JPH0794230A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0794230A
JPH0794230A JP5257652A JP25765293A JPH0794230A JP H0794230 A JPH0794230 A JP H0794230A JP 5257652 A JP5257652 A JP 5257652A JP 25765293 A JP25765293 A JP 25765293A JP H0794230 A JPH0794230 A JP H0794230A
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fitting
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Masahiko Aoyama
雅彦 青山
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • H01R13/4362Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion comprising a temporary and a final locking position

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ランスを廃して構成の簡素化と端子金具の抜
き取り作業を容易に行うことができるようにする。 【構成】 端子金具8にはスタビライザ11を突出させ
ておく。リテーナ3には仮係止突起17と本係止突起1
6とを形成するとともには、3段階の深さ位置でハウジ
ング1に保持されるようにしておく。すなわち、リテー
ナ3は第1段の差し込み位置(自由位置)では端子金具
8の抜き差しを許容し、第2段の差し込み位置(仮係止
位置)では仮係止突起17がスタビライザ11と係合し
て端子金具8の抜き取りを規制するものの、差し込みの
み許容し、第3段の差し込み位置(本係止位置)では本
係止突起16が端子金具8の係止孔18内に突入して係
合することで、端子金具8に対する抜き取り・差し込み
のいずれも規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リテーナによって二
重係止を行う形式のコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コネクタにおいては、端子金具の
抜けを確実に防止するために、いわゆる二重係止構造が
採用されたものが多い。これは、図5に示すように、コ
ネクタハウジング30(以下、単にハウジングとい
う。)に穿孔された端子収容孔31内にランス32と呼
ばれる弾性片を形成しておき、これによって端子金具3
3を弾性的に係止(図5に実線で示す状態;仮係止)さ
せた後、さらにリテーナ34をハウジング30に嵌め込
んで端子金具33のあご部35に係止させる(同図に想
像線で示す状態;本係止)、という二種類の係止手段に
よって端子金具33の抜け止めを行う方式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方式では端子収容孔31内にランス32を形成
するものであるため、次のような問題点が指摘される。
すなわち、狭い端子収容孔31内に複雑な形状のランス
32を形成することになるため、ハウジング30の構造
の複雑化と成形用金型の型構造の複雑化が避けられな
い。さらに端子収容孔31のスペースに関しても、ラン
ス32自体およびその撓み代を確保しなければならず、
その分ハウジング30が必要以上に大型化してしまう。
【0004】また、端子金具33の抜き取り作業を考慮
した場合、まずリテーナ34をハウジング30から解離
させた後、ランス32を解離させねばならないのである
が、この場合には端子収容孔31の先端側開口から専用
治具を突っ込んで強制的に撓み変形させることになる。
この際に、ランス32を損傷させて再使用を不能にした
り、あるいは誤って端子金具33を突いて損傷させてし
まうこともあった。
【0005】さらに、従来のものでは仮係止をランス3
2で、本係止をリテーナ34で行う、つまり異なる種類
の係止手段が、端子金具33の長さ方向に関して異なる
位置において抜け止めを行うものであった。このため、
両位置が共に正確に割り出されていないと、正規の組み
付けができないことになる。したがって、このような従
来方式ではハウジング側とリテーナとの組み付け精度が
厳格に要求され、製造上の管理が大変であった。
【0006】本発明は上記したような問題点に鑑みて開
発工夫されたものであり、その目的とするところは構成
が簡素で端子金具の抜き取り作業を容易にすることがで
きるコネクタを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1に係る発明の構成は、内部には端子金具を
収容する端子収容孔が形成され、かつこの端子収容孔を
横切るようにして側面からリテーナ挿入孔が穿孔された
ハウジングと、前記リテーナ挿入孔から差し込み可能
で、その一次の差し込みによって前記端子金具の挿入を
許容した状態で端子金具と仮係止可能な仮係止部と、一
次の差し込みより深い二次の差し込みによって端子金具
の挿脱を規制した状態で端子金具と本係止可能な本係止
部とが形成されたリテーナとを備えて構成されることを
特徴とするものである。
【0008】また、前記ハウジングに、前記端子金具の
挿入及び抜き取りを妨げない差し込み深さ位置、端子金
具と仮係止可能な差し込み深さ位置および端子金具と本
係止可能な差込み深さ位置の各位置でリテーナを解離可
能に保持させる係止位置を、リテーナの差し込み方向に
沿って配しておくようにしてもよい(請求項2の発
明)。
【0009】
【作用】請求項1の発明では、次のようにして端子金具
の装着がなされる。すなわち、リテーナをリテーナ挿入
孔より軽く差し込んでおいた後、電線に接続されている
端子金具をハウジングの端子収容孔に挿入する。この場
合、リテーナはまず一次の差し込み深さ位置において、
端子金具と仮係止部とが仮の状態で係止し、緩い抜け止
めがなされる。しかし、この状態では他の端子金具の挿
入が許容されるため、リテーナを改めて抜き取る必要は
ない。一次の差し込み深さ位置から、さらに深くリテー
ナが差し込まれて二次の差し込み深さ位置に達すると、
新たに本係止部が端子金具と本係止し、正規の抜け止め
が達成される。
【0010】また、請求項2の発明ではリテーナはハウ
ジングに対し差し込み深さの異なる計3位置においてそ
れぞれ保持される。
【0011】
【発明の効果】本発明の効果は次のようである。請求項
1の発明によれば、端子収容孔内のランスを廃したた
め、端子収容孔内の構造を簡易なものとし、併せてハウ
ジング自体の小型化も達成できる。また、リテーナとい
う単一部材によって二重係止を行うものであるため、リ
テーナが差し込まれる単一の位置について管理すればよ
く、従来に比較して製造上の誤差の許容範囲を拡大でき
る。
【0012】また、請求項2の発明よれば、ランスが廃
されていること、およびリテーナが端子金具の抜き取り
自在な位置で保持されるため、ランスあるいは端子金具
を損傷させることなく円滑に作業を行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面にし
たがって詳細に説明する。図1において、1は相互に嵌
め合い可能なハウジングのうちの一方側のものであり、
ここには端子金具8が先端に装着された電線と、端子金
具8に係合して抜け止めを行うためのリテーナ3とが組
み付けられる。
【0014】ハウジング1の図示上面には相手側ハウジ
ング(図示しない)との嵌め合い時に相手側ハウジング
と係合して外れ止めを行う係止アーム22が形成されて
いる。また、ハウジング1の内部には格子状に配された
区画壁25によって複数の端子収容孔2が長さ方向に沿
って区画されている。一方、ハウジング1の下面にはリ
テーナ3を差し込むためのリテーナ挿入孔4が、ハウジ
ング1のほぼ全幅に亘って開口し、全ての端子収容孔2
を前後に分断するように高さ方向に沿って穿孔されてい
る。また、リテーナ挿入孔4内の両端側の最深部には図
2に示すように、後述するリテーナ3の両係止脚片5の
先端側を受け入れるための係合溝6にそれぞれ連通して
いる。なお、両係合溝6は詳しくは図示されないが端子
収容孔2が形成されている範囲の外側領域に配され、か
つハウジング1の長さ方向に沿って貫通して形成された
ものである。また、図2に示すように、リテーナ挿入孔
4における両係合溝6寄りであって前後に対向する孔壁
には、図示3カ所の係止凸部7a〜7c(係止部)それ
ぞれ深さ位置を異にして配されている。この実施例では
一方の孔壁には最も浅い差し込み深さ位置に一カ所、他
方の孔壁にはこれより深い位置に二カ所、順に設定され
ており、係止脚片5とそれぞれ解離可能に係合すること
ができる。なお、後に詳しく説明するが、図2(a)の係
合位置が端子金具8の挿入および抜き取りのいずれもが
許容される自由位置であり、(b)の係合位置が端子金具
8の挿入は許容するが抜き取りは規制する仮係止位置で
あり、(c)の係合位置が端子金具8の挿入・抜き取りの
いずれをも規制する本係止位置となる。
【0015】前記各端子収容孔2は図3に示すように、
端子金具8を挿入可能となっているとともに、その前端
も開口して相手側ハウジングの端子金具8を受け入れる
差し込み窓9としてある。また、各端子収容孔2内の底
面には案内凸条10が突出形成されている。この案内凸
条10は端子金具8における一対のスタビライザ11に
よって挟み込み可能であり、これによって端子金具8の
差し込み動作を案内することができる。
【0016】ここで、図3等によって端子金具8につい
て説明すると、端子金具8は後端部にインシュレーショ
ンバレル12を有し、電線被覆の先端部分をかしめ固定
しているとともに、その前部にはワイヤバレル14が配
されて電線の芯線部分をかしめ固定している。さらに、
ワイヤバレル14の前方には図示しない雄側端子金具が
挿入される角筒状の接続筒部15が形成されており、こ
の接続筒部15の図示下面には一対のスタビライザ11
が切り起こしによって幅方向に対向して形成されてい
る。このように切り起こしされることで、接続筒部15
の図示下面には開口が形成されることになり、この開口
は本係止用突起16が突入される係止孔18となる。
【0017】リテーナ3はハウジング1側のリテーナ挿
入孔4に嵌合可能な枠状に形成されるとともに、その一
面は押し嵌め操作用の操作面19となっている。また、
リテーナ3にはハウジング1側の各端子収容孔2とそれ
ぞれ整合可能な端子収容孔20が区画形成されている。
また、リテーナ3の両端部には一対の係止脚片5が対向
して立設されている。両係止脚片5はハウジング1への
差し込み方向に沿って突出しており、それぞれは二股状
でかつ閉脚方向への撓み変形が許容されている。そし
て、これらは前述したように、各係止凸部7a〜7cに
対して選択的に係合し、リテーナ3を三つの差し込み深
さ位置においてハウジング1側へ保持させることができ
る。
【0018】また、図1に示すように、リテーナ3の上
面(ハウジング1と対向する側の面)には仮係止用突起
17および本係止用突起16が左右に片側2対ずつ、計
4対、配されており、これらはハウジング1の図示上段
に位置する各端子収容孔2にそれぞれ適合可能である。
なお、仮係止・本係止用突起16、17はリテーナ3の
端子収容孔20内にも同様にして配置されており、ハウ
ジング1側における図示下段に位置する各端子収容孔2
内に適合可能となっている。
【0019】仮係止用突起17は端子金具8の挿入方向
に関して手前側に、また本係止用突起16はその後方に
連続して配置されている。また、仮係止用突起17は本
係止用突起16より幅広に形成され、前記した端子金具
8の両スタビライザ11間の間隔より広く設定されてい
る。したがって、両スタビライザ11は仮係止用突起1
7の背面でかつ本係止用突起16から両側へ張り出す部
分において係合し、端子金具8の抜け止めを行うことが
できる。さらに、仮係止用突起17の手前側の面には端
子金具8の挿入方向に沿って上り勾配となる傾斜面21
が形成されており、スタビライザ11の乗り越え動作を
案内可能としている。すなわち、図3(b)に示す仮係止
状態では、既に挿入されている端子金具8については、
スタビライザ11が仮係止用突起17と係合して抜け止
め状態となっているが、このままの状態で他の端子収容
孔2に対して新たに端子金具8を挿入してもスタビライ
ザ11の乗り越え動作が行われて端子金具8の挿入が許
容されるわけである。なお、端子収容孔2の内部空間は
このときの乗り越えを許容できるだけの高さスペースが
確保されている。
【0020】一方、本係止用突起16はスタビライザ1
1を通過させうる幅寸法に設定されるとともに、仮係止
用突起17よりも高く形成されており、仮係止状態(図
3(b)状態)ではその先端が係止孔18に僅かに至らな
いが、本係止状態(図3(c)状態)では先端部が係止孔
18に突入して係合状態となるように寸法設定がされて
いる。
【0021】次に、上記のように構成された本例の作用
効果を具体的に説明すると、リテーナ3をハウジング1
のリテーナ挿入孔4へ軽く押し込む。すると、リテーナ
3の係止脚片5が最も浅い位置にある係止凸部7aと係
合して、リテーナ3全体がまず図2(a)に示す自由位置
に保持される。この位置では図3(a)に示すように、本
係止用突起16の先端は対応する各端子収容孔2から僅
かに突出しているが、仮係止用突起17は端子収容孔2
から引っ込んだ位置にある。このまま、端子金具8を端
子収容孔2へ挿入すると、端子金具8はスタビライザ1
1が案内凸条10を挟みながら差し込み窓9を直前に臨
む正規の差し込み位置に至る。このときは、スタビライ
ザ11は仮係止用突起17の上方を通過し、本係止用突
起16の先端部を受け入れうる状態にあるため、端子金
具8は自由に抜き差し可能な状態で挿入される。
【0022】こうして必要な端子収容孔2に端子金具8
付きの電線を挿入した後、さらにリテーナ3を押し込む
と、係止脚片5が図2(b)のように次の深さ位置にある
係止凸部7bと係合するため、リテーナ3は仮係止位置
に保持される。すなわち、このときには図3(b)に示す
ように、本係止用突起16の先端が未だ係止されるには
至らないが係止孔18の直前位置に臨む。一方、仮係止
用突起17は端子収容孔2内に若干突出してスタビライ
ザ11に緩く係合するため、端子金具8は仮係止されて
仮の抜け止め状態となる。
【0023】ところで、端子金具8の挿入作業は全ての
端子収容孔2に対して同時になされる場合もあるが、作
業の手順によっては上記した仮係止状態の後にも行われ
ることがある。このような場合において、既に挿入され
た端子金具8を仮保持しながら未使用の端子収容孔2へ
新たに端子金具8が挿入されると、スタビライザ11は
仮係止用突起17の傾斜面21に摺接しながら乗り越え
て同突起17に係合して他と同様に仮係止状態となる。
【0024】上記仮係止位置から、リテーナ3がさらに
押し込まれると、係止脚片5が図2(c)に示すように最
深部の係止凸部7cと係合するため、リテーナ3は本係
止位置に保持される。すなわち、このときには図3(c)
に示すように、仮係止用突起17がスタビライザ11に
対してより深く係合し、かつ本係止用突起16が係止孔
18内に突入するため、端子金具8は本係止状態となっ
て確実な抜け止めがなされる。かくして、コネクタの組
み付け作業が完了する。
【0025】一方、端子金具8を抜き取る必要が生じた
場合には、リテーナ3の操作面19側に先の尖った適当
な治具を使用して抜き取りための操作を行うと、係止脚
片5と係止凸部7b,7cとの係合が強制的に解除され
る。こうして、リテーナ3をリテーナ挿入孔4から引き
上げつつ図2(a)に示す自由位置に戻してやれば、端子
金具8は自由に抜き取ることができる。
【0026】以上のように、本例によれば従来形成され
ていたランスを廃したため、ハウジング1の内部構造を
簡素にし、同時に成形用金型の型構造を簡易にすること
ができる。また、ランスを持たないため、その撓み代を
考慮したスペースも不要となり、ハウジング1の小型化
に寄与する。さらに、リテーナ3の抜き取り操作のみに
よって端子金具8の抜き取りが可能になるため、抜き取
りに際してランスや端子金具8を傷めることもなく、作
業の円滑化も期待できる。さらにまた、端子金具8につ
いて仮係止・本係止が行われる位置は同一であるため、
ハウジング1・リテーナ3間の組み付け精度も従来より
は厳格に要求されず、したがって製造上の管理も容易に
なる。
【0027】図4(a)(b)は本発明の第2実施例を示すも
のであり、第2実施例では第1実施例とは逆に、仮係止
用突起17と本係止用突起16を逆に配置したものであ
る。すなわち、図4(a)に示す仮係止状態では図示右側
に位置する仮係止用突起17が係止孔18内に僅かに突
入して緩く係合するが、図示左側に位置する本係止用突
起16は端子収容孔2内に突入しておらず、スタビライ
ザ11に対して非係合状態となっている。なお、このと
きには仮係止用突起17の前面に形成された傾斜面21
によって新たな端子金具8の追加挿入が可能となってい
る。
【0028】そして、リテーナ3がさらに深く差し込ま
れると、仮係止用突起17は深く係止孔18内に突入
し、本係止用突起16がスタビライザ11と係合するた
め、端子金具8が本係止状態となって確実な抜け止めが
達成される。
【0029】他の構成は第1実施例と同様であり、もっ
て同様の作用効果を発揮することができる。
【0030】なお、この本発明は種々の変更が可能であ
り、端子収容孔の数、使用する端子金具の種類(複数種
の組み合わせであってもよい)については限定されるべ
きものではない。また、図では雌側端子金具用のコネク
タについて示したが、雄側のものにも適用可能であるの
は勿論である。さらに、両実施例ではスタビライザを形
成して仮係止あるいは本係止を行うようにしたが、他の
形式の突起であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】コネクタの分解斜視図
【図2】係止脚片の係合順を示す要部拡大断面図
【図3】端子金具の係合順を示す要部拡大断面図
【図4】第2実施例における端子金具の係合順を示す要
部拡大断面図
【図5】従来の端子金具の係合状況を示す要部拡大断面
【符号の説明】
1…ハウジング 2…端子収容孔 3…リテーナ 4…リテーナ挿入孔 5…係止脚片 7a〜7c…係止凸部 8…端子金具 16…本係止用突起(仮係止部) 17…仮係止用突起(本係止部) 18…係止孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部には端子金具を収容する端子収容孔
    が形成され、かつこの端子収容孔を横切るようにして側
    面からリテーナ挿入孔が穿孔されたコネクタハウジング
    と、 前記リテーナ挿入孔から差し込み可能で、その一次の差
    し込みによって前記端子金具の挿入を許容した状態で端
    子金具と仮係止可能な仮係止部と、一次の差し込みより
    深い二次の差し込みによって端子金具の挿脱を規制した
    状態で端子金具と本係止可能な本係止部とが形成された
    リテーナとを備えて構成されることを特徴とするコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記コネクタハウジングには、前記端子
    金具の挿入及び抜き取りを妨げない差し込み深さ位置、
    端子金具と仮係止可能な差し込み深さ位置および端子金
    具と本係止可能な差込み深さ位置の各位置でリテーナを
    解離可能に保持させる係止部が、リテーナの差し込み方
    向に沿って配されていることを特徴とする請求項1記載
    のコネクタ。
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