JP3238940B2 - カップ式自動販売機 - Google Patents
カップ式自動販売機Info
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- JP3238940B2 JP3238940B2 JP08629792A JP8629792A JP3238940B2 JP 3238940 B2 JP3238940 B2 JP 3238940B2 JP 08629792 A JP08629792 A JP 08629792A JP 8629792 A JP8629792 A JP 8629792A JP 3238940 B2 JP3238940 B2 JP 3238940B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cup
- vending machine
- product outlet
- supply device
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーヒー、紅茶、ジュ
ースなどをカップに分与して販売する自動販売機の改良
に関する。
ースなどをカップに分与して販売する自動販売機の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の自動販売機として、既に特開昭
62−278695号公報、特開平2−122393号
公報などに具体的な提案がなされている。しかし、これ
ら方式のカップ式自動販売機は下記の理由により商品取
出口を任意の高さに設けることができないと云った欠点
を有している。
62−278695号公報、特開平2−122393号
公報などに具体的な提案がなされている。しかし、これ
ら方式のカップ式自動販売機は下記の理由により商品取
出口を任意の高さに設けることができないと云った欠点
を有している。
【0003】すなわち、粉末原料やカップ供給装置から
の分与は重力を利用した自由落下方式であるため、粉末
の出口高さあるいはカップの出口高さよりも高い位置に
は商品取出口を設けることができない。あえて、カップ
や粉末原料の出口高さを高位置に設けると、カップや粉
末原料の収容量が少なくなってしまう欠点が生ずる。
の分与は重力を利用した自由落下方式であるため、粉末
の出口高さあるいはカップの出口高さよりも高い位置に
は商品取出口を設けることができない。あえて、カップ
や粉末原料の出口高さを高位置に設けると、カップや粉
末原料の収容量が少なくなってしまう欠点が生ずる。
【0004】このような理由から、従来のカップ式自動
販売機では一般に商品取出口の高さは、60〜70cm
位で実用化されている。
販売機では一般に商品取出口の高さは、60〜70cm
位で実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、60〜70c
m位の高さに商品取出口が設けられていると、一般の大
人では身体を深く屈めないと商品を取り出すことができ
ないと云った問題点があり、全体を大きくすることな
く、商品取出口のみを人間工学の観点から好ましいとさ
れている約90cmの高さに設けることの可能なカップ
式自動販売機の開発が期待されていた。
m位の高さに商品取出口が設けられていると、一般の大
人では身体を深く屈めないと商品を取り出すことができ
ないと云った問題点があり、全体を大きくすることな
く、商品取出口のみを人間工学の観点から好ましいとさ
れている約90cmの高さに設けることの可能なカップ
式自動販売機の開発が期待されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
課題を解決するための具体的手段として、カップ供給装
置と、該カップ供給装置から送出されるカップを受けて
保持するカップ保持装置と、該カップ保持装置に保持さ
れているカップを水平方向に移動させる水平移動装置
と、所定の高さに設けた商品取出口で待機していて降下
し、前記水平移動装置による移動が終了した飲料入りの
カップを受け取って前記商品取出口へ持ち上げる上方向
搬送装置とを備えたカップ式自動販売機において、商品
取出口が開口した底面を有し、該底面の開口部に待機中
の上方向搬送装置のカップ受台が位置して前記開口部を
閉鎖するようにしたことを特徴とするカップ式自動販売
機を提供し、前記従来技術の課題を解決するものであ
る。
課題を解決するための具体的手段として、カップ供給装
置と、該カップ供給装置から送出されるカップを受けて
保持するカップ保持装置と、該カップ保持装置に保持さ
れているカップを水平方向に移動させる水平移動装置
と、所定の高さに設けた商品取出口で待機していて降下
し、前記水平移動装置による移動が終了した飲料入りの
カップを受け取って前記商品取出口へ持ち上げる上方向
搬送装置とを備えたカップ式自動販売機において、商品
取出口が開口した底面を有し、該底面の開口部に待機中
の上方向搬送装置のカップ受台が位置して前記開口部を
閉鎖するようにしたことを特徴とするカップ式自動販売
機を提供し、前記従来技術の課題を解決するものであ
る。
【0007】
【作用】販売指示を受けると、カップ保持装置がカップ
供給装置の送出するカップを受けて保持し、水平方向に
移動している間に原料がカップ内に供給さて飲料が調合
される。一方、所定の高さに設けた商品取出口の底面開
口部を閉鎖して待機していた上方向搬送装置のカップ受
台は降下し、カップの水平移動が終了した時点で、調合
済飲料の入ったカップを商品取出口まで上方向搬送装置
が持ち上げる。
供給装置の送出するカップを受けて保持し、水平方向に
移動している間に原料がカップ内に供給さて飲料が調合
される。一方、所定の高さに設けた商品取出口の底面開
口部を閉鎖して待機していた上方向搬送装置のカップ受
台は降下し、カップの水平移動が終了した時点で、調合
済飲料の入ったカップを商品取出口まで上方向搬送装置
が持ち上げる。
【0008】したがって、商品取出口がカップ供給装置
や原料供給装置などより上方、例えば人間工学的に取り
出し易いとされている、約90cmの位置に設置されて
いても、容易に搬送して取り出し可能とすることができ
る。
や原料供給装置などより上方、例えば人間工学的に取り
出し易いとされている、約90cmの位置に設置されて
いても、容易に搬送して取り出し可能とすることができ
る。
【0009】
【実施例】本発明になるカップ式自動販売機100も、
従来周知のカップ式自動販売機と同様、接客面に扉10
1によりカバーすることのできる商品取出口102がコ
イン投入口103や商品選択ボタン104などと共に設
けられている。
従来周知のカップ式自動販売機と同様、接客面に扉10
1によりカバーすることのできる商品取出口102がコ
イン投入口103や商品選択ボタン104などと共に設
けられている。
【0010】そして、前記操作ボタン104を操作する
ことによりコーヒー、紅茶、ジュースなど所望の飲料が
自在に選択できるのはもちろん、砂糖や氷などの添加も
容易に選択できるものであり、本体内部にはカップ供給
装置1、原料供給装置2、希釈液供給装置3、撹拌装置
4、カップ保持装置5、該カップ保持装置5を水平方向
に移動させる水平移動装置6、および上方向搬送装置7
が配設されている。
ことによりコーヒー、紅茶、ジュースなど所望の飲料が
自在に選択できるのはもちろん、砂糖や氷などの添加も
容易に選択できるものであり、本体内部にはカップ供給
装置1、原料供給装置2、希釈液供給装置3、撹拌装置
4、カップ保持装置5、該カップ保持装置5を水平方向
に移動させる水平移動装置6、および上方向搬送装置7
が配設されている。
【0011】カップ供給装置1は、紙などからなる多数
のカップCを収納するものであり、底面に設けられた供
給口から、制御装置(図示せず)の指示に基づいて一ヶ
づつ下方に送出することができるようになっている。
のカップCを収納するものであり、底面に設けられた供
給口から、制御装置(図示せず)の指示に基づいて一ヶ
づつ下方に送出することができるようになっている。
【0012】例示した原料供給装置2は、例えば粉体に
よるクリーム、コーヒー、砂糖を収納するタンク21
a、21b、21cと、各タンクの原料送出口下方に設
けられた案内用のシュータ22a、22b、22cとか
ら構成されている。そして、各タンクの内部には原料を
送出するための周知のオーガ機構が設けられており、こ
のオーガ機構を一定時間駆動することで、タンク内から
所望の原料が所定量だけ送出できるようになっている。
よるクリーム、コーヒー、砂糖を収納するタンク21
a、21b、21cと、各タンクの原料送出口下方に設
けられた案内用のシュータ22a、22b、22cとか
ら構成されている。そして、各タンクの内部には原料を
送出するための周知のオーガ機構が設けられており、こ
のオーガ機構を一定時間駆動することで、タンク内から
所望の原料が所定量だけ送出できるようになっている。
【0013】希釈液供給装置3は、所定の温度に加熱さ
れた湯を収納するタンク31とバルブ32とノズル33
とから構成され、制御装置の指示に基づいてバルブ32
が開閉し、所要量の湯がノズル33の先端から吐出する
ようになっている。
れた湯を収納するタンク31とバルブ32とノズル33
とから構成され、制御装置の指示に基づいてバルブ32
が開閉し、所要量の湯がノズル33の先端から吐出する
ようになっている。
【0014】撹拌装置4を構成する撹拌モータM1は羽
根車41を回転させるものであり、腕部材42を介して
箱体内部のベルト43に連結されている。このベルト4
3は、箱体内上部側に設置された駆動プーリー44と下
部側に設置された従動プーリー45との間に巻き掛けら
れて、上下方向に回動できる構造となっている。
根車41を回転させるものであり、腕部材42を介して
箱体内部のベルト43に連結されている。このベルト4
3は、箱体内上部側に設置された駆動プーリー44と下
部側に設置された従動プーリー45との間に巻き掛けら
れて、上下方向に回動できる構造となっている。
【0015】前記駆動プーリー44と連結されているモ
ータM2は、正逆回転が可能なモータであり、回転量は
制御装置からの指示、例えば制御装置が発信するパルス
数によって決定され、回転方向も制御装置からの信号に
より決定される。また、前記撹拌モータM1も制御装置
が発信する信号によって運転/停止が制御される。
ータM2は、正逆回転が可能なモータであり、回転量は
制御装置からの指示、例えば制御装置が発信するパルス
数によって決定され、回転方向も制御装置からの信号に
より決定される。また、前記撹拌モータM1も制御装置
が発信する信号によって運転/停止が制御される。
【0016】したがって、撹拌装置4の羽根車41は所
要の降下と上昇、および回転/停止が制御装置により自
在に制御される。
要の降下と上昇、および回転/停止が制御装置により自
在に制御される。
【0017】カップ保持装置5は、カップCを挟持する
ための保持腕L・Rを有し、この保持腕L・Rでカップ
Cのカール下を保持する構造となっている。また、カッ
プ保持装置5の下面にはローラーユニット51があり、
水平方向に力が作用すると、平面上を滑らかに移動する
ことができるようになっている。
ための保持腕L・Rを有し、この保持腕L・Rでカップ
Cのカール下を保持する構造となっている。また、カッ
プ保持装置5の下面にはローラーユニット51があり、
水平方向に力が作用すると、平面上を滑らかに移動する
ことができるようになっている。
【0018】なお、前記保持腕L・Rは対向距離を変化
させることができる構造になっており、制御装置の指示
により、カップCを保持するときには対向距離を狭め、
カップCを放す時には拡げることができるようになって
いる。
させることができる構造になっており、制御装置の指示
により、カップCを保持するときには対向距離を狭め、
カップCを放す時には拡げることができるようになって
いる。
【0019】水平移動装置6は本実施例の場合、カップ
保持装置5を縦・横の方向に移動可能なよう縦方向移動
手段6Aと横方向移動手段6Bとから構成している。
保持装置5を縦・横の方向に移動可能なよう縦方向移動
手段6Aと横方向移動手段6Bとから構成している。
【0020】縦方向移動手段6Aは、従動プーリー6A
1とモータM3の回転によって回転力が付与される駆動
プーリー6A2との間に巻き掛けられたベルト6A3の
所定位置に前記カップ保持装置5を連結することができ
るようになっており、前記ベルト6A3の回動に伴って
前記カップ保持装置5に水平方向の駆動力が伝達され、
前記ローラーユニット51が回転することにより、カッ
プ保持装置5が箱体6A4の上面を滑らかに移動できる
ようになっている。
1とモータM3の回転によって回転力が付与される駆動
プーリー6A2との間に巻き掛けられたベルト6A3の
所定位置に前記カップ保持装置5を連結することができ
るようになっており、前記ベルト6A3の回動に伴って
前記カップ保持装置5に水平方向の駆動力が伝達され、
前記ローラーユニット51が回転することにより、カッ
プ保持装置5が箱体6A4の上面を滑らかに移動できる
ようになっている。
【0021】なお、モータM3の制御方式は、前記モー
タM2と同じである。
タM2と同じである。
【0022】したがって、モータM3の回転方向と回転
量とを制御することにより、駆動プーリー6A2とベル
ト6A3とを介してカップ保持装置5の縦方向移動手段
6Aに対する位置が制御される。
量とを制御することにより、駆動プーリー6A2とベル
ト6A3とを介してカップ保持装置5の縦方向移動手段
6Aに対する位置が制御される。
【0023】また、縦方向移動手段6Aの下面にはロー
ラーユニット6A5、6A6とが設けられ、水平方向に
力が作用すると平面上を滑らかに移動することができる
ようになっている。
ラーユニット6A5、6A6とが設けられ、水平方向に
力が作用すると平面上を滑らかに移動することができる
ようになっている。
【0024】横方向移動手段6Bは、1本のガイドレー
ル6B1とこれに平行に設置された駆動部材6B2とか
ら構成され、この駆動部材6B2は従動プーリー6B3
とモータM4から回転力が付与される駆動プーリー6B
4との間に巻き掛けられたベルト6B5を有し、このベ
ルト6B5の所定位置に前記縦方向移動手段6Aの箱体
6A4を連結することができるように構成され、前記ロ
ーラーユニット6A5がガイドレール6B1の上面を走
行し、前記ローラーユニット6A6が駆動部材6B2の
箱体6B6上面を走行するように位置調節がなされてい
る。
ル6B1とこれに平行に設置された駆動部材6B2とか
ら構成され、この駆動部材6B2は従動プーリー6B3
とモータM4から回転力が付与される駆動プーリー6B
4との間に巻き掛けられたベルト6B5を有し、このベ
ルト6B5の所定位置に前記縦方向移動手段6Aの箱体
6A4を連結することができるように構成され、前記ロ
ーラーユニット6A5がガイドレール6B1の上面を走
行し、前記ローラーユニット6A6が駆動部材6B2の
箱体6B6上面を走行するように位置調節がなされてい
る。
【0025】なお、ガイドレール6B1と箱体6B6
は、カップ式自動販売機100の箱体に固定されてい
る。
は、カップ式自動販売機100の箱体に固定されてい
る。
【0026】このモータM4も、前記モータM2、M3
と同じ制御方式を有している。したがって、モータM4
の回転方向と回転量とを制御することにより、駆動プー
リー6B4とベルト6B5とを介して縦方向移動手段6
Aの横方向移動手段6B対する位置が制御される。
と同じ制御方式を有している。したがって、モータM4
の回転方向と回転量とを制御することにより、駆動プー
リー6B4とベルト6B5とを介して縦方向移動手段6
Aの横方向移動手段6B対する位置が制御される。
【0027】すなわち、水平移動装置6の縦方向移動手
段6Aと横方向移動手段6Bとを操作することにより、
カップ保持装置5が保持するカップCの水平位置が自在
に制御される。
段6Aと横方向移動手段6Bとを操作することにより、
カップ保持装置5が保持するカップCの水平位置が自在
に制御される。
【0028】上方向搬送装置7はカップ受台71を有
し、カップ保持装置5が保持搬送しているカップCを受
け取って商品取出口102へ上昇搬送するものである。
なお、商品取出口102は開口102Bを備えた底面1
02Aを備えており、開口102Bを介してカップCが
商品取出口102へ上昇搬送される。
し、カップ保持装置5が保持搬送しているカップCを受
け取って商品取出口102へ上昇搬送するものである。
なお、商品取出口102は開口102Bを備えた底面1
02Aを備えており、開口102Bを介してカップCが
商品取出口102へ上昇搬送される。
【0029】前記カップ受台71は、箱体内の上部側に
設置された駆動プーリー72と下部側に設置された従動
プーリー73の間に巻き掛けられて上下方向に回動可能
とされたベルト74の一部に腕部材75を介して連結さ
れている。
設置された駆動プーリー72と下部側に設置された従動
プーリー73の間に巻き掛けられて上下方向に回動可能
とされたベルト74の一部に腕部材75を介して連結さ
れている。
【0030】前記駆動プーリー72には、前記モータM
2などと同様に制御されるモータM5が連結されている
ため、前記カップ受台71は上方の商品搬出位置(待機
位置)と降下位置との間で昇降することが可能である。
2などと同様に制御されるモータM5が連結されている
ため、前記カップ受台71は上方の商品搬出位置(待機
位置)と降下位置との間で昇降することが可能である。
【0031】なお、カップ受台71のカップCを乗せる
面は、降下位置ではカップ保持装置5が保持搬送してく
るカップCの底部よりも若干の隙間をもって下方に位置
し、上昇時の商品搬出位置では商品取出口102の底面
102Aよりも若干上方に位置するように調節されてい
る。
面は、降下位置ではカップ保持装置5が保持搬送してく
るカップCの底部よりも若干の隙間をもって下方に位置
し、上昇時の商品搬出位置では商品取出口102の底面
102Aよりも若干上方に位置するように調節されてい
る。
【0032】かかる構成により、上方向搬送装置7のカ
ップ受台71は制御装置からの指示に基づいて所要のタ
イミングで昇降することができる。
ップ受台71は制御装置からの指示に基づいて所要のタ
イミングで昇降することができる。
【0033】上記構成になる本発明のカップ式自動販売
機100の動作を説明すると、顧客により、商品選択ボ
タン104が操作されて購入商品が選択されると、制御
装置(図示せず)から販売指令が出力され、水平移動装
置6が駆動してカップ保持装置5がカップ供給装置1の
下方に移動する。
機100の動作を説明すると、顧客により、商品選択ボ
タン104が操作されて購入商品が選択されると、制御
装置(図示せず)から販売指令が出力され、水平移動装
置6が駆動してカップ保持装置5がカップ供給装置1の
下方に移動する。
【0034】同時に、上方向搬送装置7のカップ受台7
1は待機位置から降下位置まで下がる。カップ保持装置
5がカップCの送出位置の直下位置に達するとカップC
が1ヶ送出されてカップ保持装置5の保持腕L・Rによ
って保持される。
1は待機位置から降下位置まで下がる。カップ保持装置
5がカップCの送出位置の直下位置に達するとカップC
が1ヶ送出されてカップ保持装置5の保持腕L・Rによ
って保持される。
【0035】カップCを保持したカップ保持装置5は、
水平移動装置6によって所要のシュータの下方に移動す
る。例えば、選択された商品が砂糖入りコーヒーであれ
ば、先ず、シュータ22bの直下にカップCを位置させ
て停止し、タンク21bの原料送出口より所要量のコー
ヒーが分与される。
水平移動装置6によって所要のシュータの下方に移動す
る。例えば、選択された商品が砂糖入りコーヒーであれ
ば、先ず、シュータ22bの直下にカップCを位置させ
て停止し、タンク21bの原料送出口より所要量のコー
ヒーが分与される。
【0036】次いで、シュータ22cの直下にカップC
を位置させて停止し、タンク21cから所要量の砂糖が
同様に分与される。
を位置させて停止し、タンク21cから所要量の砂糖が
同様に分与される。
【0037】次いで、羽根車41とノズル33の直下に
カップCを位置させて停止し、カップCに羽根車41を
降下挿入させる。そして、バルブ32を開いてノズル3
3の先端から湯を所要量注入し、羽根車41を回転させ
てコーヒーと砂糖を完全に溶解させる。
カップCを位置させて停止し、カップCに羽根車41を
降下挿入させる。そして、バルブ32を開いてノズル3
3の先端から湯を所要量注入し、羽根車41を回転させ
てコーヒーと砂糖を完全に溶解させる。
【0038】羽根車41は、一定時間回転したのちカッ
プCから引き上げられる。羽根車41の引き上げが完了
すると、調合済飲料の入ったカップCを保持したカップ
保持装置5は水平移動装置6によって、上方向搬送装置
7のカップ受台71の直上方位置に移動されて停止す
る。
プCから引き上げられる。羽根車41の引き上げが完了
すると、調合済飲料の入ったカップCを保持したカップ
保持装置5は水平移動装置6によって、上方向搬送装置
7のカップ受台71の直上方位置に移動されて停止す
る。
【0039】モータM5の駆動により上昇するカップ受
台71が、カップ保持装置5の保持するカップCを受け
取り、所定高さに設けられている商品取出口102へカ
ップCを搬送して停止する。これにより、顧客は扉10
1を開けて商品(カップC)を取り出すことができる。
台71が、カップ保持装置5の保持するカップCを受け
取り、所定高さに設けられている商品取出口102へカ
ップCを搬送して停止する。これにより、顧客は扉10
1を開けて商品(カップC)を取り出すことができる。
【0040】したがって、本発明になるカップ式自動販
売機100では商品取出口102をカップ供給装置1の
カップ供給口、原料供給装置2の原料送出口、希釈液供
給装置3のノズル33先端部、撹拌装置4などより高
く、例えば人間工学的に取り出し易いとされている約9
0cmの位置に設置することが可能である。
売機100では商品取出口102をカップ供給装置1の
カップ供給口、原料供給装置2の原料送出口、希釈液供
給装置3のノズル33先端部、撹拌装置4などより高
く、例えば人間工学的に取り出し易いとされている約9
0cmの位置に設置することが可能である。
【0041】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではないので、大きさや用途などに合わせて適宜の変
形実施が可能である。例えば、原料供給装置2のタンク
は所望の数だけ設置することができるし、原料の一部ま
たは全部が液体で供給され、湯などを加えて飲料にする
ものなどであっても良い。
のではないので、大きさや用途などに合わせて適宜の変
形実施が可能である。例えば、原料供給装置2のタンク
は所望の数だけ設置することができるし、原料の一部ま
たは全部が液体で供給され、湯などを加えて飲料にする
ものなどであっても良い。
【0042】また、カップ供給装置1、希釈液供給装置
3、撹拌装置4、カップ保持装置5、水平移動装置6、
上方向搬送装置7などの具体的構成についても適宜変形
することができる。
3、撹拌装置4、カップ保持装置5、水平移動装置6、
上方向搬送装置7などの具体的構成についても適宜変形
することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカップ式
自動販売機は飲料入りカップを商品取出口まで持ち上げ
るための上方向搬送装置を備えているので、商品取出口
をカップ供給装置のカップ供給口、原料供給装置の原料
送出口、希釈液供給装置のノズル先端部、撹拌装置など
より高く、例えば人間工学的に取り出し易いとされてい
る約90cmの位置に設置することが可能となった。
自動販売機は飲料入りカップを商品取出口まで持ち上げ
るための上方向搬送装置を備えているので、商品取出口
をカップ供給装置のカップ供給口、原料供給装置の原料
送出口、希釈液供給装置のノズル先端部、撹拌装置など
より高く、例えば人間工学的に取り出し易いとされてい
る約90cmの位置に設置することが可能となった。
【0044】また、商品取出口底面の開口部には待機中
の上方向搬送装置のカップ受台が位置して開口部を閉鎖
しているので、商品取出口から口埃などが自動販売機の
内部に侵入することがない。
の上方向搬送装置のカップ受台が位置して開口部を閉鎖
しているので、商品取出口から口埃などが自動販売機の
内部に侵入することがない。
【図面の簡単な説明】図面は本発明の実施例を示し、各
図の内容は次の通りである。
図の内容は次の通りである。
【図1】一実施例の外観を示す説明図。
【図2】一実施例の構成を示す説明図。
【図3】水平移動装置の説明図。
【図4】撹拌器の説明図。
【図5】上方搬送装置の説明図。
1 カップ供給装置 2 原料供給装置 21a、21b、21c タンク 22a、22b、22c シュータ 3 希釈液供給装置 31 タンク 32 バルブ 33 ノズル 4 撹拌装置 41 羽根車 42 腕部材 43 ベルト 44 駆動プーリー 45 従動プーリー 5 カップ保持装置 51 ローラーユニット 6 水平移動装置 6A 縦方向移動手段 6A1 従動プーリー 6A2 駆動プーリー 6A3 ベルト 6A4 箱体 6A5、6A6 ローラーユニット 6B 横方向移動手段 6B1 ガイドレール 6B2 駆動部材 6B3 従動プーリー 6B4 駆動プーリー 6B5 ベルト 6B6 箱体 7 上方向搬送装 71 カップ受台 72 駆動プーリー 73 従動プーリー 74 ベルト 75 腕部材 100 カップ式自動販売機 102 商品取出口 102A 底面 102B 開口 104 商品選択ボタン C カップ M1、M2、M3、M4、M5 モータ L・R 保持腕
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 5/00 - 15/12 G07D 1/00 - 9/04
Claims (1)
- 【請求項1】 カップ供給装置と、該カップ供給装置か
ら送出されるカップを受けて保持するカップ保持装置
と、該カップ保持装置に保持されているカップを水平方
向に移動させる水平移動装置と、所定の高さに設けた商
品取出口で待機していて降下し、前記水平移動装置によ
る移動が終了した飲料入りのカップを受け取って前記商
品取出口へ搬送する上方向搬送装置とを備えたカップ式
自動販売機において、商品取出口が開口した底面を有
し、該底面の開口部に待機中の上方向搬送装置のカップ
受台が位置して前記開口部を閉鎖していることを特徴と
するカップ式自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08629792A JP3238940B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | カップ式自動販売機 |
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JPH05258175A (ja) | 1993-10-08 |
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