JP2017007715A - 飲料吐出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】店舗で用意したサービスを適切かつ管理を簡単に提供可能にすること。【解決手段】利用者の注文に応じて情報コードが用意され、店員がその情報コードをカップに取り付けたものを利用者が受け取り、そのカップを飲料吐出装置の受け皿4にセットすると、自動で飲料容器に貼り付けられた情報コードをコード読取部7が読み取り、その読取結果に応じてメニューをタッチパネル5に表示し、利用者は飲料を選択することが可能なので、店員が特別な管理をせずに、利用者が購入したメニューを適切に提供できる。【選択図】図1
Description
本発明は、飲料を提供する飲料吐出装置に関するものである。
ファミリーレストランやカフェのような飲食店では、フリードリンクサービスというものが提供されており、現在日本においては一般的なものとなっている。多くの場合は、利用者がドリンクサービスを注文すると、店員が専用のカップを利用者に渡し、利用者自ら飲料をドリンクコーナーと呼ばれる飲料吐出装置が並ぶ場所に行き自ら飲料を注ぐ形態を取っている。
このようなフリードリンクサービスに関する技術が公開特許公報にて数多く提案されており、例えば特許文献1には、利用者の多様なニーズに答えるため、飲料シロップ同士を組み合わせることで数多くの飲料を提供できる飲料ディスペンサー(飲料吐出装置)が開示されている。
また、特許文献2には、利用者個人が所有するカップにICタグを取り付け、飲料用自動販売機にこのICタグに記憶されている情報を読み込ませる事で個人を特定し、その個人のお気に入り飲料を提供する飲料自動販売機が開示されている。
特許文献1に記載の飲料ディスペンサーでは、利用者の状態や属性を検知する機能を有していない。このため、販売側が適切に管理した形で、飲料のセットメニューを利用者によって分けて提供することが出来ない。
また、サービスを注文していない利用者であるかどうかも機器が判定出来ないため、料金を支払わず飲料ディスペンサーを利用できてしまう問題もある。この事から、店側としても飲料ディスペンサーを利用する人を適宜確認しなければいけない煩わしさがある。
また、特許文献2に記載の飲料自動販売機は、利用者を特定する機能を有しているが、利用者がマイカップを持参する必要がある。
このため、利用者は来店の都度にマイカップを持参しなければならない煩わしさがある。もし店舗側が顧客のカップを管理するとしても、多数の顧客とカップを管理するのは面倒である。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、店側が準備するカップで管理しやすく適切な飲料サービスを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明の飲料吐出装置は、容器に飲料を供給する飲料供給部と、前記容器に付された、容器の属性を含んだ情報コードを読み取るコード読取部
と、飲料メニューを表示する表示部と、使用者が所望の飲料を選択する入力部と、制御部と、を有し、前記制御部は、前記コード読取部が読み取った情報コードに含まれた容器の属性に応じて、前記表示部に表示するメニューを切り替える、ものである。
と、飲料メニューを表示する表示部と、使用者が所望の飲料を選択する入力部と、制御部と、を有し、前記制御部は、前記コード読取部が読み取った情報コードに含まれた容器の属性に応じて、前記表示部に表示するメニューを切り替える、ものである。
この構成により、読取手段がカップに取り付けた情報コードを読み取り、判別手段がその情報コードが示す属性によって販売可能なメニューを判別し、タッチパネルがその販売可能なメニューのみを表示し、飲料供給手段が利用者に飲料を提供するので、利用者は購入したメニュー表示で飲料選択ができるようになる為利便性が良くなり、販売者は管理がしやすく販売した飲料サービスを適切に利用者に提供できるようになる。
本発明の第1の実施形態は、容器に飲料を供給する飲料供給部と、前記容器に付された、容器の属性を含んだ情報コードを読み取るコード読取部と、飲料メニューを表示する表示部と、使用者が所望の飲料を選択する入力部と、制御部と、を有し、前記制御部は、前記コード読取部が読み取った情報コードに含まれた容器の属性に応じて、前記表示部に表示するメニューを切り替える、飲料吐出装置である。
この構成により、読取部が店側から用意されたカップの情報コードを読み取り、判別部がその情報コードが示す属性によって販売可能なメニューを判別し、タッチパネルがその販売可能なメニューを切り替えて表示し、飲料供給部が利用者に飲料を提供するので、店側が提供する情報コードを取り付けたカップで適切な飲料サービスを受ける事ができ、販売者にとって管理しやすく適切な飲料サービスを提供することができる。また、利用者は自分のカップを店に持参する必要もない。
本発明の第2の実施形態は、容器に付された、容器の属性を含んだ情報コードを読み取るコード読取部と、前記コード読取部で読み取った情報コードの属性を判別する判別部と、飲料メニューを表示する表示部と、容器が載置されたか否かを判定する容器検出部と、制御部と、を有し、前記制御部は、前記容器検出部が容器の載置を検出したと判定すると、前記コード読取部に容器の情報コードを読み取らせると共に前記判別部に前記情報コードの属性を判別させ、前記判別部が判別した属性に対応するメニュー表示を、前記表示部に行わせる飲料吐出装置である。
この構成により、読取部が店側から用意されたカップの情報コードを読み取り、判別部がその情報コードが示す属性によって販売可能なメニューを判別し、タッチパネルがその販売可能なメニューを切り替えて表示し、飲料供給部が利用者に飲料を提供するので、店側が提供する情報コードを取り付けたカップで適切な飲料サービスを受ける事ができ、販売者にとって管理しやすく適切な飲料サービスを提供することができる。また、利用者は自分のカップを店に持参する必要もない。
本発明の第3の実施形態は、容器に飲料を供給する飲料供給部と、前記飲料供給部によって供給された飲料の種類、供給量、供給時間、前記コード読取部で読み取った情報コード、前記飲料吐出装置のシリアルコードの情報の内少なくとも1以上の情報を記憶する履歴記憶部を有し、前記制御部は、前記履歴記憶部に記憶されている情報に基づいて、前記表示部に表示させるメニュー表示を異ならせる、飲料吐出装置である。
この構成により、履歴記憶部が利用者の飲料ディスペンサー利用履歴を記録するので、サービスに基づいたユーザの傾向を知る事ができ、店側はその傾向からドリンクメニューの内容を調整することが可能になる。
(実施の形態1)
図1は本発明の飲料吐出装置の外観図である。
図1は本発明の飲料吐出装置の外観図である。
図1に示すように飲料吐出装置1は、飲料シロップを記憶、冷却する筐体2に、飲料吐出口3とカップを置くための受け皿4を設けている。
筐体上部には、飲料メニューの表示を行い、飲料の選択や飲料の吐出操作等を受け付けるタッチパネル5を備えている。
また、吐出口3の下部には、光学式センサでカップが存在するかを確認する、カップ検出部6を備えている。また、同じく吐出口3の下部に、バーコードもしくはQRコード(登録商標)をカメラで読み取る、コード読取部7を備えている。
本実施例では、光学式センサを用いたカップ検出部を有しているが、この限りではない。例えば、重量センサでカップの存在を検知する部でも可能である。また、バーコードもしくはQRコード(登録商標)を読み取るコード読取部を有しているが、この限りではない。例えば、RFID(RAdio FrequenCy IDentifier)のような無線チップによる情報通信によって、カップの情報をディスペンサーに伝える部でも可能である。
図2は、本発明で用いる飲料カップの外観図である。カップ表面には利用できるサービス名称がわかりやすく印字されている。例えば、カップ9にはフルーツジュースを飲む事ができるカップである事を意味する「フルーツ」という文字が印字されており、カップ9にはフルーツジュースと炭酸ジュースを飲む事ができるカップである事を意味する「フルーツ+炭酸」という文字が印字されている。
これら提供する飲料メニューは、機器にも読み取れるよう情報コード11、12として取り付けられる。この情報コードはバーコードやQRコード(登録商標)のような、簡単に発行できるものであり、前述のコード読取部7で読み取ることが可能なコードである。
図3は、図2で示したカップに取り付ける情報コード11の内容を表にしたものである。情報コードはサービス名称だけでなく、複数の情報を持っている。本実施例では、店舗コード、機器シリアルコード、ID、発行日といった情報を持っている。
店舗コードは、この情報コードを発行した店舗がどの店舗であるかを示している情報である。この情報は各店舗固有の情報である。本実施例では、読み取る飲料吐出装置側の設定により、発行した店舗のコードでしか飲料を提供しないようにし、他店で使われないよう管理できる項目である。また他にも、特定の複数の店舗で共通のコードを発行し、店舗を跨いで飲料吐出装置を利用できるようなサービスにも利用できる。
機器シリアルコード情報は、カップに対してサービスが受けることのできる飲料吐出装置を特定する情報である。この情報は各飲料吐出装置固有の情報である。
本実施例では、店舗コードと同様、ある特定の飲料吐出装置でのみ利用可能にするといったような、飲料吐出装置機器ごとに提供するサービスを管理可能にする項目である。例えば、広い店舗で複数の飲料吐出装置を設置している場合に、ある機器に利用者が固まってしまって混雑しない様に、店舗側が利用者をまんべんなく機器に割り振る事ができる。
IDは、カップに対して割り振られている固有のIDであり、飲料吐出装置がこのID単位で販売時間や吐出回数等を記録する。このIDはより細かなサービスの管理を可能にするための情報である。
例えば、カップに対して飲料の吐出回数の上限を10回と設定すると、このIDに紐付いて飲料吐出装置が販売回数を記憶し、10回以上の飲料の戸出を制限することができる。また他にも、サービス提供時間を2時間と設定すると、このIDに紐付いて飲料吐出装置が初回吐出時間を記録し、そこから2時間以上経過した場合は飲料の吐出を制限することができる。
日時情報は、この情報コードが発行された日時を示す情報である。この日時情報は、飲料サービスの提供を日数や時間帯で管理可能にするための情報である。
例えば、発行日のみ飲料サービスを有効と設定することで、利用者がカップを持ち帰り、また別の日に来店した際に、以前持ち帰ったカップを再度利用し、サービス料金を支払わずにサービスを受けようとする行為を制限することができる。
さらに本実施例では、情報コードに含まれる全ての項目を埋めて利用することに限らない。例えば、日時情報は省略し、飲料吐出装置側もそれを許可する設定にすることで、一度発行されればいつでも飲料吐出装置を利用できるといったサービスの管理も可能である。
図4は本実施例装置の各回路の構成を示すブロック構成図である。タッチパネル5は、販売できる飲料メニューを表示し、ユーザからメニュー選択操作を受け付ける装置である。
カップ検出部6は、受け皿4にカップ9が置かれた事を光学的に検知する光学検知装置である。
コード読取部7は、カップに貼り付けられたバーコードもしくはQRコード(登録商標)を読み取るカメラである。
カップ9は、情報コード11が貼り付けられた飲料を入れる用のカップである。
情報コード11は、図3で説明した情報が付加されたバーコードもしくはQRコード(登録商標)のシールである。
操作制御部13は、例えば、CPU(CentrAl ProCessing Unit)のようなマイクロプロセッサからなり、各回路の制御を司る。
具体的には、タッチパネル5に販売可能な飲料メニューを表示させ、ユーザが選択した
飲料が何であるかの判定を行う機能、判別部16からカップに付加された情報を受け取り、表示する飲料メニューをタッチパネル5に表示する機能、タッチパネル5でユーザが選択した飲料が何であるかを判定し、供給制御部14へ飲料の供給を要求する機能、コード読取部で読み取った情報と履歴記憶部17の情報と照らし合わせ、セットされたカップに対して販売可能かどうかを判定する機能等を有する。
飲料が何であるかの判定を行う機能、判別部16からカップに付加された情報を受け取り、表示する飲料メニューをタッチパネル5に表示する機能、タッチパネル5でユーザが選択した飲料が何であるかを判定し、供給制御部14へ飲料の供給を要求する機能、コード読取部で読み取った情報と履歴記憶部17の情報と照らし合わせ、セットされたカップに対して販売可能かどうかを判定する機能等を有する。
供給制御部14は、例えば、CPU(CentrAl ProCessing Unit)のようなマイクロプロセッサからなり、飲料供給部15の制御を行う。例えば、全飲料のシロップ、水、炭酸水の希釈情報を有しており、操作制御部13から受けた飲料に対して正しい希釈情報を飲料供給部15に伝える機能等を有している。
飲料供給部15は、供給制御部14から受けた希釈情報通りにシロップ、水、炭酸水を吐出するため、シロップの吐出を行うモーターや、水や炭酸水を吐出するポンプを有する。
判別部16は、コード読取部7から読み取った情報コードを受け取り、その情報からどの飲料メニューを表示するべきかを判定し、操作制御部13に伝える機能を有する。
履歴記憶部17は、例えばフラッシュメモリのような不揮発性の記憶素子からなり、どういった情報をもったカップに何時何分吐出したか等の、過去の吐出履歴を記憶する。
次に、図4を用いて本実施例装置の動作について説明する。具体的には、ユーザがカップをディスペンサーにセットし、飲料を吐出し終えるまでの動作の説明を行う。
ユーザが受け皿4にカップ9を置き、カップ検出部6がカップ9を検出すると、コード読取部7がカップ9に貼り付けられた情報コード11を読み取り、その結果からどの飲料のグループメニューを表示するか判別部16が判別し、その判別結果を操作制御部13が受け、タッチパネル5に提供可能なグループメニューを表示する。
この時表示するメニュー例を図5に示す。サービスAの情報コード11を読み取った場合はメニューA19を表示し、サービスBの情報コード11を読み取った場合はメニューB20を表示し、情報コードがないカップまたは登録のない情報コードを読み取った場合はメニューC21を表示する。
メニューB20はメニューA19に対して、オレンジジュース22とグレープジュース23は共通で、炭酸ジュース24と炭酸オレンジ25も提供可能である。さらに次ボタン26も存在しより多くの種類の飲料を提供するメニューである。
メニューC21はフリードリンクサービスを注文していない利用者にも提供するメニューである。本実施の形態では、お水27のみの提供になっている。このようにして、利用者の注文に応じたメニューしか表示しないので、注文していない飲料を同時に表示して混乱させてしまうようなことはない。
図4において、サービス利用者がタッチパネル5から飲料を選択した後飲料吐出開始の操作をすると、操作制御部13がどの飲料を吐出開始するかを判定し、供給制御部14が飲料によってあらかじめ決められた原料の希釈率を選択し、飲料供給部15がその希釈率に従って指定された飲料を吐出する。
図6は、飲料吐出装置のコードを読み取り飲料メニューを変える動作を示すフローチャートである。以下、第1実施例装置の動作を図6を用いて説明する。
ステップS1において、操作制御部13は、カップ検出部6がカップを検出したと判定するとステップS2に処理を進める。
ステップS2において、操作制御部13は、カップに記載されている情報コードをコード読取部7に読み取らせる。
ステップS3では、操作制御部13は、判別部16が情報コードの読み取りに成功したと判定するとステップS4に処理を進め、読み取れないと判定した場合にはカップに情報コードが取り付けられていないと見なしステップS13に処理を進める。
ステップS4では、判別部16が、コード読取部7が読み取った情報コードの結果がサービスAと判別した場合は、操作制御部13は、ステップS5に処理を進め、判別部16がサービスBと判別した場合はステップS6に処理を進める。
また、判別部16が、登録されていない情報コードと判別した場合は、操作制御部13は、ステップS3で情報コード無しの場合と同様にステップS13へ処理を進める。
ステップS5では、操作制御部13がサービスAという飲料のグループメニュー(図5に示すメニューA19)をタッチパネル5に表示する。
ステップS6ではステップS5同様、操作制御部13がサービスBという別の飲料のグループメニュー(図5に示すメニューB20)をタッチパネル5に表示する。
ステップS7では、操作制御部13が、タッチパネル5から飲料メニュー選択操作を受ける。
ステップS8では、操作制御部13が、メニュー選択後にタッチパネル5に表示された吐出のボタンが押下されたと判定すると、ステップS9へ処理を進める。
ステップS9では、操作制御部13が、飲料吐出前にカップが取り除かれていないかを確認するため、再度、カップ検出部6がカップを検出しているか否かを判定し、カップを検出していると判定すると、ステップS10へ処理を進め、そうでなければ、ステップS16へ処理を進める。
ステップS10では、判別部16が置かれたカップが違う情報コードのものに置き換えられていないかを確認するため、操作制御部13が、再度カップの情報コードを読み取るようにコード読取部7を制御する。
ステップS11では、判別部16がステップS10で読み取った情報コードと、ステップS4での判別結果とが合致するか否かを確認し、一致すると判定すると、操作制御部13は、ステップS12に処理を進め、一方、操作制御部13は、一致しないと判定した場合には、カップが取り替えられたと見なしてステップS16へ進める。
ステップS16では、操作制御部13は、タッチパネル5を制御することにより警告表示を行わせる。例えば、カップがセットされていない、もしくはカップが取り替えられているので、最初からやり直して下さいといったメッセージをタッチパネル5に表示させる。これにより、利用者が飲料メニューを表示したまま飲料吐出装置から立ち去り、次の利用者が飲料を吐出しようとした際に、注文されたサービスとは異なった飲料を提供してしまうことを防ぐ事ができる。
ステップS12では、供給制御部14が、選択された飲料をカップに注ぐように飲料供給部15を制御する。
操作制御部13はステップS3で情報コード読み取りに失敗した場合や、ステップS4で登録のない情報コードと判定した場合、フリードリンクサービスを注文していない利用者と判定し、ステップS13において、メニューCという飲料のグループメニュー(図5に示すメニューC21)をタッチパネル5にて表示させる。
ステップS14では、操作制御部13は、ステップS7と同様、タッチパネル5が飲料メニュー選択操作を受け付けたと判定する。
ステップS15では、操作制御部13は、ステップS9同様、メニュー選択後にタッチパネル5に表示された吐出のボタンを押されたと判定すると、ステップS12に処理を進める。
これらのステップによって、サービスを注文した利用者に対して正しく飲料サービスを提供可能となる。
図7は第2実施例装置の動作を示すフロー図である。第2実施例装置の各回路の構成は、図4のブロック図に示す構成と同一であるため、説明を省略する。
以下、図7を用いて、履歴記憶部17を利用したより詳細なサービス管理の流れについて説明する。
ステップS21において、操作制御部13は、カップ検出部6がカップを検出したと判定するとステップS22に処理を進める。
ステップS22において、操作制御部13は、カップに記載されている情報コードをコード読取部7に読み取らせる。
ステップ23において、判別部16が、コード読取部7がステップS22で読み取った情報コード情報コードに時間情報が含まれていると判定した場合、操作制御部13は、履歴記憶部17から販売履歴を取得してステップS24へ処理を進める。
ステップS24では、操作制御部13は、取得した履歴に該当するIDの履歴を履歴記憶部17から検索し、該当する履歴が存在すればステップS25へ処理を進め、操作制御部13は、履歴情報が存在しないと判定すると、初回販売と見なしメニュー表示(図6のステップS27)へ処理を進める。
ステップS25では、操作制御部13は、該当したIDの販売履歴の中でも初回販売時間を取り出し、現在時刻と比較して設定された時間よりも経過しているか否かを判定する。
ステップS26では、操作制御部13は、その比較した結果から設定された時間よりも経過していると判定するとステップS13へ処理を進め、一方、経過していないと判定するとステップS12へ処理を進める。
例えば、提供する飲料サービスを2時間の飲み放題サービスとすると、あるカップの初回吐出時間から現在時刻を差し引いて2時間以内の場合のみ、そのカップに対して飲料メ
ニューを表示することができる。
ニューを表示することができる。
メニュー表示後は、操作制御部13は、図7のステップS28〜S34の処理は、図6のステップS7〜S12と同様の処理を行うため、説明を省略する。
ステップS35では、操作制御部13は、飲料の吐出が終わると、飲料の吐出に関する情報(注文していたサービス名称、ID、吐出した日時、量、回数、種類等)を履歴記憶部17に記憶する。
そしてステップS26で販売可能時間を経過していた場合、ステップS27において、操作制御部13は、このカップへのサービス提供可能時間を経過しているので飲料を提供できませんといったメッセージをタッチパネル5に表示させ、そのまま飲料メニューの表示を行わない。
これらのステップによって、カップ毎に提供できるサービスを自動で管理できる為、店員が適宜確認する必要なくフリードリンクサービスに時間制限を設けることが可能となる。
本説明においては販売時間を販売可否判定材料として用いたが、履歴情報の使用法はこれに限定されない。例えば吐出回数、店舗情報、日時情報によって同様に飲料サービスの提供管理を可能にする。
図8に履歴情報を出力した結果の表を示す。まず、表の上部にこの履歴情報がどこの店舗の、どの飲料吐出装置の、何日の出力結果なのかを記している。
表には飲料が吐出された履歴情報として、日付、時刻、サービス名称、吐出飲料、吐出量、販売回数(IDに紐付いた、何回目の吐出か)、IDを記している。この情報から例えば、サービス毎の販売回数を知る事ができるので、あるサービスはあまり飲まれていないことや、あるサービスは販売回数が多かったといったことが読み取れ、サービス内容の調整に役立てることが出来る。
図8の履歴内容では、サービスBはサービスAと比較して販売回数1回で止まっている利用者が多いので、サービスBの飲料メニューの再検討などを考えることができる。
図9は履歴の集計結果を出力した結果の表を示す。図8の履歴情報同様、表の上部にこの履歴情報の集計表がどこの店舗の、どの飲料吐出装置の、どの期間の出力結果なのかを記している。表には各サービスの飲料吐出量とその合計を記している。
この情報から例えば、あるドリンクに偏って吐出されていた場合、その原料を多めに仕入れておくことが出来る。
図9では、オレンジ系の飲料がグレープ系に比べてよく利用されているので、オレンジの原料を次回から多めに、グレープの原料を少なめに仕入れる計画を立てることが出来る。また、これらの履歴情報から各サービス利用者が選択している飲料メニューの傾向をタッチパネル5で表示し、利用者のメニュー選択の手助けを行う事も可能である。
このように本実施の形態によれば、コード読取部7がカップに取り付けられた情報コードを読み取り、その内容に従って操作制御部13が適切な飲料メニューをタッチパネル5に表示するので、販売者にとって管理しやすく、利用者には適切な飲料サービスを提供することができる。
また、読み取った情報コード内容と履歴記憶部17にある履歴情報とを比較し、サービスの提供内容を変更するので、例えば提供する飲料サービスに時間制限を持たせるような、より細かな提供サービス管理が可能になる。
また、履歴記憶部17にある履歴情報を取り出して活用可能なので、飲料サービス内容の見直しや、飲料シロップの管理にも役立てることができる。
なお、本実施形態では冷たい飲み物を販売する飲料吐出装置で説明をしたが、暖かい飲み物を販売する飲料吐出装置や、組み合わさった飲料吐出装置でも同様である。
また、本実施形態では飲食店のフリードリンクサービスの管理での活用例を説明したが、コンビニエンスストアや、スーパーマーケットでの活用でも同様である。
本発明の飲料吐出装置は、カップを受け皿に置くだけで、どのサービスが注文されたかを読み取り、適切に飲料グループメニューを表示し提供することができるので、飲料サービスを適切かつ簡便に管理が必要な、飲食店の飲料吐出装置やその他飲料自動販売機に適用できる。
5 タッチパネル
6 カップ検出部
7 コード読取部
9 カップ
11 情報コード
13 操作制御部
14 供給制御部
15 飲料供給部
16 判別部
17 履歴記憶部
6 カップ検出部
7 コード読取部
9 カップ
11 情報コード
13 操作制御部
14 供給制御部
15 飲料供給部
16 判別部
17 履歴記憶部
Claims (3)
- 容器に飲料を供給する飲料供給部と、
前記容器に付された、容器の属性を含んだ情報コードを読み取るコード読取部と、
飲料メニューを表示する表示部と、
使用者が所望の飲料を選択する入力部と、制御部と、を有し、
前記制御部は、前記コード読取部が読み取った情報コードに含まれた容器の属性に応じて、前記表示部に表示するメニューを切り替える、飲料吐出装置。 - 容器に付された、容器の属性を含んだ情報コードを読み取るコード読取部と、
前記コード読取部で読み取った情報コードの属性を判別する判別部と、
飲料メニューを表示する表示部と、
容器が載置されたか否かを判定する容器検出部と、制御部と、を有し、
前記制御部は、前記容器検出部が容器の載置を検出したと判定すると、前記コード読取部に容器の情報コードを読み取らせると共に前記判別部に前記情報コードの属性を判別させ、前記判別部が判別した属性に対応するメニュー表示を、前記表示部に行わせる飲料吐出装置。 - 請求項2に記載の飲料吐出装置であり、
容器に飲料を供給する飲料供給部と、
前記飲料供給部によって供給された飲料の種類、供給量、供給時間、前記コード読取部で読み取った情報コード、前記飲料吐出装置のシリアルコードの情報の内少なくとも1以上の情報を記憶する履歴記憶部を有し、
前記制御部は、前記履歴記憶部に記憶されている情報に基づいて、前記表示部に表示させるメニュー表示を異ならせる、飲料吐出装置。
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