JP2001268857A - 扁平型モータの給電装置とその製法 - Google Patents
扁平型モータの給電装置とその製法Info
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Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 扁平型モータの薄い給電装置として簡単な構
成でブラシとブラケットのショートを防ぐ。 【解決手段】 薄い印刷配線板(8、F)にブラシ
(4)の基端部(4a)を植設し、この基端部を前記ブ
ラシベースとともにプレス加工により切断し、その後こ
のブラシベースを金属製ブラケット(2)に載置してな
る扁平型モータの給電装置において、前記切断部分
(S)に臨む位置に、レジスト塗料を塗布するか、シー
ト(TS)、凹所(2b)などのショート防止手段を設
けたものにする。
成でブラシとブラケットのショートを防ぐ。 【解決手段】 薄い印刷配線板(8、F)にブラシ
(4)の基端部(4a)を植設し、この基端部を前記ブ
ラシベースとともにプレス加工により切断し、その後こ
のブラシベースを金属製ブラケット(2)に載置してな
る扁平型モータの給電装置において、前記切断部分
(S)に臨む位置に、レジスト塗料を塗布するか、シー
ト(TS)、凹所(2b)などのショート防止手段を設
けたものにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移動体通信装置の無
音報知源として用いられる扁平型モータに係り、特に薄
い印刷配線板を利用した給電装置の改良に関する。
音報知源として用いられる扁平型モータに係り、特に薄
い印刷配線板を利用した給電装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、移動体通信装置の無音報知源
として偏心体の遠心力を利用した振動モータが知られて
いる。振動モータとして従来の円筒型ではφ4程度のも
のが実用化されているが、ホルダを用いないと搭載でき
ず、実質的なサイズは5mm以上あるため、最近の携帯
機器の薄型志向に対応できなくなってきている。しか
も、細筒のため、出力軸に取り付けられる偏心ウエイト
も半径方向の寸法が採れず、振動を得ようとすると高速
回転にならざるを得ず、体感として受けるには振幅が少
なく不快なものとなってしまう。また、3V用では細線
が必要となるため対応が困難である。この点扁平型モー
タは厚みが3mm程度のものが容易に得られ、かつ半径
方向が大きくとれるので振動と薄型化に有利なものとな
っている。
として偏心体の遠心力を利用した振動モータが知られて
いる。振動モータとして従来の円筒型ではφ4程度のも
のが実用化されているが、ホルダを用いないと搭載でき
ず、実質的なサイズは5mm以上あるため、最近の携帯
機器の薄型志向に対応できなくなってきている。しか
も、細筒のため、出力軸に取り付けられる偏心ウエイト
も半径方向の寸法が採れず、振動を得ようとすると高速
回転にならざるを得ず、体感として受けるには振幅が少
なく不快なものとなってしまう。また、3V用では細線
が必要となるため対応が困難である。この点扁平型モー
タは厚みが3mm程度のものが容易に得られ、かつ半径
方向が大きくとれるので振動と薄型化に有利なものとな
っている。
【0003】 このような扁
平型振動モータの給電装置は図6に示すようなものとな
る。すなわち、薄い円盤形の磁石1を載置するヨークを
兼ねた磁性体からなるブラケット2の中央に軸ホルダ2
aを設け、軸ホルダ2aに軸3を固着し、この軸3の周
りに一対のブラシ4を配してなるものである。このよう
な給電装置を用いてモータとして完成させるには、空隙
を介して偏心ロータ5を回転自在に装着し、浅いケース
6を被せてなるものである。図中、7は前記偏心ロータ
5に添設した印刷配線板からなる平板コミュテータで、
電力を供給させるために軸方向から摺接させた一対の前
記ブラシ4より電力を供給される。このブラシ4の基端
部は薄い印刷配線板からなるブラシベース8に半田植設
され、さらにこのブラシベース8は前記磁石1とブラケ
ット2の間より外方に導出された給電端子Tとされる。
このような薄い印刷配線板からなるブラシベース8を利
用した給電装置は薄くできているので扁平型モータで多
用されている。
平型振動モータの給電装置は図6に示すようなものとな
る。すなわち、薄い円盤形の磁石1を載置するヨークを
兼ねた磁性体からなるブラケット2の中央に軸ホルダ2
aを設け、軸ホルダ2aに軸3を固着し、この軸3の周
りに一対のブラシ4を配してなるものである。このよう
な給電装置を用いてモータとして完成させるには、空隙
を介して偏心ロータ5を回転自在に装着し、浅いケース
6を被せてなるものである。図中、7は前記偏心ロータ
5に添設した印刷配線板からなる平板コミュテータで、
電力を供給させるために軸方向から摺接させた一対の前
記ブラシ4より電力を供給される。このブラシ4の基端
部は薄い印刷配線板からなるブラシベース8に半田植設
され、さらにこのブラシベース8は前記磁石1とブラケ
ット2の間より外方に導出された給電端子Tとされる。
このような薄い印刷配線板からなるブラシベース8を利
用した給電装置は薄くできているので扁平型モータで多
用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、薄い印刷配
線板を磁性体ブラケットに添設する代わりにブラケット
自体を印刷配線鉄基板を利用することも考えられるが、
印刷配線鉄基板自体のコストが高く、磁石の内部でブラ
シを植設したときに植設後ブラシだけを切り離すことが
できない。すなわち、リードフレーム状に連設したブラ
シを用いることができないため、量産性に乏しいもので
あった。したがって、薄型化のためには印刷配線板を極
めて薄くしかも強靱なフレキシブルシートにして連設し
たブラシを半田付けなどにより植設してフレキシブルシ
ートごとプレス切断してしまう手段が用いられる。とこ
ろが、このような給電装置は薄型化のためには非常に薄
く、しかも柔らかいフレキシブルシートを使用せざるを
得ず、また、ブラシも長くすることが制限されるために
充分な可撓性を持たせるためには厚さを0.05〜0.
06ミリメートルと極めて薄くせざるを得ず、プレス切
断時には半田を含むバリが出やすい。したがって、当然
ながらこのバリによってブラシと磁性体ブラケットとが
ショートするためこれを防止させる必要がある。この発
明は、上記のような問題点を解決するために創成したも
ので、扁平型モータの給電装置として簡単な構成でブラ
シと磁性体ブラケットのショートを防ぐようにするのを
目的としたものである。
線板を磁性体ブラケットに添設する代わりにブラケット
自体を印刷配線鉄基板を利用することも考えられるが、
印刷配線鉄基板自体のコストが高く、磁石の内部でブラ
シを植設したときに植設後ブラシだけを切り離すことが
できない。すなわち、リードフレーム状に連設したブラ
シを用いることができないため、量産性に乏しいもので
あった。したがって、薄型化のためには印刷配線板を極
めて薄くしかも強靱なフレキシブルシートにして連設し
たブラシを半田付けなどにより植設してフレキシブルシ
ートごとプレス切断してしまう手段が用いられる。とこ
ろが、このような給電装置は薄型化のためには非常に薄
く、しかも柔らかいフレキシブルシートを使用せざるを
得ず、また、ブラシも長くすることが制限されるために
充分な可撓性を持たせるためには厚さを0.05〜0.
06ミリメートルと極めて薄くせざるを得ず、プレス切
断時には半田を含むバリが出やすい。したがって、当然
ながらこのバリによってブラシと磁性体ブラケットとが
ショートするためこれを防止させる必要がある。この発
明は、上記のような問題点を解決するために創成したも
ので、扁平型モータの給電装置として簡単な構成でブラ
シと磁性体ブラケットのショートを防ぐようにするのを
目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の基本的な課題解決
する構成手段は、請求項1に示す発明のように薄い印刷
配線板からなるブラシベースにブラシの基端部を植設
し、この基端部を前記ブラシベースとともにプレス加工
により切断し、その後このブラシベースを金属製ハウジ
ングに載置してなる扁平型モータの給電装置において、
前記切断部分にショート防止手段を設けたものにすれば
達成できる。より具体的な解決手段は、請求項2に示す
発明のように前記ショート防止手段は前記切断部分に臨
む位置において前記金属製ハウジングに塗布されたレジ
スト塗料とするのがよい。さらに請求項3に示す発明の
ように前記レジスト塗料はカラー化されているものにす
るのがよい。また、請求項4、5に示す発明のように前
記ショート防止手段は前記切断部分に臨む位置において
シートを介挿したり、金属製ハウジングに配された凹所
であるものにしてもよい。この給電装置の製造方法とし
ては請求項6に示す発明のように; a 給電端子パターンをモータ本体より側方に導出する
とともに内部にブラシ植設パターンを所定のピッチで多
数連設した薄い印刷配線板をリードフレーム状に形成す
る; b 少なくとも前記ブラシ植設パターンのピッチに基端
部をあわせて多数連設したブラシをリードフレーム状に
形成する; c 前記ブラシ基端部を前記ブラシ植設パターンに植設
する; d 前記ブラシ基端部を薄い印刷配線板とともにプレス
加工で切断する; e 前記薄い印刷配線板の連結部を切り離して単一のブ
ラシベースユニットにする; f 前記切断部分のバリが出る位置にショート防止手段
を施した金属ブラケットに前記単一のブラシベースユニ
ットを載置する工程を採用すれば達成できる。
する構成手段は、請求項1に示す発明のように薄い印刷
配線板からなるブラシベースにブラシの基端部を植設
し、この基端部を前記ブラシベースとともにプレス加工
により切断し、その後このブラシベースを金属製ハウジ
ングに載置してなる扁平型モータの給電装置において、
前記切断部分にショート防止手段を設けたものにすれば
達成できる。より具体的な解決手段は、請求項2に示す
発明のように前記ショート防止手段は前記切断部分に臨
む位置において前記金属製ハウジングに塗布されたレジ
スト塗料とするのがよい。さらに請求項3に示す発明の
ように前記レジスト塗料はカラー化されているものにす
るのがよい。また、請求項4、5に示す発明のように前
記ショート防止手段は前記切断部分に臨む位置において
シートを介挿したり、金属製ハウジングに配された凹所
であるものにしてもよい。この給電装置の製造方法とし
ては請求項6に示す発明のように; a 給電端子パターンをモータ本体より側方に導出する
とともに内部にブラシ植設パターンを所定のピッチで多
数連設した薄い印刷配線板をリードフレーム状に形成す
る; b 少なくとも前記ブラシ植設パターンのピッチに基端
部をあわせて多数連設したブラシをリードフレーム状に
形成する; c 前記ブラシ基端部を前記ブラシ植設パターンに植設
する; d 前記ブラシ基端部を薄い印刷配線板とともにプレス
加工で切断する; e 前記薄い印刷配線板の連結部を切り離して単一のブ
ラシベースユニットにする; f 前記切断部分のバリが出る位置にショート防止手段
を施した金属ブラケットに前記単一のブラシベースユニ
ットを載置する工程を採用すれば達成できる。
【0006】上記請求項1に示す課題達成手段によれ
ば、確実にショートが防止できる。また、請求項2に示
す課題達成手段によれば、簡単な作業ですむ。さらに、
請求項3に示す課題達成手段によれば、外観でレジスト
処理されたことが判断できる。さらに、請求項4に示す
課題達成手段によれば作業が簡単となる。さらに、請求
項5に示す課題達成手段によれば特別な絶縁処理が不要
になる。そして請求項6に示す製造方法を採用すれば大
量生産ができる。
ば、確実にショートが防止できる。また、請求項2に示
す課題達成手段によれば、簡単な作業ですむ。さらに、
請求項3に示す課題達成手段によれば、外観でレジスト
処理されたことが判断できる。さらに、請求項4に示す
課題達成手段によれば作業が簡単となる。さらに、請求
項5に示す課題達成手段によれば特別な絶縁処理が不要
になる。そして請求項6に示す製造方法を採用すれば大
量生産ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す各実施の形態に
基づき本発明の構成を説明する。図1は本発明の扁平モ
ータの給電装置の第1の実施の形態を示す要部断面図で
ある。図2は図1の同モータの給電装置部分の平面図で
ある。図3(a)は同給電装置に用いるブラシベースの
製造方法を説明する平面図、(b)は側面図である。図
4は図1の変形例の要部拡大断面図である。図5は本発
明の扁平モータの給電装置の第2の実施の形態を示す拡
大要部断面図である。図6は従来の扁平型振動モータの
断面図である。
基づき本発明の構成を説明する。図1は本発明の扁平モ
ータの給電装置の第1の実施の形態を示す要部断面図で
ある。図2は図1の同モータの給電装置部分の平面図で
ある。図3(a)は同給電装置に用いるブラシベースの
製造方法を説明する平面図、(b)は側面図である。図
4は図1の変形例の要部拡大断面図である。図5は本発
明の扁平モータの給電装置の第2の実施の形態を示す拡
大要部断面図である。図6は従来の扁平型振動モータの
断面図である。
【0008】以下、各実施の形態を順に説明するが、各
部位はそれぞれ同符号を付しその説明を省略する場合が
ある。
部位はそれぞれ同符号を付しその説明を省略する場合が
ある。
【0009】図1、図2は本発明の扁平モータの給電装
置の第1の実施の形態を示すもので、すなわち、従来の
図6に示すものと同様に浅い円盤形の磁石1を載置する
ヨークを兼ねた磁性体からなるブラケット2の中央に軸
ホルダ2aを設け、この軸ホルダ2aに軸3を圧入して
なるもので、さらに前記軸ホルダ2aの周りに厚み0.
09ミリメートル程度のフレキシブルシートFに一対の
ブラシ4をその基端部4aで半田付けなどにより植設
し、連結部分を切断したものを配着して一部を前記磁石
1とブラケット2の間を通して外方に給電端子Tとして
導出してなるものであるが、切断部分Sに臨む前記ブラ
ケット2にレジスト塗料を塗布したことを特徴としてい
る。なお、レジスト塗料は透明でもよいが、カラー化す
れば外観から見て容易に判別できる。このようにすれ
ば、半田部分を軟らかいフレキシブルシートごと切断す
ることによるバリがあっても絶縁が維持できる。
置の第1の実施の形態を示すもので、すなわち、従来の
図6に示すものと同様に浅い円盤形の磁石1を載置する
ヨークを兼ねた磁性体からなるブラケット2の中央に軸
ホルダ2aを設け、この軸ホルダ2aに軸3を圧入して
なるもので、さらに前記軸ホルダ2aの周りに厚み0.
09ミリメートル程度のフレキシブルシートFに一対の
ブラシ4をその基端部4aで半田付けなどにより植設
し、連結部分を切断したものを配着して一部を前記磁石
1とブラケット2の間を通して外方に給電端子Tとして
導出してなるものであるが、切断部分Sに臨む前記ブラ
ケット2にレジスト塗料を塗布したことを特徴としてい
る。なお、レジスト塗料は透明でもよいが、カラー化す
れば外観から見て容易に判別できる。このようにすれ
ば、半田部分を軟らかいフレキシブルシートごと切断す
ることによるバリがあっても絶縁が維持できる。
【0010】図3はこのようなフレキシブルシートFに
ブラシ4を植設するに当たって量産性のよい製造方法を
説明するもので、すなわち、たとえば、フレキシブルシ
ートFを連結部を介してリードフレーム状R1に20連
結したものをジグ(図示せず)にセットし、同一のピッ
チで植設部分をあわせて形成した前記ブラシ4も連結部
分を介して同様にリードフレーム状R2に形成したもの
をその上からセットし、各基端部(植設部分)を半田付
けし、その後半田付け部分でフレキシブルシートFごと
切断する。切断部分Sでブラシ4の不要部分を切り離す
とともに切断ラインLでフレキシブルシートFの不要部
分を切り離すのである。
ブラシ4を植設するに当たって量産性のよい製造方法を
説明するもので、すなわち、たとえば、フレキシブルシ
ートFを連結部を介してリードフレーム状R1に20連
結したものをジグ(図示せず)にセットし、同一のピッ
チで植設部分をあわせて形成した前記ブラシ4も連結部
分を介して同様にリードフレーム状R2に形成したもの
をその上からセットし、各基端部(植設部分)を半田付
けし、その後半田付け部分でフレキシブルシートFごと
切断する。切断部分Sでブラシ4の不要部分を切り離す
とともに切断ラインLでフレキシブルシートFの不要部
分を切り離すのである。
【0011】図4は図1の丸で囲んだ部分に対応する変
形例を示す拡大断面図でレジスト塗布の代わりに薄いシ
ートTSを張り付けたものである。このようにしても、
半田部分を軟らかいフレキシブルシートFごと切断する
ことによるブラシ4の基端部4aにバリBがあっても絶
縁が維持できる。
形例を示す拡大断面図でレジスト塗布の代わりに薄いシ
ートTSを張り付けたものである。このようにしても、
半田部分を軟らかいフレキシブルシートFごと切断する
ことによるブラシ4の基端部4aにバリBがあっても絶
縁が維持できる。
【0012】ショート防止手段として図5に示すよう
に、前記切断部分に臨むブラケットにプレス加工により
凹所2bを設けたものである。この凹所は透孔にしても
よい。このようにすると、半田部分を軟らかいフレキシ
ブルシートFごと切断することによるブラシ4の基端部
4aにバリBがあっても逃げられるので絶縁が維持で
き、しかも他の部材が不要なためコスト的に有利とな
る。なお、本発明はその技術的思想、または特徴から逸
脱しない範囲で他のいろいろな形態で実施することがで
きる。そのため、上記の実施の形態は単なる例示にすぎ
ず、限定的に解釈してはならない。この発明の技術的範
囲は特許請求の範囲に示すもので明細書本文には拘束さ
れない。
に、前記切断部分に臨むブラケットにプレス加工により
凹所2bを設けたものである。この凹所は透孔にしても
よい。このようにすると、半田部分を軟らかいフレキシ
ブルシートFごと切断することによるブラシ4の基端部
4aにバリBがあっても逃げられるので絶縁が維持で
き、しかも他の部材が不要なためコスト的に有利とな
る。なお、本発明はその技術的思想、または特徴から逸
脱しない範囲で他のいろいろな形態で実施することがで
きる。そのため、上記の実施の形態は単なる例示にすぎ
ず、限定的に解釈してはならない。この発明の技術的範
囲は特許請求の範囲に示すもので明細書本文には拘束さ
れない。
【0013】
【発明の効果】この発明は、上述のように構成したので
簡単な構成でブラシと磁性体ブラケットのショートを防
ぐことができる。具体的には上記請求項1に示す課題達
成手段によれば、確実にショートが防止できる。また、
請求項2に示す課題達成手段によれば、簡単な作業です
む。さらに、請求項3に示す課題達成手段によれば、外
観でレジスト処理されたことが判断できる。さらに、請
求項4に示す課題達成手段によれば作業が簡単となる。
さらに、請求項5に示す課題達成手段によれば特別な絶
縁処理が不要になる。そして請求項6に示す製造方法を
採用すれば大量生産ができる。
簡単な構成でブラシと磁性体ブラケットのショートを防
ぐことができる。具体的には上記請求項1に示す課題達
成手段によれば、確実にショートが防止できる。また、
請求項2に示す課題達成手段によれば、簡単な作業です
む。さらに、請求項3に示す課題達成手段によれば、外
観でレジスト処理されたことが判断できる。さらに、請
求項4に示す課題達成手段によれば作業が簡単となる。
さらに、請求項5に示す課題達成手段によれば特別な絶
縁処理が不要になる。そして請求項6に示す製造方法を
採用すれば大量生産ができる。
【図1】本発明の扁平モータの給電装置の第1の実施の
形態特徴を示す要部拡大図付き断面図である。
形態特徴を示す要部拡大図付き断面図である。
【図2】図1の同モータの給電装置部分の平面図であ
る。
る。
【図3】 同給電装置に用いるブラシベースの製造方法
を説明する平面図である。
を説明する平面図である。
【図4】図1の変形例の要部拡大断面図である。
【図5】本発明の扁平モータの給電装置の第2の実施の
形態を示す拡大要部断面図である。
形態を示す拡大要部断面図である。
【図6】図6は従来の扁平型振動モータの断面図であ
る。
る。
1 磁石 2 ブラケット 2a 軸ホルダ 3 軸 F フレキシブルシート 4 ブラシ S 切断部分 T 給電端子 2b 凹所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 23/58 H02K 11/00 P Fターム(参考) 5H611 BB01 TT01 UA01 5H613 AA01 AA02 BB04 BB16 BB24 GA11 KK02 KK08 PP03 5H615 AA01 BB01 BB15 PP01 PP26 PP28 RR02 SS03 SS31 5H623 AA10 BB06 GG12 GG17 HH06 HH09 JJ03 LL09 LL13
Claims (6)
- 【請求項1】 薄い印刷配線板からなるブラシベースに
ブラシの基端部を植設し、この基端部を前記ブラシベー
スとともにプレス加工により切断し、その後このブラシ
ベースを金属製ハウジングに載置してなる扁平型モータ
の給電装置において、前記切断部分にショート防止手段
を設けた扁平型モータの給電装置。 - 【請求項2】 前記ショート防止手段は前記切断部分に
臨む位置の前記金属製ハウジングに塗布されたレジスト
塗料である請求項1に記載の扁平型モータの給電装置。 - 【請求項3】 前記レジスト塗料はカラー化されている
請求項2に記載の扁平型モータの給電装置。 - 【請求項4】 前記ショート防止手段は前記切断部分に
臨む位置にシートを介挿したものである請求項1に記載
の扁平型モータの給電装置。 - 【請求項5】 前記ショート防止手段は前記切断部分に
臨む位置の金属製ハウジングに配された凹所である請求
項1に記載の扁平型モータの給電装置。 - 【請求項6】 次の工程からなる扁平型モータの給電装
置の製造方法; a 給電端子パターンをモータ本体より側方に導出する
とともに内部にブラシ植設パターンを所定のピッチで多
数連設した薄い印刷配線板をリードフレーム状に形成す
る; b 少なくとも前記ブラシ植設パターンのピッチに基端
部をあわせて多数連設したブラシをリードフレーム状に
形成する; c 前記ブラシ基端部を前記ブラシ植設パターンに植設
する; d 前記ブラシ基端部を薄い印刷配線板とともにプレス
加工で切断する; e 前記薄い印刷配線板の連結部を切り離して単一のブ
ラシベースユニットにする; f 前記切断部分のバリが出る位置にショート防止手段
を施した金属ブラケットに前記単一のブラシベースユニ
ットを載置する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000073652A JP2001268857A (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | 扁平型モータの給電装置とその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000073652A JP2001268857A (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | 扁平型モータの給電装置とその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001268857A true JP2001268857A (ja) | 2001-09-28 |
Family
ID=18591867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000073652A Pending JP2001268857A (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | 扁平型モータの給電装置とその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001268857A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100492390B1 (ko) * | 2001-07-18 | 2005-05-30 | 도쿄파츠고교 가부시키가이샤 | 브러시 제진 장치, 그 브러시 제진 장치의 제조 방법 및 그 브러시 제진 장치를 구비한 편평형 모터 |
-
2000
- 2000-03-16 JP JP2000073652A patent/JP2001268857A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100492390B1 (ko) * | 2001-07-18 | 2005-05-30 | 도쿄파츠고교 가부시키가이샤 | 브러시 제진 장치, 그 브러시 제진 장치의 제조 방법 및 그 브러시 제진 장치를 구비한 편평형 모터 |
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