JPH0791454A - 軸受密封板の製造方法およびその製品 - Google Patents

軸受密封板の製造方法およびその製品

Info

Publication number
JPH0791454A
JPH0791454A JP6193680A JP19368094A JPH0791454A JP H0791454 A JPH0791454 A JP H0791454A JP 6193680 A JP6193680 A JP 6193680A JP 19368094 A JP19368094 A JP 19368094A JP H0791454 A JPH0791454 A JP H0791454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
ring plate
elastic
metal
metal ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6193680A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeharu Saegusa
重治 三枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seal Industries Co Ltd
Original Assignee
Toyo Seal Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seal Industries Co Ltd filed Critical Toyo Seal Industries Co Ltd
Priority to JP6193680A priority Critical patent/JPH0791454A/ja
Publication of JPH0791454A publication Critical patent/JPH0791454A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造に金型を必要とせず、加硫およびバリ除
去工程がなく、軸受シール溝の構造形状に特別な配慮を
必要としない軸受密封板を製造する。 【構成】 金属板1または加硫済弾性板5のいずれかの
表面に、接着性のある弾性体層を形成し、金属板1から
リング状の金属リング板4を打ち抜き、加硫済弾性板5
より、外周は金属リング板4よりも直径が大きい弾性リ
ング板7、または、内孔の直径が金属リング板の直径よ
りも小さい弾性リング板7を打ち抜き、金属リング板4
と弾性リング板7とを、接着性の有る弾性体層を中にし
て、中心を一致させ、当接させて重ね、加圧または加熱
加圧して接着させて、密封板を製造する。この密封板
は、軸受に装着したときには、弾性リング板7の外周
部、または、内孔縁部が金属板4の外周縁または内孔縁
を包む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、軸受密封板(以下密
封板という)の製造方法およびその製品に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の密封板は、金属板を打ち抜いた芯
金を金型の凹部に入れて、弾性体を注入して加熱加圧
し、同時に加硫して、成形しており、その成形された密
封板は、その先端直径が軸受シール溝の開口直径よりも
大きくし、軸受外輪または内輪のシール溝の壁面を窪ま
せて、密封板をシール溝に圧入し、密封板の弾性の先端
縁がシール溝の壁面を押してシールしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の密封板の製
造方法では、金型を必要とし、しかも、密封板と軸受の
シール溝との構造形状関係が複雑であるために金型に多
大の費用がかかり、また、金型内でのゴムの加硫に時間
がかかり、成形後の密封板のバリ除去を必要とする等製
造工程数が多く、時間と費用がかかる。
【0004】この発明は、金型を必要とせず、加硫およ
びバリ除去を必要とせず、また、軸受シール溝の構造形
状に特別な配慮を必要としない密封板の製造方法とその
製品を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】金属板または加硫済弾性
板のいずれかの表面に、接着性のある弾性体層を形成
し、前記金属板から打ち抜きプレスでリング状の金属リ
ング板を打ち抜き、前記加硫済の弾性板から、打ち抜き
プレスで、外周は前記金属製リング板よりも直径が大き
く、内孔の直径は、両者同じか、または、前記金属製リ
ング板の内孔の直径よりも小さいか、または、大きいリ
ング状の弾性リング板を打ち抜き、前記金属リング板と
弾性リング板を、接着性のある弾性体層を中にし、中心
を一致させ、当接させて重ね、プレスにより加圧または
加熱加圧して接着させて密封板を形成する。
【0006】金属リング板と、外周の直径が、前記金属
リング板の外周の直径よりも大きな直径で、内孔の直径
が、前記金属リング板の内孔の直径に比べて、同一か、
大きいか、または、小さい、加硫済の弾性リング板を、
中心を一致させて接着して、前記金属リング板の外周よ
りも突出している弾性リング板の外周部は、軸受のシー
ル溝に圧入されたときに曲がって、金属リング板の外周
縁を包み込む幅を持たせる。
【0007】金属板または加硫済弾性板のいずれかの表
面に接着性のある弾性体層を形成し、前記金属板から打
ち抜きプレスでリング状の金属リング板を打ち抜き、前
記加硫済の弾性板から、打ち抜きプレスで、内孔の直径
は前記金属製リング板の内孔の直径よりも小さく、外周
の直径は、両者同じか、または、前記金属製リング板の
外周の直径よりも小さいか、または、大きいリング状の
弾性リング板を打ち抜き、前記金属リング板と弾性リン
グ板を、接着性のある弾性体層を中にし、中心を一致さ
せ、当接させて重ね、プレスにより加圧または加熱加圧
して接着させて密封板を形成する。
【0008】金属リング板と、内孔の直径が、前記金属
リング板の内孔の直径よりも小さな直径で、外周の直径
が前記金属リング板の外周の直径に比べて、同一か、大
きいか、または、小さい、加硫済の弾性リング板を、中
心を一致させて接着して、前記金属リング板の内孔縁よ
りも突出している弾性リング板の内孔縁部は、軸受のシ
ール溝に圧入されたときに曲がって、金属リング板の内
孔縁を包み込む幅を持たせる。
【0009】
【作用】金属板または加硫済弾性板に形成した接着性の
ある弾性体層は、金属板より打ち抜かれた金属リングと
加硫済弾性板より打ち抜かれた弾性リング板とを加圧ま
たは加熱加圧により接着する。金属リング板は密封板の
芯金となる。金属リングの外周縁または内孔縁より突出
した弾性リング板の外周部または内孔縁部は、軸受に密
封板を装着した際に、シール溝の形状に容易になじんで
変形し、シール溝の上方肩部に密接し、かつ、金属リン
グの外周縁または内孔縁を包んでシール溝の上部肩部と
底部を押して密接して軸受をシールする。
【0010】
【実施例】この発明に係る密封板の製造方法の実施例を
図面に基づき説明する。ロールに巻かれた金属板1を順
次引き出して、その表面に接着性のある弾性体、例えば
熱可塑性樹脂2または加圧により接着させることのでき
る接着材を噴霧または塗付して接着性のある弾性体層を
形成し、打ち抜きプレス3により、金属リング板4を打
ち抜く。
【0011】他方、ロールに巻かれた加硫済の、天然ま
たは合成ゴムまたは弾性合成樹脂よりなるの弾性板5を
順次引き出して、抜き打ちプレス6でリング状の弾性リ
ング板7を打ち抜く。接着性のある弾性体層を金属板1
の表面に形成する代わりに、弾性板5の表面に形成して
もよい。
【0012】弾性リング板7の直径は、金属リング板4
の直径よりも大きくし、金属リング板4と弾性リング板
7とを中心点を同一にして重ねた場合には、弾性リング
板7の周縁部が金属リング板4の周縁より突出するよう
にする。金属リング板4と弾性リング板7の内孔の直径
は、金属リング板4の内孔の直径に比べ、同一または大
きくてもよいが、金属リング板4の内孔よりも弾性リン
グ板7の内孔の方を直径を小さくし、両者の中心点を同
一にして重ねたときに、金属リング板4の内周縁より弾
性リング板7の内周縁が中心方向に突出するようにすれ
ば、後述するように、弾性リング板7の内周縁が軸受内
輪に当接して密封を確実なものとして好ましい。
【0013】次いで金属リング板4の熱可塑性樹脂2の
面を弾性リング板7に当接させて中心点を合わせて重
ね、ヒーター8により加熱された接着プレス9で加熱加
圧して接着させ、密封板12を形成する。熱可塑性樹脂
2の代わりに加圧により接着させることのできる接着材
を用いた場合には、加熱されないプレスで加圧し接着さ
せる。
【0014】金属リング板4と弾性リング板7を、中心
点を一致させて重ねて接着させる方法は種々考えられ
る。図2はその実施例を示すものである。すなわち、図
(A)に示すように、接着性のある弾性体層(図示せ
ず)を形成するか、または、形成してない金属板1から
打ち抜きプレス3により金属リング板4を打ち抜く。図
面中3aはプレスの上型であり、3bは下型である。
【0015】他方、図(B)に示すように、接着性のあ
る弾性体層(図示せず)を形成するか、または、形成し
ない加硫済の弾性板5より、打ち抜きプレス6で弾性リ
ング板7を打ち抜く。図中6aはプレスの上型であり、
6bは下型である。接着性のある弾性体層は、前記金属
板1に形成したときには、弾性板5には形成しなくても
よく、いずれか一方に形成すればよい。
【0016】次いで、金属リング板4をカーソル10
に、中心点を一致させて積み重ね、打ち抜きプレス6の
下型6bの外周径に一致する内径を有するリング状のガ
イド11aを有し、かつ、ガイド11aの内径と中心点
を同一とする金属板4を嵌入しうる浅い凹部11bを有
する吸着手段11に、金属リング板4の1枚を凹部11
b内に嵌合吸着させ、図Dに示す、打ち抜かれてプレス
6の下型6bに載置されている弾性リング板7に、図
(E)に示すように、ガイド11aを下型6bの外周に
嵌めて、弾性リング板7に金属リング板4を重ね、加圧
する。この際金属リング板4の中心点は弾性リング板7
の中心点に自動的に一致する。弾性リング板7または金
属リング板4に形成した接着性のある弾性体層が熱可塑
性樹脂よりなる場合には、吸着手段11に加熱手段を設
けて、重ねた弾性リング板7と金属リング板4とを加熱
加圧する。
【0017】吸着手段11への金属リング板4の吸着
は、磁石またはエアーにより行う。カーソル10を用い
る代わりに、外周径が吸着手段11のガイド11aの内
径と同じくする打ち抜きプレスの下型3bをそのまま用
い、打ち抜かれてその下型3bに載置されている金属リ
ング板4を吸着手段11に吸着させてもよい。金属リン
グ板4は、1枚打ち抜かれる毎に吸着手段11で吸着さ
れてもよい。また、下型3bが、打ち抜いた金属リング
板4を中心点を一致させて順次重ねて溜める構成のもの
を用いてもよい。
【0018】図2に示す方法において、弾性リング板7
を吸着手段11に吸着させて、金属リング板4の上に弾
性リング板7を重ねて接着してもよい。
【0019】金属リング板4と弾性リング板7を、中心
点を同一として重ねる方法としては、ガイド手段として
上記のリング状のガイド11aを用いないで、打ち抜き
プレスの下型3bまたは別個の台に、金属リング板4
と、弾性リング板7のそれぞれの孔に嵌合する突部(図
示せず)を設けてガイド手段とすることができる。すな
わち、金属リング板4と弾性リング板7の内孔径が同一
の場合には、その内孔径に一致する突部とし、金属リン
グ板4の内孔径の方が弾性リング板7の内孔径より大き
い場合には、突部は金属リング板4の内孔径に一致する
突部の上に弾性リング板7の内孔径に一致する、中心軸
を同一とする突部すなわち段部のある突部とする。金属
リング板4と弾性リング板7とを上記突部に嵌めて重
ね、加圧、または加熱加圧すれば、金属リング板4と弾
性リング板7とは自動的に中心点を同一として接着す
る。
【0020】上記ガイド手段の突部は、金属リング板4
の内孔径の方が、弾性リング板7の内孔径より小さい場
合には、弾性リング板の内孔径に一致する突部の上に金
属リング板7の内孔径に一致する、中心軸を同一とする
突部すなわち段部のある突部とする。
【0021】金属リング板4と弾性リング板7とを重ね
る手段は、上記の手段以外に、いずれか一方を打ち抜き
プレスの下型またはその他の台の上に載置し、その上
に、他方を制御機でコントロールされたホルダーで移動
して重ね、加熱または加圧機で加熱または加圧する手段
を用いてもよい。
【0022】金属リング板4と弾性リング板7とを重ね
る手段は、前記の各手段に限定するものではなく、他の
手段を用いてもよい。
【0023】上記方法で製造した密封板12の軸受への
装着方法を次に説明する。図4は、金属リング板4の内
孔径の方が、弾性リング板7の内孔径よりも大きい密封
板12を軸受に挿着した状態を示すものである。すなわ
ち、密封板12の弾性リング板7を下にして、密封板1
2の内孔に軸受の内輪14の先端部を挿入させ、密封板
12の先端部を外輪13のシール溝13aに圧入する
と、金属リング板4の外周縁より突出した弾性リング板
7の外周部7aが折れ曲がって、更にその先端は、シー
ル溝13aの上方肩部13bに押されて金属リング板4
の外周縁を包むようにして金属リング板4の外縁上方で
シール溝13a外へ出て、弾性リング板7の外周部7a
の折れ曲がり部分がシール溝13a内に圧入され、外周
部7aの曲面が、シール溝13aの上方肩部13bおよ
び底部に密接し、弾性リング板7の内孔縁部7bが内輪
14の段部14aに密着して、軸受を密封する。この際
に、弾性リング板7の外周部7aは、弾性であって曲が
るので、その曲面がシール溝13aの形状になじむの
で、シール溝13aの形状に特別な配慮を必要としな
い。
【0024】図5は、金属リング板4と弾性リング板7
の内孔径が同一の密封板12、図6は、金属リング板4
の内孔径の方が、弾性リング板7の内孔径よりも小さい
密封板12を軸受に挿着した状態を示すものである。弾
性リング板7の先端部が軸受外輪13のシール溝13a
に圧入され、金属リング板4の外周縁を包む状態は前記
説明したのと同じである。
【0025】内輪14にシール溝14bを設けた軸受に
用いる密封板12aは、その弾性リング板7の内孔径を
金属リング板の内孔径よりも小さくし、金属リング板4
の内孔縁より中心方向に突き出た弾性リング板7の内孔
縁部7bは、密封板12aを軸受に装着したときに、内
輪14のシール溝14bに嵌合し、シール溝14bの上
方肩部14cに密接し、かつ、金属リング板4の内孔縁
を包む幅とする。
【0026】弾性リング板7の外周の直径は、金属リン
グ板4の外周の直径に比べて、同一か、大きいか、また
は小さいかのいずれでもよい。
【0027】密封板12aの製造方法については、密封
板12の製造方法について前述したのとほぼ同じであ
る。
【0028】図7乃至図9は、密封板12aを軸受に装
着した状態を示すもので、図7は、弾性リング板7の外
周の直径が金属リング板4の外周の直径より大きい密封
板12aを用いたものであり、図8は弾性リング板7と
金属リング板4の外周の直径が同一の密封板12aを用
いたものであり、図9は、弾性リング板7の外周の直径
が金属リング板4の外周の直径より小さい密封板12a
を用いたものである。
【0029】
【効果】この発明に係る密封板の製造方法では、金型を
必要とせず、従って、バリ除去の工程がなく、予め加硫
した弾性シートを用いるので、加硫の工程がなく、打ち
抜き接着するだけで密封板が得られるので容易、安価に
密封板を製造することができる。また、製造された密封
板は、構造が簡単で、軸受のシール溝に特別の配慮を必
要とせず、軸受への装着が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】密封板の製造工程説明図である。
【図2】金属リング板と弾性リング板とを、中心点を一
致させて重ねる方法の説明図である。
【図3】密封板の斜視図である。
【図4】密封板を軸受に装着した状態の要部断面図であ
る。
【図5】密封板を軸受に装着した状態の要部断面図であ
る。
【図6】密封板を軸受に装着した状態の要部断面図であ
る。
【図7】密封板を軸受に装着した状態の要部断面図であ
る。
【図8】密封板を軸受に装着した状態の要部断面図であ
る。
【図9】密封板を軸受に装着した状態の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 金属板 2 熱可塑性樹脂 3 打ち抜きプレス 4 金属リング板 5 弾性板 6 打ち抜きプレス 7 弾性リング板 7a 外周部 7b 内孔縁部 8 ヒーター 9 接着プレス 10 カーソル 11 吸着手段 11a ガイド 12 密封板 12a 密封板 13 外輪 13a シール溝 13b 上方肩部 14 内輪 14a 段部 14b シール溝 14c 上方肩部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板または加硫済弾性板のいずれかの
    表面に、接着性のある弾性体層を形成し、前記金属板か
    ら打ち抜きプレスで金属リング板を打ち抜き、前記加硫
    済の弾性板から、打ち抜きプレスで、外周が前記金属リ
    ング板よりも直径が大きい弾性リング板を打ち抜き、前
    記金属リング板と弾性リング板とを、接着性のある弾性
    体層を中にして、中心を一致させ当接させて重ね、プレ
    スにより加圧または加熱加圧して接着させて密封板を形
    成することを特徴とする軸受密封板の製造方法。
  2. 【請求項2】 金属板または加硫済弾性板のいずれかの
    表面に、接着性のある弾性体層を形成し、前記金属板か
    ら打ち抜きプレスで金属リング板を打ち抜き、前記加硫
    済の弾性板から、打ち抜きプレスで、内孔の直径が前記
    金属リング板の内孔の直径よりも小さい弾性リング板を
    打ち抜き、前記金属リング板と弾性リング板とを、接着
    性のある弾性体層を中にして、中心を一致させ当接させ
    て重ね、プレスにより加圧または加熱加圧して接着させ
    て密封板を形成することを特徴とする軸受密封板の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 軸受に取り付けられ、その密封をなす軸
    受密封板において、金属板または加硫済弾性板のいずれ
    かの表面に、接着性のある弾性体層を形成し、前記金属
    板から打ち抜きプレスで金属リング板を打ち抜き、前記
    加硫済の弾性板から、打ち抜きプレスで、外周が前記金
    属リング板よりも直径が大きい弾性リング板を打ち抜
    き、前記金属リング板と弾性リング板とを、接着性のあ
    る弾性体層を中にして、中心を一致させ当接させて重
    ね、プレスにより加圧または加熱加圧して接着させて密
    封板を形成することにより、前記金属リング板の外周よ
    りも突出している弾性リング板の外周部は、軸受のシー
    ル溝に圧入されたときに曲がって、金属リング板の外周
    縁を包み込む幅を有することを特徴とする軸受密封板。
  4. 【請求項4】 軸受に取り付けられ、その密封をなす軸
    受密封板において、金属板または加硫済弾性板のいずれ
    かの表面に、接着性のある弾性体層を形成し、前記金属
    板から打ち抜きプレスで金属リング板を打ち抜き、前記
    加硫済の弾性板から、打ち抜きプレスで、内孔の直径が
    前記金属リング板の内孔の直径よりも小さい弾性リング
    板を打ち抜き、前記金属リング板と弾性リング板とを、
    接着性のある弾性体層を中にして、中心を一致させ当接
    させて重ね、プレスにより加圧または加熱加圧して接着
    させて密封板を形成することにより、前記金属リング板
    の内周よりも突出している弾性リング板の内孔縁部は、
    軸受のシール溝に圧入されたときに曲がって、金属リン
    グ板の内孔縁を包み込む幅を有することを特徴とする軸
    受密封板。
  5. 【請求項5】 金属リング板と、該金属製リング板の外
    周の直径よりも大きな直径の加硫済の弾性リング板を、
    中心を一致させて接着して、前記金属リング板の外周よ
    りも突出している弾性リング板の外周部は、軸受のシー
    ル溝に圧入されたときに曲がって、金属リング板の外周
    縁を包み込む幅を有することを特徴とする軸受密封板。
  6. 【請求項6】 金属リング板と、該金属製リング板の内
    孔の直径よりも小さな直径の加硫済の弾性リング板を、
    中心を一致させて接着して、前記金属リング板の内孔縁
    よりも突出している弾性リング板の内孔縁部は、軸受の
    シール溝に圧入されたときに曲がって、金属リング板の
    内孔縁を包み込む幅を有することを特徴とする軸受密封
    板。
  7. 【請求項7】 弾性リング板の内孔の直径が、金属リン
    グ板の内孔の直径に比べて、同径、小径または大径のい
    ずれかであることを特徴とする請求項1に記載の軸受密
    封板の製造方法、または、請求項3および請求項5のい
    ずれかに記載の軸受密封板。
  8. 【請求項8】 弾性リング板の外周の直径が、金属リン
    グ板の外周の直径に比べて、同径、小径または大径のい
    ずれかであることを特徴とする請求項2に記載の軸受密
    封板の製造方法、または、請求項4および請求項6のい
    ずれかに記載の軸受密封板。
JP6193680A 1993-07-28 1994-07-25 軸受密封板の製造方法およびその製品 Pending JPH0791454A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6193680A JPH0791454A (ja) 1993-07-28 1994-07-25 軸受密封板の製造方法およびその製品

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-207270 1993-07-28
JP20727093 1993-07-28
JP6193680A JPH0791454A (ja) 1993-07-28 1994-07-25 軸受密封板の製造方法およびその製品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0791454A true JPH0791454A (ja) 1995-04-04

Family

ID=26508015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6193680A Pending JPH0791454A (ja) 1993-07-28 1994-07-25 軸受密封板の製造方法およびその製品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0791454A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001020963A (ja) * 1999-07-07 2001-01-23 Uchiyama Mfg Corp ベアリングシールとその製造方法
JP2001020964A (ja) * 1999-07-07 2001-01-23 Uchiyama Mfg Corp ベアリングシールとその製造方法
KR20020031458A (ko) * 2000-10-20 2002-05-02 반미경 베어링 보호캡의 제조방법
JP2020040368A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 日鉄日新製鋼株式会社 塗装金属素形材と樹脂材との複合体の製造方法
KR20240019142A (ko) 2021-06-15 2024-02-14 신에쯔 한도타이 가부시키가이샤 반도체 기판의 열산화막 형성방법 및 반도체 장치의 제조방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001020963A (ja) * 1999-07-07 2001-01-23 Uchiyama Mfg Corp ベアリングシールとその製造方法
JP2001020964A (ja) * 1999-07-07 2001-01-23 Uchiyama Mfg Corp ベアリングシールとその製造方法
KR20020031458A (ko) * 2000-10-20 2002-05-02 반미경 베어링 보호캡의 제조방법
JP2020040368A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 日鉄日新製鋼株式会社 塗装金属素形材と樹脂材との複合体の製造方法
KR20240019142A (ko) 2021-06-15 2024-02-14 신에쯔 한도타이 가부시키가이샤 반도체 기판의 열산화막 형성방법 및 반도체 장치의 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4459092A (en) Apparatus for integrally molding an ornament plate on a plastic body
US5895889A (en) Wire harness and method of manufacturing same
JP2001185568A (ja) 半導体装置の製造方法及びこの方法に用いる分割金型
JPH0791454A (ja) 軸受密封板の製造方法およびその製品
JPS61176389A (ja) 座席の玉縁
US5961223A (en) Bearing sealing plate and method of manufacturing thereof
JPH06200949A (ja) 軸受用密封板の装着方法および軸受用密封装置
JP2002221276A (ja) パッキング及びその製造方法
JP2004249706A (ja) 合成樹脂製管状体の加工方法およびチューブ容器
GB1518285A (en) Acoustic reproducers
JPH0516218A (ja) 表皮付き成形品用真空成形型
CN220905609U (zh) 一种标签粘贴结构
JP3602982B2 (ja) ベアリングシールとその製造方法
JPH0794275B2 (ja) 密封容器の製造方法
JPH0624189Y2 (ja) 端縁部折り込み装置
CN111022450B (zh) 片材的粘接方法
JPH0331545Y2 (ja)
WO2005000561A1 (ja) 合成樹脂製管状体の加工方法およびチューブ容器
KR20240014704A (ko) 적층코어 제조장치 및 제조방법
JPH07220981A (ja) 電解コンデンサの製造方法
JPH0245131Y2 (ja)
JP3781342B2 (ja) 内装トリムにおける装飾シートの圧着方法並びに圧着用治具
JPS61175025A (ja) 積層成形体の製造方法
JPH01188768A (ja) 蜜封装置の製造方法およびその成形型
CN111482785A (zh) 电子设备后盖压合装置及方法