JPH0794012B2 - 自動籾摺選穀装置の異常報知方法 - Google Patents

自動籾摺選穀装置の異常報知方法

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JPH0794012B2
JPH0794012B2 JP1211587A JP1211587A JPH0794012B2 JP H0794012 B2 JPH0794012 B2 JP H0794012B2 JP 1211587 A JP1211587 A JP 1211587A JP 1211587 A JP1211587 A JP 1211587A JP H0794012 B2 JPH0794012 B2 JP H0794012B2
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brown rice
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嵩雄 山本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動籾摺選穀装置の異常報知方法に関し、特に
籾タンクの異常報知方法に関する。
〔従来の技術〕
籾を選穀して玄米を自動的に送出する自動籾摺選穀装置
は、籾タンク、籾摺機、混合米タンク、揺動選別機、玄
米タンク、計量機等を一連にコンベアで連結しており、
選穀に際しては、それぞれの過程で、籾の流量バランス
を良く保ち、トラブルが生じないよう自動制御による確
実良好な作業が要求される。
従って、その為の制御の方法としては、例えば、実公昭
61−13078号公報に開示される如く、混合米タンクの上
限レベル計が作動した場合には、籾タンク下方のシャッ
ターを閉じて、籾摺機側からの籾の供給量を制御し、下
限レベル計が作動した場合には選別機の駆動モータを停
止して、揺動選別機の板面上に良好な選別状態の穀粒を
残して、次の始動に際して直ちに選別を行い得るよう、
上下両レベル計により籾摺選穀を好適に実施できるよう
にしたものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕 ところで、籾タンクは上限レベル計の異常、ブリッジ現
象、籾中に混入した夾雑物等によって籾タンク出口を塞
ぐ場合、あるいは、籾タンク下方に設けた自動開閉バル
ブの作動不良等で、籾摺機に籾が供給されない場合が起
る。この場合混合米タンクの下限レベル計が作動して、
揺動選別機の駆動モータを停止させるので、玄米の送出
がなくなる。
しかしながら、これが籾タンクの異常に起因するもので
あるとは容易に解らず、自動籾摺選穀装置を稼動させた
ままになっている場合が多く、期待する玄米の収量が得
られない等の問題点があった。
そこで、本発明は、籾タンクの異常を簡便に検知して報
知し、作業工程でのロスを少なくして能率よく籾摺選穀
を実施することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的達成のため本発明は、籾タンク、籾摺機、混合
米タンク、揺動選別機、玄米タンク、計量機等の各機器
を一連にコンベアで連結した自動籾摺選穀装置におい
て、籾タンク下部に設けた自動開閉バルブが開放されて
おり、籾摺機のロールの負荷がほとんどなく、かつ、籾
タンクの上限レベル計が籾を感知していることを電気的
信号で検知したとき籾タンクの異常と判断して警報する
ようにしたことを特徴としている。
〔実施例〕
以下、図面に示す一実施例について説明する。
籾を選穀して玄米として供給する自動籾摺選穀装置1
は、籾タンク2,籾摺機3,混合米タンク4,揺動選別機5,精
選機6,玄米タンク7,計量機8を一連に連通して構成され
ている。
脱ぷロール3aを有する籾摺機3は、その上方に自動開閉
バルブSV1を介して籾タンク2の下部と連通し、籾タン
ク2は、その上方に自動開閉バルブSV2を介して籾供給
タンク(図示せず)と連通しており、籾タンク2内の上
部には、上限レベル計LV1が装着され、籾面に接触し
て、オン・オフ作動すると、前記籾供給タンクと籾タン
ク2との間に介設した自動開閉バルブSV2を開閉する。
籾摺機3下部に連通する混合米送出路9は、混合米昇降
機10の下部に連通し、混合米昇降機10は混合米タンク4
の上部に連通しており、混合米タンク4の下部は、多数
の選穀板5aを重合傾斜させて駆動モータ11により揺動選
別を行なう揺動選別機5の上部に自動開閉バルブSV3を
介して連通している。
また、混合米タンク4内の上下には、上限レベル計LV2
と下限レベル計LV3とがそれぞれ装着され、上限レベル
計LV2が混合米に接触してオン・オフ作動すると自動開
閉バルブSV1が閉開作動し、下限レベル計LV3がオン・オ
フ作動すると自動開閉バルブSV3が開閉作動するととも
に駆動モータ11が始動あるいは停止する。
揺動選別機5の下部は、玄米送出路12,混合米返送路13
及び籾返送路14がそれぞれ連通しており、玄米送出路12
は玄米昇降機15の下部に連通し、混合米返送路13は混合
米返送コンベア16を介して混合米送出路9に連通し、籾
返送路14は籾昇降機17の下部に連通している。
玄米昇降機15の上部は、精選機6の上部に連通し、精選
機6の下部には良玄米取出路18を介して玄米タンク7の
上部に連通し、玄米タンク7の下部には、玄米を計量し
て袋に充填する計量機8が設けられており、玄米タンク
7内の上部には上限レベル計LV4が装着され、この上限
レベル計LV4が玄米面に接触してオン・オフ作動するこ
とにより、前記籾タンク2の下方の自動開閉バルブSV1
が閉開作動する。
そして作業に際しては、籾供給タンクから籾タンク2に
供給された籾は、籾摺機3の脱ぷロール3aにて脱ぷさ
れ、次いで混合米送出路9,混合米昇降機10を介して、混
合米タンク4から揺動選別機5に供給され、玄米は玄米
送出路12から玄米昇降機15に、混合米は混合米返送路13
から混合米返送コンベア16,混合米送出路9を介して混
合米昇降機10に、籾は籾返送路14から籾昇降機17にそれ
ぞれ送給され、玄米昇降機15を介して精選機6で粒選別
された良玄米は、良玄米取出路18を経て玄米タンク7か
ら計量機8へ送出され、計量後袋詰めされる。
この状態で、籾タンク2内に籾が充分送給されて上限レ
ベル計LV1がオン作動すると籾供給タンクと籾タンク2
間の自動開閉バルブSV2が閉じ、オフ作動すると開いて
籾タンク2への籾供給が円滑に行なわれる。
また、籾摺機3から混合米が送給されて混合米タンク4
内に一杯に溜り、上限レベル計LV2がオン作動すると籾
タンク2下方の自動開閉バルブSV1を閉じて籾摺作業を
させないので混合米タンク4への送給がなくなり、混合
米面がさがってオフ作動すると自動開閉バルブSV1を開
いて籾摺作業を行なわせ、下限レベル計LV3が作動する
溜り状態では、自動開閉バルブSV3を開いて混合米タン
ク4から揺動選別機5へ混合米を送給するとともに駆動
モータ11を駆動させて揺動選別機5で選別を行なわせ、
少なくなってオフ作動すると自動開閉バルブSV3を閉じ
て送給を停止するとともに駆動モータ11を停止させる。
さらに、揺動選別機5から玄米送出路12,玄米昇降機15,
精選機6,良玄米取出路18を経て送出された玄米が玄米タ
ンク7内に一杯に溜ると、玄米タンク7の上限レベル計
LV4がオン作動して前記籾タンク2下方の自動開閉バル
ブSV1を閉じ、計量機8から玄米が袋詰めされて玄米タ
ンク7内の玄米が少なくなると上限レベル計LV4がオフ
作動して前記籾タンク2下方の自動開閉バルブSV1を開
く。
この過程で、前記籾タンク2内の上限レベル計LV1の作
動状態と、籾タンク2下方の自動開閉バルブSV1の開閉
状態と、脱ぷロール3aの負荷の有無とを電気的に検知
し、第2図に示されるように、自動開閉バルブSV1が開
状態で脱ぷロール3aに負荷がなく、上限レベル計LV1が
オン作動している場合には籾タンク2内に異常が発生し
たと判断して警報する。
これにより、籾タンク2を点検して復旧作業を行なうの
で、装置1の停止時間を最小限にとどめ、作業能率を向
上させることができる。
尚、上限レベル計LV1がオフ作動している場合には、籾
タンク2内に籾が供給されていないのであるから終了の
表示をする。この場合作業を終了するか、籾を供給する
かは作業者の判断となる。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように、籾タンクの上限レベル計LV1、
籾タンク下方に設けた自動開閉バルブSV1、籾摺機の脱
ぷロールの一連の作動状況を電気的に検知することによ
り、籾タンクの異常を判断して警報するので、直ちに適
切な処置によって復旧することにより機械の停止時間を
最小限にとどめ、作業能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は自動籾摺
選穀装置の説明図、第2図は本発明の実施例を示すフロ
ーチャートである。 1……自動籾摺選穀装置、2……籾タンク、3……籾摺
機、4……混合米タンク、5……揺動選別機、6……精
選機、7……玄米タンク、8…計量機、9……混合米送
出路、10……混合米昇降機、11……駆動モーター、12…
…玄米送出路、13……混合米返送路、14……籾返送路、
15……玄米昇降機、16……混合米返送コンベア、17……
籾昇降機、18……良玄米取出路、LV1……籾タンク内上
限レベル計、LV2……混合米タンク内上限レベル計、LV3
……混合米タンク内下限レベル計、SV1……籾タンクと
籾摺機間の自動開閉バルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】籾タンク、籾摺機、混合米タンク、揺動選
    別機、玄米タンク、計量機等を一連にコンベアで連結し
    て籾摺を行なう自動籾摺選穀装置において、籾タンク下
    部に設けた自動開閉バルブが開放されており、籾摺機の
    ロールの負荷がほとんどなく、かつ、籾タンクの上限レ
    ベル計が籾を感知していることを電気的信号で検知した
    とき、籾タンクの異常と判断して警報するようにしたこ
    とを特徴とする自動籾摺選穀装置の異常報知方法。
JP1211587A 1987-01-21 1987-01-21 自動籾摺選穀装置の異常報知方法 Expired - Lifetime JPH0794012B2 (ja)

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