JPH0791102A - 立体駐車場の管理システム - Google Patents
立体駐車場の管理システムInfo
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- JPH0791102A JPH0791102A JP5235996A JP23599693A JPH0791102A JP H0791102 A JPH0791102 A JP H0791102A JP 5235996 A JP5235996 A JP 5235996A JP 23599693 A JP23599693 A JP 23599693A JP H0791102 A JPH0791102 A JP H0791102A
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Abstract
かに立体駐車場を復旧させることのできる立体駐車場の
管理システムを提供する。 【構成】 車両収納装置Vの各部の作動状況を検出する
検出手段Sの検出情報に基づいて、前記車両収納装置V
の作動を制御して入庫及び出庫を管理する管理手段8
を、前記検出手段Sの検出情報に基づいて異常を判別す
るに伴って、前記車両収納装置Vの作動を停止させ、か
つ、異常内容を表示手段9aに表示させるように構成
し、前記管理手段8と電話回線Lにて通信自在な中央管
理手段18を、前記管理手段8から送信される前記異常
内容を中央管理用の表示手段20に表示させるように構
成する。
Description
作動状況を検出する検出手段の検出情報に基づいて、前
記車両収納装置の作動を制御して入庫及び出庫を管理す
る管理手段が、前記検出手段の検出情報に基づいて異常
を判別するに伴って、前記車両収納装置の作動を停止さ
せ、かつ、異常内容を表示手段に表示させるように構成
された立体駐車場の管理システムに関する。
において、車両収納装置に異常が生じた場合は、車両収
納装置の作動が停止されるとともに、表示手段に異常内
容が表示されるようになっており、従来では、立体駐車
場の管理者が、表示手段に表示された異常内容に基づい
て復旧作業を行うことにより、立体駐車場を復旧させる
ようになっていた。
異常内容に基づいて、立体駐車場を速やかに復旧させる
には、管理者に復旧作業の熟練を要するようになる。し
かしながら、近年のように立体駐車場が急増されている
状況において、全ての管理者を熟練者とするのは難し
く、管理者が熟練者でない場合は、不必要に立体駐車場
の復旧作業に時間がかかり、立体駐車場の利用者に迷惑
を与える虞がある。
合においても、速やかに立体駐車場を復旧させることの
できる立体駐車場の管理システムを提供することにあ
る。
の管理システムは、車両収納装置の各部の作動状況を検
出する検出手段の検出情報に基づいて、前記車両収納装
置の作動を制御して入庫及び出庫を管理する管理手段
が、前記検出手段の検出情報に基づいて異常を判別する
に伴って、前記車両収納装置の作動を停止させ、かつ、
異常内容を表示手段に表示させるように構成されたもの
であって、
線にて通信自在な中央管理手段が、前記管理手段から送
信される前記異常内容を中央管理用の表示手段に表示さ
せるように構成されていることにある。
異常内容の種類に応じた複数種の確認内容を前記表示手
段に表示させるように構成され、前記中央管理手段が、
前記管理手段から送信される前記確認内容を前記中央管
理用の表示手段に表示させるように構成されていること
にある。
車両収納装置の各部の作動指令を入力する手動操作部の
作動指令に基づいて、前記車両収納装置の各部を作動さ
せ、かつ、その作動に伴って前記検出手段にて検出され
る作動状況を前記表示手段に表示させるように構成さ
れ、前記中央管理手段が、前記管理手段から送信される
前記作動状況を前記中央管理用の表示手段に表示させる
ように構成されていることにある。
車両収納装置が異常を生じた異常作動履歴を記憶し、か
つ、出力が指示されるに伴って前記異常作動履歴を前記
表示手段に表示させるように構成され、前記中央管理手
段が、前記管理手段から送信される前記異常作動履歴を
前記中央管理用の表示手段に表示させるように構成され
ていることにある。
テナンスモードとの切り換えを前記管理手段に指示する
手動指示部が設けられ、前記管理手段は、メンテナンス
モードが指示されるに伴って、前記異常作動履歴の記憶
情報に基づいて、その異常内容を前記表示手段に表示さ
せるように構成され、前記中央管理手段が、前記管理手
段から送信される前記異常内容を中央管理用の表示手段
に表示させるように構成されていることにある。
メンテナンスモードにおいて、前記車両収納装置の各部
の作動指令を入力する手動操作部の作動指令に基づい
て、前記車両収納装置の各部を作動させ、かつ、その作
動に伴って前記検出手段にて検出される作動状況を前記
表示手段に表示させるように構成され、前記中央管理手
段が、前記管理手段から送信される前記作動状況を中央
管理用の表示手段に表示させるように構成されているこ
とにある。
が生じた場合、管理手段は、検出手段の検出情報に基づ
いて車両収納装置の異常を判別するに伴って、車両収納
装置の作動を停止させ、かつ、異常内容を表示手段に表
示させるとともに電話回線を介して中央管理手段へ送信
するようになり、中央管理手段は、管理手段から送信さ
れた異常内容を中央管理用の表示手段に表示させるよう
になる。
常内容ととも異常内容の種類に応じた複数種の確認内容
を、表示手段に表示させるとともに電話回線を介して中
央管理手段へ送信するようになり、中央管理手段は、管
理手段から送信された異常内容と異常内容の種類に応じ
た複数種の確認内容とを中央管理用の表示手段に表示さ
せるようになる。ちなみに、確認内容とは、異常の原因
を確定するためのものであり、一つの異常内容に対して
考えられる複数種の原因が表示されるようになってい
る。
異常により車両収納装置の作動が停止された場合は、手
動操作部にて車両収納装置の各部の作動指令を入力する
ことにより、車両収納装置を手動操作によって作動させ
ることができるようになり、管理手段は、その作動状況
を表示手段に表示させるとともに電話回線を介して中央
管理手段へ送信するようになり、中央管理手段は、管理
手段から送信された車両収納装置の手動操作による作動
状況を中央管理用の表示手段に表示させるようになる。
両収納装置に生じた異常を異常作動履歴として記憶し、
また、異常作動履歴の出力が指示されるに伴って、車両
収納装置の異常作動履歴を表示手段に表示させるととも
に電話回線を介して中央管理手段へ送信するようにな
り、中央管理手段は、管理手段から送信された車両収納
装置の異常作動履歴を中央管理用の表示手段に表示させ
るようになる。ちなみに、異常作動履歴とは、例えば、
その車両収納装置に生じた異常のコード番号や発生日な
どが示されるものである。
メンテナンスモードが指令されるに伴って、管理手段
は、異常作動履歴として記憶した記憶情報に基づいて、
その異常内容を表示手段に表示させるとともに電話回線
を介して中央管理手段へ送信するようになり、中央管理
手段は、管理手段から送信された異常内容を中央管理用
の表示手段に表示させるようになる。
メンテナンスモードが指令されている場合において、手
動操作部にて車両収納装置の各部の作動指令を入力する
と、管理手段は、その作動指令に基づいて、車両収納装
置の各部を作動させ、かつ、その作動に伴って検出手段
にて検出される作動状況を、表示手段に表示させるとと
もに電話回線を介して中央管理手段へ送信するようにな
り、中央管理手段は、管理手段から送信された車両収納
装置の作動状況を、中央管理用の表示手段に表示させる
ようになる。
に異常が生じた場合は、その異常内容を表示画面と中央
管理用の表示画面とに夫々表示させるようになるので、
立体駐車場の管理者が復旧作業の熟練者でなかったとし
ても、中央管理手段側に熟練者を待機させておくことに
よって、立体駐車場の管理者は、電話などにより熟練者
の指示を仰ぐことができる。一方、熟練者は、中央管理
用の表示画面に表示された異常内容を見ることによっ
て、立体駐車場へ向かうことなく状況を判断することが
できるようになり、立体駐車場の管理者に対して、離れ
た場所から的確な異常内容の説明や復旧作業の指示を行
うことができる。そして、立体駐車場の管理者は、表示
画面を見ながら熟練者から的確な異常内容の説明や復旧
作業の指示を受けることによって、行うべき復旧作業を
容易に理解することができるようになり、また、その指
示に従いながら復旧作業を行うことによって、速やかに
立体駐車場を復旧させることができるようになる。つま
り、少ない熟練者によって多くの立体駐車場を監視させ
ることができるようになる。従って、管理者が熟練者で
ない場合においても、速やかに立体駐車場を復旧させる
ことのできる立体駐車場の管理システムを提供できるに
至った。
異常が生じた場合は、その異常内容とともに異常内容の
種類に応じた複数種の確認内容を表示画面と中央管理用
の表示画面とに夫々表示させるようになるので、中央管
理手段側の熟練者は、立体駐車場の管理者に対する的確
な異常内容の説明や復旧作業の指示を簡単に行うことが
できる。一方、立体駐車場の管理者は、熟練者からの異
常内容の説明や復旧作業の指示は簡単でありながらも、
車両収納装置の異常の原因を容易に確認できるようにな
り、的確な復旧作業を迅速に行うことができるようにな
る。
異常により車両収納装置の作動が停止されている場合に
おいて、車両の出庫を急ぐような事情が生じたとして
も、手動操作部にて車両収納装置の各部の作動指令を入
力することによって、管理装置は、車両収納装置を作動
させるとともに、その作動状況を表示手段と中央管理用
の表示手段とに表示させるようになるので、立体駐車場
の管理者が熟練者でなくても、中央管理手段側に待機し
ている熟練者が、中央管理用の表示手段に表示された作
動状況に基づいて、立体駐車場の管理者に対し的確な指
示を与え、立体駐車場の管理者が、熟練者からの指示に
基づいて車両収納装置の各部の作動指令を手動操作部に
て入力することによって、車両を速やかに出庫させるこ
とができるようになり、立体駐車場の利用者に、車両収
納装置の異常により車両収納装置の作動が停止されてい
る場合においても迷惑を掛けることがない。また、立体
駐車場の管理者が、熟練者からの指示に基づいて車両収
納装置の各部を手動操作部にて作動させ、中央管理手段
側の熟練者が、中央管理用の表示手段に表示された作動
状況を監視することよって、立体駐車場の管理者が熟練
者でなくても、より緻密に原因を追求することができ、
より的確な復旧作業を迅速に行うことができるようにな
る。
生じた異常を異常作動履歴として管理手段は記憶し、ま
た、異常作動履歴の出力が指示されるに伴って、車両収
納装置の異常作動履歴を表示手段と中央管理用の表示手
段とに表示させるようになるので、車両収納装置に異常
が生じた場合は、車両収納装置の異常作動履歴によっ
て、その車両収納装置の過去に生じた異常内容を知るこ
とができ、異常の原因を早急に追求する上において有利
になる。
ンテナンスを行う場合に、手動指示手段により管理手段
へメンテナンスモードを指示すると、その車両収納装置
の過去に生じた異常内容を表示手段と中央管理用の表示
手段とに表示させるようになるので、立体駐車場の管理
者が熟練者でなくても、中央管理手段側に待機している
熟練者からの指示により、その立体駐車場に特性に副っ
たメンテナンスを行うことができるようになる。
ンテナンスを行う場合においても、手動操作部にて車両
収納装置の各部の作動指令を入力することによって、管
理手段は、車両収納装置を作動させるとともに、その作
動状況を表示手段と中央管理用の表示手段とに表示させ
るようになるので、中央管理手段側に待機している熟練
者が、中央管理用の表示手段に表示された作動状況に基
づいて、立体駐車場の管理者に対し的確な指示を与え、
立体駐車場の管理者が、熟練者からの指示に基づいて車
両収納装置の各部の作動指令を手動操作部にて入力する
ことによって、立体駐車場の管理者が熟練者でなくて
も、その立体駐車場に特性に副った緻密なメンテナンス
を行うことができるようになる。
する。図1には、立体駐車場Pの一部切り欠き正面図
が、また、図2には、立体駐車場Pの縦断側面図が示さ
れており、立体駐車場Pには、車両Zを収納する複数の
棚1を上下方向に並べて備える車両収納部A、外部と車
両収納部Aとを連絡する外部連通部B、車両収納部Aの
夫々の棚1と外部連通部Bとの間にわたり車両Zを搬送
する車両搬送機構C、及び外部連通部B内において車両
Zを旋回させる旋回機構D、などにより構成される車両
収納装置Vが設けられている。尚、車両収納部Aへの車
両Zの収納、車両搬送機構Cによる車両Zの搬送、及び
旋回機構Dによる車両Zの旋回は、車両Zがパレット2
に載置された状態で行われるようになっている。
いて立体駐車場Pの正面側と背面側とに配設されてい
る。また、車両収納部Aの複数の棚1の夫々は、一対の
受け枠1aで構成されており、それら一対の受け枠1a
にてパレット2を載架支持することによって、パレット
2またはパレット2に載置された車両Zを収納するよう
になっている。
状体などにより構成される入出庫扉3aを備えた入出庫
口3が設けられており、入出庫扉3aは、上下二枚の板
状体が駆動装置(図示せず)により上方向にスライド操
作されることによって入出庫口3を開き、下方向にスラ
イド操作されることによって入出庫口3を閉じるように
なっている。
レット2またはパレット2に載置された車両Zを積載す
る車両搬送部C1、及び車両搬送部C1を昇降させる昇
降駆動部C2により構成されている。図2にも示すよう
に、車両搬送部C1には、水平方向に出退する二本のフ
ォークなどから構成される移載機4が備えられており、
移載機4は、棚1を構成する一対の受け枠1aの間に二
本のフォークを出退させることによって、棚1との間で
パレット2またはパレット2に載置された車両Zの移載
を行えるようになっている。昇降駆動部C2は、車両搬
送部C1を吊り下げ支持する二系統の索状体5、及び立
体駐車場Pの下部に設けられた駆動モータ6、などによ
り構成されており、駆動モータ6を作動させて索状体5
を駆動案内することによって、車両搬送部C1を、立体
駐車場の正面側の車両収納部Aと背面側の車両収納部A
との間に形成された昇降搬送経路Rに沿って昇降させる
ようになっている。
通部Bの下部に設けられている。また、旋回機構Dに
は、車両搬送部C1が外部連通部Bに位置する状態にお
いて、パレット2またはパレット2に載置された車両Z
を担持するターンテーブル7が備えられている。そし
て、旋回機構Dは、ターンテーブル7の昇降及び旋回を
行えるように構成されており、パレット2またはパレッ
ト2に載置された車両Zを、車両Zがパレット2に対し
て乗降する乗降姿勢と、それに直交し、車両搬送部C1
により搬送される搬送姿勢とに旋回させるようになって
いる。
近傍には、管理装置Eが備えられており、図4に示すよ
うに、管理装置Eには、車両収納装置Vの各部の作動状
況を検出する検出手段Sの検出情報に基づいて、車両収
納装置Vの作動を制御して車両Zの入庫及び出庫を管理
する管理手段としての制御部8、及び、制御部8に対す
る指令を入力する操作部9、などが備えられている。図
5にも示すように、操作部9には、制御部8からの各種
情報が表示される表示手段としての表示部9a、制御部
8からの各種情報に基づいて車両Zの入庫や出庫などの
指令を入力する複数の入力キーからなる入力部9b、及
び制御部8の運転モードの切り換えを指示する手動指示
部としての切換スイッチ9c、などが備えられている。
切換スイッチ9cは、インタロック式に構成されてお
り、キー(図示せず)を用いた切り換え操作によって、
制御部8の運転モードを、車両Zの入庫または出庫を行
うための通常運転モードと、立体駐車場のメンテナンス
を行うためのメンテナンスモードとに切り換えられるよ
うになっている。
の作動状況を検出する検出手段Sとしては、入出庫扉3
aの開閉状況を検出する扉開閉検出装置S1、旋回機構
Dの作動によるパレット2またはパレット2に載置され
た車両Zの旋回状況を検出する旋回検出装置S2、旋回
機構Dの作動によるパレット2またはパレット2に載置
された車両Zの昇降状況を検出する昇降検出装置S3、
車両搬送機構Cの作動によるパレット2またはパレット
2に載置された車両Zの搬送状況を検出する搬送検出装
置S4、及び移載機4の作動によるパレット2またはパ
レット2に載置された車両Zの移載状況を検出する移載
検出装置S5、などがある。
4について詳述すると、図6に示すように、搬送検出装
置S4は、外部連通部Bまたは夫々の棚1における車両
搬送部C1の減速域を示す減速域表示板10、外部連通
部Bまたは夫々の棚1に設けられた減速域表示板10を
検出するように車両搬送部C1の長手方向の一端側に設
けられた減速域検出器11、外部連通部Bまたは夫々の
棚1における車両搬送部C1の低速域を示す低速域表示
板12、外部連通部Bまたは夫々の棚1に設けられた低
速域表示板12を検出するように車両搬送部C1の長手
方向の一端側に設けられた低速域検出器13、外部連通
部Bにおける車両搬送部C1の停止位置を示す下限定位
置表示板14、夫々の棚1における車両搬送部C1の上
側停止位置を示す上側定位置表示板15、夫々の棚1に
おける車両搬送部C1の下側停止位置を示す下側定位置
表示板16、及び外部連通部Bに設けられた下限定位置
表示板14あるいは夫々の棚1に設けられた上側定位置
表示板15または下側定位置表示板16を検出するよう
に車両搬送部C1の長手方向の一端側に設けられた定位
置検出器17、などにより構成されている。
御部8による車両収納装置Vの作動制御の一例として、
搬送検出装置S4の検出情報に基づいた車両搬送部C1
の搬送速度制御について説明する。先ず、車両搬送部C
1を設定最高速度で上昇または下降させる。そして、減
速域検出器11により目標とする棚1の減速域表示板1
0が検出されると、車両搬送部C1の昇降速度が設定最
低速度となるように減速を開始する。次に、低速域検出
器13により目標とする棚1の低速域表示板12が検出
されると、その検出のある間は車両搬送部C1を設定最
低速度で上昇または下降させる。そして、パレット2ま
たはパレット2に載置された車両Zを入庫させる場合
は、定位置検出器17により目標とする棚1の上側定位
置表示板15が検出されるに伴って、車両搬送部C1を
一旦停止させる(この間に移載機4のフォークが突出さ
れる)。一旦停止の後、車両搬送部C1を設定最低速度
で下降させて、定位置検出器17により目標とする棚1
の下側定位置表示板16が検出されるに伴って、車両搬
送部C1を停止させて(この間に移載機4のフォークが
引退される)、入庫の終了とともに搬送速度制御を終了
する。一方、パレット2またはパレット2に載置された
車両Zを出庫させる場合は、定位置検出器17により目
標とする棚1の下側定位置表示板16が検出されるに伴
って、車両搬送部C1を一旦停止させる(この間に移載
機4のフォークが突出される)。一旦停止の後、車両搬
送部C1を設定最低速度で上昇させて、定位置検出器1
7により目標とする棚1の上側定位置表示板15が検出
されるに伴って、車両搬送部C1を再び一旦停止させる
(この間に移載機4のフォークが引退される)。その
後、外部連通部Bに向けて車両搬送部C1を設定最高速
度で下降させる。そして、減速域検出器11により外部
連通部Bの減速域表示板10が検出されると、車両搬送
部C1の下降速度が設定最低速度となるように減速を開
始する。次に、低速域検出器13により外部連通部Bの
低速域表示板12が検出されると、車両搬送部C1を設
定最低速度で下降させ、定位置検出器17により外部連
通部Bの下限定位置表示板14が検出されるに伴って、
車両搬送部C1を停止させるとともに搬送速度制御を終
了する。
ステムの一環として、立体駐車場Pを離れて監視する監
視センタFが設けられており、監視センタFには、立体
駐車場Pのメンテナンスなどの熟練者が待機するように
なっている。また、管理センタFには、中央管理装置G
が備えられており、中央管理装置Gには、立体駐車場P
の制御部8と電話回線Lにて通信自在な中央管理手段と
しての主制御部18、立体駐車場Pの制御部8から電話
回線Lを介して送信された情報を復調する復調部19、
立体駐車場Pの制御部8からの情報が表示される中央管
理用の表示手段としての主表示部20、及び立体駐車場
Pの管理者との間で電話回線Lを介して通話を行うため
の電話機21が備えられている。一方、管理装置Eに
は、中央管理装置Gへ電話回線Lを介して送信する情報
を変調する変調部22、及び監視センタFにて待機して
いる熟練者との間で電話回線Lを介して通話を行うため
の電話機23が備えられている。
に異常が生じた場合には、検出手段Sからの検出情報に
基づいて異常を判別できるように構成されている。ま
た、その判別に伴って、車両収納装置Vの作動を停止さ
せ、かつ、異常内容を表示手段としての表示部9aに表
示させるとともに中央管理装置Gの主制御部18へ送信
するようになっている。そして、中央管理装置Gの主制
御部18は、管理装置Eの制御部8から送信された異常
内容を主表示部20に表示させるようになっている。例
えば、車両搬送部C1が上昇中に棚1の上側停止位置に
て非常停止した場合には、図7に示すような異常内容が
異常報告として管理装置Eの表示部9aと中央管理装置
Gの主表示部20に表示される。つまり、立体駐車場P
の管理者は、車両収納装置Vの異常内容が表示部9aに
表示されることによって、車両収納装置Vに生じた異常
内容を把握できるようになっており、その異常内容に基
づいて車両収納装置Vの復旧作業を行うのである。ま
た、監視センタFにて待機している熟練者も、車両収納
装置Vの異常内容が主表示部20に表示されることによ
って、車両収納装置Vに生じた異常内容を把握できるよ
うになっており、管理者は、能力的に復旧が困難である
と判断した場合には、中央管理装置Gの熟練者から通話
により指示を仰ぎ、その指示に基づいて復旧作業を行え
るのである。
aと中央管理装置Gの主表示部20には、異常内容とと
もに異常の原因を確定するための確認内容も表示される
ようになっており、立体駐車場Pの管理者は、夫々の確
認内容に副った車両収納装置Vの手動操作などを行うこ
とによって、容易に異常の原因を確定することができる
ようになっている。このとき、操作部9の入力部9b
は、管理装置Eの制御部8へ車両収納装置Vの各部の作
動指令を入力する手動操作部として機能するようになっ
ている。また、管理装置Eの制御部8は、検出手段Sに
て検出される手動操作による車両収納装置Vの作動状況
をも、管理装置Eの表示部9aにて表示させるとともに
中央管理装置Gの主制御部18へ送信するようになって
いる。そして、中央管理装置Gの主制御部18は、送信
された車両収納装置Vの作動状況を中央管理装置Gの主
表示部20に表示させるようになっている。つまり、立
体駐車場Pの管理者にとって異常の原因の確定が困難な
場合には、監視センタFにて待機している熟練者により
異常の原因を確定することができるのである。
に生じた異常作動を異常作動履歴として記憶し、かつ、
異常作動履歴の出力が指令されるに伴って、異常作動履
歴を管理装置Eの表示部9aにて表示させるとともに中
央管理装置Gの主制御部18へ送信するようになってい
る。また、中央管理装置Gの主制御部18は、送信され
た異常作動履歴を中央管理装置Gの主表示部20に表示
させるようになっている。そして、立体駐車場Pの管理
者は、監視センタFにて待機している熟練者から異常作
動履歴の表示が要求されると、先ず、図7の異常報告画
面に示されている「F10:終了」(異常報告画面の終
了により、メニュー画面へ戻る)に基づいて、入力部9
bの入力キーのうち「F10」を押し操作し、管理装置
Eの表示部9aと中央管理装置Gの主表示部20とを図
8に示すメニュー画面に切り換える。次に、図8のメニ
ュー画面に示されている「3:異常履歴」に基づいて、
入力部9bの入力キーのうち「3」を押し操作し、管理
装置Eの表示部9aと中央管理装置Gの主表示部20と
を図9に示す異常履歴画面に切り換えるのである。それ
によって、監視センタFにて待機している熟練者は、そ
の車両収納装置Vの過去に生じた異常内容を知ることが
でき、異常の原因を早急に追求することができるように
なる。ちなみに、図8のメニュー画面に示されている項
目の夫々は、異常作動履歴の場合と同様の操作を行うこ
とによって、その項目に副った内容が管理装置Eの表示
部9aと中央管理装置Gの主表示部20とに表示される
ようになっている。
画面に示される「F9:復旧操作」に基づいて、入力部
9bの入力キーのうち「F9」を押し操作し、次に、異
常の原因と確定した確認番号を入力部9bにて入力する
ことによって、管理装置Eの表示部9aと中央管理装置
Gの主表示部20は、確定された異常内容に応じた復旧
操作情報が表示される復旧操作画面に切り換えられる。
そして、立体駐車場Pの管理者は、復旧操作画面に表示
された復旧操作情報や監視センタFにて待機している熟
練者からの指示に基づいて、車両収納装置Vの復旧作業
を行うのである。つまり、立体駐車場Pの管理者が熟練
者でなくとも、監視センタFにて待機している熟練者か
らの通話による指示によって、車両収納装置Vを速やか
に復旧させることができるのである。
う場合において、切換スイッチ9cにより制御部8の運
転モードをメンテナンスモードに切り換えると、管理装
置Eの表示部9aと中央管理装置Gの主表示部20と
に、図8に示すメニュー画面が表示されるようになって
いる。また、制御部8は、メンテナンスモードにおいて
も上述と同様の作動を行えるように構成されており、立
体駐車場Pの管理者は、復旧操作作業の場合と同様に、
管理装置Eの表示部9aに表示されたメンテナンス情報
や監視センタFにて待機している熟練者からの指示に基
づいて車両収納装置Vのメンテナンス作業を行うのであ
る。
定されるものではく、種々の形態に適用できるものであ
る。以下、別の実施例を列記する。立体駐車場Pに設け
られる車両収納装置Vとしては、例えば、車両Zを収納
して搬送する複数の車両搬送部C1を、立体駐車場Pの
上下にわたる二連のコンベアチェーンに列設して、車両
Zの移載が行われる外部連通部Bへ循環移動するように
構成したゴンドラ式のものを採用するようにしてもよ
い。本実施例においては、監視センタFにて一つの立体
駐車場Pを監視させるようにしたが、監視センタFにて
複数の立体駐車場Pを監視させるようにしてもよい。中
央管理装置Gの主制御部18への異常内容の送信は、監
視センタFにて待機している熟練者から指示があった場
合にのみ行うようにしてもよい。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
Claims (6)
- 【請求項1】 車両収納装置(V)の各部の作動状況を
検出する検出手段(S)の検出情報に基づいて、前記車
両収納装置(V)の作動を制御して入庫及び出庫を管理
する管理手段(8)が、前記検出手段(S)の検出情報
に基づいて異常を判別するに伴って、前記車両収納装置
(V)の作動を停止させ、かつ、異常内容を表示手段
(9a)に表示させるように構成された立体駐車場の管
理システムであって、 前記管理手段(8)と電話回線(L)にて通信自在な中
央管理手段(18)が、前記管理手段(8)から送信さ
れる前記異常内容を中央管理用の表示手段(20)に表
示させるように構成されている立体駐車場の管理システ
ム。 - 【請求項2】 前記管理手段(8)が、前記異常内容の
種類に応じた複数種の確認内容を前記表示手段(9a)
に表示させるように構成され、 前記中央管理手段(18)が、前記管理手段(8)から
送信される前記確認内容を前記中央管理用の表示手段
(20)に表示させるように構成されている請求項1記
載の立体駐車場の管理システム。 - 【請求項3】 前記管理手段(8)が、前記車両収納装
置(V)の各部の作動指令を入力する手動操作部(9
b)の作動指令に基づいて、前記車両収納装置(V)の
各部を作動させ、かつ、その作動に伴って前記検出手段
(S)にて検出される作動状況を前記表示手段(9a)
に表示させるように構成され、 前記中央管理手段(18)が、前記管理手段(8)から
送信される前記作動状況を前記中央管理用の表示手段
(20)に表示させるように構成されている請求項1又
は2記載の立体駐車場の管理システム。 - 【請求項4】 前記管理手段(8)が、前記車両収納装
置(V)が異常を生じた異常作動履歴を記憶し、かつ、
出力が指示されるに伴って前記異常作動履歴を前記表示
手段(9a)に表示させるように構成され、 前記中央管理手段(18)が、前記管理手段(8)から
送信される前記異常作動履歴を前記中央管理用の表示手
段(20)に表示させるように構成されている請求項
1、2又は3記載の立体駐車場の管理システム。 - 【請求項5】 通常運転モードとメンテナンスモードと
の切り換えを前記管理手段(8)に指示する手動指示部
(9c)が設けられ、 前記管理手段(8)は、メンテナンスモードが指示され
るに伴って、前記異常作動履歴の記憶情報に基づいて、
その異常内容を前記表示手段(9a)に表示させるよう
に構成され、 前記中央管理手段(18)が、前記管理手段(8)から
送信される前記異常内容を前記中央管理用の表示手段
(20)に表示させるように構成されている請求項4記
載の立体駐車場の管理システム。 - 【請求項6】 前記管理手段(8)が、前記メンテナン
スモードにおいて、前記車両収納装置(V)の各部の作
動指令を入力する手動操作部(9b)の作動指令に基づ
いて、前記車両収納装置(V)の各部を作動させ、か
つ、その作動に伴って前記検出手段(S)にて検出され
る作動状況を前記表示手段(9a)に表示させるように
構成され、 前記中央管理手段(18)が、前記管理手段(8)から
送信される前記作動状況を前記中央管理用の表示手段
(20)に表示させるように構成されている請求項5記
載の立体駐車場の管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5235996A JPH0791102A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 立体駐車場の管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5235996A JPH0791102A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 立体駐車場の管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0791102A true JPH0791102A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=16994264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5235996A Pending JPH0791102A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 立体駐車場の管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0791102A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102155105A (zh) * | 2011-04-02 | 2011-08-17 | 北京京嵊东远科技开发有限公司 | 建在城市闹市区的地下智能立体自动停车库 |
JP2012188881A (ja) * | 2011-03-11 | 2012-10-04 | Tokyu Car Corp | 機械式駐車装置 |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP5235996A patent/JPH0791102A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012188881A (ja) * | 2011-03-11 | 2012-10-04 | Tokyu Car Corp | 機械式駐車装置 |
CN102155105A (zh) * | 2011-04-02 | 2011-08-17 | 北京京嵊东远科技开发有限公司 | 建在城市闹市区的地下智能立体自动停车库 |
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