JPH0793223A - 記憶情報保護回路 - Google Patents

記憶情報保護回路

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JPH0793223A
JPH0793223A JP5255298A JP25529893A JPH0793223A JP H0793223 A JPH0793223 A JP H0793223A JP 5255298 A JP5255298 A JP 5255298A JP 25529893 A JP25529893 A JP 25529893A JP H0793223 A JPH0793223 A JP H0793223A
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JP
Japan
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eprom
drain
read
eprom cell
level
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JP5255298A
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Inventor
Kiyoshi Fukushima
清 福嶋
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NEC Corp
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NEC Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/22Safety or protection circuits preventing unauthorised or accidental access to memory cells
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/24Memory cell safety or protection circuits, e.g. arrangements for preventing inadvertent reading or writing; Status cells; Test cells

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡易な回路構成でEPROMの任意のビット及
び任意の領域を読み出し禁止とすることを可能とする記
憶情報保護回路の提供。 【構成】EPROMセル群のドレインが共通に接続する
配線と、外部から入力されるアドレスに従って配線に接
続するEPROMセル群の中から一のEPROMセルを
選択するXセレクタと、配線を複数入力し外部から入力
されるアドレスに従って配線の中から一を選択するYセ
レクタと、Yセレクタの出力をとり込んで電位を判定す
るセンスアンプから成るEPROMにおいて、読み出し
禁止用のデータを書き込むためのEPROMセルを配線
に付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に関
し、特に読み出し禁止回路を有する半導体記憶装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】EPROM(Erasably Programmable RO
M)は、主に製品の量産時に使用されるマスクROMに
書き込むプログラムの開発評価、及び製品の初期量産の
ために使用されている。従って、EPROMにはプログ
ラムのノウハウ等、一般に部外者に知られたくない情報
が書き込まれている。しかし、EPROMはPROMラ
イタで容易にその内容を読み出すことができるため、E
PROMに書き込まれた情報の保護のために、EPRO
Mに記憶情報保護回路を内蔵することが必要になってき
た。
【0003】従来、この種のEPROMの記憶情報保護
回路として、例えば特公昭61−28144には図3に
示すような記憶情報保護回路が提案されている。
【0004】図3に示すように、このEPROMの記憶
情報保護回路は、FAMOS(フローティグ・ゲート・
アバランシェ・インジェクションMOS)構造の消去可
能なROM(EPROM)301、EPROM301の
出力信号線302、EPROM301とは別個に設けら
れたFAMOS構造のEPROMセルから成る読み出し
禁止フラグ303、EPROM301の出力信号線30
2と読み出し禁止フラグ303の出力信号線305とを
入力とする2入力ANDゲートで構成した読み出し禁止
回路306、2入力ANDゲートの出力信号線に接続す
るポート307から構成されている。
【0005】次に図3に示すEPROMの記憶情報保護
回路の動作について説明する。
【0006】1.EPROM301の出力を禁止する場
合 EPROM301の出力を禁止する場合はまず予め読み
出し禁止フラグ303に“L”を書き込んでおき、読み
出し禁止フラグ303の出力信号線305の値を“L”
にする。EPROM301の出力は信号線302を介し
て読み出し禁止回路306に入力される。ここで読み出
し禁止回路306を構成する2入力ANDゲートの一方
の入力である信号線305の値は“L”とされるため、
2入力ANDゲートの出力は“L”固定となり外部から
のEPROM301の読み出しは禁止される。
【0007】2.EPROM301の出力を許可する場
合 EPROM301の出力を許可する場合は、読み出し禁
止フラグ303を初期値“H”のままにしておく。この
時、読み出し禁止フラグ303の出力信号線305の値
は“H”になる。EPROM301の出力は信号線30
2を介して読み出し禁止回路306に入力され、読み出
し禁止回路306を構成する2入力ANDゲートの一方
の入力である信号線305の値は、“H”であるため、
2入力ANDゲートの出力はEPROM301の出力と
同一とされポート307を介して外部に出力される。こ
のようにしてEPROM301の出力は許可される。
【0008】従って、このEPROMの記憶情報保護回
路においては、EPROM301の読み出しが禁止状態
にある場合、EPROM301の内容を読み出そうとす
れば、読み出し禁止フラグ303を消去しなくてはなら
ず、EPROMセルから成る読み出し禁止フラグ303
を消去しようとして紫外線の照射すると、同時にデータ
の記憶されているEPROM301群のデータも消去さ
れてしまう。すなわち、読み出し禁止フラグ303を消
去してEPROM301の読み出し可能状態にあった時
には読み取るべきデータも消去されてしまうので、結局
記憶データを外部に読み出される心配はないことにな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のEPROMの記憶情報保護回路には以下に示す問題
がある。
【0010】1.本来ユーザは読み出し禁止とした後で
も、EPROMの特定の領域の内容を確認しようとする
場合が多い。例えば、EPROMに書かれるプログラム
は読み出し禁止とするが、データは読み出しを行うとい
った場合である。
【0011】しかし前記従来例のEPROMの記憶情報
保護回路は、EPROMの全てのビットの全ての領域に
ついて、外部からの読み出しを禁止しているため、部分
的な読み出し禁止が行えない。このためユーザが読み出
し禁止を望まない領域までも読み出し禁止にしてしまう
という重大な問題がある。
【0012】2.前記従来のEPROMの記憶情報保護
回路は、プログラムを読み出す第3者が、EPROMラ
イタ等で外部よりEPROM内の情報を読み出すのを禁
止している。従って、外部よりEPROMの情報を読み
出す場合、従来の方法では読み出し禁止と許可の区別が
はっきりしているため、EPROMの読み出し禁止状態
にあることが直ちに判明してしまうという問題がある。
【0013】3.さらに読み出し禁止フラグ303をE
PROM301とは別個に設けているため、回路構成上
もチップのマスク設計上も複雑になる。また読み出し禁
止回路306を出力ポートの近くに設け、制御信号をポ
ートの近くまで配線するので、チップ上の配線が増加す
るという問題がある。
【0014】したがって、本発明は前記問題点を解消
し、簡易な回路構成でEPROMの任意のビット及び任
意の領域を読み出し禁止とすることを可能とする記憶情
報保護回路を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、EPROMセル群のドレインが共通に接
続する配線と、外部から入力されるアドレスに従って前
記配線に接続する前記EPROMセル群の中から一のE
PROMセルを選択するXセレクタと、前記配線を複数
入力し外部から入力されるアドレスに従って前記配線の
中から一を選択するYセレクタと、前記Yセレクタの出
力をとり込んで電位を判定するセンスアンプから成るE
PROMにおいて、読み出し禁止用のデータを書き込む
ためのEPROMセルを前記配線に付加したことを特徴
とする記憶情報保護回路を提供する。
【0016】また、本発明において、EPROMセルは
FAMOS構造とされる。
【0017】さらに、本発明は、読み出し禁止とされた
領域の出力を“L”レベル又は“H”レベルのいずれか
一方に固定する記憶情報保護回路を提供する。
【0018】そして、本発明は、読み出し禁止回路の好
適な実施態様として請求項4又は5に記載の記憶情報保
護回路を提供する。
【0019】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を以下に詳
説する。
【0020】
【実施例1】本発明を第1の実施例について図1を参照
して説明する。図1には本発明の第1の実施例に係るE
PROMの記憶情報保護回路の回路構成が示されてい
る。
【0021】図1には、複数ビットで構成されるEPR
OMの中の1ビットについてのみその回路構成が示され
ており、残りのビット群の回路構成は省略されている。
【0022】図1に示すように、本実施例に係るEPR
OMは、1ビット回路について、EPROM読み出し禁
止回路、Xセレクタ、Yセレクタ、センスアンプの各回
路ブロックから構成されている。まずEPROM読み出
し禁止回路から以下に説明する。
【0023】EPROM読み出し禁止回路において、読
み出し禁止制御信号117は、EPROMとして動作さ
せる場合(以下「PROMモード」という)に、“H”
レベルとされる。
【0024】EPROMセル101のソースは接地レベ
ルとされ、ゲートには読み出し禁止制御信号117が入
力され、ドレイン113は抵抗108を介して電源に接
続されるとともにnチャネルMOSトランジスタ103
(以下、トランジスタを「Tr」と略記する)のゲート
に接続されている。そして、読み出し禁止制御信号11
7が所定の高電圧の時にEPROMセル101への書き
込みが行われる。
【0025】nチャネルMOSTr103のソースは接
地レベルとされ、ドレイン114はnチャネルMOST
r104のソースと互いに接続されている。そして、n
チャネルMOSTr104のゲートは、PROMモード
時にアクティブとされるPROMモード信号116に接
続され、ドレインはディジット線109に接続されてい
る。
【0026】次にXセレクタについて説明する。Xセレ
クタは、外部から入力されるアドレスに従ってディジッ
ト線109に接続するEPROMセル群の中から1つの
EPROMセル102を選択するもので、図示の如く、
接地レベルをソース入力とし、Xセレクタ信号群118
をゲート入力とするEPROMセル群102と、EPR
OMセル群102のドレインを共通に接続するディジッ
ト線109から構成されている。
【0027】また、Yセレクタは、ディジット線109
を複数入力し外部から入力されたアドレスに従って複数
のディジット線109の中から1本を選択する。図示の
如く、Yセレクタは、EPROM読み出し禁止回路のn
チャネルMOSTr104のドレインに接続するXセレ
クタのディジット線109がソースに接続され、Yセレ
クタ信号115をゲート入力とするnチャネルMOST
r105と、ディジット線110がソースに接続され、
Yセレクタ信号115をゲート入力とするnチャネルM
OSTr106から構成されている。
【0028】センスアンプ107は、nチャネルMOS
Tr105とnチャネルMOSTr106の共通接続さ
れたドレイン111を入力とし、このドレインの電圧レ
ベルを判定して出力信号112に出力する。
【0029】なお、ディジット線110にはディジット
線109と同様にEPROM読み出し禁止回路とXセレ
クタが接続しているが、図面上は省略されている。
【0030】次に、図1に示す本実施例のEPROMの
記憶情報保護回路の動作について説明する。
【0031】1.PROMモード時にEPROMの読み
出しを禁止する場合 予め読み出し禁止制御信号117を所定の高電圧として
EPROMセル101に書き込みを行う。FAMOS構
造のEPROMセル101のフローティング・ゲートに
電荷を注入して書き込みを行うと、そのしきい値電圧V
thが上昇するため、読み出し禁止制御信号117を論理
レベル“H”としてもEPROMセル101はオフ状態
を保持する。
【0032】このため、EPROMセル101のドレイ
ン113の電圧レベルは、抵抗108を介して電源レベ
ルにプルアップされて“H”となる。
【0033】nチャネルMOSTr103はゲート入力
が“H”となるためオンし、nチャネルMOSTr10
3のドレイン114の電圧は“L”レベルになる。
【0034】PROMモード信号116は、PROMモ
ード時に“H”レベルとされる制御信号である。nチャ
ネルMOSTr104はゲート入力レベルが“H”とさ
れてオンし、nチャネルMOSTr104のドレインの
電圧レベルはソースと同じ接地レベルとなる。
【0035】したがって、このnチャネルMOSTr1
04のドレインが接続されるディジット線109の電圧
は、“L”レベルに固定され、Xセレクタで選択される
EPROMセル102のドレイン電圧が、“L”又は高
インピーダンス状態のいずれの場合でも、ディジット線
109の電圧レベルは“L”に固定される。
【0036】2.PROMモード時にEPROMの読み
出しを許可する場合 この場合、EPROMセル101への書き込みは行われ
ない。EPROMセル101のゲートに高電圧を印加し
て書き込みを行わない場合、読み出し禁止制御信号11
7を論理レベル“H”とするとEPROMセル101は
オンする。
【0037】このため、EPROMセル101のドレイ
ン113のレベルは接地レベルに引き下げられ“L”と
なり、nチャネルMOSTr103はゲート入力が
“L”となるためオフする。nチャネルMOSTr10
3のドレイン114は高インピーダンス状態となり、n
チャネルMOSTr104がオンしてもnチャネルMO
STr104のドレインは高インピーダンス状態とな
る。
【0038】したがって、Xセレクタ内の選択されたE
PROMセル102のドレインの電圧レベルがディジッ
ト線109の電圧レベルとなり、このディジット線10
9の電圧レベルがそのままYセレクタを介してセンスア
ンプ107に入力されてレベル判定された後、センスア
ンプ107の出力信号112として出力される。
【0039】3.通常動作にてEPROMを読み出す場
合 通常動作、すなわちPROMモード以外で本発明のEP
ROMの記憶情報保護回路を動作させる場合について、
簡単に説明する。
【0040】PROMモードでない場合は、nチャネル
MOSTr104はゲートが“L”とされオフする。
【0041】ディジット線109に接続するnチャネル
MOSTr104のドレインは高インピーダンス状態と
なるため、上記項目「2.PROMモード時にEPRO
Mの読み出しを許可する場合」で説明したのと全く同様
に、Xセレクタ内の選択されたEPROMセル102の
ドレインの電圧レベルがそのままYセレクタを介してセ
ンスアンプ107に入力されレベル判定された後に出力
信号112として出力される。
【0042】
【実施例2】次に図2を参照して本発明の第2の実施例
を説明する。図2において、EPROM読み出し禁止回
路以外の回路構成は、図1に示した第1の実施例と同様
である。従って、このEPROM読み出し禁止回路の構
成とその動作についてのみ以下に説明する。
【0043】本実施例に係るEPROMの記憶情報保護
回路のEPROM読み出し禁止回路は、PROMモード
で“H”レベルになる読み出し禁止制御信号117と、
ソースを電源レベルとし読み出し禁止制御信号117を
ゲート入力とし、読み出し禁止制御信号117が高電圧
の時に書き込みが行われるEPROMセル101と、一
端が接地され他端がEPROMセル101のドレイン1
13と接続する抵抗108と、ソースを電源レベルと
し、ゲートにはEPROMセル101のドレイン113
が接続されたpチャネルMOSTr201と、pチャネ
ルMOSTr201のドレイン114をソースに接続
し、PROMモード信号の反転信号203(以下「PR
OMモードバー信号」という)をゲート入力とするpチ
ャネルMOSTr202から構成されている。
【0044】次にこのEPROM読み出し禁止回路の動
作について説明する。
【0045】1.PROMモード時にEPROMの読み
出しを禁止する場合 読み出し禁止制御信号117を所定の高電圧にしてEP
ROMセル101に書き込みを行う。EPROMセル1
01に書き込みを行うと、そのしきい値電圧Vthが上昇
し読み出し禁止制御信号117が論理レベル“H”とさ
れても、EPROMセル101はオフとなる。
【0046】このためEPROMセル101のドレイン
113の電圧レベルは、抵抗108を介して接地レベル
にプルダウンされるため“L”となる。
【0047】pチャネルMOSTr201はゲート入力
が“L”となるためオンし、pチャネルMOSTr20
1のドレイン114はソースの電圧レベルと同じ“H”
になる。
【0048】PROMモードバー信号203は、PRO
Mモード時に“L”レベルとされる制御信号である。p
チャネルMOSTr202はゲート入力が“L”となる
ためオンし、pチャネルMOSTr202のドレインの
電圧レベルはソースと同じ“H”となる。
【0049】このpチャネルMOSTr202のドレイ
ンが接続するディジット線109のレベルは“H”固定
となり、Xセレクタで選択されたEPROMセル102
のドレインレベルが“L”又は高インピーダンス状態で
もディジット線109の電圧レベルは“H”に固定され
る。
【0050】ディジット線109の電圧レベル“H”
は、Yセレクタを介してセンスアンプ107に入力さ
れ、センスアンプ107により“H”と判定されて出力
信号112が出力される。したがって、このディジット
線109に接続するEPROMセル群102の領域は、
仮に読み出しを行っても常に“H”が出力されるため、
このディジット線109に接続するEPROMセル群1
02の領域は読み出し禁止となる。
【0051】2.PROMモード時にEPROMの読み
出しを許可する場合 EPROMセル101への書き込みを行わない。EPR
OMセル101に書き込みを行わないと、読み出し禁止
制御信号117が論理レベル“H”にされるとEPRO
Mセル101はオンする。このため、EPROMセル1
01のドレイン113のレベルは電源レベルに引き上げ
られるので“H”となる。
【0052】pチャネルMOSTr201はゲート入力
が“H”となりオフする。このため、pチャネルMOS
Tr201のドレイン114は高インピーダンス状態と
なり、同様にソースがハイインピーダンスとなるpチャ
ネルMOSTr202のドレインも高インピーダンス状
態となる。
【0053】したがって、Xセレクタ内の選択されたE
PROMセル102のドレインの電圧レベルがディジッ
ト線109のレベルとなる。このレベルが第1の実施例
の「2.PROMモード時にEPROMの読み出しを許
可する場合」と同様にセンスアンプ107の出力信号1
12に出力される。
【0054】3.通常動作にてEPROMを読み出す場
合 通常動作すなわちPROMモード以外で本発明のEPR
OMの記憶情報保護回路を動作させる場合について以下
に説明する。
【0055】PROMモードでない場合は、pチャネル
MOSTr202のゲートが“H”となり、したがって
pチャネルMOSTr202はOFFし、ドレインは高
インピーダンス状態になる。以下前記第1の実施例の
「3.通常動作にてEPROMを読み出す場合」と同様
であるので説明は省略する。
【0056】以上、本発明の第1及び2の実施例におい
ては、ディジット線毎に読み出し禁止/許可が設定で
き、且つEPROM出力のあるビットのみを読み出し禁
止とすることが出来るため、全てのビットと全ての領域
について読み出し禁止しか行えなかった従来の読み出し
禁止回路に比べ、ユーザが必要とする領域の特定ビット
のみを読み出し禁止とすることが出来る。また、ユーザ
が必要とする領域の特定ビットのみを読み出し禁止とす
ることで、不正使用者はどの領域のどのビットが読み出
し禁止されているか判らないため、読み出しデータの解
析において混乱を与えることができ機密保護の効果を一
層高めている。
【0057】上記実施例では、ドレイン接合に高電圧を
かけアバラシェ崩壊を発生させて電荷を注入するFAM
OS構造のEPROMについて説明したが、アバラシェ
崩壊を利用せずトンネ効果によって電荷の注入を行なう
EPROMにも同様にして適用される。また、本発明
は、紫外線で消去されるUV−EPROM(Ultra-Viol
et EPROM)、高電圧で消去可能なEEPROM(Electr
ical EPROM)、さらにフラッシュ型PROMを含んでい
る。
【0058】なお、図1,2に示した回路構成はあくま
で本発明の一実施例を示すものであり、本発明は本発明
の原理に準ずる各種実施例を含む。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、Xセレク
タとYセレクタを接続するディジット線にEPROMの
読み出し禁止回路を付加し、PROMモード時でEPR
OM読み出し禁止の時には、ディジット線をEPROM
の読み出し禁止回路によって“H”(または“L”)に
固定することで外部からの読み出しを禁止している。
【0060】このように本発明においては、ディジット
線毎に読み出し禁止/許可が設定でき、且つEPROM
出力のあるビットのみを読み出し禁止とすることが出来
るため、全てのビットと全ての領域について読み出し禁
止しか行えなかった従来の読み出し禁止回路に比べ、ユ
ーザが必要とする領域の特定ビットのみを読み出し禁止
ととすることが出来る。
【0061】さらに、本発明においては、ユーザが必要
とする領域の特定ビットのみを読み出し禁止すること
で、例えば部外者はどの領域のどのビットが読み出し禁
止されているか判らないため不正使用者に混乱を与える
ことができ、機密保護の効果を一層高めている。
【0062】そして、本発明は、EPROMセル群内に
EPROMの読み出し禁止回路を設けているので、EP
ROMの外部にEPROMセルで構成する回路を付加す
る必要がなく、回路的にも面積的にも小さく出来るとい
う利点を有する。
【0063】更に本発明では読み出し禁止領域を追加し
て設定することも可能であるため多様なEPROMの読
み出し禁止が実現できるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のEPROMの記憶情報保護回路の第1
の実施例を表す回路図である。
【図2】本発明のEPROMの記憶情報保護回路の第2
の実施例を表す回路図である。
【図3】従来のEPROMの記憶情報保護回路の実施例
を表す回路図である。
【符号の説明】
101 EPROMセル 102 EPROMセル(群) 103,104,105,106 nチャネルMOSト
ランジスタ 107 センスアンプ 108 抵抗 109,110 ディジット線 201,202 pチャネルMOSトランジスタ 301 EPROM 303 読み出し禁止フラグ 306 読み出し禁止回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】EPROMセル群のドレインが共通に接続
    する配線と、外部から入力されるアドレスに従って前記
    配線に接続する前記EPROMセル群の中から一のEP
    ROMセルを選択するXセレクタと、前記配線を複数入
    力し外部から入力されるアドレスに従って前記配線の中
    から一を選択するYセレクタと、前記Yセレクタの出力
    をとり込んで電位を判定するセンスアンプから成るEP
    ROMにおいて、 読み出し禁止用のデータを書き込むためのEPROMセ
    ルを前記配線に付加したことを特徴とする記憶情報保護
    回路。
  2. 【請求項2】前記EPROMセルがFAMOS構造であ
    る請求項1記載の記憶情報保護回路。
  3. 【請求項3】読み出し禁止とされた領域の出力を“L”
    レベル又は“H”レベルのいずれか一方に固定すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の記憶情報保護回路。
  4. 【請求項4】ゲートに読み出し禁止制御信号を接続しソ
    ースを接地し前記読み出し禁止制御信号が高電圧の時に
    書き込みが行なわれるEPROMセルと、一端を電源に
    接続し他端を前記EPROMセルのドレインに接続した
    抵抗と、ソースを接地しゲートを前記EPROMセルの
    ドレインに接続した第1のnチャネルMOSトランジス
    タと、前記第1のnチャネルMOSトランジスタのドレ
    インをソースに接続しPROMモード時にアクティブと
    される制御信号をゲートに接続しドレインを前記配線に
    接続した第2のnチャネルMOSトランジスタから構成
    されて成る読み出し禁止回路を含む請求項1又は2記載
    の記憶情報保護回路。
  5. 【請求項5】ゲートに読み出し禁止制御信号を接続しソ
    ースを電源レベルとし前記読み出し禁止制御信号が高電
    圧の時に書き込みが行われるEPROMセルと、一端が
    接地され他端が前記EPROMセルのドレインと接続す
    る抵抗と、ソースを電源レベルとしゲートを前記EPR
    OMセルのドレインに接続する第1のpチャネルMOS
    トランジスタと、前記第1のpチャネルMOSトランジ
    スタのドレインをソースと接続しPROMモード時に
    “L”レベルとされる制御信号をゲート入力に接続しド
    レインを前記配線に接続した第2のpチャネルMOSト
    ランジスタから構成されて成る読み出し禁止回路を含む
    請求項1又は2記載の記憶情報保護回路。
JP5255298A 1993-09-20 1993-09-20 記憶情報保護回路 Pending JPH0793223A (ja)

Priority Applications (4)

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