JP3017388U - 作業用腰部サポーター - Google Patents

作業用腰部サポーター

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JP3017388U
JP3017388U JP1995003857U JP385795U JP3017388U JP 3017388 U JP3017388 U JP 3017388U JP 1995003857 U JP1995003857 U JP 1995003857U JP 385795 U JP385795 U JP 385795U JP 3017388 U JP3017388 U JP 3017388U
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waist
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fastener
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JP1995003857U
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English (en)
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知英 粟村
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Morito Co Ltd
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Morito Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筋肉労働作業における保温性を確保した上で
肉離防止効果を高め、交通安全性を発揮する作業用腰部
サポーターを提供することを目的とする。 【構成】 巻付け外側面の全域を面ファスナー雌面5と
するとともに長手方向の一端部の巻付け内側面に前記面
ファスナー雌面5と止着する面ファスナー雄面片8を形
成し、長手方向に伸縮性を具備させた腰部巻着帯1と、
該腰部巻着帯1の長さ・帯幅より小寸であって、腰部巻
着帯1の伸縮力よりも強い引張り力により長手方向にの
み伸縮し、その両端部内面に面ファスナー雄面片8設け
た締縛帯2とを、両端部の面ファスナー雄面片8を内面
として中央領域部で縫着し、また前記腰部巻着帯1の巻
付け外面の長手方向中央領域部分に、表面に光り反射又
は発光機能を具備し、締縛帯の両端部分を挿通保持する
単一又は複数の帯通し体3を縫着した作業用腰部サポー
ター。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、人力による重量物の取扱作業、コンクリートブレーカー等の機械工 具を使用した道路工事作業のように、人体腰部に重負担が架かる筋肉労働作業に 使用する作業用腰部サポーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の腰部サポーターは、実公昭63−14834号公報、実開平5−885 14号公報、実開平7−9315号公報に見られるように、助骨骨折等の治療、 腰痛軽減又は防止治療等、腰部に巻着して治療箇所を固定したり保温するように した構成のもの或は通気性を具備させたウェストライン良くするために装着使用 するコルセット等は公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一般に、人力による重量物の取扱作業、コンクリートブレーカー等の機械工具 を使用した道路工事作業のような筋肉労働作業は、屋外作業が多く、人体腰部に 重負担が架かったり、連続的振動が伝達されるものであるため、筋肉が突然強く 収縮したり、筋肉が強く緊張しているときに、直接外力が筋腹に作用することが 原因となって、腰部骨格筋を構成する筋繊維の一部が又は全部が横断的に離断す る肉離を招くことが多く、また特に道路工事、保線工事等の夜間作業においては 、交通安全性が確保されなければならない。
【0004】 ところが上記従来の腰部サポーターは、いずれも整形外科分野において使用さ れるものであって、腰部肉離(ギックリ腰)防止、交通安全性を期待することが できないものである。
【0005】 本考案は、筋肉労働作業における保温性を確保した上で肉離防止効果を高める とともに交通安全性を併有する作業用腰部サポーターを提供することを目的とす るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために考案されたものであって、作業用腰部サポ ーターの構成を、巻付け外側面の全域を面ファスナー雌面とするとともに長手方 向のいずれか一端部の巻付け内側面に前記面ファスナー雌面と止着する面ファス ナー雄面を形成し、主として長手方向に伸縮性を具備させた腰部巻着帯と、該腰 部巻着帯の長さ・帯幅より小寸であって、腰部巻着帯の伸縮力よりも強い引張り 力により長手方向にのみ伸縮し、その両端部内面を前記腰部巻着帯の面ファスナ ー雌面に脱着自在に止着される面ファスナー雄面とした締縛帯とからなり、前記 腰部巻着帯の巻付け外面の長手方向中央領域部分に、両端部の面ファスナー雄面 を内面として締縛帯の長手方向中央領域部分を縫着等の固定手段で取付けた構成 としたのである。
【0007】 また道路工事用の作業用腰部サポーターとしては、腰部巻着帯の巻付け外面の 長手方向中央領域部分に、表面に光り反射又は発光機能を具備し、締縛帯の両端 部分を挿通保持する単一又は複数の帯通し体を、縫着等の固定手段で取付けた構 成とする。
【0008】
【作用】
上記のように構成した作業用腰部サポーターは、腰部巻着帯による腰部保温に よって筋繊維の伸展性を確保した上で、腰部巻着帯の伸縮力よりも強い引張り力 により伸縮する締縛帯により腰部が圧迫状に強く締縛されるようになって、肉離 の原因となる、筋肉の突然の収縮や、強く緊張している筋肉への外力の作用を軽 減するように作用する。
【0009】 また、請求項2に記載した構成の作業用腰部サポーターは、反射機能又は発光 機能によって、作業者の存在位置を通行車両の運転手に察知させることから、前 記肉離の原因の軽減と合わせて夜間工事の安全性をも高めるように作用する。
【0010】
【実施例】
図1は本考案に係る道路工事作業に使用する作業用腰部サポーターを、一部を 破断して示した分解正面図、図2は完成品の正面図であって、腰部巻着帯1と締 縛帯2と二本の帯通し体3とから構成されている。
【0011】 前記腰部巻着帯1は、伸縮性を有するベース生地4に、該ベース生地4と同形 に裁断された、片面全面を面ファスナー雌面5とした伸縮性を有するパイル形成 生地6を、面ファスナー雌面5を表として重ね、その周縁を縁カバー7で縫着一 体化し、またベース生地4の一端部であって巻付け内側面に、腰部巻着時に前記 面ファスナー雌面5と脱着自在に面着される面ファスナー雄面片8を縫着した構 成とする。
【0012】 また締縛帯2は、前記腰部巻着帯1の長さ・帯幅より小寸であって、腰部巻着 帯の伸縮力よりも強い引張り力により長手方向にのみ伸縮するゴム編み込み生地 又はゴムシートの周縁を縁飾9で縁取りし、その両端部内面側に前記腰部巻着帯 1の面ファスナー雌面5に脱着自在に止着される面ファスナー雄面片8をそれぞ れ縫着した構成とする。
【0013】 さらに帯通し体3は、可撓性シートの表面にルミネセンス現象を利用した発光 手段、又は夜光、発光塗料塗布手段、反射テープ積層手段等を施したシート素材 を所定幅に裁断したものである。
【0014】 これら各構成部材は、腰部巻着帯1の面ファスナー雌面5に、左右に締縛用伸 縮部分を残し且つ両端部の面ファスナー雄面片7を面ファスナー雌面5に脱着で きる状態で締縛帯2を重ね、両者を中央領域の幅方向を縫着固定位置10として 一体化するとともに、該縫着固定位置10の左右に帯通し体3を配して締縛帯2 を挿通可能状態に両端を縫着して一体化結合され、締縛帯2を各帯通し体3、3 に通して完成品とする。
【0015】 そして使用においては、まず腰部巻着帯1の中央領域を、そのベース生地4が 腰部に当接するように巻き、左右を引っ張って適当に引き伸ばしながら腹部にお いて、一端部の面ファスナー雄面片8を面ファスナー雌面5に重ねて係合止着し て腰部巻着帯1を装着する。
【0016】 次に締縛帯2の両端部を強く引っ張って伸ばし、それぞれの両端部の面ファス ナー雄面片8を、先に装着された腰部巻着帯1の面ファスナー雌面5に重ねて係 合止着して使用する。
【0017】 この場合腹部の膨縮に対しては腰部巻着帯1の伸縮性が順応して窮屈さを解消 するとともに、締縛帯2による腰部の強い緊締が確保されるようになり、また夜 間工事においては、帯通し体3の反射機能又は発光機能によって、作業者の存在 位置を通行車両の運転手に察知させることができる。
【0018】 なお上記実施例においては、二本の帯通し体3を左右に設けたが、面積を広く して一本とすることもできる。
【0019】 また夜間作業に使用しない場合には、必ずしも反射機能又は発光機能を有する 帯通し体は必要としない。
【0020】
【考案の効果】
以上説明した本考案の作業用腰部サポーターは、主として長手方向に伸縮性を 具備させた腰部巻着帯と、該腰部巻着帯の長さ・帯幅より小寸であって、腰部巻 着帯の伸縮力よりも強い引張り力により長手方向にのみ伸縮する締縛帯とを、長 手方向中央領域部分で縫着等の固定手段で結合したから、腰部巻着帯による腰部 保温により筋繊維の伸展性を確保した上で、腰部巻着帯の伸縮力よりも強い引張 り力により伸縮する締縛帯により腰部を圧迫状に強く締縛するようになって、肉 離の原因となる、筋肉の突然の収縮や、強く緊張している筋肉への外力の作用を 軽減するようになり、安心して筋肉労働作業を能率良く行うことができる。
【0021】 また請求項2に記載したように、腰部巻着帯の巻付け外面の長手方向中央領域 部分に、表面に光り反射又は発光機能を具備し、締縛帯の両端部分を挿通保持す る単一又は複数の帯通し体を、縫着等の固定手段で取付けることによって、締縛 帯を安定的に支持するとともに、反射機能又は発光機能によって、夜間作業者の 存在位置を通行車両の運転手に察知させることから、前記肉離の原因の軽減と合 わせて夜間工事の安全性をも高める効果があり、夜間の道路工事作業に最適の作 業用腰部サポーターを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る道路工事作業に使用する作業用腰
部サポーターを、一部を破断して示した分解正面図であ
る。
【図2】本考案に係る道路工事作業に使用する作業用腰
部サポーターの完成品の正面図である。
【符号の説明】
1 腰部巻着帯 2 締縛帯 3 帯通し体 4 ベース生地 5 面ファスナー雌面 6 パイル形成生地 7 縁カバー 8 面ファスナー雄面片 9 縁飾 10 縫着固定位置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻付け外側面の全域を面ファスナー雌面
    とするとともに長手方向のいずれか一端部の巻付け内側
    面に前記面ファスナー雌面と止着する面ファスナー雄面
    を形成し、主として長手方向に伸縮性を具備させた腰部
    巻着帯と、該腰部巻着帯の長さ・帯幅より小寸であっ
    て、腰部巻着帯の伸縮力よりも強い引張り力により長手
    方向にのみ伸縮し、その両端部内面を前記腰部巻着帯の
    面ファスナー雌面に脱着自在に止着される面ファスナー
    雄面とした締縛帯とからなり、前記腰部巻着帯の巻付け
    外面の長手方向中央領域部分に、両端部の面ファスナー
    雄面を内面として締縛帯の長手方向中央領域部分を縫着
    等の固定手段で取付けたことを特徴とする作業用腰部サ
    ポーター。
  2. 【請求項2】 腰部巻着帯の巻付け外面の長手方向中央
    領域部分に、表面に光り反射又は発光機能を具備し、締
    縛帯の両端部分を挿通保持する単一又は複数の帯通し体
    を、縫着等の固定手段で取付けた請求項1記載の作業用
    腰部サポーター。
JP1995003857U 1995-04-25 1995-04-25 作業用腰部サポーター Expired - Lifetime JP3017388U (ja)

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