JPH0790206B2 - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH0790206B2
JPH0790206B2 JP3300001A JP30000191A JPH0790206B2 JP H0790206 B2 JPH0790206 B2 JP H0790206B2 JP 3300001 A JP3300001 A JP 3300001A JP 30000191 A JP30000191 A JP 30000191A JP H0790206 B2 JPH0790206 B2 JP H0790206B2
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豊 向吉
昌利 岸本
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株式会社岸本製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、エンジン部品
等の被洗浄物をバケットに収容した状態で洗浄する洗浄
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被洗浄物としてのエンジン用バル
ブ100 は、図12に示す如く、そのヘッド部101 が上方に
位置するようにバケット102 に複数収容された状態で洗
浄機で洗浄される。
【0003】すなわち、この洗浄機105 は、図13に示す
ように、洗浄液106 が貯留される洗浄槽107 と、バケッ
ト102 が載置される載置台108 と、シリンダ等を備え該
載置台108 を昇降させる昇降機構109 とを備えたもので
ある。そして、前記バルブ100 を洗浄する際に、作業者
はバケット102 を載置台108に載置し、その後に、昇降
機構109 により、載置台108 を下降させてバケット102
を洗浄液106 内に浸し、該バケット102 を上下動させる
等して、バルブ100 を洗浄する。
【0004】バルブ100 の洗浄後は、載置台108 を上昇
させてバケット102 を洗浄液106 から出し、該バケット
102 を台車等に載置して運搬するのであるが、バケット
102を洗浄液106 から出した際に、バルブ100 のヘッド
部101 の表面は凹面に形成されているのが一般的である
ことから、洗浄液106 がこの凹面に溜まることとなる。
各バルブ100 の凹面に溜まった洗浄液を除去するため
に、熱風等のエアーブローを行ったり、作業者はバケッ
ト102 を持ち上げて傾斜させることにより水切りを行っ
ているのが現状である。
【0005】しかしながら、上記の如く、バルブ100 の
凹面に溜まった洗浄液106 をエアーブローにより除去す
る手段では、洗浄液が飛散するため、作業環境上問題が
あると共に、飛散する洗浄液106 がバルブ100 に付着し
てシミになる欠点があり、品質価値を低下させるおそれ
があった。また、作業者がバケット102 を持ち上げて傾
斜させる手段では、作業者に負担をかけるという欠点が
あった。
【0006】本発明は、上記の如き従来の問題点に鑑み
てなされたもので、バルブ等の被洗浄物に溜まった洗浄
液を、エアーブローによることなく除去できるようにす
ることにより、作業環境の向上を図り、被洗浄物の品質
価値の低下を防止することのでき、しかも、作業者の負
担を軽減することのできる洗浄装置を提供することを課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が、上記課題を解
決するために講じた技術的手段は、洗浄液30が貯留され
る洗浄槽31と、載置台6に搬送され且つ被洗浄物3が収
容されたバケット5を保持する保持体35を前記洗浄液30
内外位置に昇降させるための昇降手段42と、前記洗浄液
30の外に出されたバケット5を両側から挟持すべく互い
に接離自在な一対のクランプアーム57,57を有するクラ
ンプ装置50とを備えた洗浄装置において、前記バケット
5が傾斜可能となるように該クランプ装置50を回動させ
るための 回動手段66が設けられ、且つ、前記両クランプ
アーム57,57間には、互いのクランプアーム57,57を接
離する方向に連動させるための連動手段64が介在される
と共に、クランプ装置50は洗浄槽31の側方に待機する段
積み手段12の上方に移動自在で且つ洗浄済のバケット5
を順次載置すべく昇降自在に設けられ、しかも、前記載
置台6上のバケット5の高さを検出するための高さ検知
装置22を設け、該高さ検知装置22により高さの検出され
たバケット5が前記段積み手段12に複数段積みされた高
さと、予め設定された所定段積み高さとを比較し、バケ
ット5の段積み高さが所定段積み高さを越える際に、非
常信号を発生する制御装置28を備えていることにある。
【0008】
【作用】本発明の洗浄装置において、先ず、載置台6に
載置されたバケット5の高さを高さ検知装置22により検
知し、その信号が制御装置28に送られる。次に、該バケ
ット5を保持体35で保持し、該保持体35を下降させてバ
ケット5を洗浄液30内に浸してバルブ3を洗浄する。被
洗浄物3の洗浄が終了した後に、保持体35を上昇させ、
洗浄槽31内の洗浄液30から出されたバケット5をクラン
プ装置50のクランプアーム57,57で挟持して保持する。
【0009】次に、回動手段66を作動してバケット5を
保持した状態のクランプ装置50を回動させると、該バケ
ット5と共に被洗浄物3が傾斜されので、被洗浄物3に
溜まっていた洗浄液は流出し除去される。
【0010】更に、クランプ装置50をもとの姿勢に復帰
させ、クランプ装置50は、洗浄済のバケット5が段積み
手段12の上方に位置するように移動し、更に下降して該
バケット5を段積み手段12に載置する。順次バケット5
が段積み手段12に載置される際に、制御装置28は段積み
手段12上のバケット5の段積み高さと、所定段積み高さ
とを比較し、バケット5の段積み高さが所定の段積み高
さを越える場合には、非常信号を発生し、例えば洗浄機
9等の一連の装置を停止させる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に従っ
て説明する。図6〜図8において、1は被洗浄物として
のエンジン用バルブ3を自動的に洗浄することのできる
自動洗浄装置を示し、該洗浄装置1は、バルブ3が収容
されたバケット5を載置台としての昇降テーブル6に搬
送するための複数のローラ7aを有するコンベア装置7
と、該昇降テーブル6上のバケット5を洗浄機9側に押
し出すプッシャー装置10と、バルブ3洗浄後にバケット
5を保持し、段積み手段としての台車12上に載置すべく
クランプ装置50を支持するスライド昇降装置13とを備え
ている。
【0012】前記コンベア装置7のローラ7aはモーター
15により回転駆動され、ローラ7aの高さは作業者がバケ
ット5を容易に載置できる高さ(例えば、約700 mm)に
設定されている。4は前記クランプ装置50によるバケッ
ト5の挟持、及び洗浄機9による洗浄可能なバケット5
の高さhを検知する高さ検知用センサーで、ローラ7aか
ら所定高さ位置に設けられ、該センサー4がバケット5
を検知すると、前記モーター15が停止されるようになっ
ている。
【0013】前記昇降テーブル6は、そのローラー6aが
前記コンベア装置7のローラ7aと同一高さとなるバケッ
ト受け取り位置と、バケット5を上昇させて洗浄機9側
に移送可能な移送位置とに昇降可能に設けられている。
前記プッシャー装置10は、バケット5を洗浄機9側に押
圧するためのプッシャーパット17を出退させるプッシャ
ーシリンダー18と一対のガイド棒19とが、架台20を介し
てコンベア装置7の上方に設けられたものである。
【0014】22は前記昇降テーブル6に載置されたバケ
ット5の高さを検知するための高さ検知装置で、前記架
台20の上面に載置されている。この高さ検知装置22は、
図9に示すようにラックの形成されたロッド24の下端に
連結され、且つシリンダー23により上下動される押圧パ
ット25と、このロッド24のラックに螺合するピニオン27
の回転により、ロッド24及び押圧パット25の下降距離を
検出すべく信号を発生するエンコーダ26とを備えてい
る。
【0015】従って、前記押圧パット25がバケット5の
上端に当接すると、該押圧パット25の最上位置からの下
降時に前記エンコーダ26からの信号が制御装置28に送信
され、このエンコーダ26の信号によりバケット5の高さ
hが求められ、該バケット5の高さhは制御装置28に記
憶されるようになっている。
【0016】前記洗浄機9は、図1〜図3及び図10に示
す如く、洗浄液30が貯留された洗浄槽31と、該洗浄槽31
の内外に立設され、且つ上端がブラケット32でそれぞれ
連結された内外支柱33,34と、前記バケット5が載置保
持される保持体としての昇降台35を支持し、且つローラ
37,38を介して前記内支柱33に沿って案内される一対の
L字状のステー39と、該ステー39に連結れれたロッド40
及びジョイント台41を介して前記昇降台35を昇降させる
ための昇降手段としての昇降シリンダー42とから構成さ
れている。
【0017】前記スライド昇降装置13は、図7及び図8
に示す如く前記洗浄機9の後方に設けられたベース45上
を、洗浄機9と洗浄槽31の側方に待機する台車12との間
で往復移動可能に設けられている。すなわち、このスラ
イド昇降装置13は、ベース45上に平行に設けられた一対
のレール47上を正面視門形の移動フレーム46が走行シリ
ンダー48を介して移動自在に設けられ、図4及び図5に
示す如く、該移動フレーム46の内面に設けられたレール
46a を転動するローラ51を介して昇降取付台52が昇降自
在に設けられている。
【0018】また、移動フレーム46後面には、図8に示
すように、上下一対の回転軸43a,43b にスプロケット
43c,43dがそれぞれ設けられ、前記昇降取付台52は両
スプロケット43c,43d間に架設されたチェーン43e に
連動連結されている。尚、44はスプロケット43aを回転
駆動させるモーター、49は該スプロケット43aの回転に
応じて信号を発生するエンコーダーで、このエンコーダ
ー49の信号は前記制御装置28に送信されるようになって
いる。
【0019】前記クランプ装置50は、図1〜図5に示す
如く前記移動フレーム46の昇降取付台52に取付けられた
支持体53に横軸54を介して枢支され、このクランプ装置
50は、前記バケット5を挟持するクランプアーム57を有
する一対のプレート58a ,58b と、各プレート58a ,58
b に連結されたラック棒60a,60b 及びスライド棒61
a,61b と、これらラック棒60a,60b 及びスライド棒
61a,61b を挿通支持するベース部62とを有している。
【0020】一方のプレート58aにはクランプシリンダ
63が連結され、しかも、前記両ラック棒60a,60b 間に
は、連動手段としてのピニオン64が介在されており、こ
のシリンダ63の作動により両プレート58a ,58b を介し
て両クランプアーム57が接離自在に移動するようになっ
ている。
【0021】66は前記クランプ装置50を所定角度まで回
動させるための回動手段としての回動シリンダで、その
シリンダ本体67は前記ベース部62に固定されたステー68
に連結され、ロッド68の先端は昇降取付台52に固定され
たブラケット69に連結されている。
【0022】前記台車12は前記洗浄機9の側方の所定位
置に固定可能で、この台車12には所定の高さになるまで
複数のバケット5が段積みされる。すなわち、前記制御
装置28は、高さ検知装置22のエンコーダ26の信号により
求めたバケット5の高さhに基づいて台車12上に段積み
中の複数のバケット5の高さを演算し、この複数のバケ
ット5の高さと、予め設定されている所定段積み高さ
(例えば、約1150mm)と比較し、段積みされる複数のバ
ケット5の高さが所定の段積み高さ以上になる場合に
は、段積みを完了すべく、非常信号を発生して洗浄機9
等の一連の装置を停止させると共に、表示灯及びブザー
で警告するようになっている。
【0023】本発明の実施例は上記の構成からなり、次
にその使用例について説明する。先ず、複数のバルブ3
が掛止保持されたバケット5を2段にしてコンベア装置
7のローラ7aに載置すると、このバケット5は昇降テー
ブル6に搬送される。尚、バケット5はコンベア装置7
に載置された際に、高さ検知用センサー4により所定の
高さ以上であることが検知された場合には、クランプ装
置50の挟持能力等以上のバケット5の高さであることか
ら、コンベア装置7は停止するので、バケット5を一段
にして搬送すれば良い。
【0024】さらに、バケット5はコンベア装置7を経
て、バケット受け取り位置にある昇降テーブル6に載置
される。この昇降テーブル6にバケット5が載置される
と、昇降テーブル6がバケット5を上昇させる。このバ
ケット5の移送位置において、高さ検知装置22の押圧パ
ット25が下降され、バケット5の上端に当接し、この際
の押圧パット25の移動に相当する信号がエンコーダ26か
ら制御装置28に送信され、このバケット5の高さが計測
される(図9参照)。
【0025】次に、プッシャーシリンダ18によりプッシ
ャーパット17が進出され、バケット5は該プッシャーパ
ット17により押出され、洗浄機9の昇降台35に載置され
る(図10参照)。さらに、洗浄機9の昇降シリンダ42の
ロッド42a が後退し、バケット5は洗浄槽31内の洗浄液
30に浸され、この洗浄液30内でバケット5を所定時間上
下動させさることによりバルブ3を洗浄する。バルブ3
の洗浄が終了すると、前記昇降シリンダ42のロッド42a
が進出し、バケット5は上昇されて洗浄液30から出され
る。バケット5が洗浄液30の上方に位置する状態で、ス
ライド昇降装置13が洗浄機9後方に移動されると、モー
ター44が駆動してクランプ装置50を下降させ、クランプ
シリンダー63の作動によりクランプアーム57でバケット
5を挟持する(図3及び図4参照)。このとき、ピニオ
ン64が両ラック棒60a,60b 上を転動するため、両クラ
ンプアーム57,57は連動して移動し、バケット5をクラ
ンプ装置50の中心(所定位置)に位置させることができ
る。
【0026】さらに、クランプ装置50を上昇させた状態
で回動シリンダ66を作動すると、そのロッド66a が後退
するため、クランプ装置50は横軸54を中心にして上方に
回動し、所定角度に傾斜する。(図1及び図2参照)。
このとき、バルブ3のヘッド部3aに溜まっていた洗浄液
は、該バルブ3の傾斜により流出して洗浄槽31内に落下
し、バルブ3の水切りが好適に行われる。
【0027】尚、このバルブ3を傾斜させることによ
り、バルブ3の水切りをほとんど行うことができるが、
さらに、エアーブローを行う場合であっても、洗浄液の
飛散を効果的に少なくできる。バルブ3の水切りが終了
した後に、回動シリンダ66のロッド68を後退させ、クラ
ンプ装置50を再び所定位置まで回動させた後に、バケッ
ト5を台車12の上方に位置するように、スライド昇降装
置13と共に位置走行シリンダ48により台車12側に移動さ
せる。
【0028】次に、クランプ装置50がバケット5を挟持
した状態で下降し、バケット5は台車12に載置される。
以下、同様にしてバケット5のコンベア装置7への載置
から洗浄工程を経て台車12に段積みされるのであるが、
先のバケット5の台車12への段積み工程までの間に、次
のバケット5に収容されたバルブ3の洗浄工程が行われ
れ、洗浄作業を迅速に行うことができる。
【0029】また、前記制御装置28は、前記高さ検知装
置22により順次計測されたバケット5の高さhを加算す
ることにより、台車12に載置されたバケット5の段積み
高さを求め、クランプ装置50を所定距離下降させること
により、該クランプ装置50に挟持されたバケット5を段
積みされたバケット5に載置させる。さらに、制御装置
28は、台車12上のバケット5の段積み高さと、所定段積
み高さとを比較し、バケット5の段積み高さが所定の段
積み高さを越える場合には、洗浄機9等の一連の装置が
停止すると共に、洗浄完了表示及びブザーで警報する。
【0030】洗浄が完了すれば、台車12を交換すると共
に、再び前記同様にバルブ3の洗浄を自動的に行うこと
ができるのである。尚、本発明は、上記実施例に限定さ
れるものではなく、例えば、クランプ装置50は回動する
構造ではなく、図11に示すように、昇降台35を横軸75を
介して枢支し、且つ、回動シリンダ66で該昇降台35を回
動する構造にすることも可能である。この場合には、昇
降台35によりバルブ3の水切りが好適に行え、昇降台35
をもとの姿勢に戻した後に、クランプ装置50でバケット
5を保持する。
【0031】さらに、被洗浄物は前記のエンジン用バル
ブ3に限定されず、ボルト等であっても良いのは無論で
あるが、特に、該バルブ3のように洗浄後に洗浄液が溜
まるものに効果的である。また、バケット5の段積み完
了を知らせる手段としては、単に洗浄完了表示またはブ
ザーで警報するようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明は、バケットを保持
するクランプ装置又は保持体を回動させるので、被洗浄
物の洗浄後にバケットを傾斜させることができ、特に、
従来のようにエアーブローによることなくエンジン用バ
ルブのように洗浄後に溜まる洗浄液の除去を効果的に行
うことができる。従って、洗浄液が飛散したり、被洗浄
物にシミが付くおそれがなく、作業環境を改善できると
共に、被洗浄物の品質低下を防止することが可能となる
り、その実用的価値は著大である。
【0033】また、被洗浄物の水切りの際に、従来のよ
うに作業者がバケットを持ち上げて傾斜させる場合に比
し、作業者の負担も軽減できる利点がある。
【0034】しかも、両クランプアーム間には、互いの
クランプアームを接離する方向に連動させるための連動
手段が介在されているので、クランプアームでバケット
を保持した場合に、各バケットのセンタリングを確実に
行うことができる。従って、 段積み手段へバケットを段
積みする際に、上下のバケットが位置ずれするおそれは
なく、上下バケットの凹凸部分の嵌合を確実に行うこと
ができる。
【0035】更に、前記載置台上のバケットの高さを検
出するための高さ検知装置を設け、該高さ検知装置によ
り高さの検出されたバケットが前記段積み手段に複数段
積みされた高さと、予め設定された所定段積み高さとを
比較し、バケットの段積み高さが所定段積み高さを越え
る際に、非常信号を発生する制御装置を備えているの
で、仮に高さが異なりばらつきのある任意のバケットに
収容された被洗浄物を洗浄する場合であっても、バケッ
トの高さを個々に計測してその段積み高さが所定の高さ
に達した際に、作業者に知らせたり、装置の停止を行う
ことが容易となり、その結果、上記段積み手段へのバケ
ットの段積みを確実に行えることと相まって、一連の洗
浄工程の自動化を容易に達成でき、洗浄後の段積み高さ
の略統一されたバケットの処理を安全且つ迅速に行える
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部断面図。
【図2】クランプ装置を回動させた状態の断面図。
【図3】本発明の一実施例を示す断面側面図。
【図4】クランプ装置の断面側面図。
【図5】クランプ装置の一部断面を含む正面図。
【図6】本発明の一実施例を示す全体正面図。
【図7】同全体平面図。
【図8】同全体側面図。
【図9】高さ検知装置の側面図。
【図10】洗浄機の一部断面を含む平面図。
【図11】本発明の他の実施例を示す要部断面図。
【図12】従来例を示し、(イ)はエンジン用バルブの斜
視図、(ロ)は複数のエンジン用バルブをバケットに収
容した状態の平面図。
【図13】従来の洗浄機の断面図。
【符号の説明】
3…バルブ(被洗浄物)、5…バケット、6…昇降テー
ブル(載置台)、12…台車(段積み手段)、22…高さ検
知装置、28…制御装置、30…洗浄液、31…洗浄槽、35…
昇降台(保持体)、42…昇降シリンダ(昇降手段)、50
…クランプ装置、57…クランプアーム、64…連動手段
(ピニオン)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−185931(JP,A) 特開 昭63−18634(JP,A) 実開 昭60−43000(JP,U) 実開 昭62−2533(JP,U) 実開 昭64−20735(JP,U) 特公 昭59−35998(JP,B2) 特公 昭51−45511(JP,B2) 実公 昭45−12820(JP,Y1) 実公 昭52−18594(JP,Y2) 実公 平3−6581(JP,Y2)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄液(30)が貯留される洗浄槽(31)
    と、載置台(6)に搬送され且つ被洗浄物(3)が収容
    されたバケット(5)を保持する保持体(35)を前記洗
    浄液(30)内外位置に昇降させるための昇降手段(42)
    と、前記洗浄液(30)の外に出されたバケット(5)を
    両側から挟持すべく互いに接離自在な一対のクランプア
    ーム(57),(57)を有するクランプ装置(50)とを備
    えた洗浄装置において、前記バケット(5)が傾斜可能
    となるように該クランプ装置(50)を回動させるための
    回動手段(66)が設けられ、且つ、前記両クランプアー
    ム(57),(57)間には、互いのクランプアーム(5
    7),(57)を接離する方向に連動させるための連動手
    段(64)が介在されると共に、クランプ装置(50)は洗
    浄槽(31)の側方に待機する段積み手段(12)の上方に
    移動自在で且つ洗浄済のバケット(5)を順次載置すべ
    く昇降自在に設けられ、しかも、前記載置台(6)上の
    バケット(5)の高さを検出するための高さ検知装置
    (22)を設け、該高さ検知装置(22)により高さの検出
    されたバケット(5)が前記段積み手段(12)に複数段
    積みされた高さと、予め設定された所定段積み高さとを
    比較し、バケット(5)の段積み高さが所定段積み高さ
    を越える際に、非常信号を発生する制御装置(28)を備
    えてなることを特徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】洗浄液(30)が貯留される洗浄槽(31)
    と、載置台(6)に搬送され且つ被洗浄物(3)が収容
    されたバケット(5)を保持する保持体(35)を前記洗
    浄液(30)内外位置に昇降させるための昇降手段(42)
    と、前記洗浄液(30)の外に出されたバケット(5)を
    両側から挟持すべく互いに接離自在な一対のクランプア
    ーム(57),(57)を有するクランプ装置(50)とを備
    えた洗浄装置において、前記バケット(5)が傾斜可能
    となるように前記保持体(35)が回動自在に設けられ、
    且つ、前記両クランプアーム(57),(57)間には、互
    いのクランプアーム(57),(57)を接離する方向に連
    動させるための連動手段(64)が介在され ると共に、ク
    ランプ装置(50)は洗浄槽(31)の側方に待機する段積
    み手段(12)の上方に移動自在で且つ洗浄済のバケット
    (5)を順次載置すべく昇降自在に設けられ、しかも、
    前記載置台(6)上のバケット(5)の高さを検出する
    ための高さ検知装置(22)を設け、該高さ検知装置(2
    2)により高さの検出されたバケット(5)が前記段積
    み手段(12)に複数段積みされた高さと、予め設定され
    た所定段積み高さとを比較し、バケット(5)の段積み
    高さが所定段積み高さを越える際に、非常信号を発生す
    る制御装置(28)を備えてなることを特徴とする洗浄装
    置。
  3. 【請求項3】前記回動手段66がシリンダからなる請求項
    1又2に記載の洗浄装置。
JP3300001A 1991-08-30 1991-08-30 洗浄装置 Expired - Lifetime JPH0790206B2 (ja)

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