JP2013201417A - 電子部品及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は電子部品及びその製造方法に関する。
【解決手段】本発明によると、長さ方向の両側面、幅方向の両側面、厚さ方向の上面及び下面を有するセラミック本体と、上記セラミック本体の長さ方向の両側面に形成された第1及び第2外部電極と、上記セラミック本体の幅方向の両側面に形成された第3及び第4外部電極と、上記セラミック本体の内部に形成され、上記第1及び第2内部電極に接続された第1内部電極と、上記第1内部電極とセラミック層を介して配置され、第3及び第4外部電極に接続された第2内部電極とを含み、上記第1内部電極の厚さt及び第2内部電極の厚さtはそれぞれ0.9μm以下で、上記第1内部電極の粗度Rは上記第2内部電極の粗度Rより小さいことを特徴とする。本発明によると、直流抵抗は減少するが、交流抵抗は相対的に減少しない電子部品が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は電子部品及びその製造方法に関し、具体的には直流抵抗は減少し、交流抵抗の過度な減少は抑制できる電子部品及びその製造方法に関する。
3端子キャパシタとは、入力端子、出力端子及び接地端子で構成されたキャパシタのことで、フィードスルーキャパシタともいう。
3端子キャパシタは、例えば、電子回路でノイズを含んだ電気的信号が入出力端子を通じて流入される場合、製品内に構成された接地経路へとノイズを誘導する機能をする。
3端子キャパシタは、低残留インダクタンス特性を有するため、高周波数領域での優れたノイズ減殺特性を示し、多様な静電容量の製品製作が可能で、これを通じた多様な周波数帯域での減殺特性も具現できる。
即ち、静電容量の増加により電気的信号のノイズ減殺を増加させるが、磁気共鳴周波数が低周波数帯域に移動し、却って高周波数帯域での減殺率は低くなるため、回路に適する周波数帯域に該当するキャパシタンスを選んでノイズフィルターとして使用する。
本発明は、直流抵抗は減少し、交流抵抗の過度な減少は抑制できる電子部品及びその製造方法を提供する。
本発明の一実施形態は、長さ方向の両端面、幅方向の両側面、厚さ方向の上面及び下面を有するセラミック本体と、上記セラミック本体の長さ方向の両端面にそれぞれ形成された第1及び第2外部電極と、上記セラミック本体の幅方向の両側面にそれぞれ形成された第3及び第4外部電極と、上記セラミック本体の内部に形成され、上記第1及び第2外部電極に接続された第1内部電極と、上記第1内部電極とセラミック層を介して配置され、第3及び第4外部電極に接続された第2内部電極とを含み、上記第1内部電極の厚さt及び第2内部電極の厚さtはそれぞれ0.9μm以下で、上記第1内部電極の粗度Rは上記第2内部電極の粗度Rより小さい電子部品であってよい。
一実施例における上記電子部品は、3端子であってよい。
一実施例において、(R/R)≦0.9であってよい 。
一実施例において、(R/t)≦0.5であってよい。
一実施例における上記第3及び第4外部電極は、上記上面及び下面の一部に延長形成されてよい。
一実施例における上記第1及び第2内部電極は、容量部及び引出し部を有してよい。
上記第2内部電極の引出し部の長さ方向の寸法は、上記第2内部電極の容量部の長さ方向の寸法より小さくてよい。
一実施例における上記第2内部電極の引出し部の長さ方向の寸法は、上記第3及び第4外部電極の長さ方向の寸法より小さくてよい。
本発明の他の実施形態は、セラミック本体の長さ方向の両端面にそれぞれ形成された第1及び第2外部電極と、上記セラミック本体の幅方向の両側面にそれぞれ形成された複数個の第3及び第4外部電極と、上記セラミック本体の内部に積層配置され、上記第1及び第2外部電極に接続された複数個の第1内部電極と、第1内部電極とセラミック層を介して配置され、上記複数個の第3及び第4外部電極に接続された第2内部電極とを含み、上記第1内部電極の厚さt及び第2内部電極の厚さtはそれぞれ0.9μm以下で、上記第1内部電極の粗度Rは上記第2内部電極の粗度Rより小さい多端子電子部品であってよい。
一実施例において、(R/t)≦0.5であってよい。
一実施例において、(R/R)≦0.9であってよい。
一実施例における上記複数個の外部電極は、上記上面及び下面の一部に延長形成されてよい。
一実施例における上記第1及び第2内部電極は、容量部及び引出し部を有してよい。
一実施例における上記第2内部電極は、引出し部の長さ方向の寸法が容量部の長さ方向の寸法より小さくてよい。
一実施例における上記第2内部電極の引出し部の長さ方向の寸法は、上記第3及び第4外部電極の長さ方向の寸法より小さくてよい。
本発明のさらに他の実施形態は、第1及び第2セラミックグリーンシートを設ける段階と、第1導電性金属を含む第1導電性ペーストを設ける段階と、上記第1導電性金属より粒径の大きい第2導電性金属を含み、上記第1導電性ペーストより粘度の高い第2導電性ペーストを設ける段階と、上記第1及び第2セラミックグリーンシート上にそれぞれ上記第1及び第2導電性ペーストを利用して第1及び第2内部電極を形成する段階と、上記第1及び第2セラミックグリーンシートを積層、切断及び焼結する段階とを含む電子部品の製造方法であってよい。
一実施例における上記第1及び第2導電性金属は、同じ材料であってよい。
一実施例における上記電子部品は、3端子または多端子電子部品であってよい。
本発明によると、直流抵抗は減少するが、交流抵抗は減少しない3端子電子部品が得られる。
本発明の一実施形態による電子部品の斜視図である。 本発明の一実施形態による電子部品の分解斜視図である。 図1のX−X'による断面図である。 図3のZ部分に対する拡大図である。 内部電極の粗度測定を説明する模式図である。 内部電極の粗度測定を説明する模式図である。 本発明の他の実施形態による電子部品の分解斜視図である。 本発明の他の実施形態による電子部品に対する図1のX−X'による断面図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明する。
本発明の実施形態は様々な他の形態に変形されることができ、本発明の範囲は以下で説明する実施形態に限定されない。
また、本発明の実施形態は当業界で平均的な知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。
図面における要素の形状及び大きさなどは、より明確な説明のために誇張されることがあり、図面上に同じ符号で示される要素は同じ要素である。
図1は本発明の一実施形態である電子部品の斜視図であり、図2は本発明の一実施形態である電子部品の分解斜視図であり、図3は図1のX−X'による断面図であり、図4は図3のZ部分に対する拡大図であり、図5及び図6は内部電極の粗度測定を説明する模式図である。
図1を参照すると、本発明の一実施形態である電子部品は、セラミック本体10、上記セラミック本体10の外部に形成された外部電極21〜24、上記セラミック本体10の内部に積層配置された内部電極32、33を含んでよい。具体的には3端子キャパシタを例に挙げて説明する。
「L方向」を長さ方向、「W方向」を幅方向、「T方向」を厚さ方向という。なお、長さ方向は、第1の方向の一例であってよく、幅方向は第2の方向の一例であってよく、厚さ方向は第3の方向の一例であってよい。
セラミック本体10は長方形であってよく、長さ方向の両端面S1、S4、幅方向の両側面S2、S5、厚さ方向の上面及び下面S3、S6を有してよい。なお、両端面S1、S4は、第1の一対の面の一例であってよく、両側面S2、S5は、第2の一対の面の一例であってよく、上面及び下面S3、S6は、第3の一対の面の一例であってよい。
セラミック本体10はセラミック材料、即ち、誘電率の高い誘電体を含んでよく、具体的にはチタン酸バリウムまたはチタン酸ストロンチウムなどを含んでよい。
誘電体が、異なる極性が印加された2つの電極の間に位置する場合、誘電体内の電気双極子(electric dipole)が2つの電極により形成された電場に反応して整列し、これにより2つの電極にはさらに多い量の電荷が蓄積されることができる。
外部電極は第1から第4外部電極21〜24を含んでよい。
第1及び第2外部電極21、22はセラミック本体10の長さ方向の両端面S1、S4に形成されてよく、第1及び第2外部電極21、22はセラミック本体10の長さ方向に対向形成されてよい。また、第1及び第2外部電極21、22はセラミック本体10の長さ方向の両端面S1、S4に隣接する他面S2、S3、S5、S6の一部に延長形成されてよい。
第3及び第4外部電極23、24はセラミック本体10の幅方向の両側面S2、S5に形成されてよく、第3及び第4外部電極23、24はセラミック本体10の幅方向に対向形成されてよい。また、第3及び第4外部電極23、24はセラミック本体10の上面S3及び下面S6の一部に延長形成されてよい。
第1及び第2外部電極21、22にはシグナル信号である直流成分とノイズである交流成分からなるシグナル電圧が印加されてよく、第3及び第4外部電極23、24はグラウンドに連結され、ノイズである交流成分を除去することができる。
外部電極21〜24は金、銀、銅、ニッケル、パラジウムなどの導電性金属を主成分とするため、導電性を帯びる。これにより、外部から印加される電気を効率的に内部電極31〜33に伝達することができる。
また、外部電極21〜24はガラスをさらに含んでよく、ガラスは外部電極21〜24内に存在する気孔を埋め、外部電極21〜24の緻密度を向上させることができる。外部電極21〜24の緻密度が向上し、めっき液の浸透を防止するため、製品の寿命及び信頼性を向上させることができる。
内部電極は第1及び第2内部電極32、33を含んでよい。
第1内部電極32は、セラミック本体10の内部に形成されて第1及び第2外部電極21、22に接続されてよい。
第2内部電極33は、第1内部電極32とセラミック層14を介して配置され、第3及び第4外部電極23、24に接続されてよい。
第1内部電極32を「シグナル電極」、第2内部電極33を「グラウンド電極」と言うこともできる。
本実施形態では、第1及び第2内部電極32、33の厚さは0.2μm〜0.9μmであってよい。即ち、第1及び第2内部電極32、33の厚さをそれぞれt、tであるとすると、0.2μm≦t≦0.9μm、0.2μm≦t≦0.9μmであってよい。
第1及び第2内部電極32、33の厚さt、tを0.9μm以下とするのは下記の理由からである。即ち、内部電極の厚さt、tが0.9μmを超えると、内部電極31〜33の断面積が十分に広いため、内部電極32、33の直流抵抗が十分に小さいことができる。従って、直流抵抗の増加によりシグナルが減殺するという問題は発生しない。
但し、電子部品の小型化及び超高容量化の傾向により、内部電極32、33の厚さが0.9μm以下になると、内部電極32、33の連結性が急激に減少し、粗度が増加して直流抵抗が急激に増加する虞がある。
本発明は、内部電極の厚さt、tが0.9μm以下と薄くなる場合の直流抵抗の増加による問題を解決するためのものである。
これに関する実験結果を表1に示した。
Figure 2013201417
表1を参照すると、内部電極の厚さt、tが0.9μm未満のときから、直流抵抗値が100mΩ以上に急激に増加することが分かる。
内部電極32、33の厚さt、tを0.2μm以上とするのは下記の理由からである。即ち、内部電極32、33の厚さt、tが0.2μm未満では、内部電極32、33のカバレッジが不足しすぎて、容量具現自体が不可能で、キャパシタとしての機能を行うことができないためである。
本実施形態における第1内部電極32の粗度は、第2内部電極33の粗度より小さい。具体的には、第2内部電極33の粗度の0.9倍以下であってよい。即ち、第1及び第2内部電極32、33の粗度をそれぞれR、Rであるとすると、(R/R)≦0.9であってよい。
グラウンド端子に連結される第2内部電極33の粗度Rをシグナル端子に連結される第1内部電極32の粗度Rより相対的に大きくすることで、第1内部電極32の直流抵抗が減少しても、第2内部電極33の交流抵抗は相対的に減少しないようにすることができる。
第2内部電極33の交流抵抗が相対的に大きいため、交流抵抗が小さい場合に現われる下記のような問題を予め防止することができる。即ち、交流抵抗が小さい場合は等価直列抵抗(ESR、Equivalent Series Resistance)も減少し、等価直列抵抗が小さすぎると、並列共振現象が発生してインピーダンスがさらに大きくなることがある。
内部電極32、33として用いられるニッケル粉末を微粒化し、有機溶媒、バインダーなどの種類や含量を調節して粘度の低いペーストを製造し、これを用いて内部電極32、33を形成して内部電極32、33の粗度R、Rを下げることができる。
ニッケル粉末のサイズが大きいほど、焼結後の内部電極32、33の粗度R、Rが大きくなる。有機溶媒の含量が大きいほど、ペーストの粘度が減少し、内部電極32、33の粗度R、Rが減少することができる。バインダーの含量が大きいほど、ペーストの粘度が増加し、内部電極32、33の粗度R、Rが大きくなることができる。
ニッケル粉末のサイズ、有機溶媒、バインダーなどの種類や含量を適切に調節することで、内部電極用ペーストの粘度を所望する水準に適切に調節することができる。
本実施形態における第2内部電極33の粗度Rは、第2内部電極33の厚さtより小さくてよく、具体的には、第2内部電極33の厚さtの2分の1以下であってよい。即ち(R/t)≦0.5であってよい。
(R/t)>0.5であれば、第2内部電極の連結性が低下することがある。第2内部電極の粗度が大きいとは、内部電極の表面の屈曲が酷いということであるが、第2内部電極の粗度が第2内部電極の厚さの2分の1より大きい場合は、内部電極を貫通する孔が形成されることがある。これにより、第2内部電極の連結性が低下する。
第1及び第2内部電極32、33は容量部P及び引出し部Qを有し、容量部P及び引出し部Qは、これに制限されないが、長方形であってよい。但し、製造工程及び誤差により完全な長方形でないこともある。
また、第1及び第2内部電極32、33の容量部P及び引出し部Qの形態は所望する設計基準に従って多様に変更されてよい。
容量部Pは第2内部電極33のうち静電容量の形成に寄与する部分で、隣接する第1内部電極32と重畳されてよく、引出し部Qは内部電極の容量部の一端が延長されてセラミック本体10の表面に引出され、外部電極21〜24に接続される部分で、静電容量の形成に寄与しない。
第2内部電極33は引出し部Qの長さ方向の寸法Lが容量部Pの長さ方向の寸法Mより小さくてよく、また、第3及び第4外部電極23、24の長さ方向の寸法Nより小さくてもよい。
容量を確保するために、第2内部電極33の容量部Pのサイズは変えずに引出し部Qのサイズを減らしてもよい。即ち、引出し部Qの長さ方向の寸法Lを減らしてよい。
第2内部電極33はセラミック本体10の幅方向の側面に引出されて第3及び第4外部電極23、24に接続されるため、引出し部Qの長さ方向の寸法Lが第3及び第4外部電極23、24の長さ方向の寸法Nより小さくなければ、第3及び第4外部電極23、24がセラミック本体10の表面に露出した引出し部Qをカバーすることができない。
内部電極32、33は導電性金属、具体的には、金、銀、銅、ニッケル、パラジウム及びこれらの合金を含む群から選択された1つ以上を含んでよい。
以下では、図4を参照して内部電極32、33の厚さt、tの測定について説明する。
内部電極32、33の厚さt、tは、セラミック本体10の長さ方向及び厚さ方向の断面のイメージを走査電子顕微鏡(SEM、Scanning Electron Microscope)でスキャンして測定することができる。
例えば、図4のように、セラミック本体10の幅方向の中央部で切断した長さ及び厚さ方向の断面を走査電子顕微鏡でスキャンしたイメージから抽出した任意の内部電極32、33に対し、長さ方向に等間隔の30個の地点でその厚さを測定し、平均値を測定することができる。
上記等間隔の30個の地点は、内部電極32、33が相互重畳される容量部Pで測定されてよい。
また、このような平均値の測定を10個以上の内部電極32、33に拡張して平均値を測定すると、内部電極32、33の平均厚さをさらに一般化することができる。
以下では、図5及び6を参照して内部電極32、33の粗度R、Rの測定について説明する。
粗度は粗さ(Roughness)を意味し、粗度を示すパラメータには中心線平均粗さRa、十点平均粗さRzがあり、本発明で用いる粗度は、中心線平均粗さRaである。
中心線平均粗さRaは、表面に粗度が形成された粗さを算出した値で、上記粗度の仮想の中心線を基準として平均値を求めて算出された粗さを意味することができる。
具体的な中心線平均粗さRaを算出する方法は以下の通りである。図5を参照すると、上記内部電極32、33の一表面に形成されている粗度に対し、仮想の中心線を引き、上記粗度の仮想の中心線を基準にそれぞれの距離(例えば、r、r、r、…、r13)を測定した後、下式のように、各距離の平均値を求めて算出された値を内部電極32、33の中心線平均粗さRaとすることができる。
Figure 2013201417
参考までに、十点平均粗さRzは上記粗度の仮想の中心線を基準に、中心線の上側にある最も高い5個の点と中心線の下側にある最も低い5個の点のそれぞれの距離の平均値を合わせて算出された値を意味することができる。
具体的には、図6を参照すると、上記十点平均粗さRzを算出する方法は、上記内部電極32、33の一表面に形成されている粗度に対し、仮想の中心線を引くことができる。
次に、上記粗度の仮想の中心線を基準に、中心線の上側にある最も高い5個の点(r+r+r+r+r)と中心線の下側にある最も低い5個の点(r+r+r+r+r10)のそれぞれの距離を測定した後、下式のように、それぞれの距離の平均値を計算して算出することができる。
Figure 2013201417
本実施形態による3端子電子部品の作用効果について説明する。
第1内部電極32にシグナルに該当する直流成分とノイズに該当する交流成分が印加される場合、シグナル信号に混ざっているノイズ信号はグラウンドに連結される第2内部電極33に流れて除去されることができる。しかし、第1内部電極32の直流抵抗が大きい場合は、却って、シグナル信号の減殺が発生することがある。
本実施形態によると、第1内部電極32の粗度を低くし、第1内部電極32の直流抵抗を減らすことができ、また、第2内部電極33の粗度を相対的に大きく保持することで、第2内部電極33の交流抵抗が低くなることを防ぎ、並列共振現象によるインピーダンスの増加を予防することができる。
以下では、本発明の他の実施形態について説明する。
本実施形態による多端子電子部品の斜視図は図1と同様である。図7は本実施形態による多端子電子部品の分解斜視図であり、図8は本実施形態による多端子電子部品の図1のX−X'に対応するラインによる断面図である。
図1を参照すると、本実施形態である多端子電子部品はセラミック本体10と、上記セラミック本体10の外部に形成された外部電極21〜24と、上記セラミック本体10の内部に積層配置された内部電極32、33とを含んでよい。
外部電極は第1から第4外部電極を有してよい。第1及び第2外部電極21、22はセラミック本体10の長さ方向の両端面S1、S4に形成されてよく、第3及び第4外部電極23、24はそれぞれ複数個で、セラミック本体10の幅方向の両側面S2、S5にそれぞれ形成されてよい。
内部電極は第1及び第2内部電極を有してよい。第1内部電極32は複数個で、セラミック本体10の内部に形成され、第1及び第2外部電極21、22に接続されてよい。第2内部電極33は複数個で、第1内部電極32とセラミック層14を介して配置されてよい。
上記第1及び第2内部電極32、33の厚さt、tは0.9μm以下で、上記第1内部電極32の粗度Rは上記第2内部電極33の粗度Rより小さい。
本実施形態では、第1内部電極32と第2内部電極33が交互に複数個積層されて配置される。
内部電極32、33の数が増加する分だけ、直流抵抗が減少し、内部電極32、33の積層数は求められる特性に合わせて設計してよい。
本実施形態の場合、セラミック本体の両側面にそれぞれ第3及び第4外部電極が形成されてよい。第3及び第4外部電極はそれぞれ複数個であってよい。
本実施形態では、(R/R)≦0.9であってもよく、また、(R/t)≦0.5であってもよい。
第1及び第2外部電極21、22はセラミック本体10の長さ方向の両端面S1、S4に隣接する他面S2、S3、S5、S6の一部に延長形成されてよい。
第3及び第4外部電極23、24は上記上面S3及び下面S6の一部に延長形成されてよい。
第1及び第2内部電極32、33は容量部P及び引出し部Qを有し、上記容量部P及び上記引出し部Qは長方形であってよい。
第2内部電極33は、引出し部Qの長さ方向の寸法Lが容量部Pの長さ方向の寸法Mより小さくてもよい。
第2内部電極33の引出し部Qの長さ方向の寸法Lは、第3及び第4外部電極23、24の長さ方向の寸法Nより小さくてよい。
セラミック本体10は誘電率の高い誘電体を含んでよく、誘電体はチタン酸バリウムを含んでよい。
内部電極32、33は、金、銀、銅、ニッケル、パラジウム及びこれらの合金を含む群から選択された1つ以上の導電性金属を含んでよい。
セラミック本体10、内部電極32、33、外部電極21〜24などに関する事項は、前の実施形態で説明した内容と同様である。
本発明のさらに他の実施形態である3端子電子部品の製造方法は、第1及び第2セラミックグリーンシートを設ける段階と、第1導電性金属を含む第1導電性ペーストを設ける段階と、上記第1導電性金属より粒径の大きい第2導電性金属を含み、上記第1導電性ペーストより粘度の高い第2導電性ペーストを設ける段階と、上記第1及び第2セラミックグリーンシート上にそれぞれ上記第1及び第2導電性ペーストを用いて第1及び第2内部電極を形成する段階と、上記第1及び第2セラミックグリーンシートを積層、切断及び焼結する段階とを含んでよい。
本実施形態における「第1」及び「第2」という表現は、構成要素を区分するためのものに過ぎない。
まず、セラミック粉末、有機溶媒、バインダーなどを混合した後、これをボールミリングしてセラミックスラリーを製造し、ドクターブレード方法などによりセラミックスラリーでセラミックグリーンシートを製造することができる。
第1導電性ペーストには粒径の小さい導電性金属粉末を添加してよく、第2導電性ペーストには粒径の大きい導電性金属粉末を添加してよい。
導電性金属粉末の粒径が小さいほど、これを用いて形成された内部電極の粗度が減少する。
第1導電性ペーストの粘度は、第2導電性ペーストの粘度より小さくてよい。
バインダーの量を調節して導電性ペーストの粘度を調節することができる。バインダーの含量が大きいほど、導電性ペーストの粘度が大きくなり、バインダーの含量が小さいほど、導電性ペーストの粘度は低くなることができる。
第1導電性ペーストを利用して第1セラミックグリーンシート上に第1内部電極を形成してよく、第2導電性ペーストを利用して第2セラミックグリーンシート上に第2内部電極を形成してよい。
第1及び第2内部電極がそれぞれ形成された第1及び第2セラミックグリーンシートを交互に積層してグリーンシート積層体を形成することができる。積層数は設計基準によって変更してよい。
グリーンシート積層体を切断してグリーンチップを形成した後、焼結して焼結チップを形成してよい。内部電極としてニッケル金属を用いる場合には、ニッケルの酸化を防止するために、還元雰囲気下で焼結を行う必要がある。
焼結チップの外部には銅を主成分として含む外部電極を形成してよい。また、外部電極にはめっき液の浸透を防止するためにガラスを添加してもよい。外部電極上には半田付け特性を向上させるためにスズめっき層を形成してよい。
第1導電性ペーストの導電性金属粉末の粒径がより小さく、また、第1導電性ペーストの粘度がより小さいため、第1内部電極の粗度は第2内部電極の粗度より相対的に小さい。
上記第1及び第2セラミックグリーンシートはチタン酸バリウムを含んでよい。
上記導電性金属は金、銀、銅、ニッケル、パラジウム及びこれらの合金を含む群から選択された1つ以上を含んでよい。
<実施例>
以下では、実施例及び比較例を参照して本発明について詳細に説明する。
本発明の一実施形態による3端子電子部品は、下記のような方法で用意した。
まず、チタン酸バリウム粉末300g、エタノール85g、トルエン57g、直径が0.1mmであるジルコニアボールを混合し、5時間、3−ロールボールミリングを行ってセラミックスラリーを製造した。
セラミックスラリーをポリエチレンフィルム上にドクターブレード方式で塗布、乾燥してセラミックグリーンシートを製造した。セラミックグリーンシートの厚さは1.5μmであった。
導電性ペーストはニッケル粉末、有機溶媒、バインダーを混合し、この混合物をセラミックボールでボールミリングして用意した。
有機溶媒としてはTerpineolを、バインダーとしてはEC(ethyl cellulose)を用いた。セラミックボールとしては直径が0.3mmであるジルコニアボールを用い、ボールミリングは7時間行った。
導電性ペーストは小さいニッケル粒子を含み、粘度の低い第1導電性ペースト及びこれより大きいニッケル粒子を含み、粘度がさらに高い第2導電性ペーストを用意した。
第1導電性ペーストは、ニッケル粉末の平均粒度が180nmのものを用い、バインダーの含量を90g〜150gに変化させて粘度を異ならせた。
第2導電性ペーストは第1導電性ペーストと同じ方法で製造した。但し、第1導電性ペーストより粒径の大きい(300nm)ニッケル粉末を用い、バインダーの含量を200gにした。第2導電性ペーストの粘度は20,000cpsであった。
第1導電性ペーストの粘度は9,000cps〜15,000cpsで、第2導電性ペーストの粘度より小さかった。
第1導電性ペーストを利用してセラミックグリーンシート上に第1内部電極を形成し、第2導電性ペーストを利用して別個のセラミックグリーンシート上に第2内部電極を形成した。
第1及び第2内部電極が形成されたセラミックグリーンシートを交互に積層し、第1及び第2内部電極がそれぞれ120個積層されたセラミックグリーンシート積層体を製造した後、切断してグリーンチップを得た。
グリーンチップを260℃で、50時間、大気雰囲気で仮焼してから、1,190℃で、23時間、還元雰囲気で焼結して焼結チップを得た。
焼結チップに、銅を主成分とする導電性ペーストで外部電極を形成して3端子キャパシタを完成した。
内部電極32、33の平均厚さt、tは0.8μmである。
上記のように製造された3端子キャパシタに対してDC抵抗を測定した。DC抵抗はミリオームメータ(Milliohmmeter 4338B、Agilent社)を利用して測定した。
後に、研磨加工した切断面のSEM写真を通じて内部電極32、33の厚さt、t及び粗度R、Rを測定した。内部電極の厚さ及び粗度の測定は上述のように行い、その結果を表2に示した。
Figure 2013201417
表2を参照すると、第1内部電極32の粗度Rは0.01μm〜0.5μmの範囲内で変化させ、第2内部電極33の粗度Rは0.1μm〜0.5μmの範囲内で変化させた。
実施例1〜5はR/Rが0.1〜0.9と1未満である。この場合、DC抵抗は51mΩ〜56mΩと比較的小さい値であった。また、R/tが0.13で、電極連結性が全て良好であった。
実施例6〜8はR/Rが0.05〜0.75と1未満である。この場合、DC抵抗は53mΩ〜59mΩと比較的小さい値であった。また、R/tが0.25で、電極連結性が全て良好であった。一方、比較例1及び比較例2はR/Rが1以上で、DC抵抗が82mΩ以上に急激に増加した。
実施例9〜11はR/Rが0.333〜0.667と1未満である。この場合、DC抵抗は59mΩ〜67mΩと比較的小さい値であった。また、R/tが0.38で、電極連結性が全て良好であった。一方、比較例3及び比較例4はR/Rが1以上で、DC抵抗が86mΩ以上に急激に増加した。
実施例12〜14はR/Rが0.25〜0.75と1未満である。この場合、DC抵抗は61mΩ〜73mΩと比較的小さい値であった。また、R/tが0.5で、電極連結性が全て良好であった。一方、比較例5及び比較例6はR/Rが1以上で、DC抵抗が97mΩ以上に急激に増加した。
実施例15〜18はR/Rが0.2〜0.8と1未満である。この場合、DC抵抗は62mΩ〜77mΩと比較的小さい値であった。一方、比較例7はR/Rが1以上で、DC抵抗が115mΩ以上に急激に増加した。
実施例15〜18はR/tが0.63と0.5を超えている。この場合、DC抵抗は比較的小さい値を示しているが、電極連結性が80%未満と比較的低かった。これは第2内部電極の厚さに比べて第2内部電極の粗度が大きくて、第2内部電極を貫通する孔が多く存在するためであると思われる。従って、電極連結性も考慮すると、R/tは0.5以下であることがより好ましい。
結論的に、表2によると、第1及び第2内部電極32、33の厚さt、tが0.9μm以下の場合、R/Rが0.9以下のとき、DC抵抗が比較的小さい値を示し、R/tが0.5以下であれば、電極連結性も良好であることが分かる。
本発明は上述した実施形態及び添付の図面により限定されず、添付の特許請求の範囲により限定される。
従って、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想から外れない範囲内で当技術分野の通常の知識を有する者により多様な形態の置換、変形及び変更が可能で、これも本発明の範囲に属する。
10 セラミック本体
11〜15セラミック層
21〜24 外部電極
31、33 グラウンド電極(第2内部電極)
32 シグナル電極(第1内部電極)
S1〜S6 セラミック本体の外部面

Claims (18)

  1. 第1の方向において対向する第1の一対の面、前記第1の方向に直交する第2の方向において対向する第2の一対の面、前記第1の方向及び前記第2の方向に直交する第3の方向において対向する第3の一対の面を有するセラミック本体と、
    前記第1の一対の面の一方に形成された第1外部電極、及び前記第1の一対の面の他方に形成された第2外部電極と、
    前記第2の一対の面の一方に形成された第3外部電極、及び前記第2の一対の面の他方に形成された第4外部電極と、
    前記セラミック本体の内部に形成され、前記第1外部電極及び前記第2外部電極に接続された第1内部電極と、
    前記第1内部電極とセラミック層を介して配置され、前記第3外部電極及び前記第4外部電極に接続された第2内部電極と、
    を含み、
    前記第1内部電極の前記第3の方向の厚さt及び前記第2内部電極の前記第3の方向の厚さtはそれぞれ0.9μm以下で、前記第1内部電極の粗度Rは前記第2内部電極の粗度Rより小さい電子部品。
  2. 前記電子部品は3端子である請求項1に記載の電子部品。
  3. (R/R)≦0.9である請求項1または2に記載の電子部品。
  4. (R/t)≦0.5である請求項1から3の何れか1項に記載の電子部品。
  5. 前記第3外部電極及び前記第4外部電極は、前記第3の一対の面の一部に延長形成された請求項1から4の何れか1項に記載の電子部品。
  6. 前記第1内部電極及び前記第2内部電極は、容量部及び引出し部を有する請求項1から5の何れか1項に記載の電子部品。
  7. 前記第2内部電極の引出し部の前記第1の方向の寸法は、前記第2内部電極の容量部の長さ方向の寸法より小さい請求項6に記載の電子部品。
  8. 前記第2内部電極の引出し部の前記第1の方向の寸法は、前記第3外部電極及び前記第4外部電極の前記第1の方向の寸法より小さい請求項6または7に記載の電子部品。
  9. セラミック本体の第1の方向において対向する第1の一対の面の一方に形成された第1外部電極、及び前記第1の一対の面の他方に形成された第2外部電極と、
    前記セラミック本体の前記第1の方向に直交する第2の方向において対向する第2の一対の面の一方に形成された複数個の第3外部電極、及び前記第2の一対の面の他方に形成された複数個の第4外部電極と、
    前記セラミック本体の内部に積層配置され、前記第外部電極1及び前記第2外部電極に接続された複数個の第1内部電極と、
    前記第1内部電極とセラミック層を介して配置され、前記複数個の第3外部電極及び前記複数個の第4外部電極に接続された第2内部電極と、
    を含み、
    前記第1内部電極の前記第1の方向及び前記第2の方向に直交する第3の方向の厚さt及び第2内部電極の前記第3の方向の厚さtはそれぞれ0.9μm以下で、前記第1内部電極の粗度Rは前記第2内部電極の粗度Rより小さい多端子電子部品。
  10. (R/t)≦0.5である請求項9に記載の多端子電子部品。
  11. (R/R)≦0.9である請求項9または10に記載の多端子電子部品。
  12. 前記複数個の第3外部電極及び前記複数個の第4外部電極は、前記第3の方向において対向する第3の一対の面の一部に延長形成された請求項9から11の何れか1項に記載の多端子電子部品。
  13. 前記第1内部電極及び前記第2内部電極は、容量部及び引出し部を有する請求項9から12の何れか1項に記載の多端子電子部品。
  14. 前記第2内部電極は、引出し部の前記第1の方向の寸法が容量部の前記第1の方向の寸法より小さい請求項13に記載の多端子電子部品。
  15. 前記第2内部電極の引出し部の前記第1の方向の寸法は、前記第3外部電極及び前記第4外部電極の前記第1の方向の寸法より小さい請求項13または14に記載の多端子電子部品。
  16. 第1セラミックグリーンシート及び第2セラミックグリーンシートを設ける段階と、
    第1導電性金属を含む第1導電性ペーストを設ける段階と、
    前記第1導電性金属より粒径の大きい第2導電性金属を含み、前記第1導電性ペーストより粘度の高い第2導電性ペーストを設ける段階と、
    前記第1セラミックグリーンシート上に前記第1導電性ペーストを利用して第1内部電極を形成するとともに、前記第2セラミックグリーンシート上に前記第2導電性ペーストを利用して第2内部電極を形成する段階と、
    前記第1セラミックグリーンシート及び前記第2セラミックグリーンシートを積層、切断及び焼結する段階と、
    を含む電子部品の製造方法。
  17. 前記第1導電性金属及び前記第2導電性金属は、同じ材料である請求項16に記載の電子部品の製造方法。
  18. 前記電子部品は、3端子電子部品または多端子電子部品である請求項16または17に記載の電子部品の製造方法。
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