JPH0438810A - 4端子型コンデンサ - Google Patents

4端子型コンデンサ

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Publication number
JPH0438810A
JPH0438810A JP2144311A JP14431190A JPH0438810A JP H0438810 A JPH0438810 A JP H0438810A JP 2144311 A JP2144311 A JP 2144311A JP 14431190 A JP14431190 A JP 14431190A JP H0438810 A JPH0438810 A JP H0438810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
capacitor
electrode
potential
inductance
Prior art date
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Pending
Application number
JP2144311A
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English (en)
Inventor
Hidetaka Shigi
英孝 志儀
Yasuo Toi
戸井 康夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特に電源回路系に用いられるコンデンサの構造
に関する。
〔従来の技術〕
従来からコンデンサのリードのインダクタンスは、動作
範囲を減少させる重大な因子として認識され、その対策
は特願昭63−257142号に見る様に物理的な大き
さを小さくする工夫に終始していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来技術は、自己インダクタンスを出来る限り小さ
くしようとするもので、自然ではあるが限界があった。
本発明は近接した線路に逆方向に流れる電流による相互
インダクタンスが自己インダクタンスとは逆に作用する
ことに注目し、動作特性のよいコンデンサを提供しよう
とするところにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、互いにほぼ等しい電流が互
いに逆方向に流れるコンデンサのリードを近接配置した
4端子構造としたものである。
さらに、コンデンサの誤取付による特性変化に対処する
ために、上記4端子を180°回転対称に配列したもの
である。
さらに、この構造を実現する手段として、2ケのコンデ
ンサを1ケのコンデンサとして構成し、各々のコンデン
サを同時に作動させ、動作時の電流方向が逆方向である
電極を各々のコンデンサより取り出して近接配置したも
のである。
〔作用〕
近接配置されたリード線に互いに逆方向に等しい電流を
流すと、リード線には自己インダクタンスLとともに相
互インダクタンスMを生じ、見掛上のインダクタンスは
L−Mとなり、インダクタンス成分を減することが出来
る。この原理をコンデンサに組み入れて4端子型とする
ことにより、コンデンサリードのインダクタンスを少な
くし、共振周波数を大きくすることが出来る。
更に4端子を、使用する電位に対して180°回転対称
に配列することで、誤取付けによる特性異常を生ずる危
険性を低下させることが出来る。
〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図により説明
する1本実施例は誘電体セラミック1を積層コンコンデ
ンサの内部電極で挾んだ積層コンデンサを回路的には2
個同時焼結により形成したもので外部回路に接続するた
めの電極を4ヶ用、σしている6本実施例では前記4電
極を如何なる電位に接続しても、規定電位差内であれば
動作上の問題はないが、本回路の共振周波数を最大にし
たい場合には、電極■2と電極■4とを同電位に、また
電極■3と電極■5とを別種の同電位に設定することが
望ましい、このときには電位変動によって生ずる電流の
方向は電極I2と電極■3とでは、前記2個のコンデン
サの容量が等しければ、互いて逆であり、相互インダク
タンスは自己インダクタンスを相殺する方向に作用し、
見掛は上インダクタンスを小さくする効果がある。
従って、電極I2と電極■3及び電極■4と電極■5の
空間配置は極力接近していて、相互インダクタンスが充
分大きいことが望ましい。
本発明の第二の実施例を第3図により説明する。
第3図はタンタルコンデンサI7とタンタルコンデンサ
■8により1個の4端子型コンデンサを形成したものを
示している。勿論タンタルコンデンサ■7とタンタルコ
ンデンサ■8を独立なコンデンサとして使用することは
可能であるが、本発明では、有極性電[i19と有極性
電極rV12とを同電位とし、有極性電極[10と有極
性電極l1111とを別種の同電位に接続することを前
提としている。また各電極に印加する電位は、単独のタ
ンタルコンデンサI及びタンタルコンデンサ■の規定を
満足すべきことは云うまでもない。
本発明の構成を取ると電位変動による電流方向は有極性
電極■9と有極性電極[1111とでは互に逆方向とな
り、相互インダクタンスが自己インダクタンスを相殺す
る方向に作用し1本発明の4端子コンデンサのインピー
ダンスの共振周波数を単一つのコンデンサとして用いる
場合より高くすることが可能である。電極の構造として
は、相互インダクタンスを極力大きくすることが望まし
く、有極性電極■9と有極性電極ll111及び有極性
電極I[10と有極性電極rV12との距離を出来る限
り小さくすることが望ましい、この場合、電極間に短絡
の危険性が発生することになる。が、近接電極間に絶縁
シートを挾むとか、樹脂モールドといった対策が可能で
ある。
また本実施例では、電極配列が接続されるべき電位に対
し180°回転対称となっており、誤取付けの危険性を
も軽減している。
〔発明の効果〕
本発明によれば、電位変動によって生ずる電流方向が互
いに逆方向となる電極またはリート線を近接して配置す
ることが出来るので、その相互インダクタンスの作用に
より、電極またはリード線の見掛けのインダクタンスを
小さくする効果がある。更に4端子となるため電気的に
180@回転対称の端子配列を取ることが出来るため誤
取付防止に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を積層コンデンサに応用した一実施例の
外観図、第2図は第1図の内部構造を示す図、第3図は
本発明をタンタルコンデンサに適用した一実施例の斜視
図である。 1・・誘電体セラミック、2・電極I、3・電極■、4
・電極■、5・電極■、6・積層コンデンサの内部電極
、7 タンタルコンデンサ■、8・タンタルコンデンサ
I1.9・有極性1tl’i1.10・・・有極性電極
■、11・・有極性電極m、12・・・有極性電極■。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.コンデンサの異種電極に接続すべき接続端子を近接
    して配置し、上記接続端子の組みを2組み取り出したこ
    とを特徴とする4端子型コンデンサ。
  2. 2.上記接続端子の配列を180゜の回転対称に配列し
    たことを特徴とする請求項第1項記載の4端子型コンデ
    ンサ。
  3. 3.有極性コンデンサを2ケ一つのケーシングにまとめ
    た構造を持つことを特徴とする請求項第1項又は第2項
    記載の4端子型コンデンサ。
JP2144311A 1990-06-04 1990-06-04 4端子型コンデンサ Pending JPH0438810A (ja)

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