JPH0795089A - エンコーダー及びa/dコンバーター - Google Patents

エンコーダー及びa/dコンバーター

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JPH0795089A
JPH0795089A JP6147936A JP14793694A JPH0795089A JP H0795089 A JPH0795089 A JP H0795089A JP 6147936 A JP6147936 A JP 6147936A JP 14793694 A JP14793694 A JP 14793694A JP H0795089 A JPH0795089 A JP H0795089A
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Valburg Christinus J Van
ヨハネス ファン ファルブルグ クリスチヌス
De Plassche Rudy J Van
ヨハン ファン デ プラッスヘ ルディ
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M7/00Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
    • H03M7/14Conversion to or from non-weighted codes
    • H03M7/16Conversion to or from unit-distance codes, e.g. Gray code, reflected binary code
    • H03M7/165Conversion to or from thermometric code

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度計型又は循環型の信号を変換する際、単
純判定エラーを自動的に補正できるエンコーダーを提供
する。 【構成】 n個のエクスクルーシブオアゲートの組(10)
と、n行と複数の列の対とのコード化マトリクスを含
む。列の対には二進信号の1つのビットの差分出力が得
られる。マトリクスの行/列結合はトランジスタ(T) が
行う。本発明においては、0次の擬似列の対(13-14) が
行の桁に関する循環シフトを用いることを除いて1次の
列の対(15-16) の結合と同様に行に結合される(0次の
擬似列のi桁の行が1次の列の(i modulo n)+1桁の行に
結合される)。付加的エクスクルーシブオアゲート(35)
の入力に、0次の擬似列の対の出力の論理信号〔Bo* 〕
と、1次の列の対の出力の論理信号〔B1〕とが入力さ
れ、出力に0次のビット〔Bo〕が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度計型又は循環型の
コードとして定められたディジタル入力信号の各ビット
が入力に印加されこれにより二進コード化出力信号が得
られるように変換するためのエンコーダーであって、2
入力と1出力を有しそれぞれの入力が隣の桁のゲートの
入力及びエンコーダーの入力に接続されたn個のエクス
クルーシブオアゲートの組を含み、入力にn行のコード
化マトリクスを含み、出力に複数の列の対を含み、n個
の連続する行のそれぞれが連続するエクスクルーシブオ
アゲートの1つの出力に接続され、列のそれぞれが電流
源を介して基準電圧端子に接続され、一対の列は二進出
力信号の1つのビットに対する差分出力を出力し、該コ
ード化マトリクスにおいては必要なときにベースは特定
の行に接続されエミッタは特定の列に接続されコレクタ
は電圧供給端子に接続されるトランジスタによって特定
の行と特定の列との間のアクティブ結合が行われるエン
コーダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】このようなエンコーダーは文献「8ビッ
ト100MHz全ナイキストA/Dコンバーター」("8
bit 100MHz full-Nyquist A/D Converter", IEEE Jour
nal, Solid-State Circuit, Vol.23, No.6,1988 年12
月,1334-1344頁)により既知である。バイポーラー技術
によって製作されたこのエンコーダーについての記述
は、この文献の特に図7と図13に記載されている。
【0003】前記の型の二進エンコーダーの主な用途
は、アナログ/ディジタルコンバーターである。この用
途については、良く知られた技術的課題がエクスクルー
シブオアゲートの組の出力における論理判定エラーの存
在によって提起されている。
【0004】アナログ信号の値の測定において、通常は
抵抗の大きさとして記録される電圧の比較によって、連
続ビットが連続して並んでいるビット1の1つの群と連
続して並んでいるビット0の残りの群との間の1つの遷
移を含む温度計型ディジタル信号を供給する。エクスク
ルーシブオアゲートの組の出力においては、従って1の
1つの出力が正規のものとして記録される。
【0005】若干の不完全性のために、コンバーターの
製作においては、特に測定されるアナログ信号の周波数
が高くなったとき判定エラーが観測される。判定エラー
はここでは以後単純エラーと呼ぶが、これは、或る瞬間
に観測され、(1....1),0,1,0(0....0)遷移を含む温度計
型信号のビットからなっている。
【0006】従って、エクスクルーシブオアの組はこの
場合、1つではなく3つの連続桁の出力が1の信号にな
る。ゲートの組から3を超える連続した1の出力が行わ
れるというもっと深刻なエラーも起こり得るが、それら
はいわゆる単純エラーに比べて極めて稀にしか起きず、
コンバーターの注意深い製作によって防ぎ得るものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特別
に設計され、単純判定エラーを確実に迅速に自動的に補
正することができるエンコーダーを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のエンコーダー
は、前記のような型のエンコーダーにおいて、前記のコ
ード化マトリクスがそれぞれいわゆる0次の擬似列と0
次の相補的擬似列との対を含み、該マトリクスの行/列
の結合はそれぞれ1次の列の対の行/列の結合から循環
的なシフトによって導出され、即ち0次の擬似列のi桁
の行に対して1次の列の(i modulo n)+1桁の行の
それと同一の結合が適用され、同様に0次の相補的擬似
列のi桁の行に対して1次の相補的列の(i modulo
n)+1桁の行のそれと同一の結合が適用され、更に、
エンコーダーが付加的なエクスクルーシブオアゲートを
含み、このエクスクルーシブオアゲートの一方の入力は
0次の擬似列の対からの出力に対応する論理信号を受信
し、他方の入力は1次の列の対の出力に対応する論理信
号を受信し、この付加的エクスクルーシブオアゲートが
二進出力信号の0次のビットを出力するエンコーダーで
ある。
【0009】詳細な解析を通して、単純判定エラーが、
二進出力信号のゼロより大きい次数のビットに関して、
コード化マトリクスの列の対に差分信号を出力すること
が明かである。この差分信号は、振幅は減少するが論理
的には正しい。
【0010】本発明は、二進出力信号の0次のビットの
コード化の特別な構造を実現する。この構造は単純判定
エラーが存在する場合、振幅が減少したとしても、0次
の擬似列の対によって出力される信号が論理的に意味を
持つ。しかしながら、0次の擬似列の対は直接0次の二
進出力信号を出力するのではなく、付加的なエクスクル
ーシブオアゲートを通して1次の列の対からの信号と結
合されたディジタル信号として出力する。
【0011】従って、本発明は単純判定エラーの自動補
正を可能にする。本発明の好ましい実施例によれば、エ
クスクルーシブオアゲートの組の出力に単純判定エラー
が存在するとき、コード化マトリクスの列の対の各々
に、それらの出力における信号レベルを予め定められた
2つの論理レベルにするに充分な利得を有する差分増幅
器が接続されている。
【0012】判定エラーが存在するとき信号レベルが標
準値に上がり、これが増幅器の出力に現れる。エラーの
場合、増幅器の入力に印加される差分信号は小さく18
mVのオーダーである。本発明の実施例の1つのモード
に基づいてマトリクス自身をコード化する中でこれを上
げるためには、コード化マトリクスにおいて、行/列ア
クティブ結合を生成する各トランジスタにエミッタ抵抗
器が設けられ、該エミッタ抵抗器の抵抗値は、エクスク
ルーシブオアゲートの出力に単純判定エラーが存在する
ときに列の1つの対から出力される差分電圧レベルが、
エラーのないときに生成される差分電圧レベルと同等に
なるように選択される。
【0013】この装置を用いた場合、エラーなしの差分
電圧レベルは、トランジスタがエミッタ抵抗を具えてい
ないコード化マトリクスと比較するとまだ小さい。従っ
てエミッタ抵抗の値の選択による調整が望ましい。列の
対の出力における差分電圧レベルが判定エラーの存在に
下で、エラーのない状態で得られるそれと同等になるな
らば、コード化マトリクスの列の出力増幅器は単純化で
き、エンコーダーの動作が改善される。
【0014】本発明は更に前記のようなエンコーダーを
含むアナログ/ディジタルコンバーターに関する。次
に、図面を用いて実施例を説明する。本発明はこの実施
例に限定されるものではなく、実施例は本発明の趣旨を
明確にするものである。
【0015】図1は、本発明のエンコーダーを示す。n
個のエクスクルーシブオアゲート10の組、即ち連続桁の
各ゲートX1, X2,...Xi,...Xnは2つの入力と1つの出力
を有する。各ゲートXiの入力はゲートXi-1の入力及びエ
ンコーダーの入力Ji-1に接続されている。ゲートXiの他
の入力はゲートXi+1の入力及びエンコーダーの入力Jiに
接続されている。エンコーダーは更に連続桁n行のコー
ド化マトリクス12を含む。コード化マトリクス12のn行
は、各エクスクルーシブオアゲートXiの出力に接続さ
れ、更に出力13-14,15-16,... において列の対に接続さ
れている。この列の対の数は、エンコーダーの出力点で
二進数にコード化される信号のビットの数に等しい。
【0016】各列13, 14, 15, 16,...は電流源Sを介し
て基準電圧端子VEEに接続されている。列の対13-14,15
-16,... は二進出力信号〔Bo〕, 〔B1〕,...の1つのビ
ットに対して差分出力23-24,25-26,... を出力する。こ
の例では、エンコーダーは0から(n−1)までの値の
範囲の二進出力を出力するように意図されている。
【0017】この目的のため、出力において、第1桁の
行は値0に対して高い状態にあり、第n桁の行は値(n
−1)に対して高い状態にある。この状態を生成するた
めに、常に、入力Jo が高いレベルに固定され、入力J
n が低いレベルに固定される。行がアクティブになる
と、エンコーダーの出力に特定の二進値が出力される。
その値の十進値が図1の右側の括弧の中に示されてい
る。
【0018】コード化マトリクス12において、行と列の
アクティブな結合は必要に応じてトランジスタTによっ
て実行される。このトランジスタTのベースは行に接続
され、エミッタは列に接続され、コレクタは電源端子V
CCに接続される。列15はその出力25に信号B1-を出力す
る。この列はこの目的のために行の1,2,5,
6,... 桁に接続される。同様にして列16はその出力26
に信号B1 を出力する。この列はこの目的のために行の
3,4,7,8,... 桁に接続される。
【0019】信号B1 及び信号B1-は差分増幅器31の入
力に印加され、その出力にエンコーダーからの二進出力
の1次のビットに対応する信号〔B1〕を出力する。列1
3,14の対は、サイクリックシフトによって、1次の列1
5, 16の対の行/列結合からエクスクルーシブオアゲー
ト10の組の出力行に接続されるので、列13,14の対は0
次の擬似列対と呼ばれる。
【0020】このように、列13の結合は列15の結合から
導出されるが、この結合はすぐ下の桁の行に対して行わ
れる。列14は列16の結合と同様にしてエクスクルーシブ
オアゲート10の組の出力行に結合されるが、この結合は
すぐ下の桁の行に対して行われる。0次の擬似列と高位
桁の行との結合を明確にするために、この結合は、0次
の擬似列のi桁の行に対して、1次の列の(i modulo
n)+1桁の行のそれと同一の結合が適用されると表
現することができる。
【0021】擬似列13, 14の対は出力23, 24でそれぞれ
信号BO*-及びBO* を出力する。これらの信号は差分増幅
器30の入力に印加される。差分増幅器30の出力は信号[B
O*]が現れる。この信号は二進信号の0次の出力ビット
には対応せず、それらから導出することができるもので
ある。付加的エクスクルーシブオアゲート35の入力には
信号〔BO* 〕及び〔B1〕が印加され、実際に求めるべき
信号〔Bo〕を出力する。
【0022】詳細は後に述べるが、このエンコーダーは
エクスクルーシブオアゲート10の組の出力点の判定エラ
ーを自動的に且つ迅速に補正できるようにする。エクス
クルーシブオアゲート10の組の出力点での単純判定エラ
ーが意味するものは図2を見れば明かになる。この図の
左側には連続的な入力信号がエクスクルーシブオア(X
OR)ゲートによって結合され、論理信号が出力されて
いる。論理信号は、通常、1の状態と次の入力の0の状
態との間の遷移に対応して1つの1が得られる。
【0023】図2の右側には、エクスクルーシブオアゲ
ート10の入力における状態の列が示されている。ここで
は、1の状態と0の状態との間の遷移が1状態から0状
態へ、次に0状態から1状態へ、最後に1状態から0状
態へと3回の連続的な変化が含まれている。これらの入
力での3回の遷移はエクスクルーシブオアゲートの出力
に1回ではなくて3回の連続的な1状態を出力する。こ
れは、中央の1状態の行のみエラーはないとして認めら
れ、両側の1状態の出力はエラーとされる。
【0024】この型のエラーは“単純判定エラー”と呼
ばれる。このように呼ばれるのは、連続桁の3行にのみ
関するものであり、連続桁の3行以外にも他の重要なエ
ラーが含まれるかも知れないという理由による。しかし
ながら、いわゆる単純判定エラーはまた特に測定される
信号の周波数が高くなると頻繁に起きる。
【0025】図3の表は本発明のエンコーダーが、0次
の擬似列の対による値〔Bo* 〕の出力から、及び1次の
二進出力の〔B1〕ビットから、二進出力の〔Bo〕次のビ
ットを得る方法を示している。(X)の欄には連続した
行に連続的な十進数が高い状態だけ示されている。これ
らの十進数は図1にも括弧で示されている。
【0026】〔Bo* 〕の欄は0次の擬似列の対による差
分信号出力の対応する状態を示している。〔B1〕の欄は
1次の二進出力の連続状態を示している。〔Bo〕の欄は
【数1】 の関係を通して得られた状態を示している。この表にお
いては、付加的なエクスクルーシブオアゲート35を経る
ことによって二進出力の〔Bo〕ビットの出力が実際に得
られることを示している。
【0027】図4及び5は列によって生じる差分電圧の
相違を見積もることを可能にしている。一方で正規の測
定の間及び他方で単純判定エラーの存在によって生じる
差分電圧の相違を見積もることを可能にしている。これ
らの図は、列Bi の対からの出力Bi 及びBi-を図示し
ている。i次の列の対は、i次の列とi次の相補列に半
分ずつ分かれたn個の結合トランジスタを含む。
【0028】図4に示すように、エラーが存在しない状
態では、結合トランジスタの1つのベースが高い状態に
なり、他の全ての結合トランジスタのベースは低い状態
になる。この状態は図では1と0で示されている。差分
信号Bi −Bi-は Bi −Bi-=V1 −VBE(Io)−Vo +VBE(2Io/n) となる。ここで、Io は電流源Sの各々からの電流、V
1 及びVo はそれぞれn行の高い論理状態と低い論理状
態に対する電圧レベルである。
【0029】いま、 V1 −Vo −VSW Bi −Bi-=VSW−VT Ln(n/2) (1) と書くと、 VT =kT/q≒26mV(300°Kにおいて)にな
る。ここで、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、qは
電子に電荷量である。
【0030】式(1)の関係によれば、ベースが低い状
態にあるトランジスタによる電流寄与はベースが高い状
態にある1つのトランジスタによる電流寄与に比べて無
視できる。
【0031】単純判定エラーの場合は、3つのトランジ
スタが高い状態にある。1より大きいi次の列の対を含
む場合、ベースが高い状態にある3つのトランジスタが
Bi側或いはBi-側の同じ側にあることが起こり得る。
この場合、この信号は式(1)によって示されるレベル
と僅かに異なった(僅かに高い)レベルにあるので、信
号Bi −Bi-の信号に対する困難性はない。
【0032】図5は、単純判定エラーに従って、2つの
トランジスタが列Bi-で、1つのトランジスタが列Bi
でそざぞれアクティブになる場合を示している。図1及
び2で見たように、判定エラーなしにアクティブになっ
ているトランジスタは2つのトランジスタが同時にアク
ティブである側に位置している筈である。電圧差Bi−
Bi-は従ってこの例では負でなければならない。以下の
計算はこれを実際に示しているが、得られる信号は極め
て小さい振幅である。
【0033】前記と同じようにして、 Bi −Bi-=V1 −VBE(Io)−V1 +VBE(Io/2) と書くことができる。これから、 Bi −Bi-=VT Ln(1/2)=−VT Ln(2) (2) が得られる。即ち約−18mVである。
【0034】この信号は符号に関する限りは正しい。図
1に図示されているように、この信号が一度30, 31,...
のような増幅器によって増幅されると、標準論理レベル
を持つ信号に変換され得る。図1を参照すると、0次の
擬似列の対について行と列との間の結合が1次の列の対
におけると類似の方法、即ち、各列における結合してい
ない2つの連続する行の結合で遂行されることが分か
る。0次の擬似列は図5の例と同様に振る舞う。
【0035】図3で見たように、判定エラーかないとき
は、0次の擬似列は二進出力の0次の適宜のビットの出
力を得ることが可能になる。要するに、単純判定エラー
があっても、本発明のエンコーダーは0次の正しいビッ
トを出力する。
【0036】図6は本発明の実施例を示す。この実施例
では、トランジスタのエミッタと列との間に抵抗器Re
が挿入されている。この配置によれば、判定エラーが存
在するとき、列の上に生成する差分電圧レベルを高くす
ることができる。しかしながら、この実施例のこのモー
ドでは、列に生成される差分電圧レベルは、エラーがな
いときはこれに対応して低くなる。
【0037】判定エラーがないとき、 Bi −Bi-=V1 −VBE(Io)−RIo −[Vo-VBE(2Io/n)-R・2Io/n ] と書くことができる。ここでRは抵抗器Re の抵抗値で
ある。そして更に、 Bi −Bi-=VSW−VT Ln(n/2)−RIo(1-2/n) (3) となる。即ち、電圧の差Bi −Bi-は、エミッタ抵抗を
除いた場合に比べて RIo(1-2/n) だけ減少する。
【0038】判定エラーがある場合、 Bi −Bi-=V1 −VBE(Io/2)−RIo /2−[V1-VBE(Io)- RIo ] 又は Bi −Bi-=−[VT Ln(2)−RIo /2] (4) である。絶対値においては、電圧差は(2)の場合に比
べて RIo /2 だけ増加する。
【0039】図7は、通常の場合は曲線Nで、単純判定
エラーがある場合は曲線Eで、エミッタ抵抗Re を変化
させたときの電圧差Bi −Bi-の絶対値を表すグラフを
示す。この例では次の値を用いた。 電流源Sからの電流Io =400μA エクスクルーシブオアゲートによる論理レベル出力の差
SW=200mVn=32
【0040】この図から、単純判定エラーの場合は、エ
ミッタ抵抗Re の値を増すと差分電圧レベルをかなり増
加させることができ、この電圧レベルをエラーがないと
きに生成される電圧と同等にできることが分かる。
【0041】これらの電圧レベルの同一性は、抵抗R=
約190Ωの値で得られる。図1に30, 31,... で簡単
に示したような差分増幅器の使用が可能な56mVのオ
ーダーの電圧差は全ての場合に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のエンコーダーの部分図であ
る。
【図2】図2は、エクスクルーシブオアゲートの出力に
おける状態が正規の場合と単純判定エラーを含む場合と
の比較を示す図である。
【図3】図3は、本発明のエンコーダーからの二進コー
ド化出力において、0次の擬似列の出力から0次のビッ
トを作り出す方法を説明する表を示す図である。
【図4】図4は、正規のコード化の状態を説明する図で
ある。
【図5】図5は、判定エラーが存在するときのコード化
の状態を説明する図である。
【図6】図6は、本発明の特別な実施例を示す図であ
る。
【図7】図7は、図6の実施例において、エラーかある
場合とない場合との差分電圧レベルの変化をエミッタ抵
抗器の値の関数として示す図である。
【符号の説明】
J 入力 X エクスクルーシブオアゲート B 出力信号 S 電流源 R 抵抗器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルディ ヨハン ファン デ プラッスヘ オランダ国 5581 テーイェー ワールレ ステファン ツェットムルデルドレーフ 103

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度計型又は循環型のコードとして定め
    られたディジタル入力信号の各ビットが入力に印加され
    これにより二進コード化出力信号が得られるように変換
    するためのエンコーダーであって、2入力と1出力を有
    しそれぞれの入力が隣の桁のゲートの入力及びエンコー
    ダーの入力に接続されたn個のエクスクルーシブオアゲ
    ートの組を含み、入力にn行のコード化マトリクスを含
    み、出力に複数の列の対を含み、n個の連続する行のそ
    れぞれが連続するエクスクルーシブオアゲートの1つの
    出力に接続され、列のそれぞれが電流源を介して基準電
    圧端子に接続され、一対の列は二進出力信号の1つのビ
    ットに対する差分出力を出力し、該コード化マトリクス
    においては必要なときにベースは特定の行に接続されエ
    ミッタは特定の列に接続されコレクタは電圧供給端子に
    接続されるトランジスタによって特定の行と特定の列と
    の間のアクティブ結合が行われるエンコーダーにおい
    て、 該コード化マトリクスがそれぞれいわゆる0次の擬似列
    と0次の相補的擬似列との対を含み、その行/列の結合
    はそれぞれ1次の列の対の行/列の結合から循環的なシ
    フトによって導出され、即ち0次の擬似列のi桁の行に
    対して1次の列の(i modulo n)+1桁の行のそれと
    同一の結合が適用され、同様に0次の相補的擬似列のi
    桁の行に対して1次の相補的列の(i modulo n)+1
    桁の行のそれと同一の結合が適用され、 更に、エンコーダーが付加的なエクスクルーシブオアゲ
    ートを含み、該エクスクルーシブオアゲートの一方の入
    力は0次の擬似列の対からの出力に対応する論理信号を
    受信し、他方の入力は1次の列の対の出力に対応する論
    理信号を受信し、この付加的エクスクルーシブオアゲー
    トは二進出力信号の0次のビットを出力することを特徴
    とするエンコーダー。
  2. 【請求項2】 エクスクルーシブオアゲートの組の出力
    に単純判定エラーが存在するとき、コード化マトリクス
    の列の対の各々に、それらの出力における信号レベルを
    予め定められた2つの論理レベルを得るに充分な利得を
    有する差分増幅器が接続されたことを特徴とする請求項
    1に記載のエンコーダー。
  3. 【請求項3】 コード化マトリクスにおいて、行/列ア
    クティブ結合を生成する各トランジスタにエミッタ抵抗
    器が設けられ、該エミッタ抵抗器の抵抗値は、エクスク
    ルーシブオアゲートの出力に単純判定エラーが存在する
    ときに列の1つの対から出力される差分電圧レベルが、
    エラーのないときに生成される差分電圧レベルと同等に
    なるように選択されることを特徴とする請求項1又は2
    に記載のエンコーダー。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のエン
    コーダーを含むことを特徴とするアナログ/ディジタル
    コンバーター。
JP14793694A 1993-06-30 1994-06-29 エンコーダー Expired - Lifetime JP3238573B2 (ja)

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