JP2021187651A - リフト装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】荷物を効率的に搬送でき、汎用性が高く、安全、かつ、確実に荷物を受け渡すことが可能となる。【解決手段】荷物用エレベータ1は、荷物をフロア4,5,6ごとに収納するためのかご棚12,13,14を有する荷物かご11と、荷物かご11の全かご棚12,13,14に対して荷物を収納させることが可能な1階フロア3に設けられた出し入れ口32と、1階フロア3以外の各フロア4,5,6の同一箇所にそれぞれ設けられ、荷物かご11内に収納された荷物を受け取るための出し入れ口42,52,62と、各フロア4,5,6の出し入れ口42,52,62に対し、荷物かご11の所定のかご棚12,13,14がそれぞれ対応するように制御する制御装置10と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、簡易リフトや小荷物専用昇降機などの主に荷物を運搬するリフト装置に関する。
一般に、簡易リフトや小荷物専用昇降機は、例えば、飲食店であれば料理や飲料などの運搬に、工場であれば部品や工具などの運搬に、主に利用されている。このような荷物用のリフト装置は、通常、操作者が搭乗(同乗)して操作することはできないようになっている。
すなわち、荷物を送る側の荷送人と荷物を受け取る側の荷受人との間において、無人で、荷物の受け渡しが行われる。
また、マンションなどの集合住宅や共同住宅において、宅配物を受け取るためのリフト装置も提案されている。
このリフト装置は、乗りかごの乗車スペースとは仕切られた、複数の収納スペースを有する搬送箱を備えたエレベータ装置である。そして、乗りかごの乗降口の場所と搬送箱の全収納スペースに対する宅配物の投入場所である出し入れ口の場所とを異ならせ、宅配業者などが乗りかご内に乗り込むのを防ぐことによって防犯性を確保しつつ、容易に宅配物を受け取ることができるようにしている。
しかしながら、上記したエレベータ装置は、乗りかごの外部に荷物専用の搬送箱を付設したものであって、該搬送箱が乗りかごと一緒に昇降動作するような構造とされている。また、該搬送箱は、各階床に対応する収納スペースが乗りかごの昇降方向に沿って上下に配置されている。そのため、各階床での乗りかごの停止(着床)時の乗降口の高さレベルに対して、階床ごとに対応する収納スペースの高さレベルが異なったものとなっていた。
したがって、各階床において、搬送箱からの宅配物の取り出し口の位置(高さレベル)を異ならせる必要があり、同一とした場合には、エレベータの利用者(乗降者)である居住者の乗りかごへの乗降に伴って宅配物を受け取ることができない場合があった。
すなわち、従来にあっては、各階床において、利用者の乗降と宅配物の受け取りとで乗りかごの位置を変える必要があった。
このように、従来においては、エレベータの設置に応じて、乗りかごの乗降口に対し、必然的に宅配物の取り出し口の位置が決定されるなど、融通が利かず、汎用性に乏しいものであった。
本発明の実施形態は、乗降者の乗りかごへの乗降動作によらず、荷物を効率的に搬送でき、汎用性が高く、安全、かつ、確実に荷物を受け渡すことができるリフト装置を提供することを目的とする。
本実施形態のリフト装置は、複数の階床を有する建屋の一角に設けられ、前記複数の階床間で荷物の受け渡しを行う荷物用のリフト装置であって、前記荷物の受け渡しを行う階床ごとの収納スペースを有する荷物搬送用の収納箱体と、前記複数の階床のうち、基準階に設けられ、前記収納箱体の全収納スペースに対して階床ごとに前記荷物を収納させることが可能な収納口部と、前記複数の階床のうち、前記基準階を除く、各階床の同一箇所にそれぞれ設けられ、前記収納箱体の所定の収納スペースに収納された前記荷物を受け取るための取り出し口部と、前記各階床の前記取り出し口部に対し、前記収納箱体の所定の収納スペースが対応するように、前記収納箱体の昇降動作を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るリフト装置が適用される荷物用エレベータ(簡易リフトまたは小荷物専用昇降機)1の構成を模式的に示す概略図である。ここでは、荷物用エレベータ1を、1階(基準階)から4階(最上階)までの4階床を有するマンションなどの建屋の一角に設置した場合を例示して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るリフト装置が適用される荷物用エレベータ(簡易リフトまたは小荷物専用昇降機)1の構成を模式的に示す概略図である。ここでは、荷物用エレベータ1を、1階(基準階)から4階(最上階)までの4階床を有するマンションなどの建屋の一角に設置した場合を例示して説明する。
第1実施形態の荷物用エレベータ1は、マンションの居住者(荷受人)に宅配物などの荷物を主に配送するためのものであるが、例えば、飲食店であれば料理や飲料などの運搬や、工場であれば部品や工具などの運搬などに利用されるものであっても良い。また、オフィスなどにおいては、主に書類などの手(小)荷物の受け渡しを行うものであっても良い。
図1に示すように、この荷物用エレベータ1は、昇降路2の上部の機械室7に配置された巻上機8にロープ16が掛け渡されている。そして、該ロープ16の一端に荷物かご(収納箱体)11が、該ロープ16の他端に釣合おもり15が、それぞれつるべ式に吊り下げられている。
荷物かご11は、例えば図2に示すように、2階から4階の各階床(目的階またはサービス階)のフロア4,5,6に対応する専用の収納スペースとしてのかご棚12,13,14が、昇降方向に沿う上下方向に降順に配置されている。すなわち、荷物かご11は、例えば、専用荷物置きとなる上,中,下の3段の収納スペースを有している。下段のかご棚12が、例えば2階行き荷物Lu(2)を収納するための専用棚(2階棚)とされている。また、中段のかご棚13が、例えば3階行き荷物Lu(3)を収納するための専用棚(3階棚)とされている。そして、上段のかご棚14が、例えば4階行き荷物Lu(4)を収納するための専用棚(4階棚)とされている。
なお、荷物かご11の段数は、配送する荷物Lu(荷物Lu(2),Lu(3),Lu(4)の総称)の量の偏りなどに応じて容易に変更することが可能である。
荷物かご11は、各かご棚12,13,14の荷物Luの出し入れ口側が開口された状態となっており、例えば、それぞれの開口がほぼ同一サイズとされている。オフィスなどに設置する場合には、各かご棚12,13,14を、主に書類などを収納可能なサイズとすることによって、荷物かご11を小型化できるが、マンションなどの場合においては、宅配用の大型の段ボールを収納できるサイズとするのが望ましい。
なお、荷物かご11の、各かご棚12,13,14の開口サイズ(収納スペース)はほぼ同一にする場合に限らず、あえて階床ごとに異ならせることも可能である。
また、荷物かご11としては、例えば図3に示すように、荷物検知用の検知器21(21a,21b,21c)を設け、各かご棚12,13,14に対する荷物Luの収納状態を自動的に検知できるようにしても良い。
図4は、宅配業者などの荷送人が荷物かご11の各かご棚12,13,14に荷物Luを収納するための、投入場所である1階フロア(基準階)3の構成例を示すものである。
1階フロア3には、例えば図4(a)に示すように、昇降路2に対応する建屋の壁面31に、荷送人が荷物Luを投入するための出し入れ口(収納口部)32が設けられている。出し入れ口32には、安全性を考慮して、荷物かご11の停止(到着)時にのみ開閉可能な開閉扉33が設けられている。
出し入れ口32は、例えば図4(b)に示すように、所定の停止位置において、荷物かご11の全かご棚12,13,14に対して個々に荷物Luを収納可能な大きさを有している。
1階フロア3の壁面31には、基準階を表示する階床表示部34、荷送人が荷物Luの投入時に操作する操作盤(荷送り用操作部)35、当該荷物Luの配送先である行き先階を表示する報知器としての行き先階表示器36a,36b,36cが設けられている。
行き先階表示器36a,36b,36cは、例えば、操作盤35に設けられた荷物Luの配送先である行き先階を入力する入力ボタン(図示省略)を荷送人が操作することに応じて点灯されるようになっている。または、荷物検知用の検知器21a,21b,21cにより、かご棚12,13,14への荷物Luの投入が検知されたことに伴って、対応する行き先階表示器36a,36b,36cが点灯されるようにしても良い。
なお、行き先階表示器36a,36b,36cは、例えば、各階床での荷物Luの投入を報知したり、各階床からの投入された荷物Luの到着を通知したりするようにしても良い。
操作盤35には、いずれも図示していないが、例えば、上述の入力ボタンのほか、開閉扉33の開閉ボタンや、荷物Luの配送の開始を指示する開始ボタン、または、荷物かご11を呼ぶための呼びボタンなどが設けられている。
また、操作盤35には、例えば、配送する荷物Luごとに割り当てられ、別途、荷受人本人に送られる固有のキーワード(4桁の暗証番号などの識別情報)を登録するための登録部としてのテンキー(図示省略)を備えていても良い。基本的には、該キーワードを受け取った荷受人が当該キーワードに基づいて荷物Luの取り出しを行うことで、配送される荷物Luの安全、かつ、確実な受け取りが可能となる。
図5は、基準階(1階フロア3)以外の、各階床の居住者である荷受人が荷物かご11の所定のかご棚12,13,14から荷物Luを取り出すための、受け取り場所である各階フロア4,5,6の構成例を示すものである。ここでは、4階フロア6を例示して説明するが、2階フロア4および3階フロア5も同様の構成である。
すなわち、4階フロア6には、昇降路2に対応する建屋の壁面61に、荷受人が荷物Lu(4)を取り出すための出し入れ口(取り出し口部)62が設けられている。出し入れ口62には、安全性を考慮して、荷物かご11の停止(到着)時にのみ開閉可能な開閉扉63が設けられている。
出し入れ口62は、例えば図6(a)に示すように、荷物かご11が所定の停止位置で停止されることにより、かご棚14内の荷物Lu(4)だけを取り出し可能な、かご棚14の開口サイズにほぼ対応した大きさとされている。出し入れ口62をかご棚14の開口サイズとほぼ同じ大きさとすることで、かご棚14からの荷物Lu(4)の取り出しを容易なものとすることができる。
特に、出し入れ口62の大きさをかご棚14の開口サイズと同等か、より小さくすることで、出し入れ口62から他のかご棚12,13へのアクセスを禁止できる。すなわち、出し入れ口62からは、かご棚14に収納された4階行きの荷物Lu(4)だけが取り出し可能とされ、かご棚12に収納された荷物Lu(2)やかご棚13に収納された荷物Lu(3)を取り出すことができないようになっている。
また、出し入れ口62の大きさをできるだけ小さくすることにより、開閉扉63の手動による開閉動作に係る荷受人の負担を軽減できる。
4階フロア6の壁面61には、4階を表示する階床表示部64、荷受人が荷物Lu(4)の取り出し時に操作する操作盤65、荷物Lu(4)の投入や4階フロア6に荷物Lu(4)が到着したことを表示する荷物表示器(報知器)66が設けられている。
同様に、3階フロア5には、例えば図6(b)に示すように、昇降路2に対応する建屋の壁面51に、荷受人が荷物Lu(3)を取り出すための出し入れ口(取り出し口部)52が設けられている。出し入れ口52には、安全性を考慮して、荷物かご11の停止(到着)時にのみ開閉可能な開閉扉(図示省略)が設けられている。
出し入れ口52は、荷物かご11が所定の停止位置で停止されることにより、かご棚13内の荷物Lu(3)だけを取り出し可能な、かご棚13の開口サイズにほぼ対応した大きさとされている。
3階フロア5の壁面51には、3階を表示する階床表示部54、荷受人が荷物Lu(3)の取り出し時に操作する操作盤55、荷物Lu(3)の投入や3階フロア5に荷物Lu(3)が到着したことを表示する荷物表示器(報知器)56が設けられている。
同様に、2階フロア4には、例えば図6(c)に示すように、昇降路2に対応する建屋の壁面41に、荷受人が荷物Lu(2)を取り出すための出し入れ口(取り出し口部)42が設けられている。出し入れ口42には、安全性を考慮して、荷物かご11の停止(到着)時にのみ開閉可能な開閉扉(図示省略)が設けられている。
出し入れ口42は、荷物かご11が所定の停止位置で停止されることにより、かご棚12内の荷物Lu(2)だけを取り出し可能な、かご棚12の開口サイズにほぼ対応した大きさとされている。
2階フロア4の壁面41には、2階を表示する階床表示部44、荷受人が荷物Lu(2)の取り出し時に操作する操作盤45、荷物Lu(2)の投入や2階フロア4に荷物Lu(2)が到着したことを表示する荷物表示器(報知器)46が設けられている。
ここで、2階から4階の各階床のフロア4,5,6においては、それぞれ荷受け用操作部としての操作盤45,55,65に、入力部となるテンキー(図示省略)が設けられる。そして、荷物Luの取り出し時に、当該テンキーより対応するキーワードが正確に入力された場合にのみ、開閉扉の開閉操作を可能とするようにしても良い。これにより、専用鍵などを用いずとも、キーワードを知る正当な荷物Luの荷受人およびその関係者だけが、荷物Luを確実、かつ、安全に受け取ることが可能となる。
したがって、この第1実施形態に係る荷物用エレベータ1の場合、例えば、各階床に対して、それぞれ荷受人となり得る複数の居住者がいる建屋などにも適用可能であり、汎用性や安全性が極めて高い。
また、第1実施形態に係る荷物用エレベータ1においては、2階から4階の各階床のフロア4,5,6の壁面41,51,61に対し、それぞれ同一箇所である床面から一定の高さレベルの位置に、出し入れ口42,52,62が設けられている。そして、荷物Luの取り出し時における荷物がご11の停止位置が、フロア4,5,6ごとに異なっている。つまり、荷物かご11は、出し入れ口42にはかご棚12が、出し入れ口52にはかご棚13が、出し入れ口62にはかご棚14が、それぞれ対応するように、各フロア4,5,6での停止位置が決められている。
特に、最上階である4階フロア6に対する荷物Lu(4)の専用の収納スペースを、荷物かご11の最上段とした場合、荷物かご11の4階フロア6での停止位置を、下床の3階フロア5側とすることができる。これにより、昇降路2のオーバーヘッド部の寸法(オーバーヘッド寸法)tの短縮によって、機械室7を設置するための設置場所の高さを低く抑えることが可能となるため、建屋に対する荷物用エレベータ1の設置スペースを縮小化できる(図1参照)。
なお、各階床における出し入れ口42,52,62の床面からの高さレベルを変更し、各階床での荷物かご11の停止位置がほぼ同一箇所となるようにすることも可能である。
また、荷物表示器46,56,66は、対応する階床への荷物Luの到着を報知するだけでなく、例えば、基準階での荷物かご11への荷物Luの投入に伴って、当該階床への荷物Luの配送が行われることを事前に報知するようにしても良い。
また、荷物表示器46,56,66によらず、ブザー音や音声アナウンスなどによって報知するようにしても良い。
各フロア4,5,6の操作盤45,55,65には、いずれも図示していないが、例えば、上述のテンキーのほか、開閉扉の開閉ボタン、または、荷物かご11を呼ぶためのかご呼びボタンなどが設けられている。
図7は、第1実施形態に係る荷物用エレベータ1の制御ブロックの構成を概略的に示すもので、制御装置(制御部)10は、機械室7内に設けられる。
制御装置10は、例えば、操作盤35の荷送人の操作に応じて巻上機8などを制御し、荷物が収納された荷物かご11を1階フロア3から荷物の配送先に応じたフロアまで移動させる。
また、制御装置10は、例えば、荷物かご11の各かご棚12,13,14に設けられた検知器21(21a,21b,21c)の出力に基づいて、行き先階表示器36(36a,36b,36c)や荷物表示器46,56,66を点灯または点滅させる。
さらに、制御装置10は、荷物かご11が荷物の配送先に応じたフロアに到着すると、該当するフロアの所定の停止位置で荷物かご11を停止させるとともに、例えば、当該フロアの荷物表示器46,56,66を点滅または点灯させて、荷物の到着を報知させる。
そして、制御装置10は、操作盤45,55,65の荷受人の操作に応じて、対応する出し入れ口42,52,62の開閉扉を自動または手動により開扉可能とする。
このようにして、荷受人による荷物の取り出しが行われ、その後、操作盤45,55,65が操作されるのを待って、制御装置10は、開閉扉を閉扉可能とする。
開閉扉を閉扉可能とするか否かの判断は、例えば、各フロア4,5,6に撮影用カメラ(図示省略)を設け、荷送人が撮影画面上で荷物の取り出しが完了したことを確認できたかどうかに伴って行うようにしても良い。
制御装置10は、荷物かご11内に別のフロアに対する荷物が収納されている場合には、同様の制御を行い、最終的に荷物かご11内の全ての荷物の配送を行った後、荷物かご11を基準階である1階フロア3に移動させる。
なお、目的とするフロアまで荷物を配送したものの、当該荷物の受け取りが行われない際において、荷物かご11内に別のフロアに対する荷物が収納されている場合には、受け取りが行われなかった荷物を内部に収納した状態のまま、同様の制御が行われる。そして、別のフロアに対する荷物の配送を行った後、最終的に荷物かご11内に受け取りが行われなかった荷物を残したまま、荷物かご11を基準階である1階フロア3に移動させる。
このように、荷受人が不在などの場合には、荷物をそのまま荷物かご11内に取り置いたまま、効率的に別のフロアに対する荷物の配送を行うことができる。
また、受け取りが行われなかった荷物は、例えば、当該荷物の荷受人からの配送の要求があるまで、荷物かご11内に保管しておくことでセキュリティ性を確保しつつ、該配送の要求に応じて、目的とするフロアへの荷物の再配送が行われる。
図示していないが、制御装置10としては、例えばセキュリティ性の向上のために、荷送人によって登録されるパスワードを荷受人が所有する携帯端末などに送信する通信部や、荷物の取り出し時に荷受人によって入力されるパスワードを認証する認証部を備えるようにしても良い。
(実施例1)
図8(a),(b)を参照して、実施例1に係る荷物用エレベータ1の動作について、簡単に説明する。なお、ここでは4階の居住者(荷受人R)に対して荷物Lu(4)を配送する場合を例に説明する。
図8(a),(b)を参照して、実施例1に係る荷物用エレベータ1の動作について、簡単に説明する。なお、ここでは4階の居住者(荷受人R)に対して荷物Lu(4)を配送する場合を例に説明する。
まずは、例えば図8(a)に示すように、1階フロア3において、荷送人Dによって出し入れ口32から荷物かご11のかご棚14に4階行きの荷物Lu(4)が収納されたとする。
すると、4階フロア6の荷物表示器66が点灯または点滅されるとともに、荷送人Dによる操作盤35の操作に伴って、荷物かご11が4階フロア6へと移動される。
そして、例えば図8(b)に示すように、荷物かご11が4階フロア6に到着すると、荷物かご11は、かご棚14が出し入れ口62に対応するようにして停止される。また、4階フロア6の荷物表示器66が点滅または点灯し、荷物Lu(4)が4階フロア6に到着したことが荷受人Rに報知される。
これにより、荷受人Rによる操作盤65の操作に伴って、荷物かご11のかご棚14からの荷物Lu(4)の取り出しが可能とされる。
こうして、荷物Lu(4)の配送が終了した荷物かご11は、例えば、荷受人Rによる操作盤65の操作または開閉扉63の閉動作に応じて、再び1階フロア3へと移動されて、次の荷物の配送に備える。
なお、2階フロア4および3階フロア5に対する荷物Luの配送動作も基本的には同様にして行われる。
荷受人Rによる荷物Luの取り出しが行われない場合、取り出されるまで、その場にて荷物かご11を待機させるようにしても良い。また、取り出されなかった荷物Luは、荷送人Dによって強制的に荷物かご11が1階フロア3へと呼び戻され、荷送人Dによって回収させることも可能である。
(実施例2)
図9を参照して、実施例2に係る荷物用エレベータ1の動作について、簡単に説明する。ここでは、4階の居住者(荷受人R)に対して荷物Lu(4)を配送する場合において、4階の居住者(荷受人R)が荷物Lu(4)の配送を要求する場合を例に説明する。
図9を参照して、実施例2に係る荷物用エレベータ1の動作について、簡単に説明する。ここでは、4階の居住者(荷受人R)に対して荷物Lu(4)を配送する場合において、4階の居住者(荷受人R)が荷物Lu(4)の配送を要求する場合を例に説明する。
まずは、例えば図9に示すように、1階フロア3において、荷送人Dによって出し入れ口32から荷物かご11のかご棚14に4階行きの荷物Lu(4)が収納されたとする。
すると、4階フロア6の荷物表示器66が点灯または点滅されて、4階フロア6に対する荷物Lu(4)の配送があることが報知される。
この状態において、例えば、4階フロア6の荷受人Rが操作盤65を操作することにより、荷物かご11が1階フロア3から4階フロア6へと移動され、かご棚14が出し入れ口62に対応するようにして停止される。
そして、4階フロア6の荷物表示器66が点滅または点灯されて、荷物Lu(4)が4階フロア6に到着したことが荷受人Rに報知されると、荷受人Rによる操作盤65の操作に伴って、荷物かご11のかご棚14からの荷物Lu(4)の取り出しが可能とされる。
こうして、荷物Lu(4)の配送が終了した荷物かご11は、例えば、荷受人Rによる操作盤65の操作または開閉扉63の閉動作に応じて、再び1階フロア3へと移動されて、次の荷物の配送に備える。
すなわち、4階フロア6の荷受人Rからの指示(配送の要求)によって荷物Lu(4)が収納された荷物かご11の移動が開始されるようにすることにより、荷送人Dは、1階フロア3に居続ける必要はなく、その場より、立ち去ることが可能となる。しかも、荷受人Rは、自身の都合に応じて荷物Lu(4)の受け取りが可能となり、利便性に優れる。
特に、荷物Lu(4)の受け取りが行われるまで、その場所(フロア)で待機したり、定期的または不定期的に、再配送のために昇降動作を繰り返し行う場合に比して、低消費で、高効率な運用が可能となる。
なお、2階フロア4および3階フロア5に対する荷物Luの配送動作も基本的には同様にして行われる。
(実施例3)
図10、図11、図12を参照して、実施例3に係る荷物用エレベータ1の動作について、簡単に説明する。なお、ここでは4階の居住者(荷受人R)に対して荷物Lu(4)の配送を行うとともに、2階の居住者(荷受人R)に対して荷物Lu(2)の配送を行う場合を例に説明する。
図10、図11、図12を参照して、実施例3に係る荷物用エレベータ1の動作について、簡単に説明する。なお、ここでは4階の居住者(荷受人R)に対して荷物Lu(4)の配送を行うとともに、2階の居住者(荷受人R)に対して荷物Lu(2)の配送を行う場合を例に説明する。
例えば図10(a),(b)に示すように、1階フロア3において、荷送人Dによって出し入れ口32から荷物かご11のかご棚14に4階行きの荷物Lu(4)が収納され、かご棚12に2階行きの荷物Lu(2)が収納されたとする。
すると、例えば2階フロア4の荷物表示器46および4階フロア6の荷物表示器66が点灯または点滅されるとともに、荷送人Dによる操作盤35の操作に伴って、まずは、荷物かご11が4階フロア6へと移動される。
そして、例えば図11(a),(b)に示すように、荷物かご11が4階フロア6に到着すると、荷物かご11は、かご棚14が出し入れ口62に対応するようにして停止される。また、4階フロア6の荷物表示器66が点滅または点灯されて、荷物Lu(4)が4階フロア6に到着したことが荷受人Rに報知される。
これにより、4階の居住者である荷受人Rによる、荷物かご11のかご棚14からの荷物Lu(4)の取り出しのみが可能とされ、この4階フロア6では、かご棚14以外の、例えば、かご棚12からの荷物Lu(2)の取り出しは行えない。
こうして、荷物Lu(4)の配送が終了すると、4階フロア6の荷物表示器66が消灯されるとともに、荷物かご11が4階フロア6から2階フロア4へと移動される。
そして、例えば図12に示すように、荷物かご11が2階フロア4に到着すると、荷物かご11は、かご棚12が出し入れ口42に対応するようにして停止される。また、2階フロア4の荷物表示器46が点滅または点灯し、荷物Lu(2)が2階フロア4に到着したことが荷受人Rに報知される。
これにより、2階の居住者である荷受人Rによる、荷物かご11のかご棚12からの荷物Lu(2)の取り出しが可能とされる。
こうして、荷物Lu(2)の配送が終了すると、2階フロア4の荷物表示器46が消灯されるとともに、荷物かご11は、再び1階フロア3へと移動されて、次の荷物の配送に備える。
なお、荷物Luを配送する際の順番に制限はなく、まずは2階フロア4、そして4階フロア6の順で配送が行われるものであっても良い。
また、2階フロア4および3階フロア5に対する荷物Luの配送動作、3階フロア5および4階フロア6に対する荷物Luの配送動作、または、2階フロア4および3階フロア5および4階フロア6に対する荷物Luの配送動作も、基本的には同様にして行われる。
(実施例4)
図13を参照して、実施例4に係る荷物用エレベータ1の動作について、簡単に説明する。ここでは、4階の居住者(荷受人R)に対して荷物Lu(4)を配送し、2階の居住者(荷受人R)に対して荷物Lu(2)を配送する場合において、各フロア4,6の荷受人Rが荷物Lu(2),Lu(4)の配送を要求する場合を例に説明する。
図13を参照して、実施例4に係る荷物用エレベータ1の動作について、簡単に説明する。ここでは、4階の居住者(荷受人R)に対して荷物Lu(4)を配送し、2階の居住者(荷受人R)に対して荷物Lu(2)を配送する場合において、各フロア4,6の荷受人Rが荷物Lu(2),Lu(4)の配送を要求する場合を例に説明する。
すなわち、4階の荷受人Rが荷物Lu(4)を受け取る場合、案内に応じて、操作盤65のかご呼びボタンを操作することにより、4階の荷受人Rに対して荷物Lu(4)の配送が行われる。
同様に、2階の荷受人Rが荷物Lu(2)を受け取る場合、案内に応じて、操作盤45のかご呼びボタンを操作することにより、2階の荷受人Rに対して荷物Lu(2)の配送が行われる。
このように、荷受人R側で荷物Luの配送を要求する場合、いずれのフロア4,5,6の場合においても、荷受人自身の都合に応じて、それぞれの荷物Luの受け取りが可能となり、利便性に優れる。しかも、荷送人Dは、1階フロア3に居続ける必要はなく、その場より立ち去ることが可能となる。
上記したように、第1実施形態に係る荷物用エレベータ1は、荷物かご11内に階床ごとに専用のかご棚12,13,14が設けられ、各かご棚12,13,14は予め定められた階床でのみ荷物Luの出し入れが可能とされる。つまり、他階のかご棚にはアクセスできない。このため、荷受人Rが不在であっても、セキュリティ性を保ったまま、他階への荷物Luの配送を継続して行うことができ、汎用性が高く、安全、かつ、確実に荷物を受け渡すことが可能となる。
すなわち、フロア4,5,6ごとに荷物Luを収納できる専用のかご棚12,13,14を有する荷物かご11と、各フロア4,5,6にかご棚12,13,14の開口サイズに応じた出し入れ口42,52,62を用意する。また、各フロア4,5,6の出し入れ口42,52,62の床面からの高さレベルをほぼ同一とする(例えば、床面から各出し入れ口42,52,62の最下部までの高さを約70mmに統一)。そして、荷物Luの配送時、出し入れ口42に対してはかご棚12が、出し入れ口52に対してはかご棚13が、出し入れ口62に対してはかご棚14が、それぞれ対応するようにして荷物かご11を停止させる。
これにより、自階の荷物Luを受け取る荷受人Rが、他階の荷物Luに触れるのを防ぐことができる。しかも、建屋内に配送業者などの居住者以外の者が立ち入ることがなく、安全に荷物Luを受け取ることが可能となる。したがって、セキュリティ性を強化できるとともに、居住者用の乗りかごの着床位置に左右されたりすることなく、荷物Luを効率的に搬送できるなど、汎用性が高く、安全、かつ、確実に荷物を受け渡すことができる。
また、荷物用エレベータ1のオーバーヘッド寸法tを短縮化でき、設置スペースの縮小化が可能となる。したがって、設置可能な建屋を容易に拡充できる。
また、荷物Luの受取時に、荷物かご11内での荷物Luの一時的な保管が可能となる。そのため、荷送人Dによる荷物Luの配送時に限らず、たとえ配送時に不在であっても、荷受人Rは、例えば配送される次の荷物Luが投入されるまでは、配送の要求に応じて荷物Luを確実に受け取ることが可能となる。したがって、汎用性に優れ、再配送などに係る荷送人の負担を軽減できる。
また、ある階床の荷物Luを収納したまま、他階に対する荷物Luの配送に支障をきたすことなく、配送を継続できる。つまり、セキュリティ性を確保したまま、運用を継続させることが可能となる。
なお、荷受人Rにより受け取られなかった荷物Luは、例えば、出し入れ口32の直前に、収納中の荷物Luの取り出しを自動的に行うことが可能な搬出入装置(図示省略)を設け、予め決められた所定の期間を経過した後に取り出して保管するようにしても良い。
また、パスワードの認証によって、荷物Luの受け取りを制限するようにした場合には、荷物Luの受け渡しをより確実に行うことができるようになる。したがって、重要な荷物の受け渡しを行う場合や、居住者の多い建屋に設置する場合に好適である。
また、第1実施形態に係る荷物用エレベータ1においては、荷送人Dが1階フロア3から各フロア4,5,6の荷受人Rに向けて荷物Luを配送する場合に限らず、例えば、各フロア4,5,6から1階フロア3に向けて荷物Luを届けることも可能である。各フロア4,5,6からの荷物Luは、荷受人R側の操作に応じて、もしくは、荷送人D側の操作に応じて、いずれの場合も配送できるようにするのが望ましい。
(第2実施形態)
図14は、本発明の第2実施形態に係る荷物用エレベータ1の荷物かご11の構成例を示すものであり、図15は、荷物Luの受け取り場所である各階フロア4,5,6の構成例を示すものである。なお、第1実施形態に係る荷物用エレベータ1と同一箇所には同一または類似の符号を付して詳しい説明は省略する。
図14は、本発明の第2実施形態に係る荷物用エレベータ1の荷物かご11の構成例を示すものであり、図15は、荷物Luの受け取り場所である各階フロア4,5,6の構成例を示すものである。なお、第1実施形態に係る荷物用エレベータ1と同一箇所には同一または類似の符号を付して詳しい説明は省略する。
第2実施形態に係る荷物用エレベータ1においては、例えば図14に示すように、荷物かご11の、各階床のフロア4,5,6に対応する専用の収納スペースとしてのかご棚(専用棚)12,13,14が、それぞれ仕切り壁18によって分割されている。すなわち、下段のかご棚12は、仕切り壁18によって、2階棚右12Rと2階棚左12Lとに分割されている。また、中段のかご棚13は、仕切り壁18によって、3階棚右13Rと3階棚左13Lとに分割されている。同様に、上段のかご棚14は、仕切り壁18によって、4階棚右14Rと4階棚左14Lとに分割されている。
一方、各階フロア4,5,6の出し入れ口42,52,62には、例えば図15(a),(b),(c)に示すように、左右方向にそれぞれ独立して開閉できる開閉扉42a,52a,62aが設けられる。
このような構成により、第2実施形態に係る荷物用エレベータ1によれば、各かご棚の収納スペース(サイズ)は減少するものの、かご棚としての棚数を増加できるため、一度の配送により、倍の荷物Luを届けることが可能となる。したがって、同一フロア宛に荷受人Rが異なる荷物Luを配送する場合などにおいて、互いのセキュリティ性を確保したまま、効率良く、短時間での配送が可能となり、一層の省電力化を実現できる。
なお、すべてのかご棚12,13,14を仕切り壁18によって分割する場合に限らず、例えば、かご棚12,13,14のいずれか1つまたは2つを分割するようにしても良い。
上述したように、いずれの実施形態によっても、居住者の乗りかごへの乗降動作によらず、荷物Luを効率的に配送でき、汎用性が高く、安全、かつ、確実に荷物を受け渡すことが可能な荷物用エレベータ1を提供できる。
なお、荷物かご11の昇降動作は、例えば油圧式などの昇降装置によって行う方式の荷物用エレベータにも適用できる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…荷物用エレベータ、8…巻上機、10…制御装置、11…荷物かご、12…かご棚(2階棚)、13…かご棚(3階棚)、14…かご棚(4階棚)、21(21a,21b,21c)…検知器、32,42,52,62…出し入れ口、35,45,55,65…操作盤、D…荷送人、R…荷受人、Lu(Lu(2),Lu(3),Lu(4))…荷物。
Claims (10)
- 複数の階床を有する建屋の一角に設けられ、前記複数の階床間で荷物の受け渡しを行う荷物用のリフト装置であって、
前記荷物の受け渡しを行う階床ごとの収納スペースを有する荷物搬送用の収納箱体と、
前記複数の階床のうち、基準階に設けられ、前記収納箱体の全収納スペースに対して階床ごとに前記荷物を収納させることが可能な収納口部と、
前記複数の階床のうち、前記基準階を除く、各階床の同一箇所にそれぞれ設けられ、前記収納箱体の所定の収納スペースに収納された前記荷物を受け取るための取り出し口部と、
前記各階床の前記取り出し口部に対し、前記収納箱体の所定の収納スペースが対応するように、前記収納箱体の昇降動作を制御する制御部と、
を備えることを特徴とするリフト装置。 - 前記収納箱体の全収納スペースの開口サイズが同一とされ、
前記取り出し口部は、前記開口サイズに対応するサイズとされていることを特徴とする請求項1に記載のリフト装置。 - 前記収納箱体は、全収納スペースのうちの最上段が前記複数の階床の最上階に割り当てられていることを特徴とする請求項1または2に記載のリフト装置。
- 前記収納箱体は、当該収納スペースに前記荷物が収納されたことをそれぞれ検知する検知器を備え、
前記複数の階床には、前記検知器の検知結果に基づいて、前記荷物が収納されたことを報知する報知器が設けられている
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のリフト装置。 - 前記報知器は、当該階床への前記荷物の到着を通知する通知機能を有することを特徴とする請求項4に記載のリフト装置。
- 前記収納箱体の前記収納スペースは仕切り壁によって分割されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のリフト装置。
- 前記基準階には荷送人が操作する荷送り用操作部が設けられ、
前記制御部は、
前記基準階の前記収納口部より、前記荷送人によって前記収納箱体内に前記荷物が収納されると、前記荷送り用操作部の前記荷送人の操作に応じて、前記荷物が収納された前記収納箱体の所定の収納スペースが該当する階床の前記取り出し口部に対応して停止するように、前記収納箱体の昇降動作を制御することを特徴とする請求項1に記載のリフト装置。 - 前記基準階を除く、前記各階床には荷受人が操作する荷受け用操作部が設けられ、
前記制御部は、
前記基準階の前記収納口部より、荷送人によって前記収納箱体内に前記荷物が収納されると、前記荷受け用操作部の前記荷受人の操作に応じて、前記荷物が収納された前記収納箱体の所定の収納スペースが該当する階床の前記取り出し口部に対応して停止するように、前記収納箱体の昇降動作を制御することを特徴とする請求項1に記載のリフト装置。 - 前記基準階には荷送人が操作する荷送り用操作部が設けられ、
前記荷送り用操作部には、前記収納箱体内に収納された当該荷物に割り当てられた固有の識別情報をパスワードとして登録する登録部が設けられ、
前記基準階を除く、前記各階床には荷受人が操作する荷受け用操作部が設けられ、
前記荷受け用操作部には、前記荷送人が前記パスワードを入力する入力部が設けられ、
前記制御部は、
前記パスワードの登録時に、登録された前記パスワードを該当する荷受人に送信する通信部と、
当該荷物の受け取り時に、前記荷受人によって前記入力部から入力される前記パスワードを認証する認証部と、
を有し、
前記認証部によって、前記荷受人が認証された場合にのみ当該荷物の受け取りを可能とすることを特徴とする請求項1に記載のリフト装置。 - 前記制御部は、
前記各階床の前記取り出し口部より、前記収納箱体に荷物が収納された場合には、収納された前記荷物が前記基準階へ届けられるように、前記収納箱体の昇降動作を制御することを特徴とする請求項1に記載のリフト装置。
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