JPH0792659B2 - ウィンドウマスク制御方式 - Google Patents

ウィンドウマスク制御方式

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JPH0792659B2
JPH0792659B2 JP3018266A JP1826691A JPH0792659B2 JP H0792659 B2 JPH0792659 B2 JP H0792659B2 JP 3018266 A JP3018266 A JP 3018266A JP 1826691 A JP1826691 A JP 1826691A JP H0792659 B2 JPH0792659 B2 JP H0792659B2
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mask
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memory
area
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JP3018266A
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豊 蓮田
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PFU Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,マルチウィンドウ表示
を行う処理装置におけるウィンドウマスク制御方式に関
し,特にマスクデータの更新を効率化できるウィンドウ
マスク制御方式に関する。
【0002】マルチウィンドウ表示においては,複数の
ウィンドウを重畳させて表示する場合,裏側になったウ
ィンドウのデータのうち表側のウィンドウに重なる部分
に,あたかも表側のウィンドウに隠れて見えないかのよ
うに表示を禁止しなければならない。このようにウィン
ドウデータの一部の表示を禁止するためには,マスクデ
ータを用いてウィンドウデータをマスクする方法が一般
にとられている。
【0003】図4に,ウィンドウ重畳時のマスク処理の
具体例を示す。図4の(a)は,CRT画面上でウィン
ドウAとウィンドウBとが分離して表示されている状態
であり,ここでウィンドウAに対して矢印で示す方向に
ウィンドウを移動する指示が行われたものとする。図4
の(b)は,ウィンドウAがウィンドウBに重なった状
態であり,図中のCはウィンドウBの重なりのある領
域,DはウィンドウBの重なりのない領域を示してい
る。この領域Cのウィンドウデータを禁止するために領
域Cと同じ大きさのマスク操作領域をもつマスクデータ
が作成され,ウィンドウBのデータの読出し時にマスク
処理を行って,領域Cのデータが表示されないようにす
る。図4の(c)はこのマスク処理された結果のCRT
画面を示している。ところでウィンドウAを連続的に移
動させた場合には,ウィンドウBの重なり部分の領域C
の面積および形状も変化するため,マスクデータもそれ
につれて更新されなければならない。
【0004】図5は,このようなマスク処理を行うため
の従来のウィンドウマスク制御方式の説明図である。図
5において,1はバス,2,3はそれぞれウィンドウデ
ータ(A),(B)が格納されているフレームメモリ,
4はフレームメモリ3に組合わされたマスクメモリ,5
はフレームメモリ3とマスクメモリ4に接続されている
マスク回路,6はフレームメモリ2とフレームメモリ3
の読出しデータを合成するOR回路,7はCRTディス
プレイである。ここでは便宜上,ウィンドウデータ
(A),(B)は2値データとされ,OR回路6として
は論理和回路が使用されるが,ウィンドウデータ
(A),(B)を多値データとすることができる。しか
しその場合には,フレームメモリ2とマスク回路5の各
出力をD/A変換し,OR回路6にはアナログ型のもの
を用いる必要がある。
【0005】フレームメモリ2,3およびマスクメモリ
4に対しては,バス1からデータの読み書きR/Wが行
われる。ウィンドウAの移動処理時にウィンドウAとウ
ィンドウBとの間に重なりが生じている場合には,ウィ
ンドウAの移動につれてマスクメモリ4のマスクデータ
を更新しなければならない。マスクデータの更新は,マ
スクメモリ4のマスク操作領域Cに対応するアドレスに
データを書き込むことによって行われる。フレームメモ
リ2,3およびマスクメモリ4は同期して読出しアクセ
スされ,フレームメモリ3とマスクメモリ4からの読出
しデータは,マスク回路5に入力され,ウィンドウデー
タ(B)中のC領域のデータがマスクされ,D領域のデ
ータのみがOR回路6へ出力される。OR回路6は,フ
レームメモリ2からのウィンドウデータ(A)とマスク
回路5からのマスク処理されたウィンドウデータ(B)
とを合成してCRTディスプレイ8へ出力し,表示させ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のウィンドウマス
ク制御方式では,マスク処理時間中でマスクデータの更
新に要する処理時間が占める割合いがかなり大きく,マ
スクデータの更新量が多いほど応答が遅くなるという問
題があった。本発明は,マスクデータの更新に要する処
理時間の短縮を図ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は,マスクデータ
の更新に要する時間がマスク操作領域を変更する面積の
大きさにほぼ比例することに着目し,変更面積がウィン
ドウ面積の2分の1を超える場合にはウィンドウ面積の
2分の1以下である非マスク操作領域をマスク操作領域
として扱ってそのデータを更新し,マスクメモリからデ
ータを読出した後でビット値を反転することによって正
しいマスク操作領域のデータが効率的に得られるように
するものである。そのため本発明は,マスクメモリの読
出しデータのビットを反転,非反転する手段として排他
的論理和(EOR)回路を設け,そして反転,非反転を
指示する手段としてマスクデータ反転信号を設けるもの
である。
【0008】図1は,本発明の原理説明図である。図1
において,1はバス,2,3はフレームメモリ,4はマ
スクメモリ,5はマスク回路,6はOR回路,7はCR
Tディスプレイ,8はEOR回路,9はマスクデータ反
転信号である。1ないし7で示される要素の動作機能
は,図5の従来例に示されているものと同じであるため
説明を省略する。マスクメモリ4から読出されたマスク
データは,EOR回路8においてマスクデータ反転信号
9によって反転,非反転を制御され,マスクデータ反転
信号9が値“1”のとき反転,値“0”のとき非反転と
なる。マスクメモリ4のマスクデータを更新する処理は
図示されていないプログラムによって実行され,新マス
クデータと旧マスクデータの各マスク操作領域(C)の
間の差の面積,つまり変更を要するデータ量がウィンド
ウ面積(C+D)の2分の1の大きさを超える場合に非
マスク操作領域(D)の側をマスク操作領域に変換して
データ更新を行うとともに,マスクデータ反転信号9を
値“1”にする。これにより,マスクメモリ4から読出
されるマスクデータはマスク操作領域と非マスク操作領
域とが逆転した関係になっているが,EOR回路8を通
ることによって元の正しい関係に戻され,マスク回路5
に供給される。図1では便宜上旧マスクデータのマスク
操作領域の面積の大きさは零であったものとして示され
ている。このため非マスク操作領域(D)がマスク操作
領域に変換されてそこに“1”を書き込まれ,本来のマ
スク操作領域(C)は非マスク操作領域であるかのよう
に“0”クリアされている。
【0009】
【作用】本発明によれば,マスクデータの更新時に,変
更面積の算出やマスク操作領域の変換の必要,不必要の
判定などの処理を行うことが必要となるが,通常,マス
クメモリのアクセス処理に要する時間にくらべて高速に
実行できるため,変更面積がウィンドウ面積の2分の1
よりも大きいほど,ウィンドウマスク処理全体としての
処理時間は短縮される。
【0010】
【実施例】図2および図3により,本発明の実施例を説
明する。図2は本発明実施例装置の構成図,図3は本発
明実施例によるウィンドウマスク制御のフロー図であ
る。図2の実施例装置は,本体装置と画像合成装置とが
連係してマルチウィンドウ処理を行うシステムのもので
ある。図2において,10は本体装置,11は画像合成
装置,12はMPU,13はバス,14はフレームメモ
リ,15はCRTコントローラCRTC,16はD/A
コンバータ,17はMPU,18はROM,19はバ
ス,20はフレームメモリ,21はCRTC,22はマ
スクメモリ,23はEOR回路,24はウィンドウデー
タ反転フラグ,25はマスク回路,26はD/Aコンバ
ータ,27はアナログOR回路,28はCRTディスプ
レイである。
【0011】本体装置10は画像データの編集,管理な
どの処理を行い,マルチウィンドウ処理時には自身のフ
レームメモリ14を用いて1つのウィンドウの画像デー
タをCRTディスプレイ28に表示させるとともに,画
像合成装置11にコマンドで指示し,他のウィンドウの
画像データを転送してフレームメモリ20に格納させ,
CRTディスプレイ28に合成表示させる。このためC
RTC15からCRTC21にタイミング信号が送ら
れ,両装置内のCRT表示制御が同期化される。またこ
の実施例では画像データが多値データとなっており,そ
のためD/Aコンバータ16,26とアナログOR回路
27とが用いられている。本体装置10側でウィンドウ
の移動操作が行われたとき,ウィンドウ間の重畳による
ウィンドウマスク制御が必要かどうかの判定が行われ,
必要である場合には本体装置10から画像合成装置11
へマスクデータが送られる。マスクデータが更新される
場合も同様である。
【0012】画像合成装置11においてウィンドウマス
ク制御を含む全体の動作は,ROM18に格納されてい
る制御プログラムをMPU17が実行することにより行
われる。以下この制御プログラムの機能について図3の
フローを参照しながら説明する。本体装置10からマス
クデータを受信すると,現在マスクメモリ22に設定さ
れているマスクデータに対するマスク操作領域の変更面
積を算出する。次にこの算出した変更面積と予め判って
いるウィンドウの面積の2分の1の大きさとを比較し,
前者が大きい場合にはMPU17からウィンドウデータ
反転フラグ24をONにし,EOR回路23に入力され
るマスクデータ反転信号の値を“1”にする。次にマス
クメモリ22のマスク操作領域と非マスク操作領域とを
変換して必要とされる変更データの書込みを行い,続い
てフレームメモリ20とマスクメモリ22の読出しを行
う。このときマスクメモリ22から読出されたデータの
ビット値はEOR回路23で反転され,値“1”をもつ
ビット(マスクメモリ22から読出されたときは
“0”)によって,そのとき同時にフレームメモリ20
から読出されたウィンドウデータは禁止される。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば,マスクメモリに対する
マスク変更面積は最大でもウィンドウ面積の2分の1と
なるため,ウィンドウマスク制御の処理時間を大幅に短
縮することができ,応答時間が短縮して操作性が向上す
るとともに処理効率が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明実施例装置の構成図である。
【図3】本発明実施例によるウィンドウマスク制御のフ
ロー図である。
【図4】ウィンドウ重畳時のマスク処理の説明図であ
る。
【図5】従来のウィンドウマスク制御方式の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 バス 2,3 フレームメモリ 4 マスクメモリ 5 マスク回路 6 OR回路 7 CRTディスプレイ 8 EOR回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが1つのウィンドウデータを格
    納できる少くとも2つのフレームメモリと,フレームメ
    モリに格納されているウィンドウデータを読出し時にマ
    スク処理するためのマスクデータが格納される少くとも
    1つのマスクメモリとを有し,各フレームメモリのデー
    タを合成してマルチウィンドウ表示することが可能な処
    理装置において,マスクデータの反転あるいは非反転を
    指示するマスクデータ反転信号と,マスクメモリから読
    出されたマスクデータをマスクデータ反転信号の値にし
    たがって反転あるいは非反転とする排他的論理和回路
    と,排他的論理和回路から出力されるマスクデータを用
    いてフレームメモリの1つから読出されるウィンドウデ
    ータをマスクするマスク回路とをそなえ,マスクメモリ
    のマスクデータを更新する際,マスク操作領域の変更面
    積がウィンドウの面積の2分の1の大きさを超えるかど
    うかを調べ,ウィンドウの面積の2分の1の大きさを超
    える場合には,マスクデータ反転信号を反転指示とする
    とともに,マスクデータの非マスク操作領域とマスク操
    作領域とを逆に変換してマスクメモリへの書込みを行
    い,読出したマスクデータは排他的論理和回路において
    反転されるようにしたことを特徴とするウィンドウマス
    ク制御方式。
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JPH04243292A JPH04243292A (ja) 1992-08-31
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