JP3258696B2 - カップ式自動販売機 - Google Patents

カップ式自動販売機

Info

Publication number
JP3258696B2
JP3258696B2 JP09594992A JP9594992A JP3258696B2 JP 3258696 B2 JP3258696 B2 JP 3258696B2 JP 09594992 A JP09594992 A JP 09594992A JP 9594992 A JP9594992 A JP 9594992A JP 3258696 B2 JP3258696 B2 JP 3258696B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cup
temperature
food
vending machine
beverage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09594992A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05266339A (ja
Inventor
登 千木良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP09594992A priority Critical patent/JP3258696B2/ja
Publication of JPH05266339A publication Critical patent/JPH05266339A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3258696B2 publication Critical patent/JP3258696B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、販売動作毎にコーヒ
ー、紅茶、ジュースなどを調合し、カップにて販売に供
するカップ式自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるカップ式自動販売機において、飲
料または食品を調合する方法には2通りの方式が考案さ
れている。その一つはカップ供給装置が送出したカップ
に原料をその都度分与し、湯または希釈液を注入攪拌す
ることにより、調合済飲料または食品を提供するタイプ
である。この場合の原料には粉のものと液体のものとが
あり、特開昭61−282991号公報には液体である
シロップを冷水により希釈する自動販売機が開示されて
おり、また、特開昭62−221095号公報には粉の
原料を液に溶かして販売する自動販売機が開示されてい
る。
【0003】もう一つはカップの中で原料を調合するの
ではなく、カップ以外の例えばミキシングボールで原料
と液体とを混合する方法であり、この方式のカップ式自
動販売機は特開昭63−255797号公報に開示され
ている。
【0004】そして、上記従来のカップ式自動販売機は
何れの方式であっても、ホット飲料または食品を販売す
る場合には調合に用いる湯は、収納されているタンクで
温度管理がなされ、コールド飲料または食品を販売する
場合は冷却水槽で温度管理がなされる方式であり、何れ
にしても間接的な温度管理であった。このため、品質管
理の重要な一項である温度管理は十分とは云えない状況
にあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、所定温度
に正確に管理された飲料または食品だけを確実に販売す
ることのできるカップ式自動販売機の開発が期待されて
いた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
課題を解決するための具体的手段として、販売動作毎に
飲料または食品を調合し、カップにて販売に供するカッ
プ式自動販売機において、調合済みの飲料または食品の
温度を測定する温度検出手段と、この温度検出手段から
得た温度が所定温度に達していないときに前記調合済み
飲料または食品の商品取出口への搬送を中止する制御信
号を出力する制御装置とを設けたことを特徴とするカッ
プ式自動販売機を提供し、前記従来技術の課題を解決す
るものである。
【0007】
【作用】温度検出手段が調合済みの飲料または食品の温
度を直接測定するカップ式自動販売機であるため、ホッ
ト商品/コールド商品の何れであっても温度管理上の誤
差が殆どない。しかも、温度検出手段が測定した温度が
所定温度に達していないときには制御装置が前記調合済
み飲料または食品の商品取出口への搬送を中止する制御
信号を出力するあるため、所定温度から外れた商品につ
いては廃棄など適宜の処置が行え、これにより正確に温
度管理された商品のみの販売が行われる。
【0008】
【実施例】図1に例示したカップ式自動販売機は、カッ
プ供給装置1、原料供給装置2、希釈液供給装置3、攪
拌装置4、カップ保持装置5、該カップ保持装置5を水
平方向に移動させる移動装置6、上方向搬送装置7、お
よび温度検出手段T1を備え、例えばホットコーヒーな
どの販売に使用される。
【0009】カップ供給装置1は、紙などからなる多数
のカップCを収納するものであり、底面に設けられた供
給口から、制御装置(図示せず)の指示に基づいて一ヶ
づつ下方に送出することができるようになっている。
【0010】原料供給装置2は、例えば粉体によるクリ
ーム、コーヒー、砂糖をそれぞれ収納するタンク21
a、21b、21cと、各タンクの原料送出口下方に設
けられた案内用のシュータ22a、22b、22cとか
ら構成されている。そして、各タンクの内部には原料を
送出するため、それ自体は従来周知のオーガ機構が設け
られており、このオーガ機構を一定時間駆動すること
で、タンク内から所望の原料が所定量だけ送出できるよ
うになっている。
【0011】希釈液供給装置3は、所定温度の湯を収納
するためのタンク31とバルブ32とノズル33とから
構成され、制御装置からの指示に基づいてバルブ32が
開閉し、所要量の湯がノズル33の先端から吐出するよ
うになっている。なお、図示してはいないがタンク31
にはヒータが取付けられ、温度センサ34により、タン
ク内の湯が所定温度(例えば、約85±5℃)に加熱維
持されるようになっている。
【0012】攪拌装置4を構成するモータM1は羽根車
41を回転させるものであり、腕部材42を介して箱体
内部のベルト(図示せず)に連結され、このベルトがモ
ータ駆動されて、羽根車41が昇降する構造である。
【0013】したがって、攪拌装置4の羽根車41は所
要の降下と上昇、および回転/停止が制御装置からの指
令により自在に制御される。
【0014】カップ保持装置5は、カップCを挟持する
ための保持腕L・Rを有し、この保持腕L・Rでカップ
Cのカール下を保持する構造となっている。また、カッ
プ保持装置5の下面にはローラユニットR1があり、水
平方向に力が作用すると、平面上を滑らかに移動するこ
とができるようになっている。
【0015】なお、前記保持腕L・Rは対向距離を変化
させることができる構造になっており、制御装置の指示
により、カップCを保持するときには対向距離を狭め、
カップCを放す時には拡げることができるようになって
いる。
【0016】移動装置6は本実施例の場合、カップ保持
装置5を水平(縦・横)方向に移動可能なよう縦方向移
動手段6Aと横方向移動手段6Bとから構成している。
【0017】縦方向移動手段6Aは、従動プーリーP1
とモータM2の回転によって回転力が付与される駆動プ
ーリーP2との間に巻き掛けれたベルトB1の所定位置
に前記カップ保持装置5を連結することができるように
なっており、前記ベルトB1の回動に伴って前記カップ
保持装置5に水平方向の駆動力が伝達され、前記ローラ
ーニットR1が回転することにより、カップ保持装置5
が箱体6A1の上面を滑らかに移動するようになってい
る。
【0018】なお、モータM2は正逆回転が可能なモー
タであり、その回転量は制御装置からの指示、例えば制
御装置が発信するパルス数によって決定され、回転方向
も制御装置からの信号により決定される。
【0019】すなわち、モータM2の回転方向と回転量
とを制御することにより、駆動プーリーP2とベルトB
1とを介してカップ保持装置5の縦方向移動手段6Aに
対する位置が制御される。
【0020】また、縦方向移動手段6Aの下面にはロー
ラユニットR2とR3が設けられ、水平方向に力が作用
すると平面上を滑らかに移動することができる構造とな
っている。
【0021】横方向移動手段6Bは、1本のガイドレー
ル6B1とこれに平行に設置された駆動部材6B2とか
ら構成され、この駆動部材6B2の構成は前記縦方向移
動手段6Aと同様であり、モータ駆動されるベルトB2
の所定位置に前記縦方向移動手段6Aの箱体6A1が連
結されて、縦方向移動手段6Aを矢印の方向に移動する
ものである。
【0022】なお、ガイドレール6B1と駆動部材6B
2は、カップ式自動販売機100の箱体に固定されてい
る。
【0023】したがって、移動装置6の縦方向移動手段
6Aと横方向移動手段6Bとを操作することにより、カ
ップ保持装置5が保持するカップCの水平位置が自在に
制御される。
【0024】上方向搬送装置7は、ベルト駆動などによ
り昇降するカップ受台71を有し、カップ保持装置5か
らカップCを受け取って商品取出口(図示せず)に搬送
する機能を有するものである。
【0025】温度検出手段T1は非接触タイプの温度セ
ンサであり、攪拌装置4の下部に固定取付けされ、カッ
プ保持装置5の保持腕L・Rに保持されて移動装置6に
より、ノズル33の吐出口と羽根車41の下方に移送さ
れてきたカップCの開口部を上方から臨み、内部にある
調合済食品(以下、単に食品または飲料と記す)に接触
することなくその温度を測定し、そのデータを制御装置
に送信する機能を備えている。
【0026】具体的には、カップCの食品から放射され
る赤外線の量を測定することによりその温度を測定する
ものである。
【0027】上記構成になるカップ式自動販売機の一動
作例を説明すると、顧客により例えば砂糖入りコーヒー
が購入商品として選択されたとすると、制御装置から販
売指令が出力され、移動装置6が駆動してカップ保持装
置5をカップ供給装置1の下方に移動し、カップ供給装
置1が送出するカップCを保持腕L・Rが受け取って保
持する。
【0028】カップCを保持したカップ保持装置5は、
移動装置6により所要のシュータ、この場合は先ずシュ
ータ22bの直下にカップCを位置させて停止し、タン
ク21bの原料送出口より所要量のコーヒー原料が分与
される。
【0029】続いて、移動装置6によりカップCはシュ
ータ22cの直下に移送され、タンク21cの原料送出
口より所要量の砂糖が分与され、さらに、このカップC
は羽根車41とノズル33の吐出口直下に停止し、羽根
車41が降下挿入される。そして、バルブ32が開いて
ノズル33の先端から湯が所要量注入され、羽根車41
が回転してコーヒーと砂糖を湯に完全に溶解させる。
【0030】そして、羽根車41による攪拌中、制御装
置からの指令により温度検出手段T1のスイッチが入っ
て、カップCに入っている食品の温度が測定される。
【0031】制御装置は温度検出手段T1の測定した温
度が所定温度、例えば75℃以上であれば食品は正常で
あると判断し、75℃に達していないときには食品に異
常があると判断する。
【0032】羽根車41は所定時間回転したのちカップ
Cから引き上げられ、食品温度が正常であれば、カップ
Cは上方向搬送装置7によって商品取出口は搬送されて
販売に供され、温度が万一所定温度に達しておらず異常
と判断されたときには、商品取出口への搬送を中止して
廃棄される。
【0033】図2に例示した温度検出手段T2は接触タ
イプの温度センサであり、検温部となる先端部が羽根車
41の下端部と同レベルに位置し、羽根車41と共に昇
降可能にモータM1のケース体に固定取付けされ、羽根
車41がカップC内の調合済原料を攪拌するため降下し
たとき、食品の中に先端部が差し込まれてその温度が測
定できるようになっている。
【0034】このタイプの温度検出手段T2は、食品と
接触しても害にならないように、熱電対やサーミスタな
どがステンレス鋼や樹脂に被覆されて使用される。
【0035】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではないので、適宜の変形実施が可能である。例え
ば、コールド飲料を提供するための自動販売機であれ
ば、希釈液供給装置3から冷水が供給できるようにする
ほか、必要に応じて原料供給装置2から氷を供給するこ
とも可能である。また、このような構成の装置を上記実
施例に示したカップ式自動販売機と組み合わせることに
より、一つの自動販売機でホット飲料とコールド飲料を
同時に販売することも可能である。
【0036】また、上記実施例では移動装置6によりカ
ップCを移送しながらこれに各種原料を分与したが、固
定したカップに原料を供給する方式の自動販売機であっ
ても良い。そして、この方式ではカップに原料をその都
度分与するのではなく、ミキシングボールにて攪拌した
のちに供給する構成とすることも可能であるので、かか
るカップ式自動販売機の場合にはミキシングボール内で
調合済飲料または食品の温度が測定されれば良い。ま
た、原料の一部または全部が液体で供給され、湯などを
加えて商品に仕上げるものなどであっても良い。
【0037】さらに、実施例に例示したコーヒーなどの
飲料だけでなく、具入りのスープや蜜豆なども商品とし
て適宜提供することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明になるカップ
式自動販売機は、商品として提供する調合済飲料または
食品の温度を直接測定し、しかも、その温度が所定温度
に達していないときには前記調合済み飲料または食品の
商品取出口への搬送を中止するため、所定温度(例え
ば、75℃)以上に加熱されてない生温いホット飲料や
食品を供給したり、所定温度(例えば、5℃)以下に冷
却されていないコールド飲料や食品を提供することがな
くなるので、販売する商品の信頼性が顕著に向上すると
云ったメリットがある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、各図の内容は次の通りで
ある。
【図1】非接触タイプの温度検出手段を用いたカップ式
自動販売機の説明図。
【図2】接触タイプの温度検出手段の説明図。
【符号の説明】
1 カップ供給装置 2 原料供給装置 21a、21b、21c タンク 22a、22b、22c シュータ 3 希釈液供給装置 31 タンク 32 バルブ 33 ノズル 34 温度センサ 4 攪拌装置 41 羽根車 42 腕部材 5 カップ保持装置 6 移動装置 6A 縦方向移動手段 6A1 箱体 6B 横方向移動手段 6B1 ガイドレール 6B2 駆動部材 7 上方向搬送装 71 カップ受台 R1、R2、R3 ローラーユニット T1、T2 温度検出手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売動作毎に飲料または食品を調合し、
    カップにて販売に供するカップ式自動販売機において、
    調合済みの飲料または食品の温度を測定する温度検出手
    段と、この温度検出手段から得た温度が所定温度に達し
    ていないときに前記調合済み飲料または食品の商品取出
    口への搬送を中止する制御信号を出力する制御装置とを
    設けたことを特徴とするカップ式自動販売機。
JP09594992A 1992-03-23 1992-03-23 カップ式自動販売機 Expired - Fee Related JP3258696B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09594992A JP3258696B2 (ja) 1992-03-23 1992-03-23 カップ式自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09594992A JP3258696B2 (ja) 1992-03-23 1992-03-23 カップ式自動販売機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05266339A JPH05266339A (ja) 1993-10-15
JP3258696B2 true JP3258696B2 (ja) 2002-02-18

Family

ID=14151514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09594992A Expired - Fee Related JP3258696B2 (ja) 1992-03-23 1992-03-23 カップ式自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3258696B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103863584A (zh) * 2014-03-26 2014-06-18 南京航空航天大学 一种小行星变轨方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103863584A (zh) * 2014-03-26 2014-06-18 南京航空航天大学 一种小行星变轨方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05266339A (ja) 1993-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050242120A1 (en) Automatic cup type beverage vending machine
JP2002367023A (ja) カップ式飲料自動販売機
AU2005202232A1 (en) Automatic cup type beverage vending machine
JP3258696B2 (ja) カップ式自動販売機
TW202042725A (zh) 全自動無人調茶飲販賣機之方法及其裝置
JP4792659B2 (ja) カップ式自動販売機
JPH05258174A (ja) カップ式自動販売機
JP4792647B2 (ja) カップ式自動販売機
JP3327530B2 (ja) 飲料供給装置
JP3238940B2 (ja) カップ式自動販売機
JP2002288734A (ja) カップ式自動販売機
JP2956672B2 (ja) カップ式飲料自動販売機
JP2003067828A (ja) カップ式自動販売機
JPS62221096A (ja) カツプ式飲料自動販売機
JPH10134246A (ja) カップ式飲料自動販売機
JP3925346B2 (ja) カップ式自動販売機の発泡飲料調理方法および発泡飲料調理装置
JP3982786B2 (ja) 自動販売機
JP3192828B2 (ja) カップ式自動販売機
JP4149160B2 (ja) カップ式自動販売機
JP4701519B2 (ja) カップ式自動販売機の飲料調理装置
JP3979617B2 (ja) 搬送装置および飲料提供装置
JP2003077056A (ja) カップ式自動販売機の飲料調理方法および飲料調理装置
JP3114512B2 (ja) カップミキシング自動販売機
JPH08185570A (ja) カップミキシング自動販売機の飲料攪拌装置
JPH10134244A (ja) カップ式飲料自動販売機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees