JPH079072U - スター結線型ロータの平板型コンミテータ - Google Patents
スター結線型ロータの平板型コンミテータInfo
- Publication number
- JPH079072U JPH079072U JP4004393U JP4004393U JPH079072U JP H079072 U JPH079072 U JP H079072U JP 4004393 U JP4004393 U JP 4004393U JP 4004393 U JP4004393 U JP 4004393U JP H079072 U JPH079072 U JP H079072U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- commutator
- common
- star
- wire connecting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スター結線方式ながらも空中配線をしないで
すむようにし、火花消去素子を容易に配設できるように
して長寿命化も得られるようにする。 【構成】 一面に3個の整流子片パターン2…を形成す
ると共に、非パターン部3を隔てて外周にコイル端末結
線パターンを形成する。さらに、前記整流子片パターン
2と非導通の共通結線パターン5が配され、さらにこの
共通結線パターン5を側面に配したスルホール凹所6を
介して他面に形成した共通パターン7に連結し、この共
通パターン7と前記整流子片パターンとの間にスルホー
ル凹所8を介して印刷抵抗体9を配した。
すむようにし、火花消去素子を容易に配設できるように
して長寿命化も得られるようにする。 【構成】 一面に3個の整流子片パターン2…を形成す
ると共に、非パターン部3を隔てて外周にコイル端末結
線パターンを形成する。さらに、前記整流子片パターン
2と非導通の共通結線パターン5が配され、さらにこの
共通結線パターン5を側面に配したスルホール凹所6を
介して他面に形成した共通パターン7に連結し、この共
通パターン7と前記整流子片パターンとの間にスルホー
ル凹所8を介して印刷抵抗体9を配した。
Description
【0001】
この考案は、小型モータのコンミテータ、特にスター結線型ロータの平板型コ ンミテータに関する。
【0002】
ページャ(商品名ポケットベル)の無音報知手段として超小型モータが多用さ れており、偏平型ではより薄く厚みが3mm以下、円筒型において直径5mm程 度の超薄、超小型なモータには従来より円筒型コンミテータに代わり平板型コン ミテータが用いられるようになってきた。
【0003】 これらのモータは、ロータコイルの端末を全部コンミテータの整流子片に結線 してしまうデルタ結線方式を採用するのが多い。この理由はスター結線方式は、 コアード、コアレス共直径5〜6mmの超小型になるとコモン端末(たとえば巻 終わりを一括して空中配線しておく)の処理が容積的に困難なためである。
【0004】 しかしながら、直径6mm以下のモータではデルタ結線ではロータコイルは線 径が0.05mm程度となり、断線の問題や巻数が多く得られず、回転大のモー タとなってしまう嫌いがある。
【0005】 しかも、このような平板コンミテータは、小型になればなるほど火花消去素子 の配設も困難で長寿命化にネックとなっている。
【0006】
そこで、この考案は、スター結線ながらも空中配線をしないですむようにして 、火花消去素子を容易に配設できるようにして長寿命化も得られる平板コンミテ ータを提供しようとするものである。
【0007】
この考案は上記課題を達成するために、一面に複数個の整流子片パターンを形 成すると共に、非パターンを隔てて外周に前記整流子片パターンと連通するコイ ル端末結線部を設け、さらに前記整流子片パターンと非導通の共通結線部を配し 、この共通結線部を側面に配したスルホール凹所を介して他面に形成した共通パ ターンに連結し、この共通パターンと前記整流子片パターンとの間にスルホール 凹所を介して火花消去素子を配したものである。 そして好ましい構成として火花消去素子はカーボン印刷抵抗体にしたものであ る。
【0008】
このようにするとスター結線型ながらコモン端末を空中配線することなくコン ミテータに結線できる。したがって専有空間が不要となり極めて薄型にできる。
【0009】
図1はこの考案のスター結線型ロータの平板コンミテータの整流子片パターン 側、図2はその裏面のそれぞれ平面図である。 この平板コンミテータ1はガラスクロスエポキシ基板に0.07mm厚の銅箔 を貼付し、エッチングで所要のパターンを形成後、貴金属メッキをして供用され るもので、一側に3極の等分にした整流子片パターン2…を形成すると共に、非 パターン部3を隔てて外周にコイル端末結線パターン4…をそれぞれ形成してい る。
【0010】 このコイル端末結線パターン4…の間には、これらのパターン2…、4…と互 いに非導通の共通結線パターン5…が配さている。この共通結線パターン5…は 側面に配したスルホール凹所6…を介して他面に形成したリング状の共通パター ン7と連結することにより一括結線される。
【0011】 この共通パターン7と、前記3個の整流子片パターン2…との間にスルホール 凹所8…を介して火花消去素子としての印刷抵抗体9が配される。
【0012】 側面に配したスルホール凹所6…は第3図に示すようにロータRとして完成し たときにコイル端末10の半田結線のためで、しかも結線部分があまり外方に飛 び出さないようにするためであり、スルホール孔を外径抜きするとき形成する。 図中、11はシャフトで、12はコアレス巻線である。
【0013】 なお、上記実施例では円筒コアレス型ロータに例示したが、コアード、偏平コ アレス型ロータにも採用できるのはもちろんである。
【0014】
この考案の平板コンミテータは上述のように構成したので、モータ結線型ロー タでも空中配線しなくてすむことになり、したがって、容積的に空中配線部位を 配慮することがなく薄型にでき、火花消去素子を容易に配設できたので、長寿命 化が期待できる。
【図1】本考案の平板型コンミテータの実施例の整流子
片側平面図である。
片側平面図である。
【図2】同裏側の平面図である。
【図3】同コンミテータを使用するロータの要部側面図
である。
である。
1 平板コンミテータ 2 整流子片パターン 3 非パターン部 4 コイル端末結線パターン 5 共通結線パターン 6 スルホール凹所 7 共通パターン 8 スルホール凹所 9 印刷抵抗体
Claims (2)
- 【請求項1】 一面に複数個の整流子片パターンを形成
すると共に、非パターンを隔てて外周に前記整流子片パ
ターンと連通するコイル端末結線部を設け、さらに前記
整流子片パターンと非導通の共通結線部を配し、この共
通結線部を側面に配したスルホール凹所を介して他面に
形成した共通パターンに連結し、この共通パターンと前
記整流子片パターンとの間にスルホール凹所を介して火
花消去素子を配したスター結線型ロータの平板コンミテ
ータ。 - 【請求項2】 火花消去素子はカーボン印刷抵抗体であ
る請求項1に記載のスター結線型ロータの平板型コンミ
テータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993040043U JP2590490Y2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | スター結線型ロータの平板型コンミテータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993040043U JP2590490Y2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | スター結線型ロータの平板型コンミテータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079072U true JPH079072U (ja) | 1995-02-07 |
JP2590490Y2 JP2590490Y2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=12569890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993040043U Expired - Lifetime JP2590490Y2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | スター結線型ロータの平板型コンミテータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590490Y2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49792U (ja) * | 1972-04-06 | 1974-01-07 | ||
JPS50122487U (ja) * | 1974-03-22 | 1975-10-06 | ||
JPS5266186U (ja) * | 1975-11-12 | 1977-05-16 | ||
JPS52113593U (ja) * | 1976-02-26 | 1977-08-29 | ||
JPS5463479U (ja) * | 1977-10-12 | 1979-05-04 | ||
JPS54101897U (ja) * | 1977-12-28 | 1979-07-18 | ||
JPS6239718U (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-10 | ||
JPH0611715U (ja) * | 1992-07-21 | 1994-02-15 | 幸夫 持田 | 足指のむれ防止具 |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP1993040043U patent/JP2590490Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49792U (ja) * | 1972-04-06 | 1974-01-07 | ||
JPS50122487U (ja) * | 1974-03-22 | 1975-10-06 | ||
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JPS52113593U (ja) * | 1976-02-26 | 1977-08-29 | ||
JPS5528248Y2 (ja) * | 1976-02-26 | 1980-07-05 | ||
JPS5463479U (ja) * | 1977-10-12 | 1979-05-04 | ||
JPS54101897U (ja) * | 1977-12-28 | 1979-07-18 | ||
JPS6239718U (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-10 | ||
JPH0611715U (ja) * | 1992-07-21 | 1994-02-15 | 幸夫 持田 | 足指のむれ防止具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2590490Y2 (ja) | 1999-02-17 |
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