JPH079438Y2 - ノイズ低減用付加回路 - Google Patents

ノイズ低減用付加回路

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JPH079438Y2
JPH079438Y2 JP1988069612U JP6961288U JPH079438Y2 JP H079438 Y2 JPH079438 Y2 JP H079438Y2 JP 1988069612 U JP1988069612 U JP 1988069612U JP 6961288 U JP6961288 U JP 6961288U JP H079438 Y2 JPH079438 Y2 JP H079438Y2
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JP
Japan
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package
output
signal
circuit
noise reduction
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学 湯浅
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はノイズ低減用付加回路に関し、特にシステムの
2重化を必要とする装置において、各パッケージ内で発
生するディジタルノイズが結合された出力信号の端子に
出力されるのを低減するノイズ低減用付加回路に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、システムの2重化を必要とする装置においては、
信号を結合回路であるバックボードプリント板に受動素
子を使用してシステム信頼度を悪化させないためのノイ
ズ低減方法としては、パッケージの出力回路とバックボ
ードプリント板の配線パターンを物理的に短くし、かつ
プリント板を多層化して配線パターンの特性インピーダ
ンスのマッチングを行うなど、実装的な配慮により対応
してきた。
〔考案が解決しようとする課題〕
2重化されているシステムの現用側(オンライン側)と
非現用側(オフライン側)において、切替えによるシス
テム信頼度を高めるためにオフライン側の回路の動作監
視を行うモニタリング機能を有する装置においては、モ
ニタリングのため動作状態が不規則な周期で切り替えら
れるので、パッケージ内で発生するディジタルノイズの
増大は避けられず、従来の実装的な配慮では対応しきれ
ないという問題がある。
また一方のパッケージの出力を使用しているとき、他方
のパッケージの非同期なディジタルノイズが信号のリタ
ーン線を通してバックボードプリント板の出力信号端子
のパルス波形に重畳されてパルスの規格割れを発生する
ので、パルスエラー発生の原因となり装置の特性が不安
定となる欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のノイズ低減用付加回路は、プリント配線板に実
装しそれぞれの電気回路の出力信号をコネクタを介して
プリントパターンでワイヤードオアにより結合した2枚
のパッケージと、信号の出力端子を有するバックボード
プリント板とで構成し、前記各パッケージは出力信号線
と信号のリターン線の前記コネクタとパッケージ内の前
記電気回路との間に塞流線輪を挿入してなることを特徴
とする。
〔実施例〕
次に、本考案について図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図である。
同一の電気回路11,21をそれぞれ有するパッケージ1,2
と、それぞれコネクタ(以下CN)13,23を介してプリン
トパターンのワイヤードオア63によりパッケージ1,2の
出力信号を結合して出力する同軸出力端子33を有するバ
ックボードプリント板3とから構成される。パッケージ
1は入力された信号を電気回路11で処理し、空間分割形
リレースイッチ(以下rl)21と塞流線輪(以下L)31を
通してCN13に信号を出力する。パッケージ2もパッケー
ジ1と同じ構成であり同様の機能を有するが、動作状態
は異なり、rlの状態がメークのときそのパッケージは現
用側(オンライン側)として使用されておりrlの状態が
ブレイクのときそのパッケージは非現用側(オフライン
側)として使用されている。第1図では、パッケージ1
はオンラインとし、パッケージ2はオフラインであると
して示している。なお電気回路11,12には電源Vccと地気
GNDが供給されている。
前述したように、パッケージ1,2の出力信号はCN13,23を
介してバックボードプリント板3でプリントパターンに
よりワイヤードオア63され、同軸出力端子33から図示し
ていない負荷に供給される。
バックボードプリント板3におけるワイヤードオア63に
よって信号を取り出す方法は、システムの2重化を必要
とする装置では信号の結合された回路に受動部品を使用
してシステム信頼度を悪化させないためにとる公知の方
法である。また電気回路11,12の出力信号はL31,32とCN1
3,23とをそれぞれ介してワイヤードオア63により結合さ
れるが、同軸出力端子33に出力する信号経路は同軸出力
端子33に接続される負荷とインピーダンスマッチングを
とるべくプリント配線板、例えば多層プリント板構造等
がなされ、一般に知られているように低インピーダンス
化によるディジタルノイズ低減の対策がなされている。
しかし、現用側(オンライン側)のパッケージの障害発
生によって非現用側(オフライン側)のパッケージに切
り替えられたときのシステム信頼度を高めるため、オフ
ライン側のパッケージ(電気回路)の動作監視を行うモ
ニタリング機能を有する装置においては、電気回路の動
作状態が不規則な周期で行われるため、ディジタルノイ
ズの増大が避けられない。
本実施例では電気回路11の出力側の信号線と信号のリタ
ーン線にL31を、また電気回路12の出力側の信号線と信
号のリターン線にL32をそれぞれ挿入することにより、
各電気回路11,12内で発生するディジタルノイズはL31,3
2によってブロックされるので、ワイヤードオアされた
バックボードプリント板3の同軸出力端子33に出力され
るのを低減することができる。尚、ここでいうディジタ
ルノイズとは信号線とリターン線との出力線に対しVcc,
GND線との間に発生する縦電圧ノイズ、即ちコモンモー
ドノイズを意味し、L31,32はこのディジタルノイズに対
し、これをブロックする効果的なインダクタンスとして
動作する。また、出力線の出力信号に対してはL31,32は
インダクタンスとして動作せず、出力信号を通過させ損
失を与えない。即ちL31,32の2つの巻線は出力信号に対
し同極性の方向に接続されているので、出力信号に対し
ては磁気的に打消し合いインダクタンスとして動作しな
い。一方、ディジタルノイズに対してはそれぞれの巻線
はインダクタンスとして動作することになる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、2重化電気回路を備える
システムにおいて、各電気回路の出力側に塞流線輪を介
してコネクタに出力し、両コネクタの出力をワイヤード
オアにより結合して出力端子に出力することにより、各
電気回路内で発生するディジタルノイズが出力端子に出
力されるのを低減する効果があり、出力端子からの出力
信号に規格割れを発生することがないので、装置の特性
が安定される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図である。 1,2……パッケージ、3……バックボードプリント板、1
1,12……電気回路、13,23……コネクタ(CN)、21,22…
…空間分割形リレースイッチ(rl)、31,32……塞流線
輪(L)、33……同軸出力端子、43……信号線、53……
信号のリターン線、63……ワイヤードオア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント配線板に実装しそれぞれの電気回
    路の出力信号をコネクタを介してプリントパターンでワ
    イヤードオアにより結合した2枚のパッケージと、信号
    の出力端子を有するバックボードプリント板とで構成
    し、前記各パッケージは出力信号線と信号のリターン線
    の前記コネクタとパッケージ内の前記電気回路との間に
    塞流線輪を挿入してなることを特徴とするノイズ低減用
    付加回路。
JP1988069612U 1988-05-25 1988-05-25 ノイズ低減用付加回路 Expired - Lifetime JPH079438Y2 (ja)

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JPH01173997U JPH01173997U (ja) 1989-12-11
JPH079438Y2 true JPH079438Y2 (ja) 1995-03-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62180648A (ja) * 1986-02-04 1987-08-07 Nec Corp 有線放送用電話機

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JPH01173997U (ja) 1989-12-11

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