JP3982786B2 - 自動販売機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カップ内に飲料を提供して販売する自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カップ内に飲料を提供して販売するカップ式飲料自動販売機では、例えば、特公平7−99554号公報に記載されているように、カップ搬送方式を採る自動販売機の構成が知られている。
【0003】
このようなカップ搬送方式を採る自動販売機では、利用者により硬貨や紙幣などの貨幣が投入されると、販売価格以上の貨幣が投入された飲料種類の選択が許容され、そして、利用者により許容された飲料種類が選択されると、カップ搬送部が選択された飲料種類に対応するカップ供給位置に移動を開始し、カップ搬送部がそのカップ供給位置に移動したら供給されるカップを受け取り、カップ内への飲料提供動作に応じてカップ搬送部を移動させ、カップ内に飲料が提供されたらカップ搬送部を販売口に移動させ、販売口を通じて飲料の提供されたカップを取り出し可能としている。
【0004】
カップ内への飲料提供動作では、例えば、カップ内への粉末の飲料原料の投入、湯や冷水などの希釈液の投入などがあり、カップ搬送部を飲料原料供給位置、希釈液供給位置に順次搬送するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のカップ搬送方式を採る自動販売機では、利用者により販売価格以上の貨幣が投入された後、飲料種類が選択された時点で、カップ搬送部が選択された飲料種類に対応するカップ供給位置に移動を開始し、カップを受け取ってから飲料提供動作に入るので、利用者による飲料種類の選択から飲料の提供されたカップを販売口から取り出し可能とするまでの利用者を待たせる時間が長くかかる。
【0006】
特に、カップ搬送部の待機位置は販売口とする場合が多く、この販売口からカップ供給位置までの距離があると、カップを受け取るだけでも時間がかかる。
【0007】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、利用者による飲料種類の選択からカップ内に飲料を提供して販売されるまでの時間を短縮可能とし、販売効率の向上を図れる自動販売機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の自動販売機は、カップ内に飲料を提供して販売する自動販売機において、貨幣の投入を検知する貨幣処理手段と、この貨幣処理手段で販売価格以上の貨幣の投入が検知された飲料種類の選択を許容する飲料選択手段と、前記飲料種類に応じた複数種のカップを対応する各カップ供給位置に供給する複数のカップ供給手段と、前記カップを搬送するカップ搬送部を有し、このカップ搬送部を前記カップ供給位置でのカップの受取後にカップ内への飲料提供動作に応じて移動させる搬送手段と、販売予定の飲料種類を判断する販売予定判断手段と、前記貨幣処理手段で貨幣の投入を検知したとき、前記飲料選択手段による飲料種類の選択を待たずに前記販売予定判断手段で判断される販売予定の飲料種類に応じた前記カップ供給位置に前記カップ搬送部の移動を開始させる制御手段とを具備しているものである。
【0009】
そして、貨幣処理手段で貨幣の投入を検知したとき、販売予定の飲料種類を判断し、飲料選択手段による飲料種類の選択を待たずに販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置にカップ搬送部の移動を開始させることにより、販売作動開示時期が早まり、販売予定の飲料種類と飲料選択手段で選択される飲料種類とが一致することで、カップ搬送部にカップを直ぐに受け取って飲料提供動作に移れ、利用者による飲料種類の選択からカップ内に飲料を提供して販売されるまでの時間が短縮される。
【0010】
請求項2記載の自動販売機は、請求項1記載の自動販売機において、販売予定判断手段は、季節、販売頻度、売切れ状態、および設定状態の少なくともいずれか1つに基づいて販売予定の飲料種類を判断するものである。
【0011】
そして、販売予定判断手段は、季節、販売頻度、売切れ状態、および設定状態の少なくともいずれか1つに基づいて販売予定を判断することにより、飲料選択手段で選択される飲料種類に対して、一致しやすい適切な販売予定の飲料種類が選定される。
【0012】
請求項3記載の自動販売機は、請求項1または2記載の自動販売機において、制御手段は、飲料選択手段で販売予定の飲料種類と異なる飲料種類が選択されたとき、カップ搬送部を飲料選択手段で選択された飲料種類に応じたカップ供給位置に移動させるものである。
【0013】
そして、飲料選択手段で販売予定の飲料種類と異なる飲料種類が選択されたとき、カップ搬送部を飲料選択手段で選択された飲料種類に応じたカップ供給位置に移動させることにより、カップを受け取るカップ供給位置が修正される。
【0014】
請求項4記載の自動販売機は、請求項3記載の自動販売機において、制御手段は、カップ搬送部を販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置に移動させている途中に、飲料選択手段で販売予定の飲料種類と異なる飲料種類が選択されたときには、その販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置への移動をその途中で停止するかその販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置に到達した後に、カップ搬送部の移動を飲料選択手段で選択された飲料種類に応じたカップ供給位置に変更するものである。
【0015】
そして、カップ搬送部を販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置に移動させている途中に、飲料選択手段で販売予定の飲料種類と異なる飲料種類が選択されたときには、その販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置への移動をその途中で停止するかその販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置に到達した後に、カップ搬送部の移動を飲料選択手段で選択された飲料種類に応じたカップ供給位置に変更することにより、カップ搬送部が目的とするカップ搬送位置に直行または修正移動される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0017】
図3に自動販売機の構成図を示し、この自動販売機は、カップステーション11、後述する各飲料原料供給位置に飲料原料を供給する複数の飲料原料供給手段12、カップステーション11にダイレクトに飲料を供給する各種の飲料供給手段13,14、カップステーション11に湯水を供給する湯水供給手段15、カップステーション11に冷水を供給する冷水供給手段16、カップステーション11に炭酸水を供給する炭酸水供給手段17、カップステーション11に氷を供給する氷供給手段18、カップステーション11でカップ内攪拌を行なう攪拌手段19を有するとともに、後述するカップ供給手段および搬送手段などを有している。そして、湯水供給手段15、冷水供給手段16および炭酸水供給手段17は希釈液供給手段20として構成されている。
【0018】
飲料原料供給手段12は、例えばインスタントコーヒー、紅茶、ココア、砂糖およびミルクなどの粉末状の飲料原料を種類別に収納する複数のキャニスタ21を有し、これら各キャニスタ21から飲料容量に応じた量の飲料原料が送り出され、対応する各シュート22を通じて後述する各飲料原料供給位置に供給される。
【0019】
飲料供給手段13は、レギュラーコーヒーのコーヒー豆を種類別に収納する複数の容器23を有し、これら各容器23から定量のコーヒー豆がコーヒーミル24に送り出され、コーヒーミル24で粉末状に挽かれたコーヒー粉が抽出器25に送り込まれ、抽出器25で湯水供給手段15からの湯水と混合されてコーヒー液が濾過抽出され、抽出されたコーヒー液がカップステーション11に搬送されるカップ内に供給される。
【0020】
飲料供給手段14は、例えばジュース原液などの液体状の飲料原料を収納する複数の原料バック26を有し、これら原料バック26から供給路途中が後述する冷却水槽の冷却水中を通じて冷却されて飲料容量に応じた量の飲料原料がカップステーション11に搬送されるカップ内に供給される。
【0021】
湯水供給手段15は、水道水などの水源から供給される水を受け入れて所定温度に沸き上げて貯留する湯タンク27を有し、この湯タンク27内の湯がカップステーション11に搬送されるカップ内や抽出器25に供給される。
【0022】
冷水供給手段16は、冷却水wを貯留する冷却水槽28を有し、この冷却水槽28の冷却水中に冷却コイル29が配置され、水源からの水が水ポンプ30で冷却コイル29に送られ、この冷却コイル29を通過する間に冷却水との間で熱交換されて冷却され、冷却された冷水がカップステーション11に搬送されるカップ内に供給される。
【0023】
炭酸水供給手段17は、冷却水槽28の冷却水中に炭酸水容器31が配置され、この炭酸水容器31には冷却コイル29を通過した冷水の一部および炭酸ボンベ32から炭酸ガスがそれぞれ供給されて炭酸水が作成され、この炭酸水がカップステーション11に搬送されるカップ内に供給される。
【0024】
氷供給手段18は、水源からの水の供給を受けて製氷する製氷装置33を有し、この製氷装置33で製氷された氷がカップステーション11に搬送されるカップ内に供給される。
【0025】
攪拌手段19は、カップステーション11の上方に配設され、攪拌駆動部34で回転駆動されるとともに昇降される例えばインペラなどの攪拌具35を有し、攪拌具35の下降時にカップステーション11に配置されたカップ内に進入して飲料を攪拌調合(攪拌混合)するように構成されている。攪拌具35の上昇位置を待機位置とし、下降位置を攪拌位置および洗浄位置とする。
【0026】
次に、図4に自動販売機の内部構造を示す正面図、図5に自動販売機の正面図を示し、41は機体で、この機体41は、販売機本体42およびこの販売機本体42の前面を開閉する前面扉43によって構成されている。
【0027】
前面扉43には、略中央に販売口44が形成され、この販売口44の後方にカップステーション11が配設されている。販売口44には販売口44を閉塞可能とるす扉体45が開閉自在に取り付けられ、この扉体45は、例えば、扉体開閉手段によって自動開閉されるとともに、閉止状態で施錠手段によって施錠、解錠される。
【0028】
前面扉43の上側域には販売する各飲料種類を表示する複数の飲料表示部46が配設され、これら各飲料表示部46毎にカップの容量種に対応して標準容量を含む複数種の飲料提供容量を選択可能に割り付けられた飲料選択手段としての複数の飲料選択釦47が配設されている。飲料表示部46および飲料選択釦47は、前面扉43の左右領域に区分され、例えば一方の領域がホット飲料用、他方の領域がコールド飲料用として用いられる。
【0029】
前面扉43の下側右域には、硬貨投入口49、紙幣投入口50、硬貨返却口51、返却レバー52などが配設され、これらの後方に紙幣や硬貨の識別計数および返却や釣銭の払い出しを行なう貨幣処理手段53が配設されている。
【0030】
なお、前面扉43には、利用者に対するメッセージなどを表示する図示しない表示部が配設されている。
【0031】
また、販売機本体42内の左上手前側には例えばホット飲料用やコールド飲料用などの飲料種類に応じて容量の異なる複数種のカップを収納するとともにこれら各カップを1つずつ下方の後述する各カップ供給位置に供給するカップ供給手段54が配設され、左上奥側には複数の飲料原料供給手段12が左右方向に沿って配設され、右上手前側には飲料供給手段13が配設され、右上奥側には湯水供給手段15が配設され、左下手前側には原料バック26が配置され、右下手前には炭酸ボンベ32が配置され、下奥側(図示されていない)には冷水供給手段16が配設されている。
【0032】
カップステーション11の後方域でかつ飲料原料供給手段12およびカップ供給手段54の下方域には、カップを搬送する搬送手段55が配設されている。この搬送手段55は、カップを保持するカップ搬送部56、およびこのカップ搬送部56を水平方向に移動させる搬送機構57を有している。
【0033】
次に、図6に搬送手段の斜視図、図7に搬送手段の一部を切り欠いた平面図を示し、機体41の左右方向をX軸、前後方向をY軸とする。
【0034】
カップ搬送部56は、Y軸スライダー61を有し、このY軸スライダー61の前面に、カップを載置する載置台62が突設されているとともに、この載置台62の上側でカップを両側から保持する一対のカップホルダ63が開閉可能に配設されている。
【0035】
搬送機構57は、カップ搬送部56をY軸方向に沿って移動可能に支持するY軸スライドベース64、およびこのY軸スライドベース64をX軸方向に沿って移動可能に支持するX軸スライドベース65を有している。
【0036】
Y軸スライドベース64には、両端にタイミングプーリ66が回転自在に配設され、これらタイミングプーリ66間にタイミングベルト67が張設され、一端(後端)のタイミングプーリ66にY軸モータ68が連結されている。そして、タイミングベルト67にY軸スライダー61が連結され、Y軸モータ68の駆動によるタイミングベルト67の回動により、Y軸スライダー61がY軸方向に移動される。Y軸モータ68の駆動軸にはその回転に応じてパルスを発生するパルス発生手段としてのエンコーダ69が装着されている。
【0037】
X軸スライドベース65は、前後のベース部70,71およびこれら前後のベース部70,71の両端を連結する左右の連結部72を有する枠状に形成され、各ベース部70,71内には、両端にタイミングプーリ73が回転自在に軸支され、これら両端のタイミングプーリ73間にタイミングベルト74が張設され、一端(右側)の両タイミングプーリ73を連結する連動軸75にX軸モータ76が連結されている。そして、タイミングベルト74にY軸スライドベース64が連結され、X軸モータ76の駆動によるタイミングベルト74の回動により、Y軸スライドベース64がX軸方向に移動される。X軸モータ76の駆動軸(連動軸75)にはその回転に応じてパルスを発生するパルス発生手段としてのエンコーダ77が装着されている。
【0038】
Y軸スライダー61にはY軸センサ78が配設され、Y軸スライドベース64にはY軸スライダー61の搬送起点位置および後方のY軸リミット位置に対応してX軸センサ81により検知される検知部材79,80が配設されている。
【0039】
X軸スライドベース65の右側にはX軸センサ81が配設され、Y軸スライドベース64にはY軸スライドベース64の右方のX軸リミット位置に対応してY軸センサ78により検知される検知部材82が配設されている。
【0040】
次に、図8にカップ搬送部の移動位置の説明図を示し、カップ搬送部56は、搬送機構57により、カップステーション11の位置すなわち飲料調合位置Cst 、この飲料調合位置Cst の後方近傍の搬送起点位置P0、各カップ供給手段54からカップが落下供給されるカップ供給位置cup1〜cup4、各飲料原料供給手段12から飲料原料が落下供給される飲料原料供給位置P1〜P6に移動される。カップ搬送部56の搬送起点位置P0はY軸センサ78が検知部材79を検知することで判別され、また、Y軸リミット位置LyはY軸センサ78が検知部材80を検知することで判別され、X軸リミット位置LxはX軸センサ81が検知部材82を検知することで判別される。
【0041】
次に、図2に自動販売機の制御系の構成図を示し、制御部91には、上述した飲料原料供給手段12、飲料供給手段13,14、攪拌手段19、希釈液供給手段20、飲料選択釦47、貨幣処理手段53、カップ供給手段54、搬送手段55などがそれぞれ接続され、それら各構成からの信号が制御部91に入力されるとともに、それら各構成が制御部91によって制御される。さらに、制御部91には、カップステーション11でカップ搬送部56上のカップの有無を検知するカップ検知手段92、前面扉43の内側に配設される管理者用の設定手段93などが接続されている。
【0042】
そして、制御部91は、貨幣処理手段53で販売価格以上の貨幣の投入が検知された飲料種類の飲料選択釦47の選択を許容する選択許容手段の機能、販売予定の飲料種類を判断する販売予定判断手段の機能、搬送手段55を制御する制御手段の機能を有している。
【0043】
販売予定判断手段の機能では、季節、販売頻度、売切れ状態、および設定状態の少なくともいずれか1つに基づいて販売予定の飲料種類が判断される。季節、販売頻度、売切れ状態、および設定状態のどれに基づくかの設定は、設定手段93で行なわれる。季節が設定される場合には、制御部91の機能として有する季節判断手段により、例えば給水温度、気温、カレンダー機能などによって夏季か冬季かなどの季節を判断する。販売頻度が設定される場合には、制御部91の機能として有する販売頻度判断手段により、過去の一定期間や一定販売量から飲料種類別の販売頻度を判断する。売切れが設定される場合には、制御部91の機能として有する売切れ判断手段により、カップ供給手段54に設けられる検知手段からの検知信号に基づいたカップの売切れ状態(カップなし)や飲料原料供給手段12および飲料供給手段13,14に設けられる検知手段からの検知信号に基づいた飲料原料の売切れ状態を判断する。設定状態が設定される場合には、設定手段93でカップ供給位置cup1〜cup4が直接設定される。
【0044】
制御手段の機能では、貨幣処理手段53で貨幣の投入を検知したとき、飲料選択釦47による飲料種類の選択を待たずに販売予定判断手段の機能で判断される販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置cup1〜cup4に待機位置からカップ搬送部56を予め移動させるとともに、販売予定の飲料種類と飲料選択釦47で選択される飲料種類とが一致することで、対応するカップ供給位置cup1〜cup4でのカップの受取後にカップ内への飲料提供動作に応じてカップ搬送部56を移動させる。さらに、販売予定の飲料種類と異なる飲料種類の飲料選択釦47が選択されたとき、販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置cup1〜cup4にカップ搬送部56が移動した後であれば、そのカップ供給位置cup1〜cup4から飲料選択釦47で選択された飲料種類に応じたカップ供給位置cup1〜cup4にカップ搬送部56を移動させ、また、販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置cup1〜cup4にカップ搬送部56が移動している途中であれば、その販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置cup1〜cup4への移動をその途中で停止するかその販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置cup1〜cup4に到達した後に、カップ搬送部56の移動を飲料選択釦47で選択された飲料種類に応じたカップ供給位置cup1〜cup4に変更して直接移動させる。
【0045】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0046】
販売予定として季節が設定された場合での制御部91の制御による販売動作を、図1のフローチャートを参照して説明する。
【0047】
利用者により貨幣が投入され、貨幣処理手段53で識別検知されると(ステップ1)、例えば給水温度、気温、カレンダー機能などによって夏季か冬季かなどの季節を判断する(ステップ2)。
【0048】
季節が夏季であると判断された場合には、例えば、販売予定の飲料種類をコールド飲料用のカップでかつ標準容量以上であると判断し、複数のカップ供給位置cup1〜cup4のうち、販売予定の飲料種類(コールド飲料用のカップでかつ標準容量以上)に応じた例えばカップ供給位置cup1に向けてカップ搬送部56の移動を開始させる(ステップ3)。カップ搬送部56は、例えば、カップステーション11の位置すなわち飲料調合位置Cst を待機位置とし、搬送起点位置P0を経て、カップ供給位置cup1に向けて移動される。
【0049】
貨幣処理手段53で販売価格以上の貨幣の投入が検知された飲料種類の飲料選択釦47については選択が許容され、この選択が許容された飲料選択釦47のなかのいずれかが操作者により選択操作される(ステップ4)。
【0050】
利用者によりコールド飲料でかつ標準容量の飲料選択釦47が選択され、販売予定の飲料種類と飲料選択釦47で選択される飲料種類とが一致した場合、カップ搬送部56がカップ供給位置cup1に到着しているか、あるいは到着すれば(ステップ5)、カップ供給手段54からカップ供給位置cup1に1つのカップを排出し(ステップ6)、落下するカップをカップ搬送部56に受け取る。なお、飲料種類が一致した場合でも、飲料容量が異なる場合には、後述する飲料種類が異なる場合と同様に、カップ搬送部56の移動位置が修正される。
【0051】
また、利用者によりホット飲料用の飲料選択釦47が選択されたために、販売予定の飲料種類と飲料選択釦47で選択される飲料種類とが異なる場合、販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置cup1にカップ搬送部56が移動した後であれば、そのカップ供給位置cup1から飲料選択釦47で選択された飲料種類に応じた例えばカップ供給位置cup4にカップ搬送部56を移動させ、また、販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置cup1にカップ搬送部56が移動している途中であれば、移動をその途中で停止するか、その販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置cup1〜cup4に到達した後、あるいは、別に定める認識ポイント(搬送起点位置相当)まで移動された後、カップ搬送部56の移動を飲料選択釦47で選択された飲料種類に応じた例えばカップ供給位置cup4に変更して移動させる(ステップ7)。カップ搬送部56がカップ供給位置cup4に到着すれば、カップ供給手段54からカップ供給位置cup4に1つのカップを排出し、落下するカップをカップ搬送部56に受け取る。
【0052】
一方、ステップ2において、季節が冬季であると判断された場合には、例えば、販売予定の飲料種類をホット飲料でかつ標準容量であると判断し、複数のカップ供給位置cup1〜cup4のうち、販売予定の飲料種類(ホット飲料でかつ標準容量)に応じた例えばカップ供給位置cup4を選定し、そのカップ供給位置cup4に向けてカップ搬部56の移動を開始させる(ステップ8)。カップ搬送部56は、例えば、カップステーション11の位置すなわち飲料調合位置Cst を待機位置とし、搬送起点位置P0を経て、カップ供給位置cup4に向けて移動される。
【0053】
貨幣処理手段53で販売価格以上の貨幣の投入が検知された飲料種類の飲料選択釦47については選択が許容され、この選択が許容された飲料選択釦47のなかのいずれかが操作者により選択操作される(ステップ9)。
【0054】
利用者によりホット飲料でかつ標準容量の飲料選択釦47が選択され、販売予定の飲料種類と飲料選択釦47で選択される飲料種類とが一致した場合、カップ搬送部56がカップ供給位置cup4に到着しているか、あるいは到着すれば、カップ供給手段54からカップ供給位置cup4に1つのカップを排出し、落下するカップをカップ搬送部56に受け取る。なお、飲料種類が一致した場合でも、飲料容量が異なる場合には、後述する飲料種類が異なる場合と同様に、カップ搬送部56の移動位置が修正される。
【0055】
また、利用者によりコールド飲料用の飲料選択釦47が選択されたために、販売予定の飲料種類と飲料選択釦47で選択される飲料種類とが異なる場合、販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置cup4にカップ搬送部56が移動した後であれば、そのカップ供給位置cup4から飲料選択釦47で選択された飲料種類に応じた例えばカップ供給位置cup1にカップ搬送部56を移動させ、また、販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置cup4にカップ搬送部56が移動している途中であれば、移動をその途中で停止するか、その販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置cup1〜cup4に到達した後、あるいは、別に定める認識ポイント(搬送起点位置相当)まで移動された後、カップ搬送部56の移動を飲料選択釦47で選択された飲料種類に応じた例えばカップ供給位置cup1に変更して直接移動させる。カップ搬送部56がカップ供給位置cup1に到着すれば、カップ供給手段54からカップ供給位置cup1に1つのカップを排出し、落下するカップをカップ搬送部56に受け取る。
【0056】
そして、いずれかのカップ供給位置cup1〜cup4でカップ搬送部56にカップを受け取った後、カップ内への飲料提供動作を開始する(ステップ11)。例えば、カップ搬送部56を飲料原料供給手段12の各飲料原料供給位置P1〜P6に順に移動させてカップ内に飲料原料を順次受け入れた後、カップステーション11の位置すなわち飲料調合位置Cst に移動させてカップ内に湯や冷水などの希釈液を注入するとともに、必要に応じて攪拌具35をカップ内に進入させてカップ内で飲料を攪拌調合する。また、いずれかのカップ供給位置cup1〜cup4でカップ搬送部56にカップを受け取った後、カップステーション11の位置すなわち飲料調合位置Cst に移動させてカップ内に飲料供給手段13,14からレギュラーコーヒーの抽出液やジュース原液および希釈液などを直接注入する。
【0057】
飲料提供動作の完了により、飲料が提供されたカップを販売口44から取り出し可能となる。
【0058】
なお、販売予定の判断基準として季節が設定される場合には、夏季と冬季以外に月ごとの分け方を用いてもよい。
【0059】
また、販売予定の判断基準として販売頻度が設定される場合、過去の一定期間や一定販売量から飲料種類別の販売頻度が判断され、販売頻度の高い飲料種類に対応したカップ供給位置cup1〜cup4が選定される。
【0060】
また、販売予定の判断基準として売切れ状態が設定される場合には、カップ供給手段54に設けられる検知手段からの検知信号に基づいたカップの売切れ状態(カップなし)や飲料原料供給手段12および飲料供給手段13,14に設けられる検知手段からの検知信号に基づいた飲料原料の売切れ状態が判断され、売切れ状態の飲料種類を除いた飲料種類に対応したカップ供給位置cup1〜cup4が選定される。
【0061】
また、販売予定の判断基準として設定状態が設定される場合には、設定手段93でカップ供給位置cup1〜cup4が直接設定される。
【0062】
そして、これら季節、販売頻度、売切れ状態、および設定状態などの販売予定の判断基準をいずれか1つ、または組み合わせて設定することも可能で、飲料選択釦47で選択される飲料種類に対して、一致しやすい適切なカップ供給位置cup1〜cup4の選定が可能となる。
【0063】
以上のように、貨幣処理手段53で貨幣の投入を検知したとき、販売予定の飲料種類を判断し、飲料選択釦47による飲料種類の選択を待たずに販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置cup1〜cup4にカップ搬送部56の移動を開始させるので、販売作動開始時期が早まり、販売予定の飲料種類と飲料選択釦47で選択される飲料種類とが一致することにより、カップ搬送部56にカップを直ぐに受け取って飲料提供動作に移ることができ、利用者による飲料種類の選択からカップ内に飲料を提供して販売されるまでの時間を短縮でき、トータル的な販売効率の向上を図ることができる。
【0064】
販売予定の判断として、季節、販売頻度、売切れ状態、および設定状態の少なくともいずれか1つに基づくことで、飲料選択釦47で選択される飲料種類に対して、一致しやすい適切なカップ供給位置cup1〜cup4を選定できる。
【0065】
販売予定の飲料種類と異なる飲料種類の飲料選択釦47が選択されたとき、販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置cup1〜cup4にカップ搬送部56が到着した後であれば、その位置からカップ搬送部56を飲料選択釦47で選択された飲料種類に応じたカップ供給位置cup1〜cup4に再移動させることで、カップ搬送部56がカップを受け取るカップ供給位置cup1〜cup4を修正できる。また、販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置cup1〜cup4にカップ搬送部56を移動させている途中であれば、移動をその途中で停止するか、その販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置cup1〜cup4に到達した後、あるいは、別に定める認識ポイント(搬送起点位置相当)まで移動された後、カップ搬送部56の移動を飲料選択釦47で選択された飲料種類に応じたカップ供給位置cup1〜cup4に変更するので、カップ搬送部56が目的とするカップ搬送位置cup1〜cup4に修正移動され、選択された飲料種類に対応できる。
【0066】
なお、カップ搬送部56の待機位置は、カップステーション11の位置すなわち飲料調合位置Cst に限らず、搬送起点位置P0でもよく、あるいは複数のカップ供給位置cup1〜cup4間の中間位置(例えば、別の認識ポイントなど)でもよく、これらの場合、カップ搬送部56の待機位置から各カップ供給位置cup1〜cup4への移動距離が少なく、移動時間を短縮できる。
【0067】
また、複数のカップ供給手段54のうち2つ以上で同じ容量のカップを収納するとともに2箇所以上のカップ供給位置に同じ容量のカップを供給する場合において、1箇所のカップ供給位置でのカップ搬送部56へのカップの受け取りに不具合があって、カップ搬送部56にカップが載らなかったことがカップ検知手段92で検知されたときには、再度、カップの受取動作を実行するものとし、このとき、カップ搬送部56を同じ容量のカップが供給される他のカップ供給位置に移動させて、カップの受取動作を行なう。これにより、1回目のカップ供給位置にカップを供給するカップ供給手段54の異常や、そのカップ供給位置とカップ搬送部56との位置ずれなどを原因とする場合には、1回目と同じカップ供給位置でカップの受取動作を実行したのでは、2回目もカップの受け取りを失敗する可能性が高いが、2回目は別のカップ供給位置でカップの受取動作を実行することにより、カップの受取動作を成功させる可能性が高く、飲料の販売を許容できる。
【0068】
【発明の効果】
請求項1記載の自動販売機によれば、貨幣処理手段で貨幣の投入を検知したとき、販売予定の飲料種類を判断し、飲料選択手段による飲料種類の選択を待たずに販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置にカップ搬送部の移動を開始させるので、販売作動開始時期が早まり、販売予定の飲料種類と飲料選択手段で選択される飲料種類とが一致することにより、カップ搬送部にカップを直ぐに受け取って飲料提供動作に移ることができ、利用者による飲料種類の選択からカップ内に飲料を提供して販売されるまでの時間を短縮でき、トータル的な販売効率の向上を図ることができる。
【0069】
請求項2記載の自動販売機によれば、請求項1記載の自動販売機の効果に加えて、販売予定判断手段は、季節、販売頻度、売切れ状態、および設定状態の少なくともいずれか1つに基づいて販売予定を判断するので、飲料選択手段で選択される飲料種類に対して、一致しやすい適切な販売予定の飲料種類を選定できる。
【0070】
請求項3記載の自動販売機によれば、請求項1または2記載の自動販売機の効果に加えて、飲料選択手段で販売予定の飲料種類と異なる飲料種類が選択されたとき、カップ搬送部を飲料選択手段で選択された飲料種類に応じたカップ供給位置に移動させることで、カップを受け取るカップ供給位置を修正できる。
【0071】
請求項4記載の自動販売機によれば、請求項3記載の自動販売機の効果に加えて、カップ搬送部を販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置に移動させている途中に、飲料選択手段で販売予定の飲料種類と異なる飲料種類が選択されたときには、その販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置への移動をその途中で停止するかその販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置に到達した後に、カップ搬送部の移動を飲料選択手段で選択された飲料種類に応じたカップ供給位置に変更するので、カップ搬送部が目的とするカップ搬送位置に修正移動し、選択された飲料種類に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す自動販売機の販売動作のフローチャートである。
【図2】同上自動販売機の制御系の構成図である。
【図3】同上自動販売機の構成図である。
【図4】同上自動販売機の内部構造を示す正面図である。
【図5】同上自動販売機の正面図である。
【図6】同上自動販売機の搬送手段の斜視図である。
【図7】同上自動販売機の搬送手段の一部を切り欠いた平面図である。
【図8】同上自動販売機のカップ搬送部の移動位置の説明図である。
【符号の説明】
47 飲料選択手段としての飲料選択釦
53 貨幣処理手段
54 カップ供給手段
55 搬送手段
56 カップ搬送部
91 販売予定判断手段および制御手段としての制御部
Claims (4)
- カップ内に飲料を提供して販売する自動販売機において、
貨幣の投入を検知する貨幣処理手段と、
この貨幣処理手段で販売価格以上の貨幣の投入が検知された飲料種類の選択を許容する飲料選択手段と、
前記飲料種類に応じた複数種のカップを対応する各カップ供給位置に供給する複数のカップ供給手段と、
前記カップを搬送するカップ搬送部を有し、このカップ搬送部を前記カップ供給位置でのカップの受取後にカップ内への飲料提供動作に応じて移動させる搬送手段と、
販売予定の飲料種類を判断する販売予定判断手段と、
前記貨幣処理手段で貨幣の投入を検知したとき、前記飲料選択手段による飲料種類の選択を待たずに前記販売予定判断手段で判断される販売予定の飲料種類に応じた前記カップ供給位置に前記カップ搬送部の移動を開始させる制御手段と
を具備していることを特徴とする自動販売機。 - 販売予定判断手段は、季節、販売頻度、売切れ状態、および設定状態の少なくともいずれか1つに基づいて販売予定の飲料種類を判断する
ことを特徴とする請求項1記載の自動販売機。 - 制御手段は、飲料選択手段で販売予定の飲料種類と異なる飲料種類が選択されたとき、カップ搬送部を飲料選択手段で選択された飲料種類に応じたカップ供給位置に移動させる
ことを特徴とする請求項1または2記載の自動販売機。 - 制御手段は、カップ搬送部を販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置に移動させている途中に、飲料選択手段で販売予定の飲料種類と異なる飲料種類が選択されたときには、その販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置への移動をその途中で停止するかその販売予定の飲料種類に応じたカップ供給位置に到達した後に、カップ搬送部の移動を飲料選択手段で選択された飲料種類に応じたカップ供給位置に変更する
ことを特徴とする請求項3記載の自動販売機。
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