JP2008021861A - 貫通型積層コンデンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】等価直列抵抗を大きくすることが可能な貫通型積層コンデンサを提供すること。
【解決手段】貫通型積層コンデンサC1は、絶縁体層11〜19と、信号用内部電極21〜24と、第1の接地用内部電極42〜44と、第2の接地用内部電極41とを有するコンデンサ素体L1と、信号用端子電極1、2と、接地用端子電極3、4と、接続導体7〜10とを備える。信号用端子電極1はコンデンサ素体L1の第1の側面L1aに、信号用端子電極2は第2の側面L1bに、接地用端子電極3及び接続導体7、8は第3の側面L1cに、接地用端子電極4及び接続導体9、10は第4の側面L1上に形成される。各第1の内部電極21〜24は、信号用端子電極1、2に接続される。第1及び第2の接地用内部電極41〜44は、接続導体7〜10に接続される。第2の接地用内部電極41は、接地用端子電極3、4に接続される。
【選択図】図2

Description

本発明は、貫通型積層コンデンサに関する。
この種の貫通型積層コンデンサとして、絶縁体層と信号用内部電極及び接地用内部電極とが交互に積層されたコンデンサ素体と、当該コンデンサ素体に形成された信号用端子電極及び接地用端子電極とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、デジタル電子機器に搭載されている中央処理装置(CPU)に供給用の電源においては低電圧化が進む一方で負荷電流は増大している。従って、負荷電流の急激な変化に対して電源電圧の変動を許容値内に抑えることが非常に困難になったため、デカップリングコンデンサと呼ばれる積層コンデンサが電源に接続されるようになった。そして、負荷電流の過渡的な変動時にこの積層コンデンサからCPUに電流を供給して、電源電圧の変動を抑えるようにしている。
近年、CPUの動作周波数の更なる高周波数化に伴って、負荷電流は高速でより大きなものとなっており、デカップリングコンデンサに用いられる積層コンデンサには、大容量化と共に等価直列抵抗(ESR)を大きくしたいという要求がある。
特開平01−206615号公報
しかしながら、特許文献1に記載された貫通型積層コンデンサでは、等価直列抵抗を大きくするための検討は行っていない。さらに、特許文献1に記載の貫通型積層コンデンサでは、すべての内部電極が端子電極と直接接続されている。そのため、この貫通型積層コンデンサでは、大容量化に対応すべく積層数を増やして静電容量を大きくすると、等価直列抵抗が小さくなってしまう。
本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであり、等価直列抵抗を大きくすることが可能な貫通型積層コンデンサを提供することを課題とする。
ところで、一般的な貫通型積層コンデンサにあっては、すべての内部電極が引き出し部分を介して対応する端子電極に接続されている。このため、端子電極に接続される引き出し部分が内部電極の数だけ存在することとなり、等価直列抵抗が小さくなってしまう。貫通型積層コンデンサの大容量化を図るために絶縁体層及び内部電極の積層数を多くすると、引き出し部分の数も多くなる。端子電極に接続される引き出し部分の抵抗成分は端子電極に対して並列接続されることとなるため、端子電極に接続される引き出し部分の数が多くなるに従い、貫通型積層コンデンサの等価直列抵抗がさらに小さくなってしまう。このように、貫通型積層コンデンサの大容量化と、等価直列抵抗を大きくするということとは、相反する要求である。
そこで、本発明者等は、大容量化と等価直列抵抗を大きくしたいとの要求を満たし得る貫通型積層コンデンサについて鋭意研究を行った。その結果、本発明者等は、絶縁体層及び内部電極の積層数を同じとしても、内部電極をコンデンサ素体の表面に形成された接続導体で接続し且つ引き出し部分の数を変えることができれば、等価直列抵抗を所望の値に調節することが可能となるという新たな事実を見出すに至った。また、本発明者等は、内部電極をコンデンサ素体の表面に形成された接続導体で接続し且つコンデンサ素体の積層方向での引き出し部分の位置を変えることができれば、等価直列抵抗を所望の値に調節することが可能となるという新たな事実を見出すに至った。特に、引き出し部分の数を内部電極の数よりも少なくすれば、等価直列抵抗を大きくする方向での調整が可能となる。
かかる研究結果を踏まえ、本発明に係る貫通型積層コンデンサは、コンデンサ素体と、コンデンサ素体の外表面に配置された少なくとも2つの信号用端子電極と、コンデンサ素体の外表面に配置された少なくとも1つの接地用端子電極と、コンデンサ素体の外表面に配置された少なくとも1つの接続導体と、を備え、コンデンサ素体が、積層された複数の絶縁体層と、複数の絶縁体層のうち少なくとも1つの絶縁体層を挟んで対向するように配置される信号用内部電極及び第1の接地用内部電極と、複数の絶縁体層のうち少なくとも1つの絶縁体層を挟んで信号用内部電極又は第1の接地用内部電極と対向するように配置される第2の接地用内部電極と、を有し、信号用内部電極が、少なくとも2つの信号用端子電極に接続され、第1の接地用内部電極が、少なくとも1つの接続導体に接続され、第2の接地用内部電極が、少なくとも1つの接地用端子電極と少なくとも1つの接続導体とに接続されていることを特徴とする。
上記の貫通型積層コンデンサによれば、接地用内部電極には、接地用端子電極に接続される第1の接地用内部電極と、接地用端子電極に直接接続されない第2の接地用内部電極とがある。そのため、この貫通型積層コンデンサでは、すべての接地用内部電極が接地用端子電極と接続される場合に比べて等価直列抵抗を大きくすることが可能となる。
この場合、コンデンサ素体が、直方体状であり、互いに対向する長方形状の第1及び第2の主面と、第1及び第2の主面間を連結するように第1及び第2の主面の短辺方向に伸び且つ互いに対向する第1及び第2の側面と、第1及び第2の主面間を連結するように第1及び第2の主面の長辺方向に伸び且つ互いに対向する第3及び第4の側面とを有しており、少なくとも2つの信号用端子電極が、第1及び第2の側面にそれぞれ配置され、少なくとも1つの接地用端子電極が、第3又は第4の側面に配置され、少なくとも1つの接続導体が、第3又は第4の側面に配置され、信号用内部電極は、第1及び第2の主面の長辺方向を長辺方向とする主電極部分と、該主電極部分から第1及び第2の側面に向けてそれぞれ伸びると共に信号用端子電極にそれぞれ接続される引き出し部分と、を含み、第1の接地用内部電極は、第1及び第2の主面の長辺方向を長辺方向とする主電極部分と、該主電極部分から第3又は第4の側面に向けて伸びると共に接続導体に接続される引き出し部分と、を含み、第2の接地用内部電極は、第1及び第2の主面の長辺方向を長辺方向とする主電極部分と、該主電極部分から第3又は第4の側面に向けて伸びると共に接続導体に接続される引き出し部分と、該主電極部分から第3又は第4の側面に向けて伸びると共に接地用端子電極に接続される引き出し部分と、を含んでいることが好ましい。
本発明によれば、等価直列抵抗を大きくすることが可能な貫通型積層コンデンサを提供することができる。
以下、添付図面を参照して、好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1及び図2を参照して、第1実施形態に係る貫通型積層コンデンサC1の構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る貫通型積層コンデンサの斜視図である。図2は、第1実施形態に係る貫通型積層コンデンサに含まれるコンデンサ素体の分解斜視図である。
第1実施形態に係る貫通型積層コンデンサC1は、図1に示されるように、コンデンサ素体L1と、コンデンサ素体L1の外表面に配置された信号用端子電極1、2と、コンデンサ素体L1の外表面に配置された接地用端子電極3、4と、コンデンサ素体L1の外表面に配置された接続導体7〜10とを備える。信号用端子電極1、2、接地用端子電極3、4、及び接続導体7〜10は、例えば導電性金属粉末及びガラスフリットを含む導電性ペーストをコンデンサ素体の外表面の付与し、焼き付けることによって形成される。必要に応じて、焼き付けられた端子電極及び接続導体の上にめっき層が形成されることもある。これらの信号用端子電極1、2、接地用端子電極3、4、及び接続導体7〜10は、コンデンサ素体L1の表面上においては互いに電気的に絶縁されて形成されている。
コンデンサ素体L1は、図1に示されるように、直方体状であり、互いに対向する長方形状の第1及び第2の主面L1e、L1fと、第1及び第2の主面L1e、L1f間を連結するように第1及び第2の主面の短辺方向に伸び且つ互いに対向する第1及び第2の側面L1a、L1bと、第1及び第2の主面L1e、L1f間を連結するように第1及び第2の主面L1e、L1fの長辺方向に伸び且つ互いに対向する第3及び第4の側面L1c、L1dとを有しする。
信号用端子電極1は、コンデンサ素体L1の第1の側面L1aに配置されている。信号用端子電極導体2は、コンデンサ素体L1の第1の側面1aと対向する第2の側面L1bに配置されている。第1の側面L1aに配置された信号用端子電極1と第2の側面L1bに配置された信号用端子電極2とは、第1の側面L1aと第2の側面L1bとが対向する方向で対向する。
接地用端子電極3は、コンデンサ素体L1の第3の側面L1cに配置されている。接地用端子電極4は、コンデンサ素体L1の第4の側面L1dに配置されている。接続導体7、8は、コンデンサ素体L1の第3の側面L1cに配置されている。接続導体9、10は、コンデンサ素体L1の第4の側面L1dに配置されている。
接地用端子電極3、及び接続導体7、8は、コンデンサ素体L1の第3の側面L1cにおいて、第1の側面L1aから第2の側面L1bに向う方向で、接続導体7、接地用端子電極3、接続導体8の順で配置されている。接地用端子電極4、及び接続導体9、10は、コンデンサ素体L1の第4の側面L1dにおいて、第1の側面L1aから第2の側面L1bに向う方向で、接続導体9、接地用端子電極4、接続導体10の順で配置されている。
第3の側面L1cに配置された接地用端子電極3と第4の側面L1dに配置された接地用端子電極4とは、第3の側面L1cと第4の側面L1dとが対向する方向で対向する。第3の側面L1cに配置された接続導体7と第4の側面L1dに配置された接続導体9とは、第3の側面L1cと第4の側面L1dとが対向する方向で対向する。第3の側面L1cに配置された接続導体8と第4の側面L1dに配置された接続導体10とは、第3の側面L1cと第4の側面L1dとが対向する方向で対向する。
コンデンサ素体L1は、図2に示されるように、複数(本実施形態では、9層)の絶縁体層11〜19と、複数(本実施形態では、8層)の内部電極21〜24、41〜44とを有する。各絶縁体層11〜19は、例えば絶縁体セラミックを含むセラミックグリーンシートの焼結体から構成される。なお、実際の貫通型積層コンデンサC1では、絶縁体層11〜19の間の境界が視認できない程度に一体化されている。
複数の内部電極21〜24、41〜44は、複数(本実施形態では、4層)の信号用内部電極21〜24及び複数(本実施形態では、4層)の接地用内部電極41〜44を含む。接地用内部電極41〜44は、第1の接地用内部電極42〜44と、第2の接地用内部電極41とを含む。各内部電極21〜24、41〜44は、例えば、導電性ペーストの焼結体から構成される。
信号用内部電極22〜24と第1の接地用内部電極42〜44とは、1つの絶縁体層14〜18をそれぞれの間に挟んで対向するように配置される。すなわち、信号用内部電極22と第1の接地用内部電極42とが、絶縁体層14を挟んで対向する。信号用内部電極23と第1の接地用内部電極42とが、絶縁体層15を挟んで対向する。信号用内部電極23と第1の接地用内部電極43とが、絶縁体層16を挟んで対向する。信号用内部電極24と第1の接地用内部電極43とが、絶縁体層17を挟んで対向する。信号用内部電極24と第1の接地用内部電極44とが、絶縁体層18を挟んで対向する。
第2の接地用内部電極41は、1つの絶縁体層12を挟んで信号用内部電極21と対向するとともに、1つの絶縁体層13を挟んで信号用内部電極22と対向するように配置される。
各信号用内部電極21〜24は、コンデンサ素体L1の第1及び第2の主面L1e、L1fの長辺方向を長辺方向とする矩形状の主電極部分21a〜24aと、主電極部分21a〜24aから第1の側面L1aに向けて伸びる引き出し部分21b〜24bと、主電極部分21a〜24aから第2の側面L1bに向けて伸びる引き出し部分21c〜24cとを含む。
コンデンサ素体L1の第1の側面L1aに臨むように伸びる各引き出し部分21b〜24bは、信号用端子電極1に接続される。コンデンサ素体L1の第2の側面L1bに臨むように伸びる各引き出し部分21c〜24cは、信号用端子電極2に接続される。
第1の接地用内部電極42〜44は、コンデンサ素体L1の第1及び第2の主面L1e、L1fの長辺方向を長辺方向とする矩形状の主電極部分42a〜44aと、主電極部分42a〜44aから第3の側面L1cに向けて伸びる引き出し部分42b〜44b、42c〜44cと、主電極部分42a〜44aから第4の側面L1dに向けて伸びる引き出し部分42d〜44d、42e〜44eとを含む。
主電極部分42a〜44aから第3の側面L1cに向けて伸びる引き出し部分42b〜44b、42c〜44cは、第1の側面L1aから第2の側面L1bに向う方向で、引き出し部分42b〜44b、42c〜44cの順で位置する。主電極部分42a〜44aから第4の側面L1dに向けて伸びる引き出し部分42d〜44d、42e〜44eは、第1の側面L1aから第2の側面L1bに向う方向で、引き出し部分42d〜44d、42e〜44eの順で位置する。
コンデンサ素体L1の第3の側面L1cに臨むように伸びる各引き出し部分42b〜44bは、接続導体7に接続される。コンデンサ素体L1の第3の側面L1cに臨むように伸びる各引き出し部分42c〜24cは、接続導体8に接続される。コンデンサ素体L1の第4の側面L1dに臨むように伸びる各引き出し部分42d〜44dは、接続導体9に接続される。コンデンサ素体L1の第4の側面L1dに臨むように伸びる各引き出し部分42e〜24eは、接続導体10に接続される。
第2の接地用内部電極41は、コンデンサ素体L1の第1及び第2の主面L1e、L1fの長辺方向を長辺方向とする矩形状の主電極部分41aと、主電極部分41aから第3の側面L1cに向けて伸びる引き出し部分41b、41c、41fと、主電極部分41aから第4の側面L1dに向けて伸びる引き出し部分41d、41e、41gとを含む。
主電極部分41aから第3の側面L1cに向けて伸びる引き出し部分41b、41c、41fは、第1の側面L1aから第2の側面L1bに向う方向で、引き出し部分41b、41f、41cの順で位置する。主電極部分41aから第4の側面L1dに向けて伸びる引き出し部分41d、41e、41gは、第1の側面L1aから第2の側面L1bに向う方向で、引き出し部分41d、41g、41eの順で位置する。
コンデンサ素体L1の第3の側面L1cに臨むように伸びる引き出し部分41bは、接続導体7に接続される。コンデンサ素体L1の第3の側面L1cに臨むように伸びる引き出し部分41cは、接続導体8に接続される。コンデンサ素体L1の第3の側面L1cに臨むように伸びる引き出し部分41fは、接地用端子電極3に接続される。コンデンサ素体L1の第4の側面L1dに臨むように伸びる引き出し部分41dは、接続導体9に接続される。コンデンサ素体L1の第4の側面L1dに臨むように伸びる引き出し部分41eは、接続導体10に接続される。コンデンサ素体L1の第4の側面L1dに臨むように伸びる引き出し部分41gは、接地用端子電極4に接続される。
図3に、貫通型積層コンデンサC1の等価回路図を示す。図3の等価回路図は、信号用端子電極1、2が信号導線に接続され、接地用端子電極3、4がグランドに接続され、導体7〜10が導線と直接接続されない場合を表す。
貫通型積層コンデンサC1では、接地用内部電極41〜44すべてが直接端子電極に接続されているのではなく、その一部(第2の接地用内部電極41)のみが直接接地用端子電極3、4に接続され、残り(第1の接地用内部電極42〜44)は第2の接地用内部電極41及び接続導体7〜10を介して接地用端子電極3、4に接続されている。したがって、この場合、第2の接地用内部電極41〜44が接続導体7〜10を介して接続されることによって得られる抵抗Rは、接地用端子電極3、4側において貫通型積層コンデンサC1が有する静電容量Cと直列に接続される。
貫通型積層コンデンサC1は、接地用内部電極として接地用端子電極3、4に接続されない第1の接地用内部電極42〜44と接地用端子電極に接続される第2の接地用内部電極41とを有する。また、接地用端子電極3に着目すると、接続導体7〜10それぞれの抵抗成分は、接地用端子電極3に対して直列接続されることとなる。また、接地用端子電極4に着目すると、接続導体7〜10の抵抗成分は、接地用端子電極4に対して直列接続されることとなる。これらにより、貫通型積層コンデンサC1は、すべての接地用内部電極41〜44が接地用端子電極3、4に引き出し部分を介して接続されている従来の貫通型積層コンデンサに比して、等価直列抵抗が大きくなる。また、等価直列抵抗が大きくなることによって、共振周波数での急激なインピーダンスの低下が防げ、広帯域化が可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、引き出し部分41f、41gを介して接地用端子電極3、4に接続される第2の接地用内部電極41の数及び位置の一方又は双方を調整することにより、貫通型積層コンデンサC1の等価直列抵抗が所望の値に設定されるので、等価直列抵抗の制御を容易に且つ精度良く行うことができる。
また、貫通型積層コンデンサC1では、大容量化に対応すべく信号用内部電極及び第1の接地用内部電極の積層数を増やして静電容量を大きくしても、等価直列抵抗が小さくなってしまうことは抑制される。
また、等価回路が図3に示した回路となるように貫通型積層コンデンサC1を回路基板等に接続した場合、静電容量Cと接地用内部電極41〜44を接続導体7〜10を介して接続することで得られる抵抗Rとが直列に接続されることになる。そのため、この貫通型積層コンデンサC1は、電源用のコンデンサとして好適である。
また、貫通型積層コンデンサC1では、信号用端子電極1、2がコンデンサ素体L1の第1及び第2の側面L1a、L1bの対向方向で対向している。また、接地用端子電極3、4が、接続導体7、9が、接続導体8、10が、それぞれコンデンサ素体L1の第1及び第2の側面L1a、L1bの対向方向で対向している。そのため、貫通型積層コンデンサC1においては、例えば直線状の信号導線に対して信号用端子電極1、2を接続すること、さらに直線状のグランド接続導線に対して接地用端子電極3、4を接続することが容易であり、その実装が容易である。
次に、図4及び図5に基づいて、第1実施形態に係る貫通型積層コンデンサC1の変形例について説明する。本変形例は、信号用端子電極1、2の形状の点で実施形態に係る貫通型積層コンデンサC1と異なる。図4は、変形例に係る貫通型積層コンデンサの斜視図である。図5は、変形例に係る貫通型積層コンデンサに含まれるコンデンサ素体を示す分解斜視図である。
図4に示されるように、変形例に係る貫通型積層コンデンサでは、信号用端子電極1がコンデンサ素体L1の第1の側面L1a全面及び当該第1の側面L1aと隣接している他の面(第1及び第2の主面L1e、L1f、並びに第3及び第4の側面L1c、L1d)の一部を覆っている。また、信号用端子電極2は、コンデンサ素体L1の第2の側面L1b全面及び当該第2の側面L1bと隣接している他の面(第1及び第2の主面L1e、L1f、並びに第3及び第4の側面L1c、L1d)の一部を覆っている。
この場合、図5に示されるように、信号用端子電極1、2に接続される引き出し部分21b〜24b、21c〜24cはいずれも、主電極部分21a〜24aと第3及び第4の側面L1c、L1dの対向方向において幅が同じとなるように形成されている。
(第2実施形態)
図6及び図7を参照して、第2実施形態に係る貫通型積層コンデンサC2の構成について説明する。第2実施形態に係る貫通型積層コンデンサC2は、コンデンサ素体上に形成された接地用端子電極及び接続導体の構成の点で第1実施形態に係る貫通型積層コンデンサC1と相違する。図6は、第2実施形態に係る貫通型積層コンデンサの斜視図である。図7は、第2実施形態に係る貫通型積層コンデンサに含まれるコンデンサ素体の分解斜視図である。
第2実施形態に係る貫通型積層コンデンサC2は、図6に示されるように、コンデンサ素体L2と、コンデンサ素体L2の外表面に配置された信号用端子電極1、2と、コンデンサ素体L2の外表面に配置された接地用端子電極3〜6と、コンデンサ素体L2の外表面に配置された接続導体7、8とを備える。
コンデンサ素体L2は、図6に示されるように、直方体状であり、互いに対向する長方形状の第1及び第2の主面L2e、L2fと、第1及び第2の主面L2e、L2f間を連結するように第1及び第2の主面の短辺方向に伸び且つ互いに対向する第1及び第2の側面L2a、L2bと、第1及び第2の主面L2e、L2f間を連結するように第1及び第2の主面L2e、L2fの長辺方向に伸び且つ互いに対向する第3及び第4の側面L2c、L2dとを有する。
信号用端子電極1は第1の側面L2aに配置されている。信号用端子電極導体2は、コンデンサ素体L2の第2の側面L2bに配置されている。信号用端子電極1、2は、第1の側面L2aと第2の側面L2bとが対向する方向で対向する。
接地用端子電極3、4及び接続導体7は、第3の側面L2cに配置されている。接地用端子電極5、6及び接続導体8は、第4の側面L2dに配置されている。
接地用端子電極3、4、及び接続導体7は、コンデンサ素体L2の第3の側面L2cにおいて、第1の側面L2aから第2の側面L2bに向う方向で、接地用端子電極3、接続導体7、接地用端子電極4の順で配置されている。接地用端子電極5、6、及び接続導体8は、コンデンサ素体L2の第4の側面L2dにおいて、第1の側面L2aから第2の側面L2bに向う方向で、接地用端子電極5、接続導体8、接地用端子電極6の順で配置されている。
接地用端子電極3、5は、第3の側面L2cと第4の側面L2dとが対向する方向で対向する。接地用端子電極4、6は、第3の側面L2cと第4の側面L2dとが対向する方向で対向する。接続導体7、8は、第3の側面L2cと第4の側面L2dとが対向する方向で対向する。
コンデンサ素体L2は、図7に示されるように、複数(本実施形態では、9層)の絶縁体層11〜19と、複数(本実施形態では、8層)の内部電極21〜24、41〜44とを有する。
複数の内部電極21〜24、41〜44は、複数(本実施形態では、4層)の信号用内部電極21〜24、複数(本実施形態では、3層)の第1の接地用内部電極42〜44、及び第2の接地用内部電極41を含む。
信号用内部電極22〜24と第1の接地用内部電極42〜44とは、1つの絶縁体層14〜18をそれぞれの間に挟んで対向するように配置される。第2の接地用内部電極41は、1つの絶縁体層12を挟んで信号用内部電極21と対向するとともに、1つの絶縁体層13を挟んで信号用内部電極22と対向するように配置される。
各信号用内部電極21〜24は、主電極部分21a〜24aと、主電極部分21a〜24aから第1の側面L2aに向けて伸びる引き出し部分21b〜24bと、主電極部分21a〜24aから第2の側面L2bに向けて伸びる引き出し部分21c〜24cとを含む。各引き出し部分21b〜24bは、信号用端子電極1に接続される。各引き出し部分21c〜24cは、信号用端子電極2に接続される。
第1の接地用内部電極42〜44は、コンデンサ素体L2の第1及び第2の主面L2e、L2fの長辺方向を長辺方向とする矩形状の主電極部分42a〜44aと、主電極部分42a〜44aから第3の側面L2cに向けて伸びる引き出し部分42b〜44bと、主電極部分42a〜44aから第4の側面L2dに向けて伸びる引き出し部分42c〜44cとを含む。
コンデンサ素体L2の第3の側面L2cに臨むように伸びる各引き出し部分42b〜44bは、接続導体7に接続される。コンデンサ素体L2の第4の側面L2dに臨むように伸びる各引き出し部分42c〜44cは、接続導体8に接続される。
第2の接地用内部電極41は、コンデンサ素体L2の第1及び第2の主面L2e、L2fの長辺方向を長辺方向とする矩形状の主電極部分41aと、主電極部分41aから第3の側面L2cに向けて伸びる引き出し部分41b、41d、41eと、主電極部分41aから第4の側面L2dに向けて伸びる引き出し部分41c、41f、41gとを含む。
主電極部分41aから第3の側面L2cに向けて伸びる引き出し部分41b、41d、41eは、第1の側面L2aから第2の側面L2bに向う方向で、引き出し部分41d、41b、41eの順で位置する。主電極部分41aから第4の側面L2dに向けて伸びる引き出し部分41c、41f、41gは、第1の側面L2aから第2の側面L2bに向う方向で、引き出し部分41f、41c、41gの順で位置する。
コンデンサ素体L2の第3の側面L2cに臨むように伸びる引き出し部分41bは、接続導体7に接続される。コンデンサ素体L2の第3の側面L2cに臨むように伸びる引き出し部分41dは、接地用端子電極3に接続される。コンデンサ素体L2の第3の側面L2cに臨むように伸びる引き出し部分41eは、接地用端子電極4に接続される。コンデンサ素体L2の第4の側面L2dに臨むように伸びる引き出し部分41cは、接続導体8に接続される。コンデンサ素体L2の第4の側面L2dに臨むように伸びる引き出し部分41fは、接地用端子電極5に接続される。コンデンサ素体L2の第4の側面L2dに臨むように伸びる引き出し部分41gは、接地用端子電極6に接続される。
貫通型積層コンデンサC2は、接地用内部電極として接地用端子電極3〜6に接続されない第1の接地用内部電極42〜44と接地用端子電極3〜6に接続される第2の接地用内部電極41とを有する。また、接地用端子電極3に着目すると、接続導体7、8それぞれの抵抗成分は、接地用端子電極3に対して直列接続されることとなる。また、接地用端子電極4に着目すると、接続導体7、8の抵抗成分は、接地用端子電極4に対して直列接続されることとなる。また、接地用端子電極5に着目すると、接続導体7、8それぞれの抵抗成分は、接地用端子電極5に対して直列接続されることとなる。また、接地用端子電極6に着目すると、接続導体7、8それぞれの抵抗成分は、接地用端子電極6に対して直列接続されることとなる。これらにより、貫通型積層コンデンサC2は、すべての接地用内部電極41〜44が接地用端子電極3〜6に引き出し部分を介して接続されている従来の貫通型積層コンデンサに比して、等価直列抵抗が大きくなる。また、等価直列抵抗が大きくなることによって、共振周波数での急激なインピーダンスの低下が防げ、広帯域化が可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、引き出し部分41c〜41gを介して接地用端子電極3〜6に接続される第2の接地用内部電極41の数及び位置の一方又は双方を調整することにより、貫通型積層コンデンサC2の等価直列抵抗が所望の値に設定されるので、等価直列抵抗の制御を容易に且つ精度良く行うことができる。
また、貫通型積層コンデンサC2では、大容量化に対応すべく信号用内部電極及び第1の接地用内部電極の積層数を増やして静電容量を大きくしても、等価直列抵抗が小さくなってしまうことは抑制される。
また、等価回路が図3に示した回路となるように貫通型積層コンデンサC2を回路基板等に接続した場合、静電容量と接地用内部電極41〜44を接続導体7、8を介して接続することで得られる抵抗とが直列に接続されることになる。そのため、この貫通型積層コンデンサC2は、電源用のコンデンサとして好適である。
また、貫通型積層コンデンサC2では、信号用端子電極1、2がコンデンサ素体L2の第1及び第2の側面L2a、L2bの対向方向で対向している。また、接地用端子電極3、5が、接地用端子電極4、6が、接続導体7、8が、それぞれコンデンサ素体L2の第1及び第2の側面L2a、L2bの対向方向で対向している。そのため、貫通型積層コンデンサC2においては、例えば直線状の信号導線に対して信号用端子電極1、2を接続すること、さらに直線状のグランド接続導線に対して接地用端子電極3、5を接続すること、及び直線状のグランド接続導線に対して接地用端子電極4、6を接続すること、が容易であり、その実装が容易である。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態及び変形例に限定されるものではない。例えば、信号用内部電極21〜24と接続される信号用端子電極の数は、上述した実施形態及び変形例に記載された数に限られず、例えば3つ以上であってもよい。第2の接地用内部電極41と接続される接地用端子電極の数は、上述した実施形態及び変形例に記載された数に限られず、例えば1つであっても、あるいは3つであっても、あるいは5つ以上であってもよい。接続導体の数は、上述した実施形態及び変形例に記載された数に限られず、例えば1つであっても、あるいは3つであっても、あるいは5つ以上であってもよい。
また、信号用端子電極1、2、接地用端子電極3〜6、及び接続導体7〜10の配置は、上述した実施形態及び変形例に記載された配置に限られず、コンデンサ素体の外表面に配置されていればよい。したがって、例えば、信号用端子電極はコンデンサ素体の第1及び第2の側面の対向方向で対向していなくてもよい。また、例えば、接地用端子電極はコンデンサ素体の第3及び第4の側面の対向方向で対向していなくてもよい。また、例えば、接続導体はコンデンサ素体の第3及び第4の側面の対向方向で対向していなくてもよい。
絶縁体層の積層数11〜19、及び内部電極21〜24、41〜44の積層数は、上述した実施形態及び変形例に記載された数に限られない。内部電極21〜24、41〜42の形状は、上記実施形態及び変形例に記載された形状に限られない。
また、引き出し部分を介して接地用端子電極に接続される第2の接地用内部電極41の数及び積層方向での位置は、上述した実施形態及び変形例に記載された数及び位置に限られない。また、第2の接地用内部電極は、絶縁体層を挟んで信号用内部電極に対向するのではなく、絶縁体層を挟んで第1の接地用内部電極に対向するように配置されていてもよい。
また、信号用内部電極と第1の接地用内部電極との間に挟まれる絶縁体層の数は、少なくとも1つあれば上述した実施形態及び変形例に記載された数に限られず、例えば2つ以上であってもよい。また、第2の接地用内部電極と信号用内部電極との間に挟まれる絶縁体層の数は、少なくとも1つあれば上述した実施形態及び変形例に記載された数に限られず、例えば2つ以上であってもよい。
また、本発明に係る積層コンデンサのコンデンサ素体に対しさらに、絶縁体層が積層されていても、あるいは絶縁体層と内部電極とが交互に積層されていてもよい。
第1実施形態に係る貫通型積層コンデンサの斜視図である。 第1実施形態に係る貫通型積層コンデンサに含まれるコンデンサ素体の分解斜視図である。 第1実施形態に係る貫通型積層コンデンサの等価回路図である。 第1実施形態に係る貫通型積層コンデンサの変形例の斜視図である。 第1実施形態に係る貫通型積層コンデンサの変形例に含まれるコンデンサ素体の分解斜視図である。 第2実施形態に係る貫通型積層コンデンサの斜視図である。 第2実施形態に係る貫通型積層コンデンサに含まれるコンデンサ素体の分解斜視図である。
符号の説明
C1、C2…貫通型積層コンデンサ、L1、L2…コンデンサ素体、1、2…信号用端子電極、3〜6…接地用端子電極、7〜10…接続導体、11〜19…絶縁体層、21〜24…信号用内部電極、41…第1の接地用内部電極、42〜44…第2の接地用内部電極。

Claims (2)

  1. コンデンサ素体と、
    前記コンデンサ素体の外表面に配置された少なくとも2つの信号用端子電極と、
    前記コンデンサ素体の前記外表面に配置された少なくとも1つの接地用端子電極と、
    前記コンデンサ素体の前記外表面に配置された少なくとも1つの接続導体と、を備え、
    前記コンデンサ素体が、積層された複数の絶縁体層と、前記複数の絶縁体層のうち少なくとも1つの絶縁体層を挟んで対向するように配置される信号用内部電極及び第1の接地用内部電極と、前記複数の絶縁体層のうち少なくとも1つの絶縁体層を挟んで前記信号用内部電極又は前記第1の接地用内部電極と対向するように配置される第2の接地用内部電極と、を有し、
    前記信号用内部電極が、前記少なくとも2つの信号用端子電極に接続され、
    前記第1の接地用内部電極が、前記少なくとも1つの接続導体に接続され、
    前記第2の接地用内部電極が、前記少なくとも1つの接地用端子電極と前記少なくとも1つの接続導体とに接続されていることを特徴とする貫通型積層コンデンサ。
  2. 前記コンデンサ素体が、直方体状であり、互いに対向する長方形状の第1及び第2の主面と、前記第1及び第2の主面間を連結するように前記第1及び第2の主面の短辺方向に伸び且つ互いに対向する第1及び第2の側面と、前記第1及び第2の主面間を連結するように前記第1及び第2の主面の長辺方向に伸び且つ互いに対向する第3及び第4の側面とを有しており、
    前記少なくとも2つの信号用端子電極が、前記第1及び第2の側面にそれぞれ配置され、
    前記少なくとも1つの接地用端子電極が、前記第3又は第4の側面に配置され、
    前記少なくとも1つの接続導体が、前記第3又は第4の側面に配置され、
    前記信号用内部電極は、前記第1及び第2の主面の長辺方向を長辺方向とする主電極部分と、該主電極部分から前記第1及び第2の側面に向けてそれぞれ伸びると共に前記信号用端子電極にそれぞれ接続される引き出し部分と、を含み、
    前記第1の接地用内部電極は、前記第1及び第2の主面の長辺方向を長辺方向とする主電極部分と、該主電極部分から前記第3又は第4の側面に向けて伸びると共に前記接続導体に接続される引き出し部分と、を含み、
    前記第2の接地用内部電極は、前記第1及び第2の主面の長辺方向を長辺方向とする主電極部分と、該主電極部分から前記第3又は第4の側面に向けて伸びると共に前記接続導体に接続される引き出し部分と、該主電極部分から前記第3又は第4の側面に向けて伸びると共に前記接地用端子電極に接続される引き出し部分と、を含んでいることを特徴とする請求項1記載の貫通型積層コンデンサ。
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