JPH07259365A - 立体駐車場 - Google Patents
立体駐車場Info
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- JPH07259365A JPH07259365A JP4531294A JP4531294A JPH07259365A JP H07259365 A JPH07259365 A JP H07259365A JP 4531294 A JP4531294 A JP 4531294A JP 4531294 A JP4531294 A JP 4531294A JP H07259365 A JPH07259365 A JP H07259365A
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 22
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 立体駐車場に車両を入庫又は出庫させる際に
立体駐車場の利用者が行う作業を可及的に低減する。 【構成】 車両Gの入庫及び車両Gの出庫を行う車両収
納装置Eを制御する制御部が、入出庫対象車両を特定す
るための入出庫対象特定情報に基づいて車両Gの収納位
置を管理しながら入出庫作動を実行するように構成され
ている立体駐車場において、送信指示に基づいて記憶し
ている入出庫対象特定情報を無線式に送信する携帯用の
送信具からの受信情報に基づいて、制御部に対して入出
庫対象特定情報を指示する入力部25が設けられ、制御
部は、入出庫対象特定情報が指示されたときにおいて、
その入出庫対象特定情報に対応する車両Gが現在入庫さ
れている場合には出庫モードと判断して、出庫作動を実
行し、その入出庫対象特定情報に対応する車両Gが現在
入庫されていない場合には入庫モードと判断して、入庫
作動を実行するように構成されている。
立体駐車場の利用者が行う作業を可及的に低減する。 【構成】 車両Gの入庫及び車両Gの出庫を行う車両収
納装置Eを制御する制御部が、入出庫対象車両を特定す
るための入出庫対象特定情報に基づいて車両Gの収納位
置を管理しながら入出庫作動を実行するように構成され
ている立体駐車場において、送信指示に基づいて記憶し
ている入出庫対象特定情報を無線式に送信する携帯用の
送信具からの受信情報に基づいて、制御部に対して入出
庫対象特定情報を指示する入力部25が設けられ、制御
部は、入出庫対象特定情報が指示されたときにおいて、
その入出庫対象特定情報に対応する車両Gが現在入庫さ
れている場合には出庫モードと判断して、出庫作動を実
行し、その入出庫対象特定情報に対応する車両Gが現在
入庫されていない場合には入庫モードと判断して、入庫
作動を実行するように構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両受入部の車両を搬
送して収納する入庫及び収納した車両を車両排出部に搬
送する出庫を行う車両収納装置と、その車両収納装置を
制御する制御部とが設けられ、前記制御部が、入出庫対
象車両を特定するための入出庫対象特定情報に基づいて
車両の収納位置を管理しながら、前記車両の入庫作動及
び出庫作動を実行するように構成されている立体駐車場
に関する。
送して収納する入庫及び収納した車両を車両排出部に搬
送する出庫を行う車両収納装置と、その車両収納装置を
制御する制御部とが設けられ、前記制御部が、入出庫対
象車両を特定するための入出庫対象特定情報に基づいて
車両の収納位置を管理しながら、前記車両の入庫作動及
び出庫作動を実行するように構成されている立体駐車場
に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる立体駐車場は、車両を入庫する際
は、車両収納装置は、車両受入部に位置する車両を、制
御部の制御によって搬送し、収納する。又、車両を出庫
する際は、制御部の制御によって車両を車両排出部に搬
送して出庫する。制御手段は、入庫及び出庫する車両を
特定する情報である入出庫対象特定情報に基づいて車両
の収納位置を管理する。つまり、入庫の際に、入庫対象
車両の情報として指示された入出庫対象特定情報と車両
の収納位置とを対応付けておき、出庫の際は、入出庫対
象特定情報の指示があると、その入出庫対象特定情報に
対応する収納位置に収納されている車両の出庫作動を実
行する。
は、車両収納装置は、車両受入部に位置する車両を、制
御部の制御によって搬送し、収納する。又、車両を出庫
する際は、制御部の制御によって車両を車両排出部に搬
送して出庫する。制御手段は、入庫及び出庫する車両を
特定する情報である入出庫対象特定情報に基づいて車両
の収納位置を管理する。つまり、入庫の際に、入庫対象
車両の情報として指示された入出庫対象特定情報と車両
の収納位置とを対応付けておき、出庫の際は、入出庫対
象特定情報の指示があると、その入出庫対象特定情報に
対応する収納位置に収納されている車両の出庫作動を実
行する。
【0003】上記の入出庫対象特定情報を制御部に指示
する手段としては、従来、車両受入部や車両排出部の近
くで、且つ、外部に手動操作式の入力部が設置され、立
体駐車場の利用者が、その入力部に対して入出庫対象特
定情報を入力する構成としていた。又、この入出庫対象
特定情報の入力と共に、入力部に備えられた指令操作部
に、制御部に入庫作動をさせる入庫モードか、あるい
は、出庫作動をさせる出庫モードかの指令の入力してい
た。
する手段としては、従来、車両受入部や車両排出部の近
くで、且つ、外部に手動操作式の入力部が設置され、立
体駐車場の利用者が、その入力部に対して入出庫対象特
定情報を入力する構成としていた。又、この入出庫対象
特定情報の入力と共に、入力部に備えられた指令操作部
に、制御部に入庫作動をさせる入庫モードか、あるい
は、出庫作動をさせる出庫モードかの指令の入力してい
た。
【0004】又、立体駐車場では、一般に、車両受入部
と外部との連通を開閉するドア、及び、車両排出部と外
部との連通を開閉するドアが設けられている。従来、車
両を入庫する際は、利用者が上記の入庫モードの指令と
入出庫対象特定情報の入力とを行うと、車両受入部と外
部との連通を開閉するドアが開き作動し、利用者が車両
を車両受入部に進入させることができる状態となり、利
用者が車両を車両受入部に位置させる作業を行った後、
その作業完了の入力を上記の入力部から行うと、車両受
入部と外部との連通を開閉するドアが閉じ作動して、上
記の如く入庫作動が実行される。
と外部との連通を開閉するドア、及び、車両排出部と外
部との連通を開閉するドアが設けられている。従来、車
両を入庫する際は、利用者が上記の入庫モードの指令と
入出庫対象特定情報の入力とを行うと、車両受入部と外
部との連通を開閉するドアが開き作動し、利用者が車両
を車両受入部に進入させることができる状態となり、利
用者が車両を車両受入部に位置させる作業を行った後、
その作業完了の入力を上記の入力部から行うと、車両受
入部と外部との連通を開閉するドアが閉じ作動して、上
記の如く入庫作動が実行される。
【0005】そして、車両を出庫する際は、利用者が上
記の出庫モードの指令と入出庫対象特定情報の入力とを
行うと、上記の出庫作動が実行されて、車両排出部まで
車両が搬送された後、車両排出部と外部との連通を開閉
するドアが開き作動し、利用者が車両排出部から車両を
外部に搬出する作業を行った後、その作業完了の入力を
上記の入力部から行うと、車両排出部と外部との連通を
開閉するドアが閉じ作動をする。このようにして、人が
車両受入部及び車両排出部にむやみに立ち入ることを阻
止して、安全性の向上を図っているのである。
記の出庫モードの指令と入出庫対象特定情報の入力とを
行うと、上記の出庫作動が実行されて、車両排出部まで
車両が搬送された後、車両排出部と外部との連通を開閉
するドアが開き作動し、利用者が車両排出部から車両を
外部に搬出する作業を行った後、その作業完了の入力を
上記の入力部から行うと、車両排出部と外部との連通を
開閉するドアが閉じ作動をする。このようにして、人が
車両受入部及び車両排出部にむやみに立ち入ることを阻
止して、安全性の向上を図っているのである。
【0006】さらに、立体駐車場では、一般に、車両受
入部と車両排出部とが、一つの外部連通部にて構成され
ている形式が多いが、車両受入部と車両排出部とを、高
さの異なる箇所や立体駐車場の表裏反対箇所に設けて構
成されている形式のものもある。
入部と車両排出部とが、一つの外部連通部にて構成され
ている形式が多いが、車両受入部と車両排出部とを、高
さの異なる箇所や立体駐車場の表裏反対箇所に設けて構
成されている形式のものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、車両を車両収
納装置に対して入庫又は出庫を行う都度、利用者が上記
の入力部の設置箇所に移動して、入出庫対象特定情報の
入力及び入庫モードか出庫モードかの設定入力を行う必
要があり、入庫又は出庫のための作業が煩雑となる不都
合があった。本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、立体駐車場に車両を入庫又は出
庫させる際に立体駐車場の利用者が行う作業を可及的に
低減することにある。
納装置に対して入庫又は出庫を行う都度、利用者が上記
の入力部の設置箇所に移動して、入出庫対象特定情報の
入力及び入庫モードか出庫モードかの設定入力を行う必
要があり、入庫又は出庫のための作業が煩雑となる不都
合があった。本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、立体駐車場に車両を入庫又は出
庫させる際に立体駐車場の利用者が行う作業を可及的に
低減することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の立体駐車場は、
車両受入部の車両を搬送して収納する入庫及び収納した
車両を車両排出部に搬送する出庫を行う車両収納装置
と、その車両収納装置を制御する制御部とが設けられ、
前記制御部が、入出庫対象車両を特定するための入出庫
対象特定情報に基づいて車両の収納位置を管理しなが
ら、前記車両の入庫作動及び出庫作動を実行するように
構成されているものであって、その第1特徴構成は、前
記入出庫対象特定情報を記憶する記憶手段と、送信指示
を指令する送信指示手段と、送信指示に基づいて、前記
入出庫対象特定情報を送信する無線式の送信手段とを備
えた携帯用の送信具が設けられ、前記送信具からの前記
入出庫対象特定情報を受信する受信部の受信情報に基づ
いて、前記制御部に対して前記入出庫対象特定情報を指
示する入力部が設けられ、前記制御部は、前記入出庫対
象特定情報が指示されたときにおいて、その入出庫対象
特定情報に対応する車両が現在入庫されている場合には
出庫モードと判断して、出庫作動を実行し、その入出庫
対象特定情報に対応する車両が現在入庫されていない場
合には入庫モードと判断して、入庫作動を実行するよう
に構成されている点にある。
車両受入部の車両を搬送して収納する入庫及び収納した
車両を車両排出部に搬送する出庫を行う車両収納装置
と、その車両収納装置を制御する制御部とが設けられ、
前記制御部が、入出庫対象車両を特定するための入出庫
対象特定情報に基づいて車両の収納位置を管理しなが
ら、前記車両の入庫作動及び出庫作動を実行するように
構成されているものであって、その第1特徴構成は、前
記入出庫対象特定情報を記憶する記憶手段と、送信指示
を指令する送信指示手段と、送信指示に基づいて、前記
入出庫対象特定情報を送信する無線式の送信手段とを備
えた携帯用の送信具が設けられ、前記送信具からの前記
入出庫対象特定情報を受信する受信部の受信情報に基づ
いて、前記制御部に対して前記入出庫対象特定情報を指
示する入力部が設けられ、前記制御部は、前記入出庫対
象特定情報が指示されたときにおいて、その入出庫対象
特定情報に対応する車両が現在入庫されている場合には
出庫モードと判断して、出庫作動を実行し、その入出庫
対象特定情報に対応する車両が現在入庫されていない場
合には入庫モードと判断して、入庫作動を実行するよう
に構成されている点にある。
【0009】第2特徴構成は、上記第1特徴構成におい
て、前記車両収納装置に、前記車両受入部と外部との連
通を開閉するドアが備えられ、前記車両受入部の近くで
且つ外部に、確認情報を指令する確認情報指令手段が設
けられ、前記制御部は、前記入庫モードと判断するに伴
って、前記ドアの開き作動を実行し、且つ、前記確認情
報が指令されるに伴って、前記ドアの閉じ作動を実行す
るように構成されている点にある。
て、前記車両収納装置に、前記車両受入部と外部との連
通を開閉するドアが備えられ、前記車両受入部の近くで
且つ外部に、確認情報を指令する確認情報指令手段が設
けられ、前記制御部は、前記入庫モードと判断するに伴
って、前記ドアの開き作動を実行し、且つ、前記確認情
報が指令されるに伴って、前記ドアの閉じ作動を実行す
るように構成されている点にある。
【0010】第3特徴構成は、上記第1又は第2特徴構
成において、前記車両収納装置に、前記車両排出部と外
部との連通を開閉するドアが備えられ、前記制御部は、
前記出庫モードと判断するに伴って、前記車両排出部へ
の車両搬送後において前記ドアの開き作動を実行し、且
つ、その搬送した車両に対応する前記入出庫対象特定情
報が指示されるに伴って、前記ドアの閉じ作動を実行す
るように構成されている点にある。第4特徴構成は、上
記第1、第2又は第3特徴構成において、前記車両受入
部と前記車両排出部とが、一つの外部連通部にて構成さ
れている点にある。
成において、前記車両収納装置に、前記車両排出部と外
部との連通を開閉するドアが備えられ、前記制御部は、
前記出庫モードと判断するに伴って、前記車両排出部へ
の車両搬送後において前記ドアの開き作動を実行し、且
つ、その搬送した車両に対応する前記入出庫対象特定情
報が指示されるに伴って、前記ドアの閉じ作動を実行す
るように構成されている点にある。第4特徴構成は、上
記第1、第2又は第3特徴構成において、前記車両受入
部と前記車両排出部とが、一つの外部連通部にて構成さ
れている点にある。
【0011】第5特徴構成は、上記第1、第2、第3又
は第4特徴構成において、前記車両受入部及び前記車両
排出部の近くで且つ外部に、前記送信具が接続されるに
伴って、その送信具に記憶された前記入出庫対象特定情
報を読み取る読取手段が設けられ、前記送信具に、前記
読取手段によって読み取られる前記入出庫対象特定情報
を記憶する記憶手段が設けられ、前記入力部が、前記読
取手段の読取情報に基づいて、前記制御部に対して前記
入出庫対象特定情報を指示するように構成されている点
にある。
は第4特徴構成において、前記車両受入部及び前記車両
排出部の近くで且つ外部に、前記送信具が接続されるに
伴って、その送信具に記憶された前記入出庫対象特定情
報を読み取る読取手段が設けられ、前記送信具に、前記
読取手段によって読み取られる前記入出庫対象特定情報
を記憶する記憶手段が設けられ、前記入力部が、前記読
取手段の読取情報に基づいて、前記制御部に対して前記
入出庫対象特定情報を指示するように構成されている点
にある。
【0012】第6特徴構成は、上記第1、第2、第3、
第4又は第5特徴構成において、前記記憶手段が、前記
入出庫対象特定情報と前記車両収納装置を特定する車両
収納装置特定情報とを記憶するように構成され、前記送
信手段が、送信指示に基づいて、前記入出庫対象特定情
報と前記車両収納装置特定情報とを送信するように構成
され、前記制御手段が、前記入力部から指示される前記
車両収納装置特定情報が予め設定された自己の車両収納
装置特定情報と一致するときにのみ、前記入庫作動及び
出庫作動を実行するように構成されている点にある。
第4又は第5特徴構成において、前記記憶手段が、前記
入出庫対象特定情報と前記車両収納装置を特定する車両
収納装置特定情報とを記憶するように構成され、前記送
信手段が、送信指示に基づいて、前記入出庫対象特定情
報と前記車両収納装置特定情報とを送信するように構成
され、前記制御手段が、前記入力部から指示される前記
車両収納装置特定情報が予め設定された自己の車両収納
装置特定情報と一致するときにのみ、前記入庫作動及び
出庫作動を実行するように構成されている点にある。
【0013】
【作用】本発明の第1特徴構成によれば、車両を立体駐
車場に入庫及び出庫する際は、利用者が、携帯用の送信
具に送信指示すると、送信具に備えられた無線式の送信
手段が記憶手段に記憶された入出庫対象特定情報を送信
する。送信具から送信され受信部にて受信された入出庫
対象特定情報は入力部から制御部に指示され、制御部
は、指示された入出庫対象特定情報の車両が現在既に入
庫されている場合は、出庫モードと判断して出庫作動を
実行し、指示された入出庫対象特定情報の車両が現在未
だ入庫されていない場合には、入庫モードと判断して入
庫作動を実行する。すなわち、利用者が携帯用の送信具
に備えられた送信指示手段に送信指示するだけで、入出
庫対象車両特定情報を制御部に指示でき、入庫モードか
出庫モードかの判断処理も実行されるので、利用者は入
力部の設置箇所まで移動して入力操作する必要がないよ
うにしながら、送信具に送信指示するだけの簡単な操作
で入庫又は出庫の指示をできるのである。
車場に入庫及び出庫する際は、利用者が、携帯用の送信
具に送信指示すると、送信具に備えられた無線式の送信
手段が記憶手段に記憶された入出庫対象特定情報を送信
する。送信具から送信され受信部にて受信された入出庫
対象特定情報は入力部から制御部に指示され、制御部
は、指示された入出庫対象特定情報の車両が現在既に入
庫されている場合は、出庫モードと判断して出庫作動を
実行し、指示された入出庫対象特定情報の車両が現在未
だ入庫されていない場合には、入庫モードと判断して入
庫作動を実行する。すなわち、利用者が携帯用の送信具
に備えられた送信指示手段に送信指示するだけで、入出
庫対象車両特定情報を制御部に指示でき、入庫モードか
出庫モードかの判断処理も実行されるので、利用者は入
力部の設置箇所まで移動して入力操作する必要がないよ
うにしながら、送信具に送信指示するだけの簡単な操作
で入庫又は出庫の指示をできるのである。
【0014】本発明の第2特徴構成によれば、利用者が
携帯用の送信具に送信指示をすると、制御手段は入庫モ
ードか出庫モードかを判断し、入庫モードと判断する
と、車両受入部と外部とを連通するドアを開き作動し、
利用者がドアを通過して入庫する車両を外部から車両受
入部に移動させた後、確認情報指令手段から車両の車両
受入部への移動を完了して車両受入部内の安全を確認し
たこと示す確認情報を指令すると、制御部はドアを閉じ
て、入庫作動を実行する。つまり、利用者が車両を入庫
する場合は、携帯用の送信具に送信指示をするだけで、
入庫モードと判断されてドアが開き作動するので、車両
に乗って立体駐車場に到着した利用者は、その車両から
降りることなく車両に乗ったままで、携帯用の送信具に
送信指示をして、ドアが開くと、車両受入部に車両を移
動させることができるのである。
携帯用の送信具に送信指示をすると、制御手段は入庫モ
ードか出庫モードかを判断し、入庫モードと判断する
と、車両受入部と外部とを連通するドアを開き作動し、
利用者がドアを通過して入庫する車両を外部から車両受
入部に移動させた後、確認情報指令手段から車両の車両
受入部への移動を完了して車両受入部内の安全を確認し
たこと示す確認情報を指令すると、制御部はドアを閉じ
て、入庫作動を実行する。つまり、利用者が車両を入庫
する場合は、携帯用の送信具に送信指示をするだけで、
入庫モードと判断されてドアが開き作動するので、車両
に乗って立体駐車場に到着した利用者は、その車両から
降りることなく車両に乗ったままで、携帯用の送信具に
送信指示をして、ドアが開くと、車両受入部に車両を移
動させることができるのである。
【0015】本発明の第3特徴構成によれば、利用者が
携帯用の送信具に送信指示をすると、制御手段は入庫モ
ードか出庫モードかを判断し、出庫モードと判断する
と、出庫する車両を車両排出部に搬送し、その後、車両
排出部と外部とを連通するドアを開き作動し、利用者が
ドアを通過して出庫する車両を車両排出部から外部へ移
動させた後、その車両の移動作業を完了した利用者が携
帯用の送信具に送信指示をして、入出庫対象特定情報が
指示されると、制御部は、ドアを閉じ作動する。つま
り、利用者が車両を出庫する場合、携帯用の送信具に送
信指示をするだけで、車両を車両排出部から外部へ移動
させる作業を完了したことを指示できるので、車両に乗
って車両排出部から外部へ車両を移動させた利用者は、
その車両から降りることなく車両に乗ったままで、携帯
用の送信具に送信指示をして、そのまま立体駐車場から
離れることができるのである。
携帯用の送信具に送信指示をすると、制御手段は入庫モ
ードか出庫モードかを判断し、出庫モードと判断する
と、出庫する車両を車両排出部に搬送し、その後、車両
排出部と外部とを連通するドアを開き作動し、利用者が
ドアを通過して出庫する車両を車両排出部から外部へ移
動させた後、その車両の移動作業を完了した利用者が携
帯用の送信具に送信指示をして、入出庫対象特定情報が
指示されると、制御部は、ドアを閉じ作動する。つま
り、利用者が車両を出庫する場合、携帯用の送信具に送
信指示をするだけで、車両を車両排出部から外部へ移動
させる作業を完了したことを指示できるので、車両に乗
って車両排出部から外部へ車両を移動させた利用者は、
その車両から降りることなく車両に乗ったままで、携帯
用の送信具に送信指示をして、そのまま立体駐車場から
離れることができるのである。
【0016】本発明の第4特徴構成によれば、車両受入
部と車両排出部とが、一つの外部連通部にて構成されて
いるので、制御部は、入庫モードでは入庫する車両が外
部連通部に位置した状態で入庫作動を実行し、又、出庫
モードでは出庫する車両を外部連通部に搬送する。車両
受入部と車両排出部とは、本来的に車両の搬送に関して
共通する機能が多いので、設備を効率良く共用させるこ
とができるのである。
部と車両排出部とが、一つの外部連通部にて構成されて
いるので、制御部は、入庫モードでは入庫する車両が外
部連通部に位置した状態で入庫作動を実行し、又、出庫
モードでは出庫する車両を外部連通部に搬送する。車両
受入部と車両排出部とは、本来的に車両の搬送に関して
共通する機能が多いので、設備を効率良く共用させるこ
とができるのである。
【0017】本発明の第5特徴構成によれば、利用者が
送信具に送信指示をすると、送信具の送信手段が記憶手
段に記憶された入出庫対象特定情報を送信することがで
きると共に、読取手段に送信具を接続して、記憶されて
いる入出庫対象特定情報を読み取らせて、その入出庫対
象特定情報を制御部に指示することができ、必要に応じ
て入出庫対象特定情報の入力の形式を選択することが可
能となる。
送信具に送信指示をすると、送信具の送信手段が記憶手
段に記憶された入出庫対象特定情報を送信することがで
きると共に、読取手段に送信具を接続して、記憶されて
いる入出庫対象特定情報を読み取らせて、その入出庫対
象特定情報を制御部に指示することができ、必要に応じ
て入出庫対象特定情報の入力の形式を選択することが可
能となる。
【0018】本発明の第6特徴構成によれば、利用者が
送信具に送信指示をすると、送信具の送信手段は、記憶
手段に記憶されている入出庫対象車両を特定するための
入出庫対象特定情報と車両収納装置を特定するための車
両収納装置特定情報とを送信する。この送信された情報
により、制御部は、予め設定された自己の車両収納装置
特定情報と一致するときにのみ入庫作動及び出庫作動を
実行する。つまり、制御部は、送信されてきた入出庫対
象特定情報に対応する車両が、入庫及び出庫させるべき
車両であるかを、車両収納装置特定情報によって判断す
るのである。
送信具に送信指示をすると、送信具の送信手段は、記憶
手段に記憶されている入出庫対象車両を特定するための
入出庫対象特定情報と車両収納装置を特定するための車
両収納装置特定情報とを送信する。この送信された情報
により、制御部は、予め設定された自己の車両収納装置
特定情報と一致するときにのみ入庫作動及び出庫作動を
実行する。つまり、制御部は、送信されてきた入出庫対
象特定情報に対応する車両が、入庫及び出庫させるべき
車両であるかを、車両収納装置特定情報によって判断す
るのである。
【0019】
【発明の効果】上記第1特徴構成によれば、上記の如
く、利用者が携帯用の送信具に送信指示するだけで、入
出庫対象特定情報を制御部に指示でき、入庫モードか出
庫モードかの判断処理も実行されるので、利用者は入力
部の設置箇所まで移動して入力操作する必要がないよう
にしながら、送信具に送信指示するだけの簡単な操作で
入庫又は出庫の指示をできるのであり、しかも、送信具
に入庫モードや出庫モードの指令手段を備えさせるのに
較べても、送信具の構成を簡素に、且つ、利用者の操作
の容易化を図れるものとなって、立体駐車場に車両を入
庫又は出庫させる際に立体駐車場の利用者が行う作業を
可及的に低減させることができるに至った。
く、利用者が携帯用の送信具に送信指示するだけで、入
出庫対象特定情報を制御部に指示でき、入庫モードか出
庫モードかの判断処理も実行されるので、利用者は入力
部の設置箇所まで移動して入力操作する必要がないよう
にしながら、送信具に送信指示するだけの簡単な操作で
入庫又は出庫の指示をできるのであり、しかも、送信具
に入庫モードや出庫モードの指令手段を備えさせるのに
較べても、送信具の構成を簡素に、且つ、利用者の操作
の容易化を図れるものとなって、立体駐車場に車両を入
庫又は出庫させる際に立体駐車場の利用者が行う作業を
可及的に低減させることができるに至った。
【0020】上記第2特徴構成によれば、上記第1特徴
構成による効果に加え、上記の如く、入庫時に、車両に
乗って立体駐車場に到着した利用者は、その車両から降
りることなく車両に乗ったままで、携帯用の送信具に送
信指示をして、ドアが開くと、車両受入部に車両を移動
させることができるので、車両受入部と外部との連通を
開閉するドアを設置して安全性を向上させながらも、車
両を入庫させる際の利用者が行う作業を可及的に低減さ
せることができるに至った。
構成による効果に加え、上記の如く、入庫時に、車両に
乗って立体駐車場に到着した利用者は、その車両から降
りることなく車両に乗ったままで、携帯用の送信具に送
信指示をして、ドアが開くと、車両受入部に車両を移動
させることができるので、車両受入部と外部との連通を
開閉するドアを設置して安全性を向上させながらも、車
両を入庫させる際の利用者が行う作業を可及的に低減さ
せることができるに至った。
【0021】上記第3特徴構成によれば、上記第1又は
第2特徴構成による効果に加え、出庫時に、車両に乗っ
て車両排出部から外部へ車両を移動させた利用者は、そ
の車両から降りることなく車両に乗ったままで、携帯用
の送信具に送信指示をして、そのまま立体駐車場から離
れることができるので、車両排出部と外部との連通を開
閉するドアを設置して安全性を向上させながらも、車両
を出庫させる際の利用者が行う作業を可及的に低減させ
ることができるに至った。上記第4特徴構成によれば、
車両受入部と車両排出部とで設備を効率良く共用させる
ことができ、もって、車両収納装置の構成の簡素化を図
ることができながら、上記第1、第2又は第3特徴構成
による効果を奏することができる。
第2特徴構成による効果に加え、出庫時に、車両に乗っ
て車両排出部から外部へ車両を移動させた利用者は、そ
の車両から降りることなく車両に乗ったままで、携帯用
の送信具に送信指示をして、そのまま立体駐車場から離
れることができるので、車両排出部と外部との連通を開
閉するドアを設置して安全性を向上させながらも、車両
を出庫させる際の利用者が行う作業を可及的に低減させ
ることができるに至った。上記第4特徴構成によれば、
車両受入部と車両排出部とで設備を効率良く共用させる
ことができ、もって、車両収納装置の構成の簡素化を図
ることができながら、上記第1、第2又は第3特徴構成
による効果を奏することができる。
【0022】上記第5特徴構成によれば、上記第1、第
2、第3又は第4特徴構成による効果に加え、必要に応
じて入出庫対象特定情報の入力部への入力の形式を選択
することが可能となるので、立体駐車場を一層便利なも
のにすることができる。上記第6特徴構成によれば、上
記第1、第2、第3、第4又は第5特徴構成による効果
に加え、制御部は、送信具の送信情報に含まれる車両収
納装置特定情報によって、制御部は、送信されてきた入
出庫対象特定情報に対応する車両が、入庫及び出庫させ
るべき車両であるかを、車両収納装置特定情報によって
判断するので、例えば、利用者が誤って予め入出庫の登
録をしていない立体駐車場で送信具に送信指示をしてし
まった場合に、偶然に、登録されている入出庫対象特定
情報と同一であったとしても、誤って入出庫処理を実行
してしまうような誤作動を防止できるのである。
2、第3又は第4特徴構成による効果に加え、必要に応
じて入出庫対象特定情報の入力部への入力の形式を選択
することが可能となるので、立体駐車場を一層便利なも
のにすることができる。上記第6特徴構成によれば、上
記第1、第2、第3、第4又は第5特徴構成による効果
に加え、制御部は、送信具の送信情報に含まれる車両収
納装置特定情報によって、制御部は、送信されてきた入
出庫対象特定情報に対応する車両が、入庫及び出庫させ
るべき車両であるかを、車両収納装置特定情報によって
判断するので、例えば、利用者が誤って予め入出庫の登
録をしていない立体駐車場で送信具に送信指示をしてし
まった場合に、偶然に、登録されている入出庫対象特定
情報と同一であったとしても、誤って入出庫処理を実行
してしまうような誤作動を防止できるのである。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示す立体駐車場には、車両Gの入庫又は出
庫のための外部連通部B、車両Gを搭載するパレットP
を収納する複数の棚1を上下方向に並べて備える車両収
納ラックA、車両収納ラックAと外部連通部Bとの間に
わたりパレットPを搬送する昇降部3、外部連通部B内
においてパレットPを旋回させる旋回装置7等により構
成される車両収納装置Eが設けられている。従って、入
庫する車両を受け入れる部分である車両受入部Iと、出
庫する車両を排出する部分である車両排出部Oとが、一
つの外部連通部Bにて構成された形式のものとしてあ
る。外部連通部Bは、立体駐車場の地上階部分に設けら
れ、外部連通部Bの一方側の側面には、車両Gが進入又
は退出する入出庫口2が設けられている。以後、本実施
例において、入出庫口2より外部連通部Bの奥を臨む方
向を立体駐車場の奥行方向とし、前記奥行方向と直交し
入出庫口2の開口の横幅にわたる方向を立体駐車場の横
幅方向とする。
する。図1に示す立体駐車場には、車両Gの入庫又は出
庫のための外部連通部B、車両Gを搭載するパレットP
を収納する複数の棚1を上下方向に並べて備える車両収
納ラックA、車両収納ラックAと外部連通部Bとの間に
わたりパレットPを搬送する昇降部3、外部連通部B内
においてパレットPを旋回させる旋回装置7等により構
成される車両収納装置Eが設けられている。従って、入
庫する車両を受け入れる部分である車両受入部Iと、出
庫する車両を排出する部分である車両排出部Oとが、一
つの外部連通部Bにて構成された形式のものとしてあ
る。外部連通部Bは、立体駐車場の地上階部分に設けら
れ、外部連通部Bの一方側の側面には、車両Gが進入又
は退出する入出庫口2が設けられている。以後、本実施
例において、入出庫口2より外部連通部Bの奥を臨む方
向を立体駐車場の奥行方向とし、前記奥行方向と直交し
入出庫口2の開口の横幅にわたる方向を立体駐車場の横
幅方向とする。
【0024】図1及び図4に示すように、入出庫口2に
は、図示されない駆動装置によって上下に開閉する入出
庫扉2aが設けられている。車両Gは、入庫のときに
は、入出庫口2を通って外部連通部B内に進入し、出庫
のときには、入出庫口2を通って外部連通部Bの外に退
出する。従って、入出庫扉2aは、車両受入部Iと外部
との連通を開閉する、並びに、車両排出部Oと外部との
連通を開閉するドアとして機能する。棚1は、パレット
Pの長手方向が前記横幅方向に向く状態でパレットPの
長手方向端縁部を載架支持する一対の受け枠1aで構成
され、車両収納ラックAの前記奥行方向奥側と手前側と
に夫々設けられている。棚1の間には、昇降部3が昇降
する昇降用通路Sが、棚1の側脇に沿い、且つ、下端が
外部連通部Bに突入する状態で設けられている。
は、図示されない駆動装置によって上下に開閉する入出
庫扉2aが設けられている。車両Gは、入庫のときに
は、入出庫口2を通って外部連通部B内に進入し、出庫
のときには、入出庫口2を通って外部連通部Bの外に退
出する。従って、入出庫扉2aは、車両受入部Iと外部
との連通を開閉する、並びに、車両排出部Oと外部との
連通を開閉するドアとして機能する。棚1は、パレット
Pの長手方向が前記横幅方向に向く状態でパレットPの
長手方向端縁部を載架支持する一対の受け枠1aで構成
され、車両収納ラックAの前記奥行方向奥側と手前側と
に夫々設けられている。棚1の間には、昇降部3が昇降
する昇降用通路Sが、棚1の側脇に沿い、且つ、下端が
外部連通部Bに突入する状態で設けられている。
【0025】昇降部3は、外部連通部Bと複数の棚1と
の間にわたりパレットPの搬送を行うべく、昇降用通路
Sに沿って昇降される。外部連通部Bの下部には、ピッ
ト5が設けられ、昇降部3が外部連通部Bに位置する状
態のときには、ピット5まで降下できるように構成され
ている。ピット5には、昇降及び旋回操作可能なターン
テーブル7aが備えられた旋回装置7が設けられ、車両
Gを載せたパレットPを旋回できるように構成されてい
る。
の間にわたりパレットPの搬送を行うべく、昇降用通路
Sに沿って昇降される。外部連通部Bの下部には、ピッ
ト5が設けられ、昇降部3が外部連通部Bに位置する状
態のときには、ピット5まで降下できるように構成され
ている。ピット5には、昇降及び旋回操作可能なターン
テーブル7aが備えられた旋回装置7が設けられ、車両
Gを載せたパレットPを旋回できるように構成されてい
る。
【0026】昇降部3の昇降駆動機構は、図2に示すよ
うに、昇降部3とバランスウェイト10とを接続する2
系統の索状体11と、立体駐車場の上部に設けられ、索
状体11が巻回される吊下プーリ12a,12b,12
c,12dと、立体駐車場の下部に設けられ索状体11
が巻回されている駆動プーリ13aと、駆動プーリ13
aを回転させる昇降駆動装置13とから構成されてい
る。従って、昇降部3は、昇降用通路S内に索状体11
によって吊り下げ支持され、昇降駆動装置13によって
昇降移動されるように構成されている。
うに、昇降部3とバランスウェイト10とを接続する2
系統の索状体11と、立体駐車場の上部に設けられ、索
状体11が巻回される吊下プーリ12a,12b,12
c,12dと、立体駐車場の下部に設けられ索状体11
が巻回されている駆動プーリ13aと、駆動プーリ13
aを回転させる昇降駆動装置13とから構成されてい
る。従って、昇降部3は、昇降用通路S内に索状体11
によって吊り下げ支持され、昇降駆動装置13によって
昇降移動されるように構成されている。
【0027】昇降部3は、基本骨格をなすフレーム3a
と、フレーム3aの長手方向両側端部にそれぞれ垂直に
立設するサイドポスト3bと、側板3cと、側板3cの
上部に屋根状に取り付けられた遮蔽体3dとから構成さ
れている。サイドポスト3bの上下両端部には、昇降用
通路S内に設けられているガイドレール14を挟持する
2個一対のローラ15が備えられ、昇降部3の昇降用通
路Sに沿う昇降が案内されると共に、昇降部3が傾くこ
とが防止されている。フレーム3aには、パレットPを
支持し且つ棚1に対して突入動作及び引退動作されるこ
とによってパレットPを平行移動させて、棚1と昇降部
3との間でパレットPの移載を行う2本のフォーク装置
16aと、昇降部3が外部連通部Bに位置する状態にお
いて、人が歩行する歩行床17とが設けられている。
又、昇降部3には、図2に示すように、旋回装置7のタ
ーンテーブル7aが通り抜け可能な穴3fが形成されて
おり、昇降部3がピット5まで降下することによって、
ターンテーブル7aがパレットPを担持できるように構
成されている。旋回装置7は、ターンテーブル7aを上
げ位置において旋回させ、下げ位置に下降させることに
よって、パレットPを外部連通部Bの床上に載置するこ
とができる。
と、フレーム3aの長手方向両側端部にそれぞれ垂直に
立設するサイドポスト3bと、側板3cと、側板3cの
上部に屋根状に取り付けられた遮蔽体3dとから構成さ
れている。サイドポスト3bの上下両端部には、昇降用
通路S内に設けられているガイドレール14を挟持する
2個一対のローラ15が備えられ、昇降部3の昇降用通
路Sに沿う昇降が案内されると共に、昇降部3が傾くこ
とが防止されている。フレーム3aには、パレットPを
支持し且つ棚1に対して突入動作及び引退動作されるこ
とによってパレットPを平行移動させて、棚1と昇降部
3との間でパレットPの移載を行う2本のフォーク装置
16aと、昇降部3が外部連通部Bに位置する状態にお
いて、人が歩行する歩行床17とが設けられている。
又、昇降部3には、図2に示すように、旋回装置7のタ
ーンテーブル7aが通り抜け可能な穴3fが形成されて
おり、昇降部3がピット5まで降下することによって、
ターンテーブル7aがパレットPを担持できるように構
成されている。旋回装置7は、ターンテーブル7aを上
げ位置において旋回させ、下げ位置に下降させることに
よって、パレットPを外部連通部Bの床上に載置するこ
とができる。
【0028】図3には、立体駐車場の制御機構が示され
ている。立体駐車場の作動全体を制御する制御部Cは、
入出庫扉2a,昇降部3並びに旋回装置7の作動を制御
する入出庫制御部C1と、後述の管理装置25からの指
示に基づいて入出庫制御部C1に対して入出庫の指令を
出す入出庫指令部C2とから構成されている。制御部C
の入出庫指令部C2に備えられた記憶部Mは、その制御
部Cが管理する車両収納装置Eに割り当てられた番号で
ある車両収納装置特定情報と、立体駐車場の利用者夫々
に割り当てられた利用者番号である入出庫対象特定情報
とを予め記憶している。
ている。立体駐車場の作動全体を制御する制御部Cは、
入出庫扉2a,昇降部3並びに旋回装置7の作動を制御
する入出庫制御部C1と、後述の管理装置25からの指
示に基づいて入出庫制御部C1に対して入出庫の指令を
出す入出庫指令部C2とから構成されている。制御部C
の入出庫指令部C2に備えられた記憶部Mは、その制御
部Cが管理する車両収納装置Eに割り当てられた番号で
ある車両収納装置特定情報と、立体駐車場の利用者夫々
に割り当てられた利用者番号である入出庫対象特定情報
とを予め記憶している。
【0029】管理装置25は、図1及び図4に示すよう
に、外部連通部Bの入出庫口2近くに設置され、管理装
置25の操作部24には、図5に示すように、各種の操
作案内を表示するモニタ24a、モニタ24aの表示画
面上に張り付けられた透明パネル式のタッチスイッチ2
4b、制御部Cに対して作動の開始及び停止を指示する
切換スイッチ24e及び何らかの異常発生時に車両収納
装置Eの作動を非常停止させるための非常停止スイッチ
24fが備えられている。又、管理装置25には、後述
するIDリモコン27からの光信号を受光する受光部2
5aが備えられ、この受光部25aは、入出庫扉2aの
両脇に配置されている。
に、外部連通部Bの入出庫口2近くに設置され、管理装
置25の操作部24には、図5に示すように、各種の操
作案内を表示するモニタ24a、モニタ24aの表示画
面上に張り付けられた透明パネル式のタッチスイッチ2
4b、制御部Cに対して作動の開始及び停止を指示する
切換スイッチ24e及び何らかの異常発生時に車両収納
装置Eの作動を非常停止させるための非常停止スイッチ
24fが備えられている。又、管理装置25には、後述
するIDリモコン27からの光信号を受光する受光部2
5aが備えられ、この受光部25aは、入出庫扉2aの
両脇に配置されている。
【0030】IDリモコン27には、図6に示すよう
に、筐体内部に、登録している立体駐車場の車両収納装
置Eの番号である車両収納装置特定情報と利用者番号で
ある入出庫対象特定情報とを記憶する記憶手段として機
能するICチップ27aと、LED制御回路27bと、
これらICチップ27a及びLED制御回路27bに電
流を供給するバッテリ27cとが備えられ、筐体縁部に
赤外発光LED27dが備えられ、筐体表面には、タッ
チスイッチ27eが備えられている。
に、筐体内部に、登録している立体駐車場の車両収納装
置Eの番号である車両収納装置特定情報と利用者番号で
ある入出庫対象特定情報とを記憶する記憶手段として機
能するICチップ27aと、LED制御回路27bと、
これらICチップ27a及びLED制御回路27bに電
流を供給するバッテリ27cとが備えられ、筐体縁部に
赤外発光LED27dが備えられ、筐体表面には、タッ
チスイッチ27eが備えられている。
【0031】IDリモコン27は、立体駐車場の利用者
がタッチスイッチ27eを押し操作して送信指示をする
と、LED制御回路27bの制御によって、赤外発光L
ED27dがICチップ27aに記憶されている車両収
納装置特定情報及び入出庫対象特定情報等を送信する。
尚、この赤外発光LED27dから送信した信号は、上
述の如く、受光部25aにて受信される。従って、タッ
チスイッチ27eは、送信指示を指令する送信指示手段
として機能し、LED制御回路27b及び赤外発光LE
D27dは、車両収納装置特定情報と入出庫対象特定情
報とを送信する無線式の送信手段Tとして機能し、ID
リモコン27は、記憶手段27aと送信手段Tとを備え
た携帯用の送信具として機能し、管理装置25は、制御
部Cに対して入出庫対象車両を指示する入力部として機
能し、受光部25aは、入出庫対象特定情報を受信する
受信部として機能する。
がタッチスイッチ27eを押し操作して送信指示をする
と、LED制御回路27bの制御によって、赤外発光L
ED27dがICチップ27aに記憶されている車両収
納装置特定情報及び入出庫対象特定情報等を送信する。
尚、この赤外発光LED27dから送信した信号は、上
述の如く、受光部25aにて受信される。従って、タッ
チスイッチ27eは、送信指示を指令する送信指示手段
として機能し、LED制御回路27b及び赤外発光LE
D27dは、車両収納装置特定情報と入出庫対象特定情
報とを送信する無線式の送信手段Tとして機能し、ID
リモコン27は、記憶手段27aと送信手段Tとを備え
た携帯用の送信具として機能し、管理装置25は、制御
部Cに対して入出庫対象車両を指示する入力部として機
能し、受光部25aは、入出庫対象特定情報を受信する
受信部として機能する。
【0032】以下、立体駐車場の入出庫動作を、図7乃
至図10のフローチャート及び図11乃至図14の画面
表示例に基づいて説明する。入出庫指令部C2は、図7
に示すフローチャートに基づき、受光部25aのIDリ
モコン27からの信号の受信によって入庫か出庫かを判
断すると、又は、タッチスイッチ24bの押し操作によ
って入庫か出庫かが指示されると、入庫の場合は、図8
に示すフローチャートに基づき入庫処理を行い、出庫の
場合は、図9に示すフローチャートに基づき出庫処理を
行う。
至図10のフローチャート及び図11乃至図14の画面
表示例に基づいて説明する。入出庫指令部C2は、図7
に示すフローチャートに基づき、受光部25aのIDリ
モコン27からの信号の受信によって入庫か出庫かを判
断すると、又は、タッチスイッチ24bの押し操作によ
って入庫か出庫かが指示されると、入庫の場合は、図8
に示すフローチャートに基づき入庫処理を行い、出庫の
場合は、図9に示すフローチャートに基づき出庫処理を
行う。
【0033】入出庫制御部C1は、入出庫指令部C2の
入庫処理又は出庫処理において入出庫制御部C1に対し
て出力される入庫指示信号又は出庫指示信号等を受け取
り、車両収納装置Eの各部を制御して、外部連通部Bか
ら車両収納ラックAへの入庫作動又は車両収納ラックA
から外部連通部Bへの出庫作動を行わせる。
入庫処理又は出庫処理において入出庫制御部C1に対し
て出力される入庫指示信号又は出庫指示信号等を受け取
り、車両収納装置Eの各部を制御して、外部連通部Bか
ら車両収納ラックAへの入庫作動又は車両収納ラックA
から外部連通部Bへの出庫作動を行わせる。
【0034】以下、上記の動作を、入出庫指令部C2に
ついての図7乃至図9のフローチャートと、入出庫制御
部C1についての図10のフローチャートとに基づいて
詳細に説明する。先ず、図7のフローチャートにおい
て、操作部24の切換スイッチ24eが『通常』側に切
り換え操作されると、各部を予め設定されている状態に
初期設定した後(ステップ#1)、モニタ24aに図1
1に示す待機画面を表示させる(ステップ#2)。次
に、後述の入庫処理又は出庫処理によって画面表示が図
11に示す待機画面から他の画面に変更されているか否
かを判断して(ステップ#3)、変更されていれば図1
1に示す待機画面に戻す(ステップ#4)。
ついての図7乃至図9のフローチャートと、入出庫制御
部C1についての図10のフローチャートとに基づいて
詳細に説明する。先ず、図7のフローチャートにおい
て、操作部24の切換スイッチ24eが『通常』側に切
り換え操作されると、各部を予め設定されている状態に
初期設定した後(ステップ#1)、モニタ24aに図1
1に示す待機画面を表示させる(ステップ#2)。次
に、後述の入庫処理又は出庫処理によって画面表示が図
11に示す待機画面から他の画面に変更されているか否
かを判断して(ステップ#3)、変更されていれば図1
1に示す待機画面に戻す(ステップ#4)。
【0035】次に、利用者がIDリモコン27のタッチ
スイッチ27eを押し操作して送信指示を出すことによ
り赤外発光LED27dが送信した車両収納装置特定情
報及び入出庫車両特定情報を受光部25aが受信したか
否かを判断し(ステップ#5)、受信していなければモ
ニタ24aの画面上のタッチスイッチ24bが押し操作
されているか否かを判断し(ステップ#6)、押し操作
されていなければステップ#3に戻る。つまり、IDリ
モコン27からの送信を受信するか、又は、タッチスイ
ッチ24bが押し操作されるまで待機しているのであ
る。
スイッチ27eを押し操作して送信指示を出すことによ
り赤外発光LED27dが送信した車両収納装置特定情
報及び入出庫車両特定情報を受光部25aが受信したか
否かを判断し(ステップ#5)、受信していなければモ
ニタ24aの画面上のタッチスイッチ24bが押し操作
されているか否かを判断し(ステップ#6)、押し操作
されていなければステップ#3に戻る。つまり、IDリ
モコン27からの送信を受信するか、又は、タッチスイ
ッチ24bが押し操作されるまで待機しているのであ
る。
【0036】ステップ#5において、IDリモコン27
から送信された信号を読み取ると、その読み取った信号
の車両収納装置特定情報及び入出庫対象特定情報から、
その車両収納装置Eに利用者として登録されているか否
かを判断し(ステップ#7)、登録されていなければ
『このカードは使用できない』旨の画面表示を行った後
(ステップ#8)、ステップ#3に戻る。
から送信された信号を読み取ると、その読み取った信号
の車両収納装置特定情報及び入出庫対象特定情報から、
その車両収納装置Eに利用者として登録されているか否
かを判断し(ステップ#7)、登録されていなければ
『このカードは使用できない』旨の画面表示を行った後
(ステップ#8)、ステップ#3に戻る。
【0037】ステップ#7において登録されていると判
断した場合、及び、ステップ#6においてタッチスイッ
チ24bからの入力があった場合、入庫の指示であるか
否かの判断をする(ステップ#9)。このステップ#9
における判断は、IDリモコン27からの指示の場合
は、既にその利用者の車両が入庫されていれば「出庫の
指示」すなわち出庫モードと判断し、入庫されていなけ
れば「入庫の指示」すなわち入庫モードと判断する。
又、タッチスイッチ24bからの指示の場合は、図11
に示す『入庫』又は『出庫』の表示箇所の何れが押し操
作されたかで判断する。ステップ#9で「入庫の指示」
と判断すれば、図8のフローチャートに示す入庫処理を
行い(ステップ#10)、「出庫の指示」と判断すれ
ば、図9のフローチャートに示す出庫処理を行い(ステ
ップ#11)、夫々の処理の終了後ステップ#3に戻
る。
断した場合、及び、ステップ#6においてタッチスイッ
チ24bからの入力があった場合、入庫の指示であるか
否かの判断をする(ステップ#9)。このステップ#9
における判断は、IDリモコン27からの指示の場合
は、既にその利用者の車両が入庫されていれば「出庫の
指示」すなわち出庫モードと判断し、入庫されていなけ
れば「入庫の指示」すなわち入庫モードと判断する。
又、タッチスイッチ24bからの指示の場合は、図11
に示す『入庫』又は『出庫』の表示箇所の何れが押し操
作されたかで判断する。ステップ#9で「入庫の指示」
と判断すれば、図8のフローチャートに示す入庫処理を
行い(ステップ#10)、「出庫の指示」と判断すれ
ば、図9のフローチャートに示す出庫処理を行い(ステ
ップ#11)、夫々の処理の終了後ステップ#3に戻
る。
【0038】次に、上記の入出庫指令部C2による入庫
処理及び出庫処理を、図10のフローチャートに基づく
入出庫制御部C1による車両収納装置Eの制御と関係付
けて説明する。先ず入庫処理の場合は、図8のフローチ
ャートにおいて、入出庫制御部C1に対して入庫準備指
示信号を出力する(ステップ#30)。このとき入出庫
制御部C1は入出庫指令部C2からの入庫準備信号又は
出庫指示信号を待っている状態であり、入庫準備指示信
号を受け取ると図10に示すフローチャートのステップ
#101においてステップ#102に分岐し、昇降部3
が空のパレットPを車両収納ラックAから外部連通部B
に搬送した後、旋回装置7によって入庫可能な姿勢に旋
回する。そして、入出庫扉2aを開き(ステップ#10
3)、入出庫指令部C2から入庫指示信号があるまで待
機する(ステップ#104)。
処理及び出庫処理を、図10のフローチャートに基づく
入出庫制御部C1による車両収納装置Eの制御と関係付
けて説明する。先ず入庫処理の場合は、図8のフローチ
ャートにおいて、入出庫制御部C1に対して入庫準備指
示信号を出力する(ステップ#30)。このとき入出庫
制御部C1は入出庫指令部C2からの入庫準備信号又は
出庫指示信号を待っている状態であり、入庫準備指示信
号を受け取ると図10に示すフローチャートのステップ
#101においてステップ#102に分岐し、昇降部3
が空のパレットPを車両収納ラックAから外部連通部B
に搬送した後、旋回装置7によって入庫可能な姿勢に旋
回する。そして、入出庫扉2aを開き(ステップ#10
3)、入出庫指令部C2から入庫指示信号があるまで待
機する(ステップ#104)。
【0039】入出庫制御部C1がステップ#104で待
機するまでの間、入出庫指令部C2では、図8のフロー
チャートのステップ#31において、入庫指示がIDリ
モコン27によるものかあるいはタッチスイッチ24b
によるものかを判断し、タッチスイッチ24bによるも
のであれば、図示を省略するが、モニタ24aの画面を
駐車場使用者の識別情報を入力させる画面表示に切り換
え(ステップ#32)、タッチスイッチ24bから利用
者の識別情報の入力を受け付ける。ステップ#31にお
いて、IDリモコン27によるものであると判断したと
き、又はステップ#33において、タッチスイッチ24
bからの入力があったと判断したとき、入庫先の棚の番
号である駐車番号と対応付けて利用者の識別情報を登録
する(ステップ#34)。
機するまでの間、入出庫指令部C2では、図8のフロー
チャートのステップ#31において、入庫指示がIDリ
モコン27によるものかあるいはタッチスイッチ24b
によるものかを判断し、タッチスイッチ24bによるも
のであれば、図示を省略するが、モニタ24aの画面を
駐車場使用者の識別情報を入力させる画面表示に切り換
え(ステップ#32)、タッチスイッチ24bから利用
者の識別情報の入力を受け付ける。ステップ#31にお
いて、IDリモコン27によるものであると判断したと
き、又はステップ#33において、タッチスイッチ24
bからの入力があったと判断したとき、入庫先の棚の番
号である駐車番号と対応付けて利用者の識別情報を登録
する(ステップ#34)。
【0040】上記の識別情報の登録が終了すると、画面
表示を図12に示す表示に切り換える(ステップ#3
5)。図8に点線枠で示すように車両Gが外部連通部B
に進入してパレットPへの搭載が完了し、操作者が外部
連通部B内の安全を確認して、モニタ24aの表示画面
上の『安全確認』表示箇所を押し操作すると、入出庫指
令部C2は、タッチスイッチ24bの出力によって、
『安全確認』が押し操作されたと判断して(ステップ#
36)、図13に示す画面表示に切り換える(ステップ
#37)。ステップ#37の画面表示で『スタート』が
押し操作されると、ステップ#38からステップ#39
に進み、入出庫制御部C1に対して駐車番号を出力し、
更に、入庫指示信号を出力する(ステップ#40)。従
って、『安全確認』及び『スタート』を押し操作するタ
ッチスイッチ24bは、車両Gの外部連通部B内への移
動を完了し外部連通部B内の安全を二重に確認した確認
情報を指令する確認情報指令手段として機能する。
表示を図12に示す表示に切り換える(ステップ#3
5)。図8に点線枠で示すように車両Gが外部連通部B
に進入してパレットPへの搭載が完了し、操作者が外部
連通部B内の安全を確認して、モニタ24aの表示画面
上の『安全確認』表示箇所を押し操作すると、入出庫指
令部C2は、タッチスイッチ24bの出力によって、
『安全確認』が押し操作されたと判断して(ステップ#
36)、図13に示す画面表示に切り換える(ステップ
#37)。ステップ#37の画面表示で『スタート』が
押し操作されると、ステップ#38からステップ#39
に進み、入出庫制御部C1に対して駐車番号を出力し、
更に、入庫指示信号を出力する(ステップ#40)。従
って、『安全確認』及び『スタート』を押し操作するタ
ッチスイッチ24bは、車両Gの外部連通部B内への移
動を完了し外部連通部B内の安全を二重に確認した確認
情報を指令する確認情報指令手段として機能する。
【0041】入出庫制御部C1は、この入庫指示信号を
受け取ると、図10のフローチャートのステップ#10
4からステップ#105に進み、入出庫指令部C2から
出力されている駐車番号を読み取る。
受け取ると、図10のフローチャートのステップ#10
4からステップ#105に進み、入出庫指令部C2から
出力されている駐車番号を読み取る。
【0042】駐車番号を読み取った後、入出庫扉2aを
閉じて(ステップ#106)、パレットPを指定された
駐車番号の棚1に収納する(ステップ#107)。この
収納の際は、先ず、パレットPを旋回装置7によって9
0度回転させ、昇降部3を上昇制御して昇降部3のフォ
ーク装置16a上に担持される状態とする。そして、昇
降用通路Sを上昇させて、フォーク装置16aによって
指定の棚1に移載して収納する。車両Gを搭載したパレ
ットPの収納の終了すると、昇降部3を昇降用通路Sの
中間位置に位置させ(ステップ#108)、入出庫指令
部C2に対して入庫完了信号を出力する(ステップ#1
09)。入出庫制御部C1は入庫完了信号を出力後ステ
ップ#101に戻り、入出庫指令部C2から新たな指示
が来るまで待機する。
閉じて(ステップ#106)、パレットPを指定された
駐車番号の棚1に収納する(ステップ#107)。この
収納の際は、先ず、パレットPを旋回装置7によって9
0度回転させ、昇降部3を上昇制御して昇降部3のフォ
ーク装置16a上に担持される状態とする。そして、昇
降用通路Sを上昇させて、フォーク装置16aによって
指定の棚1に移載して収納する。車両Gを搭載したパレ
ットPの収納の終了すると、昇降部3を昇降用通路Sの
中間位置に位置させ(ステップ#108)、入出庫指令
部C2に対して入庫完了信号を出力する(ステップ#1
09)。入出庫制御部C1は入庫完了信号を出力後ステ
ップ#101に戻り、入出庫指令部C2から新たな指示
が来るまで待機する。
【0043】入出庫指令部C2は、図8のフローチャー
トのステップ#40にて入庫指示信号を出力してから、
図示を省略するが、モニタ24aの表示画面を入庫処理
の完了待ちの表示にした後(ステップ#41)、入出庫
制御部C1から入庫完了信号を受け取るまで待機し、入
庫完了信号を受け取ると入庫処理を終了し(ステップ#
42)、図7のフローチャートに戻る。
トのステップ#40にて入庫指示信号を出力してから、
図示を省略するが、モニタ24aの表示画面を入庫処理
の完了待ちの表示にした後(ステップ#41)、入出庫
制御部C1から入庫完了信号を受け取るまで待機し、入
庫完了信号を受け取ると入庫処理を終了し(ステップ#
42)、図7のフローチャートに戻る。
【0044】次に、出庫処理の場合を説明する。出庫処
理の場合は、入出庫指令部C2は、図9のフローチャー
トのステップ#50において、入庫指示がIDリモコン
27によるものかあるいはタッチスイッチ24bによる
ものかを判断し、タッチスイッチ24bによるものであ
れば、図示を省略するが、モニタ24aの画面を駐車場
使用者の識別情報を入力させる画面表示に切り換え(ス
テップ#51)、タッチスイッチ24bから利用者が駐
車番号を入力するのを受け付ける。
理の場合は、入出庫指令部C2は、図9のフローチャー
トのステップ#50において、入庫指示がIDリモコン
27によるものかあるいはタッチスイッチ24bによる
ものかを判断し、タッチスイッチ24bによるものであ
れば、図示を省略するが、モニタ24aの画面を駐車場
使用者の識別情報を入力させる画面表示に切り換え(ス
テップ#51)、タッチスイッチ24bから利用者が駐
車番号を入力するのを受け付ける。
【0045】ステップ#50において、IDリモコン2
7によるものであると判断したとき、又は、ステップ#
52において、タッチスイッチ24bからの入力があっ
たと判断したとき、その利用者の車両を収納している駐
車番号を記憶部Mから読み出して入出庫制御部C1に出
力するか、又は、タッチスイッチ24bから入力された
駐車番号を入出庫制御部C1に出力し(ステップ#5
3)、更に出庫指示信号を出力する(ステップ#5
4)。
7によるものであると判断したとき、又は、ステップ#
52において、タッチスイッチ24bからの入力があっ
たと判断したとき、その利用者の車両を収納している駐
車番号を記憶部Mから読み出して入出庫制御部C1に出
力するか、又は、タッチスイッチ24bから入力された
駐車番号を入出庫制御部C1に出力し(ステップ#5
3)、更に出庫指示信号を出力する(ステップ#5
4)。
【0046】入出庫制御部C1では、この出庫指示信号
を受け取って、ステップ#110からステップ#111
に分岐し、入出庫指令部C2から出力された駐車番号を
読み取る。そして、指定された駐車番号の棚1からパレ
ットPを取り出し、外部連通部Bに搬送し、旋回装置7
にてパレットPを車両Gが出庫可能な姿勢に旋回させる
(ステップ#112)。パレットPの外部連通部Bへの
搬送を完了すると、入出庫指令部C2に取出完了信号を
出力し(ステップ#113)、入出庫扉2aを開く(ス
テップ#114)。
を受け取って、ステップ#110からステップ#111
に分岐し、入出庫指令部C2から出力された駐車番号を
読み取る。そして、指定された駐車番号の棚1からパレ
ットPを取り出し、外部連通部Bに搬送し、旋回装置7
にてパレットPを車両Gが出庫可能な姿勢に旋回させる
(ステップ#112)。パレットPの外部連通部Bへの
搬送を完了すると、入出庫指令部C2に取出完了信号を
出力し(ステップ#113)、入出庫扉2aを開く(ス
テップ#114)。
【0047】入出庫指令部C2は、図9のフローチャー
トのステップ#54において出庫指示信号を出力した
後、入出庫制御部C1から取出完了信号を受け取ったと
判断する(ステップ#55)まで待機する。そして、入
出庫制御部C1が、パレットPの外部連通部Bへの搬送
を終了し、図10のフローチャートのステップ#113
において取出完了信号を出力すると、入出庫制御部C2
は、ステップ#55においてその取出完了信号の受け取
りを確認して、図14に示す画面表示を行う(ステップ
#56)。
トのステップ#54において出庫指示信号を出力した
後、入出庫制御部C1から取出完了信号を受け取ったと
判断する(ステップ#55)まで待機する。そして、入
出庫制御部C1が、パレットPの外部連通部Bへの搬送
を終了し、図10のフローチャートのステップ#113
において取出完了信号を出力すると、入出庫制御部C2
は、ステップ#55においてその取出完了信号の受け取
りを確認して、図14に示す画面表示を行う(ステップ
#56)。
【0048】入出庫制御部C1の制御により入出庫扉2
aが開いて、図9に点線枠で示すように利用者が外部連
通部Bから外部へ車両を退出させた後、利用者がモニタ
24aの『終了』表示箇所を押し操作して、タッチスイ
ッチ24bから『扉閉指示』の入力があったのを確認す
るか(ステップ#57)、あるいは、利用者がIDリモ
コン27のタッチスイッチ27eを押し操作して送信指
示を出すことにより赤外発光LED27dが送信した車
両収納装置特定情報及び入出庫車両特定情報を受光部2
5aが受信したのを確認し(ステップ#58)、更に、
その受信した車両収納装置特定情報及び入出庫車両特定
情報が出庫処理した車両の登録者の情報に間違いないこ
とを確認すると(ステップ#59)、入出庫制御部C1
に対して終了指示信号を出力し(ステップ#60)、入
出庫制御部C1から出庫処理完了信号が送られてくるの
を待つ(ステップ#61)。
aが開いて、図9に点線枠で示すように利用者が外部連
通部Bから外部へ車両を退出させた後、利用者がモニタ
24aの『終了』表示箇所を押し操作して、タッチスイ
ッチ24bから『扉閉指示』の入力があったのを確認す
るか(ステップ#57)、あるいは、利用者がIDリモ
コン27のタッチスイッチ27eを押し操作して送信指
示を出すことにより赤外発光LED27dが送信した車
両収納装置特定情報及び入出庫車両特定情報を受光部2
5aが受信したのを確認し(ステップ#58)、更に、
その受信した車両収納装置特定情報及び入出庫車両特定
情報が出庫処理した車両の登録者の情報に間違いないこ
とを確認すると(ステップ#59)、入出庫制御部C1
に対して終了指示信号を出力し(ステップ#60)、入
出庫制御部C1から出庫処理完了信号が送られてくるの
を待つ(ステップ#61)。
【0049】入出庫制御部C1は、入出庫指令部C2か
ら終了指示信号を受け取ると、図10のフローチャート
のステップ#115からステップ#116に進み、入出
庫扉2aを閉じる。そして空になったパレットPを元の
棚1に戻した後、昇降部3を昇降用通路Sの中間位置に
配置して(ステップ#117)、入出庫指令部C2に対
して出庫完了信号を出力し(ステップ#118)、ステ
ップ#101に戻る。入出庫指令部C2は、図9のフロ
ーチャートのステップ#61で、その出庫完了信号を受
け取りを確認すると、出庫処理を終了し、制御を図7の
フローチャートに戻す。
ら終了指示信号を受け取ると、図10のフローチャート
のステップ#115からステップ#116に進み、入出
庫扉2aを閉じる。そして空になったパレットPを元の
棚1に戻した後、昇降部3を昇降用通路Sの中間位置に
配置して(ステップ#117)、入出庫指令部C2に対
して出庫完了信号を出力し(ステップ#118)、ステ
ップ#101に戻る。入出庫指令部C2は、図9のフロ
ーチャートのステップ#61で、その出庫完了信号を受
け取りを確認すると、出庫処理を終了し、制御を図7の
フローチャートに戻す。
【0050】〔別実施例〕以下、別実施例を列記する。 (1) 上記実施例では、車両収納装置Eとして、車両
収納ラックAの固定の棚1に車両Gを収納する構成を例
示しているが、車両Gを収納する棚(ゴンドラ)が循環
して、車両受入部Iの車両Gを収納し、車両排出部Oに
車両Gを搬送する構成等の種々の構成とすることができ
る。
収納ラックAの固定の棚1に車両Gを収納する構成を例
示しているが、車両Gを収納する棚(ゴンドラ)が循環
して、車両受入部Iの車両Gを収納し、車両排出部Oに
車両Gを搬送する構成等の種々の構成とすることができ
る。
【0051】(2) 上記実施例では、携帯用の送信具
27の送信手段Tは、LED制御回路27bと赤外発光
LED27dとによって構成しているが、超音波あるい
は電波により送信するように構成し、受信部25aもそ
れに応じた受信のための構成としても良い。
27の送信手段Tは、LED制御回路27bと赤外発光
LED27dとによって構成しているが、超音波あるい
は電波により送信するように構成し、受信部25aもそ
れに応じた受信のための構成としても良い。
【0052】(3) 上記実施例では、IDリモコン2
7からの送信指示により、又は、操作部24のタッチス
イッチ24bからの入力操作により、立体駐車場を利用
できる構成としてあるが、更に、IDリモコン27とは
別体の磁気カードにIDリモコン27に記憶されている
情報と同様の情報を記憶しておき、その磁気カードの記
憶情報を立体駐車場に備えられた読取装置に読み取らせ
ることによっても、立体駐車場を利用できるように構成
しても良い。
7からの送信指示により、又は、操作部24のタッチス
イッチ24bからの入力操作により、立体駐車場を利用
できる構成としてあるが、更に、IDリモコン27とは
別体の磁気カードにIDリモコン27に記憶されている
情報と同様の情報を記憶しておき、その磁気カードの記
憶情報を立体駐車場に備えられた読取装置に読み取らせ
ることによっても、立体駐車場を利用できるように構成
しても良い。
【0053】(4) 上記実施例では、IDリモコン2
7は、ICチップ27aの記憶情報を送信手段Tにて送
信する機能を有するのみであるが、送信手段Tによる送
信とは別に、入出庫対象特定情報を立体駐車場の入力部
25に取り込ませるための機能を備えさせても良い。す
なわち、図15に示すように、IDリモコン27の筐体
表面にICチップ27aの記憶情報と同様の入出庫対象
特定情報等を記憶した磁気記録帯27fを備えさせ、図
16に示すように、操作部24に、その磁気記録帯27
fに記憶された記憶情報を読み取る磁気読取装置24c
を設置して、IDリモコン27の筐体を磁気読取装置2
4cの開口24dから挿入して接続すると、磁気読取装
置24cがIDリモコン27の磁気記録帯27fの記憶
情報を読み取り、入力部25がその読取情報に基づいて
制御部Cに入出庫対象特定情報を指示するように構成し
ても良い。この場合、磁気読取装置24cは、送信具で
あるIDリモコン27が接続されるに伴って、その送信
具27に記憶された入出庫対象特定情報を読み取る読取
手段として機能し、磁気記録帯27fは、その読取手段
24cによって読み取られる入出庫対象特定情報を記憶
する記憶手段として機能する。
7は、ICチップ27aの記憶情報を送信手段Tにて送
信する機能を有するのみであるが、送信手段Tによる送
信とは別に、入出庫対象特定情報を立体駐車場の入力部
25に取り込ませるための機能を備えさせても良い。す
なわち、図15に示すように、IDリモコン27の筐体
表面にICチップ27aの記憶情報と同様の入出庫対象
特定情報等を記憶した磁気記録帯27fを備えさせ、図
16に示すように、操作部24に、その磁気記録帯27
fに記憶された記憶情報を読み取る磁気読取装置24c
を設置して、IDリモコン27の筐体を磁気読取装置2
4cの開口24dから挿入して接続すると、磁気読取装
置24cがIDリモコン27の磁気記録帯27fの記憶
情報を読み取り、入力部25がその読取情報に基づいて
制御部Cに入出庫対象特定情報を指示するように構成し
ても良い。この場合、磁気読取装置24cは、送信具で
あるIDリモコン27が接続されるに伴って、その送信
具27に記憶された入出庫対象特定情報を読み取る読取
手段として機能し、磁気記録帯27fは、その読取手段
24cによって読み取られる入出庫対象特定情報を記憶
する記憶手段として機能する。
【0054】更に、磁気記録帯27fを設けずに、IC
チップ27aの記憶情報を入出力するための電極端子を
IDリモコン27の筐体縁部に設け、操作部24に、上
記の磁気読取装置24cの代わりに、IDリモコン27
の接続に伴って、IDリモコン27の電極端子を介して
ICチップ27aの記憶情報を読み取る読取手段を備え
る構成して、送信手段Tから送信する入出庫対象特定情
報等を記憶する記憶手段と、操作部24の読取手段に読
み取られる入出庫対象特定情報を記憶する記憶手段とを
兼用するようにしても良い。
チップ27aの記憶情報を入出力するための電極端子を
IDリモコン27の筐体縁部に設け、操作部24に、上
記の磁気読取装置24cの代わりに、IDリモコン27
の接続に伴って、IDリモコン27の電極端子を介して
ICチップ27aの記憶情報を読み取る読取手段を備え
る構成して、送信手段Tから送信する入出庫対象特定情
報等を記憶する記憶手段と、操作部24の読取手段に読
み取られる入出庫対象特定情報を記憶する記憶手段とを
兼用するようにしても良い。
【0055】(5) 上記実施例では、IDリモコン2
7のICチップ27aには、車両収納装置特定情報及び
入出庫対象特定情報を記憶し、それらの情報を送信手段
Tから送信する構成としているが、入出庫対象特定情報
のみを記憶し、その入出庫対象特定情報を送信手段Tか
ら送信するように構成しても良い。
7のICチップ27aには、車両収納装置特定情報及び
入出庫対象特定情報を記憶し、それらの情報を送信手段
Tから送信する構成としているが、入出庫対象特定情報
のみを記憶し、その入出庫対象特定情報を送信手段Tか
ら送信するように構成しても良い。
【0056】(6) 上記実施例では、利用者が送信指
示を指令する送信指示手段をIDリモコン27に備えら
れたタッチスイッチ27eにて構成しているが、この他
スライド式のスイッチにする等種々変更可能である。
示を指令する送信指示手段をIDリモコン27に備えら
れたタッチスイッチ27eにて構成しているが、この他
スライド式のスイッチにする等種々変更可能である。
【0057】(7) 上記実施例では、車両収納装置特
定情報及び入出庫対象特定情報の何れも簡単化のため
に、番号を割り当てる構成としているが、漢字,片仮名
又はその他各種記号を割り当てるようにしても良い。
定情報及び入出庫対象特定情報の何れも簡単化のため
に、番号を割り当てる構成としているが、漢字,片仮名
又はその他各種記号を割り当てるようにしても良い。
【0058】(8) 上記実施例では、制御部Cを、入
出庫指令部C2及び入出庫制御部C1の二つの制御部を
設けて処理を分担する構成としているが、制御部Cを上
記二つの制御部C1,C2の処理機能を併せ持つ単一の
制御部で構成して全ての処理を行うようにしても良い。
出庫指令部C2及び入出庫制御部C1の二つの制御部を
設けて処理を分担する構成としているが、制御部Cを上
記二つの制御部C1,C2の処理機能を併せ持つ単一の
制御部で構成して全ての処理を行うようにしても良い。
【0059】(9) 上記実施例では、車両受入部Iと
車両排出部Oとが、一つの外部連通部Bにて構成された
形式のものとしてあるが、車両受入部Iと車両排出部O
とを各別に設けて、例えば、車両受入部Iと車両排出部
Oとを高さの異なる箇所に設ける構成とするか、あるい
は、車両受入部Iと車両排出部Oとを立体駐車場の表裏
反対箇所に設ける構成としても良い。
車両排出部Oとが、一つの外部連通部Bにて構成された
形式のものとしてあるが、車両受入部Iと車両排出部O
とを各別に設けて、例えば、車両受入部Iと車両排出部
Oとを高さの異なる箇所に設ける構成とするか、あるい
は、車両受入部Iと車両排出部Oとを立体駐車場の表裏
反対箇所に設ける構成としても良い。
【0060】(10) 上記実施例では、車両を入庫さ
せる際、車両を車両受入部Iに移動させた後、車両受入
部I内の安全を確認したことをタッチスイッチ24bか
ら入力するように構成しているが、この安全確認した情
報の入力も、送信具27からの送信した入出庫対象特定
情報を受信部25aが受信することによって行う構成と
しても良い。
せる際、車両を車両受入部Iに移動させた後、車両受入
部I内の安全を確認したことをタッチスイッチ24bか
ら入力するように構成しているが、この安全確認した情
報の入力も、送信具27からの送信した入出庫対象特定
情報を受信部25aが受信することによって行う構成と
しても良い。
【0061】(11) 上記実施例では、入出庫対象特
定情報の入力、入庫モードかあるいは出庫モードかの設
定等を、送信具27からの送信、及び、タッチスイッチ
24bからの入力操作によって行える構成としてある
が、送信具27からの送信のみで行うように構成しても
良い。
定情報の入力、入庫モードかあるいは出庫モードかの設
定等を、送信具27からの送信、及び、タッチスイッチ
24bからの入力操作によって行える構成としてある
が、送信具27からの送信のみで行うように構成しても
良い。
【0062】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図1】本発明の実施例にかかる立体駐車場の全体構成
図
図
【図2】本発明の実施例にかかる昇降部の昇降駆動機構
を示す構成図
を示す構成図
【図3】本発明の実施例にかかる立体駐車場の制御ブロ
ック図
ック図
【図4】本発明の実施例にかかる入出庫口の正面図
【図5】本発明の実施例にかかる操作部の拡大図
【図6】本発明の実施例にかかる携帯用の送信具の外観
図
図
【図7】本発明の実施例にかかるフローチャート
【図8】本発明の実施例にかかるフローチャート
【図9】本発明の実施例にかかるフローチャート
【図10】本発明の実施例にかかるフローチャート
【図11】本発明の実施例にかかるモニタの画面表示例
【図12】本発明の実施例にかかるモニタの画面表示例
【図13】本発明の実施例にかかるモニタの画面表示例
【図14】本発明の実施例にかかるモニタの画面表示例
【図15】本発明の別実施例にかかる携帯用の送信具の
外観図
外観図
【図16】本発明の別実施例にかかる操作部の拡大図
24b 確認情報指令手段 24c 読取手段 25 入力部 25a 受信部 27 携帯用の送信具 27a 記憶手段 27e 送信指示手段 27f 記憶手段 B 外部連通部 C 制御部 E 車両収納装置 G 車両 I 車両受入部 O 車両排出部 T 送信手段
Claims (6)
- 【請求項1】 車両受入部(I)の車両(G)を搬送し
て収納する入庫及び収納した車両(G)を車両排出部
(O)に搬送する出庫を行う車両収納装置(E)と、 その車両収納装置(E)を制御する制御部(C)とが設
けられ、 前記制御部(C)が、入出庫対象車両を特定するための
入出庫対象特定情報に基づいて車両(G)の収納位置を
管理しながら、前記車両(G)の入庫作動及び出庫作動
を実行するように構成されている立体駐車場であって、 前記入出庫対象特定情報を記憶する記憶手段(27a)
と、送信指示を指令する送信指示手段(27e)と、送
信指示に基づいて、前記入出庫対象特定情報を送信する
無線式の送信手段(T)とを備えた携帯用の送信具(2
7)が設けられ、 前記送信具(27)からの前記入出庫対象特定情報を受
信する受信部(25a)の受信情報に基づいて、前記制
御部(C)に対して前記入出庫対象特定情報を指示する
入力部(25)が設けられ、 前記制御部(C)は、 前記入出庫対象特定情報が指示されたときにおいて、そ
の入出庫対象特定情報に対応する車両(G)が現在入庫
されている場合には出庫モードと判断して、出庫作動を
実行し、その入出庫対象特定情報に対応する車両(G)
が現在入庫されていない場合には入庫モードと判断し
て、入庫作動を実行するように構成されている立体駐車
場。 - 【請求項2】 前記車両収納装置(E)に、前記車両受
入部(I)と外部との連通を開閉するドア(2a)が備
えられ、 前記車両受入部(I)の近くで且つ外部に、確認情報を
指令する確認情報指令手段(24b)が設けられ、 前記制御部(C)は、前記入庫モードと判断するに伴っ
て、前記ドア(2a)の開き作動を実行し、且つ、前記
確認情報が指令されるに伴って、前記ドア(2a)の閉
じ作動を実行するように構成されている請求項1記載の
立体駐車場。 - 【請求項3】 前記車両収納装置(E)に、前記車両排
出部(O)と外部との連通を開閉するドア(2a)が備
えられ、 前記制御部(C)は、前記出庫モードと判断するに伴っ
て、前記車両排出部(O)への車両搬送後において前記
ドア(2a)の開き作動を実行し、且つ、その搬送した
車両(G)に対応する前記入出庫対象特定情報が指示さ
れるに伴って、前記ドア(2a)の閉じ作動を実行する
ように構成されている請求項1又は2記載の立体駐車
場。 - 【請求項4】 前記車両受入部(I)と前記車両排出部
(O)とが、一つの外部連通部(B)にて構成されてい
る請求項1、2又は3記載の立体駐車場。 - 【請求項5】 前記車両受入部(I)及び前記車両排出
部(O)の近くで且つ外部に、前記送信具(27)が接
続されるに伴って、その送信具(27)に記憶された前
記入出庫対象特定情報を読み取る読取手段(24c)が
設けられ、 前記送信具(27)に、前記読取手段(24c)によっ
て読み取られる前記入出庫対象特定情報を記憶する記憶
手段(27f)が設けられ、 前記入力部(25)が、前記読取手段(24c)の読取
情報に基づいて、前記制御部(C)に対して前記入出庫
対象特定情報を指示するように構成されている請求項
1、2、3又は4記載の立体駐車場。 - 【請求項6】 前記記憶手段(27a)が、前記入出庫
対象特定情報と前記車両収納装置(E)を特定する車両
収納装置特定情報とを記憶するように構成され、 前記送信手段(T)が、送信指示に基づいて、前記入出
庫対象特定情報と前記車両収納装置特定情報とを送信す
るように構成され、 前記制御手段(C)が、前記入力部(25)から指示さ
れる前記車両収納装置特定情報が予め設定された自己の
車両収納装置特定情報と一致するときにのみ、前記入庫
作動及び出庫作動を実行するように構成されている請求
項1、2、3、4又は5記載の立体駐車場。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4531294A JPH07259365A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 立体駐車場 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4531294A JPH07259365A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 立体駐車場 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07259365A true JPH07259365A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12715800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4531294A Pending JPH07259365A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 立体駐車場 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07259365A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002194911A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd | 指紋認識による入出庫方法及び装置 |
JP2002194914A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd | リモコン操作による入出庫方法及び装置 |
JP2007160479A (ja) * | 2005-12-16 | 2007-06-28 | Sintokogio Ltd | ショット処理装置の安全起動方法および該方法を用いるショット処理装置、ならびに該装置の安全起動プログラム |
JP2014139401A (ja) * | 2014-03-24 | 2014-07-31 | Mitsubishi Heavy Industries Pariking Co Ltd | 機械式立体駐車場の制御方法およびこの制御方法により制御される機械式立体駐車場 |
JP2018018296A (ja) * | 2016-07-28 | 2018-02-01 | 新日本ウエックス株式会社 | ユニフォーム着替え自動管理システム |
-
1994
- 1994-03-16 JP JP4531294A patent/JPH07259365A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2007160479A (ja) * | 2005-12-16 | 2007-06-28 | Sintokogio Ltd | ショット処理装置の安全起動方法および該方法を用いるショット処理装置、ならびに該装置の安全起動プログラム |
JP2014139401A (ja) * | 2014-03-24 | 2014-07-31 | Mitsubishi Heavy Industries Pariking Co Ltd | 機械式立体駐車場の制御方法およびこの制御方法により制御される機械式立体駐車場 |
JP2018018296A (ja) * | 2016-07-28 | 2018-02-01 | 新日本ウエックス株式会社 | ユニフォーム着替え自動管理システム |
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