JPH07218101A - ショーケース等の排水装置 - Google Patents
ショーケース等の排水装置Info
- Publication number
- JPH07218101A JPH07218101A JP6027489A JP2748994A JPH07218101A JP H07218101 A JPH07218101 A JP H07218101A JP 6027489 A JP6027489 A JP 6027489A JP 2748994 A JP2748994 A JP 2748994A JP H07218101 A JPH07218101 A JP H07218101A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain
- drainage
- hole
- seal
- screen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2321/00—Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2321/14—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
- F25D2321/146—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the pipes or pipe connections
Landscapes
- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドレンの量が減少した場合にも、排水経路か
らの悪臭の流入を防止することができるショーケース等
の排水装置を提供する。 【構成】 排水孔45及びそれに連通接続された排水ホ
ース43等から構成された排水経路を介し、冷却器等か
らのドレンを排出する。排水孔45を覆って着脱可能に
設けられ、排水孔45への塵埃の侵入を阻止するための
ドレンスクリーン46と、このドレンスクリーン46の
下端部に設けられ、排水経路の内壁面に当接、若しく
は、近接する可撓性を有したドレンシール47を備え
る。
らの悪臭の流入を防止することができるショーケース等
の排水装置を提供する。 【構成】 排水孔45及びそれに連通接続された排水ホ
ース43等から構成された排水経路を介し、冷却器等か
らのドレンを排出する。排水孔45を覆って着脱可能に
設けられ、排水孔45への塵埃の侵入を阻止するための
ドレンスクリーン46と、このドレンスクリーン46の
下端部に設けられ、排水経路の内壁面に当接、若しく
は、近接する可撓性を有したドレンシール47を備え
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排水孔と排水ホース等
から構成した排水経路を介して冷却器等からのドレンを
排出するショーケース等の排水装置に関するものであ
る。
から構成した排水経路を介して冷却器等からのドレンを
排出するショーケース等の排水装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりショーケース等においては、例
えば特公平4−51751号公報(F25D21/1
4)に示されるように、冷却管等の冷却器にて庫内を冷
却しており、この冷却器に付着成長する霜の融解水、或
いは、庫内に収納した商品からの水(以下、これらをド
レンと称する。)は、排水孔に集め、この排水孔の下端
に接続されて庫外に引き出された排水ホースを介して排
出されていた。
えば特公平4−51751号公報(F25D21/1
4)に示されるように、冷却管等の冷却器にて庫内を冷
却しており、この冷却器に付着成長する霜の融解水、或
いは、庫内に収納した商品からの水(以下、これらをド
レンと称する。)は、排水孔に集め、この排水孔の下端
に接続されて庫外に引き出された排水ホースを介して排
出されていた。
【0003】ところで、このような排水経路を構成する
排水ホース内では種々の悪臭が発生し、それが排水孔か
ら庫内に逆流して臭いが商品に移ったり、顧客に不快感
を与える危険性があるため、通常排水ホースの途中に
は、排水孔に近い位置において前記公報の如くUトラッ
プ部を形成し、そこに排水孔から流入したドレンを一旦
貯留した後、排出することによって排水ホース内を液封
する構成とされていた。
排水ホース内では種々の悪臭が発生し、それが排水孔か
ら庫内に逆流して臭いが商品に移ったり、顧客に不快感
を与える危険性があるため、通常排水ホースの途中に
は、排水孔に近い位置において前記公報の如くUトラッ
プ部を形成し、そこに排水孔から流入したドレンを一旦
貯留した後、排出することによって排水ホース内を液封
する構成とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冬場の
外気条件が低温低湿の環境においては、冷却器等からの
霜の融解水も減少するため、ドレンの量が少なくなり、
Uトラップ部内のドレンが枯渇或いは著しく減少して液
封が成されなくなる問題が生じていた。
外気条件が低温低湿の環境においては、冷却器等からの
霜の融解水も減少するため、ドレンの量が少なくなり、
Uトラップ部内のドレンが枯渇或いは著しく減少して液
封が成されなくなる問題が生じていた。
【0005】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、ドレンの量が減少した場
合にも、排水経路からの悪臭の流入を防止することがで
きるショーケース等の排水装置を提供することを目的と
する。
るために成されたものであり、ドレンの量が減少した場
合にも、排水経路からの悪臭の流入を防止することがで
きるショーケース等の排水装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明のショーケ
ース等の排水装置は、排水孔及びそれに連通接続された
排水ホース等から構成された排水経路を介し、冷却器等
からのドレンを排出するものであって、排水孔を覆って
着脱可能に設けられ、排水孔への塵埃の侵入を阻止する
ためのドレンスクリーンと、このドレンスクリーンの下
端部に設けられ、排水経路の内壁面に当接、若しくは、
近接する可撓性を有したドレンシールとを備えているも
のである。
ース等の排水装置は、排水孔及びそれに連通接続された
排水ホース等から構成された排水経路を介し、冷却器等
からのドレンを排出するものであって、排水孔を覆って
着脱可能に設けられ、排水孔への塵埃の侵入を阻止する
ためのドレンスクリーンと、このドレンスクリーンの下
端部に設けられ、排水経路の内壁面に当接、若しくは、
近接する可撓性を有したドレンシールとを備えているも
のである。
【0007】請求項2の発明のショーケース等の排水装
置は、冷却器等からのドレンを排水孔より排出するもの
であって、ショーケース等の断熱壁を貫通して設けら
れ、上端に排水孔を構成するドレンソケットと、このド
レンソケットの下端に接続された排水ホースと、排水孔
を覆って着脱可能に設けられ、排水孔への塵埃の侵入を
阻止するためのドレンスクリーンと、このドレンスクリ
ーンの下端部に設けられ、ドレンソケット内に挿入され
てドレンソケットの内壁面に当接、若しくは、近接する
可撓性を有したドレンシールとを備えているものであ
る。
置は、冷却器等からのドレンを排水孔より排出するもの
であって、ショーケース等の断熱壁を貫通して設けら
れ、上端に排水孔を構成するドレンソケットと、このド
レンソケットの下端に接続された排水ホースと、排水孔
を覆って着脱可能に設けられ、排水孔への塵埃の侵入を
阻止するためのドレンスクリーンと、このドレンスクリ
ーンの下端部に設けられ、ドレンソケット内に挿入され
てドレンソケットの内壁面に当接、若しくは、近接する
可撓性を有したドレンシールとを備えているものであ
る。
【0008】また、請求項3の発明のショーケース等の
排水装置は上記各発明において、ドレンシールの縁部に
は内方に切れ込んだスリットを形成したものである。
排水装置は上記各発明において、ドレンシールの縁部に
は内方に切れ込んだスリットを形成したものである。
【0009】
【作用】本発明のショーケース等の排水装置によれば、
排水孔からドレンスクリーンを経て排水経路(ドレンソ
ケット内)に流入したドレンは、ドレンシールに至る。
このドレンシールは排水経路(ドレンソケット)の内壁
面に当接、若しくは、近接しているため、ドレンは一旦
ドレンシール上にてせき止められる。そして、このドレ
ンシールは可撓性を有しているため、ドレンがある程度
溜まったところでその重さによりドレンシールは下方に
折れ曲がり、それによってせき止められていたドレンは
ドレンシール下方の排水経路(排水ホース)へと流下し
て行く。
排水孔からドレンスクリーンを経て排水経路(ドレンソ
ケット内)に流入したドレンは、ドレンシールに至る。
このドレンシールは排水経路(ドレンソケット)の内壁
面に当接、若しくは、近接しているため、ドレンは一旦
ドレンシール上にてせき止められる。そして、このドレ
ンシールは可撓性を有しているため、ドレンがある程度
溜まったところでその重さによりドレンシールは下方に
折れ曲がり、それによってせき止められていたドレンは
ドレンシール下方の排水経路(排水ホース)へと流下し
て行く。
【0010】ドレンシールは排水経路(ドレンソケッ
ト)の内壁面に当接、若しくは、近接しているため、ド
レン水が流下した後にも排水経路(ドレンソケット)内
はドレンシールによって封止される(近接している場合
にはドレンシールと排水経路間に水膜が形成される)。
ト)の内壁面に当接、若しくは、近接しているため、ド
レン水が流下した後にも排水経路(ドレンソケット)内
はドレンシールによって封止される(近接している場合
にはドレンシールと排水経路間に水膜が形成される)。
【0011】従って、冬場等にドレンの量が著しく減少
して排水経路(排水ホース)に通常設けられるUトラッ
プ部内のドレンが枯渇、或いは、減少した場合にも、排
水経路から庫内に流入する悪臭を阻止することができる
ようになる。また、ドレンシールはドレンスクリーンと
共に着脱できるので、清掃も簡単に行えるようになり、
衛生管理も容易となる。
して排水経路(排水ホース)に通常設けられるUトラッ
プ部内のドレンが枯渇、或いは、減少した場合にも、排
水経路から庫内に流入する悪臭を阻止することができる
ようになる。また、ドレンシールはドレンスクリーンと
共に着脱できるので、清掃も簡単に行えるようになり、
衛生管理も容易となる。
【0012】特に、請求項3の発明の如くドレンシール
の縁部に、内方に切れ込んだスリットを形成すれば、ド
レンシール上からドレンが落下し易くなり、ドレンの排
出を更に円滑なものとすることができる。尚、この場合
にもスリットはドレンによって液封されるので、排水経
路の封止には支障を来さない。
の縁部に、内方に切れ込んだスリットを形成すれば、ド
レンシール上からドレンが落下し易くなり、ドレンの排
出を更に円滑なものとすることができる。尚、この場合
にもスリットはドレンによって液封されるので、排水経
路の封止には支障を来さない。
【0013】
【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明を適用するショーケース1の縦断側面
図、図2はショーケース1の排水孔45部分の縦断正面
図、図3は同部分の平面図、図4は同部分の一部切欠平
面図である。本発明のショーケース1は断面略コ字状の
断熱壁2と、この断熱壁2の両側に取り付けられた図示
しない側板とから構成されている。断熱壁2の内側には
それぞれ間隔を存して仕切板4、6が取り付けられ、こ
れら仕切板4及び6間を内層ダクト7、外側の仕切板6
と断熱壁2間を外層ダクト8としている。
る。図1は本発明を適用するショーケース1の縦断側面
図、図2はショーケース1の排水孔45部分の縦断正面
図、図3は同部分の平面図、図4は同部分の一部切欠平
面図である。本発明のショーケース1は断面略コ字状の
断熱壁2と、この断熱壁2の両側に取り付けられた図示
しない側板とから構成されている。断熱壁2の内側には
それぞれ間隔を存して仕切板4、6が取り付けられ、こ
れら仕切板4及び6間を内層ダクト7、外側の仕切板6
と断熱壁2間を外層ダクト8としている。
【0014】内側の仕切板4を構成する背部仕切板10
の下端前方には底板9が断熱壁2の底壁2Aとの間にダ
クト用の間隔を存して取り付けられており、これら仕切
板4及び底板9の内側を貯蔵室11としている。断熱壁
2の前面開口12の上縁にはハニカム材13、14がそ
れぞれ取り付けられた内層吐出口16及び外層吐出口1
7が並設されており、これら内層吐出口16及び外層吐
出口17は内層ダクト7及び外層ダクト8にそれぞれ連
通している。そして、開口12の下縁には吸込口18が
形成されている。
の下端前方には底板9が断熱壁2の底壁2Aとの間にダ
クト用の間隔を存して取り付けられており、これら仕切
板4及び底板9の内側を貯蔵室11としている。断熱壁
2の前面開口12の上縁にはハニカム材13、14がそ
れぞれ取り付けられた内層吐出口16及び外層吐出口1
7が並設されており、これら内層吐出口16及び外層吐
出口17は内層ダクト7及び外層ダクト8にそれぞれ連
通している。そして、開口12の下縁には吸込口18が
形成されている。
【0015】一方、底板9下方後部には断熱壁2の底壁
2A上にファンケース23が設置されており、このファ
ンケース23には送風機24が内層用及び外層用に複数
台取り付けられている。また、底板9下方の空間は区画
部材によって二つのダクトに区画されており、前記吸込
口18は内層用と外層用に別れ、内層用は内層用の送風
機24を経て内層ダクト7に、外層用は外層用の送風機
24を経て外層ダクト8にそれぞれ連通せられている。
2A上にファンケース23が設置されており、このファ
ンケース23には送風機24が内層用及び外層用に複数
台取り付けられている。また、底板9下方の空間は区画
部材によって二つのダクトに区画されており、前記吸込
口18は内層用と外層用に別れ、内層用は内層用の送風
機24を経て内層ダクト7に、外層用は外層用の送風機
24を経て外層ダクト8にそれぞれ連通せられている。
【0016】背部仕切板10後方の内層ダクト7内には
冷却装置の冷却器27が縦設されており、前記内層用の
送風機24が運転されると冷却器27と熱交換した冷気
は内層ダクト7内を上昇せられ、内層吐出口16より吸
込口18に向かって吐出される。そして、吸込口18か
ら吸い込まれた冷気は再び送風機24によって加速され
る。一方、前記外層用の送風機24が運転されると外層
ダクト8内の空気は外層ダクト8内を上昇せられ、外層
吐出口17より吸込口18に向かって吐出される。そし
て、吸込口18から吸い込まれた空気は再び送風機24
によって加速される。これによって、開口12には前後
二重のエアーカーテンが形成され、内側の冷気エアーカ
ーテンの一部が貯蔵室11内に循環されて貯蔵室11は
冷却される。
冷却装置の冷却器27が縦設されており、前記内層用の
送風機24が運転されると冷却器27と熱交換した冷気
は内層ダクト7内を上昇せられ、内層吐出口16より吸
込口18に向かって吐出される。そして、吸込口18か
ら吸い込まれた冷気は再び送風機24によって加速され
る。一方、前記外層用の送風機24が運転されると外層
ダクト8内の空気は外層ダクト8内を上昇せられ、外層
吐出口17より吸込口18に向かって吐出される。そし
て、吸込口18から吸い込まれた空気は再び送風機24
によって加速される。これによって、開口12には前後
二重のエアーカーテンが形成され、内側の冷気エアーカ
ーテンの一部が貯蔵室11内に循環されて貯蔵室11は
冷却される。
【0017】一方、貯蔵室11内には上下に複数段の棚
31・・が架設されている。また、断熱壁2の天壁2B
前端には反射板33が取り付けられ、この反射板33の
前端にはアクリル乳白半透明板から成る透光性のシェー
ド39が取り付けられている。そして、このシェード3
9と反射板33の間の凹所内には、上下2本の蛍光灯3
6、37がクリップ53及び54により取り付けられて
いる。
31・・が架設されている。また、断熱壁2の天壁2B
前端には反射板33が取り付けられ、この反射板33の
前端にはアクリル乳白半透明板から成る透光性のシェー
ド39が取り付けられている。そして、このシェード3
9と反射板33の間の凹所内には、上下2本の蛍光灯3
6、37がクリップ53及び54により取り付けられて
いる。
【0018】他方、断熱壁2の底壁2A上面はファンケ
ース23の前方に向かって低く傾斜しており、その最下
部には図3及び図4の如くドレン受け溝41が左右に渡
って形成されている。そして、このドレン受け溝41中
で最も低くなる位置の裏面には、底壁2Aを上下に貫通
する内部中空円筒状のドレンソケット42が取り付けら
れ、このドレンソケット42の上端に底壁2A上に開口
した排水孔45が形成されると共に、ドレンソケット4
2の下端は底壁2A下方に突出している。
ース23の前方に向かって低く傾斜しており、その最下
部には図3及び図4の如くドレン受け溝41が左右に渡
って形成されている。そして、このドレン受け溝41中
で最も低くなる位置の裏面には、底壁2Aを上下に貫通
する内部中空円筒状のドレンソケット42が取り付けら
れ、このドレンソケット42の上端に底壁2A上に開口
した排水孔45が形成されると共に、ドレンソケット4
2の下端は底壁2A下方に突出している。
【0019】このドレンソケット42は硬質合成樹脂等
にて成形されており、その下端部には更にゴム製の排水
ホース43が下方から連通接続される。この排水ホース
43の途中は図2の如く上下に屈曲されており、それに
よって当該屈曲部分にはUトラップ部44が形成されて
いる。このUトラップには排水孔45から流入したドレ
ンが一旦貯留され、それによって、排水ホース43内を
液封し、排水ホース43からの悪臭が排水孔45方向に
至るのを阻止する役割を果たす。そして、これらドレン
ソケット42と排水ホース43にてショーケース1の排
水経路が構成されている。
にて成形されており、その下端部には更にゴム製の排水
ホース43が下方から連通接続される。この排水ホース
43の途中は図2の如く上下に屈曲されており、それに
よって当該屈曲部分にはUトラップ部44が形成されて
いる。このUトラップには排水孔45から流入したドレ
ンが一旦貯留され、それによって、排水ホース43内を
液封し、排水ホース43からの悪臭が排水孔45方向に
至るのを阻止する役割を果たす。そして、これらドレン
ソケット42と排水ホース43にてショーケース1の排
水経路が構成されている。
【0020】更に、前記排水孔45には上からドレンス
クリーン46が着脱可能に載置されて覆われる。このド
レンスクリーン46も硬質合成樹脂にて成形され、略円
柱状の本体46Aと、この本体46Aを中心として前記
排水受け溝41の傾斜に沿い、左右に延在した延在部4
6B、46Bとから成り、本体46A及び延在部46B
は相互に所定の間隔を存して形成された複数の桟によっ
て構成されている。それによって、ドレンスクリーン4
6はドレンに含まれる比較的大きい塵埃をせき止め、排
水孔45から排水ホース43に流れ込まないように阻止
する役割を果たす。
クリーン46が着脱可能に載置されて覆われる。このド
レンスクリーン46も硬質合成樹脂にて成形され、略円
柱状の本体46Aと、この本体46Aを中心として前記
排水受け溝41の傾斜に沿い、左右に延在した延在部4
6B、46Bとから成り、本体46A及び延在部46B
は相互に所定の間隔を存して形成された複数の桟によっ
て構成されている。それによって、ドレンスクリーン4
6はドレンに含まれる比較的大きい塵埃をせき止め、排
水孔45から排水ホース43に流れ込まないように阻止
する役割を果たす。
【0021】このドレンスクリーン46の下端部には更
にドレンシール47が取り付けられる。このドレンシー
ル47は、可撓性を有したゴムにて成形されており、上
下に延在する本体柱部47Aと、この本体柱部47Aの
上端に形成された楔部47Bと、本体柱部47Aの下端
に水平方向に張り出して形成された薄肉円盤状の可撓性
封止ヒレ部47Cとから成る。
にドレンシール47が取り付けられる。このドレンシー
ル47は、可撓性を有したゴムにて成形されており、上
下に延在する本体柱部47Aと、この本体柱部47Aの
上端に形成された楔部47Bと、本体柱部47Aの下端
に水平方向に張り出して形成された薄肉円盤状の可撓性
封止ヒレ部47Cとから成る。
【0022】この封止ヒレ部47Cには、その縁部から
内方に切れ込んだ複数のスリット48・・が形成されて
いる。そして、前記楔部47Bをドレンスクリーン46
の本体46Aの底壁46Cに形成した透孔49に挿入係
合して、ドレンシール47はドレンスクリーン46に取
り付けられる。
内方に切れ込んだ複数のスリット48・・が形成されて
いる。そして、前記楔部47Bをドレンスクリーン46
の本体46Aの底壁46Cに形成した透孔49に挿入係
合して、ドレンシール47はドレンスクリーン46に取
り付けられる。
【0023】このようにドレンシール47が取り付けら
れたドレンスクリーン46は、ドレンシール47及び本
体46Aを排水孔45からドレンソケット42内に挿入
するかたちで排水受け溝41上に載置されて排水孔45
を覆う。この状態で、ドレンシール47の周縁部はドレ
ンソケット42の内壁面に当接、若しくは極めて近接し
ている。
れたドレンスクリーン46は、ドレンシール47及び本
体46Aを排水孔45からドレンソケット42内に挿入
するかたちで排水受け溝41上に載置されて排水孔45
を覆う。この状態で、ドレンシール47の周縁部はドレ
ンソケット42の内壁面に当接、若しくは極めて近接し
ている。
【0024】前記冷却器27に成長した着霜は図示しな
い除霜ヒーターによって加熱融解されるが、この除霜水
や貯蔵室11に収納した商品からの水(これらを総称し
てドレンと云う)は、底壁2A上面を流下してドレン受
け溝41に集まり、排水孔45に流入する。排水孔45
に流入したドレン中の比較的大きな塵埃はこのドレンス
クリーン46によって阻止される。
い除霜ヒーターによって加熱融解されるが、この除霜水
や貯蔵室11に収納した商品からの水(これらを総称し
てドレンと云う)は、底壁2A上面を流下してドレン受
け溝41に集まり、排水孔45に流入する。排水孔45
に流入したドレン中の比較的大きな塵埃はこのドレンス
クリーン46によって阻止される。
【0025】その後、ドレンはドレンスクリーン46か
ら出てドレンソケット42内を流下し、やがてドレンシ
ール47の封止ヒレ部47Cに至る。そして、一旦この
封止ヒレ部47C上に溜まるが、封止ヒレ部47Cは可
撓性を有しており、更に、複数のスリット48が形成さ
れて折れ易くされているので、直ぐにドレンの重みで図
6中実線で示す如く下方に折れ曲がる。従って、ドレン
は封止ヒレ部47Cの周縁部から容易に落下して下方の
排水ホース43に流入する。
ら出てドレンソケット42内を流下し、やがてドレンシ
ール47の封止ヒレ部47Cに至る。そして、一旦この
封止ヒレ部47C上に溜まるが、封止ヒレ部47Cは可
撓性を有しており、更に、複数のスリット48が形成さ
れて折れ易くされているので、直ぐにドレンの重みで図
6中実線で示す如く下方に折れ曲がる。従って、ドレン
は封止ヒレ部47Cの周縁部から容易に落下して下方の
排水ホース43に流入する。
【0026】この排水ホース43に流入したドレンは、
Uトラップ部44内に一旦貯留され、その水面が流出端
44Aより上昇した時点で排水ホース43の先へと排出
されて行く。ここで、Uトラップ部44の封止端44B
は流出端44Aよりも低く構成されているため、Uトラ
ップ部44に貯留されたドレンは排水ホース43内を液
封する。
Uトラップ部44内に一旦貯留され、その水面が流出端
44Aより上昇した時点で排水ホース43の先へと排出
されて行く。ここで、Uトラップ部44の封止端44B
は流出端44Aよりも低く構成されているため、Uトラ
ップ部44に貯留されたドレンは排水ホース43内を液
封する。
【0027】ところで、冬場等には外気温度も低く、湿
度も低いので、冷却器27に付着する霜の量も少なくな
る。従って、排水ホース43のUトラップ部44に溜ま
るドレンの量も減少するため、図2に示す如く水面が封
止端44Bより低下してしまい、排水ホース43内の液
封は成されなくなる。
度も低いので、冷却器27に付着する霜の量も少なくな
る。従って、排水ホース43のUトラップ部44に溜ま
るドレンの量も減少するため、図2に示す如く水面が封
止端44Bより低下してしまい、排水ホース43内の液
封は成されなくなる。
【0028】しかしながら、ドレンシール47の封止ヒ
レ部47Cの周縁とドレンソケット42の内壁面間に
は、スリット48内を含め、表面張力によりドレンの一
部が水膜Wとして残存する。従って、封止ヒレ部47C
がドレンソケット42に当接している場合は勿論、近接
している場合にも、この水膜Wによってドレンソケット
42内は封止されるので、上述の如くUトラップ部44
における液封が成されない状況となっても、排水ホース
43からの悪臭が排水孔45から貯蔵室11へと流入す
ることを防止することができる。
レ部47Cの周縁とドレンソケット42の内壁面間に
は、スリット48内を含め、表面張力によりドレンの一
部が水膜Wとして残存する。従って、封止ヒレ部47C
がドレンソケット42に当接している場合は勿論、近接
している場合にも、この水膜Wによってドレンソケット
42内は封止されるので、上述の如くUトラップ部44
における液封が成されない状況となっても、排水ホース
43からの悪臭が排水孔45から貯蔵室11へと流入す
ることを防止することができる。
【0029】また、ドレンシール47の封止ヒレ部47
Cは可撓性を有しているので、ドレンの排出に支障を来
すことはなく、特に、実施例の如くスリット48・・を
形成して置けば、封止ヒレ部47Cは折れ易くなるの
で、排水はなお一層円滑となる。
Cは可撓性を有しているので、ドレンの排出に支障を来
すことはなく、特に、実施例の如くスリット48・・を
形成して置けば、封止ヒレ部47Cは折れ易くなるの
で、排水はなお一層円滑となる。
【0030】ここで、ドレンスクリーン46に溜まった
塵埃等を清掃する場合には、ドレンシール47も同時に
ドレンソケット42内から取り出されるので、容易にこ
れらを常時衛生的に維持することができる。また、封止
ヒレ部47Cはドレンソケット42の内壁面に当接若し
くは近接しているので、ドレンソケット42の内壁面に
付着した水垢その他の塵埃も、これを引き出す過程で削
り落とされる。従って、ドレンソケット42内を衛生的
に維持することも容易となる。
塵埃等を清掃する場合には、ドレンシール47も同時に
ドレンソケット42内から取り出されるので、容易にこ
れらを常時衛生的に維持することができる。また、封止
ヒレ部47Cはドレンソケット42の内壁面に当接若し
くは近接しているので、ドレンソケット42の内壁面に
付着した水垢その他の塵埃も、これを引き出す過程で削
り落とされる。従って、ドレンソケット42内を衛生的
に維持することも容易となる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、冬場
等にドレンの量が著しく減少して排水経路に通常設けら
れるUトラップ部内のドレンが枯渇、或いは、減少した
場合にも、ドレンシールが排水経路内を封止するので、
排水経路から庫内に流入する悪臭を阻止することができ
るようになる。また、ドレンシールはドレンスクリーン
と共に着脱できるので、清掃も簡単に行えるようにな
り、衛生管理も容易となるものである。
等にドレンの量が著しく減少して排水経路に通常設けら
れるUトラップ部内のドレンが枯渇、或いは、減少した
場合にも、ドレンシールが排水経路内を封止するので、
排水経路から庫内に流入する悪臭を阻止することができ
るようになる。また、ドレンシールはドレンスクリーン
と共に着脱できるので、清掃も簡単に行えるようにな
り、衛生管理も容易となるものである。
【0032】特に、請求項3の発明の如くドレンシール
の縁部に、内方に切れ込んだスリットを形成すれば、ド
レンシール上からドレンが落下し易くなり、ドレンの排
出を更に円滑なものとすることができるものである。
の縁部に、内方に切れ込んだスリットを形成すれば、ド
レンシール上からドレンが落下し易くなり、ドレンの排
出を更に円滑なものとすることができるものである。
【図1】本発明のショーケースの縦断側面図である。
【図2】本発明のショーケースの排水孔部分の縦断正面
図である。
図である。
【図3】同排水孔部分のショーケースの平面図である。
【図4】同排水孔部分のショーケースの一部切欠平面図
である。
である。
【図5】本発明のドレンシール及びドレンソケットの縦
断側面図である。
断側面図である。
【図6】本発明のドレンシールの封止ヒレ部が折れた状
態を説明するドレンシール及びドレンソケットの縦断側
面図である。
態を説明するドレンシール及びドレンソケットの縦断側
面図である。
1 ショーケース 2 断熱壁 2A 底壁 11 貯蔵室 27 冷却器 42 ドレンソケット 43 排水ホース 44 Uトラップ部 45 排水孔 46 ドレンスクリーン 47 ドレンシール 47C 封止ヒレ部
フロントページの続き (72)発明者 酒井 昌洋 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 排水孔及び該排水孔に連通接続された排
水ホース等から構成された排水経路を介し、冷却器等か
らのドレンを排出するショーケース等の排水装置におい
て、前記排水孔を覆って着脱可能に設けられ、排水孔へ
の塵埃の侵入を阻止するためのドレンスクリーンと、該
ドレンスクリーンの下端部に設けられ、前記排水経路の
内壁面に当接、若しくは、近接する可撓性を有したドレ
ンシールとを備えたことを特徴とするショーケース等の
排水装置。 - 【請求項2】 冷却器等からのドレンを排水孔より排出
するショーケース等の排水装置において、前記ショーケ
ース等の断熱壁を貫通して設けられ、上端に前記排水孔
を構成するドレンソケットと、該ドレンソケットの下端
に接続された排水ホースと、前記排水孔を覆って着脱可
能に設けられ、排水孔への塵埃の侵入を阻止するための
ドレンスクリーンと、該ドレンスクリーンの下端部に設
けられ、前記ドレンソケット内に挿入されてドレンソケ
ットの内壁面に当接、若しくは、近接する可撓性を有し
たドレンシールとを備えたことを特徴とするショーケー
ス等の排水装置。 - 【請求項3】 ドレンシールの縁部には内方に切れ込ん
だスリットを形成したことを特徴とする請求項1または
請求項2のショーケース等の排水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6027489A JPH07218101A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | ショーケース等の排水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6027489A JPH07218101A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | ショーケース等の排水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07218101A true JPH07218101A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=12222553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6027489A Pending JPH07218101A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | ショーケース等の排水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07218101A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106123452A (zh) * | 2016-07-13 | 2016-11-16 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 一种冰箱及其除味控制方法 |
CN106969570A (zh) * | 2017-03-22 | 2017-07-21 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱及用于冰箱的管道组件 |
CN107062739A (zh) * | 2017-03-22 | 2017-08-18 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱及用于冰箱的管道组件 |
CN107120906A (zh) * | 2017-03-22 | 2017-09-01 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱及用于冰箱的管道组件 |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP6027489A patent/JPH07218101A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106123452A (zh) * | 2016-07-13 | 2016-11-16 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 一种冰箱及其除味控制方法 |
CN106969570A (zh) * | 2017-03-22 | 2017-07-21 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱及用于冰箱的管道组件 |
CN107062739A (zh) * | 2017-03-22 | 2017-08-18 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱及用于冰箱的管道组件 |
CN107120906A (zh) * | 2017-03-22 | 2017-09-01 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱及用于冰箱的管道组件 |
CN106969570B (zh) * | 2017-03-22 | 2019-05-03 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱及用于冰箱的管道组件 |
CN107120906B (zh) * | 2017-03-22 | 2019-05-31 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱及用于冰箱的管道组件 |
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