質のよ いアイスク リームを製造することができる。
また、 上記目的を達成するための本願第 2発明は、 電池を電源として モータにより攪拌羽根を回転駆動し、 攪拌容器内に収容したアイスクリ —ム材料を冷凍環境下で攪拌することによりアイスク リームを製造する アイスクリ一ム製造機であって、 操作ポタンの押圧操作により起動する 攪拌制御部に、 前記アイスクリーム材料の温度を検出する温度検出手段 と、 時間計時を行う計時手段と、 前記温度検出手段及び計時手段からの 入力信号に基づいて電池からモー夕への電流回路を開閉制御する入出力 制御手段とが設けられてなることを特徴とする。
上記構成になるアイスクリーム製造機によれば、 操作ボタンを押圧操 作して攪拌制御部を起動させ、 温度検出手段によるアイスクリーム材料 の温度に基づいて入出力制御手段によりモー夕の回転を開閉制御し、 ァ イスクリーム材料の温度に対応した攪拌を行うことにより、 電池の電力 消費を削減して品質のよいアイスクリームを製造することができる。 ま た、 温度検出手段によるアイスクリーム材料の温度検出に基づいてモ一 夕を起動し、 攪拌間隔が異なる攪拌制御を行うことによってアイスク リ ーム材料の状態に対応した攪拌を行うことができる。
また、 上記目的を達成するための本願第 3発明は、 電池を電源として モ一夕により攪拌羽根を回転駆動し、 攪拌容器内に収容したアイスク リ —ム材料を冷凍環境下で攪拌することによりアイスク リームを製造する アイスク リーム製造機であって、 操作ボタンの押圧操作により起動する 攪拌制御部に、 前記アイスク リーム材料の粘度を検出する粘度検出手段 と、 時間計時を行う計時手段と、 前記粘度検出手段及び計時手段からの 入力信号に基づいて電池からモ一夕への電流回路を開閉制御する入出力 制御手段とが設けられてなることを特徴とする。
上記構成になるアイスク リーム製造機によれば、 粘度検出手段による アイスク リーム材料の粘度検出に基づいてモー夕を開閉制御するので、 アイスク リーム材料が冷凍されて粘度が増加していく過程での所定粘度 状態に応じた最適の攪拌状態に制御することができる。 この攙拌動作は 入出力制御手段によ り計時手段に設定した攪拌開始時間、 攪拌時間、 攪 拌間隔等を粘度検出手段によ り検出された粘度状態に応じて実行する。
また、 上記目的を達成するための本願第 4発明は、 電池を電源として モー夕によ り攪拌羽根を回転駆動し、 攪拌容器内に収容したアイスク リ —ム材料を冷凍環境下で攪拌することによりアイスク リームを製造する アイスク リーム製造機であって、 操作ボタンの押圧操作により起動する 攪拌制御部に、 前記アイスク リーム材料の温度を検出する温度検出手段 と、 アイスク リーム材料の粘度を検出する粘度検出手段と、 時間計時を 行う計時手段と、 前記温度検出手段及び粘度検出手段、 計時手段からの 入力信号に基づいて電池からモー夕への電流回路を開閉制御する攪拌制 御手段とが設けられてなることを特徴とする。
上記構成になるアイスク リーム製造機によれば、 温度検出手段及び粘 度検出手段が設けられているので、 入出力制御手段はアイスク リーム材 料の温度と粘度に基づいて攪拌制御を行うことができ、 計時手段による 攪拌間隔及び攪拌時間の制御により、 アイスク リーム材料の状態に応じ た攪拌制御によって電池の電力消費を抑制した状態でも品質のよいアイ スク リームを製造することができる。
上記各構成における操作ボタンは、 押圧操作された後、 その押圧が所 定短時間後に解除されたとき、 押圧操作が有効となるように構成するこ とにより、 冷凍庫内収容された物品が操作ボタン上に落下して誤動作す るような状態を回避することが可能となる。
また、 温度検出手段は、 攪拌容器に接する温度センサとして構成する ことにより、 アイスク リーム材料の温度を間接的に検出でき、 その設置 構造を容易に構成することができる。
また、 温度検出手段は、 攪拌羽根に取り付けられた温度センサとして 構成することにより、 アイスク リーム材料中に位置する攪拌羽根により 直接的な温度検出が可能となる。
また、 温度検出手段は、 攪拌容器の蓋体内面に取り付けられた温度セ ンサとして構成することによ り、 アイスク リーム材料の温度を攪拌容器 内の温度から推定することができ、 設置構造の構成が容易である。
また、 粘度検出手段は、 負荷変化により電流変化するモ一夕の電流を 検出する電流センサとして構成することにより、 電気回路構成上で電流 検出が可能であり、電流に対応する粘度を容易に検出することができる。
また、 粘度検出手段は、 負荷変化により回転数が変化するモー夕の回 転数を検出する回転センサとして構成することにより。 より直接的な粘 度検出が可能であり、 アイスク リーム材料の状態をよ り正確に検出する ことができる。
また、 電池は、 リチウム系電池を適用することにより、 冷凍庫の低温 環境下で動作させても放電特性の低下が少なく、 安定した攪拌動作によ り良質のアイスクリームを製造するのに好適である。 また、 上記目的を達成するための本願第 5発明は、 電池を電源として モー夕によ り攪拌羽根を回転駆動し、 攪拌容器内に収容したアイスク リ —ム材料を冷凍環境下で攪拌することによりアイスク リームを製造する アイスク リーム製造機の制御方法であって、 アイスク リーム材料の温度 を検出して、 その温度が所定温度以下になったときモー夕を始動し、 第 1の時間間隔で第 1の所定時間だけモー夕を回転駆動する初期攪拌を実 行し、 アイスク リーム材料の粘度を検出して、 その粘度が第 1の所定粘 度になったとき、 第 2の時間間隔で第 2の所定時間だけモー夕を回転駆 動する後期攪拌を実行し、 アイスク リーム材料の粘度が第 2の所定粘度 になったとき攪拌動作を停止することを特徴とする。
上記制御方法によれば、 アイスク リーム材料が所定温度以下になるま で攪拌しないので無駄な電力消費がなく、 アイスク リーム材料の脂肪分 と水分との分離を防ぐ初期攪拌と、 アイスク リーム材料に空気を含ませ る後期攪拌とを、それぞれ攪拌間隔と攪拌時間とを変えて実行するので、 電池の無駄な電力消費を抑えつつ品質のよいアイスク リームを製造する ことができる。
また、 上記目的を達成するための本願第 6発明は、 電池を電源として モ一夕により攪拌羽根を回転駆動し、 攪拌容器内に収容したアイスク リ ーム材料を冷凍環境下で攪拌することによりアイスク リームを製造する アイスク リーム製造機の制御方法であって、 アイスク リーム材料の温度 を検出して、 その温度が第 1の所定温度以下になったときモ一夕を始動 し、 第 1の時間間隔で第 1の所定時間だけモー夕を回転駆動する初期攪 拌を実行し、 アイスク リーム材料の温度が第 2の所定温度以下になった とき、 第 2の時間間隔で第 2の所定時間だけモー夕を回転駆動する後期 攪拌を実行し、 アイスク リーム材料の温度が第 3の所定温度になったと き攪拌動作を停止することを特徴とする。
上記制御方法によれば、 アイスク リーム材料が所定温度以下になるま で攪拌しないので無駄な電力消費がなく、 アイスク リ一ム材料の脂肪分 と水分との分離を防ぐ初期攪拌と、 アイスク リーム材料に空気を含ませ る後期攪袢とをアイスク リーム材料の温度に基づいて実行するので、 ァ イスク リーム材料の状態に応じた制御がなされ、 それそれ攪拌間隔と攪 拌時間とを変えて行うので、 電池の無駄な電力消費を抑えつつ品質のよ いアイスク リームを製造することができる。
また、 上記目的を達成するための本願第 7発明は、 電池を電源として モー夕により攪拌羽根を回転駆動し、 攪抻容器内に収容したアイスク リ ーム材料を冷凍環境下で攪拌することによりアイスク リームを製造する アイスク リーム製造機の制御方法であって、 起動操作がなされて所定の 待機時間が経過した後にモー夕を始動し、 第 1の時間間隔で第 1の所定 時間だけモー夕を回転駆動する初期攙拌を実行し、 アイスク リーム材料 の粘度を検出して、 アイスク リーム材料の粘度が第 1の所定粘度以上に なったとき、 第 2の時間間隔で第 2の所定時間だけモータを回転駆動す る後期攪拌を実行し、 アイスク リーム材料の粘度が第 2の所定粘度にな つたとき攪拌動作を停止することを特徴とする。
上記制御方法によれば、 アイスク リーム材料が所定温度以下になる待 機時間が経過するまで攪袢しないので無駄な電力消費がなく、 アイスク リーム材料の脂肪分と水分との分離を防ぐ初期攪拌と、 アイスク リーム 材料に空気を含ませる後期攪拌とをアイスク リーム材料の粘度に基づい て実行するので、 アイスク リーム材料の状態に応じた制御がなされ、 そ れそれ攪拌間隔と攪拌時間とを変えて行うので、 電池の無駄な電力消費 を抑えつつ品質のよいアイスク リ一ムを製造することができる。
また、 上記目的を達成するための本願第 8発明は、 電池を電源として モー夕により攪拌羽根を回転駆動し、 攪袢容器内に収容したアイスク リ ーム材料を冷凍環境下で攪拌することによりアイスク リームを製造する アイスク リーム製造機の制御方法であって、 起動操作がなされて所定の 待機時間が経過した後にモー夕を始動し、 第 1の時間間隔で第 1の所定 時間だけモー夕を回転駆動する初期攪拌を第 2の所定時間実行し、 第 2 の所定時間が絰過した後、 第 2の時間間隔で第 3の所定時間だけモー夕 を回転駆動する後期攪拌を第 4の所定時間実行することを特徴とする。 上記制御方法によれば、 アイスクリーム材料が所定温度以下になる待 機時間が経過するまで攪拌しないので無駄な電力消費がなく、 アイスク リーム材料の脂肪分と水分との分離を防ぐ初期攪拌と、 アイスク リーム 材料に空気を含ませる後期攪拌とを時間制御により実行するので制御が 簡単であり、 それそれ攪拌間隔と攪拌時間とを変えて行うので、 電池の 無駄な電力消費を抑えつつ品質のよいアイスク リームを製造することが できる。 図面の簡単な説明
図 1は、 本発明の実施形態に係るァィスク リーム製造機の構成を示す 断面図であり、
図 2は、 同上アイスク リーム製造機の外観を示す斜視図であり、 図 3は、 攪拌羽根の構成を示す斜視図であり、
図 4は、 第 1の実施形態に係る制御方法を実施するための構成を示す ブロック図であり、
図 5は、 温度センサの設置例を示す部分断面図であり、
図 6は、 攪拌制御におけるモー夕駆動のタイ ミ ングを示すタイ ミ ング チヤ一トであり、
図 7は、 第 2の実施形態に係る制御方法を実施するための構成を示す プロック図であ り、
図 8は、 第 3の実施形態に係る制御方法を実施するための構成を示す ブロック図であり、
図 9は、 第 4の実施形態に係る制御方法を実施するための構成を示す ブロック図であり、
図 1 0は、 従来技術に係るアイスクリーム製造機の構成を示す断面図 である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明し、 本発 明の理解に供する。 尚、 以下に示す実施の形態は本発明を具体化した一 例であって、 本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図 1は、 実施形態に係るアイスクリーム製造機の構成を断面図として 示すもので、 開口部を蓋体 1 3で閉じるように構成された攪拌容器 1 1 内には攪拌羽根 9が配設され、 前記蓋体 1 3上に、 上ケース 1 8と下ケ —ス 1 9 とからなる本体ケース 6内にモータ 4、 電池 2等を収容した製 造機本体 1が配設され、 攪拌容器 1 1内にアイスクリーム材料 Aを収容 して冷凍庫内に収納できるように構成されている o
図 2に示すように、 前記製造機本体 1は長円形断面に形成され、 着脱 ボタン 1 4を押して引き上げることにより蓋体 1 3から取り外すことが できる。 また、 蓋体 1 3は攪拌容器 1 1に対して口ヅク機構により固定 され、 ロックレバ一 1 5を開く ことによりロック状態が解放されるので、 蓋体 1 3を攪拌容器 1 1から外すことができる。 また、 蓋体 1 3には透 明樹脂で形成された透視窓 1 6が設けられているので、 アイスクリーム の完成状態を外から確認することができる。
前記攪拌容器 1 1は、 冷凍庫内の温度が伝熱しやすいように熱伝導性 がよく、 熱伝導性を向上させるために薄肉に形成しても機械的強度が得 られる金属材料 (ここでは、 ステンレス鋼) で形成され、 開口部は中央 に攪拌羽根 9に駆動軸 1 2を連結するための開口部が形成された蓋体 1 3によって開閉可能に閉じられている。 尚、 攪拌容器 1 1は金属材料に よって形成されているので、 冷凍温度にまで冷却された攪拌容器 1 1を 素手で触ると付着するような違和感を覚えるので、 攪拌容器 1 1 に樹脂 材料により形成した取っ手を設けることができる。 また、 攪拌容器 1 1 の外面に樹脂フイルム被覆もしくは樹脂コーティ ングを施すこともでき るが、 冷凍庫内の温度が攪拌容器 1 1 に伝熱する熱伝導性が若干低下す ることは否めない。
この攪拌容器 1 1内に配置された攪抻羽根 9は、 図 3に示すように、 回転により攪拌容器 1 1内に投入されたアイスク リーム材料 Aをむらな く攪拌でき、 且つ攪拌抵抗が少なくなるような形状に形成されている。 攪拌羽根 9は、 図 1 に示すように、 製造機本体の下部から突出する駆動 軸 1 2 に対し、 その軸心方向に嵌挿されたとき、 自重によって中央部下 端が攪拌容器 1 1の底面に接する下降位置から、 駆動軸 1 2の下端側が 同心円二重筒構造に形成された外筒 1 2 aの底に接する上昇位置までの 間隔 gの間で上下移動できるように駆動軸 1 2に嵌挿される。 このよう に攪拌羽根 9を上下移動できるように構成することにより、 何らかの固 形物が攪拌羽根 9 と攪拌容器 1 1 との間に挟まるような状態になっても 攪拌羽根 9ほ上昇するので、 固形物が攪拌羽根 9 と攪拌容器 1 1 との間 に挟まることによつて攪拌羽根 9の回転が停止してしまうことがない。 また、 図 3に示すように、 羽根 9 a , 9 bの下方には、 それそれ下端 に至るほど回転方向への突出量が大きくなるように傾斜面 9 cが形成さ れている。 この傾斜面 9 cが形成されていることによ り、 攪拌羽根 9が 回転すると羽根 9 a , 9 bに下向き方向に移動させる力が作用し、 回転 により攪拌羽根 9が浮き上がり、 攪拌容器 1 1の底面側にあるアイスク リーム材料が攪拌できなくなる問題は解決される。 尚、 傾斜面 9 cは羽 根 9 a, 9 bのいずれか一方に形成しても攪拌羽根 9 に下向き方向移動 させる作用を与えることができる。
前記製造機本体 1は、 低温環境下でも放電特性の低下が少ないリチウ ム一次電池である電池 2、 この電池 2 を電源として回転するモ一夕 4、 モー夕 4の回転を駆動軸 1 2 に伝達する減速歯車群 5、 モー夕 4の回転 を制御する制御回路を構成した回路基板 7などを本体ケース 6内に収容 している。本体ケース 6の上面には、始動スィ ツチとなる操作部 2 7 (図 4参照) から始動信号を出力させるための操作ボタン 3と、 アイスクリ —ム製造中を表示する表示ランプ (L E D ) 8が配置され、 電池 2を収 容する電池収容室 1 7上に開閉可能に電池蓋 1 7 aが形成され、 電池交 換は電池蓋 1 7 aを開いて行うことができる。
図 1に示すように、 減速歯車群 5の最終段である駆動歯車 5 aには、 ボス構造の円筒軸 2 0が形成され、 円筒内に挿入される駆動軸 1 2のス プライン軸 1 2 cと嚙合する。 前記円筒軸 2 0は、 下ケース 1 9の中央 部に形成された支持筒 1 9 a内に回転自在に支持されている。 駆動軸 1 2は、 上部に前記スプライン軸 1 2 bが形成され、 下部に二重筒構造の 外筒 1 2 aと中心軸 1 2 bとが形成されており、 この駆動軸 1 2は、 蓋 体 1 3の中央開口部に回転自在に支持されている。
上記構成になるアイスクリーム製造機によりアイスクリームを製造す るときには、 着脱ボタン 1 4を押して蓋体 1 3から製造機本体 1を取り 外し、 ロックレバ一 1 5を開いて蓋体 1 3のロックを解除して攪拌容器 1 1から蓋体 1 3を取り外し、 開放された攪拌容器 1 1内にアイスクリ ーム材料を投入する。次いで、攪拌容器 1 1の開口部を蓋体 1 3で閉じ、 ロックレバー 1 5を押して蓋体 1 3で攪拌容器 1 1を閉じた状態を口ッ クする。 蓋体 1 3の上に駆動軸 1 2のスプライン軸 1 2 cが駆動歯車 5 aの円筒軸 2 0内に嵌挿されるようにして製造機本体 1を装着すると、 アイスクリームを製造する準備が完了するので、 操作ボタン 3を押して アイスクリーム製造機を始動させた状態にして、 これを冷凍庫内に収納 する。
冷凍庫内に収納されたアイスクリーム製造機の動作は、 回路基板 7上 に構成された制御回路によってアイスクリームを製造するための制御が なされ、 自動的に製造動作が実行される。 以下、 制御回路の構成とそれ による制御方法の第 1〜第 4の実施形態について説明する。
図 4は、 アイスク リーム製造機を攪拌制御する第 1の実施形態の構成 を示すものである。 電池 2 とモー夕 4 とを接続する回路上に、 回路を 0 / 0 する駆動部 2 6 と、 モー夕電流を検出するためのシャン ト抵 抗 2 8 とが直列接続され、 前記駆動部 2 6は攪拌制御部 2 1によって 0 N / 0 F F制御される。 攪拌制御部 2 1は、 入出力制御部 2 2 と、 電流 検出部 (粘度検出手段) 2 3 と、 夕イマ (計時手段) 2 4 と、 温度検出 部 2 5 とを備えて構成されている。
温度検出部 2 5は、 アイスク リーム材料 Aの温度を検出する温度セン サ 1 0からの検出出力を温度検出信号として入出力制御部 2 2に出力す る。 前記温度センサ 1 0は、 アイスク リーム材料 Aに接する攪拌羽根 9 又は攪拌容器 1 1又は蓋体 1 3に設けることができる。 攪拌羽根 9に温 度センサ 1 0を設けるには、 攙拌羽根 9は回転体であるため、 温度セン サ 1 0を温度検出部 2 5 に接続するために摺動接続構造を設ける必要が あり、 攪拌羽根 9は着脱可能な構造であるため接続構造がより複雑にな る。 また、 蓋体 1 3の内面側、 即ち攪拌容器 1 1内側に温度センサ 1 0 を設けることにより、 攪拌容器 1 1内の空気温度からアイスク リーム材 料 Aの温度を間接的に検出することができるが、 アイスク リーム材料 A が付着すると温度検出に誤差が発生する恐れがある。 ここでは図 5 に示 すように、 攪拌容器 1 1の温度からアイスク リーム材料 Aの温度を検知 できるように構成している。
図 5 において、 蓋体 1 3の攪拌容器 1 1に対面する部位に攪拌容器 1 1側に突出させた状態に取り付けられた金属ケース 2 9内にサーミス夕 等の温度センサ 1 0を収容し、 蓋体 1 3で攪拌容器 1 1を閉じたとき金 属ケース 2 9の先端が攪拌容器 1 1の内面に接触するように構成してい る。 蓋体 1 3の製造機本体 1の下ケース部分を収容する凹部内には温度 センサ 1 0に接続された接続接点 3 0が取り付けられ、 これに対向して 下ケース 1 9の外面には対向接点 3 1が取り付けられ、 対抗接点 3 1は 回路基板 7に配線接続されている。 この構成により、 攪拌容器 1 1を蓋 体 1 3で閉じると、 金属ケース 2 9の先端は攪拌容器 1 1に接触し、 熱 伝導により攪拌容器 1 1 と略同一温度になる。 蓋体 1 3上に製造機本体 1を装着すると、 接続接点 3 0と対向接点 3 1 との間は接触接続され、 金属ケース 2 9に接して収容された温度センサ 1 0は金属ケース 2 9の 温度に対応する感温変化を生じるので、 その状態は接続接点 3 0から対 向接点 3 1を通じて回路基板 7上に構成された温度検出部 2 5で検知す ることができる。
また、 操作部 2 7は、 操作ボタン 3の押圧操作によって始動信号を出 力する。 操作ボタン 3による操作部 2 7からの始動信号の出力は、 操作 ボタン 3を押した後、 所定短時間後に押圧が解除されたとき起動するス ィ ツチ構造が適用されている。 従って、 冷凍庫内に収容された物品が操 作ボタン 3上に落下して押圧された状態が継続した場合や、 振動のよう な短時間のうちに押圧が繰り返される状態では操作部 2 7は起動しない 攪拌容器 1 1内にアイスク リーム材料 Aを投入したアイスクリーム製 造機が冷凍庫内に収納され、 操作ポ夕ン 3が押圧され、 押圧が解除され て操作部 2 7から始動信号が入出力制御部 2 2に入力されると、 入出力 制御部 2 2は温度検出部 2 5が検知する温度センサ 1 0の検出温度が予 め設定された所定温度になるまで待機する冷却放置状態を維持する。 攪拌容器 1 1が冷凍庫内の低温環境により冷却され、 温度センサ 1 0 により検出した攪拌容器 1 1の温度が設定温度になったことが温度検出 部 2 5で検知されると、 温度検出部 2 5は入出力制御部 2 2に信号出力 するので、 入出力制御部 2 2は攪拌制御動作を開始し、 駆動部 2 6に 0 N信号を出力する。 駆動部 2 6は O N信号が入力された間だけ電池 2を モー夕 4に接続する回路を閉じてモ一夕 4を回転させる。 また、 電流検 出部 2 3はモー夕電流の検出動作、 温度検出部 2 5は攪拌容器温度の検 出動作を行って、 検出信号を入出力制御部 2 2に入力する。
入出力制御部 2 2による駆動部 2 6の 0 N / 0 F F制御は、 図 6に示 すようになされる。 即ち、 冷却放置状態から攪拌容器 1 1の温度が所定 温度以下になったとき、 初期攪拌制御を実行する。 初期攪拌はタイマ 2 4により周期設定される初期攪拌の攪拌時間間隔 (例えば、 5分) で駆 動部 2 6に 0 N信号を出力し、 モー夕 4を所定時間 (例えば、 1 0秒) 回転させて攪拌羽根 9によりアイスクリーム材料 Aを攪拌し、 粘度が低 い状態にあるアイスクリーム材料 Aの脂肪分と水分との分離を防く、。 こ の初期攪袢におけるモ一夕 4の回転時に、 電流検出部 2 3はシャン ト抵 抗 2 8の両端電圧からモー夕電流を検出し、 モー夕 4の負荷変化、 即ち アイスクリーム材料 Aの凍結が進行することによる粘度増加に伴う電流 値の変化を監視する。
初期攪拌制御中に、 電流検出部 2 3により予め設定されたアイスクリ —ム材料 Aが第 1の所定粘度になったときに対応するモ一夕電流が検出 されたとき、 電流検出部 2 3は入出力制御部 2 2に所定粘度超過の信号 を出力する。 入出力制御部 2 2は所定粘度超過の信号を受けて攪拌制御 を後期攪拌制御に切り替える。 後期攪拌制御はタイマ 2 4による周期設 定を初期攪拌より短い間隔に切り替え、 後期攪拌の攪袢時間間隔 (例え ば、 1 . 5分) で駆動部 2 6に O N信号を出力し、 モー夕 4を所定時間 (例えば、 1 0秒) 回転させ、 粘度が増加してきたアイスクリーム材料 Aに空気を含ませるように攪拌する。 この後期攪拌におけるモー夕 4の 回転時にもモー夕電流を電流検出部 2 3により検出し、 モー夕 4の負荷 変化、 即ちアイスク リーム材料 Aの凍結が進行することによる粘度増加 に伴う電流値の変化を監視する。
後期攪拌制御中に、 電流検出部 2 3により予め設定されたアイスクリ ーム材料 Aが第 2の所定粘度になったときのモ一夕電流が検出されたと P T/JP2003/012559
16 き、 電流検出部 2 3は入出力制御部 2 2に所定粘度超過の信号を出力す る。 このときのアイスク リーム材料 Aの所定粘度は、 アイスク リームの 出来上がり状態の粘度に設定しておくことにより、 この所定温度超過の 信号が入力された入出力制御部 2 2は、 駆動部 2 6への O N信号出力を 停止して攪拌制御を終了する。
上記制御方法において、 アイスクリーム材料 Aの粘度は、 モー夕 4の 負荷変化に伴うモー夕電流変化として検出しているが、 モー夕 4の回転 速度から検出するように構成しても同様の制御方法を実施することがで きる。 例えば、 減速歯車群 5の最終段である駆動歯車 5 aの表面にマー クを設けると共に、 前記マークを検出するセンサを配設し、 回転する駆 動歯車 5 a上のマークがセンサにより検出される所定時間内での回数か ら駆動歯車 5 aに連結される攪拌羽根 9の回転速度を検出し、 アイスク リーム材料 Aの粘度変化に伴う回転速度変化として捉えることができる また、 エンコーダ等の回転センサを設けてモータ 4の回転速度の変化か ら粘度を検出することもできる。
次に、攪拌制御の第 2の実施形態について、図 7を参照して説明する。 第 2の実施形態に係る攪拌制御は、 前記初期攪拌及び後期攪拌の開始を 温度検出部 2 5から入力される温度検知に基づいて制御することを特徴 とするもので、 図 7に示すように、 攪拌制御部 3 2には、 アイスク リー ム材料 Aの状態検出の手段として温度検出部 2 5のみが設けられている 尚、 第 1の攪拌制御に用いた構成と同一の構成要素には同一の符号を付 し、 その説明は省略する。
アイスクリーム材料 Aが投入された攪袢容器 1 1が冷凍庫内の低温環 境により冷却され、 温度センサ 1 0により検出した攪袢容器 1 1の温度 が第 1の設定温度になったことが温度検出部 2 5で検知されると、 温度 検出部 2 5は入出力制御部 3 5に信号出力するので、 入出力制御部 3 5 は初期攪拌の制御動作を開始し、 駆動部 2 6に O N信号を出力する。 駆 動部 2 6は O N信号が入力された間だけ電池 2をモ一夕 4に接続する回 路を閉じてモ一夕 4を回転させて初期攪拌を実行する。
温度検出部 2 5は温度センサ 1 0による攪拌容器 1 1の温度検出をモ 二夕し、攪拌容器 1 1が第 2の所定温度になったことが検知されたとき、 温度検出部 2 5は入出力制御部 3 5に信号出力するので、 入出力制御部 3 5は駆動部 2 6の制御動作を初期攪袢から後期攪拌に切り替える。 後 期攪拌の間も温度検出部 2 5は温度センサ 1 0による攪拌容器 1 1の温 度検出をモニタし、 攪拌容器 1 1が第 3の所定温度に達したとき入出力 制御部 3 5に信号出力するので、 入出力制御部 3 5はアイスクリームが 出来上が.つたと判断して、 駆動部 2 6への 0 N信号出力を停止して攪拌 制御を終了する。
次いで、 攪拌制御の第 3の実施形態について、 図 8を参照して説明す る。 第 3の実施形態に係る攒拌制御は、 攪拌動作を電流検出部 2 3から 入力されるモー夕電流、 即ちアイスクリ一ム材料 Aの粘度検知に基づい て制御することを特徴とするもので、 図 8に示すように、 攪拌制御部 3 3には、 アイスクリーム材料 Aの状態検出の手段として電流検出部 2 3 のみが設けられている。 尚、 第 1及び第 2の各実施形態における攪拌制 御に用いた構成と同一の構成要素には同一の符号を付し、 その説明は省 略する。
アイスクリーム材料 Aを攪拌容器 1 1内に投入し、 操作ボタン 3によ り起動操作がなされると、 夕イマ 2 4は所定の待機時間のカウン トを開 始する。 前記待機時間は、 攪拌容器 1 1が冷凍庫内の低温環境により冷 却され、 アイスクリーム材料 Aが所定温度以下に低下するまでの時間を 想定して設定される。 夕イマ 2 4による待機時間のカウン トがカウント アップすると、 夕イマ 2 4は入出力制御部 3 6に信号出力するので、 入 出力制御部 3 6は初期攪拌の制御動作を開始し、 駆動部 2 6に O N信号 を出力する。 駆動部 2 6は 0 N信号が入力された間だけ電池 2をモ一夕 4に接続する回路を閉じてモ一夕 4を回転させて初期攪拌を実行する。 電流検出部 2 3はモータ電流をモニタし、 アイスクリ一ム材料の粘度 変化に伴うモータ 4の負荷変化によつて変化するモー夕電流からアイス クリーム材料 Aの粘度を検出する。 電流検出部 2 3によりアイ スクリ一 ム材料 Aの粘度が予め設定された第 1の所定粘度になったことが検知さ れたとき、 電流検出部 2 3は入出力制御部 3 6に信号出力するので、 入 出力制御部 3 6は駆動部 2 6の O N Z O F F制御動作を初期攪拌から後 期攪袢に切り替える。 後期攪拌の間も電流検出部 2 3はモー夕電流をモ 二夕し、 アイスクリーム材料 Aの粘度が予め設定された第 2の所定粘度 に達したことが検出されたとき、 電流検出部 2 3は入出力制御部 3 6に 信号出力するので、 入出力制御部 3 6はアイスクリームが出来上がった と判断して、 駆動部 2 6への 0 N信号出力を停止して攪拌制御を終了す る ο
次いで、 攪拌制御の第 4の実施形態について、 図 9を参照して説明す る。 第 4の実施形態に係る攪拌制御は、 初期攪拌及び後期攪拌の時間を 制御することを特徴とするもので、 図 9に示すように、 攪拌制御部 3 4 には、アイスクリ一ム材料 Aの状態検出の手段は設けられていない。尚、 第 1〜第 3の各実施形態における攪抻制御に用いた構成と同一の構成要 素には同一の符号を付し、 その説明は省略する。
アイスクリーム材料 Aを攪拌容器 1 1内に投入し、 操作ボタン 3によ り起動操作がなされると、 夕イマ 2 4は所定の待機時間のカウントを開 始する。 前記待機時間は、 攪拌容器 1 1が冷凍庫内の低温環境により冷 却され、 アイスクリーム材料 Aが所定温度以下に低下するまでの時間を 想定して設定される。 夕イマ 2 4による待機時間のカウン 卜がカウント ァヅプすると、 夕イマ 2 4は入出力制御部 3 7に信号出力するので、 入 出力制御部 3 7は初期攪拌の制御動作を開始し、 駆動部 2 6に O N信号 を出力する。 駆動部 2 6は 0 N信号が入力された間だけ電池 2をモ一夕 4に接続する回路を閉じてモー夕 4を回転させて初期攪拌を開始する。 夕イマ 2 4には初期攪袢の時間 t 1が予め設定されており、 入出力制 御部 3 7は夕イマ 2 4により周期設定される初期攪拌の攪拌時間間隔で 駆動部 2 6に O N信号を出力し、 モー夕 4を所定時間回転させて攪拌羽 根 9によりアイスク リーム材料 Aを攪拌し、 粘度が低い状態にあるアイ スクリーム材料 Aの脂肪分と水分との分離を防ぐ攪拌動作を初期攪拌時 間 t 1の間で実行する。
初期攪拌時間 t 1が終了すると、 夕イマ 2 4は入出力制御部 3 7に初 期攪拌終了の信号を出力するので、 入出力制御部 3 7は後期攪拌の制御 に切り替える。 夕イマ 2 4には予め後期攪袢の時間 t 2が設定されてお り、 入出力制御部 3 7は夕イマ 2 4により周期設定される後期攪拌の攪 拌時間間隔で駆動部 2 6に 0 N信号を出力し、 モー夕 4を所定時間回転 させて攪拌羽根 9によりアイスクリーム材料 Aを攪拌し、 粘度が増加し てきたアイスクリーム材料 Aに空気を含ませるように攪拌する。
後期攪拌時間 t 2が終了したことがタイマ 2 4から入力されると、 入 出力制御部 3 7はアイスクリームが出来上がつたと判断して、 駆動部 2 6への 0 N信号出力を停止して攒拌制御を終了する。
尚、 上記制御方法は時間制御であるが、 モー夕 4又は駆動軸 1 2の回 転から回転羽根 9によるアイスクリ一ム材料 Aの攪拌回数をカウン 卜す ることによつても同様の攪拌制御を行うことができる。
以上説明した上記制御動作において、 アイスクリーム材料 Aの粘度又 は温度に基づいて制御する場合、 冷凍庫の冷却性能や冷凍庫のドアが頻 繁に開閉されて冷却が円滑になされず、 アイ スクリーム材料 Aが攪拌中 に設定された粘度や温度に達しない場合には、 夕イマ 2 4により攪拌動 作のトータル時間をカウント し、 カウントした時間が所定時間を経過し たとき、 入出力制御部 2 2、 3 5、 3 6はアイスクリームが出来上がつ たものとして運転を停止するように構成することができる。 産業上の利用可能性
以上のとおり、 本発明のアイスク リーム製造機によれば、 傾斜面を形 成した攪拌羽根の構造により攪拌容器内のアイスクリーム材料を満遍な く攪拌することができることから、 品質のよいアイスク リームを家庭で も製造することに適している。 またその際に、 アイスク リーム材料の温 度や粘度に応じた攪拌がなされるので、 無駄な攪拌動作を行うことがな いことから、 電池の消耗を少なくすることにも適している。
また、 本発明のアイスク リーム製造機の制御方法によれば、 冷凍庫で 所定温度まで冷却されるまで、 あるいは所定時間が経過するまで攪拌動 作を始動しない制御がなされるので、電池電力の無駄な消費が発生せず、 攪拌動作はアイスク リーム材料の状態に応じて初期攪拌制御と後期攪拌 制御とが実行されることから、 脂肪分と水分とが分離しない状態で充分 に空気を含ませた品質のよいアイスク リ一ムの家庭での製造を実現する うえでも有用である。

Claims

請 求 の 範 囲
1. 電池 ( 2 ) を電源としてモ一夕 ( 4 ) により攪袢羽根 ( 9 ) を回転駆動し、 攪拌容器 ( 1 1 ) 内に収容したアイスク リーム材料 (A) を冷凍環境下で攪拌することによりアイスク リームを製造するアイスク リーム製造機であって、
前記攪拌羽根 ( 9) は、 回転軸 ( 9 d) と、 この回転軸 ( 9 d) から その直径方向に板状に延出する複数の羽根 ( 9 a , 9 b) とが形成され てなり、 前記回転軸 ( 9 d) がモ一夕 (4) によ り回転駆動される駆動 軸 ( 1 2 ) に対して着脱可能に装着されると共に前記駆動軸 ( 1 2 ) に 上下移動可能に嵌挿され、 前記羽根 ( 9 a, 9 b) にその下端に至るほ ど回転方向への突出量が大きくなる傾斜面 ( 9 c) が形成されてなるこ とを特徴とするアイスク リーム製造機。
2. 電池 ( 2) を電源としてモー夕 (4) により攪拌羽根 ( 9) を回転駆動し、 攪拌容器 ( 1 1 ) 内に収容したアイスク リーム材料 ( A) を冷凍環境下で攪拌することによ りアイスク リームを製造するアイスク リーム製造機であって、
操作ボタン ( 3 ) の押圧操作により起動する攪袢制御部 ( 32 ) に、 前記アイスク リーム材料 ( A) の温度を検出する温度検出手段 ( 2 5 ) と、 時間計時を行う計時手段 ( 24) と、 前記温度検出手段 ( 2 5 ) 及 び計時手段( 24)からの入力信号に基づいて電池( 2 )からモー夕 (4) への電流回路を開閉制御する入出力制御手段 ( 3 5) とが設けられてな ることを特徴とするアイスク リーム製造機。
3. 電池 ( 2 ) を電源としてモ一夕 ( 4 ) により攪拌羽根 ( 9 ) を回転駆動し、 攪拌容器 ( 1 1 ) 内に収容したアイスク リーム材料 (A) を冷凍環境下で攪拌することによ りアイスク リームを製造するアイスク リーム製造機であって、
操作ボタン ( 3 ) の押圧操作により起動する攪拌制御部 ( 3 3 ) に、 前記アイスク リーム材料 (A) の粘度を検出する粘度検出手段 ( 2 3 ) と、 時間計時を行う計時手段 ( 2 4) と、 前記粘度検出手段 ( 2 3 ) 及 ぴ計時手段( 2 4 )からの入力信号に基づいて電池( 2 )からモー夕 ( 4 ) への電流回路を開閉制御する入出力制御手段 ( 3 6 ) とが設けられてな ることを特徴とするアイスク リーム製造機。 . 電池 ( 2 ) を電源としてモ一夕 ( 4 ) により攪拌羽根 ( 9 ) を回転駆動し、 攪拌容器 ( 1 1 ) 内に収容したアイスク リーム材料 (A) を冷凍環境下で攪拌することによ りアイスク リームを製造するアイスク リーム製造機であって、
操作ボタン ( 3 ) の押圧操作により起動する攪拌制御部 ( 2 1 ) に、 前記アイスク リーム材料 ( A) の温度を検出する温度検出手段 ( 2 5 ) と、 アイスク リーム材料 (A) の粘度を検出する粘度検出手段 ( 2 3 ) と、 時間計時を行う計時手段 ( 2 4 ) と、 前記温度検出手段 ( 2 5 ) 及 び粘度検出手段 ( 2 3 )、 計時手段 ( 2 4 ) からの入力信号に基づいて電 池 ( 2 ) からモー夕
( 4 ) への電流回路を開閉制御する入出力制御手段 ( 2 2 ) とが設けられてなることを特徴とするアイスク リ一ム製造機。
5. 前記操作ボタン ( 3 ) は、 押圧操作された後、 その押圧が 所定短時間後に解除されたとき、 押圧操作が有効となるように構成され てなる請求の範囲第 2項に記載のアイスク リーム製造機。
6. 前記温度検出手段 ( 2 5 ) は、 攪拌容器 ( 1 1 ) に接する 温度センサ ( 1 0 ) である請求の範囲第 2項に記載のアイスク リーム製 造機。
7. 前記温度検出手段 (2 5 ) は、 攪拌羽根 ( 9 ) に取り付け られた温度センサ ( 1 0 ) である請求の範囲第 2項に記載のアイスク リ —ム製造機。
8. 前記温度検出手段 ( 2 5 ) は、 攪拌容器 ( 1 1 ) の蓋体 ( 1 3) 内面に取り付けられた温度センサ ( 1 0 ) である請求の範囲第 2項 に記載のアイスク リーム製造機。
9. 前記粘度検出手段 ( 2 3 ) は、 負荷変化により電流変化す るモ一夕 (4) の電流を検出する電流センサである請求の範囲第 3項に 記載のアイスク リーム製造機。
1 0. 前記粘度検出手段 ( 2 3 ) は、 負荷変化によ り回転数が 変化するモ一夕 (4) の回転数を検出する回転センサである請求の範囲 第 3項に記載のアイスク リーム製造機。
1 1. 前記電池 ( 2) は、 リチウム系電池である請求の範囲第 1項に記載のアイスク リ一ム製造機。
1 2. 電池( 2)を電源としてモー夕 (4)により攪拌羽根( 9 ) を回転駆動し、 攪拌容器 ( 1 1 ) 内に収容したアイスク リーム材料 (A) を冷凍環境下で攪拌することによ りアイスク リームを製造するアイスク リ一ム製造機の制御方法であって、
アイスク リーム材料 (A) の温度を検出して、 その温度が所定温度以 下になつたときモ一夕 (4) を始動し、 第 1の時間間隔で第 1の所定時 間だけモ一夕 (4) を回転駆動する初期攪拌を実行し、 アイスク リーム 材料(A)の粘度を検出して、 その粘度が第 1の所定粘度になったとき、 第 2の時間間隔で第 2の所定時間だけモー夕 (4) を回転駆動する後期 攪拌を実行し、 アイスク リーム材料 (A) の粘度が第 2の所定粘度にな つたとき攪拌動作を停止することを特徴とするアイスクリーム製造機の 制御方法。
1 3. 電池( 2 )を電源としてモー夕 ( 4 )によ り攪拌羽根( 9 ) を回転駆動し、 攪拌容器 ( 1 1 ) 内に収容したアイスク リーム材料 (A) を冷凍環境下で攪拌することによりアイスク リームを製造するアイスク リーム製造機の制御方法であって、
アイスク リーム材料 (A) の温度を検出して、 その温度が第 1の所定 温度以下になったときモータ (4) を始動し、 第 1の時間間隔で第 1の 所定時間だけモ一夕 (4) を回転駆動する初期攪拌を実行し、 アイスク リーム材料 (A) の温度が第 2の所定温度以下になったとき、 第 2の時 間間隔で第 2の所定時間だけモー夕 (4) を回転駆動する後期攪拌を実 行し、 アイスク リーム材料 (A) の温度が第 3の所定温度になったとき 攪拌動作を停止することを特徴とするアイスク リ—ム製造機の制御方法,
1 4. 電池( 2 )を電源としてモー夕 (4)により攪拌羽根 ( 9 ) を回転駆動し、 攪拌容器 ( 1 1 ) 内に収容したアイスク リーム材料 (A) を冷凍環境下で攪拌することによ りアイスク リームを製造するアイスク リーム製造機の制御方法であって、 .
起動操作がなされて所定の待機時間が経過した後にモ一夕 (4) を始 動し、 第 1の時間間隔で第 1の所定時間だけモ一夕 (4) を回転駆動す る初期攪拌を実行し、 アイスクリーム材料 (A) の粘度を検出して、 ァ イスク リーム材料 (A) の粘度が第 1の所定粘度以上になったとき、 第 2の時間間隔で第 2の所定時間だけモ一夕 ( 4 ) を回転駆動する後期攪 拌を実行し、 アイスク リーム材料 (A) の粘度が第 2の所定粘度になつ たとき攪拌動作を停止することを特徴とするアイスク リーム製造機の制 御方法。
1 5. 電池( 2 ) を電源としてモー夕 ( 4 ) により攪拌羽根( 9 ) を回転駆動し、 攪拌容器 ( 1 1 ) 内に収容したアイスク リーム材料 (A) を冷凍環境下で攪拌することによりアイスク リームを製造するアイスク リーム製造機の制御方法であって、
起動操作がなされて所定の待機時間が経過した後にモータ ( 4 ) を始 動し、 第 1の時間間隔で第 1の所定時間だけモー夕 ( 4 ) を回転駆動す る初期攪拌を第 2の所定時間実行し、 第 2の所定時間が経過した後、 第 2の時間間隔で第 3の所定時間だけモ一夕 ( 4 ) を回転駆動する後期攪 拌を第 4の所定時間実行することを特徴とするアイスク リーム製造機の 制御方法。
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