JPH11191178A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH11191178A
JPH11191178A JP35832897A JP35832897A JPH11191178A JP H11191178 A JPH11191178 A JP H11191178A JP 35832897 A JP35832897 A JP 35832897A JP 35832897 A JP35832897 A JP 35832897A JP H11191178 A JPH11191178 A JP H11191178A
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JP
Japan
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cup
beverage
vending machine
drink
container
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JP35832897A
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English (en)
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Junichi Enmei
純一 延命
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Sanden Corp
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Sanden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲料カップによる飲料販売が可能であるとと
もに、飲料カップ数杯分の飲料をまとめて販売可能な利
便性の高い自動販売機を提供する。 【解決手段】 筐体2の前面開口するカップ取り出し口
2aと、カップ取り出し口2aと並設して開口し、所定
の飲料容器Pを出し入れする容器取り出し口2bと、カ
ップ取り出し口2aの後方に設けた左右方向に移動可能
なカップステージ20と、このカップステージ20に上
方から飲料カップを排出するカップ排出装置10と、カ
ップステージ20を容器取り出し口2bの後方に案内す
るガイドレール30と、容器取り出し口2b内にある飲
料容器P又は容器取り出し口2bの後方に移動したカッ
プステージ20上の飲料カップに飲料を注入する注入ノ
ズル40とを備えているので、飲料カップによる一杯ず
つの販売と、飲料容器Pによるまとまった量の販売が可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料をカップ等に
注入して販売する自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にカップを用いる飲料用の自動販売
機においては、複数種類の飲料を飲料タンクに貯蔵し、
購買者が一の飲料を選択すると、所定の取り出し口にカ
ップが搬出されて所定量の飲料が注入される。これによ
り購買者は所望の飲料をカップに一杯ずつ購入すること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動販売機では、まとまった量の飲料、例えば5人分の
飲料を購入する場合(まとめ買いをする場合)には、飲
料を選択しカップを取り出すという作業を5回繰り返す
必要があり非常に手間がかかるものであった。また、飲
料の購入後に5つのカップを運ぶのも手間を要するもの
であった。
【0004】一方、小容量で保温効果の少ないカップに
注入されたものを購入するのではなく、例えば保温ポッ
トのような容器に数カップ分の飲料を入れたものを購入
したいという市場の要求があった。特に、企業等の内部
に設置された自動販売機において限定された人のみが使
用する場合にこの要求が強く、例えば、ポットや大型の
カップに通常のカップ数杯分の飲料をまとめて購入した
いというものである。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、飲料カップによる飲
料販売が可能であるとともに、飲料カップ数杯分の飲料
をまとめて販売可能な利便性の高い自動販売機を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、複数種類の飲料を飲料カップ等
に注入可能な注入手段と、飲料カップを格納するカップ
格納手段と、飲料カップを前記注入手段による飲料の注
入位置に供給するカップ供給手段とを備えて、購買者の
販売指示により飲料カップを注入位置に供給し購買者の
選択した飲料を飲料カップに注入する自動販売機におい
て、所定の飲料容器を前記注入位置及び自動販売機の外
側に出入可能な容器取り出し口と、飲料注入後の飲料カ
ップを自動販売機の外側に取出可能なカップ取り出し口
と、注入位置にある飲料注入後の飲料カップをカップ取
り出し口に搬送するカップ搬送手段とを備えたことを特
徴とする。
【0007】本発明によれば、飲料カップによる飲料の
販売(カップ販売)を行う場合には、購買者の販売指示
により飲料カップが注入位置に供給され、購買者の選択
した飲料が飲料カップに注入される。その後に飲料カッ
プがカップ取り出し口に搬送され、購買者はこの飲料カ
ップを取り出すことができる。また、所定の飲料容器に
よる飲料の販売(まとめ販売)を行う場合には、購買者
の販売指示により選択された飲料がこの飲料容器に注入
される。購買者は注入後に飲料容器を容器取り出し口か
ら取り出すことができる。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
自動販売機において、注入位置に前記飲料容器があるか
否かを検出する容器検出手段と、飲料容器が注入位置に
あるときはカップ供給手段及びカップ搬送手段を不作動
に制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】本発明によれば、所定の飲料容器が容器取
り出し口内にある場合には、カップ供給手段及びカップ
搬送手段が作動せずに、この飲料容器内に購買者が選択
した飲料が注入される。即ち、かかる場合には、自動販
売機は前記まとめ販売が行われる。
【0010】さらに、請求項3の発明は、請求項1記載
の自動販売機において、自動販売機の販売モードを選択
するモード選択手段と、この選択手段の選択結果に基づ
いてカップ供給手段及びカップ搬送手段の作動有無を制
御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】本発明によれば、モード選択手段によりカ
ップ供給手段及びカップ搬送手段の作動がある場合に
は、前記カップ販売を行うことができ、モード選択手段
によりカップ供給手段及びカップ搬送手段の作動がない
場合には、容器取り出し口内に所定の飲料容器を配置す
ることにより、前記まとめ販売を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態にかかる自
動販売機を図1乃至図3を参照して説明する。図1は自
動販売機の外観を示す斜視図、図2及び図3は自動販売
機の内部構造の要部を示す概略斜視図である。
【0013】図において、1は自動販売機であり、略直
方体形状の筐体2の前面にカップ取り出し口2a及び容
器取り出し口2bを配置するとともに、複数の飲料選択
ボタンS、まとめ買いボタン5、LED表示装置6、コ
イン投入口、コイン返却レバー、釣銭取り出し口、後述
のフローチャートに示す販売手順を制御する制御部(マ
イコン)等を備えている。
【0014】カップ取り出し口2aは、飲料が注入され
た飲料カップCを自動販売機1の内側から取り出すため
のもので、筐体2の前面ほぼ中央に空けられている。カ
ップ取り出し口2aの高さ及び幅は、飲料カップCの取
り出しを容易にするために飲料カップCの高さ及び幅よ
りも大きく設定されている。カップ取り出し口2aの内
側下端には、カップ取り出し口扉開閉センサ51が付設
されている。このカップ取り出し口扉開閉センサ51
は、カップ取り出し口扉3の開閉を検出するためのもの
であり、例えばマイクロスイッチにより構成される。ま
た、カップ取り出し口2aの内側下端には、カップ取り
出し口扉3をロックするためのソレノイド61が付設さ
れている。このソレノイド61の通電を制御することに
より、カップ取り出し口扉3のロック及びロック解除を
制御することができる。尚、このカップ取り出し口セン
サ51の付設位置は、カップ取り出し口2aの内側下端
に限らず、他の場所であってもよい。例えば、カップ取
り出し口2a内側上端に付設した場合には、排液等によ
ってセンサが動作不良等の故障を発生させるのを防止す
ることができる。
【0015】このカップ取り出し口2aには、左縁を軸
として前方に向かって回動自在なカップ取り出し口扉3
が設けられている。このカップ取り出し口扉3の裏面下
端には、前記ソレノイド61のプランジャが係合し、こ
れによりカップ取り出し口扉3を係止するための係止片
3aが付設されている。
【0016】容器取り出し口2bは、飲料が注入された
飲料容器Pを自動販売機1に出し入れするためのもので
ある。この容器取り出し口2bは、筐体2の前面ほぼ中
央であって前記カップ取り出し口2aの横に配置され、
カップ取り出し口2aの上辺と容器取り出し口2bの上
辺が同一高さ位置となるように配置されている。容器取
り出し口2bの高さ及び幅は、飲料容器Pの取り出しを
容易にするために飲料容器Pの高さ及び幅よりも大きく
設定されている。ここで、後述するように飲料容器Pは
飲料カップCよりも大きい高さを有しているため、容器
取り出し口2bの下辺はカップ取り出し口2aの下辺よ
りも低い位置に配置されている。また、容器取り出し口
2bの内側下端には、容器取り出し口扉開閉センサ52
が付設されている。この容器取り出し口扉開閉センサ5
2は、容器取り出し口扉4の開閉を検出するためのもの
であり、例えばマイクロスイッチにより構成される。ま
た、容器取り出し口2bの内側下端には、容器取り出し
口扉4をロックするためのソレノイド62が付設されて
いる。このソレノイド62の通電を制御することによ
り、容器取り出し口扉4のロック及びロック解除を制御
することができる。さらに、容器取り出し口2bの後方
には飲料容器Pを設置するための空間が設けられてお
り、その底面には飲料容器Pの有無を検出する飲料容器
センサ53が付設されている。この飲料容器センサ53
は、例えばマイクロスイッチにより構成される。
【0017】この容器取り出し口2bには、左縁を軸と
して前方に向かって回動自在な容器取り出し口扉4が設
けられている。この容器取り出し口扉4の右端には、自
動販売機1の外側からロック可能な第1のロック機構4
aが付設されている。また、この容器取り出し口扉4の
裏面下端には、前記ソレノイド62のプランジャが係合
し、これにより容器取り出し口扉4を係止するための係
止片4bが付設されている。
【0018】カップ取り出し口2a及び容器取り出し口
2bの内側には、図2及び図3に示すように、飲料カッ
プCを保持し左右方向に搬送するためのカップステージ
20及びガイドレール30が設けられている。
【0019】カップステージ20は、飲料カップCを載
せるためのL字状部材21と、L字状部材21の上端に
設けられた一対のカップ保持具22からなる。L字状部
材21は、飲料カップCをその上面に載せるための底板
21aと、この底板21の後端から上方にわたって設け
た支持板21bからなる。カップ保持具22は、カップ
ステージ20の上方から落下してきた飲料カップCを底
板20aの上に倒れることなくその口を上面にして保持
するように案内するとともに、カップステージ20が移
動する際の衝撃により飲料カップCが倒れないように支
持するためのものであり、飲料カップCの側面に沿うよ
うに湾曲した板状部材からなる。
【0020】ガイドレール30は、カップ取り出し口2
aの後方から容器取り出し口2bの後方にわたって固定
配置された角柱形状の部材であって、その前面に左右方
向に延在する案内溝31を備えている。案内溝31は、
カップステージ20の支持板21bを支持して、この案
内溝31に沿ってカップステージ20を左右方向に移動
可能としている。
【0021】カップ取り出し口2aの後方に移動したカ
ップステージ20の上方には、カップ格納装置(図示省
略)及びカップ排出装置10が配置されており、カップ
ステージ20に飲料カップCを1個ずつ排出可能であ
る。また、カップ取り出し口2aの後方には、カップス
テージセンサ54が設置されている。このカップステー
ジセンサ54は、例えばマイクロスイッチ等により構成
される。カップステージセンサ54は、カップステージ
20がカップ取り出し口2aの後方に移動した時にオン
となり、これを検出する。尚、カップステージ20がカ
ップ取り出し口20の後方にある事を、「カップステー
ジ20が原点にある」とも言う。
【0022】容器取り出し口2bの後方に移動した際の
カップステージ20の上方には、注入ノズル40が設置
されている。この注入ノズル40は、複数の飲料タンク
(図示省略)に対応し、カップステージ20の載置され
た飲料カップCに飲料を注入可能である。また、この注
入ノズル40は、容器取り出し口2bから入れられ載置
された飲料容器Pに飲料を注入可能である。
【0023】再び図1に戻り、飲料選択ボタンSは、購
買者が購入を希望する飲料を選択するためのボタンであ
り、筐体2の前面上部に自動販売機1で販売される商品
に対応して複数配置されている。
【0024】まとめ買いボタン5は、購買者が飲料を飲
料カップCで一杯ずつ購入(カップ販売)を希望する
か、飲料容器Pでカップ数杯分をまとめて購入(まとめ
販売)を希望するかを自動販売機1に選択指示するため
のもので、前記飲料選択ボタンSと並設して筐体2の前
面に配置されている。まとめ買いボタン5は、一回押下
するごとに、自動販売機1を、カップ販売を行う状態
(カップ販売モード)と、まとめ販売を行う状態(まと
め販売モード)を切り替えるものである。
【0025】LED表示装置6は、購買者によるコイン
の投入金額を表示するほか、簡単なメッセージを表示す
るためのものである。
【0026】飲料カップCは、自動販売機1のカップ格
納部(図示省略)に収められた所定の高さ及び径を有す
る紙製のものである。その容量は例えば約180ccで
あり、この飲料カップCによる飲料の販売量は約150
ccである。飲料容器Pは、上端から飲料を注入可能な
開放口を備えた保温ポットである。この飲料容器Pは、
飲料カップCより高さ及び容量が大きく、例えば約70
0ccの容量を備えており飲料カップCの5杯分の飲料
(650cc)を注入可能である。
【0027】次に、この自動販売機1による飲料の販売
手順について図4及び図5のフローチャートを参照して
説明する。尚、コイン投入の判断等については従来のも
のと変わらないのでここでは詳述は省略する。
【0028】まず、まとめ買いボタン5の押下状況を検
出して、自動販売機1がまとめ販売モードとなっている
場合には処理をステップS2に移し、カップ販売モード
となっている場合には処理をステップS14に移す(ス
テップS1)。
【0029】まとめ販売モードにおいては、以下のよう
な処理を行う(ステップS2〜S13)。まず、ソレノ
イド61を制御してカップ取り出し口扉3をロックする
(ステップS2)。また、同時にソレノイド62を制御
して容器取り出し口扉4をロック解除する(ステップS
3)。これにより、購買者は、容器取り出し口2bから
飲料容器Pを入れて自動販売機1内に載置することがで
きる。この後に、購買者は飲料選択ボタンSを押して希
望の飲料を選択する(ステップS4)。
【0030】次に、飲料注入前の各種チェックを行う
(ステップS5〜S12)。即ち、まずカップステージ
20がカップ取り出し口2aの後方にあるか(原点にあ
るか)を検出する(ステップS5)。これは、カップス
テージセンサ54により行う。カップステージ20が原
点にない場合は、エラーメッセージをLED表示装置6
に表示して処理をステップS1に移す(ステップS
6)。次いで、飲料容器Pが自動販売機1内に載置され
ているかを検出する(ステップS7)。これは、飲料容
器センサ53により行う。飲料容器Pがない場合には、
エラーメッセージを表示して処理をステップS1に移す
(ステップS8)。次いで、容器取り出し口扉4が閉じ
られているか否かを検出する(ステップS9)。これ
は、容器取り出し口扉開閉センサ52により行う。容器
取り出し口扉4が閉じられていない場合には、エラーメ
ッセージを表示して処理をステップS1に移す(ステッ
プS10)。最後に、カップ取り出し口扉3が閉じられ
ているか否かを検出する(ステップS11)。これは、
カップ取り出し口扉開閉センサ51により行う。カップ
取り出し口扉3が閉じられていない場合には、エラーメ
ッセージを表示して処理をステップS1に移す(ステッ
プS12)。
【0031】以上の各種チェックが終了した後に、購買
者が選択した飲料選択ボタンSに対応する飲料を飲料タ
ンク(図示省略)から注入ノズル40を介して飲料容器
Pに注入する(ステップS13)。ここで、注入ノズル
40から注入される飲料の量は、カップ販売における注
入量の数倍である。例えば、カップ販売における5杯分
の飲料である。以上により、まとめ販売モードでの飲料
販売が終了する。
【0032】カップ販売モードにおいては、以下のよう
な処理を行う(図5のステップS14〜S26)。ま
ず、ソレノイド61を制御してカップ取り出し口扉3を
ロック解除する(ステップS14)。また、同時にソレ
ノイド62を制御して容器取り出し扉口4をロックする
(ステップS15)。これにより、購買者は、飲料注入
後の飲料カップCをカップ取り出し口2bから取り出す
ことができる。この後に、購買者は飲料選択ボタンSを
押して希望の飲料を選択する(ステップS16)。
【0033】次に、飲料注入前の各種チェックを行う
(ステップS17〜S21)。即ち、まず飲料容器Pが
自動販売機1内に載置されていないかを検出する(ステ
ップS17)。これは、飲料容器センサ53により行
う。飲料容器Pがある場合には、エラーメッセージを表
示して処理をステップS1に移す(ステップS18)。
次いで、容器取り出し口扉4が閉じられているか否かを
検出する(ステップS19)。これは、容器取り出し口
扉開閉センサ52により行う。容器取り出し口扉4が閉
じられていない場合には、エラーメッセージを表示して
処理をステップS1に移す(ステップS20)。最後
に、カップ取り出し口扉3が閉じられているか否かを検
出する(ステップS21)。これは、カップ取り出し口
扉開閉センサ51により行う。カップ取り出し口扉3が
閉じられていない場合には、エラーメッセージを表示し
て処理をステップS1に移す(ステップS22)。
【0034】以上の各種チェックが終了した後に、カッ
プ格納装置(図示省略)及びカップ排出装置10が作動
して、飲料カップCがカップステージ20に排出落下す
る(ステップS23)。
【0035】次いで、カップステージ20は、飲料カッ
プCを保持したままガイドレール30に従ってこのカッ
プステージ20を注入ノズル40の下方に搬送移動する
(ステップS24)。
【0036】次に、購買者が選択した飲料選択ボタンS
に対応する飲料が、飲料タンク(図示省略)から注入ノ
ズル40を介して飲料カップCに注入される(ステップ
S25)。ここで飲料カップCに注入する飲料の量は、
飲料カップCで販売する一杯分の分量である。例えば、
本実施の形態では150ccである。
【0037】この後に、カップステージ20は、飲料カ
ップCを保持したまま再びカップ取り出し口2aの後方
に搬送移動する(ステップS26)。以上により、カッ
プ販売モードでの飲料販売が終了する。
【0038】以上の動作により、まとめ買いボタン5の
操作によりまとめ販売モードを選択すれば、飲料容器P
にカップ数杯分の飲料が注入される。また、カップ販売
モードを選択すれば、飲料カップCに飲料が一杯ずつ注
入される。
【0039】以上詳述したように、この自動販売機1に
よれば、まとめ買いボタン5を押下して自動販売機1を
カップ販売モードにした際には、購買者が飲料選択ボタ
ンSにより選択するとカップ格納装置(図示省略)から
カップ排出装置10を介してカップステージ20に飲料
カップCが排出される。次いで、飲料カップCを保持し
つつカップステージ20が注入ノズル40の下方に移動
し、飲料カップCに飲料が注入される。その後に、カッ
プステージ20がカップ取り出し口2aの後方まで移動
する。
【0040】まとめ買いボタン5を押下して自動販売機
1をまとめ販売モードにした際には、購買者が飲料選択
ボタンSを選択すると、注入ノズル40からカップ数杯
分(例えば5杯分)の飲料が飲料容器Pに注入される。
【0041】従って、カップ販売を希望する購買者は、
まとめ買いボタン5を押下して自動販売機1をカップ販
売モードにして所望の飲料を選択すれば、カップCによ
り飲料を購入することができる。また、まとめ買いボタ
ン5を押下して自動販売機1をまとめ販売モードにし、
容器取り出し口2bに所定の飲料容器Pを配置し容器取
り出し口扉4を閉じ、所望の飲料を選択すれば、この飲
料容器Pにカップ数杯分の飲料が注入される。即ち、購
買者はカップ数杯分の飲料をまとめて購入することがで
きる。つまり、この自動販売機では、飲料を飲料カップ
によって一杯ずつ購入希望する購買者と、まとまった量
の飲料を購入希望する購買者の双方の要求を満たすこと
ができる利便性の高いものとなる。
【0042】尚、本実施の形態では、まとめ販売を行う
には、まとめ買いボタン5を押下して自動販売機1をま
とめ販売モードにした後に、飲料選択ボタンSを選択す
るものとしたが、本発明はこれに限定されるものでな
い。例えば、以下に示すようなものでもよい。ここで
は、他の例として、3つの例を示す。第1の例として
は、購買者による飲料選択を無くし、まとめ販売可能な
飲料を1種類(例えば「コーヒー」)に固定するという
ものである。この場合には、購買者によるまとめ買いボ
タン5の押下があった際に所定のチェックを行い、この
後に前記飲料が飲料容器Pにカップ数杯分(例えば5杯
分)だけ注入される。第2の例としては、まとめ買いボ
タン5を複数設置し、第1のまとめ買いボタン5ではカ
ップ5杯分、第2のまとめ買いボタンではカップ10杯
分というように、各まとめ買いボタン5に応じて販売す
る飲料の量を選択できるようにするものである。第3の
例としては、まとめ買いボタン5を押下するごとに、販
売する飲料の量を切り替えるものである。例えば、まと
め買いボタン5を押下するごとに、2杯分→3杯分→4
杯分→…→15杯分→カップ販売モード→2杯分と切り
替えるものである。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
飲料カップによる飲料の販売(カップ販売)を行う場合
には、購買者の販売指示により飲料カップが注入位置に
供給され、購買者の選択した飲料が飲料カップに注入さ
れる。その後に飲料カップがカップ取り出し口に搬送さ
れ、購買者はこの飲料カップを取り出すことができる。
また、所定の飲料容器による飲料の販売(まとめ販売)
を行う場合には、購買者の販売指示により選択された飲
料がこの飲料容器に注入される。購買者は注入後に飲料
容器を容器取り出し口から取り出すことができる。
【0044】従って、飲料を飲料カップによって一杯ず
つ購入希望する購買者と、まとまった量の飲料を購入希
望する購買者の双方の要求を満たすことができる利便性
の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機の外観を示す斜視図
【図2】自動販売機の内部構造の要部を示す概略斜視図
である。
【図3】自動販売機の内部構造の要部を示す概略斜視図
である。
【図4】自動販売機の販売手順を示すフローチャート
【図5】自動販売機の販売手順を示すフローチャート
【符号の説明】 1…自動販売機、2…筐体、2a…カップ取り出し口、
2b…容器取り出し口、3…カップ取り出し口扉、4…
容器取り出し口扉、5…まとめ買いボタン、10…カッ
プ排出装置、20…カップステージ、30…ガイドレー
ル、40…飲料注入ノズル、S…飲料選択ボタン、C…
飲料カップ、P…飲料容器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の飲料を飲料カップ等に注入可
    能な注入手段と、飲料カップを格納するカップ格納手段
    と、飲料カップを前記注入手段による飲料の注入位置に
    供給するカップ供給手段とを備えて、購買者の販売指示
    により飲料カップを注入位置に供給し購買者の選択した
    飲料を飲料カップに注入する自動販売機において、 所定の飲料容器を前記注入位置及び自動販売機の外側に
    出入可能な容器取り出し口と、 飲料注入後の飲料カップを自動販売機の外側に取出可能
    なカップ取り出し口と、 注入位置にある飲料注入後の飲料カップをカップ取り出
    し口に搬送するカップ搬送手段とを備えたことを特徴と
    する自動販売機。
  2. 【請求項2】 注入位置に前記飲料容器があるか否かを
    検出する容器検出手段と、飲料容器が注入位置にあると
    きはカップ供給手段及びカップ搬送手段を不作動に制御
    する制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載
    の自動販売機。
  3. 【請求項3】 自動販売機の販売モードを選択するモー
    ド選択手段と、この選択手段の選択結果に基づいてカッ
    プ供給手段及びカップ搬送手段の作動有無を制御する制
    御手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の自動
    販売機。
JP35832897A 1997-12-25 1997-12-25 自動販売機 Pending JPH11191178A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150212718A1 (en) * 2012-09-19 2015-07-30 Krones Ag Operating system for a container handling machine, an operating device and a separate additional screen
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