JPH0790618B2 - 函成形機 - Google Patents

函成形機

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JPH0790618B2
JPH0790618B2 JP2204511A JP20451190A JPH0790618B2 JP H0790618 B2 JPH0790618 B2 JP H0790618B2 JP 2204511 A JP2204511 A JP 2204511A JP 20451190 A JP20451190 A JP 20451190A JP H0790618 B2 JPH0790618 B2 JP H0790618B2
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JP
Japan
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bottom plate
side frame
plate
frame plate
assembly path
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Inventor
憲志 福田
Original Assignee
大専工機株式会社
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Publication date
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、販売用各種弁当や佃煮、各種惣菜等の容器と
して使用される函、即ち、函各コーナーに対応する折り
溝と底板嵌合用溝とを備えた帯状側枠板と矩形の底板と
から組み立てられる函の成形機に関するものである。
(従来の技術) この種の函成形機としては、特開昭61-63451号公報や特
公昭54-38954号公報などに記載のものが知られている。
この従来の函成形機は、底板嵌合用溝を有する帯状側枠
板を、左右一対のガイドの入口に、その板側面が垂直に
立つ姿勢に支持しておき、水平に支持された底板を前記
側枠板に向かって水平に移送することにより、当該底板
の送り方向端縁を側枠板の対応する底板嵌合用溝に嵌合
させるとともに、左右一対のガイド間に送入し、当該ガ
イドにより側枠板を底板の両側縁に沿うように折り曲げ
て当該底板の両側縁を側枠板の対応する底板嵌合用溝内
に嵌合させ、次に前記一対のガイドとともに側枠板と底
板とを直角水平横方向に移動させて、別の補助ガイドに
より側枠板の遊端部を底板側に折り曲げ、底板の残る端
縁を側枠板遊端部の底板嵌合用溝に嵌合させるものであ
る。
(発明が解決しようとする課題) 上記のような従来の函成形機では、底板で側枠板を押圧
しながら一対のガイド間に送入するとき、当該一対のガ
イド間の奥に配設した固定のストッパーに側枠板を押し
つけるように送入することにより、底板の送入方向端縁
を側枠板の対応する底板嵌合用溝に深く嵌合させること
はできるが、底板の反対側の端縁が側枠板の底板嵌合用
溝内に嵌合していない状況であるから、当該底板の反対
側の端縁が損傷する恐れがある。
また、底板の他の側縁と側枠板の対応する底板嵌合用溝
との嵌合は、全て位置固定のガイドに対する側枠板およ
び底板の移動によって行わせるものであるから、底板の
全側縁を側枠板の底板嵌合用溝に深く完全に嵌合させる
ことが困難であった。
このため、側枠板の各辺が底板に対して浮いた状態にな
り、側枠板の長さ方向両端接合部を予め塗布しておいた
接着剤で接着しようとしても、両端接合部が完全に当接
しないために接着不良が生じたり、側枠板が波打った状
態の不良商品が生じるなどの問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解決するために成
されたものであって、係る本発明の特徴を後述する実施
例の参照符号を括弧付きで付して示すと、水平方向で直
角L形に連続する第一組立経路(79)と第二組立経路
(80)、側枠板誘導位置決め装置(64)、底板搬送装置
(40)、側枠板折り曲げガイド(81A,81B)、ストッパ
ー(85)、プッシャー(86)、および挟み付け手段(8
3,84)を有し、 側枠板誘導位置決め装置(64)は、底板を水平に支持し
て、水平の支持プレート上の組立経路を往復移動する底
板支持台と、底板(B)の各コーナーに対応する折り溝
(Aa〜Ac)と底板嵌合用溝(Ad)とを備え且つ少なくと
も長さ方向一端接合部(Ae)に糊付けされた帯状側枠板
(A)を、第一組立経路(79)の始端位置に、第一組立
経路(79)を横断する水平向きで板側面が垂直に立つ姿
勢で保持し、 底板搬送装置(40)は、底板(B)を側枠板(A)の底
板嵌合用溝(Ad)のレベルで水平に支持して第一組立経
路(79)の終端位置まで水平に送入する底板支持台(5
0)を有し、 側枠板折り曲げガイド(81A,81B)は、第一組立経路(7
9)の左右両側に配設されて、底板(B)により第一組
立経路(79)内に押し入れられる側枠板(A)を底板
(B)の左右両側縁に沿うように折り曲げ、 ストッパー(85)は、底板(B)の対応する側縁の略全
域に対応する長さを有するもので、第二組立経路(80)
の終端に配設され、 プッシャー(86)は、底板(B)の対応する側縁の略全
域に対応する長さを有するもので、第一組立経路(79)
の終端に位置する側枠板(A)および底板(B)を第二
組立経路(80)内へ押し入れてストッパー(85)との間
で挟み付け、 挟み付け手段は、ストッパー(85)とプッシャー(86)
とで挟み付けられた側枠板(A)および底板(B)を、
第二組立経路の左右両側から相対的に接近離間移動自在
な一対のガイド(83,84)により挟み付けるもので、こ
れら両ガイド(83,84)は、底板(B)の対応する側縁
の略全域に対応する長さを有する点に特徴を有する。
なお、本発明を実施するに際し、挟み付け手段の一対の
ガイド(83,84)の内、第一組立経路(79)から遠い側
のガイド(83)は、第二組立経路(80)と平行な姿勢を
保って他方のガイド(84)に対する遠近方向に平行往復
移動し、 他方のガイド(84)は、一方のガイド(83)に対する遠
近方向に平行往復移動可能な可動台(94)上に、第一組
立経路(79)から遠い側の端部を支点に水平揺動するよ
うに構成することができる。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。
第1図に於いて、1は帯状側枠板の収納部、2は前記収
納部1から組立位置3へ側枠板Aを1枚づつ搬送する側
枠板搬送手段、4は前記組立位置3に搬送される途中の
前記側枠板Aに糊付けする糊付け手段、5は底板収納
部、6は前記底板収納部5から前記組立位置3へ底板B
を1枚づつ搬送する底板搬送手段、7は前記組立位置3
で組み立てられた函を搬出する函搬出手段、8は前記組
立位置3に配設された函組立装置、9は組み立てられた
函を前記函搬出手段7上に移載する函移載手段である。
第2図に示すように、前記側枠板収納部1は、積み重ね
られた側枠板Aを送りテーブル10上で定位置に位置決め
する囲い枠11と、上下動可能な押さえ12とから成り、囲
い枠11の送り出し側の側板11aは、使用する側枠板Aの
厚さに応じて高さ調整螺子13により高さ調整され、そし
て固定螺子14により固定される。
前記側枠板搬送手段2は、前記送りテーブル10上で側枠
板Aをその幅方向に間歇送りする縦送り装置15と、送り
テーブル10の終端から側枠板Aをその長さ方向に送る横
送りベルトコンベヤ16とから構成されている。前記縦送
り装置15は、スライドガイド17により送り方向に移動可
能に支持された可動体18と、この可動体18を一定範囲で
往復移動させる駆動レバー19と、前記可動体18に送り方
向等間隔おきに支承された複数本の水平回転軸20,20a
と、各回転軸20,20aに適当間隔おきに固定された送り爪
21,21aと、各回転軸20,20aに取り付けられたアーム22を
介して各回転軸20,20aを連動連結するリンク23と、1本
の回転軸20aに取り付けられたアーム24と前記可動体18
との間に介装されたシリンダー25とから構成されてい
る。
而して、前記シリンダー25により1本の回転軸20aを一
定角度範囲で正逆回転させることにより、リンク23及び
アーム22を介して全ての回転軸20,20aが一定角度範囲で
正逆回転し、全ての送り爪21,21aが、送りテーブル10に
形勢したスリット10a(第3図参照)から突出する起立
姿勢と送りテーブル10から後方に没入する退入姿勢とに
切り換えられる。一方、駆動レバー19により可動体18を
一定範囲内で往復移動させることにより、全ての送り爪
21,21aが送り方向に往復移動するので、送り爪21,21aを
前記起立姿勢にした状態で可動体18を送り方向に前進移
動させることにより、送りテーブル10上の各側枠板Aを
一定ピッチだけ送ることが出来る。可動体18を後退移動
させるときは、各送り爪21,21aを前記退入姿勢に切り換
える。尚、後端に位置する送り爪21aは、起立姿勢での
前進移動により、側枠板収納部1の下端から側枠板Aを
1枚だけ送り出す。
前記側枠板Aは、第12図イに示すように函各コーナーに
対応する折り溝Aa〜Acと、一側辺に沿って形勢された底
板嵌合用溝Adと、長さ方向両端の面取り接合部Ae,Afと
を備えている。
第2図及び第3図に示すように前記糊付け手段4は、前
記側枠板Aの底板嵌合用溝Adに糊付けする第一糊付け装
置26と、前記側枠板Aの一方の接合部Aeに糊付けする第
二糊付け装置27とから構成されている。第一糊付け装置
26は、送りテーブル10上での側枠板送り方向に対し直角
横方向のガイドレール28に移動可能に支持された可動台
29と、前記ガイドレール28の両端に軸支された歯輪30a,
30b間に掛張され且つ前記可動台29に両端が係止された
駆動チェン31と、一方の歯輪30aを正逆回転駆動するモ
ーター32と、前記可動台29に取り付けられた接着剤吐出
ノズルユニット33とから構成されている。
而して、第2図に示すように送り爪21により送りテーブ
ル10上での最終停止位置P1まで送られて停止した側枠板
Aに於ける底板嵌合用溝Adの一端真上に前記接着剤吐出
ノズルユニット33が位置しており、係る状態でモーター
32により駆動チェン31を正転させて可動台29をガイドレ
ール28に沿って前進移動させると同時に、前記接着剤吐
出ノズルユニット33から接着剤を吐出させることによ
り、前記最終停止位置P1で停止している側枠板Aの底板
嵌合用溝Ad内に、第12図イに示すように接着剤Agを滴下
塗布することが出来る。
前記第二糊付け装置27は、第1図仮想線及び第2図に示
すように、前記送りテーブル10上の側枠板最終停止位置
P1から次の横送りベルトコンベヤ16まで送られる側枠板
Aの接合部Aeの真上に位置するように固定的に支持され
た接着剤吐出ノズルユニット34から構成されている。
従って、前記送りテーブル10上の側枠板最終停止位置P1
から次の横送りベルトコンベヤ16まで側枠板Aが送り爪
21により送られるとき、タイミングを合わせて前記接着
剤吐出ノズルユニット34から接着剤を所定時間だけ吐出
させることにより、第12図ロに示すように当該側枠板A
の接合部Ae上に接着剤Ahを滴下塗布することが出来る。
前記底板収納部5は、第1図及び第4図に示すように積
み重ねられた底板Bを送りテーブル35上で定位置に位置
決めする囲い枠36を備えている。そして当該囲い枠36の
送り出し側下部には、使用する底板Bの厚さに応じて高
さ調整螺子37により高さ調整される側板38が取り付けら
れている。
第1図に示す前記底板搬送手段6は、第4図及び第5図
に示すように底板収納部5の下端から底板Bを1枚だけ
真横に送り出す第一搬送装置39と、この第一搬送装置39
から底板Bを受け継いで組立位置3の方へ直角に搬送す
る第二搬送装置40と、第一搬送装置39から第二搬送装置
40へ底板Bを移載する底板移載装置41とから構成されて
いる。
前記第一搬送装置39は、第1図に示すように送りテーブ
ル35に設けられたスリットから上方に突出する複数個の
送り爪42と、第4図に示すように各送り爪42を支持する
可動台43と、この可動台43を往復移動させるロッドレス
シリンダー44(普通のシリンダーでも良い)と、前記送
り爪42で底板収納部5から送り出された底板Bを上下か
ら挟んで搬送する上下一対のベルトコンベヤ45A,45B
と、この両ベルトコンベヤ45A,45B(又は上側のベルト
コンベヤ45Aのみ)を駆動するモーター46とから構成さ
れている。第二搬送装置40は、スライドガイド47によっ
て往復移動自在に支持された可動台48と、この可動台48
に両端が係止され且つ図外のモーターにより正逆回転駆
動される駆動チェン49と、前記可動台48に支持された底
板支持台50とから構成され、底板支持台50には、第5図
及び第6図に示すように底板Bの周辺部を支持する矩形
枠状の支持面51と、この支持面51で囲まれる凹部内に配
設された複数個の真空吸着盤52とを備えている。又、前
記底板移載装置41は、第4図及び第5図に示すように、
第一搬送装置39のベルトコンベヤ45A,45Bより送り出さ
れる底板Bを受け止める左右一対の受け板53a,53bと、
この受け板53a,53bを支軸54a,54bの周りで回動させて開
閉させるシリンダー55a,55bと、昇降ガイドロッド56に
より昇降可能に支持された昇降台57と、この昇降台57の
下側に、夫々スプリング58の押し下げ力に抗して一定範
囲内上昇可能に取り付けられた複数個の真空吸着盤59
と、この真空吸着盤59が受け板53a,53bの支持レベルに
達する第一の高さL1まで昇降台57を下降させる第一シリ
ンダー60と、前記真空吸着盤59が支持台50の底板支持レ
ベルに達する第二の高さL2まで昇降台57を下降させる第
二シリンダー61とから構成されている。尚、第4図に示
す62は、受け板53a,53b上に送り出された底板Bの先端
を受け止めて位置決めする底板ストッパーである。又、
前記第一シリンダー60と第二シリンダー61の機能を逆に
しても良い。
而して、底板収納部5の下端から1枚の底板Bを、ロッ
ドレスシリンダー44によって前進移動せしめられる送り
爪42によりベルトコンベヤ45A,45B間に送り出し、更に
当該ベルトコンベヤ45A,45Bにより底板Bを、第5図に
実線で示す閉じ姿勢の受け板53a,53b上に送り出すと共
にストッパー62により位置決めする。次に第一シリンダ
ー60により昇降台57を第一の高さL1まで下降させて、真
空吸着盤59を受け板53a,53b上の底板Bに当接させ、当
該底板Bを真空吸着盤59に吸着させる。係る状態で受け
板53a,53bをシリンダー55a,55bにより開動させ、そして
昇降台57を第二シリンダー61により第二の高さL2まで下
降させる。この結果、第5図に仮想線で示すように真空
吸着盤59に吸着されている底板Bが底板支持台50の支持
面51上に降ろされる。係る状態で底板支持台50の真空吸
着盤52により底板Bを吸着させると同時に、前記真空吸
着盤59の吸着作用を解除させることにより、底板Bは底
板支持台50の支持面51上に周辺部が圧着され、底板Bの
撓み変形が矯正されて、周辺部は一水平面上に位置す
る。このとき底板Bの三辺、即ち、前記底板支持台50に
よる底板搬送方向側の前側辺と左右両側辺の各側縁は、
第6図に仮想線で示すように底板支持台50から若干張り
出している。このとき底板Bの後側縁は、支持面51の後
側に形成された立ち上がり段面50aに近接する。この
後、真空吸着盤59は昇降台57の上昇復帰により第5図に
実線で示す元の高さまで戻され、そして受け板53a,53b
も元の閉じ姿勢に戻される。
底板支持台50上に底板Bがセットされたならば、駆動チ
ェン49により可動台48を前進移動させて、底板支持台50
で支持している底板Bを組立位置3に送り込むことが出
来る。
第1図に示すように、前記底板支持台50による底板Bの
搬送経路の上方に、前記側枠板搬送手段2に於ける横送
りベルトコンベヤ16の後半部が位置している。そして第
6図及び第7図に示すように、前記横送りベルトコンベ
ヤ16の後半部には、当該ベルトコンベヤ16上の所定位置
で停止した水平状の側枠板Aを横側方へ平行に押し出す
プッシャー63と、このプッシャー63で押し出される側枠
板Aを垂直姿勢に変更して前記底板Bの搬送経路途中に
位置決めする側枠板誘導位置決め装置64とが併設されて
いる。
前記プッシャー63は、ガイドロッド65に水平往復移動可
能に支持された可動体66と、当該可動体66の下端に取り
付けられた押し板67と、前記可動体66を往復移動させる
シリンダー68とから構成され、前記側枠板誘導位置決め
装置64は、支持プレート69の上方で各々シリンダー70に
より昇降駆動される複数本の手前側位置決めピン71と、
前記支持プレート69の下側に配設されたシリンダー72に
より当該支持プレート69から上方に突出する作用位置と
当該支持プレート69より下側に没入する退避位置との間
で昇降駆動される複数本の奥側位置決めピン73と、側枠
板案内板74とから構成され、当該側枠板案内板74は水平
支軸75の周りで正逆揺動可能に支承され、前記プッシャ
ー63で押し出される側枠板Aを前記手前側位置決めピン
71との間で受け止める傾斜姿勢S1と、側枠板Aを前記手
前側位置決めピン71と奥側位置決めピン73との間に落と
し込む垂直起立姿勢S2とに、シリンダー72により切り換
えられる。
尚、プッシャー63の押し板67に対向するように、前記横
送りベルトコンベヤ16の側枠板案内板74のある側には、
シリンダー77によって昇降駆動される側枠板ガイド78が
併設されている。又、前記底板支持台50は、支持プレー
ト69の上側を往復移動するものであり、第4図に示すよ
うに当該底板支持台50とこれを往復移動させるために前
記支持プレート69の下側に配設されている可動台48と
は、前記支持プレート69に形成されたスリット69aを上
下に貫通する可動台支柱部48aによって連結されてい
る。
第1図及び第8図に示すように前記函組立装置8は、前
記底板支持台50による底板Bの搬送経路を利用した第一
組立経路79と、当該第一組立経路79から直角横向きに連
続する第二組立経路80とを備え、前記第一組立経路79の
始端位置に、前記側枠板誘導位置決め装置64の手前側位
置決めピン71と奥側位置決めピン73とで側枠板Aが、当
該第一組立経路79の経路長さ方向に対し直交する垂直起
立姿勢で保持されるように構成され、当該第一組立経路
79の左右両側に側枠板折り曲げガイド81A,81Bが夫々配
設されている。この左右一対の側枠板折り曲げガイド81
A,81Bは、その始端側左右延出部81aが、前記奥側位置決
めピン73と共に側枠板Aを手前側位置決めピン71との間
で位置決めし得る位置にあり、組み立てられる函の巾に
相当する間隔で互いに平行に相対向する終端側並列延出
部81bと前記始端側左右延出部81aとの間に湾曲ガイド部
81cが形成されている。
前記第一組立経路79の終端には、前記第二組立経路80の
始端部側面ガイドを兼用する固定の受け止めガイド82が
配設され、前記第二組立経路80の終端部左右両側には可
動ガイド83,84が配設され、当該第二組立経路80の終端
には固定ストッパー85が配設され、当該第二組立経路80
の経路長さ方向に往復移動自在なプッシャー86が配設さ
れている。更に、前記第一組立経路79に於ける側枠板折
り曲げガイド81Bの終端と第二組立経路80との間には側
枠板案内用垂直軸ローラー87が配設され、第6図及び第
7図に示すように前記左右一対の側枠板折り曲げガイド
81A,81Bの終端側並列延出部81bの内側には、高さ調整可
能な支持台88に各々昇降ガイドロッド89を介して一定範
囲内昇降自在に支持され且つスプリング90により下向き
に付勢された左右一対の側枠板浮き上がり防止ガイド91
A,91Bが併設されている。
第8図及び第10図に示すように、前記第二組立経路80の
左右両側に配設された可動ガイド83,84の内、第一組立
経路79とは遠い側の可動ガイド83は、シリンダー92によ
って第二組立経路80の経路巾方向に平行出退駆動される
ものであり、第一組立経路79に近い側の可動ガイド84
は、シリンダー93によって第二組立経路80の経路巾方向
に平行出退駆動される可動台94上に、第二組立経路80の
終端に近い側の端部に於いて垂直支軸95により左右揺動
可能に軸支されると共に、前記可動台94との間に介装さ
れたシリンダー96により、第二組立経路80の経路長さ方
向と平行になる平行作用位置と第二組立経路80から離れ
る傾斜退避位置とに切り換えられる。
前記プッシャー86は、ガイドロッド97により第二組立経
路80の経路長さ方向に移動可能に支持され且つロッドレ
スシリンダー98により往復駆動される可動体99に、第二
組立経路80内に遊嵌し且つ固定ストッパー85と対向する
押し板100を取り付けて構成している。この押し板100
は、第8図に示すように後退限位置にあるとき、同一側
にある側枠板折り曲げガイド81Aの終端側並列延出部81b
に連続する。
第1図に示す函搬出手段7は、前記第二組立経路80の下
側に当該経路80の長さ方向と平行に配設されたベルトコ
ンベヤ101から構成されている。そして第1図に示す函
移載手段9は、第8図及び第10図に示すように、前記第
二組立経路80に於ける左右一対の可動ガイド83,84の下
側に配設された左右一対のL形受け板102A,102Bと、こ
れら各L形受け板102A,102Bを水平支軸103の周りに正逆
揺動させて各L形受け板102A,102Bを第10図に実線で示
す閉じ位置と仮想線で示す開放位置とに切り換えるロー
タリーアクチュエータ104とから構成されている。尚、
前記第一組立経路79及び第二組立経路80の前半部には、
側枠板滑動支持面となる前記支持プレート69が架設され
ているが、前記可動ガイド83,84で挟まれた領域は組み
立てられた函を下方に落下させる開口105が形成され、
この開口の左右両側部を前記L形受け板102A,102Bで開
閉するように構成されている。
次に上記のように構成された函成形機の使用方法を説明
する。
第2図に示すように先ず側枠板Aが、底板嵌合用溝Adが
横送りベルトコンベヤ16から遠い側で上向きとなるよう
に、側枠板収納部1内に積み重ね状態で収納される。係
る状態で側枠板搬送手段2の縦送り装置15を先に説明し
たように作動させて、収納部1内の下端から側枠板Aを
1枚づつ送り出し、送りテーブル10上で側枠板Aを間歇
的に平行移送する。そして第一糊付け装置26に対応する
最終停止位置P1で停止した前記側枠板Aの底板嵌合用溝
Ad内に、第12図イで示す如く接着剤Agを前記第一糊付け
装置26により滴下塗布し、横送りベルトコンベヤ16上に
送り出される直前で、第12図ロで示す如く前記側枠板A
の一方の接合部Ae上に接着剤Ahを第二糊付け装置27によ
り滴下塗布する。
糊付けが済んで縦送り装置15から横送りベルトコンベヤ
16上に送り出された側枠板Aは、当該横送りベルトコン
ベヤ16を駆動して、第6図に示すプッシャー63及び側枠
板誘導位置決め装置64に対応する所定位置まで長さ方向
に搬送する。このとき、光電スイッチ等で側枠板Aの先
端通過を複数の定位置で検出し、この検出信号に基づい
て側枠板先端が設定位置P2で停止するように横送りベル
トコンベヤ16の減速停止制御を行えば良い。
第6図に示すように、横送りベルトコンベヤ16上の所定
位置で側枠板Aが停止したならば、第7図に仮想線で示
すように、側枠板ガイド78をシリンダー77により上昇さ
せた後、プッシャー63の押し板67をシリンダー68により
横送りベルトコンベヤ16上で横動させ、以て、横送りベ
ルトコンベヤ16上の側枠板Aを側枠板誘導位置決め装置
64の側枠板案内板74上に押し出し、傾斜姿勢S1の当該側
枠板案内板74上を下方へ滑動する側枠板Aの側縁を下降
位置にある手前側位置決めピン71に当接させて受け止
め、側枠板Aの姿勢を矯正する。
次に前記側枠板案内板74をシリンダー76により回動させ
て垂直起立姿勢S2に切り換え、側枠板Aを下降位置にあ
る手前側位置決めピン71と上昇位置にある奥側位置決め
ピン73との間に仮想線で示すように落とし込む。この結
果、側枠板Aは、支持プレート69上で底板嵌合用溝Adを
待機位置にある底板支持台50の方に向けて垂直に起立す
る。このとき、側枠板Aの前記底板嵌合用溝Adは、前記
底板支持台50の支持面51に支持されている底板Bと同一
レベルにある。
一方、第4図に示すように、底板収納部5には底板Bが
積み重ねた状態で収納されており、先に説明したように
この底板収納部5内の底板Bが1枚づつ、底板搬出手段
6の第一搬送装置39と底板移載装置41とにより第二搬送
装置40の底板支持台50上に送り出され、第5図実線及び
第6図に仮想線で示すように当該底板支持台50の支持面
51上の所定位置に支持される。
前記のように側枠板Aが位置決めピン71,73間に落とし
込まれて支持プレート69上に垂直起立姿勢で支持された
ならば、前記のように底板Bを支持している底板支持台
50を駆動チェン49により、組立位置3の第一組立経路79
内へ前進移動させる。そして底板支持台50が位置決めピ
ン71,73に衝突する直前に、第7図に仮想線で示すよう
に位置決めピン71をシリンダー70で底板支持台50の移動
経路より上方位置まで上昇させると共に、位置決めピン
73をシリンダー72により支持プレート69の下側まで下降
させる。
上記第一工程により、第12図ハに示すように垂直起立姿
勢の側枠板Aに対し水平姿勢の底板Bが接近移動するこ
とになり、このとき第7図に示すように側枠板Aの底板
嵌合用溝Adと底板Bとが同一レベルにあるから、第8図
に仮想線で示すように、底板支持台50の支持面51から前
方へ突出している前記底板Bの前側縁が側枠板Aの底板
嵌合用溝Ad内に自動的に嵌合することになる。このと
き、第12図に示す側枠板Aの四側面部Ai〜Alの内、中間
に位置する一側面部、即ち側枠板Aの折り溝Aa,Ab間の
側面部Ajに於ける底板嵌合用溝Adに底板Bの前側縁が嵌
合するように、位置決めピン71,73間で支持プレート69
上に支持される側枠板Aの位置、即ち横送りベルトコン
ベヤ16上での側枠板Aの停止位置、が設定されている。
上記第一工程に続いて、更に底板支持台50が第一組立経
路79を前進移動するのに伴って第二工程が行われる。即
ち、第8図に仮想線で示すように前記側枠板Aの一側面
部Ajが底板Bにより側枠板折り曲げガイド81A,81B間に
押し込まれ、当該側枠板Aの一側面部Ajに隣接する両側
面部Ai,Akが前記側枠板折り曲げガイド81A,81Bの湾曲ガ
イド部81cによって底板B側へ折り溝Aa,Abに於いて漸次
折り曲げられ、そして底板50が前記側枠板折り曲げガイ
ド81A,81Bの終端側並列延出部81b間を通過するとき、前
記側枠板Aの両側面部Ai,Akが前記一側面部Ajに対し直
角に折り曲げられて、第12図ニに示すように、当該両側
面部Ai,Akの底板嵌合用溝Adに底板Bの左右両側縁が嵌
合することになる。尚、この第二工程が行われるとき、
側枠板Aの両側面部Ai,Akが左右一対の側枠浮き上がり
防止ガイド91A,91Bによって支持プレート69上に押し付
けられ、側枠板Aの浮き上がりが防止される。
前記底板支持台50が第一組立経路79の終端、即ち第二組
立経路80の始端位置に達して、第8図に仮想線で示すよ
うに、側枠板Aの側面部Aiがプッシャー86に於ける押し
板100の内側に隣接すると共に、側枠板Aの側面部Ajが
固定の受け止めガイド82の内側に隣接する状態となった
とき、前記第二工程が終了するが、この後、底板支持台
50の真空吸着盤52による底板吸着作用を解除した後、当
該底板支持台50を駆動チェン49の逆転駆動により後退移
動させ、当該底板支持台50を底板Bの下側から後方に脱
出させる。
上記第二工程の終了時には、第8図に仮想線で示し且つ
第12図ニに示すように、側枠板Aの一端側面部Alのみ
が、底板Bと嵌合している側面部Akの延長姿勢にあっ
て、第一組立経路79の一側部に沿って延出している。係
る状態で、前記底板支持台50の後退移動が完了した後
に、前記プッシャー86の押し板100をロッドレスシリン
ダー98により前進移動させて、側枠板A及び底板Bを第
二組立経路80へ押し出すことにより、第三工程を開始さ
せる。
この第三工程によって、前記側枠板Aの側面部Alが側枠
板案内用垂直軸ローラー87によって底板B側へ折り曲げ
られながら、第8図に仮想線で示すように側枠板A及び
底板Bが第二組立経路80の後半部に於ける左右一対の可
動ガイド83,84間に押し入れられる。このとき前記可動
ガイド83,84は、第8図に示すように第二組立経路80か
ら若干離れる後退位置にあって、これら可動ガイド83,8
4間への側枠板A及び底板Bの進入は円滑に行われる。
勿論、函移載手段9の左右一対のL形受け板102A,102B
は閉じ位置にあって、可動ガイド83,84間に進入してく
る側枠板Aを、開口105から落下しないように支持して
いる。
側枠板Aの側面部Akが固定ストッパー85に圧接するま
で、側枠板A及び底板Bをプッシャー86の押し板100で
第二組立経路80の終端へ押圧移動させることにより、側
枠板Aの側面部Aiと側面部Akとが前記プッシャー86の押
し板100と固定ストッパー85との間で挟み付けられ、こ
れら両側面部Ai,Akの底板嵌合用溝Adに対して底板Bの
各側縁が十分に押し込まれる。係る状態で、可動ガイド
83をシリンダー92により第二組立経路80側へ前進移動さ
せると共に、可動ガイド84を支持している可動台94をシ
リンダー93により第二組立経路80側へ前進移動させる。
このとき可動ガイド84は傾斜退避位置にあるので、可動
台94の前進移動により側枠板Aの側面部Alが底板B側へ
押し付けられることはなく、当該側面部Alは、その基部
のみが底板Bに底板嵌合用溝Adに於いて嵌合している状
態である。可動台94を前進限位置まで前進させたなら
ば、次にシリンダー96により可動ガイド84を傾斜退避位
置から平行作用位置に切り換える。この結果、第9図に
仮想線で示し且つ第12図ホに示すように、側枠板Aの側
面部Ajと側面部Alとが両可動ガイド83,84によって挟み
付けられ、これら両側面部Aj,Alの底板嵌合用溝Adに対
し底板Bの各側縁が十分に押し込まれ、同時に、側面部
Ai側の接着剤Ahが塗布されている嵌合部Aeに側面部Al側
の接合部Afが押し付けられて互いに接合する。
上記第三工程により第12図ホに示す函Cが完成するが、
この後、第8図に示すように両可動ガイド83,84をシリ
ンダー92,93により後退移動させると共に、プッシャー8
6の押し板100をロッドレスシリンダー98により後退移動
させ、更に当該函Cを支持している函移載手段9の左右
一対のL形受け板102A,102Bをシリンダー104により第10
図に仮想線で示すように開動させて開口105を開くこと
により、完成した函Cを前記開口105を通じて函搬出手
段7のベルトコンベヤ101上に落下させ、当該ベルトコ
ンベヤ101により函Cを搬出させることが出来る。
尚、第11図に仮想線で示すように、函Cの側枠四隅に小
巾の斜め側枠部Dが形成されるように、側枠板Aの函各
コーナーに対応する箇所に夫々2列に折り溝が形成され
ている場合には、前記プッシャー86の押し板100と固定
ストッパー85とを、図示のように前記小巾の斜め側枠部
Dを押圧するための三角状突出部100a,85aを両端に備え
たものに取り替えることが出来る。
又、函Cの用途によっては、底板嵌合用溝Adに対する糊
付けは省くことも出来る。
本発明は以上のように実施することができるが、側枠板
誘導位置決め装置64に対する糊付け済み側枠板Aの供給
は、手作業で行っても良い。また、第二組立経路80の終
端位置から組み立て終わった函の取り出しも、手作業で
行うことができる。
(発明の作用及び効果) 上記実施例に示したように本発明の函成形機では、長さ
方向一端接合部(Ae)に糊付けされた帯状側枠板(A)
を、その4側辺の内、第二組立経路(80)から遠い側の
端から2番目の側辺にある底板嵌合用溝(Ad)が底板搬
送装置(40)で支持される底板(B)に対向するよう
に、側枠板誘導位置決め装置(64)により支持させた状
態で、底板搬送装置(40)により水平に支持された底板
(B)を第一組立経路(79)内へ水平に送入させること
により、底板(B)の送入方向端縁が側枠板(A)の底
板嵌合用溝(Ad)に嵌入するとともに、当該側枠板
(A)を第一組立経路(79)内へ押し入れることにな
る。
このとき、側枠板折り曲げガイド(81A,81B)が側枠板
(A)を底板(B)の左右両側縁に沿わせるように折り
曲げるので、底板(B)が第一組立経路(79)の終端位
置に到達したときは、底板(B)の3側縁に沿って側枠
板(A)が折り曲げられ、その底板嵌合用溝(Ad)が底
板(B)の3側縁に嵌合する。
次にプッシャー(86)を前進移動させて、第一組立経路
(79)の終端位置にある側枠板(A)と底板(B)とを
第二組立経路(80)内へ送入させるが、このとき挟み付
け手段の一対のガイド(83,84)間に側枠板(A)と底
板(B)とが進入するので、底板(B)から突出してい
る側枠板(A)の側辺部が底板(B)側に折り曲げられ
る。
プッシャー(86)の前進により、当該プッシャー(86)
とストッパー(85)との間で側枠板(A)と底板(B)
とを挟み付けることにより、側枠板(A)のプッシャー
(86)に当接する一端辺とストッパー(85)に当接する
3番目の側辺とが底板(B)に押しつけられ、両辺の底
板嵌合用溝(Ad)に底板(B)の前後両側縁が圧入され
る。
この行程が終了したならば、次に挟み付け手段の一対の
ガイド(83,84)を相対的に接近移動させることによ
り、側枠板(A)の各ガイド(83,84)に当接する2側
辺が底板(B)に押しつけられ、両辺の底板嵌合用溝
(Ad)に底板(B)の左右両側縁が圧入される。
このような本発明の函成形機によれば、 (a).底板搬送装置(40)で底板(B)の送入方向端
縁を側枠板(A)の底板嵌合用溝(Ad)に圧入する場合
のように、底板(B)の反対側の端縁が損傷する恐れが
ない。
(b).底板(B)の4側縁全てを側枠板(A)の底板
嵌合用溝(Ad)に強制的に圧入して完全に嵌合させるこ
とができるので、底板(B)に対して側枠板(A)が波
うつようにことや底板(B)ががたつくようなことがな
く、さらに、側枠板(A)の両端接合部が互いに当接し
なくなってこの両端接合部の接着が不完全になるような
こともなくなり、しっかりとした商品価値の高い函を成
形することができる。
(c).しかもプッシャー(86)は、第一組立経路(7
9)の終端から第二組立経路(80)の終端へ側枠板
(A)と底板(B)とを搬送する手段を兼用するので、
第二組立経路(80)の終端に、前後左右から側枠板
(A)を押圧する挟み付け手段を配設しなければならな
い場合と比較して、設備全体を比較的安価に構成するこ
とができる。
というような格別の効果を得ることができる。
特に請求項で記載のように本発明を実施することによ
り、側枠板(A)の最後の側辺部をその基部から順次底
板(B)の対応側縁に押圧することができ、当該側枠板
(A)の最後の側辺部における底板嵌合用溝(Ad)に底
板(B)の対応側縁を無理なく確実に圧入嵌合させるこ
とができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は函成形機全体の概略平面図、第2図は側枠板収
納部及び側枠板搬送手段の一部を示す縦断側面図、第3
図は側枠板搬送手段の一部と第一糊付け装置とを示す縦
断正面図、第4図は底板収納部と底板搬送手段とを示す
縦断正面図、第5図は底板搬送手段の要部を示す縦断側
面図、第6図は側枠板搬送経路の終端部と底板搬送手段
の一部を示す横断平面図、第7図は側枠板搬送経路の終
端部と底板搬送手段の一部を示す縦断側面図、第8図は
組立装置及び函移載手段を示す平面図、第9図は函組立
工程の最終段階を示す要部の平面図、第10図は函移載手
段と函搬出手段とを示す縦断側面図、第11図は函組立装
置の変形例を示す要部の平面図、第12図は函組立各工程
を説明する斜視図である。 1……側枠板収納部、2……側枠板搬送手段、3……組
立位置、4……糊付け手段、5……底板収納部、6……
底板搬送手段、7……函搬出手段、8……函組立装置、
9……函移載手段、15……側枠板搬送用の縦送り装置、
16……側枠板搬送用のベルトコンベヤ、21,21a……側枠
板送り爪、26……第一糊付け装置、27……第二糊付け装
置、33,34……接着剤吐出ノズルユニット、39……底板
搬送用の第一搬送装置、40……底板搬送用の第二搬送装
置、41……底板移載装置、42……底板送り爪、45A,45B
……底板搬送用のベルトコンベヤ、50……底板支持台、
52,59……真空吸着盤、53a,53b……開閉自在な受け板、
63……側枠板用プッシャー、64……側枠板誘導位置決め
装置、69……支持プレート、71,73……側枠板位置決め
ピン(側枠板位置決め手段)、74……側枠板案内板、79
……函組立装置の第一組立経路、80……同第二組立経
路、81A,81B……側枠板折り曲げガイド、83,84……可動
ガイド、85……固定ストッパー、86……プッシャー、87
……側枠板案内用垂直軸ローラー、91A,91B……側枠板
浮き上がり防止ガイド、101……函搬出用ベルトコンベ
ヤ、102A,102B……開閉自在なL形受け板、A……側枠
板、Aa〜Ac……折り溝、Ad……底板嵌合用溝、Ae,Af…
…両端接合部、Ag,Ah……接着剤、Ai〜Al……側枠板の
各側面部、B……底板、C……組み立てられた函。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平方向で直角L形に連続する第一組立経
    路(79)と第二組立経路(80)、側枠板誘導位置決め装
    置(64)、底板搬送装置(40)、側枠板折り曲げガイド
    (81A,81B)、ストッパー(85)、プッシャー(86)、
    および挟み付け手段(83,84)を有し、 側枠板誘導位置決め装置(64)は、底板を水平に支持し
    て、水平の支持プレート上の組立経路を往復移動する底
    板支持台と、底板(B)の各コーナーに対応する折り溝
    (Aa〜Ac)と底板嵌合用溝(Ad)とを備え且つ少なくと
    も長さ方向一端接合部(Ae)に糊付けされた帯状側枠板
    (A)を、第一組立経路(79)の始端位置に、第一組立
    経路(79)を横断する水平向きで板側面が垂直に立つ姿
    勢で保持し、 底板搬送装置(40)は、底板(B)を側枠板(A)の底
    板嵌合用溝(Ad)のレベルで水平に支持して第一組立経
    路(79)の終端位置まで水平に送入する底板支持台(5
    0)を有し、 側枠板折り曲げガイド(81A,81B)は、第一組立経路(7
    9)の左右両側に配設されて、底板(B)により第一組
    立経路(79)内に押し入れられる側枠板(A)を底板
    (B)の左右両側縁に沿うように折り曲げ、 ストッパー(85)は、底板(B)の対応する側縁の略全
    域に対応する長さを有するもので、第二組立経路(80)
    の終端に配設され、 プッシャー(86)は、底板(B)の対応する側縁の略全
    域に対応する長さを有するもので、第一組立経路(79)
    の終端に位置する側枠板(A)および底板(B)を第二
    組立経路(80)内へ押し入れてストッパー(85)との間
    で挟み付け、 挟み付け手段は、ストッパー(85)とプッシャー(86)
    とで挟み付けられた側枠板(A)および底板(B)を、
    第二組立経路の左右両側から相対的に接近離間移動自在
    な一対のガイド(83,84)により挟み付けるもので、こ
    れら両ガイド(83,84)は、底板(B)の対応する側縁
    の略全域に対応する長さを有する 函成形機。
  2. 【請求項2】挟み付け手段の一対のガイド(83,84)の
    内、第一組立経路(79)から遠い側のガイド(83)は、
    第二組立経路(80)と平行な姿勢を保って他方のガイド
    (84)に対する遠近方向に平行往復移動し、 他方のガイド(84)は、一方のガイド(83)に対する遠
    近方向に平行往復移動可能な可動台(94)上に、第一組
    立経路(79)から遠い側の端部を支点に水平揺動する 請求項に記載の函成形機。
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