JPH0413849Y2 - - Google Patents

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JPH0413849Y2
JPH0413849Y2 JP1986162343U JP16234386U JPH0413849Y2 JP H0413849 Y2 JPH0413849 Y2 JP H0413849Y2 JP 1986162343 U JP1986162343 U JP 1986162343U JP 16234386 U JP16234386 U JP 16234386U JP H0413849 Y2 JPH0413849 Y2 JP H0413849Y2
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JP
Japan
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circuit pattern
lead wires
ultrasonic delay
connection part
piezoelectric element
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JP1986162343U
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JPS6368220U (ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は超音波遅延線に関し、更に詳しくは、
圧電素子と回路パターンとを接続するリード線相
互の短絡防止を図つた超音波遅延線に関するもの
である。
[従来の技術] 超音波遅延線は、その汎用化を図り、必要とす
る用途に柔軟に応じ得るよう、出力信号の極性を
変えることがしばしば行なわれている。
このような出力信号を変える手段の1つとして
は、第4図に示すように、超音波遅延媒体101
の一側端面に取り付けられる入力側と出力側の一
対の圧電素子102,103のそれぞれの極性1
14,115うちの一方の圧電素子、例えば第5
図に示すように出力側の圧電素子103の向きを
逆にすることで極性115を変えることが従来よ
り行なわれていた。
また、他の1つの手段としては、その構造を第
6図に示すようにして形成し、通常は、プリント
基板105に予め設けてある回路パターン10
6,107及び108,109に対しそれぞれの
リード線110,111及び112,113を平
行な状態で接続しておき、その極性を逆にする必
要が生じたときは、例えば第6図のようにして、
入力側の圧電素子102から引き出されている一
方の側のリード線110と他方の側のリード線1
11との回路パターン106と107とに対する
それぞれの接続関係を交差するように入れ替える
ことで行なおうとするものもあつた。
なお、第6図における各回路パターン106,
107及び108,109に穿設されている通孔
118は、図示しないパツケージに予め植設され
ている端子ピンを挿通し、これらの端子ピンと所
定の回路パターンとを導通させるためのものであ
る。
[考案の解決しようとする問題点] ところで、上記手段のうち、後者、つまり第6
図に示した手段によるときは、必要とされる出力
信号の極性との関係で、その都度、回路パターン
に対するリード線の接続関係を変えなければなら
ず、このため、リード線の接続作業を遂行する際
に誤接続してしまう可能性が高くなり、かつ、作
業も煩雑であつた。
さらには、回路パターンに対するリード線の接
続関係を入れ替えるについては、リード線相互を
第6図のように交差させてプリント基板上に配線
パターンに接続しなければならない場合も生じ、
それだけ短絡が生じやすく、製品性能の信頼性を
損なうおそれもあり、このような不測の弊害が生
じるのを未然に防止するためには、別途に短絡防
止手段を施さなければならず、作業性、ひいては
生産性を低下させるに至るという問題もあつた。
本考案の目的は、超音波遅延線の出力信号の極
性を変えるべく、回路パターンに対するリード線
の接続関係を変えるに際し、誤接続と短絡の可能
性をなくし、かつ、作業性の向上をも図つた超音
波遅延線を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] このような目的を達成するため、本考案は次の
ようにして構成した。
すなわち、本考案は、超音波遅延媒体の一側端
面に設けられている入力側と出力側との各圧電素
子からそれぞれ取り出された一対のリード線をプ
リント基板に予め設けられている各回路パターン
の接続部にそれぞれ接続させ、その回路パターン
に端子ピンを取付けてなる超音波遅延線におい
て、入力側もしくは出力側のいずれか一方の圧電
素子から取り出された一対のリード線が接続され
る一組の回路パターンのうちの一方の回路パター
ンには前記接続部と、他方の回路パターンの接続
部を迂回して設けられた分岐接続部の2つの接続
部が設けられていることに構成上の特徴がある。
[作用] このため、入力側と出力側との各圧電素子から
取り出された一対のリード線は、交差することな
く常に平行な配線状態のもとで必要とする回路パ
ターンへと接続することが可能となるので、誤接
続や短絡を確実に防止することができ、製品に対
する信頼性確保と、作業効率の向上に資すること
ができる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図は、超音波遅延線を構成する超音波遅延
媒体1とプリント基板5との配置関係の一例を示
すものであり、超音波遅延媒体1の一側端面4に
は、入力側と出力側との圧電素子2,3が設けら
れており、各圧電素子2,3はそれぞれ一対のリ
ード線10,11もしくは12,13とそれぞれ
の一端を介して接続され導通している。
一方、前記プリント基板5上には、それぞれの
圧電素子2,3に近接させ、かつ前記リード線1
0,11及び12,13の各他端を介して接続さ
れる回路パターン6,7及び8,9とがそれぞれ
配設されている。これらの回路パターン6,7及
び8,9のうち、例えば第1図における一組の回
路パターン6,7について、一方の回路パターン
7は、他方の回路パターン6を迂回させた迂回路
14を介して設けた分岐接続部16を有すること
で形成されている。すなわち、一方の回路パター
ン7は、他方の回路パターン6に回り込むように
沿わせて配設した迂回路14を介することで、前
記一方の回路パターン7を挟撃するような位置関
係で配置させた分岐接続部16を有して形成され
ている。なお、第1図によれば、一方の回路パタ
ーン7を構成している迂回路14は、他方の回路
パターン6の下方側に添設されたものが示されて
いるが、必要によつては、一方の回路パターン7
が非接続関係にあるリード線、例えば第2図にお
けるリード線11と短絡するのをより効果的に回
避することを意図して、他方の回路パターン6の
上方側に添設することもできる。
第3図は、超音波遅延線を構成する超音波遅延
媒体1とプリント基板5との配置関係の他例を示
すものである。この場合、出力側の圧電素子3と
リード線12,13を介することで接続される回
路パターン8,9のうち、一方の回路パターン9
は、他方の回路パターン8を迂回させた迂回路1
5を介して設けた分岐接続部18を有することで
形成されている。すなわち、一方の回路パターン
9は、他方の回路パターン8に対しその下方側か
ら回り込ませて配設した迂回路15を介すること
で、前記一方の回路パターン9を挟撃するような
位置関係のもとで配設した分岐接続部17を有し
て形成されている。
なお、図中の符号18は、図示しないパツケー
ジに予め植設されている端子ピンを挿通すること
で、プリント基板5上に形成されている回路パタ
ーン6,7,8,9のうちの所要のものと端子ピ
ンとの間を導通可能とするために穿設された通孔
を示す。
本考案は、このようにして構成されているの
で、第1図の実施例にあつては、入力側の圧電素
子2から引き出されているリード線10,11と
回路パターン6,7との接続関係は、通常の場
合、第1図に示すように一方のリード線10は回
路パターン6と、他方のリード線11は回路パタ
ーン7とそれぞれ平行な位置関係のもとで接続
し、配線することができる。また、その出力信号
の極性を変えようとする場合には、第2図に示す
ように、前記リード線11は回路パターン6と、
リード線10は回路パターン7の分岐接続部16
とそれぞれ接続することで容易に行なうことがで
き、しかもリード線11と12とは、この際にも
平行な位置関係のもとで配線することができる。
第3図に示す他の実施例の場合についても、一
方のリード線12の接続を回路パターン8から回
路パターン9に変更する必要が生じたときは、迂
回路15を介して設けられている分岐接続部17
に一方のリード線12を接続し、他方のリード線
13の接続を回路パターン9から回路パターン8
へと付け換えることで、第3図の場合における出
力信号の極性を容易に変えることができ、リード
線12,13相互はこの場合であつても平行な位
置関係のもとで配線することができる。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、出力信号の
極性を変る必要がある場合であつても、リード線
相互を交差させることなく常に平行な状態に維持
させて配線することができるので、リード線と回
路パターンとの間の誤接続の防止のみならず、リ
ード線相互の短絡の可能性をなくすることで、製
品に対する信頼性を高めることができることがで
き、さらには、作業効率を大幅に改善し、生産性
の向上を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す側面図、第
2図は、第1図におけるリード線の接続関係を変
えた場合を示す要部側面図、第3図は、本考案の
他の実施例を示す要部側面図、第4図と第5図
は、圧電素子の向きを変えることで出力信号の極
性を変えようとする場合の従来例を示す要部側面
図、第6図は、リード線と回路パターンとの接続
関係を変えることで出力信号の極性を変えようと
する場合の従来例を示す要部側面図である。 1……超音波遅延媒体、2,3……圧電素子、
4……一側端面、5……プリント基板、6,7,
8,9……回路パターン、10,11,12,1
3……リード線、14,15……迂回路、16,
17……分岐接続部、18……通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 超音波遅延媒体の一側端面に設けられている入
    力側と出力側との各圧電素子からそれぞれ取り出
    された一対のリード線をプリント基板に予め設け
    られている各回路パターンの接続部にそれぞれ接
    続させ、その回路パターンに端子ピンを取付けて
    なる超音波遅延線において、入力側もしくは出力
    側のいずれか一方の圧電素子から取り出された一
    対のリード線が接続される一組の回路パターンの
    うちの一方の回路パターンには前記接続部と、他
    方の回路パターンの接続部を迂回して設けられた
    分岐接続部の2つの接続部が設けられていること
    を特徴とする超音波遅延線。
JP1986162343U 1986-10-24 1986-10-24 Expired JPH0413849Y2 (ja)

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JP1986162343U JPH0413849Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24

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JP1986162343U JPH0413849Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24

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JPS6368220U JPS6368220U (ja) 1988-05-09
JPH0413849Y2 true JPH0413849Y2 (ja) 1992-03-30

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61113312A (ja) * 1984-11-07 1986-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波遅延線

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59101526U (ja) * 1982-12-27 1984-07-09 昭和電線電纜株式会社 ガラス遅延線

Patent Citations (1)

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JPS61113312A (ja) * 1984-11-07 1986-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波遅延線

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JPS6368220U (ja) 1988-05-09

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