JP2004185522A - 店舗向け飲料サービングシステム - Google Patents

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英治 林
Hajime Mori
一 森
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Abstract

【課題】多種多様の飲料を取り扱う飲料業務であっても、顧客が注文した飲料を、取り違えなく、常に一定の品質で、しかも注文された順番で円滑にその顧客に受け渡すことができる飲料サービングシステムを提供する。
【解決手段】顧客が注文した飲料の情報を入力することによって、前記飲料を特定する飲料データを送信する受注端末11と、この受注端末11から送信された前記飲料データに基づいて前記飲料を調製する飲料調製装置13とで構成される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客に店頭で飲料を提供するための店舗向け飲料サービングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば大規模のコーヒーショップでは、顧客の嗜好の多極化から取り扱う飲料の種類が極めて多く、その飲料の種類は、20種前後にも及んでいる。また、このようなコーヒーショップでは、提供する飲料の種類や量に応じて複数種のカップが使用されており、さらに飲料には温冷の区別が加わるので、これら飲料と使用するカップとの組合せを考慮すると、顧客に提供する飲料に係るアイテム数は数百種にも及ぶことになる。したがって、顧客が注文した飲料を、取り違えなく、常に一定の品質(味)で、しかも注文された順番で円滑にその顧客に受け渡すためには、飲料の受注から飲料の受渡しまでを自動化(システム化)することが望まれる。
【0003】
従来、金銭の授受及び飲食物供給を自動的に行う自動飲食店が知られている(例えば特許文献1)。この自動飲食店は、自動食器貸し機と飲食物供給装置とを備えており、顧客が自動食器貸し機にコインを投入してカップを借り受けた後、顧客自身が飲食物供給装置を使用してそのカップにコーヒーをサーブできるように構成されている。
【0004】
【特許文献1】
特許第2804933号公報(図1等)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この自動飲食店では、自動食器貸し機にコインを投入することによって金銭の授受が行われた後は、顧客自身が自由に飲食物供給装置を使用することができるようになっているので、複数の飲料のそれぞれに異なった価格を設定することができない。さらに詳しくいうと、仮に自動食器貸し機で価格の異なる飲料ごとにそれぞれ異なるカップの貸出料を設定したとしても、カップを借り受けた顧客はそのカップの貸出料の多寡にかかわらず、用意された複数の飲料から所望の飲料を自由に取得することができてしまう。したがって、この自動飲食店は、一律の価格の飲料を提供する場合にしか使用することができないので、多種多様の飲料を取り扱うコーヒーショップには適用することができない。
そこで、本発明の課題は、多種多様の飲料を取り扱う飲料業務であっても、顧客が注文した飲料を、取り違えなく、常に一定の品質で、しかも注文された順番で円滑にその顧客に受け渡すことができる店舗向け飲料サービングシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決した請求項1に記載の店舗向け飲料サービングシステムは、顧客が注文した飲料の情報を入力することによって、前記飲料を特定する飲料データを送信する受注端末と、この受注端末から送信された前記飲料データに基づいて前記飲料を調製する飲料調製装置とを備えることを特徴とする。
【0007】
この店舗向け飲料サービングシステムでは、顧客が注文した飲料の飲料データが受注端末から飲料調製装置に送られるとともに、この飲料データに基づいてその飲料が飲料調製装置で調製される。このような店舗向け飲料サービングシステムによれば、従来の多種多様の飲料を取り扱う飲料提供業務で生じていたような、飲料の受注担当者と飲料調製担当者との間での調製すべき飲料(注文された飲料)の伝達過誤は避けられるので、顧客に注文どおりの飲料を正確に提供することができる。
【0008】
また、この店舗向け飲料サービングシステムでは、飲料調製装置が、受注端末から飲料データを受信した順番で飲料を調製していくので、この店舗向け飲料サービングシステムの操作者が、飲料調製装置で調製された飲料を調製された順番で顧客に提供すれば、顧客が注文した飲料を他の顧客が注文した飲料と取り違えることなく、しかも注文された順番で円滑に顧客に受け渡すことができる。
【0009】
また、この店舗向け飲料サービングシステムによれば、飲料は操作者が調製するのではなく、飲料データに基づいて飲料調製装置が調製するので、顧客に提供される飲料の品質は常に一定に維持される。
【0010】
請求項2に記載の店舗向け飲料サービングシステムは、請求項1に記載の店舗向け飲料サービングシステムにおいて、前記受注端末から送信された前記飲料データに基づいて前記飲料を入れるカップを供給するカップ供給装置を備えることを特徴とする。
【0011】
この店舗向け飲料サービングシステムによれば、カップ供給装置が飲料データに基づいて前記飲料を入れるカップを供給するので、この店舗向け飲料サービングシステムの操作者が、使用すべきカップの種類やサイズの選択を誤ることは避けられる。
【0012】
請求項3に記載の店舗向け飲料サービングシステムは、請求項1または2に記載の店舗向け飲料サービングシステムにおいて、前記受注端末から送信された前記飲料データに基づいて前記飲料を特定可能な飲料コードを前記飲料の受注順に発給する飲料コード発給装置を備えることを特徴とする。
【0013】
この店舗向け飲料サービングシステムでは、飲料コードによって顧客が注文した飲料が特定できるようになっているので、この店舗向け飲料サービングシステムの操作者が、現に飲料調製装置で調製されている飲料の種類や量を確認することができる。また、この店舗向け飲料サービングシステムでは、飲料コードが飲料の受注された順番で発給されるので、店舗向け飲料サービングシステムの操作者は、複数の顧客から複数の飲料の注文があった場合であっても、飲料調製装置で調製された飲料がいかなる順番で注文されたものであるかを把握することができる。その結果、この店舗向け飲料サービングシステムによれば、操作者は、より確実に注文された飲料を注文された順番で顧客に受け渡すことができる。また、この店舗向け飲料サービングシステムによれば、例えば、操作者がカップの種類やサイズを選択し、そして、そのカップに飲料調製装置で調製された飲料が注がれるようになっている場合にあっては、操作者が飲料コードによって飲料調製装置で調製される飲料を予め知ることができるので使用すべきカップの選択を誤ることは避けられる。
【0014】
請求項4に記載の店舗向け飲料サービングシステムは、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の店舗向け飲料サービングシステムにおいて、前記飲料調製装置は、前記飲料の調製に使用する飲料原料を計量する計量装置を備えることを特徴とする。
【0015】
この店舗向け飲料サービングシステムでは、飲料調製装置が飲料を調製するにあたって、計量装置が飲料原料を受注された飲料ごとに計量するので、従来の飲料提供業務のように飲料調製担当者の技量の差によって生じる味の変動がなく、この店舗向け飲料サービングシステムで調製される飲料は常に一定の味を維持することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
本発明に係る店舗向け飲料サービングシステムの第1の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は、店舗向け飲料サービングシステムが組み込まれたコーヒーショップの様子を示す斜視図、図2は、店舗向け飲料サービングシステムの構成を示すブロック図、図3(a)は、図2の店舗向け飲料サービングシステムに使用される受注端末を例示する斜視図、図3(b)は、受注端末の構成を示すブロック図、図4は、図3(a)の受注端末が生成する飲料データのデータ構造を示す概念図、図5は、図2の店舗向け飲料サービングシステムに使用されるカップ供給装置及び飲料調製装置を示す斜視図、図6は、図5の飲料調製装置の構成を示すブロック図である。
【0017】
店舗向け飲料サービングシステム(以下、単に「システム」という)は、図1に示すように、受注端末11と、カップ供給装置12と、飲料調製装置13とを備えている。図2に示すように、このシステム14では、受注端末11が、カップ供給装置12及び飲料調製装置13と電気的に接続されている。以下に、受注端末11、カップ供給装置12及び飲料調製装置13をこの順番に説明する。
【0018】
<受注端末>
受注端末11は、図3(a)及び図3(b)に示すように、飲料選択キー15a、送信キー15b及びキャンセルキー15cを有する入力部15と、中央演算処理ユニット(CPU1)と、メモリ(M1,M2)と、インターフェイス(I/F)と、液晶表示画面(LCD)とを備えている。液晶表示画面(LCD)は、顧客Z(図1参照)がその表示内容が見易いように傾斜している。そして、メモリ(M1)には、コーヒーショップで取り扱うすべての飲料の属性データ、具体的には、飲料の種類、カップサイズ(飲料の量)、飲料の温・冷の区別及び飲料の価格のデータが記憶されている。
【0019】
この受注端末11は、顧客Zが飲料を注文したときに、この受注端末11の操作者X(図1参照)がその飲料に該当する飲料選択キー15aを押すことによって、中央演算処理ユニット(CPU1)がその飲料の属性データをメモリ(M1)から読み出してメモリ(M2)に一時保存するようになっている。そして、中央演算処理ユニット(CPU1)は、飲料の属性データに基づいて、飲料の種類、カップサイズ、飲料の温・冷の区別及び飲料の価格を液晶表示画面(LCD)に表示させるようになっている。
【0020】
そして、この受注端末11は、操作者Xが送信キー15bを押すことによって、中央演算処理ユニット(CPU1)が次に説明する飲料データを生成するとともに、この飲料データをカップ供給装置12及び飲料調製装置13にインターフェイス(I/F)を介して送信するように構成されている。
【0021】
飲料データは、図4に示すように、顧客Zが注文した、例えばカフェラテといった飲料の種類を示す属性データ16a、サイズLといった飲料の量(カップサイズ)を示す属性データ16b及び例えばホット飲料といった飲料の温・冷の区別を示す属性データ16cで構成されている。なお、これら属性データ16a,16b,16cは、中央演算処理ユニット(CPU1)がメモリ(M1)に一時保存した属性データから抽出したものである。
【0022】
また、受注端末11は、操作者Xがキャンセルキー15cを押すことによって、中央演算処理ユニット(CPU1)が、メモリ(M2)に一時保存された属性データを消去するように構成されている。
【0023】
<カップ供給装置>
カップ供給装置12は、図5に示すように、カップ21を収納するカップ収納筒22と、カップ収納筒22からカップ21を飲料調製装置13側に向けて搬出するカップシュータ23と、カップ排出機構24とを備えている。なお、カップ収納筒22は、異なるカップサイズごとに複数設けられている。
【0024】
カップ排出機構24は、受注端末11から送信された飲料データのうち飲料の量(カップサイズ)を示す属性データ16b(図4参照)に基づいて、該当するサイズのカップ21をカップ収納筒22からカップシュータ23に向けて排出するものである。このようなカップ排出機構24としては、例えば、従来のカップ式飲料自動販売機に使用されているような、例えばカップ収納筒22の下端に配置されるカップリング24aと、カップリング24aに取り付けられるとともにカップ21を係止するカム24bと、コントローラ24cとで構成されるものを使用することができる。このカップ排出機構24は、受注端末11から送信された飲料データを受けたコントローラ24cが、カム24bを回転させることによってカップ21に対する係止を解き、カップ21をカップシュータ23に向けて排出するようになっている。
【0025】
<飲料調製装置>
飲料調製装置13は、図5に示すように、例えばコーヒー豆が充填されたキャニスタ、ミル及びレギュラーコーヒーやエスプレッソコーヒーを抽出するための公知のコーヒー抽出機等からなるコーヒー供給機25、砂糖、ミルク、チョコレート、シロップ類及びその他調味材料を供給する調味材料供給機26,26、クラッシュアイス供給機27、これら供給機25,26,26,27のそれぞれに取り付けられて、これらから供給されるコーヒーや調味材料、クラッシュアイスといった原料の供給量を調節するレギュレタやオーガからなる原料供給量調節機29、カップ21の内容物を撹拌するためのミキサー32並びに例えばミルクといった液体の調味材料を加温するための公知のスチーマ(図示せず)からなる調理機器類と、カップ21をその上面で受け止めることによって、カップ21及びカップ21に投入された原料を秤量するとともに、その重量を特定する重量特定信号を出力する秤量装置33と、カップ21を載せた秤量装置33を所定の経路に沿って搬送する搬送装置17と、受注端末11から送信された飲料データを受けて、搬送装置17及び原料供給量調節機29を制御する飲料調製制御装置35とを備えている。
【0026】
図6に示すように、このような飲料調製装置13では、飲料調製制御装置35が、搬送装置17、原料供給量調節機29、ミキサー32及び秤量装置33と電気的に接続されている。
【0027】
搬送装置17は、再び図5を参照すると明らかなように、搬送レール17aと、前記した秤量装置33を下側から支持するとともに搬送レール17a上に載置された搬送台車17bと、前記した飲料調製制御装置35と電気的に接続されるとともに、搬送レール17aに電力を供給する電力供給装置17cとを備えている。
【0028】
搬送レール17aは、カップ供給装置12のカップシュータ23の下方に設定される初期位置13aからミキサー32の下方を経由し前記供給機25,26,26,27の下方に至る経路に沿って敷設されている。
【0029】
搬送台車17bは、搬送レール17a上を転がる図示しない車輪と、電力供給装置17cと電気的に接続されて車輪を回転させるための図示しないモータとを備えている。
【0030】
この搬送装置17は、電力供給装置17cから搬送レール17aに電力が供給されると、搬送台車17bが、初期位置13a、ミキサー32及び供給機25,26,26,27の間を走行してカップ21を載せた秤量装置33を搬送することができるとともに、電力の供給が中断されると、搬送台車17bが停止することによって、初期位置13a、ミキサー32及び各供給機25,26,26,27のそれぞれの位置にカップ21を位置決めすることができるようになっている。
【0031】
飲料調製制御装置35は、図6に示すように、中央演算処理ユニット(CPU2)、メモリ(M3,M4)並びに前記した原料供給量調節機29、ミキサー32、秤量装置33及び搬送装置17と中央演算処理ユニット(CPU2)との間でデータのやり取りを仲立ちするインターフェイス(I/F)を備えている。
【0032】
メモリ(M3)は、受注端末11から送信された飲料データを一時保存するように構成されている。
メモリ(M4)には、飲料の原料をカップ21に供給する前記供給機25,26,26,27やミキサー32に向けてカップ21を搬送するための搬送装置17の制御データ及び供給機25,26,26,27から供給される原料の量を決定する原料供給量調節機29の制御データが記録されている。なお、搬送装置17の制御データは、飲料調製装置13で調製されるすべての飲料の種類についてそれぞれ設定されており、原料供給量調節機29の制御データは、飲料調製装置33で調製されるすべての飲料の種類及び飲料の量(カップサイズ)についてそれぞれ設定されている。
【0033】
中央演算処理ユニット(CPU2)は、受注端末11から送信された飲料データをメモリ(M3)に一時保存するとともに、秤量装置33が、カップ供給装置12から供給されたカップ21を前記した初期位置13a(図5参照)で受け取ったときに発信するカップ21の重量特定信号を受けることによって、メモリ(M3)に一時保存された飲料データ、すなわち飲料の種類を示す属性データ16a、飲料の量を示す属性データ16b及び飲料の温・冷の区別を示す属性データ16c(図4参照)を参照するようになっている。
【0034】
そして、中央演算処理ユニット(CPU2)は、この飲料データで特定される飲料に係る搬送装置17の制御データ及び原料供給量調節機29の制御データをメモリ(M4)から読み出すとともに、読み出した制御データに基づいて初期位置13aから原料が供給される所定の供給機25,26,26,27及びミキサー32に向けてカップ21を搬送するように搬送装置17の動作を制御し、カップ21が所定の供給機25,26,26,27に到達したときに所定の原料が所定の量でカップ21に供給されるように原料供給量調節機29の動作を制御するようになっている。
【0035】
また、中央演算処理ユニット(CPU2)は、所定の原料が供給機25,26,26,27からカップ21に供給される際に、秤量装置33がカップ21に供給された原料を秤量することによって発信する重量特定信号を常時参照しつつ、カップ21に所定の量の原料が供給されたときに原料供給量調節機29の稼動を停止させてカップ21への原料の供給を中止するように構成されている。
【0036】
次に、このシステム14の動作について図7を参照しながら説明する。図7は、このシステムの動作を示すフローチャートである。
このシステム14では、操作者X(図1参照)が顧客Zから例えばカップサイズLでホットのカフェラテを注文された場合に、その操作者Xは、受注端末11の飲料選択キー15aからその飲料に該当するキーを選択して打つ(S1)。受注端末11の中央演算処理ユニット(CPU1)は、その飲料選択キー15aが打たれることによって、メモリ(M1)から「カフェラテ、カップサイズL、ホット飲料、価格」からなる飲料の属性を読み出してメモリ(M2)に一時保存するとともに、これらの属性を液晶表示画面(LCD)に表示させる(S2)。
【0037】
そして、液晶表示画面(LCD)で表示された内容を顧客Zが確認することによって、注文内容と表示内容とが異なっている場合には、操作者Xが受注端末11のキャンセルキー15cを打てば、中央演算処理ユニット(CPU1)はメモリ(M2)に保存されている飲料の属性を消去する。
【0038】
一方、液晶表示画面(LCD)で表示された内容と注文内容とが一致している場合には、操作者Xが受注端末11の送信キー15bを打つと、受注端末11は、中央演算処理ユニット(CPU1)がメモリ(M2)に一時保存された飲料の属性データから「カフェラテ、カップサイズL、ホット飲料」からなる属性データを抽出することによって飲料データを生成するとともに、この飲料データをカップ供給装置12及び飲料調製装置13に送信する(S3)。この飲料データの送信が終ると受注端末11の動作は終了する。
【0039】
次に、受注端末11から飲料データを受けたカップ供給装置12は、飲料データに含まれる飲料の量(カップサイズ)を示す属性データに基づいて、カップサイズLのカップ21を選択してカップ収納筒22からカップシュータ23を介して飲料調製装置13側にそのカップ21を供給する(S4)。カップ21は、初期位置13a(図5参照)で待機する秤量装置33の上面に載置される。このようにしてカップ21の供給を終えるとカップ供給装置12の動作は終了する。
【0040】
受注端末11から飲料データを受けた飲料調製装置13は、「カフェラテ、カップサイズL、ホット飲料」からなる飲料データをメモリ(M3)に一時保存する(S5)。
【0041】
その一方で、飲料調製装置13の中央演算処理ユニット(CPU2)は、初期位置13aで待機する秤量装置33の上面にカップ21がセットされたか否かを秤量装置33が発信する重量特定信号によって判断する(S6)。そして、中央演算処理ユニット(CPU2)は、カップ21を受け取ったときに発信するカップ21の重量特定信号を受けることによって、メモリ(M3)に一時保存された飲料データを参照するとともに、この飲料データで特定される「カフェラテ、カップサイズL、ホット飲料」を調製するために必要な搬送装置17の制御データ及び原料供給量調節機29の制御データをメモリ(M4)から読み出す(S7)。
【0042】
次に、中央演算処理ユニット(CPU2)は、搬送装置17の制御データに基づいてカップ21を載せた秤量装置33を初期位置13aからエスプレッソコーヒーが供給されるコーヒー供給機25及びスチーマで温められたミルクが供給される調味材料供給機26の下方にそれぞれ搬送されるように搬送装置17を駆動させるとともに(S8)、原料供給量調節機29の制御データに基づいてコーヒー供給機25及び調味材料供給機26で所定量のエスプレッソコーヒー及びミルクが供給されるように原料供給量調節機29を稼動させる(S9)。
【0043】
そして、秤量装置34は、所定の原料、すなわちエスプレッソコーヒーやミルクが供給機25,26,26,27からカップ21に供給される際に、カップ21に投入された原料を秤量することによって重量特定信号を常時発信する。この重量特定信号に基づいて、中央演算処理ユニット(CPU2)は、カップ21に投入された原料が所定の重量になったか否かを判断するとともに(S10)、所定の重量の原料がカップ21に投入されると、原料供給量調節機29の稼動を停止させることによってカップ21への原料の供給を中止する(S11)。
【0044】
次に、中央演算処理ユニット(CPU2)は、所定の原料のカップ21への投入が終了すると、搬送装置17の制御データに基づいて搬送装置17を駆動させることによってカップ21を載せた秤量装置33をミキサー32の下方に搬送する(S12)。そして、中央演算処理ユニット(CPU2)が所定のルーチンによってミキサー32を駆動させることによって(S13)、カップ21内の内容物が撹拌され、所定の飲料が調製されると、このシステム14の動作は終了する。
【0045】
以上のようなシステム14では、受注端末11から顧客Zが注文した飲料の飲料データが飲料調製装置13に送信されるとともに、この飲料データに基づいてその飲料が飲料調製装置13で調製されるので、操作者X(受注担当者)と操作者Y(飲料サーブ担当者)との間での調製すべき飲料(注文された飲料)の伝達過誤は避けられる。また、このシステム14では、飲料調製装置13が、受注端末11から飲料データを受信した順番で飲料を調製していくので、このシステム14の操作者Yが、飲料調製装置13が調製した飲料を調製された順番で顧客Zに提供すれば、顧客Zが注文した飲料を他の顧客が注文した飲料と取り違えることなく、しかも注文された順番で円滑に顧客に受け渡すことができる。
【0046】
また、このシステム14によれば、飲料は操作者Yが調製するのではなく、飲料データに基づいて飲料調製装置13が調製するので、顧客に提供される飲料の品質は常に一定に維持される。
【0047】
また、システム14では、飲料調製装置13が飲料を調製するにあたって、秤量装置33が飲料を調製するための原料を受注した飲料ごとに秤量するので、従来の飲料提供業務のように飲料調製担当者の技量の差によって生じる味の変動がなく、このシステム14で調製される飲料は常に一定の味を維持することができる。
【0048】
また、システム14によれば、カップ供給装置12が飲料データに基づいて前記飲料を入れるカップ21を供給するので、このシステム14の操作者Yが、使用すべきカップ21の種類やサイズの選択を誤ることは避けられる。
【0049】
(第2の実施の形態)
以下に、本発明に係るシステムにおける第2の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この第2の実施の形態において、前記第1の実施の形態と同様の構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
参照する図面において、図8は、システムの構成を示すブロック図、図9は、図8のシステムに使用されるカップ供給装置及びバーコード発給装置を示す正面図、図10は、図8のシステムに使用されるバーコード発給装置の構成を示すブロック図、図11(a)は、バーコードが印刷されたラベル紙を示す平面図、図11(b)は、バーコードに書き込まれた飲料データのデータ構造を示す概念図、図12は、カップ供給装置から供給されたカップにラベル紙を貼付した様子を示す斜視図、図13は、図8のシステムに使用される飲料調製装置を示す正面図、図14は、飲料調製装置の構成を示すブロック図である。
【0050】
本実施の形態のシステムは、図8に示すように、受注端末11と、バーコード発給装置36と、カップ供給装置37と、飲料調製装置38とを備えている。このシステム39において、受注端末11は、バーコード発給装置36、カップ供給装置37及び飲料調製装置38と接続され、バーコード発給装置36は、カップ供給装置37と接続され、そしてカップ供給装置37は、飲料調製装置38と接続されている。以下に、受注端末11、カップ供給装置37、バーコード発給装置36及び飲料調製装置38をこの順番に説明する。
【0051】
<受注端末>
受注端末11は、第1の実施の形態と同様のものが使用されている(図3(a)及び図3(b)参照)。ただし、メモリ(M1)には、コーヒーショップで取り扱う飲料の属性として、飲料の種類、カップサイズ、飲料の温・冷の区別及び飲料の価格のほか、飲料調製装置38のカップ設置ステージの番号がさらに記憶されている。なお、このカップ設置ステージの番号は、飲料が飲料調製装置38で調製されてカップ21に注ぎ込まれる際に、そのカップ21が設置されるカップ設置ステージに予め付された番号である。
【0052】
そして、この受注端末11は、操作者Xが送信キー15bを押すことによって、中央演算処理ユニット(CPU1)がメモリ(M2)に一時保存された飲料の属性のうち、飲料の種類、カップサイズ、飲料の温・冷の区別及びカップ設置ステージの番号並びに顧客Zから注文を受けた飲料の数をカウントすることにより求めた飲料の受注の順番を表す受注番号からなる飲料データを生成するとともに、この飲料データをカップ供給装置37、バーコード発給装置36及び飲料調製装置38に送信するように構成されている。
【0053】
<カップ供給装置>
カップ供給装置37は、図9に示すように、サイズの異なるカップ21をそれぞれ分けて収納するカップ収納筒22と、カップ供給装置37の正面に形成されたカップ受渡口41と、図示しないカップ排出機構とを備えている。このカップ排出機構としては、第1の実施の形態のカップ供給装置12に使用されるカップ排出機構24(図5参照)と同様のものを使用することができる。
【0054】
<バーコード発給装置>
バーコード発給装置36は、図9に示すように、カップ供給装置37に内蔵されており、カップ供給装置37の前面に形成されたスリット40から後記するラベル紙42を排出するように構成されている。このバーコード発給装置36は、図10を併せて参照すると明らかなように、中央演算処理ユニット(CPU3)、コーヒーショップで取り扱うすべての飲料に係る飲料データに対応するバーコードデータを記憶するメモリ(M5)、プリンタP、中央演算処理ユニット(CPU3)と受注端末11(図8参照)との間で飲料情報の仲立ちをするインターフェイス(I/F)及びプリンタPと中央演算処理ユニット(CPU3)との間に配置されるバッファメモリ(BM)を備えている。
【0055】
このバーコード発給装置36は、受注端末11からの飲料データを受け取ったときに、中央演算処理ユニット(CPU3)がその飲料データに対応するバーコードデータをメモリ(M5)から読み出すとともに、プリンタPにそのバーコードデータに基づいてバーコード発給装置36内でロール状に収納されたラベル紙42(図9参照)にバーコードを印刷させるようになっている。
【0056】
また、ラベル紙42には、図11(a)に示すように、バーコード42aに加えて、ステージ番号(ステージNo.)42b、受注番号(受注No.)42c及び例えばカフェラテといった飲料の種類(品名)42dが併せて印刷されている。これらステージ番号42b、受注番号42c及び飲料の種類42dは、中央演算処理ユニット(CPU3)が飲料データに基づいてバーコード42aと同時にプリンタPに印刷させたものである。
【0057】
そして、ステージ番号42bは、システム39の操作者Y(図1参照)がこのラベル紙42を目視することによって、このラベル紙42のバーコード42aで特定される飲料が、飲料調製装置38のいずれのカップ設置ステージ(43a〜43f)(図13参照)でカップ21に注ぎ込まれるかを判断することができるようになっている。また、受注番号42cは、複数の顧客Zから飲料が受注された場合に、このシステム39の操作者Yがラベル紙42を目視することによってバーコード42aで特定される飲料の受注された順番を把握することができるようになっている。なお、この受注番号42cは、例えば受注端末11で顧客Zから飲料の注文を受けたときに、顧客Zに払い出されるレシートの番号と一致させてもよい。
【0058】
このバーコード42aに記録された飲料データのデータ構造は、図11(b)に示すように、顧客Zから注文された飲料の種類及びその飲料の温・冷の区別を示す飲料の種類データA、その飲料の量を示すカップサイズデータB、その飲料が受注された順番を示す受注番号データC及びその飲料をカップ21に注ぎ込むためにカップ21が配置されるカップ設置ステージを特定するためのステージデータDで構成されている。
このようなラベル紙42は、図12に示すように、カップ21に予め設けられたラベル貼付枠21a内に貼り付けられるように、その裏面には粘着剤が塗布されている。
【0059】
<飲料調製装置>
飲料調製装置38は、図13に示すように、例えば、レギュラーコーヒー、アイスコーヒー、カフェラテ、フラペチーノ等のコーヒー類を調製するコーヒー類調製部38aと、例えば、フレッシュジュース、炭酸飲料等のジュース類を調製するジュース類調製部38bとを備えている。そして、コーヒー類調製部38aは、コーヒー豆が充填されたキャニスタ38cや図示しないミル装置、エスプレッソ抽出機、製氷機、加糖・加乳機及びミキサーといった公知のコーヒー調製機器類を備え、ジュース類調製部38bは、フレッシュジュース等の液体原料を貯留するタンク、製氷機及び炭酸ガスボンベといった公知のジュース類調製機器類を備えている。
【0060】
この飲料調製装置38の正面には、カップ21を設置するためのカップ設置ステージ(43a〜43f)(以下、各カップ設置ステージを特定しない場合には、単に「カップ設置ステージ43」という)がコーヒー類調製部38a及びジュース類調製部38bでそれぞれ3ブースずつ設けられている。
【0061】
これらカップ設置ステージ(43a〜43f)のそれぞれは、正面を除く3方の側面と上下面とがそれぞれ側壁、天井及び床で取り囲まれた小室で構成されており、各カップ設置ステージ(43a〜43f)の天井には、カップ設置ステージ(43a〜43f)に設置したカップ21に飲料を注ぎ込むためのノズルNが配置されている。各ノズルNから排出される飲料は、カップ設置ステージ(43a〜43f)ごとに異なっており、例えば、カップ設置ステージ43aのノズルNからは、カフェラテが排出され、カップ設置ステージ43cのノズルNからは、レギュラーコーヒーが排出され、そしてカップ設置ステージ43eのノズルNからは、フレッシュジュースが排出されるようになっている。このようなカップ設置ステージ(43a〜43f)には、カップ設置ステージ(43a〜43f)ごとに前記バーコード42aのステージ番号42bに引用されるステージ番号(44,・・・)が予め設定されており、これらステージ番号(44,・・・)は飲料調製装置38の正面に表示されている。
【0062】
このような飲料調製装置38は、図14を併せて参照すると明らかように、中央演算処理ユニット(CPU4)、メモリ(M6,M7)、光センサS、受渡番号表示ランプL及びインターフェイス(I/F)をさらに備えている。
【0063】
光センサSは、各カップ設置ステージ(43a〜43f)の後側壁に取り付けられおり(図13参照)、カップ21がカップ設置ステージ(43a〜43f)に設置された際に、カップ21に貼り付けられたラベル紙42のバーコード42a(図12参照)から飲料データを非接触で読み取るようになっている。
【0064】
メモリ(M6)は、受注端末11(図8参照)から受けた飲料データを一時保存するように構成されており、各カップ設置ステージ(43a〜43f)に対応した6つの保存テーブル(T1,・・・)を有している。
【0065】
メモリ(M7)は、光センサSで読み取ったバーコード42aの飲料データを一時保存するように構成されており、各カップ設置ステージ(43a〜43f)に設置された各光センサSに対応した6つの保存テーブル(T2,・・・)を有している。
【0066】
受渡番号表示ランプLは、各カップ設置ステージ(43a〜43f)に対応するように、飲料調製装置38の正面に取り付けられている(図13参照)。この受渡番号表示ランプLは、顧客Z(図1参照)に飲料を受け渡す順番を数字「1〜6」で表示するとともに、カップ21がカップ設置ステージ(43a〜43f)に設置された際に、カップ21がそのカップ設置ステージ(43a〜43f)に設置されるべきカップ21でない場合には、数字「0」が表示されてその数字が点滅するようになっている。すなわち、例えば、No.1のステージ番号のカップ設置ステージ43aに、ステージ番号がNo.4と記されたラベル紙42が貼付されたカップ21が設置された場合や、システム39の操作者Y(図1参照)の手元にカフェラテ用のカップ21が2つある場合であって、操作者Yが、受注番号No.105と記されたラベル紙42が貼付されたカップ21に先立って、受注番号No.106と記されたラベル紙42が貼付されたカップ21をカップ設置ステージ43aに設置した場合がこれに該当する。なお、本実施の形態では、カップ21が設置されていないカップ設置ステージ(43a〜43f)の受渡番号表示ランプLには、点滅しない「0」の数字が表示されるようになっている。
【0067】
中央演算処理ユニット(CPU4)は、受注端末11から送信された飲料データを、インターフェイス(I/F)を介して受け取った際に、その飲料データをメモリ(M6)の所定の保存テーブル(T1,・・・)に一時保存するよう構成されている。なお、この保存テーブル(T1,・・・)は、中央演算処理ユニット(CPU4)が飲料データで特定される飲料に基づいて、その飲料が排出されるカップ設置ステージ(43a〜43f)を判断することによって決定するようになっている。
【0068】
また、中央演算処理ユニット(CPU4)は、光センサSでバーコード42aに記録された飲料データを読み取るとともに、この飲料データをメモリ(M7)の所定の保存テーブル(T2,・・・)に一時保存するよう構成されている。なお、この保存テーブル(T2,・・・)は、中央演算処理ユニット(CPU4)がその飲料データで特定される飲料に基づいて、その飲料が排出されるカップ設置ステージ(43a〜43f)を判断することによって決定するようになっている。そして、中央演算処理ユニット(CPU4)は、メモリ(M6)の保存テーブル(T1,・・・)に保存された飲料データとメモリ(M7)の保存テーブル(T2,・・・)に保存された飲料データとを比較参照することによって、これら飲料データのうち飲料の種類、カップサイズ、飲料が受注された順番及びカップ21が設置されるカップ設置ステージ(43a〜43f)の各データが一致する場合に、前記したコーヒー類調製部38aやジュース類調製部38b(図13参照)で構成される調製機器38d(図14参照)を稼動させるようになっている。
【0069】
さらに中央演算処理ユニット(CPU4)は、飲料データの飲料が受注された順番を参照することによって、顧客Zに飲料を受け渡す順番を受渡番号表示ランプLに表示するように構成されている(図13参照)。その一方で、相互の飲料データが一致しない場合には、カップ21が設置されたカップ設置ステージ(43a〜43f)の受渡番号表示ランプLを点滅させるように構成されている。
【0070】
次に、このシステム39の動作について説明する。参照する図面において、図15は、このシステムの動作を示すフローチャートである。なお、前記した第1の実施の形態で使用した受注端末11では、操作者Xが受注端末11の送信キー15bを打ったときに、中央演算処理ユニット(CPU1)が「飲料の種類、飲料の量(カップサイズ)、飲料の冷・温の区別」からなる飲料データを生成するとともに、この飲料データをカップ供給装置12及び飲料調製装置13に送信したのに対し(図7のS3参照)、本実施の形態での受注端末11は、中央演算処理ユニット(CPU1)が、「飲料の種類、飲料の量(カップサイズ)、飲料の温・冷の区別、ステージ番号及び受注番号」からなる飲料データを生成するとともに、この飲料データをカップ供給装置37、バーコード発給装置36及び飲料調製装置38に送信する(図15のステップS3a)点で相違する以外は、第1の実施の形態と同様に動作する。そして、本実施の形態でのカップ供給装置37は、第1の実施の形態のカップ供給装置12と同様に動作する。したがって、以下、主にバーコード発給装置36及び飲料調製装置38の動作について説明する。
【0071】
図15に示すように、S3aのステップで受注端末11から送信された、例えば「カフェラテ、カップサイズL、ステージ番号No.1、受注番号No.105」からなる飲料データを受けたバーコード発給装置36は、中央演算処理ユニット(CPU3)(図10参照)がその飲料データに対応するバーコードデータをメモリ(M5)(図10参照)から読み出すとともに、そのバーコードデータに基づいてバーコード42aを発給する(S14)。発給されたバーコード42aが、ステージ番号42b、受注番号42c及び飲料の種類42dとともにラベル紙42に印刷されて、スリット40(図9参照)から排出されると、バーコード発給装置36の動作は終了する。
【0072】
S3aのステップで受注端末11から送信された飲料データを受けた飲料調製装置38(図14参照)は、「カフェラテ、カップサイズL、ホット飲料、ステージ番号No.1、受注番号No.105」からなる飲料データをメモリ(M6)(図14参照)の所定の保存テーブルT1に一時保存する(S15)。
【0073】
その一方で、操作者Y(図1参照)は、バーコード42a等が印刷されたラベル紙42をカップ21のラベル貼付枠21a内に貼り付ける(図12参照)とともに、ラベル紙42に記されている「ステージ番号No.1」に基づいて、飲料調製装置38のステージ番号No.1のカップ配置ステージ43a(図13参照)にカップ21を設置する。
【0074】
そして、カップ21がカップ配置ステージ43aに設置されたことによって、中央演算処理ユニット(CPU4)(図14参照)は、光センサS(図14参照)でバーコード42aに記録された飲料データを読み取る(S16)。バーコード42aから読み取られた「カフェラテ、カップサイズL、ホット飲料、ステージ番号No.1、受注番号No.105」の飲料の属性データは、メモリ(M7)(図14参照)の保存テーブルT2に一時保存される。
【0075】
次に、中央演算処理ユニット(CPU4)は、メモリ(M6)の保存テーブルT1に保存された飲料データとメモリ(M7)の保存テーブルT2に保存された飲料データとを照合する(S17)。そして、中央演算処理ユニット(CPU4)が、保存テーブルT1及び保存テーブルT2に保存されている飲料データが共に「カフェラテ、カップサイズL、ホット飲料、ステージ番号No.1、受注番号No.105」であって、相互に一致することを判断すると(S18)、中央演算処理ユニット(CPU4)が調製機器38d(図14参照)を駆動させることによって、飲料調製装置38は、カフェラテを調製する(S19)とともに、ステージ番号No.1に配置されたカップサイズLのカップ21に所定量のカフェラテを注ぎ込む。
【0076】
そして、さらに中央演算処理ユニット(CPU4)が、飲料データに基づいてカフェラテが受注された順番を参照することによって、顧客Zに飲料を受け渡す順番を受渡番号表示ランプL(図13参照)に表示し(S20)、飲料調製装置38はその動作を終了する。
【0077】
なお、この例では、保存テーブルT1及び保存テーブルT2に保存されている飲料データが共に一致しているが、例えば、操作者Yが誤ってカップ21をステージ番号No.2のカップ配置ステージ43b(図13参照)に設置した場合には、中央演算処理ユニット(CPU4)がその旨を判断することによって(S18)、受渡番号表示ランプLに数字「0」を表示させるとともにその数字を点滅させる。そして、操作者Yが、カップ21をカップ配置ステージ43aに設置し直すことによって、前記したステップS16〜ステップ20が実行されて、飲料調製装置38はその動作を終了し、このシステム14の動作は終了する。
【0078】
以上のようなシステム39では、第1の実施の形態と同様に、飲料データに基づいてその飲料が飲料調製装置38で調製されるので、操作者Xと操作者Yとの間での調製すべき飲料(注文された飲料)の伝達過誤は避けられるとともに、飲料調製装置38が、受注端末11で受注した順番で飲料を調製していくので、顧客Zが注文した飲料を他の顧客が注文した飲料と取り違えることなく、しかも注文された順番で円滑に顧客Zに受け渡すことができる。
【0079】
また、このシステム39によれば、第1の実施の形態と同様に、飲料は操作者Yが調製するのではなく、飲料データに基づいて飲料調製装置38が調製するので、顧客Zに提供される飲料の品質は常に一定に維持される。
【0080】
また、このシステム39では、バーコード発給装置36から発給されるバーコード42aで示される飲料データと、飲料調製装置38が受注端末11から送信された飲料データとが一致したときに、飲料調製装置38は、受注端末11から送信された飲料データに基づいて飲料を調製する。したがって、このシステム39によれば、受注端末11で相互に種類が異なる複数の飲料を受注したとしても、その受注した順番にかかわらず、受注端末11で受注した飲料と、飲料調製装置38で調製される飲料とは1対1で対応するので、この操作者Yは、常に過誤なく顧客の注文どおりの飲料を正確に調製することができる。したがって、このシステム39によれば、顧客Zに注文どおりの飲料を正確に提供することができる。
【0081】
なお、本実施の形態では、バーコード42a、ステージ番号(ステージNo.)42b、受注番号(受注No.)42c及び飲料の種類(品名)42dをラベル紙42に印刷したが(図11(a)参照)、カップ21にこれらバーコード42a等が印刷されるようにカップ供給装置37にプリンタPを配置してもよい。
【0082】
(第3の実施の形態)
以下に、本発明に係るシステムにおける第3の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この第3の実施形態において、前記第1及び第2の実施の形態と同様の構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
参照する図面において、図16は、システムの構成を示すブロック図、図17(a)は、図16のシステムに使用される飲料調製装置におけるカップ配置ステージ周りの様子を部分的に示す正面図、図17(b)は、図16のシステムに使用される飲料調製装置の構造を示すブロック図である。
【0083】
図16に示すように、システム47は、受注端末11と、飲料調製装置46とを備えている。なお、このシステム47では、例えば図1を併せて参照すると明らかなように、操作者Yが、カップ収納棚45から所定のカップ21を取り出して飲料調製装置46にセットするようになっている。以下に、このシステム47の受注端末11及び飲料調製装置46をこの順番に説明する。
【0084】
<受注端末>
受注端末11は、第1の実施の形態と同様のものが使用されている(図3(a)及び図3(b)参照)。ただし、この受注端末11では、第2の実施の形態と同様に、中央演算処理ユニット(CPU1)が生成する飲料データに飲料の受注の順番を表す受注番号がさらに含まれている。そして、この飲料データは、第1の実施の形態と同様に、飲料調製装置46に送信されるようになっている(図2参照)。
【0085】
<飲料調製装置>
飲料調製装置46は、図17(a)に示すように、第1表示窓49(a)と、第2表示窓49(b)と、カップ検知装置52と、図示しないが第2の実施の形態と同様のコーヒー類調製部38aやジュース類調製部38bで構成される調製機器38d(図13及び図14参照)とを備えている。
【0086】
第1表示窓49(a)及び第2表示窓49(b)は、複数のカップ設置ステージ48ごとに飲料調製装置46の正面に配置されている。第1表示窓49(a)は、カップ収納棚45(図1及び図16参照)に別途用意した複数種のカップ21を特定するためのカップ番号51を表示するようになっており、第2表示窓49(b)は、顧客Z(図1参照)に飲料を受け渡す順番を示す受渡番号を表示するようになっている。
【0087】
カップ検知装置52は、カップ設置ステージ48ごとに設けられており、カップ21を上面で受け止めるとともに、カップ21を受け止めた際に、カップ検知信号を出力するように構成されている。
【0088】
飲料調製装置46は、図17(b)に示すように、中央演算処理ユニット(CPU5)、メモリ(M8)及びインターフェイス(I/F)を備えている。そして、第1及び第2表示窓49(a),49(b)、カップ検知装置52、調製機器38d並びにメモリ(M8)は、中央演算処理ユニット(CPU5)と電気的に接続されている。
【0089】
メモリ(M8)は、受注端末11から受けた「飲料の種類、カップサイズ、飲料の温・冷の区別及び受注番号」からなる飲料データを一時保存するように構成されている。
【0090】
中央演算処理ユニット(CPU5)は、メモリ(M8)に保存された飲料データのカップサイズを示す属性データを参照することによって第1表示窓49(a)にカップ番号51(図17中、「4」及び「3」の数字で表されている)を表示させるとともに、保存された飲料データの受注番号を示す属性データを参照することによって第2表示窓49(b)に前記した受渡番号(図17中、「1」及び「2」の数字で表されている)を表示させるように構成されている。
【0091】
また、中央演算処理ユニット(CPU5)は、カップ検知装置52から出力されたカップ検知信号を受けたときに、メモリ(M8)に保存された飲料データのうち「飲料の種類、カップサイズ及び飲料の温・冷の区別」からなる飲料の属性データに基づいて調製機器38dに所定の飲料を調製させるようなっている。
【0092】
次に、このシステム47の動作を図18を参照しながら説明する。図18は、このシステム47の動作を示すフローチャートである。なお、このシステム47では、第1の実施の形態における受注端末11の中央演算処理ユニット(CPU1)が「飲料の種類、飲料の量(カップサイズ)、飲料の温・冷の区別」からなる飲料データを生成したのに対し(図7のS3参照)、本実施の形態での受注端末11は、中央演算処理ユニット(CPU1)が、「飲料の種類、飲料の量(カップサイズ)、飲料の温・冷の区別、受注番号」からなる飲料データを生成する(図18のステップS3b)点で相違する以外は、第1の実施の形態と同様に動作する。したがって、以下、主に飲料調製装置46の動作について説明する。
【0093】
図18に示すように、S3bのステップで受注端末11から送信された、例えば「カフェラテ、カップサイズL、ホット飲料、受注番号」からなる飲料データを受けた飲料調製装置46(図17(b)参照)は、「カフェラテ、カップサイズL、ホット飲料、受注番号」からなる飲料データをメモリ(M8)(図17(b)参照)に一時保存する(S21)。
【0094】
その一方で、中央演算処理ユニット(CPU5)(図17(b)参照)は、メモリ(M8)(図17(b)参照)に一時保存された飲料データの「カフェラテ、カップサイズL、ホット飲料」、すなわち飲料の種類、飲料の量及び飲料の温・冷の区別を示す属性データを参照することによって、予め決められているカップ21の種類を特定するためのカップ番号51を第1表示窓49(a)(図17(a)参照)に表示させる(S22)。また、中央演算処理ユニット(CPU5)は、メモリ(M8)に一時保存された飲料データの受注番号を参照することによって、第2表示窓49(b)(図17(a)参照)に顧客Zに飲料を受け渡す順番を示す受渡番号を表示させる(S23)。
【0095】
次に、このシステム47の操作者Y(図1参照)は、第1表示窓49(a)に表示された数字を確認することによって、カップ収納棚45(図1及び図16参照)から、予めその数字に対応付けされた所定のカップ21(例えば、ホットのカフェラテを入れるのに使用されるカップサイズLのカップ21)を選択するとともに、そのカップ21をカップ検知装置52(図17(a)参照)の上面に載置する。カップ21を載置されたカップ検知装置52は、中央演算処理ユニット(CPU5)に向けてカップ検知信号を出力する。
【0096】
その一方で、中央演算処理ユニット(CPU5)は、カップ検知信号を受けたか否かでカップ設置ステージ48(図17(a)参照)にカップが設置されたか否かを判断する(S24)。そして、このカップ検知信号を受けた中央演算処理ユニット(CPU5)は、メモリ(M8)に一時保存された飲料データ「カフェラテ、カップサイズL、ホット飲料」を参照することによって(S25)、調製機器38d(図17(a)参照)に所定の飲料を所定の量で調製させる(S26)。飲料調製装置38はその動作を終了する。
【0097】
以上のようなシステム47では、第1の実施の形態と同様に、飲料データに基づいてその飲料が飲料調製装置46で調製されるので、操作者Xと操作者Yとの間での調製すべき飲料(注文された飲料)の伝達過誤は避けられるとともに、飲料調製装置46が、受注端末11で受注した順番で飲料を調製していくので、顧客Zが注文した飲料を他の顧客が注文した飲料と取り違えることなく、しかも注文された順番で円滑に顧客Zに受け渡すことができる。
【0098】
また、このシステム47によれば、第1の実施の形態と同様に、飲料は操作者Yが調製するのではなく、飲料データに基づいて飲料調製装置46が調製するので、顧客Zに提供される飲料の品質は常に一定に維持される。
【0099】
また、このシステム47によれば、調製される飲料に使用すべきカップ21がカップ番号として飲料調製装置46の第1表示窓49(a)に表示されるので、このシステム47の操作者Yが、使用すべきカップ21の種類やサイズの選択を誤ることは避けられる。
【0100】
また、このシステム47によれば、調製される飲料に使用すべきカップ21を飲料調製装置46の第1表示窓49(a)に表示されるカップ番号で特定することができるので、例えば第1及び第2の実施の形態で使用したカップ供給装置12,37に収納することができない形状及び大きさのカップ21を使用することができる。
【0101】
また、このシステム47によれば、顧客Zに飲料を受け渡す順番が、第2表示窓49(b)に表示されるので、飲料調製装置46で複数の飲料が同時に調製されていたとしても、表示される順番で調製された飲料を顧客Zに受け渡せば、顧客Zが注文した飲料を他の顧客が注文した飲料と取り違えることなく、しかも注文された順番で円滑に顧客に受け渡すことができる。
【0102】
【発明の効果】
本発明の飲料サービングシステムによれば、多種多様の飲料を取り扱う飲料業務であっても、顧客が注文した飲料を、取り違えなく、常に一定の品質で、しかも注文された順番で円滑にその顧客に受け渡すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る店舗向け飲料サービングシステムが組み込まれたコーヒーショップの様子を示す斜視図である。
【図2】第1及び第3の実施の形態に係る店舗向け飲料サービングシステムの構成を示すブロック図である。
【図3】図3(a)は、図2の店舗向け飲料サービングシステムに使用される受注端末を例示する斜視図、図3(b)は、受注端末の構成を示すブロック図である。
【図4】図3(a)の受注端末が生成する飲料データのデータ構造を示す概念図である。
【図5】図2の店舗向け飲料サービングシステムに使用されるカップ供給装置及び飲料調製装置を示す斜視図である。
【図6】図5の飲料調製装置の構成を示すブロック図である。
【図7】第1の実施の形態に係る店舗向け飲料サービングシステムの動作を示すフローチャートである。
【図8】第2の実施の形態に係る店舗向け飲料サービングシステムの構成を示すブロック図である。
【図9】図8の店舗向け飲料サービングシステムに使用されるカップ供給装置及びバーコード発給装置を示す正面図である。
【図10】図9のバーコード発給装置の構成を示すブロック図である。
【図11】図11(a)は、バーコードが印刷されたラベル紙を示す平面図、図11(b)は、バーコードに書き込まれた飲料データのデータ構造を示す概念図である。
【図12】カップ供給装置から供給されたカップにバーコードを貼付した様子を示す斜視図である。
【図13】図8の店舗向け飲料サービングシステムに使用される飲料調製装置を示す正面図である。
【図14】図13の飲料調製装置の構成を示すブロック図である。
【図15】図8の店舗向け飲料サービングシステムの動作を示すフローチャートである。
【図16】第3の実施の形態に係る店舗向け飲料サービングシステムの構成を示すブロック図である。
【図17】図17(a)は、図16の店舗向け飲料サービングシステムに使用される飲料調製装置を例示する正面図、図16(b)は、図17(a)の飲料調製装置の構造を示すブロック図である。
【図18】図16の店舗向け飲料サービングシステムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 受注端末
12,37 カップ供給装置
13,38,46 飲料調製装置
14,39,47 飲料サービングシステム
33 秤量装置(計量装置)
36 バーコード発給装置(飲料コード発給装置)
42a バーコード(飲料コード)

Claims (4)

  1. 顧客が注文した飲料の情報を入力することによって、前記飲料を特定する飲料データを送信する受注端末と、この受注端末から送信された前記飲料データに基づいて前記飲料を調製する飲料調製装置とを備えることを特徴とする店舗向け飲料サービングシステム。
  2. 請求項1に記載の店舗向け飲料サービングシステムにおいて、前記受注端末から送信された前記飲料データに基づいて前記飲料を入れるカップを供給するカップ供給装置を備えることを特徴とする店舗向け飲料サービングシステム。
  3. 請求項1または2に記載の店舗向け飲料サービングシステムにおいて、前記受注端末から送信された前記飲料データに基づいて前記飲料を特定可能な飲料コードを前記飲料の受注順に発給する飲料コード発給装置を備えることを特徴とする店舗向け飲料サービングシステム。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の店舗向け飲料サービングシステムにおいて、前記飲料調製装置は、前記飲料の調製に使用する飲料原料を計量する計量装置を備えることを特徴とする店舗向け飲料サービングシステム。
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