JPH079583B2 - 電子楽器の楽音発生制御装置 - Google Patents

電子楽器の楽音発生制御装置

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JPH079583B2
JPH079583B2 JP62019081A JP1908187A JPH079583B2 JP H079583 B2 JPH079583 B2 JP H079583B2 JP 62019081 A JP62019081 A JP 62019081A JP 1908187 A JP1908187 A JP 1908187A JP H079583 B2 JPH079583 B2 JP H079583B2
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竹夫 渋川
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、鍵盤の鍵数より少ない数の楽音信号形成チャ
ンネルを有し鍵盤にて押鍵された鍵を前記楽音信号形成
チャンネルのいずれかに割当てて各鍵の押離鍵操作に応
じて楽音を発生する電子楽器に係り、特にソステヌート
効果制御用の操作子によって離鍵後における前記発生楽
音の長短を制御する電子楽器の楽音制御装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の装置は、例えば実公昭59−13657号公報
に示されているように、複数の楽音信号形成チャンネル
内に、ソステヌート効果制御用の操作子の操作タイミン
グに同期した信号で各チャンネルに割当てられた鍵の操
作状態を表す鍵状態信号(“1"により押鍵中を表し、
“0"に離鍵中を表す)をラッチするラッチ回路と、この
ラッチ回路の出力及び前記操作子の操作状態を表す操作
子状態信号(“1"により操作状態を表し、“0"により非
操作状態を表す)を入力するアンド回路とをそれぞれ備
え、アンド回路の出力(=“1")により離鍵後における
楽音の減衰時間が長くなるように制御している。これに
より、押鍵中に前記操作子が操作されかつ同操作子が操
作され続けていれば、前記押鍵中の鍵が離鍵された後
も、該離鍵された鍵に関する楽音の減衰時間が長くな
り、ピアノのようなソステヌート効果を得るようにして
いる。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに、上記従来の装置においては、各楽音信号形成
チャンネル内のラッチ回路がソステヌート効果制御用の
操作子の操作タイミングに同期して鍵状態信号をラッチ
するので、前記操作子が操作されると、押鍵中の鍵が割
当てられていた楽音信号形成チャンネル内のラッチ回路
出力のみが“1"となり、その他の楽音信号形成チャンネ
ル内のラッチ回路出力は“0"になる。したがって、前記
操作子が操作されたときに、押鍵中であった鍵が離鍵さ
れ、同離鍵された鍵が前記操作子の継続操作中に再度押
鍵された後に離鍵されると、前記再押鍵時にラッチ回路
出力が“1"である楽音信号形成チャンネルに前記鍵が割
当てられた場合には同鍵の離鍵後の減衰時間は長くなる
が、ラッチ回路出力が“0"の楽音信号形成チャンネルに
割当てられてしまった場合には同鍵の離鍵後の減衰時間
は短くなる。一方、実際のピアノにおいては、ソステヌ
ート効果制御用の操作子の操作タイミングに押鍵されて
いた鍵が離鍵され、その後に新たに押鍵されかつ離鍵さ
れた場合には、前記操作子が操作されている限り同鍵に
関する楽音の離鍵後の減衰時間は長くなるので、このよ
うに押離鍵される鍵に関する楽音の離鍵後の減衰時間は
実際のピアノによるものとは異なるという問題がある。
本発明は上記問題に鑑み案出されたもので、その目的と
するところは実際のピアノによるソステヌート効果に近
ずけたソステヌート効果を達成できる電子楽器の楽音発
生制御装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決して本発明の目的を達成するために、本
発明の構成上の特徴は、第1図に示すように、発生すべ
き楽音の音高を各々指定する複数の鍵からなる鍵盤1
と、複数の鍵情報記憶チャンネル2a,2b・・・と、前記
鍵盤1における鍵操作を検出して、押鍵された鍵に関す
る鍵情報を前記複数の鍵情報記憶チャンネル2a,2b・・
・のいずかに割当て記憶させる割当て制御手段3とを備
え、前記複数の鍵情報記憶チャンネル2a,2b・・・に各
々記憶されている鍵情報に基づき楽音の発生を制御する
電子楽器の楽音発生制御装置において、ソステヌート効
果制御用の操作子4と、前記複数の鍵情報記憶チャンネ
ル2a,2b・・・に各々対応するとともに、各鍵情報記憶
チャンネル2a,2b・・・に各々記憶されている鍵情報に
基づき発生される各楽音の離鍵後における減衰時間の長
短を各々制御する複数のソステヌートデータを各々記憶
する複数のソステヌートデータ記憶チャンネル5a,5b・
・・と、前記操作子4の操作時に押鍵中の鍵が割当てら
れている前記鍵情報記憶チャンネル2a,2b・・・に対応
した前記ソステヌートデータ記憶チャンネル5a,5b・・
・内のソステヌートデータを第1の値に設定し、かつ前
記操作子4の操作解除時に前記第1の値に設定されたソ
ステヌートデータを第2の値に設定する第1設定手段6
と、前記鍵盤1にていずれかの鍵が新たに押鍵されたと
き、前記複数の鍵情報記憶チャンネル2a,2b・・・の中
で、該押鍵された鍵に関する鍵情報と同じ鍵情報が割当
て記憶されている鍵情報記憶チャンネル2a,2b・・・を
探し出すサーチ手段7と、前記サーチ手段7により鍵情
報記憶チャンネル2a,2b・・・が探し出された時、前記
新たに押鍵された鍵に関する鍵情報が前記割当て制御手
段3により新たに割当て記憶される鍵情報記憶チャンネ
ル2a,2b・・・に対応したソステヌートデータ記憶チャ
ンネル5a,5b・・・内のソステヌートデータを、前記サ
ーチ手段7により探し出された鍵情報記憶チャンネル2
a,2b・・・に対応したソステヌートデータ記憶チャンネ
ル5a,5b・・・に記憶されているソステヌートデータ値
に設定する第2設定手段8とを設けたことにある。
(発明の作用) 上記のように構成した本発明においては、鍵盤1の各鍵
が押離鍵操作されると、割当て制御手段3が押鍵された
鍵に関する鍵情報をいずれかの鍵情報記憶チャンネル2
a,2b・・・に割当て記憶させ、該記憶された鍵情報に基
づき楽音の発生を制御する。かかる状態において、操作
子4が操作されると、第1設定手段6は、操作子4の操
作時に押鍵中の鍵が割当てられている鍵情報記憶チャン
ネル2a,2b・・・に対応したソステヌートデータ記憶チ
ャンネル5a,5b・・・内のソステヌートデータを第1の
値に設定するとともに、操作子4の操作解除時に前記第
1の値に設定されたソステヌートデータを第2の値に設
定する。これにより、操作子4の操作時に押鍵中であっ
た鍵に関するソステヌートデータが同操作子4の操作中
第1の値に維持される。
また、同一鍵が短時間内に繰返し押鍵操作された場合、
サーチ手段7が該鍵の再押鍵時に同鍵に関する鍵情報が
以前から割当てられている鍵情報記憶チャンネル2a,2b
・・・を探し出し、第2設定手段8が、前記再押鍵され
た鍵に関する鍵情報が割当て制御手段3により新たに割
当て記憶される鍵情報記憶チャンネル2a,2b・・・に対
応したソステヌートデータ記憶チャンネル5a,5b・・・
内のソステヌートデータを、前記サーチ手段7により探
し出された鍵情報記憶チャンネル2a,2b・・・に対応し
たソステヌートデータ記憶チャンネル5a,5b・・・に記
憶されているソステヌートデータ値に設定する。これに
より、操作子4が継続して操作されている状態で、鍵盤
1にて同一鍵が繰返し押鍵操作された場合、再押鍵され
た鍵の鍵情報がいずれの鍵情報記憶チャンネル2a,2b・
・・に割当てられようとも、再押鍵された鍵に関するソ
ステヌートデータは操作子4の操作時に設定された同鍵
に関するソステヌートデータと必ず同じになる。
(発明の効果) 上記作用説明からも理解できる通り、本発明によれば、
通常、操作子4の操作時に押鍵中であった鍵に関するソ
ステヌートデータが同操作子4の操作中に限り第1の値
に維持され、かつ操作子4の操作中に同一鍵が繰返し押
鍵操作された場合、以前の押鍵に関するソステヌートデ
ータが第1の値に設定されていれば、再押鍵に関するソ
ステヌートデータも第1の値に設定される。その結果、
第1の値により離鍵後における楽音の減衰時間を長くす
るように制御し、かつ第2の値により同減衰時間を短く
するように制御すれば、従来の装置と同等なソステヌー
ト効果が得られるとともに、操作子の操作継続中にソス
テヌート効果の付与されていた鍵が離鍵されかつ再押鍵
された後に再び離鍵された場合にも、該離鍵された鍵に
関する楽音の減衰時間は必ず長くなるので、実際のピア
ノに近ずけたソステヌート効果を得ることができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明すると、第
2図は本発明に係る楽音発生制御装置が適用された電子
楽器の全体を概略的に示している。この電子楽器は鍵盤
11と、ソステヌート効果の付与を選択制御するソステヌ
ートペダル12と、音色、音量等を選択制御するその他の
操作子群13と、楽音信号を形成出力する楽音信号形成回
路14と、鍵盤11と、ソステヌートペダル12及びその他の
操作子群13の各状態を入力してて楽音信号形成回路14を
制御するマイクロコンピュータ部15とを備えている。
鍵盤11は楽音信号形成回路14にて形成される楽音の音高
を指定するための複数の鍵を有し、各鍵の押離鍵は各鍵
に各々対応して設けられた複数の鍵スイッチを内蔵した
鍵スイッチ回路11aによって検出されるようになってい
る。鍵スイッチ回路11aはバス16を介してマイクロコン
ピュータ部15に接続され、同コンピュータ部15に制御さ
れて各鍵の押鍵または離鍵の鍵操作状態を表す状態信号
を同コンピュータ部15に供給するようになっている。ソ
ステヌートペダル12は演奏者の足により操作されるもの
で、このソステヌートペダル12の操作は同ペダル12に連
動して開閉成するソステヌートペダルスイッチを内蔵し
たソステヌートペダルスイッチ回路12aにより検出され
るようになっている。ソステヌートペダルスイッチ回路
12aはバス16を介してマイクロコンピュータ部15に接続
され、同コンピュータ部15に制御されてソステヌートペ
ダル12の操作状態を表す状態信号を同コンピュータ部15
に供給するようになっている。その他の操作子群13の操
作は各操作子に各々対応して設けられた複数のスイッチ
を内蔵したその他のスイッチ回路13aによって検出され
るようになっている。その他のスイッチ回路13aはバス1
6を介してマイクロコンピュータ部15に接続され、同コ
ンピュータ部15に制御されて各操作子の操作状態を表す
状態信号を同コンピュータ部15に供給するようになって
いる。
楽音信号形成回路14は、鍵盤11の鍵数より少ないN個
(本件実施例では、例えば16個)の楽音信号形成チャン
ネルを有し、バス16を介してマイクロコンピュータ部15
により指定されたチャンネルにおいて、鍵盤11,ソステ
ヌートペダル12及びその他の操作子群13の操作状態に応
じて楽音信号を形成出力する。この場合、その他の操作
子群13により指定されかつ各チャンネルにて形成される
楽音信号の音色はピアノ系のものとし、そのエンベロー
プ信号波形は、第3図に示すように、押鍵と同時に急速
に立上りその後減衰するパーカッシブ系のものである。
また、このエンベロープ信号波形は押鍵を持続していれ
ば第3図の実線に示すように徐々に減衰するが、減衰中
に離鍵すると第3図の破線に示すように急速に減衰する
とともに、ソステヌートペダル12によりソステヌート効
果が付加された楽音信号に関しては離鍵後も第3図の実
線のように徐々に減衰する。楽音信号形成回路14にはア
ンプ17を介してスピーカ18が接続されており、同スピー
カ17は楽音信号形成回路14からアンプ17を介して供給さ
れた楽音信号に対応した楽音を発音する。
マイクロコンピュータ部15は、第5図乃至第11図に示す
フローチャートに各々対応したプログラムを記憶するプ
ログラムメモリ15aと、これらのプログラムを実行する
中央処理装置(以下CPUという)15bと、これらのプログ
ラムの実行に必要な諸データを一時的に記憶するワーキ
ングメモリ15cとを備え、上記プログラムの実行によ
り、鍵盤11,ソステヌートペダル12及びその他の操作子
群13の操作に応じたデータを楽音信号形成回路14に出力
して楽音信号の発生を制御する。なお、これらのプログ
ラムメモリ15a、CPU15b及びワーキングメモリ15cはバス
16に各々接続されている。
ワーキングメモリ15cは楽音信号形成回路14のN個の楽
音信号形成チャンネルに各々対応したN個(16個)の記
憶チャンネルからなるキーコード用レジスタ群KCR,キー
オン用レジスタ群KONR,ソステヌート用レジスタ群SONR
及びキーオフカウント用レジスタ群KOFCNTRを有する。
キーコード用レジスタ群KCRは、各記憶チャンネルに
て、各楽音信号形成チャンネルに割当てられた鍵を表す
キーコードKC(0),KC(1)・・・KC(15)を各々記
憶する。キーオン用レジスタ群KONRは、各記憶チャンネ
ルにて、“1"により各楽音信号形成チャンネルに割当て
られた鍵が押鍵中であることを表し、かつ“0"により同
鍵が離鍵中であることを表すキーオンデータKON(0),
KON(1)・・・KON(15)を各々記憶する。ソステヌー
ト用レジスタ群SONRは、各記憶チャンネルにて、“1"に
より各楽音信号形成チャンネルで形成される楽音信号に
ソステヌート効果を付与することを表し、かつ“0"によ
り同楽音信号にソステヌート効果を付与しないことを表
すソステヌートデータSON(0),SON(1)・・・SON
(15)を各々記憶する。キーオフカウント用レジスタ群
KOFCNTRは、各記憶チャンネルにて、各楽音信号形成チ
ャンネルに割当てられた鍵の離鍵順位を表すキーオフカ
ウントデータKOFCNT(0),KOFCNT(1)・・・KOFCNT
(15)を各々記憶する。なお、これらのキーオフカウン
トデータKOFCNT(0),KOFCNT(1)・・・KOFCNT(1
5)は値が大きくなる程古い時期に離鍵されたことを表
す。
また、ワーキングメモリ15cは割当て制御用レジスタ群A
SCR及びその他のレジスタ群OTHRを有する。割当て制御
用レジスタ群ASCRは、鍵盤11にて新たに押離鍵操作され
た鍵を表すイベントキーコードEVKC,キーオフカウント
用レジスタ群KOFCNTRの各記憶チャンネルのうち最大の
キーオフカウントデータKOFCNTを記憶するチャンネルを
表すデータMAX、キーコード用レジスタ群KCRの各記憶チ
ャンネルのうち新たに押された鍵を表すイベントキーコ
ードEVKCと同一のキーコードKCを記憶しているチャンネ
ルを表すデータSAME、及び新たに押された鍵が割当てら
れるべき楽音信号形成チャンネルを表すアサインチャン
ネルデータASSCHを各々記憶する。その他のレジスタ群O
THRは、鍵盤11,ソステヌートペダル12及びその他の操作
子群13の操作状態の変化(イベント)を検出するための
鍵盤11の各鍵の状態を表すデータKSW,ソステヌートペダ
ル12の状態を表すデータSPSW,操作子群13の状態を表す
データTSW等その他のデータを記憶する。
上記のように構成した実施例の動作をフローチャートを
参照しながら説明する。パワースイッチ(図示しない)
が投入されると、CPU15bは第5図のステップ100にてメ
インプログラムの実行を開始し、ステップ101にてワー
キングメモリ15c内の全てのレジスタ群KCR,KONR,SONR,K
OFCNTR,ASCR,OTHRをクリアすることにより、各種データ
を初期設定する。この初期設定後、CPU15bは、ステップ
102にて、鍵スイッチ回路11a内の各鍵スイッチの状態信
号を取込むとともに、該状態信号とその他のレジスタ群
OTHRに記憶されていて以前の各鍵スイッチの状態を表す
データKSWとを比較することにより、鍵盤11における押
離鍵イベントを検出する。この検出により、押鍵イベン
トが検出された場合にはキーオンプログラム(第6図)
が実行され、離鍵イベントが検出された場合にはキーオ
フプログラム(第8図)が実行されて、楽音信号形成回
路14における楽音信号の形成が鍵盤11の押離鍵操作に応
じて制御される。かかるキーオンプログラム又はキーオ
フプログラムの実行後、CPU15bはプログラムをステップ
103に進める。なお、このように押鍵又は離鍵イベント
が検出された場合には、次回の押離鍵イベントの検出の
ために、同ステップ102にてその他のレジスタ群OTHR内
のデータKSWは新たに取込んだ鍵スイッチの状態信号に
より書換えられる。また、前記検出により押鍵イベント
も離鍵イベントも検出されない場合には、CPU15bはキー
オンプログラム及びキーオフプログラムを実行しない
で、プログラムをステップ103に進める。この場合に
は、その他のレジスタ群OTHR内のデータKSWは以前の値
に維持される。
ステップ103にて、CPU15bはソステヌートペダルスイッ
チ回路12a内のソステヌートペダルスイッチの状態信号
を取込むとともに、該状態信号とその他のレジスタ群OT
HRに記憶されていて以前のソステヌートペダルスイッチ
の状態を表すデータSPSWとを比較することにより、ソス
テヌートペダル12の操作イベント及び操作解除イベント
を検出する。この検出により、操作イベントが検出され
た場合にはソステヌートオンプログラム(第10図)が実
行され、操作解除イベントが検出された場合にはソステ
ヌートオフプログラム(第11図)が実行されて、楽音信
号に対するソステヌート効果の付与が制御される。かか
るソステヌートオンプログラム又はソステヌートオフプ
ログラムの実行後、CPU15bはプログラムをステップ104
に進める。また、前記検出により操作イベントも操作解
除イベントも検出されない場合には、CPU15bはソステヌ
ートオンプログラム及びソステヌートオフプログラムを
実行しないで、プログラムをステップ104に進める。な
お、このステップ103においても、上記ステップ102の場
合と同様、前記いずれかのイベントが検出された場合に
はその他のレジスタ群OTHR内のデータSPSWは新たに取込
んだソステヌートペダルスイッチの状態信号により書換
えられ、いずれのイベントも検出されなかった場合には
同データSPSWは以前の値に維持される。
ステップ104にて、CPU15bはその他のスイッチ回路13a内
の各スイッチの状態信号を取込むとともに、該状態信号
とその他のレジスタ群OTHRに記憶されていて以前の各ス
イッチの状態を表すデータTSWとを比較することによ
り、その他の操作子群13の操作イベントを検出する。こ
の検出により、操作イベントが検出された場合には、CP
U15bは同ステップ104にて操作された操作子に対応した
制御データを楽音信号形成回路14に出力して、同回路14
にて形成される楽音信号の音色、音量等を制御するとと
もに、その他のレジスタ群OTHR内のデータTSWを前記取
込んだ状態信号により書換える。また、操作イベントが
検出されない場合には、CPU15bは前記制御データの出力
処理及びデータTSWの書換え処理を実行しない。
上記ステップ104の処理後、CPU15bはプログラムをステ
ップ102に戻し、以降、ステップ102〜104からなる循環
処理を実行して、鍵盤11,ソステヌートペダル12及びそ
の他の操作子群13の操作に応じて楽音信号形成回路14に
おける楽音信号の形成を制御する。
次に、かかる楽音信号の形成制御動作について、 (1)鍵盤11にて未だ割当てられていない鍵が押鍵され
るとともに、該鍵が離鍵された場合、 (2)ソステヌートペダル12が操作されかつ操作解除さ
れた場合、 (3)鍵盤11にて既に割当て済みの鍵が再び押鍵される
とともに、該鍵が離鍵された場合に分けて説明する。
(1)鍵盤11にて未だ割当てられていない鍵が押鍵され
るとともに該鍵が離鍵された場合 この場合、上記ステップ102〜104(第5図)からなる循
環処理中、CPU15bはステップ102にて押離鍵イベントを
検出してキーオンプログラム(第6図)又はキーオフプ
ログラム(第8図)を実行する。
最初に、押鍵があった場合について説明する。この場
合、CPU15bはステップ200にてキーオンプログラムの実
行を開始し、ステップ201にてイベントキーコードEVKC
を新たに押鍵された鍵を表すキーコードKCに設定する。
このステップ201の処理後、CPU15bはステップ202にてカ
ウントデータiを「0」に設定するとともに、ステップ
203〜205からなる循環処理によりこのカウントデータi
を「0」から「16」まで「1」ずつ大きくしながらイベ
ントキーコードEVKCと同一のキーコードKCを記憶するキ
ーコード用レジスタ群KCR内の記憶チャンネルを探し出
す。この場合、新たに押鍵された鍵は、いずれのチャン
ネルにも割当てられていないので、CPU15bはステップ20
3にて常に「NO」すなわちイベントキーコードEVKCと記
憶チャンネルiに記憶されているキーコードKC(i)と
が等しくないと判定して、カウントデータiが「16」に
なった時点、すなわちイベントキーコードEVKCとキーコ
ード用レジスタ群KCR内のすべてのキーコードKC(0),
KC(1)・・・KC(15)との各比較が終了した時点で、
ステップ205にてi>15の関係に基づき「YES」と判定し
て、ステップ206にてキーアサインプログラム(第7
図)を読出して実行する。
このキーアサインプログラムにおいては、CPU15bはステ
ップ300にて同プログラムの実行を開始し、ステップ301
にて、キーオフカウント用レジスタ群KOFCNTRの各記憶
チャンネルの中で最大のキーオフカウントデータを記憶
するチャンネルを表すデータMAXを「0」に初期設定す
るとともに、カウントデータiを「1」に初期設定す
る。この初期設定後、CPU15bは、ステップ302〜305から
なる循環処理により、カウントデータiを「1」から
「16」まで「1」ずつ大きくしながら最大のキーオフカ
ウントデータKOFCNTを記憶するキーオフカウント用レジ
スタ群KOFCNTR内の記憶チャンネルを探し出す。すなわ
ち、ステップ302の比較判定KOFCNT(i)>KOFCNT(MA
X)により、i番目未満の記憶チャンネルに記憶されて
いる最大のキーオフカウントデータKOFCNT(MAX)とi
番目の記憶チャンネルに記憶されているキーオフカウン
トデータKOFCNT(i)とが順次比較され、両カウントデ
ータKOFCNT(MAX),KOFCNT(i)がKOFCNT(i)>KOFC
NT(MAX)の関係にあれば、ステップ303にてデータMAX
がカウントデータiに設定変更される。これにより、カ
ウントデータiが「16」に達した時点、すなわち全ての
キーオフカウントデータKOFCNT(0),KOFCNT(1)・
・・KOFCNT(15)の比較判定が終了した時点では、デー
タMAXはキーオフカウント用レジスタ群KOFCNTRの各記憶
チャンネルの中で最大のキーオフカウントデータを記憶
するチャンネルを表すことになる。
上記のように、カウントデータiが「16」になると、CP
U15bはステップ305にてi>15に基づき「YES」と判定
し、ステップ306にて最大キーオフカウントデータKOFCN
T(MAX)が「0」か否かを判定する。この判定におい
て、最大キーオフカウントデータKOFCNT(MAX)が
「0」でなければ、CPU15bは同ステップ306にて「NO」
と判定して、ステップ307にてアサインチャンネルデー
タASSCHをデータMAXが示す値に設定する。また、最大キ
ーオフカウントデータKOFCNT(MAX)が「0」であれ
ば、CPU15bは同ステップ306にて「YES」と判定して、ス
テップ308にてアサインチャンネルデータASSCHを「FF」
(16進表示)に設定する。なお、最大キーオフカウント
データKOFCNT(MAX)が「0」であることは、キーオフ
カウント用レジスタ群KOFCNTR内の全てのキーオフカウ
ントデータKOFCNT(0),KOFCNT(1)・・・KOFCNT(1
5)が「0」である(後述するようにチャンネル割当て
済みの全ての鍵が押鍵中である)ことを意味し、この場
合には、新たに押鍵された鍵はいずれのチャンネルにも
割当てられないので、上記アサインチャンネルデータAS
SCHは「FF」でなくてもチャンネル番号に対応した
「0」〜「15」以外の値ならいかなる値に設定されても
よい。
上記ステップ307,308の処理後、CPU15bはステップ309に
てこのキーアサインプログラムの実行を終了して、ステ
ップ207(第6図)から再びメインプログラムを実行し
始める。ステップ207にて、CPU15bはアサインチャンネ
ルデータASSCHが「FF」であるか否か、すなわち新たに
押鍵された鍵が割当てられるべきチャンネルが上記「ア
サインプログラム」により指定されているか否かを判定
する。今、アサインチャンネルデータASSCHが「FF」で
なければ、CPU15bは同ステップ207にて「NO」と判定
し、ステップ208にてアサインチャンネルデータASSCHに
より指定されたチャンネルに関するキーコードKC(ASSC
H)をイベントキーコードEVKCの示す値に設定するとと
もに、同チャンネルに関するキーオンデータKON(ASSC
H)、ソステヌートデータSON(ASSCH)及びキーオフカ
ウントデータKOFCNT(ASSCH)を各々“1",“0"及び
「0」に設定する。このステップ208の処理後、CPU15b
は、ステップ209にて、上記設定したキーコードKC(ASS
CH)及び楽音信号の減衰時間を制御する制御データを、
アサインチャンネルデータASSCHとともに、バス16を介
して楽音信号形成回路14に転送して、ステップ210にて
キーオンプログラムの実行を終了する。楽音信号形成回
路14においては、アサインチャンネルデータASSCHによ
り指定された楽音信号形成チャンネルがキーコードKC
(ASSCH)により指定された音高の楽音信号を形成して
出力する。また、前記制御データは、ソステヌートデー
タSON(ASSCH)又はキーオンデータKON(ASSCH)のいず
れか一方が“1"のときは“1"に設定されて楽音信号の減
衰時間を長くするデータであるので、前記形成出力され
る楽音信号のエンベロープ信号波形は、第3図に実線で
示すように、急速に立上りかつ徐々に減衰するものとな
る。
一方、上記キーアサインプログラムにより設定されたア
サインチャンネルデータASSCHが「FF」であれば、CPU15
bは上記ステップ207にて「YES」と判定して、上記ステ
ップ208,209の処理を実行しないで、ステップ210にてキ
ーオンプログラムの実行を終了する。これにより、新た
に押鍵された鍵はいずれのチャンネルにも割当てられ
ず、該鍵に関する楽音は発生されない。
次に、上記押鍵された鍵が、離鍵された場合について説
明する。この場合、CPU15bはステップ400(第8図)に
てキーオフプログラムの実行を開始し、上記キーオンプ
ログラムの場合と同様に、ステップ401にてイベントキ
ーコードEVKCを新たに離鍵された鍵を表すキーコードKC
に設定し、ステップ402にてカウントデータiを「0」
に設定するとともに、ステップ403〜405からなる循環処
理によりイベントキーコードEVKCと同一のキーコードKC
を記憶するキーコード用レジスタ群KCR内の記憶チャン
ネルを探し出す。この循環処理中、該当する記憶チャン
ネルが探し出されると、CPU15bはステップ403にて「YE
S」と判定して、ステップ406にて同チャンネルに対応し
たキーオンデータKON(i)が“1"であるか否かを検出
する。この場合、離鍵された鍵は上記押鍵時には未だ割
当てられていなかった鍵に関するものであって単一のチ
ャンネルにのみ割当てられているので、上記キーオンデ
ータKON(i)は今まで押鍵中であった鍵に関するもの
であり“1"に設定されている。これにより、上記ステッ
プ406においては「YES」と判定され、CPU15bはステップ
407にて前記キーオンデータKON(i)を“0"に設定し、
ステップ408にてソステヌートデータSON(i)が“1"で
あるか否かを判定する。
この判定において、ソステヌートデータSON(i)が
“0"、すなわち後述する処理により同データSON(i)
が“1"に設定されていなければ、「NO」と判定され、CP
U15bはステップ409にてキーオフカウントデータKOFCNT
(i)を「80」(16進表示)に設定し、ステップ410に
て離鍵された鍵の割当てられていたチャンネル番号を表
すカウントデータiとともに楽音信号の減衰時間を制御
する制御データをバス16を介して楽音信号形成回路14に
転送して、プログラムをステップ411に進める。この制
御データはキーオンデータKON(i)及びソステヌート
データSON(i)が共に“0"に設定されていることに基
づき“0"に設定されていて、楽音信号の減衰時間を短く
制御するので、楽音信号形成回路14内のi番目の楽音信
号形成チャンネルにて発生中の楽音信号は離鍵時に急速
減衰する(第3図破線)。また、上記ステップ408の判
定において、ソステヌートデータSON(i)が後述する
処理により“1"に設定されていれば、「YES」と判定さ
れ、CPU15bは上記ステップ409,410の処理を実行しない
でプログラムをステップ411に進める。これにより、ソ
ステヌートデータSON(i)が“1"に設定されていれ
ば、発生中の楽音信号は離鍵とは無関係に徐々に減衰す
る(第3図の実線)とともに、キーオフカウントデータ
KOFCNT(i)は上記ステップ208(第6図)の処理によ
り押鍵時に設定された「0」に保たれる。
次に、CPU15bはステップ411にてカウントプログラム
(第9図)を読出し実行する。このカウントプログラム
においては、CPU15bはステップ500にて同プログラムの
実行を開始して、ステップ501にてカウントデータjを
「0」に初期設定した後、ステップ502〜505からなる循
環処理によりカウントデータjを「0」から「16」まで
「1」ずつ大きくしながら、離鍵されている鍵が割当て
られているチャンネルに関するキーオフカウントデータ
KOFCNTを各々「1」ずつ増加させる。すなわち、ステッ
プ502にてキーオンデータKON(j)が“0"であるか否か
が判定され、同データKON(j)が“0"であればキーオ
フカウントデータKOFCNT(j)に「1」が加算される。
これにより、押鍵中のいずれかの鍵が離鍵される毎に、
離鍵されている鍵が割当てられているチャンネルに関す
るキーオフカウントデータKOFCNTが各々「1」ずつ大き
くなり、最も古く離鍵された鍵が割当てられているチャ
ンネルのキーオフカウントデータKOFCNTが最大になるの
で、鍵盤11にて新たに押鍵があった場合には、該押鍵さ
れた鍵は、上述のキーアサインプログラム(第7図)の
実行により、最も古く離鍵された鍵が割当てられていた
チャンネルに割当てられることになる。ただし、上述の
ステップ408〜410(第8図)の処理により、ソステヌー
トデータSON(0),SON(1)・・・SON(15)が“1"で
あるチャンネルに関するキーオフカウントデータKOFCNT
は「0」に設定され、ソステヌートデータSON(0),SO
N(1)・・・SON(15)が“0"であるチャンネルに関す
るキーオフカウントデータKOFCNTは「80」(16進表示)
に設定されているので、ソステヌートデータSON(0),
SON(1)・・・SON(15)が“1"であるチャンネルのキ
ーオフカウントデータKOFCNT(0),KOFCNT(1)・・
・KOFCNT(15)が最大になることはなく、同チャンネル
には新たに押鍵された鍵が割当てられることはない。こ
れは、ソステヌートデータ効果の付与された楽音信号の
離鍵後における減衰時間が長く制御されるためである。
上記のようにして、カウントデータjが「16」になる
と、CPU15bはステップ505にてj>15に基づき「YES」と
判定し、ステップ506にてこのカウントプログラムの実
行を終了してキーオフプログラム(第8図)の実行の移
り、ステップ412にて同キーオフプログラムの実行を終
了する。
なお、このキーオフプログラムの上記ステップ403〜406
からなる循環処理により、キーコード用レジスタ群KCR
の中で、イベントキーコードEVKCと同一のキーコードKC
を記憶する記憶チャンネルが探し出されなかった場合、
カウントデータiが「16」になった時点で、CPU15bはス
テップ405にてi>15に基づき「YES」と判定して、ステ
ップ412にてこのキーオフプログラムの実行を終了す
る。これにより、離鍵された鍵に関する上記ステップ40
6〜411からなる離鍵処理は行われない。しかし、該鍵は
押鍵されたにもかかわらず、上記ステップ207(第6
図)の「YES」との判定処理によりいずれのチャンネル
にも割当てられなかったものであることを考慮すれば、
当然である。
(2)ソステヌートペダル12が操作されかつ操作解除さ
れた場合 この場合、上記メインプログラム(第5図)のステップ
102〜104からなる循環処理中、CPU15bはステップ103に
てソステヌートペダル12の操作イベント及び操作解除イ
ベントを検出して、ソステヌートオンプログラム(第10
図)又はソステヌートオフプログラム(第11図)を実行
する。
最初に、ソステヌートペダル12が操作された場合につい
て説明する。この場合、CPU15bはステップ600にてソス
テヌートオンプログラム(第10図)の実行を開始し、ス
テップ601にてカウントデータiを「0」に初期設定し
た後、ステップ602〜605からなる循環処理によりカウン
トデータiを「0」から「16」まで「1」ずつ大きくし
ながら、押鍵中の鍵が割当てられているチャンネルに関
するソステヌートデータSON(0),SON(1)・・・SON
(15)を各々“1"に設定する。すなわち、ステップ602
にてキーオンデータKON(i)が“1"であるか否かが判
定され、同データKON(i)が“1"であればステップ603
にてソステヌートデータSON(i)が“1"に設定され
る。そして、カウントデータiが「16」になって時点
で、CPU15bはステップ605にてi>15に基づき「YES」と
判定して、ステップ606にてこのソステヌートオンプロ
グラムの実行を終了し、ひきつづきメインプログラム
(第5図)の実行に移る。このソステヌートオンプログ
ラムの処理により、ソステヌートペダル12が操作された
場合には、押鍵中の鍵が割当てられている鍵に関するソ
ステヌートデータSON(0),SON(1)・・・SON(15)
が“1"すなわち離鍵後(KON=“0")における楽音信号
の減衰時間を長くする値に設定される。
次に、かかる操作中のソステヌートペダル12の操作が解
除された場合について説明する。この場合、CPU15bはス
テップ700にてソステヌートオフプログラムの実行を開
始し、ステップ701にてカウントデータiを「0」に初
期設定した後、ステップ708,709の処理によりカウント
データiを「0」から「16」まで「1」ずつ大きくしな
がら、ステップ702〜709からなる循環処理を実行する。
この循環処理においては、CPU15bはステップ702にて、
ソステヌートデータSON(i)が“1"であるか否かを判
定する。この判定において、ソステヌートデータSON
(i)が“0"であれば、同ステップ702にて「NO」と判
定されてプログラムがステップ708に進められ、同デー
タSON(i)が“1"であれば、ステップ702にて「YES」
と判定されてステップ703にてソステヌートデータSON
(i)が“0"に設定変更されるとともに、プログラムが
ステップ704に進められる。
ステップ704にて、CPU15bはキーオンデータKON(i)が
“1"であるか否かを判定する。この判定において、キー
オンデータKON(i)が“1"であれば、CPU15bは同ステ
ップ704にて「YES」と判定しプログラムをステップ708
に進める。また、同データKON(i)が“0"であれば、C
PU15bは同ステップ704にて「NO」と判定し、ステップ70
5にてキーオフカウントデータKOFCNT(i)を「80」(1
6進表示)に設定する。これは上記キーオフプログラム
(第8図)のステップ409に対応した処理であり、この
処理により、離鍵されてもソステヌートデータSON
(i)が“1"であったために、いずれかの鍵の離鍵毎に
「0」から「1」ずつ増加していたキーオフカウントデ
ータKOFCNT(i)は一拠に「80」に設定される。
上記ステップ705の処理後、CPU15bは、ステップ706に
て、処理中のチャンネル番号を示すカウントデータiと
ともに楽音信号の減衰時間を制御する制御データをバス
16を介して楽音信号形成回路14に転送する。この制御デ
ータは、上記ステップ410(第8図)の場合と同様、キ
ーオンデータKON(i)及びソステヌートデータSON
(i)が共に“0"であることに基づき“0"に設定されて
いるので、楽音信号形成回路14内のi番目の楽音信号形
成チャンネルにて発生中の楽音信号はソステヌートペダ
ル12の操作解除に伴い急速に減衰する(第3図破線)。
上記ステップ706の処理後、CPU15bはステップ707にて上
述したカウントプログラム(第9図)を実行して、離鍵
された鍵が割当てられているチャンネルに関するキーオ
フカウントデータKOFCNT(0),KOFCNT(1)・・・KOF
CNT(15)に「1」を加算する。このステップ707の処理
により、ソステヌートペダル12が操作解除された場合に
も、離鍵された鍵が割当てられているチャンネルに関す
るキーオフカウントデータKOFCNTが各々「1」ずつ大き
くなる。なお、この場合、上記ステップ705の処理との
関係により、前記「1」ずつ大きくなったキーオフカウ
ントデータKOFCNTは「80」(16進表示)より大きな値を
とる。
そして、カウントデータiが「16」になった時点で、CP
U15bはステップ709にてi>15に基づき「YES」と判定し
て、ステップ710にてこのソステヌートオフプログラム
の実行を終了し、ひきつづきメインプログラム(第5
図)の実行に移る。このソステヌートオフプログラムの
処理により、ソステヌートペダル12が操作解除された場
合には、離鍵中の鍵に関する楽音信号の減衰時間が短く
制御されるとともに、離鍵中の鍵に関するキーオフカウ
ントデータKOFCNTが「80」(16進表示)から「1」ずつ
大きくなるように制御される。
(3)鍵盤11にて既に割当て済みの鍵が再び押鍵される
とともに、該鍵が離鍵された場合 この場合も、上記(1)の場合と同様、メインプログラ
ム(第5図)のステップ102〜104からなる循環処理中、
CPU15bはステップ102にて押離鍵イベントを検出して、
キーオンプログラム(第6図)又はキーオフプログラム
(第8図)を実行する。
最初に押鍵があった場合について説明すると、CPU15b
は、上記(1)の場合と同様、ステップ200にてキーオ
ンプログラムの実行を開始し、ステップ201,202の処理
を経て、ステップ203〜205からなる循環処理によりイベ
ントキーコードEVKCと同一のキーコードKCを記憶するキ
ーコード用レジスタ群KCR内の記憶チャンネルを探し出
す。この場合、新たに押鍵された鍵はいずれかのチャン
ネルに既に割当てられているので、上記ステップ203〜2
05からなる循環処理中、CPU15bはステップ203にて「YE
S」すなわちイベントキーコードEVKCと該割当て済みの
記憶チャンネルiに記憶されているキーコードKC(i)
とが等しいと判定して、プログラムをステップ211以降
に進める。
ステップ211にて、CPU15bはデータSAMEを前記探し出さ
れた記憶チャンネルを示すカウントデータiに設定す
る。この設定後、CPU15bは、ステップ212〜214からなる
循環処理により、前記カウントデータiをさらに「1」
ずつ大きくしながら、イベントキーコードEVKCと同一の
キーコードKCを記憶するさらに別の記憶チャンネルを探
す。
イベントキーコードEVKCが1つの記憶チャンネルのみに
しか記憶されていない場合、前記ステップ212〜214から
なる循環処理中、CPU15bはステップ214にて「NO」すな
ちわイベントキーコードEVKCとキーコードKC(i)が等
しくないと繰返し判定し、カウントデータiが「16」に
なると、ステップ213にてi>15に基づき「YES」と判定
してプログラムをステップ215に進める。ステップ215に
て、CPU15bは、データSAMEにより指定されたソステヌー
トデータ用レジスタ群SONR内の記憶チャンネルに記憶さ
れているソステヌートデータSON(SAME)が“1"である
か否かを判定する。このソステヌートデータSON(SAM
E)が“0"、すなわち再押鍵された鍵と同一鍵であっ
て、以前の押鍵に伴う割当てに基づき発生された楽音信
号にソステヌート効果が付与されていなければ、CPU15b
は同ステップ215にて「NO」と判定して、ステップ216に
て上述のキーアサインプログラム(第7図)を実行する
ことにより、再押鍵された鍵が割当てられるべきチャン
ネルを示すアサインチャンネルデータASSCHを設定す
る。このステップ216の処理後、CPU15bは、ステップ217
にて、アサインチャンネルデータASSCHにより指定され
たチャンネルに関するキーコードKC(ASSCH)をイベン
トキーコードEVKCの示す値に設定するとともに、同チャ
ンネルに関するキーオンデータKON(ASSCH)、ソステヌ
ートデータSON(ASSCH)及びキーカフカウントデータKO
FCNT(ASSCH)を各々“1",“0",「0」に設定する。な
お、この場合におけるソステヌートデータSON(ASSCH)
の“0"への設定は、同データSON(ASSCH)がソステヌー
トデータSON(SAME)と同じ値に設定されることを意味
する。
また、ソステヌートデータSON(SAME)が“1"、すなわ
ち再押鍵された鍵と同一鍵であって、以前の押鍵に伴う
割当てに基づき発生された楽音信号にソステヌート効果
が付与されていれば、CPU15bはステップ215にて「YES」
と判定して、ステップ218にて上述のキーアサインプロ
グラム(第7図)を実行することにより、再押鍵された
鍵が割当てられるべきチャンネルを示すアサインチャン
ネルデータASSCHを設定する。このステップ218の処理
後、CPU15bは、ステップ219にて、アサインチャンネル
データASSCHにより指定されたチャンネルに関するキー
コードKC(ASSCH)をイベントキーコードEVKCの示す値
に設定するとともに、同チャンネルに関するキーオンデ
ータKON(ASSCH)、ソステヌートデータSON(ASSCH)及
びキーカフカウントデータKOFCNT(ASSCH)を各々“1",
“1",「0」に設定する。なお、この場合におけるソス
テヌートデータSON(ASSCH)の“1"への設定は、同デー
タSON(ASSCH)がソステヌートデータSON(SAME)と同
じ値に設定されることを意味する。
上記ステップ217,219の処理後、CPU15bは(1)の場合
と同様のステップ209の処理を実行して楽音信号の発生
を制御し、ステップ210にてキーオンプログラムの実行
を終了する。これにより、楽音信号形成回路14は、アサ
インチャンネルデータASSCHにより指定された楽音信号
形成チャンネルにて、第3図に実線で示すようなエンベ
ロープを有する楽音信号を形成出力する。このように、
同一鍵が繰返し操作された場合には、再押鍵された鍵は
以前に押鍵された鍵の割当てられているチャンネル(SA
ME)とは別のチャンネル(ASSCH)に割当てられ、以前
の押鍵による楽音の余韻を残したまま、再押鍵による楽
音の発音が開始される。
次に、再押鍵に伴うイベントキーコードKCが2つの記憶
チャンネルに記憶されている場合について説明する。こ
の場合、上記ステップ212〜214からなる循環処理中、CP
U15bはステップ214にて「YES」すなわちデータSAMEとは
異なる値のカウントデータiにより指定されるキーコー
ドKC(i)とイベントキーコードEVKCとが等しいと判定
して、プログラムをステップ220に進める。ステップ220
にて、CPU15bは、両キーオフカウントデータKOFCNT
(i),KOFCNT(SAME)がKOFCNT(i)>KOFCNT(SAM
E)の関係にあるか否かを判定することにより、カウン
トデータiにより示されたチャンネルとデータSAMEによ
り示されたチャンネルのどちらかのチャンネルが古く離
鍵(押鍵)された鍵に関するものであるかを判定する。
今、キーオフカウントデータKOFCNT(i)がキーオフカ
ウントデータKOFCNT(SAME)より大きい、すなわちカウ
ントデータiにより示されたチャンネルが古く離鍵され
た鍵の割当てチャンネルであれば、CPU15bはステップ22
0にて「YES」と判定して、ステップ221にてアサインチ
ャンネルデータASSCHをカウントデータiの示す値に設
定するとともに、ステップ222にて前記設定したアサイ
ンチャンネルデータASSCHにより指定されるソステヌー
トデータSON(ASSCH)をソステヌートデータSON(SAM
E)の示す値に設定する。また、キーオフカウントデー
タKOFCNT(SAME)がキーオフカウントデータKOFCNT
(i)より大きい、すなわちデータSAMEにより示された
チャンネルが古く離鍵された鍵の割当てチャンネルであ
れば、CPU15bはステップ220にて「NO」と判定して、ス
テップ223にてアサインチャンネルデータASSCHをデータ
SAMEの示す値に設定するとともに、ステップ224にて前
記設定されたアサインチャンネルデータASSCHにより指
定されるソステヌートデータSON(ASSCH)をソステヌー
トデータSON(i)の示す値に設定する。これらのステ
ップ220〜224の処理は、再押鍵された鍵の割当てられる
べきチャンネルを古く離鍵された側のチャンネルに決定
することを意味すると同時に、再押鍵に関するソステヌ
ートデータSON(ASSCH)として最近の離鍵に関するデー
タを採用することを意味する。また、このことは、同一
鍵は2チャンネルにまでしか割当てられないことをも意
味する。
上記ステップ222,224の処理後、CPU15bは、ステップ225
にて、上記ステップ208,217,219の処理と同様にして、
キーコードKC(ASSCH)をイベントキーコードEVKCの示
す値に設定するとともに、キーオンデータKOON(ASSC
H)及びキーオフカウントデータKOFCNT(ASSCH)を各々
“1",「0」に設定し、ステップ209にて上述したように
楽音信号の発生を制御して、ステップ210にてこのキー
オンプログラムの実行を終了する。
次に、上記のように2つのチャンネルに割当てられてい
た鍵が離鍵された場合について説明する。CPU15bは、上
記メインプログラム(第5図)のステップ102の実行に
より、キーオフプログラム(第8図)を読出して、同プ
ログラムの実行をステップ400にて開始して、ステップ4
01,402の処理後、ステップ403〜405からなる循環処理に
よりイベントキーコードEVKCと同一のキーコードKCを記
憶するキーコード用レジスタク群KCR内の記憶チャンネ
ルを探し出す。この場合、新たに離鍵された鍵に関する
キーコード(イベントキーコードEVKC)はキーコード用
レジスタ群KCR内の2つの記憶チャンネルに記憶されて
いるの、ステップ403の判定によりイベントキーコードE
VKCと同一のキーコードKC(i)を記憶するチャンネル
が探し出されても、ステップ406の判定により該チャン
ネルに対応したキーオンデータKON(i)が“0"であれ
ば、CPU15bは同ステップ406にて「NO」と判定し、上記
ステップ403〜405からなる循環処理を継続して行い、今
まで押鍵されていた鍵に関するキーコードKC(i)を記
憶するチャンネルを探し出す。そして、今まで押鍵され
ていた鍵に関するキーコードKC(i)を記憶するチャン
ネルが探し出されると、すなわちキーオンデータKON
(i)が“1"であるチャンネルが探し出されると、CPU1
5bは上記ステップ403,406にて各々「YES」と判定し、上
述したステップ407〜411の離鍵処理を実行して、ステッ
プ412にてこのキーオフプログラムの実行を終了する。
この場合、新たに離鍵された鍵に関するソステヌートデ
ータSON(i)は、上記ステップ217,219,222,224(第6
図)の処理により、該離鍵された鍵と同一であって以前
離鍵された鍵に関するソステヌートデータSONと同じ値
に設定されているので、新たな離鍵に伴う楽音信号の減
衰特性(ソステヌート効果)は、上記ステップ408〜410
の処理により、以前に離鍵された鍵に関する減衰特性
(ソステヌート効果)と同じになる。その結果、ソステ
ヌートペダル12の操作継続中に離鍵されかつ再押鍵され
た鍵が、同ペダル12の操作継続中に再び離鍵された場合
にも、該離鍵された鍵に関する楽音の減衰時間が長くな
るので、上記実施例によれば、実際のピアノに近づいた
ソステヌート効果を得ることができる。
なお、上記実施例においては、楽音の同時発音の可能な
チャンネル数を「16」としたが、このチャンネル数は複
数であれば他の数でもよい。また、上記実施例では、同
一鍵に関する楽音を同時に発音できる最大のチャンネル
数を「2」としたが、この最大チャンネル数は「1」で
もよいし、「3」以上でもよい。
さらに、上記実施例においては、離鍵時におけるキーオ
フカウントデータKOFCNTの初期設定値をソステヌート効
果の付与されている場合とそうでない場合とで区別する
ことにより、同効果の付与されている楽音を発生中のチ
ャンネルへの鍵割当て優先順位を、同効果の付与されて
いない楽音を発生中のチャンネルへの割当て優先順位よ
り低くしたが、同効果の付与されている楽音を発生中の
チャンネルには、新たに押鍵された鍵の割当てを無条件
に禁止するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】 第1図は特許請求の範囲に記載した本発明の構成に対応
する図、第2図は本発明の一実施例に係る楽音発生制御
装置の適用された電子楽器の全体概略図、第3図は第2
図の電子楽器により発生される楽音信号のエンベロープ
信号波形図、第4A図乃至第4F図は第2図のワーキングメ
モリ15cのメモリマップ、及び第5図乃至第11図は第2
図のプログラムメモリ15aに記憶されているプログラム
に対応したフローチャートである。 符号の説明 11……鍵盤、11a……鍵スイッチ回路、12……ソステヌ
ートペダル、12a……ソステヌートペダルスイッチ回
路、14……楽音信号形成回路、15……マイクロコンピュ
ータ部、15a……プログラムメモリ、15b……CPU、15c…
…ワーキングメモリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発生すべき楽音の音高を各々指定する複数
    の鍵からなる鍵盤と、 複数の鍵情報記憶チャンネルと、 前記鍵盤における鍵操作を検出して、押鍵された鍵に関
    する鍵情報を前記複数の鍵情報記憶チャンネルのいずれ
    かに割当て記憶させる割当て制御手段と を備え、前記複数の鍵情報記憶チャンネルに各々記憶さ
    れた鍵情報に基づき楽音の発生を制御する電子楽器の楽
    音発生制御装置において、 ソステヌート効果制御用の操作子と、 前記複数の鍵情報記憶チャンネルに各々対応するととも
    に、各鍵情報記憶チャンネルに各々記憶されている鍵情
    報に基づき発生される各楽音の離鍵後における減衰時間
    の長短を各々制御する複数のソステヌートデータを各々
    記憶する複数のソステヌートデータ記憶チャンネルと、 前記操作子の操作時に押鍵中の鍵が割当てられている前
    記鍵情報記憶チャンネルに対応した前記ソステヌートデ
    ータ記憶チャンネル内のソステヌートデータを第1の値
    に設定し、かつ前記操作子の操作解除時に前記第1の値
    に設定されたソステヌートデータを第2の値に設定する
    第1設定手段と、 前記鍵盤にていずれかの鍵が新たに押鍵されたとき、前
    記複数の鍵情報記憶チャンネルの中で、該押鍵された鍵
    に関する鍵情報と同じ鍵情報が割当て記憶されている鍵
    情報記憶チャンネルを探し出すサーチ手段と、 前記サーチ手段により鍵情報記憶チャンネルが探し出さ
    れた時、前記新たに押鍵された鍵に関する鍵情報が前記
    割当て制御手段により新たに割当て記憶される鍵情報記
    憶チャンネルに対応したソステヌートデータ記憶チャン
    ネル内のソステヌートデータを、前記サーチ手段により
    探し出された鍵情報記憶チャンネルに対応したソステヌ
    ートデータ記憶チャンネルに記憶されているソステヌー
    トデータ値に設定する第2設定手段と を設けたことを特徴とする電子楽器の楽音発生制御装
    置。
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