JPH0791794A - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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Publication number
JPH0791794A
JPH0791794A JP25778493A JP25778493A JPH0791794A JP H0791794 A JPH0791794 A JP H0791794A JP 25778493 A JP25778493 A JP 25778493A JP 25778493 A JP25778493 A JP 25778493A JP H0791794 A JPH0791794 A JP H0791794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom plate
duct
heat insulating
blower
insulating wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25778493A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Kubota
利明 久保田
Hideya Ikeda
秀也 池田
Kazuo Tetsukawa
和夫 鉄川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP25778493A priority Critical patent/JPH0791794A/ja
Publication of JPH0791794A publication Critical patent/JPH0791794A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 底板隅部の掃除を円滑に行え、貯蔵室内を常
に清潔に維持できるようにしたショーケースを提供す
る。 【構成】 ショーケース1の断熱壁2の内側に間隔を存
して仕切板4と底板9を設けることにより貯蔵室11と
ダクト7とを区画形成する。ダクト7内に冷却器27と
送風機24を設置し、この送風機24により冷却器27
と熱交換した冷気を貯蔵室11内に循環する。底板9の
縁部を所定の曲率半径にて上方に立ち上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断熱壁の内側に設けた
仕切板と底板により貯蔵室とダクトとを区画形成して成
るショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種ショーケースは、例えば実開
平4−129084号公報(F25D17/08)に示
されるように、断面略コ字状の断熱壁の内側に間隔を存
して仕切板と底板を設け、これらの内側を貯蔵室と成す
と共に、外側の断熱壁との間をダクトとしている。一
方、断熱壁の開口上下縁にはダクトに連通した吐出口と
吸込口をそれぞれ形成すると共に、背面に位置するダク
ト内には冷却器を、底板下方に位置するダクト内には送
風機をそれぞれ設置し、この送風機により冷却器と熱交
換した冷気を吐出口より吸込口に向かって吐出し、開口
にエアーカーテンを形成しつつ貯蔵室を冷却していた。
【0003】図4に係る従来のショーケース100下部
の一部切欠斜視図を示している。断面略コ字状の断熱壁
101(尚、この断熱壁101の両側には図示しない側
板が取り付けられる。)の背面内側には背部仕切板10
2が断熱壁101の背面と間隔を存して取り付けられて
おり、断熱壁101の開口下縁の図示しない吸込口には
複数のスリットを穿設した吸込口カバー103が設けら
れている。背部仕切板102の下縁には前方に直角に折
曲されたフランジ102Aが形成されており、吸込口カ
バー103の後壁下縁には後方に直角に折曲されたフラ
ンジ103Aが形成されている。
【0004】そして、これらフランジ102A及び10
3A上に前後縁をそれぞれ載置されることにより底板1
04が設置されている。この底板104は平板状鋼板の
前後縁を下側に矩形状に折り返して形成されており、こ
の折り返した部分の下辺フランジ104A、104Aが
前記背部仕切板102のフランジ102A及び吸込口カ
バー103のフランジ103A上に載置されている。こ
の底板104と断熱壁101との間にも間隔が形成さ
れ、これら底板104及び背部仕切板102等の内側に
貯蔵室106が形成され、それらの外側の断熱壁101
との間にダクト107が区画形成されている。
【0005】底板104の下方後部に位置するダクト1
07内には、断熱壁101上に図示しない前述の送風機
のファンケース108が設置されており、このファンケ
ース108の前方に位置する断熱壁101上にはドレン
受け109が形成されている。そして、背部仕切板10
2の背方に位置するダクト107内には図示しない前述
の冷却器が設置され、前記送風機によりこの冷却器と熱
交換した冷気を前記開口上縁の図示しない吐出口より吸
込口に向かって吐出することにより、開口にエアーカー
テンを形成しつつ貯蔵室106内を冷却している。ま
た、冷却器からの除霜水や吸込口カバー103からの結
露水等は、下方の排水受け109に受容され、図示しな
い排水ホースよりショーケース100外に排出されるよ
う構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のシ
ョーケース100では底板106が平板状を成してお
り、その上面は背部仕切板102及び吸込口カバー10
3と直角を成して当接していた。そのため、この底板1
06上に商品のカスや塵埃等が落下した場合、その前後
隅部においては掃除が著しく困難となっており、貯蔵室
106内が不衛生となる問題があった。特に、牛乳等の
液体が底板上に零れた場合には、後端の背部仕切板10
2との隙間から下方のファンケース108上にこれら液
体が容易に滴下してしまい、送風機が漏電故障を起こす
等の不都合も生じていた。
【0007】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、底板隅部の掃除を円滑に
行え、貯蔵室内を常に清潔に維持できるようにしたショ
ーケースを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明のショーケ
ース1は、断熱壁2の内側に間隔を存して仕切板4と底
板9を設けることにより貯蔵室11とダクト7とを区画
形成すると共に、ダクト7内に冷却器27と送風機24
を設置し、この送風機24により冷却器27と熱交換し
た冷気を貯蔵室11内に循環して成るものであって、底
板9の縁部を所定の曲率半径にて上方に立ち上げたもの
である。
【0009】
【作用】本発明のショーケース1によれば、底板9の縁
部が所定の曲率半径にて上方に立ち上げられているの
で、底板9隅部の塵埃やカス、或いは牛乳等の液体を円
滑に拭き取ることが可能となる。それによって、貯蔵室
11内を常に清潔に維持することができるようになる。
特に、底板9上に前記牛乳等が零れても、その縁部は上
方に立ち上げられているから、下方のダクト内に滴下し
難く、従って、従来の如き送風機24の故障等の不都合
も未然に防止することができる。
【0010】
【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明のショーケース1の斜視図、図2はシ
ョーケース1の縦断側面図、図3はショーケース1の断
熱壁2下部の一部切欠斜視図をそれぞれ示している。本
発明のショーケース1は断面略コ字状の断熱壁2と、こ
の断熱壁2の両側に取り付けられた側板3、3とから構
成されている。断熱壁2の内側にはそれぞれ間隔を存し
て仕切板4、6が取り付けられ、これら仕切板4及び6
間を内層ダクト7、外側の仕切板6と断熱壁2間を外層
ダクト8としている。
【0011】内側の仕切板4を構成する背部仕切板10
の下端前方には底板9が断熱壁2の底壁2Aとの間にダ
クト用の間隔を存して取り付けられており、これら仕切
板4及び底板9の内側を貯蔵室11としている。断熱壁
2の前面開口12の上縁にはハニカム材13、14がそ
れぞれ取り付けられた内層吐出口16及び外層吐出口1
7が並設されており、これら内層吐出口16及び外層吐
出口17は内層ダクト7及び外層ダクト8にそれぞれ連
通している。開口12の下縁には内層吸込口18と外層
吸込口19が並設されており、両吸込口18、19には
複数のスリット21・・が穿設された吸込口カバー22
が設けられている。
【0012】一方、底板9下方後部には断熱壁2の底壁
2A上にファンケース23が設置されており、このファ
ンケース23には送風機24が内層用及び外層用に複数
台取り付けられている。また、底板9下方の空間は区画
部材26(図3には図示せず)によって二つのダクトに
区画されており、前記内層吸込口18は内層用の送風機
24を経て内層ダクト7に、前記外層吸込口19は外層
用の送風機24を経て外層ダクト8に連通せられてい
る。
【0013】背部仕切板10後方の内層ダクト7内には
冷却装置の冷却器27が縦設されており、前記内層用の
送風機24が運転されると冷却器27と熱交換した冷気
は図2中破線矢印の如く内層ダクト7内を上昇せられ、
内層吐出口16より内層吸込口18に向かって吐出され
る。そして、内層吸込口18から吸い込まれた冷気は再
び送風機24によって加速される。一方、前記外層用の
送風機24が運転されると外層ダクト8内の空気は図2
中実線矢印の如く外層ダクト8内を上昇せられ、外層吐
出口17より外層吸込口19に向かって吐出される。そ
して、外層吸込口19から吸い込まれた空気は再び送風
機24によって加速される。これによって、開口12に
は前後二重のエアーカーテンが形成され、内側の冷気エ
アーカーテンの一部が貯蔵室11内に循環されて貯蔵室
11は冷却される。
【0014】貯蔵室11の両側背部にはサイドフレーム
28が位置しており、このサイドフレーム28の後辺の
前面には所定間隔で係合孔29が複数形成されている。
この係合孔29・・には複数のブラケット31・・の後
端が着脱自在に係合されており、左右一対のブラケット
31、31上にはそれぞれ棚32が取り付けられて貯蔵
室11内に架設されている。また、断熱壁2の天壁2B
前端には反射板33が取り付けられており、この反射板
33にはブラケット34により上下二本の蛍光灯36、
37が左右に渡って取り付けられ、反射板33の前面に
は温度計38が設けられている。そして、蛍光灯36、
37の前方には半透明のシェード39が取り付けられ、
蛍光灯36、37は点灯して貯蔵室11内を照明すると
共に、前方のシェード39を後方より照らし出す。
【0015】一方、断熱壁2の底壁2A上面はファンケ
ース23の前方に向かって低く傾斜しており、その最下
部にドレン受け41が形成され、ドレン受け41には排
水ホース42に連通した排水孔43が形成されている。
冷却器27に成長した着霜は図示しない除霜ヒーターに
よって加熱融解されるが、この除霜水は底壁2A上面を
流下してドレン受け41に集まり、排水孔43から排水
ホース42に流入して廃棄される。また、内層吸込口1
8及び外層吸込口19から流下した結露水等もその下方
のドレン受け41に集められ、同様に排水される。
【0016】前記背部仕切板10の下縁には図3の如く
前方に開口した断面略矩形状の溝51が左右に渡って形
成されている。前記底板9は塗装鋼板からなり、その後
縁は所定の曲率半径にて上方に立ち上げられてその隅部
を湾曲部Rとされており、この湾曲部Rの上縁は後方に
折曲され、更に下方に屈曲されて屈曲部44とされてい
る。この底板9の前縁には下方に落ち込んだ段差部46
が形成されており、係る底板9は後部の屈曲部44を背
部仕切板10の溝51内に挿入して係合すると共に、左
右縁部を前記サイドフレーム28の一部に載置すること
により底壁2A上方に取り付けられる。このとき、前端
の段差部46は底壁2Aのドレン受け41上方に位置す
る。
【0017】一方、前記吸込口カバー22の後壁52下
部も所定の曲率半径で後方に折曲されてその隅部を湾曲
部Rとされており、この湾曲部Rからは後方に向かって
水平に延在するフランジ53が形成され、このフランジ
53の先端は下方に直角に折曲されて折曲部54とされ
ている。係る吸込口カバー22は前端を断熱壁2の開口
12の下縁内面に、左右縁部を前記サイドフレーム28
の一部に載置すると共に、後端の折曲部54を前記底板
9の段差部46に載置することにより取り付けられ、内
外層吸込口18、19を被覆する。このとき、吸込口カ
バー22のフランジ53は底板9と面一となり、底板9
と共に商品の載置面を形成する。
【0018】以上の構成にて底板9及びフランジ53上
に塵埃や商品のカス等が落下して汚れた場合には、それ
らを除去する必要があるが、このとき、底板9の後縁隅
部及びフランジ53の前縁隅部には所定曲率半径の湾曲
部Rがそれぞれ形成されているので、これら隅部の塵埃
や汚れを極めて円滑に拭き取ることができる。従って、
貯蔵室11内を常に清潔に維持することが可能となる。
また、底板9上に牛乳等の液体が零れた場合にも、底板
9の後縁は立ち上げられているので、底板9の後部から
下方のファンケース23上にこれら液体が滴下すること
はない。従って、送風機24の漏電故障等も発生し難く
なる。
【0019】ここで、底板9の前部及びフランジ53に
零れた液体は折曲部54と段差部46の当接部分から下
方に滴下するが、段差部46の下方にはドレン受け41
が位置しているので、これら液体はこのドレン受け41
に受容されて廃棄される。従って、ファンケース23の
送風機24に滴下する危険性はない。また、ドレン受け
41を掃除する場合には、吸込口カバー22を取り外す
ことにより容易に行うことができ、送風機24のメンテ
ナンス等を行う場合には、更に底板9を取り外すことに
より容易に行うことができる。
【0020】尚、実施例では底板9と吸込口カバー22
のフランジ53により商品の載置面を形成したが、それ
に限らず、湾曲部Rを含む吸込口カバー22のフランジ
53部分を底板9と一体に形成しても差し支えない。そ
の場合には、当然に底板9の前縁も所定の曲率半径にて
上方に立ち上げられ、その隅部に湾曲部Rが形成される
ことになる。また、底板9は前後のみならず、左右縁も
所定の曲率半径にて上方に立ち上げて差し支えない。更
に、実施例では内外二層のダクト7、8を形成して開口
12に二層のエアーカーテンを形成したが、それに限ら
ず、ダクト7のみで一層のみのエアーカーテンを形成し
ても差し支えない。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、ショーケースの底板の
縁部が所定の曲率半径にて上方に立ち上げられているの
で、底板隅部の塵埃等を円滑に拭き取ることが可能とな
り、それによって、貯蔵室内を常に清潔に維持すること
ができるようになる。特に、底板上に液体が零れても、
その縁部は上方に立ち上げられているので、下方のダク
ト内に滴下し難く、従って、ダクト内の送風機の故障等
も未然に防止することができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケースの斜視図である。
【図2】本発明のショーケースの縦断側面図である。
【図3】本発明のショーケースの断熱壁下部の一部切欠
斜視図である。
【図4】従来のショーケースの断熱壁下部の一部切欠斜
視図である。
【符号の説明】
1 ショーケース 2 断熱壁 4 仕切板 7 内層ダクト 8 外層ダクト 9 底板 10 背部仕切板 11 貯蔵室 24 送風機 27 冷却器 R 湾曲部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱壁の内側に間隔を存して仕切板と底
    板を設けることにより貯蔵室とダクトとを区画形成する
    と共に、前記ダクト内に冷却器と送風機を設置し、該送
    風機により前記冷却器と熱交換した冷気を前記貯蔵室内
    に循環して成るショーケースにおいて、前記底板の縁部
    を所定の曲率半径にて上方に立ち上げたことを特徴とす
    るショーケース。
JP25778493A 1993-09-21 1993-09-21 ショーケース Pending JPH0791794A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25778493A JPH0791794A (ja) 1993-09-21 1993-09-21 ショーケース

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JP25778493A JPH0791794A (ja) 1993-09-21 1993-09-21 ショーケース

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JPH0791794A true JPH0791794A (ja) 1995-04-04

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ID=17311061

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JP25778493A Pending JPH0791794A (ja) 1993-09-21 1993-09-21 ショーケース

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