JPH079315U - 固定帯 - Google Patents
固定帯Info
- Publication number
- JPH079315U JPH079315U JP4010893U JP4010893U JPH079315U JP H079315 U JPH079315 U JP H079315U JP 4010893 U JP4010893 U JP 4010893U JP 4010893 U JP4010893 U JP 4010893U JP H079315 U JPH079315 U JP H079315U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastening
- band
- auxiliary
- bands
- waist
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】締着補助帯による巻着固定とは別に、締着主帯
で確実に腰部に巻着することができるようにして安定し
た装着ができる固定帯を提供することを目的としてい
る。 【構成】保温性に優れ若しくは遠赤外線を付与処理をし
て保温性を良好にした非伸縮性生地からなる腰部当接帯
1の両端部に、巻付け面外面2をパイル形成面とした長
さ方向に伸縮性を有する二股形態の締着補助帯3、3を
連接すると共に、該締着補助帯3の一方の先端部当接面
側に面ファスナー雄片4aを取着した上で、前記締着補
助帯3の一方の根元部分であってその巻付け面外面2
に、該根元部分幅Bよりも狭い幅bであって装着時に締
着補助帯3、3相互の止着部を覆い他方の根元部分に至
る長さLの外面を伸縮性を有する締着主帯5の一端部を
縫着6し、該締着主帯5の他端部内面に面ファスナー雄
片4bを取着し、前記腰部当接帯1を締着補助帯3、3
で巻着した上に重ねて締着主帯5を巻着するようにした
構成である。
で確実に腰部に巻着することができるようにして安定し
た装着ができる固定帯を提供することを目的としてい
る。 【構成】保温性に優れ若しくは遠赤外線を付与処理をし
て保温性を良好にした非伸縮性生地からなる腰部当接帯
1の両端部に、巻付け面外面2をパイル形成面とした長
さ方向に伸縮性を有する二股形態の締着補助帯3、3を
連接すると共に、該締着補助帯3の一方の先端部当接面
側に面ファスナー雄片4aを取着した上で、前記締着補
助帯3の一方の根元部分であってその巻付け面外面2
に、該根元部分幅Bよりも狭い幅bであって装着時に締
着補助帯3、3相互の止着部を覆い他方の根元部分に至
る長さLの外面を伸縮性を有する締着主帯5の一端部を
縫着6し、該締着主帯5の他端部内面に面ファスナー雄
片4bを取着し、前記腰部当接帯1を締着補助帯3、3
で巻着した上に重ねて締着主帯5を巻着するようにした
構成である。
Description
【0001】
本考案は、整形外科等において、腰部の保温、保護等を目的として、巻着使用 する固定帯に関するものである。
【0002】
従来この種の固定帯は、実公昭63−14834号公報に記載されているよう に、非伸縮部と伸縮部とを適宜縫合してなる帯状体を有し、該帯状体の少なくと も一端部にその長さ方向に沿って複数に分割された締着片を設けるとともに、そ の締着片の各裏面側と上記帯状体の他端部の表面側との間に面状ファスナーを設 けてなる固定帯において、上記帯状体の一部裏面側に上記締着片よりも長く形成 された補強片を設けたことを特徴とする固定帯が公知である。
【0003】
しかし上記従来の固定帯は、腰部等に巻着する場合、当接面側にある補強片体 がはみ出すことのないように締着片相互を伸長して締付け、面ファスナーで止着 することによって行うが、締着においては前記補強片が邪魔になって、しっかり した締着ができないばかりか、使用中に補強片がはみ出して不体裁となる欠点が あり、さらに、巻着が締着片相互に委ねられるため、これが衣服等と接触して外 れると、固定帯の装着が解除される欠点があり、これらの点に解決すべき課題が あった。
【0004】 本考案は、締着補助帯による巻着固定とは別に、締着主帯で確実に腰部に巻着 することができるようにして安定した装着ができる固定帯を提供することを目的 としている。
【0005】
本考案は、非伸縮性生地からなる腰部当接帯の両端部に、巻付け面外面をパイ ル形成面とした主として長さ方向に伸縮性を有する締着補助帯を連接すると共に 、該締着補助帯の一方の先端部の当接面側に面ファスナー雄片を取着してなる固 定帯において、前記締着補助帯の根元部分であってその当接面外面に、該根元部 分幅と同等又はより幅狭であって装着時に締着補助帯相互の止着部を覆い他方の 根元部分に至る長さの締着主帯の一端部を縫着し、該締着主帯の他端部内面に面 ファスナー雄片を取着し、前記腰部当接帯を締着補助帯で巻着した上に重ねて締 着主帯を巻着するようにしたことを特徴とする固定帯である。
【0006】
上記のように構成した固定帯は、締着補助帯によって仮止め的にしっかりと巻 着固定した上にさらに締着主帯を重ね、締着補助帯による止着の外れを防止して 確実に腰部に巻着され、平均的な伸張力で安定した装着ができるようになる。
【0007】
図1は本考案に係る固定帯の斜視図であって、保温性に優れ若しくは遠赤外線 を付与処理をして保温性を良好にした非伸縮性生地からなる腰部当接帯1の両端 部に、巻付け面外面2をパイル形成面とした長さ方向に伸縮性を有する二股形態 の締着補助帯3、3を連接すると共に、該締着補助帯3の一方の先端部当接面側 に面ファスナー雄片4aを取着した上で、前記締着補助帯3の一方の根元部分で あってその巻付け面外面2に、該根元部分幅Bよりも狭い幅bであって装着時に 締着補助帯3、3相互の止着部を覆い他方の根元部分に至る長さLの伸縮性を有 する締着主帯5の一端部を縫着6し、該締着主帯5の他端部内面に面ファスナー 雄片4bを取着し、前記腰部当接帯1を締着補助帯3、3で巻着した上に重ねて 締着主帯5を巻着するようにした構成である。
【0008】 なお上記実施例では、締着補助帯3、3を二股形態のものについて図示説明し たが、単一帯とする場合もあり、また、締着主帯5の幅bは,根元部分幅Bと同 等であっても良く、さらに、締着主帯5は生地自体の有する伸縮性の範囲とし、 特別に伸縮性を具備させなくても良い。
【0009】 上記のように構成した固定帯は、腰部当接帯1の内面を腰又は腹に密接した状 態で、締着補助帯3、3相互をウェスト部分に両側から掛け回してパイル形成面 に面ファスナー雄片4aを止着し、最後に、締着主帯5を一方向からウェスト部 分に掛け回して、その先端部内面の面ファスナー雄片4bを、締着補助帯3の連 接部分近傍のパイル形成面に止着することにより装着される。
【0010】
以上説明した本考案の固定帯は、非伸縮性生地からなる腰部当接帯の両端部に 、巻付け面外面をパイル形成面とした主として長さ方向に伸縮性を有する締着補 助帯を連接すると共に、該締着補助帯の一方の先端部の当接面側に面ファスナー 雄片を取着してなる固定帯において、前記締着補助帯の根元部分であってその当 接面外面に、該根元部分幅と同等又はより幅狭であって装着時に締着補助帯相互 の止着部を覆い他方の根元部分に至る長さの締着主帯の一端部を縫着し、該締着 主帯の他端部内面に面ファスナー雄片を取着し、前記腰部当接帯を締着補助帯で 巻着した上に重ねて締着主帯を巻着するようにしたから、従来のように、締着に おいて単に当てがわれる補強片が邪魔になって、しっかりした締着ができないと か、使用中に補強片がはみ出して不体裁となるとか、巻着が委ねられる締着片相 互の止着が衣服等と接触して外れて固定帯の装着が解除されるといった不都合が 解消される。
【0011】 そして、締着補助帯によって仮止め的にしっかりと巻着固定した上にさらに締 着主帯を重ね、締着補助帯による止着の外れを防止して確実に腰部に巻着され、 平均的な伸張力で安定した装着ができる効果が達成される。
【図1】本考案に係る固定帯の斜視図である。
1 腰部当接帯 2 巻付け面外面 3 締着補助帯 4a 面ファスナー雄片 4b 面ファスナー雄片 5 締着主帯 6 縫着 B 根元部分幅 b 幅 L 長さ
Claims (1)
- 【請求項1】 非伸縮性生地からなる腰部当接帯1の両
端部に、巻付け面外面2をパイル形成面とした主として
長さ方向に伸縮性を有する締着補助帯3、3を連接する
と共に、該締着補助帯3、3の一方の先端部の当接面側
に面ファスナー雄片4aを取着してなる固定帯におい
て、前記締着補助帯3、3の一方の根元部分であってそ
の巻付け面外面に、該根元部分幅Bと同等又はより狭い
幅bであって装着時に締着補助帯3、3相互の止着部を
覆い他方の根元部分に至る長さLの締着主帯5の一端部
を縫着6し、該締着主帯6の他端部内面に面ファスナー
雄片4bを取着し、前記腰部当接帯1を締着補助帯3、
3で巻着した上に重ねて締着主帯5を巻着するようにし
たことを特徴とする固定帯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993040108U JP2590528Y2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 固定帯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993040108U JP2590528Y2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 固定帯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079315U true JPH079315U (ja) | 1995-02-10 |
JP2590528Y2 JP2590528Y2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=12571672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993040108U Expired - Fee Related JP2590528Y2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 固定帯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590528Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004298355A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Taketora:Kk | 関節固定具 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5652905U (ja) * | 1979-09-29 | 1981-05-09 | ||
JPS6071219U (ja) * | 1983-10-25 | 1985-05-20 | 寺上 正美 | 膝関節保持バンド |
JPH059521U (ja) * | 1991-07-17 | 1993-02-09 | 博 宇土 | 腰椎装具 |
-
1993
- 1993-07-22 JP JP1993040108U patent/JP2590528Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5652905U (ja) * | 1979-09-29 | 1981-05-09 | ||
JPS6071219U (ja) * | 1983-10-25 | 1985-05-20 | 寺上 正美 | 膝関節保持バンド |
JPH059521U (ja) * | 1991-07-17 | 1993-02-09 | 博 宇土 | 腰椎装具 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004298355A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Taketora:Kk | 関節固定具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2590528Y2 (ja) | 1999-02-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6545193B1 (en) | Elastic bandage with criss-crossed hook and loop fasteners | |
US6126621A (en) | Cast covering apparatus | |
JP3850533B2 (ja) | 腹部サポーター | |
JPH079315U (ja) | 固定帯 | |
CZ2001229A3 (cs) | Způsob výroby přípojného prostředku odolného proti opotřebení, pro bederní nebo jiný navazovací úvazek nebo jiný popruhový navazovací prostředek, a přípojný prostředek získaný tímto způsobem | |
JP2587247Y2 (ja) | 下腹矯正ベルト | |
JP3050125U (ja) | 固定用サポーター | |
JP2739541B2 (ja) | 巻付け形のサポーター | |
JP2003299682A (ja) | コルセットベルト | |
JP3062293U (ja) | 着物帯 | |
JP2569065Y2 (ja) | 巻付け形の膝用サポーター | |
JPS6236821Y2 (ja) | ||
JPH0743073U (ja) | 足首用サポータ | |
JPS6238656Y2 (ja) | ||
JPS6328169Y2 (ja) | ||
JP3017388U (ja) | 作業用腰部サポーター | |
JPH046777Y2 (ja) | ||
JP3056527U (ja) | 膝サポータずり落ち防止用のゴムベルト | |
JP3075782U (ja) | 肩当帯 | |
JP2577636Y2 (ja) | 墜落防止用柱上安全帯 | |
JPS6350259Y2 (ja) | ||
JP3016635U (ja) | 腰部保護帯 | |
JPS5819124Y2 (ja) | ドレスきもの | |
JPS6314834Y2 (ja) | ||
JP3034248B1 (ja) | 和装用前板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |