JP2577636Y2 - 墜落防止用柱上安全帯 - Google Patents
墜落防止用柱上安全帯Info
- Publication number
- JP2577636Y2 JP2577636Y2 JP1993025236U JP2523693U JP2577636Y2 JP 2577636 Y2 JP2577636 Y2 JP 2577636Y2 JP 1993025236 U JP1993025236 U JP 1993025236U JP 2523693 U JP2523693 U JP 2523693U JP 2577636 Y2 JP2577636 Y2 JP 2577636Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- safety belt
- fall prevention
- pillar
- safety
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Emergency Lowering Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は送電,配電線工事の際に高
所作業者が墜落防止のために腰部に装着する柱上安全帯
に関するものである。
所作業者が墜落防止のために腰部に装着する柱上安全帯
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の柱上安全帯は、真っ直ぐに製作さ
れており、そのために腰部に装着した場合、胴当てベル
トの下耳部が腰骨に当り、長時間の装着は苦痛であっ
た。そこで、この苦痛を解消するため胴当てベルトの裏
側に厚手の緩衝材を当てたものであった。
れており、そのために腰部に装着した場合、胴当てベル
トの下耳部が腰骨に当り、長時間の装着は苦痛であっ
た。そこで、この苦痛を解消するため胴当てベルトの裏
側に厚手の緩衝材を当てたものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の柱上安全帯は厚
手の緩衝材を設けているので、腰に装着した場合の締め
加減が難しいものであった。又万一落下した場合には足
の方へすっぽ抜けることもあった。
手の緩衝材を設けているので、腰に装着した場合の締め
加減が難しいものであった。又万一落下した場合には足
の方へすっぽ抜けることもあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本願は、柱上安全
帯を円弧状に形成して、腰部のテーパーに添わして均一
な荷重の分散ができ、疲労の減少と、すっぽ抜けを防止
して安全性の向上を計る。
帯を円弧状に形成して、腰部のテーパーに添わして均一
な荷重の分散ができ、疲労の減少と、すっぽ抜けを防止
して安全性の向上を計る。
【0005】
【実施例】本実施例の胴当てベルト6 は、ナイロンとか
ポリエステル等の合成繊維によって所定の幅および厚み
に織製したベルトを所定の長さに切断してベルト1 と
し、そのベルト1 の表側両端部分と中央部分とに外締め
ベルト8 を挿通するベルト押え2 を取付けると共に、両
端部に近い部分に各々単数又は複数のリング3,4 を補片
ベルト5 で重合縫着し、さらにベルト1 裏側にスポンジ
を貼り合わせたナイロン・ビニロン・ウレタン等の合成
レザーからなるカバーシート材10を当てベルト1 の外周
縁を縫糸で縫合したものである。外締めベルト8 は所定
の長さに切断したベルトの片方を折り返し、その折り返
した所にバックル7 を挿通し、縫合し、他方には先端ホ
ツレ止めの金具を取付けたものである。以上の胴当てベ
ルト6 ,外締めベルト8 の上部片方の耳部をジグザグ状
に固く縫製9 することによって、片方を収縮させて、円
弧状に形成するものである。尚胴当てベルト6 のベルト
1 の耳部の縫製は、裏側のカバーシート材10を縫合する
前に行うものであるが、後で行っても同等の形状が得ら
れ、効果は同等である。又、ベルトに縫工を行い、収縮
させるのではなく、ベルト織製時に横糸の調整によっ
て、一側を密、他側を粗として行う方法も、同効果であ
る。
ポリエステル等の合成繊維によって所定の幅および厚み
に織製したベルトを所定の長さに切断してベルト1 と
し、そのベルト1 の表側両端部分と中央部分とに外締め
ベルト8 を挿通するベルト押え2 を取付けると共に、両
端部に近い部分に各々単数又は複数のリング3,4 を補片
ベルト5 で重合縫着し、さらにベルト1 裏側にスポンジ
を貼り合わせたナイロン・ビニロン・ウレタン等の合成
レザーからなるカバーシート材10を当てベルト1 の外周
縁を縫糸で縫合したものである。外締めベルト8 は所定
の長さに切断したベルトの片方を折り返し、その折り返
した所にバックル7 を挿通し、縫合し、他方には先端ホ
ツレ止めの金具を取付けたものである。以上の胴当てベ
ルト6 ,外締めベルト8 の上部片方の耳部をジグザグ状
に固く縫製9 することによって、片方を収縮させて、円
弧状に形成するものである。尚胴当てベルト6 のベルト
1 の耳部の縫製は、裏側のカバーシート材10を縫合する
前に行うものであるが、後で行っても同等の形状が得ら
れ、効果は同等である。又、ベルトに縫工を行い、収縮
させるのではなく、ベルト織製時に横糸の調整によっ
て、一側を密、他側を粗として行う方法も、同効果であ
る。
【0006】
【考案の効果】本案は、柱上安全帯の胴当てベルト6 ,
外締めベルト8 を円弧状に形成することにより、作業者
の腰部に装着した場合(図2)は、腰部のテーパーにピ
ッタリ装着でき、ペンチ差しや工具袋などを吊り下げて
もずり下がることはない。又荷重が均一に加わるので疲
労の減少となる上、万が一落下した場合でも足の方へす
っぽ抜けることはない。又、腰部のテーパーにピッタリ
と添うので、従来品の様な厚手の緩衝材を当てなくても
腰痛防止ができるので、薄手の安価な緩衝材ですむ等の
実用的効果がある。
外締めベルト8 を円弧状に形成することにより、作業者
の腰部に装着した場合(図2)は、腰部のテーパーにピ
ッタリ装着でき、ペンチ差しや工具袋などを吊り下げて
もずり下がることはない。又荷重が均一に加わるので疲
労の減少となる上、万が一落下した場合でも足の方へす
っぽ抜けることはない。又、腰部のテーパーにピッタリ
と添うので、従来品の様な厚手の緩衝材を当てなくても
腰痛防止ができるので、薄手の安価な緩衝材ですむ等の
実用的効果がある。
【図1】本案柱上安全帯の正面図。
【図2】本案柱上安全帯の取付状態図。
【図3】従来品の柱上安全帯正面図。
1 ベルト 2 ベルト押え 3 リング 4 リング 5 補片ベルト 6 胴当てベルト 7 バックル 8 外締めベルト 9 縫製 10 カバーシート材
Claims (3)
- 【請求項1】 両端に近い部分に各々リング3,4 を取付
けた胴当てベルト6 に、一端にバックル7 を取付けた外
締めベルト8 を重合した柱上安全帯において、胴当てベ
ルト6 と外締めベルト8 を、バックルを左とした平面上
において、上側を各々短尺とし、同心円弧を持つ曲線状
の構成としたことを特徴とする墜落防止用柱上安全帯。 - 【請求項2】 円弧状の形成は、ベルトの上側の耳部を
ジグザグ状に縫製9 し、収縮させることにより、下側耳
部に比して短尺を構成することを特徴とする請求項1に
記載の墜落防止用安全帯。 - 【請求項3】 円弧状の形成は、ベルト織製時に行うこ
とを特徴とする請求項1に記載の墜落防止用柱上安全
帯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993025236U JP2577636Y2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 墜落防止用柱上安全帯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993025236U JP2577636Y2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 墜落防止用柱上安全帯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0675519U JPH0675519U (ja) | 1994-10-25 |
JP2577636Y2 true JP2577636Y2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=12160355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993025236U Expired - Lifetime JP2577636Y2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 墜落防止用柱上安全帯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577636Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007077546A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Fujii Denko Co Ltd | 湾曲ベルトの製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5151494U (ja) * | 1974-10-16 | 1976-04-19 | ||
JPH02104707A (ja) * | 1988-10-11 | 1990-04-17 | Keisuke Nagura | カーブベルト |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP1993025236U patent/JP2577636Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007077546A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Fujii Denko Co Ltd | 湾曲ベルトの製造方法 |
JP4484797B2 (ja) * | 2005-09-15 | 2010-06-16 | 藤井電工株式会社 | 湾曲ベルトの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0675519U (ja) | 1994-10-25 |
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Legal Events
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