JPS60166125A - ドラム缶等容器の天板のバ−リング加工方法 - Google Patents
ドラム缶等容器の天板のバ−リング加工方法Info
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- JPS60166125A JPS60166125A JP2035584A JP2035584A JPS60166125A JP S60166125 A JPS60166125 A JP S60166125A JP 2035584 A JP2035584 A JP 2035584A JP 2035584 A JP2035584 A JP 2035584A JP S60166125 A JPS60166125 A JP S60166125A
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- flange
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D19/00—Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes
- B21D19/08—Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by single or successive action of pressing tools, e.g. vice jaws
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ドラム缶等容器の天板のバーリング加工方
法に関する。
法に関する。
従来、ドラム缶の天板のバーリング加工方法としては、
例えば第7図に示すように、天板(41) (同図イ)
の所定箇所にまず円形の孔(42)をあけ(同図口)、
ついでこの孔(42)の周縁部分を一挙に深く絞って立
上がり筒部(46)を形成しく同図へ)、ついでこれの
下縁に連なる環状段部(45)と裾部(44)とを成形
加工して、フランジ固定部(43)を形成していたく同
図二)。
例えば第7図に示すように、天板(41) (同図イ)
の所定箇所にまず円形の孔(42)をあけ(同図口)、
ついでこの孔(42)の周縁部分を一挙に深く絞って立
上がり筒部(46)を形成しく同図へ)、ついでこれの
下縁に連なる環状段部(45)と裾部(44)とを成形
加工して、フランジ固定部(43)を形成していたく同
図二)。
しかしながら、このような従来の方法では、同図二に示
すように、立上がり筒部(46)の上端にひず削れ(4
1)が生じるという問題があった。これは例えば熱間圧
延鋼板のような深絞り性の悪い一般鋼板を使用したり、
あるいは天板(41)の大小2つのフランジ固定部のう
ち、通常通気側となる口径の小さいフランジ固定部を成
形加工したり、さらにはその環状段部(45)にガスケ
ットを封入するための環状凸部(図示路)を設けたりす
るなど、天板(41)の深絞り条件が苛酷であれば、そ
れだけひイ割れ(47)が多発Jるという問題があった
。勿論このようなひず割れ(47)が生じると、圧入形
フランジの取(すけのさいにガスケットの一部が露出し
たりして、ドラム缶の気密性が損なわれると(八う問題
が生じた。
すように、立上がり筒部(46)の上端にひず削れ(4
1)が生じるという問題があった。これは例えば熱間圧
延鋼板のような深絞り性の悪い一般鋼板を使用したり、
あるいは天板(41)の大小2つのフランジ固定部のう
ち、通常通気側となる口径の小さいフランジ固定部を成
形加工したり、さらにはその環状段部(45)にガスケ
ットを封入するための環状凸部(図示路)を設けたりす
るなど、天板(41)の深絞り条件が苛酷であれば、そ
れだけひイ割れ(47)が多発Jるという問題があった
。勿論このようなひず割れ(47)が生じると、圧入形
フランジの取(すけのさいにガスケットの一部が露出し
たりして、ドラム缶の気密性が損なわれると(八う問題
が生じた。
この発明は、上記従来技術の問題を解決し、一般鋼月等
の深絞り性の悪い安価な金属板よりなる天板に口径の小
さいフランジ固定部を設(プ、あるいはその環状段部に
カスケラ!−を封入づ−るための環状凸部を設けても、
立上がり筒部の上端にひず割れが生じるようなことがな
く、ひいては気密性にすぐれたドラム缶等容器を安価に
製造することができるドラム缶等容器の天板のバーリン
グ加工方法を提供することを目的としている。
の深絞り性の悪い安価な金属板よりなる天板に口径の小
さいフランジ固定部を設(プ、あるいはその環状段部に
カスケラ!−を封入づ−るための環状凸部を設けても、
立上がり筒部の上端にひず割れが生じるようなことがな
く、ひいては気密性にすぐれたドラム缶等容器を安価に
製造することができるドラム缶等容器の天板のバーリン
グ加工方法を提供することを目的としている。
この発明は、上記の目的を達成するために、ドラム缶等
容器の天板の所定箇所に膨出部を設ける工程と、この膨
出部の頂壁を打ち扱いて円形の孔をあける工程と、膨出
部の残部および膨出部の周辺部分を深く絞ることによっ
て水平断面多角形の裾部と、これの上縁に連なった環状
段部と、これの内縁に連なった立上がり筒部とによって
構成されたフランジ固定部を形成する工程とよりなるド
ラム缶等容器の天板のバーリング加工方法を要旨として
いる。
容器の天板の所定箇所に膨出部を設ける工程と、この膨
出部の頂壁を打ち扱いて円形の孔をあける工程と、膨出
部の残部および膨出部の周辺部分を深く絞ることによっ
て水平断面多角形の裾部と、これの上縁に連なった環状
段部と、これの内縁に連なった立上がり筒部とによって
構成されたフランジ固定部を形成する工程とよりなるド
ラム缶等容器の天板のバーリング加工方法を要旨として
いる。
この発明を、以下図面を参照して説明する。
この発明の方法を実施する装置の具体例を示づ第1図お
よび第2図において、(11目よ上型、(12)はポン
チ・ホルダ、(13)はこのホルダ(12)に固定され
た上バツク・プレート、(14)はこのバック・プレー
ト(13)に取り付けられたポンチ・プレートで、これ
の中央部下面に打抜きポンチ(15)が取りイ1けられ
て0る。(1G)は打抜きポンチ(15)の先端寄りの
部分に設(fられた上刃、(17)はポンチ・プレート
(14)の下端に取り付けられかつ打抜きポンチ(15
)の周囲にダイス嵌入用間隙(18)をあけてfii!
置された深絞りポンチで、これの内周壁下端寄りの部分
に環状段部(19)が設けられて&Nる。
よび第2図において、(11目よ上型、(12)はポン
チ・ホルダ、(13)はこのホルダ(12)に固定され
た上バツク・プレート、(14)はこのバック・プレー
ト(13)に取り付けられたポンチ・プレートで、これ
の中央部下面に打抜きポンチ(15)が取りイ1けられ
て0る。(1G)は打抜きポンチ(15)の先端寄りの
部分に設(fられた上刃、(17)はポンチ・プレート
(14)の下端に取り付けられかつ打抜きポンチ(15
)の周囲にダイス嵌入用間隙(18)をあけてfii!
置された深絞りポンチで、これの内周壁下端寄りの部分
に環状段部(19)が設けられて&Nる。
(20)は深絞りポンチ(17)の下面外周縁部に設け
られた環状の押え凸部である。なおここで、上刃(16
)の先端は環状段部(19)と同レベルか、またはこれ
より若干上方に引っ込んだレベルに配置されている。
られた環状の押え凸部である。なおここで、上刃(16
)の先端は環状段部(19)と同レベルか、またはこれ
より若干上方に引っ込んだレベルに配置されている。
(21)は下型、(22)はダイス・ホルダ、(23)
はこのホルダ(22)の上面に固定された下バック・プ
レート、(24)はこのバック・プレート(23)の中
央部に取り付けられた筒形の膨出兼打抜きダイスで、こ
れは土壁周縁部に曲面状の角部(25)を有するととも
に、土壁中央部に環状の下刃(26)を有している。(
27)はこの打扱きダイス(24)の外側に配置されか
つ下バック・プレート(23)に固定されたダイス・プ
レートで、これの上端内縁部に環状の押え凸部(28)
が設けられている。(30)はこのダイス・プレート(
27)の外側に配置されたストリッパで、これは複数本
のストリッパ・ボルト(31)によって昇降自在に支持
されかつ複数個のコイル・スプリング(32)によって
常に上方に付勢せられている。
はこのホルダ(22)の上面に固定された下バック・プ
レート、(24)はこのバック・プレート(23)の中
央部に取り付けられた筒形の膨出兼打抜きダイスで、こ
れは土壁周縁部に曲面状の角部(25)を有するととも
に、土壁中央部に環状の下刃(26)を有している。(
27)はこの打扱きダイス(24)の外側に配置されか
つ下バック・プレート(23)に固定されたダイス・プ
レートで、これの上端内縁部に環状の押え凸部(28)
が設けられている。(30)はこのダイス・プレート(
27)の外側に配置されたストリッパで、これは複数本
のストリッパ・ボルト(31)によって昇降自在に支持
されかつ複数個のコイル・スプリング(32)によって
常に上方に付勢せられている。
上記装置を使用して、この発明の方法をつぎのようにし
て実施する。なお、図面はドラム缶の天板(1)に口径
の小さいフランジ固定部(3)を形成する場合を示して
いる。
て実施する。なお、図面はドラム缶の天板(1)に口径
の小さいフランジ固定部(3)を形成する場合を示して
いる。
第1図と第3図イに示すように、まず厚さ0゜4〜1.
6ml1lの鋼製天板(1)を下型(21)の上面にの
せる。つぎに上型(11)を降下させることにより、深
絞り用ポンチ(17)下端の環状の押え突部(20)に
よって天板(1)が上から押え付けられ、相対的にこれ
より内側の天板く1)部分が下型(21〉の膨出兼打抜
きダイス(24)によって押し上げられる。押え凸部(
20)は天板(1)を介してストリッパ(30)の上面
に当接するに至り、天板(1)にダイス(24)の頂面
とこれの周囲の曲面状角部(25)に沿う膨出部(2)
が形成される(第3図口)。さらに上型(11)を降下
させると、ストリッパ(30)がコイル・スプリング(
32)の弾発力に抗して押し下げられ、天板(1)の膨
出部(2)の頂壁(2a)が打抜きポンチ(15)の上
刃(1G)とダイス(24)の下刃(26)とによって
打抜かれ、円形の孔(7)があけられる(同図へ)。
6ml1lの鋼製天板(1)を下型(21)の上面にの
せる。つぎに上型(11)を降下させることにより、深
絞り用ポンチ(17)下端の環状の押え突部(20)に
よって天板(1)が上から押え付けられ、相対的にこれ
より内側の天板く1)部分が下型(21〉の膨出兼打抜
きダイス(24)によって押し上げられる。押え凸部(
20)は天板(1)を介してストリッパ(30)の上面
に当接するに至り、天板(1)にダイス(24)の頂面
とこれの周囲の曲面状角部(25)に沿う膨出部(2)
が形成される(第3図口)。さらに上型(11)を降下
させると、ストリッパ(30)がコイル・スプリング(
32)の弾発力に抗して押し下げられ、天板(1)の膨
出部(2)の頂壁(2a)が打抜きポンチ(15)の上
刃(1G)とダイス(24)の下刃(26)とによって
打抜かれ、円形の孔(7)があけられる(同図へ)。
引続き上型(11)を降下させることにより、ストリン
パ(30)がさらに押し下げられ、これに伴ってダイス
(24)が深絞りポンチ(11)の間隙(18)内に嵌
め入れられて、天板(1)にダイス(24)の外周壁に
沿う立上がり部(6)と、これの下端に面なる環状段部
(5)および水平断面六角形の裾部(4)とよりなるフ
ランジ固定部(3)が形成される(第2図および第3図
二)。
パ(30)がさらに押し下げられ、これに伴ってダイス
(24)が深絞りポンチ(11)の間隙(18)内に嵌
め入れられて、天板(1)にダイス(24)の外周壁に
沿う立上がり部(6)と、これの下端に面なる環状段部
(5)および水平断面六角形の裾部(4)とよりなるフ
ランジ固定部(3)が形成される(第2図および第3図
二)。
このようにして形成された天板(1)の立上がり筒部(
6)の上端部にはひず割れが全(生じていない。これは
つぎのような理由によるものと考えられる。すなわち、
この発明の方法によれば、天板(1)の所定箇所にまず
膨出部(2)を設けているから、膨出部(2)の頂壁(
2a)部分はいわば引き伸ばされた状態となって、その
肉厚が薄くなり、これに対し膨出部(2)の周縁部の肉
厚はあまり薄くならない。
6)の上端部にはひず割れが全(生じていない。これは
つぎのような理由によるものと考えられる。すなわち、
この発明の方法によれば、天板(1)の所定箇所にまず
膨出部(2)を設けているから、膨出部(2)の頂壁(
2a)部分はいわば引き伸ばされた状態となって、その
肉厚が薄くなり、これに対し膨出部(2)の周縁部の肉
厚はあまり薄くならない。
そしてこの膨出部(2)の肉厚の薄い頂壁(2a)中央
部を打ち抜き、膨出部(2)の肉厚があまり薄くない周
縁部と、肉厚が元のま)である膨出部(2)の周辺部分
とをさらに深く絞るため、立上がり筒部(6)の上端に
はひイ割れが生じないものと考えられる。
部を打ち抜き、膨出部(2)の肉厚があまり薄くない周
縁部と、肉厚が元のま)である膨出部(2)の周辺部分
とをさらに深く絞るため、立上がり筒部(6)の上端に
はひイ割れが生じないものと考えられる。
この発明の方法により形成された天板(1)のフランジ
固定部(3)に、圧入形フランジ(8)をつぎのように
して取り付ける。ここで、圧入形フランジ(8)は、第
4図に示すように、内周面下半部に雌ねじ部を有すると
ともに、下端部に平面よりみて六角形の外周縁を備えた
鍔(9)を有している。そしてまず、この圧入形フラン
ジ〈8)にガスケット(1o)を嵌め被せる。ここで、
ガスケット(10)としては、シリコンゴムよりなるガ
スケットをライニングにより取り付けるのが望ましいが
、その他0−リングや断面角形の環状ガスケットを使用
してもよく、あるいはまたドラム缶のいわゆるチャイム
部分に封入するようなシーリング・コンパウンドを使用
してもよい。
固定部(3)に、圧入形フランジ(8)をつぎのように
して取り付ける。ここで、圧入形フランジ(8)は、第
4図に示すように、内周面下半部に雌ねじ部を有すると
ともに、下端部に平面よりみて六角形の外周縁を備えた
鍔(9)を有している。そしてまず、この圧入形フラン
ジ〈8)にガスケット(1o)を嵌め被せる。ここで、
ガスケット(10)としては、シリコンゴムよりなるガ
スケットをライニングにより取り付けるのが望ましいが
、その他0−リングや断面角形の環状ガスケットを使用
してもよく、あるいはまたドラム缶のいわゆるチャイム
部分に封入するようなシーリング・コンパウンドを使用
してもよい。
つぎに、天板(1)のフランジ固定部(3)の内側に、
ガスケット(10)付きフランジ(8)を下から圧入し
、このフランジ(8)の上端部(8a)を立上がり筒部
(6)の上端部(6a)に巻き止める。このとき立上が
り筒部(6)の上端部(6a)にひず割れが生じるよう
なことは勿論なく、またガスケット(10)により気密
性はきわめて良好である。
ガスケット(10)付きフランジ(8)を下から圧入し
、このフランジ(8)の上端部(8a)を立上がり筒部
(6)の上端部(6a)に巻き止める。このとき立上が
り筒部(6)の上端部(6a)にひず割れが生じるよう
なことは勿論なく、またガスケット(10)により気密
性はきわめて良好である。
第5図と第6図は、この発明のいま1つの具体例を示す
もので、上記の場合と異なる点は、天板(1)のフラン
ジ固定部(3)の環状段部(5)に環状凸部(35)を
設けるとともに、これに対応して圧入形フランジ(8)
の鍔(9)の上面に環状凸部(39)を設けて、ガスケ
ット(10)の封入をより一層確実なものとした点にあ
る。図示は省略したが、天板(1)のフランジ固定部(
3)に環状凸部(35)を設けるには、上記の場合と同
様にまず天板(1)の所定箇所に膨出部(2)を設けて
おき、ついで、この膨出部(2)の頂壁(2a)を円形
に打抜いた俊、膨出部(2)の残部と膨出部(2)の周
辺部分を深(絞ることによって裾部(4)と、環状凸部
(35)を有する環状段部(5)と、立上がり筒部(6
)とよりなるフランジ固定部(3)を−挙に形成するも
のである。
もので、上記の場合と異なる点は、天板(1)のフラン
ジ固定部(3)の環状段部(5)に環状凸部(35)を
設けるとともに、これに対応して圧入形フランジ(8)
の鍔(9)の上面に環状凸部(39)を設けて、ガスケ
ット(10)の封入をより一層確実なものとした点にあ
る。図示は省略したが、天板(1)のフランジ固定部(
3)に環状凸部(35)を設けるには、上記の場合と同
様にまず天板(1)の所定箇所に膨出部(2)を設けて
おき、ついで、この膨出部(2)の頂壁(2a)を円形
に打抜いた俊、膨出部(2)の残部と膨出部(2)の周
辺部分を深(絞ることによって裾部(4)と、環状凸部
(35)を有する環状段部(5)と、立上がり筒部(6
)とよりなるフランジ固定部(3)を−挙に形成するも
のである。
このような環状凸部(35)をフランジ固定部(3)の
環状段部(5)に形成するということは、天板(1)の
絞り加工条件が非常に厳しいものとなり、従来法によれ
ば、立上り筒部の上端にひず割れが多発したが、この発
明の方法によれば、このようなひず割れは全く生じない
。
環状段部(5)に形成するということは、天板(1)の
絞り加工条件が非常に厳しいものとなり、従来法によれ
ば、立上り筒部の上端にひず割れが多発したが、この発
明の方法によれば、このようなひず割れは全く生じない
。
上記天板(1)の環状凸部(35)を有するフランジ固
定部(3)に、環状凸部(39)を有する圧入形フラン
ジ(8)をつぎのようにして取り付ける。
定部(3)に、環状凸部(39)を有する圧入形フラン
ジ(8)をつぎのようにして取り付ける。
すなわち、天板(1)のフランジ固定部(3)の内側に
、ガスケツ)−(10)を嵌め被せたフランジ(8)を
下から圧入し、このフランジ(8)の上端部(8a)を
立上り筒部(6)の上端部(6a)に巻き止めるととも
に、鍔(9)の環状凸部(39)をフランジ固定部(3
)の環状凸部(35)の内面に密着せしめて、カスケラ
ト(10)を封入するものである。このようにすると、
ガスケット(10)を確実に封入することができて、天
板(1)のフランジ(8)の固定部分をより一層完全に
密封することができるという利点がある。
、ガスケツ)−(10)を嵌め被せたフランジ(8)を
下から圧入し、このフランジ(8)の上端部(8a)を
立上り筒部(6)の上端部(6a)に巻き止めるととも
に、鍔(9)の環状凸部(39)をフランジ固定部(3
)の環状凸部(35)の内面に密着せしめて、カスケラ
ト(10)を封入するものである。このようにすると、
ガスケット(10)を確実に封入することができて、天
板(1)のフランジ(8)の固定部分をより一層完全に
密封することができるという利点がある。
なお、上記においては、ドラム缶の天板(1)に口径の
小さいフランジ固定部(3)を形成する場合について説
明したが、天板(1)に口径の大きいフランジ固定部(
3)を形成する場合も上記と同様に実施するものであり
、ただこの場合には裾部(4)の水平断面を通常へ角形
とする。なお裾部(4)はその他の多角形であっても勿
論よい。また上記においては、ドラム缶の天板のバーリ
ング加工について説明したが、勿論この発明の方法は、
その他の金属板のバーリング加工にも同様に適用しうる
ちのである。
小さいフランジ固定部(3)を形成する場合について説
明したが、天板(1)に口径の大きいフランジ固定部(
3)を形成する場合も上記と同様に実施するものであり
、ただこの場合には裾部(4)の水平断面を通常へ角形
とする。なお裾部(4)はその他の多角形であっても勿
論よい。また上記においては、ドラム缶の天板のバーリ
ング加工について説明したが、勿論この発明の方法は、
その他の金属板のバーリング加工にも同様に適用しうる
ちのである。
この発明の方法は、上述のように、ドラム缶等容器の天
板(1)の所定箇所に膨出部(2)を設ける工程と、こ
の膨出部(2)の頂壁(2a)を打ち抜いて円形の孔(
7)をあける工程と、膨出部(2)の残部および膨出部
(2)の周辺部分を深く絞ることによって水平断面多角
形の裾部(4)と、これの上縁に連なった環状段部(5
)と、これの内縁に連なった立上がり筒部(6)とによ
って構成されたフランジ固定部(3)を形成する工程と
よりなるもので、一般鋼材等の深絞り性の悪い安価な金
属板よりなる天板(1)に口径の小さいフランジ固定部
(3)を設け、あるいはその環状段部〈5)にガスケッ
ト(10)を封入するだめの環状凸部(35)を設けて
も、ひず割れを全く生じることがなく、したがって天板
(1)として深絞り性の良い高価な金属板を使用する必
要がないので、天板(1)の材料費が非常に安くつき、
ひいては気密性にすぐれたドラム缶等容器を安価に製造
づることができるという効果を秦づる。
板(1)の所定箇所に膨出部(2)を設ける工程と、こ
の膨出部(2)の頂壁(2a)を打ち抜いて円形の孔(
7)をあける工程と、膨出部(2)の残部および膨出部
(2)の周辺部分を深く絞ることによって水平断面多角
形の裾部(4)と、これの上縁に連なった環状段部(5
)と、これの内縁に連なった立上がり筒部(6)とによ
って構成されたフランジ固定部(3)を形成する工程と
よりなるもので、一般鋼材等の深絞り性の悪い安価な金
属板よりなる天板(1)に口径の小さいフランジ固定部
(3)を設け、あるいはその環状段部〈5)にガスケッ
ト(10)を封入するだめの環状凸部(35)を設けて
も、ひず割れを全く生じることがなく、したがって天板
(1)として深絞り性の良い高価な金属板を使用する必
要がないので、天板(1)の材料費が非常に安くつき、
ひいては気密性にすぐれたドラム缶等容器を安価に製造
づることができるという効果を秦づる。
第1図はこの発明の方法を実施する装置の縦断面図で、
成形前の状態を示している。第2図は同縦断面図で、成
形後の状態を示している。 第3図はこの発明の方法を工程順に示す説明図、第4図
は天板に圧入形フランジを取り付けた状態の部分縦断面
図、第5図と第6図はこの発明の方法のいま1つの具体
例を示すもので、第5図はこの発明の方法によりバーリ
ング加工を施した天板と圧入形フランジの部分縦断面図
で、フランジの取付前の状態を示している。第6図は同
部分縦断面図で、フランジの取付後の状態を示している
。第7図は従来の方法を工程順に示す説明図である。 (1)・・・天板、(2)・・・膨出部、(2a)・・
・頂壁、(3)・・・フランジ固定部、(4)・・・裾
部、(5)・・・環状段部、(6)・・・立上がり筒部
、(7)・・・孔、(8)・・・圧入形フランジ、(9
)・・・鍔、(10)・・・ガスケット、(11)・・
・上型、(15)・・・打抜きポンチ、(16)・・・
上刃、(17)・・・深絞りポンチ、(19)・・・環
状段部、(21)・・・下型、(24)・・・膨出兼打
抜きダイス、(25)・・・曲面状角部、(26)・・
・下刃、(21)・・・ダイス・プレート、(28)・
・・押え凸部。 以 上 外4名 第1図 第4図 62 亙 第6図 6;I
成形前の状態を示している。第2図は同縦断面図で、成
形後の状態を示している。 第3図はこの発明の方法を工程順に示す説明図、第4図
は天板に圧入形フランジを取り付けた状態の部分縦断面
図、第5図と第6図はこの発明の方法のいま1つの具体
例を示すもので、第5図はこの発明の方法によりバーリ
ング加工を施した天板と圧入形フランジの部分縦断面図
で、フランジの取付前の状態を示している。第6図は同
部分縦断面図で、フランジの取付後の状態を示している
。第7図は従来の方法を工程順に示す説明図である。 (1)・・・天板、(2)・・・膨出部、(2a)・・
・頂壁、(3)・・・フランジ固定部、(4)・・・裾
部、(5)・・・環状段部、(6)・・・立上がり筒部
、(7)・・・孔、(8)・・・圧入形フランジ、(9
)・・・鍔、(10)・・・ガスケット、(11)・・
・上型、(15)・・・打抜きポンチ、(16)・・・
上刃、(17)・・・深絞りポンチ、(19)・・・環
状段部、(21)・・・下型、(24)・・・膨出兼打
抜きダイス、(25)・・・曲面状角部、(26)・・
・下刃、(21)・・・ダイス・プレート、(28)・
・・押え凸部。 以 上 外4名 第1図 第4図 62 亙 第6図 6;I
Claims (1)
- ドラム缶等容器の天板(1)の所定箇所に膨出部(2)
を設ける工程と゛、この膨出部(2)の頂壁(2a)を
打ち抜いて円形の孔(7)をあける工程と、膨出部(2
)の残部および膨出部(2)の周辺部分を深く絞ること
によって水平断面多角形の裾部(4)と、これの上縁に
連なった環状段部(5)と、これの内縁に連なった立上
がり筒部(6)とによって構成されたフランジ固定部(
3)を形成する工程とよりなるドラム缶等容器の天板の
バーリング加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2035584A JPS60166125A (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | ドラム缶等容器の天板のバ−リング加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2035584A JPS60166125A (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | ドラム缶等容器の天板のバ−リング加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60166125A true JPS60166125A (ja) | 1985-08-29 |
JPH0416247B2 JPH0416247B2 (ja) | 1992-03-23 |
Family
ID=12024802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2035584A Granted JPS60166125A (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | ドラム缶等容器の天板のバ−リング加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60166125A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05344A (ja) * | 1990-08-23 | 1993-01-08 | Tannami Kogyo Kk | 金属ドラム容器用天板の製造方法及びその装置 |
WO1994001233A1 (en) * | 1992-07-10 | 1994-01-20 | Bodnar Ernest R | Two stage die set |
JP2809511B2 (ja) * | 1993-06-22 | 1998-10-08 | メドトロニック・インコーポレーテッド | プログラム可能な出力パルス振幅を有する心臓ペースメーカ |
JP2013166152A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Fuji Heavy Ind Ltd | プレス加工方法及びプレス金型 |
CN110421067A (zh) * | 2019-07-19 | 2019-11-08 | 华中科技大学 | 一种蓄压器壳体的分步式成形装置及方法 |
Citations (1)
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-
1984
- 1984-02-06 JP JP2035584A patent/JPS60166125A/ja active Granted
Patent Citations (1)
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US5722280A (en) * | 1992-07-10 | 1998-03-03 | Bodnar; Ernest Robert | Two stage die set |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0416247B2 (ja) | 1992-03-23 |
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