JPH0790294B2 - シヤドウマスクの成形方法 - Google Patents

シヤドウマスクの成形方法

Info

Publication number
JPH0790294B2
JPH0790294B2 JP62017655A JP1765587A JPH0790294B2 JP H0790294 B2 JPH0790294 B2 JP H0790294B2 JP 62017655 A JP62017655 A JP 62017655A JP 1765587 A JP1765587 A JP 1765587A JP H0790294 B2 JPH0790294 B2 JP H0790294B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shadow mask
punch
die
mask
blank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62017655A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63188429A (ja
Inventor
春夫 梅原
敏 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP62017655A priority Critical patent/JPH0790294B2/ja
Publication of JPS63188429A publication Critical patent/JPS63188429A/ja
Publication of JPH0790294B2 publication Critical patent/JPH0790294B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はシャドウマスク特にカラー映像管用シャドウ
マスクの成形方法に関するものである。
従来の技術 最近のテレビに使用されているブラウン管は薄形平面化
の強い要請がある。この要請に伴いブラウン管に使用さ
れているシャドウマスクも平面化形状になってきてい
る、シャドウマスクが平面化すると受像中に熱変形のた
め局部変形が起りやすい。そこでこれを解決するためシ
ャドウマスクにNiを含有した低膨張材料が使用されるよ
うになった。この材料は降伏点が高く、また成形がよく
ないためにシャドウマスクの開孔部の成形精度や周辺部
の成形が満足すべき成形形状がえられないという欠点を
有していた。従来の成形方法の一例を第4図に示す。
第4図はシャドウマスク成形過程の各段階におけるシャ
ドウマスクの成形断面図である。
1aはシャドウマスクのブランク、2はブランク1aを成形
する工具としてのポンチ、3はダイでブランク1aを成形
する外側の工具、4はブランクを押えるしわ押えでポン
チ2の外周に取付けられている。
5はポンチ2に対向して取付けられているパッド、6は
しわ押え4に圧力を与えている圧力源で、バネあるいは
流体シリンダーからなるものである。7はパッドに圧力
を与えている流体シリンダである。
この従来例の作用は次の通りである第4図aのようにダ
イの上にブランク1aをのせて次に第4図bのようにしわ
押えでブランク1aを押え次にポンチ2でブランク1aを成
形し次に第4図cに示すようにポンチ2とパッド5では
さみながらブランク1aの加工が完了して下死点でとま
る。次に第4図dに示すようにポンチ2としわ押え4が
上昇ししわ押え4がシャドウマスク以上の高さに上昇す
るとパッド3でシャドウマスク1aをダイ3の中からつき
あげて1サイクルを完了する。
発明が解決しようとする問題点 第4図dに示すように、低膨張材シャドウマスクは外周
縁部がカールすると同時に開孔部の成形精度が悪いとい
う問題点がある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解消するため本発明は、低膨張材のシャド
ウマスクの外周縁部のカール状及び開孔部の成形精度を
よくするために外周縁部の加工途中で引張りをかけて開
孔部を工具(ポンチ)に沿わせると同時に外周部の縁立
部に降伏点以上の引張り力をかけて引きのばした後に外
周部の縁立てを行うことを特徴とするものである。
作用 本発明はシャドウマスクを成形するときしわ押えの押え
るタイミングを変化させてシャドウマスクの外周部を押
えたりはずしたりすることにより開孔部に引張りをかけ
て成形することができる。又、シャドウマスクの外周の
縁立加工中に再びしわ押えで縁を押えて引張りカール形
状変形を軽減することができる。そしてしわ押えとシャ
ドウマスクの間に隙間をつくることにより、シャドウマ
スクの外周を箱曲げ状態で成形することができ、シャド
ウマスクのカール変形を少なくすることができる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づき説明する。
第3図の1はシャドウマスク成形品の斜視図を示し、第
1図a〜fは本発明の一実施例の前半の各工程を示す断
面図、第2図a〜dは同後半の各工程を示す断面図であ
る。ここで1bはブランクで、8はブランク1bを成形する
ポンチである。9はブランク1bの外周を成形するダイで
ある。10はポンチ8の外周に取付けてブランク1bを押え
るしわ押え、11はポンチ8に対向するパッド、12はしわ
押え10を押えているバネ又は流体シリンダー、13はパッ
ド11を押し上げている流体シリンダーである。
尚本発明図はポンチが上型にダイが下型に取付けられて
いるが、逆向きでも加工タイミングは同じである。
次に以上のように構成された工具の動作を第1図および
第2図にもとづいて説明する。
第1図aは型を開いた状態でまずダイ9の上にブランク
1bをおき次に第1図bのようにダイ9の上のブランク1b
をしわ押え10で押えて次に第1図cのようにポンチ8で
シャドウマスクの開孔部の孔が変形しない範囲まで絞り
(約0〜1.0mm)加工して、次に第1図dのようにしわ
押え10をシャドウマスクの外周縁高さの70〜80%あげ
て、次に第1図eのようにシャドウマスクの70〜80%の
高さHを絞り次にf図のようにしわ押え10でシャドウマ
スクの外周の縁を再び押えつける。
次にしわ押え10で押えたままでポンチ8を下降さしてシ
ャドウマスクの外周縁高さの2〜5%に相当する高さα
の絞り加工を行う。その結果開孔部の成形部分全体に引
張りがかかると同時にシャドウマスク外周部の縁部Hが
のばされ、塑性変形して真直ぐになり第2図aに示すよ
うになる。次に再びしわ押え10をシャドウマスクの残り
縁以上の隙間をあけて第2図bのようになる。次にポン
チ8でシャドウマスクをダイ9の中に絞りシャドウマス
クの外周の縁が成形されて第2図cに示すように下死点
でとまる。
次にしわ押え10、ポンチ8を上昇させてシャドウマスク
の外周縁高さ以上あげたところでパッド11を上向きに上
昇さして第2図dに示すようになり、1サイクルを完了
する。
発明の効果 以上のように本発明によると、低膨張材のシャドウマス
クの成形途中においてしわ押えを開閉することによりシ
ャドウマスクに引張力を加えてシャドウマスク開孔部の
成形精度の向上と外周縁立部のカール状変形の減少を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜f,第2図a〜dは本発明の成形方法を採用し
た実施例の加工過程を示す図、第3図は本発明の方法で
成形したシャドウマスクの斜視図、第4図a〜dは従来
の成形金型の断面図の加工過程図である。 1a……ブランク材、8……ポンチ、9……ダイ、10……
しわ押え、11……パッド、12……バネ又は流体シリンダ
ー、13……流体シリンダー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャドウマスクのブランクの周辺部をダイ
    としわ押えで押え、前記ブランクをポンチとパッドで挾
    んで所要の形状に成形し、前記マスクの外周形状が前記
    ポンチと前記ダイで絞り加工を行なう成形方法におい
    て、まず1mm以下の絞り深さを絞り、前記しわ押えと前
    記ダイの間に前記シャドウマスクの縁絞り高さの70〜80
    %の隙間をあけて成形した後、再び前記しわ押えと前記
    ダイで前記マスクの周辺部を押えて前記マスクの開孔部
    を前記ポンチと前記パッドで挾持し開孔部・周辺部を再
    び絞ることより降伏点以上の引張りをかけて前記マスク
    の縁高さの2〜5%の高さの絞り加工を行い、再び前記
    しわ押えとダイの間に前記マスクの周辺部を押えない程
    度の隙間をつけて前記ポンチと前記パッドで挾みながら
    成形することを特徴とするシャドウマスクの成形方法。
JP62017655A 1987-01-28 1987-01-28 シヤドウマスクの成形方法 Expired - Fee Related JPH0790294B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62017655A JPH0790294B2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28 シヤドウマスクの成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62017655A JPH0790294B2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28 シヤドウマスクの成形方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63188429A JPS63188429A (ja) 1988-08-04
JPH0790294B2 true JPH0790294B2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=11949868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62017655A Expired - Fee Related JPH0790294B2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28 シヤドウマスクの成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0790294B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3482872B2 (ja) * 1998-05-15 2004-01-06 松下電器産業株式会社 カラー陰極線管
JP4556432B2 (ja) * 2004-01-16 2010-10-06 Jfeスチール株式会社 金属板のプレス成形方法
JP5328029B2 (ja) * 2009-04-14 2013-10-30 日新製鋼株式会社 金属板の円筒深絞り加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63188429A (ja) 1988-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
PL165004B1 (pl) Sposób i urzadzenie do ksztaltowania krazka blaszanego, zwlaszcza do wykonywaniamaski lampy elektronowej PL PL
JPH0120037Y2 (ja)
JP2605324B2 (ja) シヤドウマスク成形装置およびシヤドウマスク成形方法
JP2551022B2 (ja) 絞り加工方法とそのためのプレス型
US4615205A (en) Forming a shadow mask from a flat blank
JPH0790294B2 (ja) シヤドウマスクの成形方法
JP3152521B2 (ja) シャドウマスクの成形方法
JP2001225113A (ja) 板金プレス加工方法
JPS60184428A (ja) プレス成形方法
JPS5811005Y2 (ja) シヤドウマスク成形装置
JPH04223024A (ja) カラー映像管用シャドウマスクの成形方法
JPH0866730A (ja) 金属薄板材の深絞り成形方法
JPH0731848Y2 (ja) 台形絞り成形金型
JPS6042580B2 (ja) シヤドウマスクの成型方法およびシヤドウマスクの成型装置
JPS63194826A (ja) パネルプレス方法およびその装置
JPH065723U (ja) 絞りプレス型装置
JPH0246931A (ja) 薄板鋼板のプレス方法及びプレス金型装置
JP2506400B2 (ja) 絞り成形方法
JPH01166828A (ja) シャドウマスク成形金型
KR100206275B1 (ko) 음극선관의 새도우마스크 제조방법 및 이에 따른 새도우마스크
JPS5897429A (ja) ドロ−用プレス金型
JP2522421B2 (ja) シャドウマスクの成形方法および成形装置
JP2001266766A (ja) シャドウマスク、陰極線管、シャドウマスクの成形方法およびその装置
JPH01112641A (ja) シャドウマスクならびにその成形金型
JPS6061122A (ja) シヤドウマスクの成形方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees