JPH0793659A - カップ式自動販売機のカップ搬送装置 - Google Patents
カップ式自動販売機のカップ搬送装置Info
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- JPH0793659A JPH0793659A JP23619793A JP23619793A JPH0793659A JP H0793659 A JPH0793659 A JP H0793659A JP 23619793 A JP23619793 A JP 23619793A JP 23619793 A JP23619793 A JP 23619793A JP H0793659 A JPH0793659 A JP H0793659A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、カップ式自動販売機のカップ搬送
装置に関するもので、カップ供給装置から正立姿勢で落
下、排出したカップを搬送コンベア上で強制的に転倒姿
勢に変更して移動させることにより、搬送途中でカップ
の姿勢を安定させ円滑な動作をするカップ搬送装置を提
供することを目的とする。 【構成】 サイズ別に複数個のカップ列を収納し、前記
カップ列から１個ずつ分離して排出するカップ供給装置
と、前記カップサイズ別のカップ供給装置の排出口と対
向し、排出される各カップを単一のカップ取出口へ誘導
するコンベア部と、前記カップ供給装置と前記コンベア
部を制御するカップ搬送制御部で構成する。
装置に関するもので、カップ供給装置から正立姿勢で落
下、排出したカップを搬送コンベア上で強制的に転倒姿
勢に変更して移動させることにより、搬送途中でカップ
の姿勢を安定させ円滑な動作をするカップ搬送装置を提
供することを目的とする。 【構成】 サイズ別に複数個のカップ列を収納し、前記
カップ列から１個ずつ分離して排出するカップ供給装置
と、前記カップサイズ別のカップ供給装置の排出口と対
向し、排出される各カップを単一のカップ取出口へ誘導
するコンベア部と、前記カップ供給装置と前記コンベア
部を制御するカップ搬送制御部で構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は機体内で調整した飲料を
カップに注入して販売するカップ式自動販売機のカップ
搬送装置に関するものである。
カップに注入して販売するカップ式自動販売機のカップ
搬送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、この種の自動販売機の普及はめざ
ましく、特にホット飲料とコールド飲料を併売するカッ
プ式自動販売機（以下自動販売機とする）が主流であ
る。そのため、カップを供給するカップ供給装置につい
ても、サイズ別に複数種のカップを供給する構造になっ
ている。そこで、実開昭６１−３２４７５号公報の如き
各サイズ別のカップをカップ供給装置から排出して、単
一のカップ取出口へ案内するカップシュータが提案され
ている。
ましく、特にホット飲料とコールド飲料を併売するカッ
プ式自動販売機（以下自動販売機とする）が主流であ
る。そのため、カップを供給するカップ供給装置につい
ても、サイズ別に複数種のカップを供給する構造になっ
ている。そこで、実開昭６１−３２４７５号公報の如き
各サイズ別のカップをカップ供給装置から排出して、単
一のカップ取出口へ案内するカップシュータが提案され
ている。
【０００３】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の自動販売機のカップシュータについて説明する。
の自動販売機のカップシュータについて説明する。
【０００４】図５から図７は従来の自動販売機のカップ
シュータの概略構成を示すものである。
シュータの概略構成を示すものである。
【０００５】同図において、１は自動販売機の機体で前
面を開口する箱形状に形成され、その開口部にはドア２
が軸着されている。３は原料を収容した複数のキャニス
タ、４は熱湯を沸かす温水器、５は氷片を製造する製氷
機、６は飲料を冷却保存する冷却槽が機体１内にそれぞ
れ設けてある。７は小カップ８を収容する小カップ供給
装置、９は大カップ１０を収容する大カップ供給装置で
機体１内上部に配設されている。この各カップ供給装置
７、９の下端部にはカップシュート１１が設けてある。
１２はカップ取出口で、上面をカップシュート１１の下
端部と、前面をドア２に設けた販売口１３とそれぞれ対
向するように設けてある。１４は販売信号により動作す
る飲料バルブ、１５は調整した飲料をカップ取出口１２
へ誘導したカップ８、１０内に吐出する飲料供給ノズル
である。
面を開口する箱形状に形成され、その開口部にはドア２
が軸着されている。３は原料を収容した複数のキャニス
タ、４は熱湯を沸かす温水器、５は氷片を製造する製氷
機、６は飲料を冷却保存する冷却槽が機体１内にそれぞ
れ設けてある。７は小カップ８を収容する小カップ供給
装置、９は大カップ１０を収容する大カップ供給装置で
機体１内上部に配設されている。この各カップ供給装置
７、９の下端部にはカップシュート１１が設けてある。
１２はカップ取出口で、上面をカップシュート１１の下
端部と、前面をドア２に設けた販売口１３とそれぞれ対
向するように設けてある。１４は販売信号により動作す
る飲料バルブ、１５は調整した飲料をカップ取出口１２
へ誘導したカップ８、１０内に吐出する飲料供給ノズル
である。
【０００６】ここで、カップシュート１１の構成につい
て説明する。各カップ供給装置７、９には、収容した各
カップ列から各カップ８、１０を１個ずつ分離して排出
する排出機構１６、１７が設けてある。排出機構１６、
１７から排出された各カップ８、１０は、カップシュー
ト１１の上部に設けたカップ投入口１１ａ、１１ｂを通
過する。その後カップシュート１１の途中に設けたフラ
ッパ１８と接触することでカップの姿勢が制御されカッ
プシュート１１の底面を自然落下によって滑動してカッ
プ取出口１２へ誘導される。
て説明する。各カップ供給装置７、９には、収容した各
カップ列から各カップ８、１０を１個ずつ分離して排出
する排出機構１６、１７が設けてある。排出機構１６、
１７から排出された各カップ８、１０は、カップシュー
ト１１の上部に設けたカップ投入口１１ａ、１１ｂを通
過する。その後カップシュート１１の途中に設けたフラ
ッパ１８と接触することでカップの姿勢が制御されカッ
プシュート１１の底面を自然落下によって滑動してカッ
プ取出口１２へ誘導される。
【０００７】以上のように構成されたカップ式自動販売
機のカップシュートについてその動作について説明す
る。
機のカップシュートについてその動作について説明す
る。
【０００８】販売指令によりカップ供給装置７の排出機
構１６からカップ８を排出する（説明上小カップ８とす
る）とカップシュート１１内でフラッパ１８で姿勢を制
御されカップ投入口１１ａ、及びカップシュート１１底
面を滑動してカップ取出口１２へ誘導される。同時にキ
ャニスタ３内の原料が温水器４内の熱湯にて溶解され、
飲料供給ノズル１５よりカップ取出口１２上のカップ８
内に注入され中身商品が完成する。
構１６からカップ８を排出する（説明上小カップ８とす
る）とカップシュート１１内でフラッパ１８で姿勢を制
御されカップ投入口１１ａ、及びカップシュート１１底
面を滑動してカップ取出口１２へ誘導される。同時にキ
ャニスタ３内の原料が温水器４内の熱湯にて溶解され、
飲料供給ノズル１５よりカップ取出口１２上のカップ８
内に注入され中身商品が完成する。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
構成では、複数種のカップ８、１０を単一カップ取出口
１２へ誘導するため、カップシュート１１が長く大型化
になるため、カップシュート１１途中に設けたフラッパ
１８でカップ供給装置７、９より排出されたカップ８、
１０を転倒状態に保持されるよう設けてあるが、取付位
置や角度等を調整しなければならず面倒であった。ま
た、販売の経過により販売する飲料が飛散してカップシ
ュート１１内面を汚したり、塵・ゴミの付着等で、カッ
プ８、１０の円滑な滑動を妨害して搬出不良を起こすば
かりか、顧客が直接口にするカップ８、１０の縁を汚し
衛生上好ましくない課題を有していた。
構成では、複数種のカップ８、１０を単一カップ取出口
１２へ誘導するため、カップシュート１１が長く大型化
になるため、カップシュート１１途中に設けたフラッパ
１８でカップ供給装置７、９より排出されたカップ８、
１０を転倒状態に保持されるよう設けてあるが、取付位
置や角度等を調整しなければならず面倒であった。ま
た、販売の経過により販売する飲料が飛散してカップシ
ュート１１内面を汚したり、塵・ゴミの付着等で、カッ
プ８、１０の円滑な滑動を妨害して搬出不良を起こすば
かりか、顧客が直接口にするカップ８、１０の縁を汚し
衛生上好ましくない課題を有していた。
【００１０】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、カップ供給装置より排出されたカップを、搬送コン
ベア上に落下させ、カップ姿勢を転倒状態にかつ、一定
方向に定めて搬送することにより、カップ供給装置から
カップ取出口までの間を安定した姿勢で搬送するカップ
搬送装置を提供するものである。
で、カップ供給装置より排出されたカップを、搬送コン
ベア上に落下させ、カップ姿勢を転倒状態にかつ、一定
方向に定めて搬送することにより、カップ供給装置から
カップ取出口までの間を安定した姿勢で搬送するカップ
搬送装置を提供するものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のカップ式自動販売機のカップ搬送装置は、サ
イズ別に複数個のカップ列を収納し、カップ列から１個
ずつ分離して落下排出するカップ供給装置と、カップサ
イズ別のカップ供給装置の排出口と対向し、排出される
各カップを単一のカップ取出口へ誘導するコンベア部
と、カップ供給装置とコンベア部を制御するカップ搬送
制御部とより構成されたものである。
に本発明のカップ式自動販売機のカップ搬送装置は、サ
イズ別に複数個のカップ列を収納し、カップ列から１個
ずつ分離して落下排出するカップ供給装置と、カップサ
イズ別のカップ供給装置の排出口と対向し、排出される
各カップを単一のカップ取出口へ誘導するコンベア部
と、カップ供給装置とコンベア部を制御するカップ搬送
制御部とより構成されたものである。
【００１２】
【作用】本発明は上記した構成により、カップ搬送制御
部が、販売指令に基づきカップ供給装置よりカップを排
出落下させるとともにカップがコンベア部に落下する前
に、コンベア部を動作させることにより、カップがコン
ベア部に落下した時、カップ搬送方向にカップの底面が
向くように、カップを転倒させ、カップ供給装置からカ
ップ取出口までの間をカップ姿勢が転倒姿勢のまま途中
で変化することなく搬送できる。
部が、販売指令に基づきカップ供給装置よりカップを排
出落下させるとともにカップがコンベア部に落下する前
に、コンベア部を動作させることにより、カップがコン
ベア部に落下した時、カップ搬送方向にカップの底面が
向くように、カップを転倒させ、カップ供給装置からカ
ップ取出口までの間をカップ姿勢が転倒姿勢のまま途中
で変化することなく搬送できる。
【００１３】
【実施例】以下本発明の一実施例のカップ式自動販売機
のカップ搬送装置について、図１から図２を参照しなが
ら説明するが、従来例と同一構成、同一動作については
同一符号を附してその詳細な説明を省略する。
のカップ搬送装置について、図１から図２を参照しなが
ら説明するが、従来例と同一構成、同一動作については
同一符号を附してその詳細な説明を省略する。
【００１４】図１は本発明の第一の実施例におけるカッ
プ式自動販売機のカップ搬送装置のカップ搬送状態をを
示す正面図である。図１において、１９は搬送コンベア
で無端搬送ベルト２０の内側両端のプーリ２１に連結し
たベルト駆動モータ２２で構成する。この搬送コンベア
１９はカップ供給装置７、９の排出機構１６、１７の下
部を通過するするように設け、落下したカップ８ａをカ
ップ取出口１２まで搬送する。
プ式自動販売機のカップ搬送装置のカップ搬送状態をを
示す正面図である。図１において、１９は搬送コンベア
で無端搬送ベルト２０の内側両端のプーリ２１に連結し
たベルト駆動モータ２２で構成する。この搬送コンベア
１９はカップ供給装置７、９の排出機構１６、１７の下
部を通過するするように設け、落下したカップ８ａをカ
ップ取出口１２まで搬送する。
【００１５】図２は本発明の第一の実施例におけるカッ
プ式自動販売機のカップ搬送装置の機能ブロック図であ
る。図２において、２３はカップ搬送制御部で、販売指
令に基づきカップ供給装置７、９と搬送コンベア１９の
ベルト駆動モータ２２を制御する。
プ式自動販売機のカップ搬送装置の機能ブロック図であ
る。図２において、２３はカップ搬送制御部で、販売指
令に基づきカップ供給装置７、９と搬送コンベア１９の
ベルト駆動モータ２２を制御する。
【００１６】以上のように構成されたカップ式自動販売
機のカップ搬送装置について以下その動作について説明
する。
機のカップ搬送装置について以下その動作について説明
する。
【００１７】説明上、小カップ飲料の販売動作について
説明する。販売指令により、カップ搬送制御部２３は、
搬送コンベア１９のベルト駆動モータ２２を動作させ、
次に、カップ供給装置７の排出機構１６よりカップ８を
排出させる。排出されたカップ８は搬送ベルト２０上に
落下するが、既に、搬送ベルト２０はＡ方向に回転して
いるため、排出されたカップ８が搬送ベルト２０上に乗
ると同時にカップ８の底面が搬送ベルト２０の進行方向
Ａへ進み、カップ８は搬送方向に底面が向く姿勢で搬送
ベルト２０上に転倒する。その後、カップ８は転倒した
姿勢のまま搬送ベルト２０とともに進み、カップ８の底
面よりカップ取出口１２内に落下し、カップステージ１
２ａで正立する。その後、カップ搬送制御部２３は、ベ
ルト駆動モータ２２を停止させる。その後、飲料が飲料
供給ノズル１５よりカップステージ１２ａ上のカップ８
内に注入され中身商品が完成する。
説明する。販売指令により、カップ搬送制御部２３は、
搬送コンベア１９のベルト駆動モータ２２を動作させ、
次に、カップ供給装置７の排出機構１６よりカップ８を
排出させる。排出されたカップ８は搬送ベルト２０上に
落下するが、既に、搬送ベルト２０はＡ方向に回転して
いるため、排出されたカップ８が搬送ベルト２０上に乗
ると同時にカップ８の底面が搬送ベルト２０の進行方向
Ａへ進み、カップ８は搬送方向に底面が向く姿勢で搬送
ベルト２０上に転倒する。その後、カップ８は転倒した
姿勢のまま搬送ベルト２０とともに進み、カップ８の底
面よりカップ取出口１２内に落下し、カップステージ１
２ａで正立する。その後、カップ搬送制御部２３は、ベ
ルト駆動モータ２２を停止させる。その後、飲料が飲料
供給ノズル１５よりカップステージ１２ａ上のカップ８
内に注入され中身商品が完成する。
【００１８】以上のように、本実施例によれば、カップ
供給装置７からカップ取出口１２までの間を、カップ搬
送方向にカップ８の底面が向くようにカップ８を転倒さ
せ、カップ姿勢が転倒姿勢のまま途中で変化することな
く搬送でき、正常な販売が行える。
供給装置７からカップ取出口１２までの間を、カップ搬
送方向にカップ８の底面が向くようにカップ８を転倒さ
せ、カップ姿勢が転倒姿勢のまま途中で変化することな
く搬送でき、正常な販売が行える。
【００１９】図３は本発明の第二の実施例におけるカッ
プ式自動販売機のカップ搬送装置の機能ブロック図であ
る。図３において、２４ａはカップ供給装置７が動作し
た時の搬送コンベア１９のベルト駆動モータ２２を動作
させる時間を制御する第１のタイマー手段、２４ｂはカ
ップ供給装置９が動作した時の搬送コンベア１９のベル
ト駆動モータ２２を動作させる時間を制御する第２のタ
イマー手段である。２３ａはカップ搬送制御部で、販売
指令に基づきカップ供給装置７、９とベルト駆動モータ
２２をタイマー手段２４ａ、２４ｂに基づいて制御す
る。
プ式自動販売機のカップ搬送装置の機能ブロック図であ
る。図３において、２４ａはカップ供給装置７が動作し
た時の搬送コンベア１９のベルト駆動モータ２２を動作
させる時間を制御する第１のタイマー手段、２４ｂはカ
ップ供給装置９が動作した時の搬送コンベア１９のベル
ト駆動モータ２２を動作させる時間を制御する第２のタ
イマー手段である。２３ａはカップ搬送制御部で、販売
指令に基づきカップ供給装置７、９とベルト駆動モータ
２２をタイマー手段２４ａ、２４ｂに基づいて制御す
る。
【００２０】以上のように構成されたカップ式自動販売
機のカップ搬送装置について以下その動作について図１
とともに説明する。
機のカップ搬送装置について以下その動作について図１
とともに説明する。
【００２１】説明上、小カップ飲料の販売動作について
説明する。販売指令により、カップ搬送制御部２３ａ
は、搬送コンベア１９のベルト駆動モータ２２を動作さ
せ、第１のタイマー手段２４ａを動作させる。次に、カ
ップ供給装置７の排出機構１６よりカップ８を排出させ
る。排出されたカップ８は搬送ベルト２０上に落下する
が、既に、搬送ベルト２０はＡ方向に回転しているた
め、排出されたカップ８が搬送ベルト２０上に乗ると同
時にカップ８の底面が搬送ベルト２０の進行方向Ａへ進
み、カップ８は搬送方向に底面が向く姿勢で搬送ベルト
２０上に転倒する。その後、カップ８は転倒した姿勢の
まま搬送ベルト２０とともに進み、カップ８の底面より
カップ取出口１２内に落下し、カップステージ１２ａで
正立する。その後、カップ搬送制御部２３ａは、第１の
タイマー手段２４ａによって所定時間経過すると、ベル
ト駆動モータ２２を停止させる。その後、飲料が飲料供
給ノズル１５よりカップステージ１２ａ上のカップ８内
に注入され中身商品が完成する。
説明する。販売指令により、カップ搬送制御部２３ａ
は、搬送コンベア１９のベルト駆動モータ２２を動作さ
せ、第１のタイマー手段２４ａを動作させる。次に、カ
ップ供給装置７の排出機構１６よりカップ８を排出させ
る。排出されたカップ８は搬送ベルト２０上に落下する
が、既に、搬送ベルト２０はＡ方向に回転しているた
め、排出されたカップ８が搬送ベルト２０上に乗ると同
時にカップ８の底面が搬送ベルト２０の進行方向Ａへ進
み、カップ８は搬送方向に底面が向く姿勢で搬送ベルト
２０上に転倒する。その後、カップ８は転倒した姿勢の
まま搬送ベルト２０とともに進み、カップ８の底面より
カップ取出口１２内に落下し、カップステージ１２ａで
正立する。その後、カップ搬送制御部２３ａは、第１の
タイマー手段２４ａによって所定時間経過すると、ベル
ト駆動モータ２２を停止させる。その後、飲料が飲料供
給ノズル１５よりカップステージ１２ａ上のカップ８内
に注入され中身商品が完成する。
【００２２】尚、図１をみれば明らかなように、カップ
供給装置７から吐出されたカップ８とカップ供給装置９
から吐出されたカップ１０を比べた時、各々カップ８、
１０がカップ取出口１２まで搬送ベルト２０上を進む距
離は異なる。
供給装置７から吐出されたカップ８とカップ供給装置９
から吐出されたカップ１０を比べた時、各々カップ８、
１０がカップ取出口１２まで搬送ベルト２０上を進む距
離は異なる。
【００２３】以上のように、本実施例によれば、それぞ
れのカップ供給装置７、９からカップ取出口１２までの
間を、カップ８を搬送する際、ベルト駆動モータ２２の
動作時間をそれぞれの必要時間に適合させることによっ
て、１杯分の飲料搬出時間を最適化でき、顧客の待ち時
間を最小化できる。また、最低必要限しか動作させない
ため、ベルト駆動モータ２２の寿命も伸ばせられる。
れのカップ供給装置７、９からカップ取出口１２までの
間を、カップ８を搬送する際、ベルト駆動モータ２２の
動作時間をそれぞれの必要時間に適合させることによっ
て、１杯分の飲料搬出時間を最適化でき、顧客の待ち時
間を最小化できる。また、最低必要限しか動作させない
ため、ベルト駆動モータ２２の寿命も伸ばせられる。
【００２４】図４は本発明の第三の実施例におけるカッ
プ式自動販売機のカップ搬送装置の機能ブロック図であ
る。図４において、２５はカップ供給装置７が動作した
時の搬送コンベア１９のベルト駆動モータ２２を動作さ
せる時間とカップ供給装置９が動作した時の搬送コンベ
ア１９のベルト駆動モータ２２を動作させる時間をそれ
ぞれ設定する設定手段である。２６は設定手段２５で設
定されたカップ供給装置７とカップ供給装置９が動作し
た時のベルト駆動モータ２２のそれぞれの動作時間を記
憶する記憶部である。２３ｂはカップ搬送制御部で、販
売指令に基づきカップ供給装置７、９とベルト駆動モー
タ２２を設定手段２５により設定され記憶部２６に記憶
されている動作時間に基づいて制御する。
プ式自動販売機のカップ搬送装置の機能ブロック図であ
る。図４において、２５はカップ供給装置７が動作した
時の搬送コンベア１９のベルト駆動モータ２２を動作さ
せる時間とカップ供給装置９が動作した時の搬送コンベ
ア１９のベルト駆動モータ２２を動作させる時間をそれ
ぞれ設定する設定手段である。２６は設定手段２５で設
定されたカップ供給装置７とカップ供給装置９が動作し
た時のベルト駆動モータ２２のそれぞれの動作時間を記
憶する記憶部である。２３ｂはカップ搬送制御部で、販
売指令に基づきカップ供給装置７、９とベルト駆動モー
タ２２を設定手段２５により設定され記憶部２６に記憶
されている動作時間に基づいて制御する。
【００２５】以上のように構成されたカップ式自動販売
機のカップ搬送装置について以下その動作について図１
とともに説明する。
機のカップ搬送装置について以下その動作について図１
とともに説明する。
【００２６】まず、設定手段２５によりカップ供給装置
７が動作した時のベルト駆動モータ２２を動作させる時
間を設定すると、カップ搬送制御部２３はこの動作時間
を記憶部２６に記憶する。同様に設定手段２５によりカ
ップ供給装置９が動作した時のベルト駆動モータ２２を
動作させる時間を設定すると、カップ搬送制御部２３は
この動作時間を記憶部２６に記憶する。次に、販売指令
が有ると（説明上、小カップ飲料の販売動作について説
明する）、カップ搬送制御部２３ｂは、ベルト駆動モー
タ２２を動作させ、タイマー手段２４を動作させる。次
に、カップ供給装置７の排出機構１６よりカップ８を排
出させる。排出されたカップ８は搬送ベルト２０上に落
下するが、既に、搬送ベルト２０はＡ方向に回転してい
るため、排出されたカップ８が搬送ベルト２０上に乗る
と同時にカップ８の底面が搬送ベルト２０の進行方向Ａ
へ進み、カップ８は搬送方向に底面が向く姿勢で搬送ベ
ルト２０上に転倒する。その後、カップ８は転倒した姿
勢のまま搬送ベルト２０とともに進み、カップ８の底面
よりカップ取出口１２内に落下し、カップステージ１２
ａで正立する。その後、カップ搬送制御部２３は、タイ
マー手段２４で計測している時間が記憶部２６に記憶さ
れているカップ供給装置７が動作した時のベルト駆動モ
ータ２２を動作させる時間に達していると、ベルト駆動
モータ２２を停止させる。その後、飲料が飲料供給ノズ
ル１５よりカップステージ１２ａ上のカップ８内に注入
され中身商品が完成する。
７が動作した時のベルト駆動モータ２２を動作させる時
間を設定すると、カップ搬送制御部２３はこの動作時間
を記憶部２６に記憶する。同様に設定手段２５によりカ
ップ供給装置９が動作した時のベルト駆動モータ２２を
動作させる時間を設定すると、カップ搬送制御部２３は
この動作時間を記憶部２６に記憶する。次に、販売指令
が有ると（説明上、小カップ飲料の販売動作について説
明する）、カップ搬送制御部２３ｂは、ベルト駆動モー
タ２２を動作させ、タイマー手段２４を動作させる。次
に、カップ供給装置７の排出機構１６よりカップ８を排
出させる。排出されたカップ８は搬送ベルト２０上に落
下するが、既に、搬送ベルト２０はＡ方向に回転してい
るため、排出されたカップ８が搬送ベルト２０上に乗る
と同時にカップ８の底面が搬送ベルト２０の進行方向Ａ
へ進み、カップ８は搬送方向に底面が向く姿勢で搬送ベ
ルト２０上に転倒する。その後、カップ８は転倒した姿
勢のまま搬送ベルト２０とともに進み、カップ８の底面
よりカップ取出口１２内に落下し、カップステージ１２
ａで正立する。その後、カップ搬送制御部２３は、タイ
マー手段２４で計測している時間が記憶部２６に記憶さ
れているカップ供給装置７が動作した時のベルト駆動モ
ータ２２を動作させる時間に達していると、ベルト駆動
モータ２２を停止させる。その後、飲料が飲料供給ノズ
ル１５よりカップステージ１２ａ上のカップ８内に注入
され中身商品が完成する。
【００２７】以上のように、本実施例によれば、設定手
段２５によりカップ供給装置７とカップ供給装置９が動
作した時のベルト駆動モータ２２を動作させる時間をそ
れぞれ設定できるため、環境の変化、モータの寿命等
で、ベルト駆動モータ２２のカップ搬送速度が変化して
も、随時、ベルト駆動モータ２２の動作時間を自由に最
適化できる。
段２５によりカップ供給装置７とカップ供給装置９が動
作した時のベルト駆動モータ２２を動作させる時間をそ
れぞれ設定できるため、環境の変化、モータの寿命等
で、ベルト駆動モータ２２のカップ搬送速度が変化して
も、随時、ベルト駆動モータ２２の動作時間を自由に最
適化できる。
【００２８】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、サイズ別
に複数個のカップ列を収納し、カップ列から１個ずつ分
離して落下排出するカップ供給装置と、カップサイズ別
のカップ供給装置の排出口と対向し、排出される各カッ
プを単一のカップ取出口へ誘導するコンベア部と、カッ
プ供給装置とコンベア部を制御するカップ搬送制御部か
らなり、カップ搬送制御部は、販売指令に基づきカップ
供給装置よりカップを排出させるとともにカップがコン
ベア部に落下する前に、コンベア部を動作させることに
より、カップ供給装置からカップ取出口までの間を、カ
ップ搬送方向にカップの底面が向くようにカップを転倒
させ、カップ姿勢が転倒姿勢のまま途中で変化すること
なく搬送でき、正常な販売が行える。また、搬送コンベ
アがカップステージ手前で終端となるため、搬送ベルト
に飲料の付着なく衛生的である。
に複数個のカップ列を収納し、カップ列から１個ずつ分
離して落下排出するカップ供給装置と、カップサイズ別
のカップ供給装置の排出口と対向し、排出される各カッ
プを単一のカップ取出口へ誘導するコンベア部と、カッ
プ供給装置とコンベア部を制御するカップ搬送制御部か
らなり、カップ搬送制御部は、販売指令に基づきカップ
供給装置よりカップを排出させるとともにカップがコン
ベア部に落下する前に、コンベア部を動作させることに
より、カップ供給装置からカップ取出口までの間を、カ
ップ搬送方向にカップの底面が向くようにカップを転倒
させ、カップ姿勢が転倒姿勢のまま途中で変化すること
なく搬送でき、正常な販売が行える。また、搬送コンベ
アがカップステージ手前で終端となるため、搬送ベルト
に飲料の付着なく衛生的である。
【００２９】また、カップ供給装置各々に対応してコン
ベア部を動作させる時間があらかじめ決められた複数の
タイマー手段を追加し、販売指令に基づき、タイマー手
段で決められた時間だけコンベア部を動作させるするこ
とにより、カップ供給装置からカップ取出口までの間
を、カップを搬送する際、ベルト駆動モータの動作時間
をそれぞれのカップ供給装置に応じて設定することで、
１杯分の飲料の搬出時間を最適化でき、顧客の待ち時間
を最小化できる。また、最低必要限しか動作させないた
め、ベルト駆動モータの寿命も伸ばせられる。
ベア部を動作させる時間があらかじめ決められた複数の
タイマー手段を追加し、販売指令に基づき、タイマー手
段で決められた時間だけコンベア部を動作させるするこ
とにより、カップ供給装置からカップ取出口までの間
を、カップを搬送する際、ベルト駆動モータの動作時間
をそれぞれのカップ供給装置に応じて設定することで、
１杯分の飲料の搬出時間を最適化でき、顧客の待ち時間
を最小化できる。また、最低必要限しか動作させないた
め、ベルト駆動モータの寿命も伸ばせられる。
【００３０】また、カップ供給装置各々に対応してコン
ベア部を動作させる時間を設定する設定手段と、設定手
段にて設定された時間を記憶する複数の記憶部を追加
し、販売指令に基づきカップ供給装置に応じて、記憶部
に記憶された時間だけコンベア部を動作させることによ
り、環境の変化、モータの寿命等で、ベルト駆動モータ
のカップ搬送速度が変化しても、随時、ベルト駆動モー
タの動作時間を自由に最適化できる。
ベア部を動作させる時間を設定する設定手段と、設定手
段にて設定された時間を記憶する複数の記憶部を追加
し、販売指令に基づきカップ供給装置に応じて、記憶部
に記憶された時間だけコンベア部を動作させることによ
り、環境の変化、モータの寿命等で、ベルト駆動モータ
のカップ搬送速度が変化しても、随時、ベルト駆動モー
タの動作時間を自由に最適化できる。
【図１】本発明の第一の実施例におけるカップ式自動販
売機のカップ搬送装置のカップ搬送状態を示す正面図
売機のカップ搬送装置のカップ搬送状態を示す正面図
【図２】本発明の第一の実施例におけるカップ式自動販
売機のカップ搬送装置の機能ブロック図
売機のカップ搬送装置の機能ブロック図
【図３】本発明の第二の実施例におけるカップ式自動販
売機のカップ搬送装置の機能ブロック図
売機のカップ搬送装置の機能ブロック図
【図４】本発明の第三の実施例におけるカップ式自動販
売機のカップ搬送装置の機能ブロック図
売機のカップ搬送装置の機能ブロック図
【図５】従来例を示すカップ式自動販売機のドア開放状
態の正面図
態の正面図
【図６】図５のカップ式自動販売機のカップ搬送状態を
示すカップシュータの正面図
示すカップシュータの正面図
【図７】図５のカップ式自動販売機のカップシュータの
平面図
平面図
７．小カップ供給装置 ９．大カップ供給装置 １９．搬送コンベア ２２．ベルト駆動モータ ２３．カップ搬送制御部 ２３ａ．カップ搬送制御部 ２３ｂ．カップ搬送制御部 ２４．タイマー ２４ａ．小カップ供給装置用タイマー ２４ｂ．大カップ供給装置用タイマー ２５．設定手段 ２６．記憶部
Claims (3)
- 【請求項１】 サイズ別に複数個のカップ列を収納し、
前記カップ列から１個ずつ分離して正立姿勢で落下、排
出するカップ供給装置と、前記カップサイズ別のカップ
供給装置の排出口と対向し、排出される各カップを単一
のカップ取出口へ誘導するコンベア部と、前記カップ供
給装置と前記コンベア部を制御するカップ搬送制御部か
らなり、前記カップ搬送制御部は、販売指令に基づき前
記カップ供給装置よりカップを排出させるとともにカッ
プが前記コンベア部に落下する前に、コンベア部を動作
させることを特徴とするカップ式自動販売機のカップ搬
送装置。 - 【請求項２】 カップ供給装置各々に対応してコンベア
部を動作させる時間があらかじめ決められた複数のタイ
マー手段を備え、販売指令に基づき前記タイマー手段で
決められた時間だけ前記コンベア部を動作させるカップ
搬送制御部を備えた請求項１記載のカップ式自動販売機
のカップ搬送装置。 - 【請求項３】 カップ供給装置各々に対応してコンベア
部を動作させる時間を設定する設定手段と、前記設定手
段にて設定された時間を記憶する複数の記憶部を備え、
販売指令に基づき前記カップ供給装置に応じて、前記記
憶部に記憶された時間だけ前記コンベア部を動作させる
カップ搬送制御部を備えた請求項１記載のカップ式自動
販売機のカップ搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5236197A JP2783380B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | カップ式自動販売機のカップ搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5236197A JP2783380B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | カップ式自動販売機のカップ搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0793659A true JPH0793659A (ja) | 1995-04-07 |
| JP2783380B2 JP2783380B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=16997221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5236197A Expired - Fee Related JP2783380B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | カップ式自動販売機のカップ搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2783380B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110495780A (zh) * | 2019-08-22 | 2019-11-26 | 广东亿龙电器科技有限公司 | 一种智能自动出杯的咖啡机 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63292394A (ja) * | 1987-05-26 | 1988-11-29 | 富士電機株式会社 | カップ式飲料自動販売機のコ−ルド飲料製造方法 |
| JPH03188594A (ja) * | 1989-09-08 | 1991-08-16 | Fuji Electric Co Ltd | カップ式自動販売機の容器搬送装置 |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP5236197A patent/JP2783380B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63292394A (ja) * | 1987-05-26 | 1988-11-29 | 富士電機株式会社 | カップ式飲料自動販売機のコ−ルド飲料製造方法 |
| JPH03188594A (ja) * | 1989-09-08 | 1991-08-16 | Fuji Electric Co Ltd | カップ式自動販売機の容器搬送装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110495780A (zh) * | 2019-08-22 | 2019-11-26 | 广东亿龙电器科技有限公司 | 一种智能自动出杯的咖啡机 |
| CN110495780B (zh) * | 2019-08-22 | 2024-05-03 | 广东亿龙电器科技有限公司 | 一种智能自动出杯的咖啡机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2783380B2 (ja) | 1998-08-06 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |