JPH0792967A - 複合ピアノのラウド装置 - Google Patents

複合ピアノのラウド装置

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Publication number
JPH0792967A
JPH0792967A JP5240032A JP24003293A JPH0792967A JP H0792967 A JPH0792967 A JP H0792967A JP 5240032 A JP5240032 A JP 5240032A JP 24003293 A JP24003293 A JP 24003293A JP H0792967 A JPH0792967 A JP H0792967A
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JP
Japan
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sound
musical
key
hammer
soundboard
Prior art date
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Pending
Application number
JP5240032A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisamitsu Honda
久光 本多
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0792967A publication Critical patent/JPH0792967A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常のピアノ演奏に加えて電子音源による演
奏をも可能にした複合ピアノにおいて、打弦音を止めて
電子音源だけでの演奏時に通常のタッチ感を全く損なわ
ず、かつラウドペダルが操作された場合にはアコーステ
ィックピアノにおけるラウド効果に近い音を生じさせ
る。 【構成】 ラウドペダルの操作によりラウド制御に入る
と、響板34の近傍に設けられた第2スピーカ91より
押鍵情報に応じた楽音を発生させ、響板34あるいは他
の弦等と共鳴した音を、響板34の近傍に設けられたマ
イクロホン93より拾う。そして、その拾った楽音を押
鍵情報に対応する楽音とミキシングさせてヘッドホンか
ら発音させる。従って、単に押鍵された鍵に対応する楽
音だけではなく、その楽音によって響板34あるいは弦
25等と共鳴した音も発音されるので、音量・音色が豊
かになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハンマー系の打弦によ
るアコースティック演奏機構に加え、電子音源を制御し
て演奏する機構をも備え、さらに、ラウドペダルを操作
するとダンパーが弦から離れるラウド状態を作り出す機
構を備えた複合ピアノにおけるラウド装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、アコースティックピアノに電子音源を組み合わせ
て、ハンマー系の打弦による通常のアコースティックピ
アノ演奏以外に、電子音源による演奏をも可能にした複
合ピアノが提案されている。このうち、特開昭63−2
16099号公報には、押鍵による動作がハンマーに伝
達されないようにして、電子音源による演奏の際に打弦
動作による通常の演奏音(以下、打弦音という)を止め
ることができるピアノが記載されている。これによれ
ば、打弦音を止めて電子音源からの演奏音をヘッドホン
などで聴きながら演奏すれば、外部に演奏音が漏れず、
集号住宅や住宅密集地域での演奏、あるいは夜間の演奏
練習などが自由にできるという利点がある。
【0003】しかしながら、かかる従来技術によれば、
打弦音を出した場合と止めた場合とでは、押鍵時のタッ
チ感が異なるものであった。すなわち、ハンマーが回動
した位置に保持されているため、打弦音を出す場合に比
べて、ハンマーを回動させなくてもよい分だけタッチ感
が軽くなっていた。このため、熟練者にとっては、通常
のピアノのタッチ感に馴染んでいるため打弦音を止めた
状態でのタッチ感には違和感があり、一方、初心者にと
っては、打弦音を止めて練習を重ねても打弦音を出した
状態では鍵が重くてうまく演奏できないといった問題が
あった。
【0004】さらに、従来技術は、アップライトピアノ
には使えるものの、グランドピアノにそのまま適用する
ことはできなかった。グランドピアノにおいては、ハン
マー系を含むアクション機構が鍵に当接し、その重量が
鍵にかかった状態で、鍵がバランスして静止位置にある
ようにされている。このため、ハンマーを弦に当接する
位置まで持ち上げると、上述のバランスが崩れ、演奏者
側から見て鍵が沈み込んだ状態になってしまう。これで
は見た目がおかしく、演奏は不可能となる。
【0005】また、通常のアコースティックピアノの場
合は、ラウドペダルを踏むと、ダンパーが一斉に弦から
離れ、ハンマーで打弦して出した音の倍音列に相当する
他の弦も共鳴するため、音量・音色が豊かになる。それ
に対して、電子ピアノでは一般的に、押された鍵に対応
する音だけが発音・持続されることとなり、ラウドペダ
ルを踏んだ場合のアコースティックピアノにおける音と
は違っていた。
【0006】そこで本発明は、通常のピアノ演奏に加え
て電子音源による演奏をも可能にした複合ピアノにおい
て、打弦音を止めて電子音源だけでの演奏時に通常のタ
ッチ感を全く損なわず、かつラウドペダルが操作された
場合にはアコースティックピアノにおけるラウド効果に
近い音を生じさせるようにしたラウド装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明は課題を解決するための手段を次の通り
構成した。すなわち、請求項1記載の発明は、その主要
部の基本構成を示す図1中に実線で示すように、鍵盤を
操作するとハンマー系が慣性運動して打弦する機構と、
ラウドペダルを操作するとダンパーが弦から離れるラウ
ド状態を作り出す機構と、押鍵・離鍵に関する動作を検
出する鍵関連動作検出手段M1と、該鍵関連動作検出手
段M1からの情報に基づき、電子音源M2を制御して第
1の楽音発生手段M3より該当する楽音を発生させる楽
音発生制御手段M4と、該楽音発生制御手段M4により
前記電子音源M2を制御して演奏する際に、前記ハンマ
ー系の動作を阻止する動作阻止手段とを備え、該動作阻
止手段は、前記ハンマー系が慣性運動を始めてから弦に
当接するまでの間で前記ハンマー系の動作を阻止する位
置に配設され、前記鍵関連動作検出手段M1は、前記動
作阻止手段によって前記ハンマー系の動作が阻止される
前に、押鍵に関する動作の検出が完了する位置に配設さ
れている複合ピアノにおけるラウド装置であって、前記
第1の楽音発生手段M3とは別の第2の楽音発生手段M
5及び収音手段M6を響板の近傍に配置すると共に、前
記ラウドペダルが操作されたことを検出するペダル操作
検出手段M7と、該ペダル操作検出手段M7からの情報
により前記ラウド状態にある場合には、前記楽音発生制
御手段M4を制御することによって、前記第2の楽音発
生手段M5からも押鍵情報に応じた楽音を発生させ、前
記響板あるいは弦等と共鳴した音を前記収音手段M6よ
り拾い、その拾った楽音を前記押鍵情報に対応する楽音
とミキシングさせて前記第1の楽音発生手段M3より発
音させるラウド制御手段M8とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】なお、ハンマー系が慣性運動を始めてから
というのは、ハンマーと一体となって回動するハンマー
シャンク等の構成部品(これをハンマー系と呼ぶ)が、
当該回動を開始させる力を及ぼしたジャック等の構成部
品から分離して、当該回動が慣性運動に移行してからと
いうことである。慣性運動に移行するタイミングは、ハ
ンマー系の回動位置によって特定できる。従って、動作
阻止手段は、ハンマー系が回動して所定位置を超えたら
その動きを阻止するような位置に選択的に配置できるよ
うにするだけで、簡単に実現することができる。
【0009】また、鍵関連動作検出手段M1は、例え
ば、鍵やハンマー系等にシャッタを配設して、その動き
をフォトセンサで捉える等、鍵盤操作によって動作する
構成部品が動いたことを検出する手段である。この鍵関
連動作検出手段M1は、動作阻止手段によってハンマー
系の動作が阻止される前に、押鍵に関する動作の検出が
完了する位置に配設される。鍵関連動作検出手段M1に
よる検出対象となる構成部品が、例えば、鍵等のよう
に、動作阻止手段による動作阻止対象でなければ、ハン
マー系の動きにかかわらず押鍵に関する動作の検出は完
了する。また、検出対象が、ハンマーシャンク等のよう
に、動作阻止手段による動作阻止対象であれば、動作が
阻止される位置にハンマー系が至るまでに、押鍵に関す
る動作の検出が完了するよう、鍵関連動作検出手段M1
を配設すればよい。
【0010】また、第2の楽音発生手段M5としては例
えばスピーカが挙げられ、響板近傍で響板に向けて発す
るように配設することが考えられる。収音手段M6とし
ては例えばマイクロホンが挙げられ、上記スピーカと同
様、響板近傍に配設される。一方、請求項2記載の発明
は、前記請求項1に記載の複合ピアノのラウド装置にお
いて、図1中に破線で示すように、前記第2の楽音発生
手段M5の代わりに、楽音に対応する振動を前記響板に
伝達する加振器M9を備え、前記ラウド制御手段M8
は、前記ラウド状態にある場合には、前記楽音発生制御
手段M4を制御することによって、前記加振器M9から
押鍵情報に応じて発音すべき楽音に対応する振動を発生
させ、前記響板あるいは弦等と共鳴した音を前記収音手
段M6より拾い、その拾った楽音を前記押鍵情報に対応
する楽音とミキシングさせて前記第1の楽音発生手段M
3より発音させるよう構成されたことを特徴とする。
【0011】また、請求項3記載の発明は、前記請求項
1又は2に記載の複合ピアノのラウド装置において、図
1中に一点鎖線で示すように、前記収音手段M6の代わ
りに、響板の振動を検出するピックアップM10を備
え、前記ラウド制御手段M8は、前記ラウド状態にある
場合には、前記楽音発生制御手段M4を制御することに
よって、前記第2の楽音発生手段M5から押鍵情報に対
応する楽音を発生させるか又は前記加振器M6から対応
する振動を発生させ、前記響板の振動を前記ピックアッ
プM10によって検出し、その検出した振動に対応する
楽音を前記押鍵情報に対応する楽音とミキシングさせて
前記第1の楽音発生手段M3より発音させるよう構成さ
れたことを特徴とする。
【0012】
【作用】前記構成を有するラウド装置を備えた複合ピア
ノの全体的な作動について最初に説明する。鍵関連動作
検出手段M1が検出した押鍵・離鍵に関する情報に基づ
いて、楽音発生制御手段M4が電子音源M2を制御し第
1の楽音発生手段M3より該当する楽音を発生させて演
奏を行う。この際、動作阻止手段は、ハンマー系が慣性
運動を始めてから弦に当接するまでの間で、ハンマー系
の動作を阻止する。従って、ハンマー系は慣性運動に移
っているため、そのハンマー系の動作を阻止しても鍵盤
のタッチ感には影響がない。また、動作阻止手段によっ
てハンマー系の動作が阻止されても、鍵関連動作検出手
段M1による押鍵に関する動作の検出は完了するため、
電子音源M2による演奏も問題なくなされる。
【0013】次に、ラウド装置による作動を説明する。
通常の演奏の場合はもちろん電子音源M2による演奏の
場合においても、ラウドペダルを操作するとダンパーが
弦から離れてラウド状態が作り出される。そして、電子
音源M2による演奏の場合は、ペダル操作検出手段M7
によってラウドペダルが操作されたことが検出されてラ
ウド状態にある(と判断された)場合には、ラウド制御
手段M8が、楽音発生制御手段M4を制御することによ
って、第2の楽音発生手段M5からも押鍵情報に応じた
楽音を発生させ、響板あるいは弦等と共鳴した音を収音
手段M6によって拾い、その拾った楽音を押鍵情報に対
応する楽音とミキシングさせて第1の楽音発生手段M3
より発音させる。
【0014】従って、単に押鍵された鍵に対応する楽音
だけが発音されるのではなく、その楽音によって響板あ
るいは弦等と共鳴した音もミキシングされて発音される
ことになり、より実際のアコースティックなピアノによ
る演奏に近づけることができる。なお、共鳴音を収音手
段M6によって拾う場合、従来の特開昭63−2160
99号公報のようにハンマーが回動して弦に当接した位
置で保持されているものでは、弦の振動が防止されてい
るので共鳴がなく、自然な音にならない。それに対して
本発明のものでは、ハンマーは弦には当接しないので共
鳴を妨げないのである。
【0015】このように、打弦音を止めて電子音源だけ
での演奏時に通常のタッチ感を全く損なわず、かつラウ
ドペダルが操作された場合にはアコースティックピアノ
におけるラウド効果に近い音を生じさせることができ
る。一方、請求項2記載のラウド装置は、第2の楽音発
生手段M5の代わりに、楽音に対応する振動を加振器M
9によって響板に伝達する構成をとっている。そして、
ラウド制御手段M8は、加振器M9から押鍵情報に応じ
て発音すべき楽音に対応する振動を発生させ、響板ある
いは弦等と共鳴した音を収音手段M6より拾い、その拾
った楽音を押鍵情報に対応する楽音とミキシングさせて
第1の楽音発生手段M3より発音させる。音波に変換す
る前の振動により響板に伝達しても、上記請求項1の場
合と同様に、響板あるいは弦等と共鳴した音もミキシン
グされて発音されることになり、より実際のアコーステ
ィックなピアノによる演奏に近づけることができる。
【0016】また、請求項3記載の発明は、収音手段M
6の代わりに、ピックアップM10によって響板の振動
を検出する構成をとっている。そして、ラウド制御手段
M8は、第2の楽音発生手段M5から押鍵情報に対応す
る楽音を発生させるか又は前加振器M6から対応する振
動を発生させ、響板の振動をピックアップM10によっ
て検出し、その検出した振動に対応する楽音を押鍵情報
に対応する楽音とミキシングさせて第1の楽音発生手段
M3より発音させる。音波に変換される前の振動を検出
して、上記請求項1の場合と同様に、より実際のアコー
スティックなピアノによる演奏に近づけることができ
る。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は本実施例のラウド装置を備えた複合ピアノ
としてのグランドピアノ1の概略構成を示すブロック図
であり、図3は打弦機構を中心とする内部機能の説明図
である。また、図4は本実施例のレバー上下機構の斜視
図であり、図5は本実施例のグランドピアノにおける制
御手段を示すブロック図である。
【0018】本実施例のグランドピアノ1は、図2に示
すように、通常の打弦機構3に加えて電子音源5を内蔵
している。電子音源5には、ミキサー・アンプ6を介し
て内蔵スピーカ8と第2スピーカ91が接続されてお
り、ミキサー・アンプ6にはマイクロホン93も接続さ
れている。グランドピアノ1の電源スイッチ7がオフ状
態のときにはアコースティックモード7aに設定され、
アコースティックピアノとして打弦機構3を通じて発音
される。なお、本実施例ではアコースティックモード7
aに設定した場合を「通常の場合」と称する。一方、電
源スイッチ7をオンさせると、電子音源モード7bとな
り、グランドピアノ1の鍵11を操作することにより電
子音源5側から演奏音が出るように構成されている。ま
た、ミキサー・アンプ6からの出力は、図示しない出力
端子に接続したヘッドホン9を介して聴くこともでき
る。
【0019】次にグランドピアノ1の打弦機構3付近の
構成について図3を参照して説明する。図3に示すよう
に、演奏者の操作によって揺動する鍵11と、鍵11が
押されると上昇するキャプスタンスクリュー12と、ウ
イッペンフレンジ13を介してウイッペンレール14に
回動可能に支持され、キャプスタンスクリュー12の上
昇によって上向きに回動するウイッペン15と、ウイッ
ペン15に回動可能に連結され、レギュレチングボタン
16に当接するまでウイッペン15と共に上昇するジャ
ック17と、ジャック17に当接し、ジャック17に突
き上げられると分離するシャンクローラー18と、シャ
ンクフレンジ19を介してシャンクレール20に回動可
能に支持され、シャンクローラー18が突き上げられる
と上向きに回動する円柱状のハンマーシャンク21と、
ハンマーシャンク21の先端に装着されたハンマー23
と、ハンマー23によって叩かれる弦25などとからな
る打弦機構3を備えている。
【0020】一方、本実施例の動作阻止手段について説
明すると、止音レールであるハンマーシャンクストップ
レール31が、グランドピアノ1本体の打ち廻し33に
固定されたレール上下機構35によって支持されてい
る。そして、ハンマーシャンクストップレール31の下
面には、緩衝部材であるクッションフェルト37が配設
されている。このハンマーシャンクストップレール31
には空隙32が設けられている。
【0021】また、レール上下機構35は、図4
(a),(b)に示すように、打ち廻し33に固定され
たブラケット41と、一端にハンマーシャンクストップ
レール31が固定される消音レバー43と、消音レバー
43の孔にはまるボール45を押さえる板バネ47と
を、ボルト49,ナット51によって連結して組み立て
られている。なお、図4(a)では、簡単のため、ハン
マーシャンク21及びハンマー23は一組だけ示してあ
る。
【0022】消音レバー43にはノブ53が一体に設け
られ、ノブ53を操作するとボルト49を軸として消音
レバー43が回動する。消音レバー43を回動させる
と、ブラケット41に形成された小孔41a,41bの
いずれかにボール45がはまって、消音レバー43を二
つの回動位置のいずれかにロックできる。これにより、
ハンマーシャンクストップレール31が上下に動くと共
に、上下二つの位置のいずれかに位置決めされる。ハン
マーシャンクストップレール31を上側に位置決めする
と、ハンマーシャンク21を回動させた時に、ハンマー
シャンク21がクッションフェルト37に当たることな
く、ハンマー23が弦25に当たる。また、ハンマーシ
ャンクストップレール31を下側に位置決めすると、逆
にハンマー23が弦25に当たることなく、ハンマーシ
ャンク21がクッションフェルト37に当たる。上述し
た空隙32は、ハンマーシャンク21がクッションフェ
ルト37に当たる位置に対応して設けられている。な
お、打ち廻し33上には響板34が取り付けられてい
る。
【0023】図3に戻って、鍵11の下面には段付シャ
ッタ61と、キーセンサ63,65とが、押鍵・離鍵に
関する動作を検出する鍵関連動作検出手段M1として配
設されている。キーセンサ63,65は共に、それぞれ
が発光素子と受光素子とを一組としてなり、両素子の間
を遮るとオン信号を発するように構成されている。段付
シャッタ61は、鍵11が押された際に、ある時間差を
もってキーセンサ63,65の光路を遮ることになる。
【0024】これらのキーセンサ63,65は、図5に
示すように、楽音発生制御手段M4及びラウド制御手段
M8としてのコントロール部71に接続されている。コ
ントロール部71は、周知のCPU72,ROM73,
RAM74等を含む論理演算回路として構成され、キー
センサ63,65とは入出力インターフェイス75を介
して接続されている。CPU72は、キーセンサ63,
65の光路を遮断する時期と時間差とを検出し、ROM
73に記憶された制御プログラムに基づいて演奏情報を
作成し、入出力インターフェイス75を介して電子音源
5に送信する。
【0025】演奏情報を構成するイベントデータは、1
バイトのステータスバイトと2バイトのデータバイトと
からなる3バイトを1単位とするデータとして構成され
る。このうちステータスバイトには、押鍵(ノートオ
ン),離鍵(ノートオフ)等を示すデータが設定され、
データバイトには、音程となる鍵番号(ノートナンバ
ー),音量となる打鍵強度(ベロシティ)等を示すデー
タが設定される。
【0026】また、上述した電源スイッチ7、後述する
ペダルセンサ60も入出力インタフェイス75に接続さ
れている。次に、ラウドペダル機構について説明する。
ラウドペダル機構は、上記ラウドペダル2(図2参照)
と、ラウドペダル2の操作に連動して揺動するダンパー
レバー81(図3参照)と、ダンパーレバー81に回動
可能に取り付けられたダンパーロッド83と、ダンパー
ロッド83の先端に取り付けられたダンパーヘッド85
と、ダンパーヘッド85に取り付けられ、弦25に当接
する部分であるダンパーフェルト87とを中心にして構
成されている。
【0027】そして、ラウドぺダル2の下方には、ラウ
ドペダル2が操作されたことを検出するペダル操作検出
手段M7としてのペダルセンサ60(図5にのみ示す)
が設けられている。このラウドペダル2が操作されたこ
とをペダルセンサ60で検出すると、コントロール部7
1では、電子音源5へ送信する演奏情報の中にラウド制
御に関する情報を盛り込む。このラウド制御の詳細につ
いては後述するが、このラウド制御に必要な第2の楽音
発生手段M5及び収音手段M6について以下に説明す
る。
【0028】本実施例では、第2の楽音発生手段M5と
して第2スピーカ91、収音手段M6としてマイクロホ
ン93を採用しており、図6(a)に示すように、第2
スピーカ91は響板34近傍で響板34に向けて発する
ように配設されている。この際、図6(a)に実線で示
すように弦25と響板34の間に配設してもよいし、ま
たは二点鎖線で示すように、弦25よりも上方に配設し
てもよい。一方、マイクロホン93も実線で示すように
弦25と響板34の間に配設してもよいし、または二点
鎖線で示すように、弦25よりも上方に配設してもよ
い。第2スピーカ91及びマイクロホン93はミキサー
・アンプ6に接続されており、ヘッドホン9によって聴
く場合には、ミキサー・アンプ6において第2スピーカ
91から出力されるものと同じ音とマイクロホン93で
拾った音とがミキシングされてヘッドホン9に出力され
る。
【0029】以上のように構成されたグランドピアノ1
において、打弦音を止めて、電子音源5側からだけ演奏
音を出すには、演奏に先立ってノブ53を操作して、ハ
ンマーシャンクストップレール31を下側の位置に位置
決めする(図3の状態)。また、電源スイッチ7をオン
させて、電子音源モード7bに設定する。
【0030】この状態において、演奏者が鍵11を押す
と、キャプスタンスクリュー12が上昇してウイッペン
15を上向きに回動させ、ウイッペン15と共に上昇す
るジャック17が、シャンクローラー18を押し上げて
ハンマーシャンク21を回動させる。更に、ジャック1
7が上昇してゆくと、ジャックテール17aがレギュレ
チングボタン16に当接し、ジャック17はウイッペン
15に対して図中時計周りに回動する。この結果、シャ
ンクローラー18は、ジャック17から離れてハンマー
シャンク21と共に慣性運動を開始する。
【0031】ハンマーシャンク21が慣性運動して、図
3の点線の位置に至ると、ハンマーシャンクストップレ
ール31下面のクッションフェルト37に衝突する。こ
の衝突の際、ハンマーシャンク21に付勢されたクッシ
ョンフェルト37が空隙32に入り込むように移動する
ことによって、この衝突時のショックが和らげられるこ
ととなる。また、このとき、ハンマーシャンク21は、
ハンマー23が弦25に当接する位置まで回動しておら
ず、打弦音は出ない。
【0032】一方、鍵11が揺動すると、段付シャッタ
61がキーセンサ63,65の発光素子と受光素子との
間を遮り、鍵盤操作が検出される。コントロール部71
は、検出された押鍵情報に応じて演奏情報を作成し、こ
の演奏情報を電子音源5に送信する。この結果、内蔵ス
ピーカ8からは演奏音が出る。
【0033】このように、本実施例のグランドピアノ1
によれば、演奏者が鍵11を操作した際に、ハンマー2
3の動きを阻止することにより、打弦音を全く出さずに
電子音源5による演奏音を出すことができる。このと
き、ハンマー23の動きは、慣性運動を始めてから阻止
されるので、鍵11のタッチ感は打弦音を出した場合と
全く変わらない。
【0034】次に、本発明の要点であるラウド装置の作
動について説明する。通常の演奏の場合はもちろん電子
音源5による演奏の場合においても、ラウドペダル2を
操作すると、その操作に連動してダンパーレバー81が
揺動し、ダンパーロッド83を介してダンパーヘッド8
5を上方に押し上げる。そのため、ダンパーフェルト8
7が一斉に弦25から離れるラウド状態が作り出され
る。そして、ハンマー23で打弦して出した音の倍音列
に相当する他の弦25も共鳴するため、音量・音色が豊
かになることは周知のことである。
【0035】一方、電子音源5による演奏の場合もラウ
ド機構自体はラウド状態(ダンパーフェルト87が一斉
に弦25から離れた状態)とされている。ラウドペダル
2が操作されたことはペダルセンサ60が検出してコン
トロール部71に伝える。コントロール部71は電子音
源5側に、ラウド状態であるためラウド制御を実行する
ように命令する。このラウド制御によってミキサー・ア
ンプ6からは響板34の近傍に設けられた第2スピーカ
91より押鍵情報に応じた楽音を発生させる。
【0036】ヘッドホン9で聴くのではなく、内蔵スピ
ーカ8から発音させる場合には、内蔵スピーカ8からの
音に加えて、第2スピーカ91から出力され、響板34
あるいは他の弦等と共鳴した音が外部に発音されること
となる。一方、ヘッドホン9で聴く場合には、第2スピ
ーカ91から出力され、響板34あるいは他の弦等と共
鳴した音をマイクロホン93より拾い、ミキサー・アン
プ6において、その拾った楽音を押鍵情報に対応する楽
音とミキシングさせてヘッドホン9に出力する。
【0037】従って、単に押鍵された鍵11に対応する
楽音だけが発音されるのではなく、その楽音によって響
板34あるいは弦25等と共鳴した音もミキシングされ
て発音されることになり、より実際のアコースティック
なピアノによる演奏に近づけることができる。従来の特
開昭63−216099号公報のようにハンマー23が
回動して弦25に当接した位置で保持されているもので
は、弦25の振動が防止されているので共鳴がなく、自
然な音にならない。それに対して本実施例のものでは、
上述したようにハンマー23は弦25には当接しないの
で共鳴を妨げないのである。
【0038】このように、打弦音を止めて電子音源5に
よる演奏時に通常のタッチ感を全く損なわず、かつラウ
ドペダル2が操作された場合にはアコースティックピア
ノにおけるラウド効果に近い音を生じさせることができ
る。以上本発明の実施例を説明したが、本発明はこれに
限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内の種々な
る態様を採用することができる。
【0039】例えば、上記実施例では、図6(a)に示
すように第2スピーカ91とマイクロホン93を用いた
が、図6(b)に示すように、第2スピーカ91の代わ
りに加振器95を採用し、マイクロホン93の代わりに
ピックアップ97を採用してもよい。加振器95やピッ
クアップ97としては、圧電形や動電形のもののよう
に、アコースティックピアノにおいて発生する音の周波
数帯域をカバーできるものが好ましい。
【0040】この場合、コントロール部71は、加振器
95から押鍵情報に応じて発音すべき楽音に対応する振
動を発生させ、ピックアップ97によって音波に変換さ
れる前の振動を検出する。なお、第2スピーカ91には
必ずマイクロホン93を組み合せなくてはならないとい
うのではなく、第2スピーカ91とピックアップ97を
組み合わせたり、加振器95とマイクロホン93を組み
合わせてもよい。
【0041】また、上記実施例ではクッションフェルト
37を備えたハンマーシャンクストップレール31にハ
ンマーシャンク21が当接する機構を例に取って説明し
たが、それに限らず、ハンマー、ハンマーウッド、シャ
ンクローラー等、ハンマーと一体となって慣性運動によ
る回動を行う部品(いわゆるハンマー系)の動きを阻止
する機構であればよい。但し、これらの部品の動きを阻
止する場合も、少なくともジャックの先端がシャンクロ
ーラーから離れて、ハンマーが慣性運動に移ってからハ
ンマーの動きを阻止するものでなければならない。
【0042】さらに、実施例では、グランドピアノにつ
いて説明したが、本発明は、アップライトピアノにおい
ても同様に実現できる。この場合、図7に示すように、
ハンマーシャンクストップレール102のクッションフ
ェルト101がハンマーシャンク103に当接する構成
や、ハンマーシャンクストップレール106のクッショ
ンフェルト105がキャッチャーシャンク107に当接
する構成などにすれば、ジャック109がバット111
を突き上げることにより、ハンマー113が慣性運動を
開始してから、その動きを阻止することができる。
【0043】一方、ラウドペダル(図示せず)を操作す
ると、ダンパーフェルト187が弦125から離れてラ
ウド状態が作り出される。そして、ラウド制御により、
電子楽器157では、響板134の近傍に設けられたス
ピーカ191より押鍵情報に応じた楽音を発生させ、響
板134あるいは他の弦等と共鳴した音をマイクロホン
193より拾う。そして、その拾った楽音を押鍵情報に
対応する楽音とミキシングさせてヘッドホン(図示せ
ず)等から発音させる。
【0044】さらにまた、上記実施例では、押鍵・離鍵
に関する動作を鍵の動きによって検出していたが、例え
ば、ハンマーシャンク等、他の構成部品の動きで押鍵・
離鍵に関する動作を検出してもよい。但し、ハンマーシ
ャンク等、動作阻止手段によって途中で動きが阻止され
る構成部品によって、その動きを検出する場合は、押鍵
に関する動作の検出が完了してから動作を阻止するよう
に動作阻止の位置を決定する。この点、実施例のよう
に、鍵の動きを検出する構成にした場合、ハンマーが慣
性運動を開始してから打弦するまでの間であれば、どの
タイミングでハンマーの動きを阻止しても、押鍵に関す
る動作の検出は確実に完了する。
【0045】加えて、打弦音を止めるための操作レバー
をアクチュエータで動かしたり、ハンマーシャンクスト
ップレールそのものをアクチュエータで動かす構造にし
てもよい。この場合、電源スイッチ7とアクチュエータ
とを連動させることにより、電源スイッチ7を操作する
と、自動的に打弦音が止まって電子音源5による演奏モ
ードに切り替わるように構成することもできる。
【0046】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、通常のピア
ノ演奏に加えて電子音源による演奏をも可能にした複合
ピアノにおいて、打弦音を止めて電子音源だけでの演奏
時に通常のタッチ感を全く損なわず、かつラウドペダル
が操作された場合にはアコースティックピアノにおける
ラウド効果に近い音を生じさせることができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の主要部の基本的構成を示すブロック
図である。
【図2】 実施例の概略構成の説明図である。
【図3】 実施例のグランドピアノの内部機構の説明図
である。
【図4】 実施例のグランドピアノにおける動作阻止手
段を示し、(a)はその部分斜視図、(b)はその一部
を分解した斜視図である。
【図5】 実施例における制御手段を示すブロック図で
ある。
【図6】 (a)は第2スピーカから発音させマイクロ
ホンで収音する場合の説明図、(b)は加振器から楽音
に対応する振動を発生させ、ピックアップによって音波
に変換される前の振動を検出する場合の説明図である。
【図7】 他の実施例としてのアップライトピアノの内
部機構説明図である。
【符号の説明】
1…グランドピアノ、 2…ラウドペダル、 5…
電子音源、6…ミキサー・アンプ、 7…電源スイッ
チ、 8…内蔵スピーカ、9…ヘッドホン、 11…
鍵、 23…ハンマー、 25…弦、31…ハンマー
シャンクストップレール、 33…打ち廻し、 34…
響板、35…レール上下機構、 43…消音レバー、
45…ボール、47…板バネ、53…ノブ、 60…ペ
ダルセンサ、 61…段付シャッタ、63…キーセン
サ、 71…コントロール部、 91…第2スピー
カ、93…マイクロホン、 95…加振器、
97…ピックアップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵盤を操作するとハンマー系が慣性運動
    して打弦する機構と、 ラウドペダルを操作するとダンパーが弦から離れるラウ
    ド状態を作り出す機構と、 押鍵・離鍵に関する動作を検出する鍵関連動作検出手段
    と、 該鍵関連動作検出手段からの情報に基づき、電子音源を
    制御して第1の楽音発生手段より該当する楽音を発生さ
    せる楽音発生制御手段と、 該楽音発生制御手段により前記電子音源を制御して演奏
    する際に、前記ハンマー系の動作を阻止する動作阻止手
    段とを備え、 該動作阻止手段は、前記ハンマー系が慣性運動を始めて
    から弦に当接するまでの間で前記ハンマー系の動作を阻
    止する位置に配設され、 前記鍵関連動作検出手段は、前記動作阻止手段によって
    前記ハンマー系の動作が阻止される前に、押鍵に関する
    動作の検出が完了する位置に配設されている複合ピアノ
    におけるラウド装置であって、 前記第1の楽音発生手段とは別の第2の楽音発生手段及
    び収音手段を響板上又は響板の近傍に配置すると共に、 前記ラウドペダルが操作されたことを検出するペダル操
    作検出手段と、 該ペダル操作検出手段からの情報により前記ラウド状態
    にある場合には、前記楽音発生制御手段を制御すること
    によって、前記第2の楽音発生手段からも押鍵情報に応
    じた楽音を発生させ、前記響板あるいは弦等と共鳴した
    音を前記収音手段より拾い、その拾った楽音を前記押鍵
    情報に対応する楽音とミキシングさせて前記第1の楽音
    発生手段より発音させるラウド制御手段と、 を備えたことを特徴とする複合ピアノのラウド装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の複合ピアノのラウ
    ド装置において、 前記第2の楽音発生手段の代わりに、楽音に対応する振
    動を前記響板に伝達する加振器を備え、 前記ラウド制御手段は、前記ラウド状態にある場合に
    は、前記楽音発生制御手段を制御することによって、前
    記加振器から押鍵情報に応じて発音すべき楽音に対応す
    る振動を発生させ、前記響板あるいは弦等と共鳴した音
    を前記収音手段より拾い、その拾った楽音を前記押鍵情
    報に対応する楽音とミキシングさせて前記第1の楽音発
    生手段より発音させるよう構成されたことを特徴とする
    複合ピアノのラウド装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2に記載の複合ピアノ
    のラウド装置において、 前記収音手段の代わりに、響板の振動を検出するピック
    アップを備え、 前記ラウド制御手段は、前記ラウド状態にある場合に
    は、前記楽音発生制御手段を制御することによって、前
    記第2の楽音発生手段から押鍵情報に対応する楽音を発
    生させるか又は前記加振器から対応する振動を発生さ
    せ、前記響板の振動を前記ピックアップによって検出
    し、その検出した振動に対応する楽音を前記押鍵情報に
    対応する楽音とミキシングさせて前記第1の楽音発生手
    段より発音させるよう構成されたことを特徴とする複合
    ピアノのラウド装置。
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