JPS6042580B2 - シヤドウマスクの成型方法およびシヤドウマスクの成型装置 - Google Patents
シヤドウマスクの成型方法およびシヤドウマスクの成型装置Info
- Publication number
- JPS6042580B2 JPS6042580B2 JP52097397A JP9739777A JPS6042580B2 JP S6042580 B2 JPS6042580 B2 JP S6042580B2 JP 52097397 A JP52097397 A JP 52097397A JP 9739777 A JP9739777 A JP 9739777A JP S6042580 B2 JPS6042580 B2 JP S6042580B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shadow mask
- knockout
- punch
- main surface
- die
- Prior art date
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- Expired
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はシヤドウマスク、例えばカラー受像管等に用
いられる角形のシヤドウマスクを成型する方法および成
型するための装置に関し、特にシヤドウマスクの側周壁
にそりやしわが発生するのを防止することを目的とす、
る。
いられる角形のシヤドウマスクを成型する方法および成
型するための装置に関し、特にシヤドウマスクの側周壁
にそりやしわが発生するのを防止することを目的とす、
る。
一般にカラー受像管用の角形シヤドウマスクは、ほぼ
矩形状の有孔領域と、この有孔領域とともに球面状の主
面を形成する環状の無孔領域と、この無孔領域をとり囲
み前記主面に略垂直な側周壁を形成する環状領域とを備
え、前記主面および前記側周壁は成型プレス加工によつ
て形成される。
矩形状の有孔領域と、この有孔領域とともに球面状の主
面を形成する環状の無孔領域と、この無孔領域をとり囲
み前記主面に略垂直な側周壁を形成する環状領域とを備
え、前記主面および前記側周壁は成型プレス加工によつ
て形成される。
この成型プレス加工を施すための成型装置として従来第
1〜3図に示すようにダイ1、ブランク・ホルダ2、ノ
ックアウト3、ポンチ4からなるものが提案されていた
。5は被成型マスク基板であり、この被成型マスク基板
5は最初、第1図に示すように、その全周縁部をダイ1
およびブランク・ホルダ2によつて挾持される。
1〜3図に示すようにダイ1、ブランク・ホルダ2、ノ
ックアウト3、ポンチ4からなるものが提案されていた
。5は被成型マスク基板であり、この被成型マスク基板
5は最初、第1図に示すように、その全周縁部をダイ1
およびブランク・ホルダ2によつて挾持される。
この後、第2図および第3図に示す過程を経ることによ
つて被成型マスク基板5の中央部はノックアウト3およ
びポンチ4によりシヤドウマスクの主面に成型され、被
成型マスク基板5の周縁部はダイ1とポンチ4との相互
隙間に滑り込み、前記主面に対して略垂直な側周壁とな
る。前記従来の成型装置によつて完成された角形シヤド
ウマスクはその側周壁となる領域に外方へ湾曲したそり
を生じやすく、また、第4図に示すように隅角部にはし
わが生じやすくシヤドウマスク5″とマスクフレーム6
との相互溶接は不完全になる。
つて被成型マスク基板5の中央部はノックアウト3およ
びポンチ4によりシヤドウマスクの主面に成型され、被
成型マスク基板5の周縁部はダイ1とポンチ4との相互
隙間に滑り込み、前記主面に対して略垂直な側周壁とな
る。前記従来の成型装置によつて完成された角形シヤド
ウマスクはその側周壁となる領域に外方へ湾曲したそり
を生じやすく、また、第4図に示すように隅角部にはし
わが生じやすくシヤドウマスク5″とマスクフレーム6
との相互溶接は不完全になる。
特に、そりは第5図に示すように、溶接に際し、溶接棒
によりA方向に押圧すると、シヤドウマスク5″は一点
鎖線で示されるごとく変形してしまう。この結果例えば
カラー受像管においては色ずれが生ずることになる。本
発明は前記従来の成型装置の欠点を解消し所期の目的を
達成するものであり、以下に本発明の実施例について説
明する。
によりA方向に押圧すると、シヤドウマスク5″は一点
鎖線で示されるごとく変形してしまう。この結果例えば
カラー受像管においては色ずれが生ずることになる。本
発明は前記従来の成型装置の欠点を解消し所期の目的を
達成するものであり、以下に本発明の実施例について説
明する。
第6図および第7図は本発明の一実施例を示すシヤドウ
マスクの成型工程断面図である。
マスクの成型工程断面図である。
この第6図および第7図において、11はノックアウト
であり、12は前記ノックアウト11に対向するポンチ
である。ノックアウト11の周縁部にはリツジ形成用凸
部13が設けられ、ポンチ12の周縁部には前記リツジ
形成用凸部13に対向したリツジ形成用凹部14が設け
られている。
であり、12は前記ノックアウト11に対向するポンチ
である。ノックアウト11の周縁部にはリツジ形成用凸
部13が設けられ、ポンチ12の周縁部には前記リツジ
形成用凸部13に対向したリツジ形成用凹部14が設け
られている。
15は前記ノツクアウ5卜11の外周に配置された枠状
のダイであり、16はこのダイ15に対向して配置され
たブランク・ホルダである。
のダイであり、16はこのダイ15に対向して配置され
たブランク・ホルダである。
ダイ15には全周にわたり凹部17が設けられブランク
・ホルダ16には凹部17に対向した凸部18が設けら
れている。19は被成型マスク基板であり、この被成型
マスク基板19は最初第6図に示すようにノックアウト
11とポンチ12の間およびダイ15とブランク・ホル
ダ16の間に挿入され、この後、第7図に示すように、
被成型マスク基板19の中央部、すな;わち主面がノッ
クアウト11とポンチ12とにより成型されるとともに
、被成型マスク基板19の周縁部はダイ15とブランク
・ホルダ16とにより押圧される。
・ホルダ16には凹部17に対向した凸部18が設けら
れている。19は被成型マスク基板であり、この被成型
マスク基板19は最初第6図に示すようにノックアウト
11とポンチ12の間およびダイ15とブランク・ホル
ダ16の間に挿入され、この後、第7図に示すように、
被成型マスク基板19の中央部、すな;わち主面がノッ
クアウト11とポンチ12とにより成型されるとともに
、被成型マスク基板19の周縁部はダイ15とブランク
・ホルダ16とにより押圧される。
さらに、ノックアウト11およびポンチ12を矢印B方
向にずらすと、被成型マスク基板19の周縁部はダイ1
5の凹部17とブランク・ホルダ16の凸部18とによ
り屈曲されつつ、ポンチ12とダイ15との相互隙間に
滑り込み、側周壁となる。この時、被成型マスク基板1
9の周縁部は第8図に示す矢印C方向に応力が加】えら
れ引張り、圧縮を繰り返されるので、側周壁となつた時
にはそりが発生しにくい。また、同様の理由により側周
壁の隅角部にはしわが発生しにくい。なお、主面にはリ
ツジ20が形成されているので被成型マスク基板19の
周縁部が引張られても主面に形成されている孔の径が変
化することが防止される。また、前記実施例において、
ダイ15に凸部を設け、この凸部に対向してブランク・
ホルダ16に凹部を設けても同様の効果を得ることがで
きる。
向にずらすと、被成型マスク基板19の周縁部はダイ1
5の凹部17とブランク・ホルダ16の凸部18とによ
り屈曲されつつ、ポンチ12とダイ15との相互隙間に
滑り込み、側周壁となる。この時、被成型マスク基板1
9の周縁部は第8図に示す矢印C方向に応力が加】えら
れ引張り、圧縮を繰り返されるので、側周壁となつた時
にはそりが発生しにくい。また、同様の理由により側周
壁の隅角部にはしわが発生しにくい。なお、主面にはリ
ツジ20が形成されているので被成型マスク基板19の
周縁部が引張られても主面に形成されている孔の径が変
化することが防止される。また、前記実施例において、
ダイ15に凸部を設け、この凸部に対向してブランク・
ホルダ16に凹部を設けても同様の効果を得ることがで
きる。
以上の説明から明らかなように、本発明によればダイと
ブランク●ホルダに設けた凹凸部により、被成型マスク
基板の周縁部を屈曲しながら側周壁とするので側周壁の
そりおよびしわの発生を防止することができる。
ブランク●ホルダに設けた凹凸部により、被成型マスク
基板の周縁部を屈曲しながら側周壁とするので側周壁の
そりおよびしわの発生を防止することができる。
第1図ないし第3図は従来のシヤドウマスクの製造工程
断面図、第4図は従来の製造方法により完成されたシヤ
ドウマスクの要部斜視図、第5図は同シヤドウマスクの
断面図、第6図および第7図は本発明の一実施例を示す
シヤドウマスクの製造工程断面図、第8図は同製造工程
中に被成形マスク基板に加えられる応力の説明図である
。 11・・・・・・ノックアウト、12・・・・・・ポン
チ、15・・・・ダイ、16・・・・・・ブランク・ホ
ルダ、17・・凹部、18・・・・・凸部。
断面図、第4図は従来の製造方法により完成されたシヤ
ドウマスクの要部斜視図、第5図は同シヤドウマスクの
断面図、第6図および第7図は本発明の一実施例を示す
シヤドウマスクの製造工程断面図、第8図は同製造工程
中に被成形マスク基板に加えられる応力の説明図である
。 11・・・・・・ノックアウト、12・・・・・・ポン
チ、15・・・・ダイ、16・・・・・・ブランク・ホ
ルダ、17・・凹部、18・・・・・凸部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ノックアウトとこれに対向配置されたポンチとによ
つて被成型マスク基板の中央部をプレス加工しシヤドウ
マスクの球面状主面を成型する第1段階と、前記マスク
基板の周縁部を枠状のダイとこれに対向配置させたブラ
ンク・ホルダとによつて押圧しつつ前記ノックアウトお
よび前記ポンチを移動させて前記周縁部を折り曲げ、前
記主面に対し略直角な側周壁を成型する第2段階とを備
えてなり、前記第1段階では前記ノックアウトおよび前
記ポンチの各周縁部に有せしめた相対向する凸部および
凹部により前記主面にリツジを形成せしめ、前記第2段
階では前記ダイおよび前記ブランク・ホルダに有せしめ
た相対向する凸部および凹部により前記マスク基板の周
縁部を屈曲せしめてここ引張り応力および圧縮応力を生
ぜしめることを特徴とするシヤドウマスクの成型方法。 2 被成形マスク基板の中央部をプレス加工し、シヤド
ウマスクの球面状主面を成型するために対向配置された
ノックアウトとポンチと、前記ノックアウトおよび前記
ポンチを移動させて前記周縁部を折り曲げ前記主面に対
し略直角な側周壁を成型する段階において前記マスク基
板の周縁部を押圧するために対向配置された枠状のダイ
とブランク・ホルダとを備えてなり、前記ノックアウト
および前記ポンチは前記主面にリツジを形成せしめるた
めの相対向する凸部および凹部を周縁部に有し、前記ダ
イおよび前記ブランク・ホルダは前記マスク基板の周縁
部を屈曲せしめてここに引張り応力および圧縮応力を生
ぜしめるための相対向する凸部および凹部を有している
ことを特徴とするシヤドウマスクの成型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52097397A JPS6042580B2 (ja) | 1977-08-12 | 1977-08-12 | シヤドウマスクの成型方法およびシヤドウマスクの成型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52097397A JPS6042580B2 (ja) | 1977-08-12 | 1977-08-12 | シヤドウマスクの成型方法およびシヤドウマスクの成型装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5431077A JPS5431077A (en) | 1979-03-07 |
JPS6042580B2 true JPS6042580B2 (ja) | 1985-09-24 |
Family
ID=14191375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52097397A Expired JPS6042580B2 (ja) | 1977-08-12 | 1977-08-12 | シヤドウマスクの成型方法およびシヤドウマスクの成型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042580B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021124080A1 (en) | 2019-12-18 | 2021-06-24 | 3M Innovative Properties Company | Adhesive sheet, panel product, sheet product, and cable product |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH067967B2 (ja) * | 1984-11-19 | 1994-02-02 | 松下電器産業株式会社 | シャドウマスク用金型装置 |
-
1977
- 1977-08-12 JP JP52097397A patent/JPS6042580B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021124080A1 (en) | 2019-12-18 | 2021-06-24 | 3M Innovative Properties Company | Adhesive sheet, panel product, sheet product, and cable product |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5431077A (en) | 1979-03-07 |
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