JP2004041499A - 姿勢矯正具 - Google Patents
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Abstract
【課題】腋下の汗を吸収することにより、各肩バンドが汗で濡れてずれることを防止するとともに、両肩を背側に牽引する張力を適切に調節して、その張力を一定に保つことにより、両肩における各肩バンドの装着位置がずれることを防止することができる装着感が快適な姿勢矯正具。
【解決手段】両肩に装着されることによって上半身の姿勢を矯正する姿勢矯正具10であって、リング状に形成され両肩それぞれに装着される一対の肩バンド1と、この一対の肩バンド1を連結する連結バンド2とを備え、上記各肩バンド1には、それぞれ腋下の汗を吸収する汗取り用パッド3が縫着されている。
【選択図】 図1
【解決手段】両肩に装着されることによって上半身の姿勢を矯正する姿勢矯正具10であって、リング状に形成され両肩それぞれに装着される一対の肩バンド1と、この一対の肩バンド1を連結する連結バンド2とを備え、上記各肩バンド1には、それぞれ腋下の汗を吸収する汗取り用パッド3が縫着されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、両肩に装着されることによって上半身の姿勢を矯正する姿勢矯正具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、両肩に装着されることによって上半身の姿勢を矯正する姿勢矯正具としては、従来、リング状に形成され両肩それぞれに装着される一対の肩バンドと、この一対の肩バンドを連結する連結バンドとを備えた姿勢矯正具が提案されている。
【0003】
例えば、実開平6−74117号公報には、リング状に形成され両肩それぞれに装着される一対の肩バンドと、この一対の肩バンドを連結する連結バンドとからなる姿勢矯正ベルトにエアーバッグを設け、このエアーバッグの中の空気の量を調整することにより、姿勢矯正ベルトの張力を調整することができる姿勢矯正具の構成が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の公報に開示された姿勢矯正具では、装着している間に腋下の汗で各肩バンドが濡れ、両肩における各肩バンドの装着位置がずれるなど、姿勢矯正具の使用に際して必ずしも装着感が快適なものではなかった。
【0005】
また、姿勢矯正ベルトの張力を調整するに際して、姿勢矯正ベルトに設けられたエアーバッグの中の空気の量を調整していたので、長時間使用するとエアーバッグからの空気漏れなどが発生し、姿勢矯正ベルトが緩んで両肩における各肩バンドの装着位置がずれるなどの不具合があった。
【0006】
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、腋下の汗を吸収することにより、各肩バンドが汗で濡れてずれることを防止するとともに、両肩を背側に牽引する張力を適切に調節して、その張力を一定に保つことにより両肩における各肩バンドの装着位置がずれることを防止することができる装着感が快適な姿勢矯正具を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、両肩に装着されることによって上半身の姿勢を矯正する姿勢矯正具であって、リング状に形成され両肩それぞれに装着される一対の肩バンドと、この一対の肩バンドを連結する連結バンドとを備え、
上記各肩バンドには、それぞれ腋下の汗を吸収する汗取り用パッドが縫着されていることを特徴とする姿勢矯正具である。
【0008】
本発明によれば、リング状に形成され、両肩それぞれに装着される一対の肩バンドが両肩を保持するとともに、肩バンド同士を背側で連結する連結バンドが、肩バンドを介して両肩の位置を規制するので、背筋を伸ばして胸を張るような状態に姿勢を矯正することができる。
【0009】
また、各肩バンドにそれぞれ縫着されている汗取り用パッドが、腋下の汗を吸収することにより、各肩バンドが汗で濡れてずれることを防止することができるので、姿勢矯正具の使用に際して快適な装着感が得られる。
【0010】
本発明において、上記肩バンドは、帯状の伸縮性部材で形成され、上記連結バンドは、帯状の伸縮性部材で略X字状に形成されていることが好ましい。
【0011】
この好ましい態様によれば、肩バンドと、連結バンドとが、それぞれ帯状の部材で形成されているので、両肩と背中に沿うように装着することができる結果、姿勢矯正具の上から衣服を着用してもかさばらず、自然な外観を保ちながら日常生活を過ごすことができる。
【0012】
また、肩バンドと、連結バンドとが、それぞれ伸縮性部材で形成されているので、両肩を強く締付けすぎることがない結果、快適に姿勢を矯正することができる。
【0013】
そして、連結バンドが、略X字状に形成されているので、両肩の周りにおいて、両方の肩バンドの位置が互いにずれることがない結果、安定した状態で姿勢を矯正することができる。
【0014】
また、上記連結バンドは、帯状の伸縮性部材を二つ折りにしてV字状に形成した一対のV字状伸縮部と、一方のV字状伸縮部の折り返し部分に基端が縫着される帯状連結部と、他方のV字状伸縮部の折り返し部分および前記帯状連結部にそれぞれ設けられ、着脱自在に互いに係合する一対の留め具とを有していることが好ましい。
【0015】
この好ましい態様によれば、一方のV字状伸縮部の折り返し部分に帯状連結部の基端が縫着され、この帯状連結部に設けられた留め具の一方と、他方のV字状伸縮部の折り返し部分に設けられた留め具の他方とが互いに着脱自在に係合することにより、背側において一方のV字状伸縮部と他方のV字状伸縮部との連結を着脱自在にすることができる結果、姿勢矯正具の両肩に対する着脱を容易に行うことができる。
【0016】
さらに、上記留め具の一方は、帯状連結部の長手方向に複数箇所設けられていることが好ましい。
【0017】
この好ましい態様によれば、互いに係合する留め具の一方が、帯状連結部の長手方向に複数箇所設けられているので、この一方の留め具を選択して両留め具を係合することにより、連結バンドが肩バンドを介して両肩を背側に牽引する張力を適切に調節することができる結果、体型が異なる場合でも同じ姿勢矯正具で対応することができる。
【0018】
また、連結バンドが肩バンドを介して両肩を背側に牽引する張力を一定に保つことができるので、両肩における各肩バンドの装着位置がずれることを防止することができる結果、姿勢矯正具の使用に際して快適な装着感が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。図1は本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10の構成を示す斜視図であり、図2は本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10の構成を示す分解斜視図である。
【0020】
図1を参照して、図示の本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10は、両肩に装着されることによって上半身の姿勢を矯正する姿勢矯正具10であり、両肩それぞれに装着される一対の肩バンド1と、この一対の肩バンド1を連結する連結バンド2とを備えている。
【0021】
上記各肩バンド1は、両肩を保持するために、リング状に形成され、また、両肩を強く締付けすぎることがないようにして快適に姿勢を矯正することができるようにするために、ゴムを織り込んだ綿素材など、伸縮性の部材で形成されている。
【0022】
また、両肩に沿うように装着することができるようにして、姿勢矯正具10の上から衣服を着用してもかさばらず、自然な外観を保ちながら日常生活を過ごすことができるようにするために、帯状の部材で形成されている。
【0023】
そして、この各肩バンド1には、それぞれ腋下の汗を吸収する汗取り用パッド3が縫着されている。
【0024】
この汗取り用パッド3は、腋下の汗を吸収することにより、各肩バンド1が汗で濡れてずれることを防止し、姿勢矯正具10の使用に際して快適な装着感が得られるようにするために各肩バンド1の腋下に対応する位置に設けられたものである。図2にも示すように、この汗取り用パッド3は、楕円形に形成された伸縮性を有するニット織り綿素材を二つ折りにして構成され、肩バンド1に被せるようにして縫着されている。
【0025】
そして、汗取り用パッド3を肩バンド1に縫着するに際しては、腋下に近い部分を厚く、下方の部分を薄くするように構成するために、腋下に接する内側の部分3aが長く、外側の部分3bが若干短くなるように縫着される。
【0026】
上記連結バンド2は、肩バンド1を介して両肩の位置を規制して使用者が背筋を伸ばして胸を張るような状態に姿勢を矯正するために、肩バンド1同士を背側で連結するものである。この連結バンド2は、両肩の周りにおいて、両方の肩バンド1の位置が互いにずれないように安定した状態で姿勢を矯正することができるようにするために、全体として略X字状に形成されている。そして、かさばらず、自然な外観を保ちながら日常生活を過ごすことができるようにするために、連結バンド2は、帯状の部材で形成され、背中に沿うように装着されるように構成されている。
【0027】
また、この連結バンド2は、背側において姿勢矯正具10の両肩に対する着脱を容易に行うことができるようにするために、一対のV字状伸縮部4a、4bと、一方のV字状伸縮部4aの折り返し部分4cに基端5eが縫着される帯状連結部5と、この帯状連結部5および他方のV字状伸縮部4bの折り返し部分4dにそれぞれ設けられ、着脱自在に互いに係合する一対の留め具6a、6bとを有し、一方のV字状伸縮部4aと他方のV字状伸縮部4bとの連結を着脱自在に構成している。
【0028】
この一対のV字状伸縮部4a、4bは、帯状の伸縮性部材を二つ折りにしてV字状に形成したもので、肩バンド1と同様、両肩を強く締付けすぎることがないようにして快適に姿勢を矯正することができるようにするために、ゴムを織り込んだ綿素材など、伸縮性の部材で形成されており、V字状伸縮部4a、4bのそれぞれ2つの端部側4eは、肩バンド1の背中側の位置に縫着されている。
【0029】
また、一方のV字状伸縮部4bの折り返し部分4dには、補強部7として引っ張りと摩擦に対する耐久性が高い素材のポリエステル繊維の略矩形の布素材が合わせ縫いされた上から留め具の一方6bが縫い付けられ、また、他方のV字状伸縮部4aの折り返し部分4cには、帯状連結部5が縫い付けられる。
【0030】
この帯状連結部5は、姿勢矯正具10において張力が集中する箇所であることを考慮して、引っ張りと摩擦とに対する耐久性を有した略矩形の布素材、例えはポリエステル繊維が採用されている。そして、このポリエステル繊維の3枚の布片5a、5b、5cを縫い合わせて1枚にしたものに通気性と汗の吸収性の良好な綿素材からなる吸湿部5d(図1では布片5a、5b、5cの裏側に位置する)を張り合わせて二重構造とし、この吸湿部5dが背中に対面するように構成されている。
【0031】
また、留め具6a、6bは、一方のV字状伸縮部4bの折り返し部分4dと、他方のV字状伸縮部4aの折り返し部分4cに縫い付けられた帯状連結部5との連結を着脱自在にするために設けられた金具であり、上記留め具6a、6bの一方6aは、リング状に形成されて布片5a、5b、5cのそれぞれに縫い付けられている。また、他方6bは、このリング状の金具からなる一方の留め具6aに係止するために先端が折れ曲がった鉤状になっており、これら留め具6a、6bは、着脱自在に互いに係合するようになっている。
【0032】
次に、図3と図4とを参照して、本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10の作用について説明する。ここで、図3は本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10の装着状態を示す使用者の背面図であり、図4は本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10の装着状態を示す使用者の前面図である。
【0033】
これらの図を参照して、本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10は、図示のように、一対のリング状に形成された連結バンド2が肩バンド1を介して両肩それぞれに装着され、この一対の肩バンド1を連結する連結バンド2が肩バンド1を介して両肩を背側に牽引することにより上半身の姿勢を矯正する。
【0034】
そして、連結バンド2が肩バンド1を介して両肩を背側に牽引する張力は、帯状連結部5の長手方向に複数箇所設けられた一方のリング状の留め具6aを選択して、他方の鉤状の留め具6bを係合することにより、適切に調節され、また、一定に保たれる。
【0035】
さらに、各肩バンド1には、それぞれ腋下の汗を吸収する汗取り用パッド3が縫着され、この汗取り用パッド3が、腋下の汗を吸収することにより、各肩バンド1が汗で濡れてずれることを防止するようになっている。
【0036】
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10によれば、リング状に形成され、両肩それぞれに装着される一対の肩バンド1が両肩を保持するとともに、肩バンド1同士を背側で連結する連結バンド2が、肩バンド1を介して両肩の位置を規制するので、背筋を伸ばして胸を張るような状態に姿勢を矯正することができる。
【0037】
また、各肩バンド1にそれぞれ縫着されている汗取り用パッド3が、腋下の汗を吸収することにより、各肩バンド1が汗で濡れてずれることを防止することができるので、姿勢矯正具10の使用に際して快適な装着感が得られる。
【0038】
また、本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10によれば、肩バンド1と、連結バンド2とが、それぞれ帯状の部材で形成されているので、両肩と背中に沿うように装着することができる結果、姿勢矯正具10の上から衣服を着用してもかさばらず、自然な外観を保ちながら日常生活を過ごすことができる。
【0039】
また、肩バンド1と、連結バンド2とが、それぞれ帯状の伸縮性部材で形成されているので、両肩を強く締付けすぎることがない結果、快適に姿勢を矯正することができる。
【0040】
そして、連結バンド2が、略X字状に形成されているので、両肩の周りにおいて、両方の肩バンド1の位置が互いにずれることがない結果、安定した状態で姿勢を矯正することができる。
【0041】
また、本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10によれば、一方のV字状伸縮部4aの折り返し部分4cに帯状連結部5の基端5eが縫着され、この帯状連結部5に設けられた留め具の一方6aと、他方のV字状伸縮部4bの折り返し部分4dに設けられた留め具6bの他方とが互いに着脱自在に係合することにより、背側において一方のV字状伸縮部4aと他方のV字状伸縮部4bとの連結を着脱自在にすることができる結果、姿勢矯正具10の両肩に対する着脱を容易に行うことができる。
【0042】
また、本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10によれば、互いに係合する留め具6a、6bの一方6aが、帯状連結部5の長手方向に複数箇所設けられているので、この一方の留め具6aを選択して両留め具6a、6bを係合することにより、連結バンド2が肩バンド1を介して両肩を背側に牽引する張力を適切に調節することができる結果、体型が異なる場合でも同じ姿勢矯正具10で対応することができる。
【0043】
また、連結バンド2が肩バンド1を介して両肩を背側に牽引する張力を一定に保つことができるので、両肩における各肩バンド1の装着位置がずれることを防止することができる結果、姿勢矯正具10の使用に際して快適な装着感が得られる。
【0044】
上述した実施の形態は本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の形態に限定されない。
【0045】
例えば、各肩バンド1と連結バンド2とは、必ずしも図示のようにゴムを織り込んだ綿素材に限定されない。両肩と背中とを強く締付けすぎることがないようにして快適に姿勢を矯正することができるものであれば、ゴムを織り込んだポリエステル素材なども採用可能である。
【0046】
また、汗取り用パッド3も、楕円形に形成された伸縮性を有するニット織り綿素材を二つ折りにして、肩バンド1に被せるようにしたものが好ましいが、必ずしも図示の形状に限定されない。腋下に位置する箇所に縫着され、腋下の汗を吸収することにより、各肩バンド1が汗で濡れてずれることを防止し、姿勢矯正具10の使用に際して快適な装着感が得られるようにすることかできるものであれば、その材料、形状、については、種々の設計変更が可能である。
【0047】
帯状連結部5は、ポリエステル繊維の素材と、通気性と汗の吸収性の良好な綿素材を張り合わせた二重構造に限定されるものでなく、ナイロン繊維の素材と綿素材を張り合わせた二重構造など、その他種々の設計変更が可能である。
【0048】
また、一対の留め具6a、6bは、必ずしも図示の形状のように、一方のリング状に形成されたものと他方の先端が折れ曲がった鉤状のものとの組み合わせに限定されない。一方のV字状伸縮部4と他方のV字状伸縮部4に設けられた帯状連結部5との連結を着脱自在に係止することが可能なものであれば、その他、公知となっている種々の係止手段が採用可能である。
【0049】
その他、本発明の特許請求の範囲内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、腋下の汗を吸収することにより、各肩バンドが汗で濡れてずれることを防止するとともに、両肩を背側に牽引する張力を適切に調節して、その張力を一定に保つことにより両肩における各肩バンドの装着位置がずれることを防止することができる装着感が快適な姿勢矯正具を実現することができるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具の構成を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具の装着状態を示す使用者の背面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具の装着状態を示す使用者の前面図である。
【符号の説明】
1 肩バンド
2 連結バンド
3 汗取り用パッド
4a、4b V字状伸縮部
4c、4d 折り返し部分
5 帯状連結部
5e 基端
6a、6b 留め具
10 姿勢矯正具
【発明の属する技術分野】
本発明は、両肩に装着されることによって上半身の姿勢を矯正する姿勢矯正具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、両肩に装着されることによって上半身の姿勢を矯正する姿勢矯正具としては、従来、リング状に形成され両肩それぞれに装着される一対の肩バンドと、この一対の肩バンドを連結する連結バンドとを備えた姿勢矯正具が提案されている。
【0003】
例えば、実開平6−74117号公報には、リング状に形成され両肩それぞれに装着される一対の肩バンドと、この一対の肩バンドを連結する連結バンドとからなる姿勢矯正ベルトにエアーバッグを設け、このエアーバッグの中の空気の量を調整することにより、姿勢矯正ベルトの張力を調整することができる姿勢矯正具の構成が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の公報に開示された姿勢矯正具では、装着している間に腋下の汗で各肩バンドが濡れ、両肩における各肩バンドの装着位置がずれるなど、姿勢矯正具の使用に際して必ずしも装着感が快適なものではなかった。
【0005】
また、姿勢矯正ベルトの張力を調整するに際して、姿勢矯正ベルトに設けられたエアーバッグの中の空気の量を調整していたので、長時間使用するとエアーバッグからの空気漏れなどが発生し、姿勢矯正ベルトが緩んで両肩における各肩バンドの装着位置がずれるなどの不具合があった。
【0006】
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、腋下の汗を吸収することにより、各肩バンドが汗で濡れてずれることを防止するとともに、両肩を背側に牽引する張力を適切に調節して、その張力を一定に保つことにより両肩における各肩バンドの装着位置がずれることを防止することができる装着感が快適な姿勢矯正具を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、両肩に装着されることによって上半身の姿勢を矯正する姿勢矯正具であって、リング状に形成され両肩それぞれに装着される一対の肩バンドと、この一対の肩バンドを連結する連結バンドとを備え、
上記各肩バンドには、それぞれ腋下の汗を吸収する汗取り用パッドが縫着されていることを特徴とする姿勢矯正具である。
【0008】
本発明によれば、リング状に形成され、両肩それぞれに装着される一対の肩バンドが両肩を保持するとともに、肩バンド同士を背側で連結する連結バンドが、肩バンドを介して両肩の位置を規制するので、背筋を伸ばして胸を張るような状態に姿勢を矯正することができる。
【0009】
また、各肩バンドにそれぞれ縫着されている汗取り用パッドが、腋下の汗を吸収することにより、各肩バンドが汗で濡れてずれることを防止することができるので、姿勢矯正具の使用に際して快適な装着感が得られる。
【0010】
本発明において、上記肩バンドは、帯状の伸縮性部材で形成され、上記連結バンドは、帯状の伸縮性部材で略X字状に形成されていることが好ましい。
【0011】
この好ましい態様によれば、肩バンドと、連結バンドとが、それぞれ帯状の部材で形成されているので、両肩と背中に沿うように装着することができる結果、姿勢矯正具の上から衣服を着用してもかさばらず、自然な外観を保ちながら日常生活を過ごすことができる。
【0012】
また、肩バンドと、連結バンドとが、それぞれ伸縮性部材で形成されているので、両肩を強く締付けすぎることがない結果、快適に姿勢を矯正することができる。
【0013】
そして、連結バンドが、略X字状に形成されているので、両肩の周りにおいて、両方の肩バンドの位置が互いにずれることがない結果、安定した状態で姿勢を矯正することができる。
【0014】
また、上記連結バンドは、帯状の伸縮性部材を二つ折りにしてV字状に形成した一対のV字状伸縮部と、一方のV字状伸縮部の折り返し部分に基端が縫着される帯状連結部と、他方のV字状伸縮部の折り返し部分および前記帯状連結部にそれぞれ設けられ、着脱自在に互いに係合する一対の留め具とを有していることが好ましい。
【0015】
この好ましい態様によれば、一方のV字状伸縮部の折り返し部分に帯状連結部の基端が縫着され、この帯状連結部に設けられた留め具の一方と、他方のV字状伸縮部の折り返し部分に設けられた留め具の他方とが互いに着脱自在に係合することにより、背側において一方のV字状伸縮部と他方のV字状伸縮部との連結を着脱自在にすることができる結果、姿勢矯正具の両肩に対する着脱を容易に行うことができる。
【0016】
さらに、上記留め具の一方は、帯状連結部の長手方向に複数箇所設けられていることが好ましい。
【0017】
この好ましい態様によれば、互いに係合する留め具の一方が、帯状連結部の長手方向に複数箇所設けられているので、この一方の留め具を選択して両留め具を係合することにより、連結バンドが肩バンドを介して両肩を背側に牽引する張力を適切に調節することができる結果、体型が異なる場合でも同じ姿勢矯正具で対応することができる。
【0018】
また、連結バンドが肩バンドを介して両肩を背側に牽引する張力を一定に保つことができるので、両肩における各肩バンドの装着位置がずれることを防止することができる結果、姿勢矯正具の使用に際して快適な装着感が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。図1は本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10の構成を示す斜視図であり、図2は本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10の構成を示す分解斜視図である。
【0020】
図1を参照して、図示の本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10は、両肩に装着されることによって上半身の姿勢を矯正する姿勢矯正具10であり、両肩それぞれに装着される一対の肩バンド1と、この一対の肩バンド1を連結する連結バンド2とを備えている。
【0021】
上記各肩バンド1は、両肩を保持するために、リング状に形成され、また、両肩を強く締付けすぎることがないようにして快適に姿勢を矯正することができるようにするために、ゴムを織り込んだ綿素材など、伸縮性の部材で形成されている。
【0022】
また、両肩に沿うように装着することができるようにして、姿勢矯正具10の上から衣服を着用してもかさばらず、自然な外観を保ちながら日常生活を過ごすことができるようにするために、帯状の部材で形成されている。
【0023】
そして、この各肩バンド1には、それぞれ腋下の汗を吸収する汗取り用パッド3が縫着されている。
【0024】
この汗取り用パッド3は、腋下の汗を吸収することにより、各肩バンド1が汗で濡れてずれることを防止し、姿勢矯正具10の使用に際して快適な装着感が得られるようにするために各肩バンド1の腋下に対応する位置に設けられたものである。図2にも示すように、この汗取り用パッド3は、楕円形に形成された伸縮性を有するニット織り綿素材を二つ折りにして構成され、肩バンド1に被せるようにして縫着されている。
【0025】
そして、汗取り用パッド3を肩バンド1に縫着するに際しては、腋下に近い部分を厚く、下方の部分を薄くするように構成するために、腋下に接する内側の部分3aが長く、外側の部分3bが若干短くなるように縫着される。
【0026】
上記連結バンド2は、肩バンド1を介して両肩の位置を規制して使用者が背筋を伸ばして胸を張るような状態に姿勢を矯正するために、肩バンド1同士を背側で連結するものである。この連結バンド2は、両肩の周りにおいて、両方の肩バンド1の位置が互いにずれないように安定した状態で姿勢を矯正することができるようにするために、全体として略X字状に形成されている。そして、かさばらず、自然な外観を保ちながら日常生活を過ごすことができるようにするために、連結バンド2は、帯状の部材で形成され、背中に沿うように装着されるように構成されている。
【0027】
また、この連結バンド2は、背側において姿勢矯正具10の両肩に対する着脱を容易に行うことができるようにするために、一対のV字状伸縮部4a、4bと、一方のV字状伸縮部4aの折り返し部分4cに基端5eが縫着される帯状連結部5と、この帯状連結部5および他方のV字状伸縮部4bの折り返し部分4dにそれぞれ設けられ、着脱自在に互いに係合する一対の留め具6a、6bとを有し、一方のV字状伸縮部4aと他方のV字状伸縮部4bとの連結を着脱自在に構成している。
【0028】
この一対のV字状伸縮部4a、4bは、帯状の伸縮性部材を二つ折りにしてV字状に形成したもので、肩バンド1と同様、両肩を強く締付けすぎることがないようにして快適に姿勢を矯正することができるようにするために、ゴムを織り込んだ綿素材など、伸縮性の部材で形成されており、V字状伸縮部4a、4bのそれぞれ2つの端部側4eは、肩バンド1の背中側の位置に縫着されている。
【0029】
また、一方のV字状伸縮部4bの折り返し部分4dには、補強部7として引っ張りと摩擦に対する耐久性が高い素材のポリエステル繊維の略矩形の布素材が合わせ縫いされた上から留め具の一方6bが縫い付けられ、また、他方のV字状伸縮部4aの折り返し部分4cには、帯状連結部5が縫い付けられる。
【0030】
この帯状連結部5は、姿勢矯正具10において張力が集中する箇所であることを考慮して、引っ張りと摩擦とに対する耐久性を有した略矩形の布素材、例えはポリエステル繊維が採用されている。そして、このポリエステル繊維の3枚の布片5a、5b、5cを縫い合わせて1枚にしたものに通気性と汗の吸収性の良好な綿素材からなる吸湿部5d(図1では布片5a、5b、5cの裏側に位置する)を張り合わせて二重構造とし、この吸湿部5dが背中に対面するように構成されている。
【0031】
また、留め具6a、6bは、一方のV字状伸縮部4bの折り返し部分4dと、他方のV字状伸縮部4aの折り返し部分4cに縫い付けられた帯状連結部5との連結を着脱自在にするために設けられた金具であり、上記留め具6a、6bの一方6aは、リング状に形成されて布片5a、5b、5cのそれぞれに縫い付けられている。また、他方6bは、このリング状の金具からなる一方の留め具6aに係止するために先端が折れ曲がった鉤状になっており、これら留め具6a、6bは、着脱自在に互いに係合するようになっている。
【0032】
次に、図3と図4とを参照して、本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10の作用について説明する。ここで、図3は本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10の装着状態を示す使用者の背面図であり、図4は本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10の装着状態を示す使用者の前面図である。
【0033】
これらの図を参照して、本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10は、図示のように、一対のリング状に形成された連結バンド2が肩バンド1を介して両肩それぞれに装着され、この一対の肩バンド1を連結する連結バンド2が肩バンド1を介して両肩を背側に牽引することにより上半身の姿勢を矯正する。
【0034】
そして、連結バンド2が肩バンド1を介して両肩を背側に牽引する張力は、帯状連結部5の長手方向に複数箇所設けられた一方のリング状の留め具6aを選択して、他方の鉤状の留め具6bを係合することにより、適切に調節され、また、一定に保たれる。
【0035】
さらに、各肩バンド1には、それぞれ腋下の汗を吸収する汗取り用パッド3が縫着され、この汗取り用パッド3が、腋下の汗を吸収することにより、各肩バンド1が汗で濡れてずれることを防止するようになっている。
【0036】
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10によれば、リング状に形成され、両肩それぞれに装着される一対の肩バンド1が両肩を保持するとともに、肩バンド1同士を背側で連結する連結バンド2が、肩バンド1を介して両肩の位置を規制するので、背筋を伸ばして胸を張るような状態に姿勢を矯正することができる。
【0037】
また、各肩バンド1にそれぞれ縫着されている汗取り用パッド3が、腋下の汗を吸収することにより、各肩バンド1が汗で濡れてずれることを防止することができるので、姿勢矯正具10の使用に際して快適な装着感が得られる。
【0038】
また、本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10によれば、肩バンド1と、連結バンド2とが、それぞれ帯状の部材で形成されているので、両肩と背中に沿うように装着することができる結果、姿勢矯正具10の上から衣服を着用してもかさばらず、自然な外観を保ちながら日常生活を過ごすことができる。
【0039】
また、肩バンド1と、連結バンド2とが、それぞれ帯状の伸縮性部材で形成されているので、両肩を強く締付けすぎることがない結果、快適に姿勢を矯正することができる。
【0040】
そして、連結バンド2が、略X字状に形成されているので、両肩の周りにおいて、両方の肩バンド1の位置が互いにずれることがない結果、安定した状態で姿勢を矯正することができる。
【0041】
また、本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10によれば、一方のV字状伸縮部4aの折り返し部分4cに帯状連結部5の基端5eが縫着され、この帯状連結部5に設けられた留め具の一方6aと、他方のV字状伸縮部4bの折り返し部分4dに設けられた留め具6bの他方とが互いに着脱自在に係合することにより、背側において一方のV字状伸縮部4aと他方のV字状伸縮部4bとの連結を着脱自在にすることができる結果、姿勢矯正具10の両肩に対する着脱を容易に行うことができる。
【0042】
また、本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具10によれば、互いに係合する留め具6a、6bの一方6aが、帯状連結部5の長手方向に複数箇所設けられているので、この一方の留め具6aを選択して両留め具6a、6bを係合することにより、連結バンド2が肩バンド1を介して両肩を背側に牽引する張力を適切に調節することができる結果、体型が異なる場合でも同じ姿勢矯正具10で対応することができる。
【0043】
また、連結バンド2が肩バンド1を介して両肩を背側に牽引する張力を一定に保つことができるので、両肩における各肩バンド1の装着位置がずれることを防止することができる結果、姿勢矯正具10の使用に際して快適な装着感が得られる。
【0044】
上述した実施の形態は本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の形態に限定されない。
【0045】
例えば、各肩バンド1と連結バンド2とは、必ずしも図示のようにゴムを織り込んだ綿素材に限定されない。両肩と背中とを強く締付けすぎることがないようにして快適に姿勢を矯正することができるものであれば、ゴムを織り込んだポリエステル素材なども採用可能である。
【0046】
また、汗取り用パッド3も、楕円形に形成された伸縮性を有するニット織り綿素材を二つ折りにして、肩バンド1に被せるようにしたものが好ましいが、必ずしも図示の形状に限定されない。腋下に位置する箇所に縫着され、腋下の汗を吸収することにより、各肩バンド1が汗で濡れてずれることを防止し、姿勢矯正具10の使用に際して快適な装着感が得られるようにすることかできるものであれば、その材料、形状、については、種々の設計変更が可能である。
【0047】
帯状連結部5は、ポリエステル繊維の素材と、通気性と汗の吸収性の良好な綿素材を張り合わせた二重構造に限定されるものでなく、ナイロン繊維の素材と綿素材を張り合わせた二重構造など、その他種々の設計変更が可能である。
【0048】
また、一対の留め具6a、6bは、必ずしも図示の形状のように、一方のリング状に形成されたものと他方の先端が折れ曲がった鉤状のものとの組み合わせに限定されない。一方のV字状伸縮部4と他方のV字状伸縮部4に設けられた帯状連結部5との連結を着脱自在に係止することが可能なものであれば、その他、公知となっている種々の係止手段が採用可能である。
【0049】
その他、本発明の特許請求の範囲内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、腋下の汗を吸収することにより、各肩バンドが汗で濡れてずれることを防止するとともに、両肩を背側に牽引する張力を適切に調節して、その張力を一定に保つことにより両肩における各肩バンドの装着位置がずれることを防止することができる装着感が快適な姿勢矯正具を実現することができるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具の構成を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具の装着状態を示す使用者の背面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る姿勢矯正具の装着状態を示す使用者の前面図である。
【符号の説明】
1 肩バンド
2 連結バンド
3 汗取り用パッド
4a、4b V字状伸縮部
4c、4d 折り返し部分
5 帯状連結部
5e 基端
6a、6b 留め具
10 姿勢矯正具
Claims (4)
- 両肩に装着されることによって上半身の姿勢を矯正する姿勢矯正具であって、
リング状に形成され両肩それぞれに装着される一対の肩バンドと、
この一対の肩バンドを連結する連結バンドとを備え、
上記各肩バンドには、それぞれ腋下の汗を吸収する汗取り用パッドが縫着されていることを特徴とする姿勢矯正具。 - 上記肩バンドは、帯状の伸縮性部材で形成され、
上記連結バンドは、帯状の伸縮性部材で略X字状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の姿勢矯正具。 - 上記連結バンドは、帯状の伸縮性部材を二つ折りにしてV字状に形成した一対のV字状伸縮部と、一方のV字状伸縮部の折り返し部分に基端が縫着される帯状連結部と、他方のV字状伸縮部の折り返し部分および前記帯状連結部にそれぞれ設けられ、着脱自在に互いに係合する一対の留め具とを有していることを特徴とする請求項1または請求項2記載の姿勢矯正具。
- 上記留め具の一方は、帯状連結部の長手方向に複数箇所設けられていることを特徴とする請求項3記載の姿勢矯正具。
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JP2002204290A JP2004041499A (ja) | 2002-07-12 | 2002-07-12 | 姿勢矯正具 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109350330A (zh) * | 2018-12-06 | 2019-02-19 | 北京慧盈科技有限公司 | 背部、脊柱固定矫形器 |
CN113287816A (zh) * | 2021-05-24 | 2021-08-24 | 广东奔立尔实业集团有限公司 | 一种矫正坐姿的校服 |
KR102358389B1 (ko) * | 2021-05-14 | 2022-02-08 | 주식회사 스피어 | 형상기억합금을 이용한 자세교정 밴드 |
-
2002
- 2002-07-12 JP JP2002204290A patent/JP2004041499A/ja not_active Withdrawn
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