JP2886315B2 - 曲げ製品の搬出,集積方法及びその装置 - Google Patents

曲げ製品の搬出,集積方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、折曲げ加工機から送られてきた曲げ製品
をガントリーに取付けたローダの吊上げ部材によって吊
上げ、集積台車に並列して集積させるようにした曲げ製
品の搬出、集積方法およびその装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の技術では、製品を縦、横交互にずらせ
て水平に重ね合わせて集積するか、複数の製品が充分収
納できる箱体に幾つかの内枠で仕切り、それぞれの仕切
内に単一製品を、それぞれ収納するか、あるいは背受け
板などに製品を並列に立て掛けるなどの方法がとられて
いた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら従来の技術では、製品を縦、横交互にず
らせて水平に重ね合わせた場合、板厚が薄いと5個くら
い集積すると中央がだれて製品が変形するので高く集積
することはできない。
また、箱体に幾つかの仕切板を用いると、幅方向の寸
法を広くとる必要がある。
また、仕切板を用いないと製品が将棋倒れとなる等の
課題があった。
この発明の目的は上記課題を改善するため、製品を立
てて互いに隙間なく密着させて集積できるようにし製品
に変形を生じさせず、集積台車に一度に多数の製品を集
積して、底面、背もたれの傾斜した台車を移動させ、吊
下げられた製品と当接させてから、その製品を台車上に
降ろすようにして製品が倒れたりしないようにした曲げ
製品の搬出、集積方法およびその装置を提供することに
ある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、折曲げ機で
折曲げられた曲げ製品を折曲げ機からチルトテーブルに
送り、チルトテーブルに設けられたコンベアによって前
方へ移動させ、停止位置用センサで検出されると所定の
位置に停止すると共に、チルトテーブルを傾斜させ、次
いで、ガントリーに設けられたローダを前記チルトテー
ブルの上方位置まで移動させると共にローダの吊上げ部
材を下降させ、さらに吊上げ部材を上昇せしめることに
より、傾斜されたチルトテーブル上にある曲げ製品を吊
上げ前記チルトテーブルに隣接して設けられかつ後方へ
傾斜した集積台車に、ローダを移動せしめると共に吊上
げ部材を下降せしめて曲げ製品を順次集積することを特
徴とする曲げ製品の搬出、集積方法である。
また、この発明は、立設されたガントリーの下方部に
チルトテーブルおよびこのチルトテーブルに隣接して後
方へ傾斜した集積台車を設け、チルトテーブルのテーブ
ル面にはコンベアとアームを設け、チルトテーブルは中
央部を中心としてシーソ状に反転自在にし、また、アー
ムは前部を中心として片持ち状に上下反転自在にしたア
ーム反転装置を設け、また、ガントリーには、その左右
に走行するローダを摺動自在に設け、ローダに吊上げ部
材昇降装置を昇降自在に取付け、吊上げ部材昇降装置の
下部に吊上げ部材を取付けて、曲げ製品の搬出、集積装
置を構成した。
(作用) この発明の曲げ製品の搬出、集方法およびその装置を
採用することにより、折曲げ加工機からの曲げ製品をチ
ルトテーブルのコンベアに送り、コンベアによって前方
に移動させ、チルトテーブルを傾斜させ、ローダをガン
トリー上を移動させチルトテーブルを上昇端まで傾斜さ
せ、ローダの吊上げ部材を上昇させ、その途中で曲げ製
品を引っ掛けて吊下げ、ローダを後方へ傾斜した集積台
車上部まで移動させ、ローダの吊上げ部材を下降させ、
曲げ製品を集積台車に集積する。
而して曲げ製品を立てて互いにすきまなく密着させて
集積できるようにしたので製品に変形を生じさせず、ま
た、製品が将棋倒しにならないことが可能となった。
(実施例) 以下、この発明を実施した一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。
第1図ないし第3図は、本発明の曲げ製品の搬出、集
積装置を実施した一実施例の全体詳細図、第1図は正面
図、第2図は平面図、第3図は側面図である。
第1図,第2図および第3図において、曲げ製品の搬
出、集積装置1は、チルトテーブル3,ガントリー5,ロー
ダ7,吊上げ昇降装置としてのフック昇降装置9および集
積台車11を主体として構成されている。
チルトテーブル3は、第1図に示すように、ガントリ
ー5の下方に設置され、折曲げ加工機(図示省略)から
搬出された曲げ製品Wを集積するためローダ7の下方に
搬送する装置であり、より詳細には第4図および第5図
に示されているように、テーブル本体13,ベルトコンベ
ア15,コンベア反転装置17,アーム19およびアーム反転装
置21によって構成されている。
テーブル本体13は上枠内23A,23B,下枠内25および脚体
27によって立方形に枠組されており、脚底は、脚底板29
に取付けられた型材31を介して例えばG,Lラインに敷設
された底板33にボルト・ナット35によって固定されてい
る。したがって、テーブル本体13自体は適切な位置に容
易に設置することができる。
テーブル本体13の上方には前後2本の横枠材37A,37B
および,これら横枠材37A,37B間には曲げ製品Wの搬送
方向に向って等間隔をあけて複数条のつなぎ材39を固定
して構成したテーブル41が取付けられている。
テーブル41は、前後の横枠材37A,37Bの左右両端のつ
なぎ材39各2本に固着された座板43に設置されている。
このつなぎ材39は、上部が開放された浅い樋状をなし、
この内部に次に述べるベルトコンベヤ15のコンベヤ単体
15Aが設置され、それぞれは同時に作動される。
テーブル41は第6図に示すように、その上下反転操作
を可能にするため、テーブル本体13よりオーバハングし
た状態に構成されている。
テーブル41は、テーブル本体13の上枠体23C,23Dの上
部に設けられた軸受45によって支承されており、油圧シ
リンダ装置47の作動によって第6図に示すように軸受45
を中心としてシーソ状に上下に反転される。
油圧シリンダ装置47のピストンロッド49先端は、テー
ブル41の中央後部において、つなぎ材51に固定された座
板53に回動自在に取付けられ、また、下端は下枠体25に
固定されたブラケット55に回動自在に取付けられてい
る。
ベルトコンベア15は複数状のコンベア単体15Aによっ
て構成されている。コンベア単体15Aは、テーブル41の
前後横枠体37A,37Bに軸接手57を介して2本の連動軸59
A,59Bが対向して設置され、この両連動軸59A,59Bにコン
ベア単体15Aの両端に主動プーリ61および従動プーリ63
が設けられ、その両プーリ61,63にコンベアベルト65が
エンドレス状に装架されている。
テーブル41の中央部に設けられたつなぎ材39に固定さ
れたモータ台67にはコンベア駆動用のモータ69が設置さ
れている。
このモータ69のモータ軸71に固定された主動鎖車73
は、前部の上枠体23A側の連動軸59Aに固定された従動鎖
車75に連係され、モータ69の駆動によって両プーリ61,6
3を介して各コンベア単体15Aが同時に回動を開始する。
アーム19は第4図に示すように、チルトテーブル3の
全幅中央より等間隔を保って左右両側に配置されてお
り、例えば、鋼板材あるいは硬質ゴムなどの素材によっ
て作られている。
アーム19の前部は、前記した連動軸59Aに回動自在に
設けられたプーリ77に取付けられている。プーリ77は第
5図に示すように2個相対させ、その上面および両プー
リ77,77間に挿入させた状態で固定されている。
アーム19の中央付近には、アーム19を上下片持ち状に
反転させるアーム反転装置21がそれぞれに設けられてい
る。
アーム反転装置21として例えば油圧シリンダ装置79が
使用される。油圧シリンダ装置79は、チルトテーブル3
の上枠体23Aに固着された立板81に回動自在に取付けら
れた、油圧シリンダ装置79の下端は吊下げられ状態とな
っている。
アーム19の前端付近に曲げ製品Wの過前進を防ぐため
にストッパ83(従来公知)が設けられており、またチル
トテーブル3の全幅ほぼ中央付近のつなぎ板39の側部
に、曲げ製品Wの前進を減速させるための光電スイッチ
85、および、その前部に曲げ製品Wの前進を停止させる
ための光電スイッチ87が取付けられている。
ガントリー5は第1図に示すように、チルトテーブル
3および集積台車11の上方に位置し、両端をトラバーサ
状の柱体89によって支持され、曲げ製品の搬出、集積装
置1(以下、「本装置」と略称する)の全長にわたって
設備されており、その断面は第8図および第9図に示す
ように全体を密閉された正方形で形成されている。
ローダ7は、ローダ走行装置91,フック昇降装置93,吊
上げ部材としてのフック95を主体として構成されてい
る。ローダ走行装置91は、また、ローダ走行部97と走行
ガイド部99とに分けられる。
ローダ走行部97は第10図に示すように、ガントリー5
の上面に取付けられたラック105にローダ移動用モータ1
01のモータ軸103に固定されたピニオン107が噛合されて
おり、また、走行ガイド部99は、第9図に示すように、
ガントリー5の下面に固定されたガイドレール109の両
端に、ローダ7に取付けられたガイドカムフォローワ11
1が摺動自在に接触されている。以上の構成により、ロ
ーダ移動用モータ101の駆動によりラック、ピニオン10
5,107の噛合いにより、また、ガイドレール109のガイド
によってローダ7は,ガントリー5の上部に沿って左右
に移動する。
フック昇降装置93は第7図に示すように、矩形状の走
行用枠113と、この走行用枠113に取付けられたフック昇
降用シリンダ装置115とに分けられる。
走行用枠113は、細幅で額縁状に構成され、その内側
に走行用枠113より小形の内枠117が取付けられている。
走行用枠113の両側にはガイドブラケット119が固定さ
れており、その内部の上下端にはガイド筒121が挿入さ
れており、ガイド筒121内をフック昇降用シリンダ装置1
15が挿入されており、そのピストンロッド115Aが下部枠
127の底枠を貫通し、フック昇降装置93に固定されてい
る。
内枠117の上端は、抑え板123によって内枠117のフラ
ンジ125をガイドカムフォローワ111に取付けられ、ま
た、内枠117の下端はフック昇降装置93の下部枠127に取
付けられている。フック昇降装置93の下部枠127は、継
板129によってフックブラケット131に取付けられてい
る。
すなわち、第11図および第12図に示すように、フック
昇降装置93とフック95とを間隔をあけて1枚の継板129
により、ボルト・ナットを介してフック昇降装置93とフ
ック95を取付け、両者を一体に結合する。
フック昇降装置93とフック95との間隔内にフック95の
下限を検知し、停止させるためのリミットスイッチ153
が設けられている。
フックブラケット131の下部には、第13図に示すセン
サベース133が取付けられており、このセンサベース133
には第14図に示すように上下に3連のセンサ135,137,13
9が取付けられている。
各センサ135,137,139はいずれもアーム19を上下片持
ち状に反転させる際の停止位置を検知するためのもので
ある。
センサ135,137は第6図に示すように、アーム19の反
転中間位置を検知し、また、センサ139はアーム19の材
有を検知するものである。
フックブラケット131の下部はフック竿131Aが取付け
られている。このフック竿131Aは、フック昇降装置93に
対し水平方向に長い竿状を形成し、その後側に曲げ製品
Wを引掛け、吊下げるためのクッションゴム141が取付
けられている。
集積台車11は第1図ないし第3図に示すように曲げ製
品Wの搬入方向に向ってガントリー5の下方G,Lライン
上に敷設されたレール143上に載置され、モータ駆動に
よって移動されている。
集積台車11は、積台145,パレット147,左右両側板149,
149,および車輪151によって構成され、パレット147の対
向側は開放した状態とし、積台145およびパレット147は
集積された曲げ製品Wが倒れないように僅かに傾斜(勾
配40/1000mm:2°17′強)されている。
集積台車11は、通常、複数台用意され、所定の待機位
置に停車される。
以上の構成により、折曲げ加工機からの曲げ製品Wが
チルトテーブル3に送られ、チルトテーブル3に設備さ
れたベルトコンベア15をモータ69により駆動し、曲げ製
品Wが減速、停止位置の光電スイッチ85,87により検知
されるまで移動させ、過移動はストッパ83によって停止
させる。
次に、油圧シリンダ装置47の作動によってチルトテー
ブル3のテーブル41は、軸受45を中心としてシーソ状に
反転し、後部を上方にして傾斜される。
次にフック昇降用シリンダ装置115を作動させ、フッ
ク昇降装置93を介してフック95を下降させる。
次に、チルトテーブル3のテーブル41に設備された油
圧シリンダ装置79を作動させてアーム19を第6図に示す
ように上昇昇端(水平位置より195°36′)まで傾斜さ
せる。
次にフック昇降用シリンダ装置115を作動させてフッ
ク95を上昇させ、この上昇途中でベルトコンベア15に積
載された曲げ製品Wをフック竿131Aに引掛け、吊下げ
る。
上記の状態を第15図に示す略図によって説明する。
アーム19の中間位置にまで上昇された曲げ製品Wを上
昇途中のフック95のフック竿131Aに近づけ(第15図
(a)),そのフック竿131Aのクッショクゴム141に曲
げ製品Wのコーナに引掛け、そのまま、吊下げた状態に
する。(第15図(b)) 次にチルトテーブル3のアーム19を中間位置まで傾斜
をもどす。
また、ローダ7のフック95に曲げ製品Wを吊下げたま
ま、ワーク集積台車11の上部まで移動させ、チルトテー
ブル3のアーム19を水平位置にもどす。
ローダ7のフック95を下降させ、下降端の手前で曲げ
製品Wが吊下げられた状態でフック95の下降を一時停止
させる。
次に、集積台車11をモータ駆動によって待機位置から
移動させ、パレット147,また,既に集積された曲げ製品
Wが吊り下げられている曲げ製品Wに当接(光電センサ
で検知する)するまで移動される。
ローダ7のフック95を、さらに下降させる。これによ
り、集積台車11の底台145上に集積され、その途中でフ
ック95がはずされる。
その状態を第16図および第17図に示す概略図によって
説明する。
第16図は上記した集積台車11の待機位置の状態を示
し、また、第17図は集積台車11の集積位置における曲げ
製品Wの集積状態を示す。すなわち、第16図は既に集積
された曲げ製品Wのロの位置付近に吊り下げられた次の
曲げ製品Wが接近されており、また、第17図はロの位置
に近接したイの位置に次の曲げ製品Wのコーナーを当接
させ、フック95を下降させ、曲げ製品の傾斜に沿って並
列させ、フック95を下降させてはずすようにする。
次に、集積台車11を待機位置にもどし、ローダ7のフ
ック95を上昇端まで吊上げる。
以上を繰返し、曲げ製品Wの集積、搬出作業を行な
う。
第18図は集積台車の他の実施例であって、本実施例の
台車はフォークリフト駆動構成のものであって、フォー
クリフトマスト155は、ローダ7のガイドレール109との
干渉を防止するため約Lmmの間隔を設けている。
もし、フォークリフトマスト155が高くてガイドレー
ル109との間隔が近接あるいは衝突の危険が存在する場
合は、アラーム形式の2段(青,黄パイロットランプ)
パトライトをローダ7の前進方向の柱体89(図示省略)
に設けている。
以上説明してきたように、この実施例の曲げ製品の搬
出、集積方法およびその装置では、折曲げ加工機から送
られてきた曲げ製品をチルトテーブル3に取付けられた
ベルトコンベア15により停止位置の光電スイッチ85,87
によって検知されるまで前方に移動し、チルトテーブル
3を傾斜させ、ローダ7をチルトテーブル3上方までラ
ック,ピニオン105と107の噛合によってガントリー5に
取付けられたガイドレール109を介してガントリー5上
を移動させる。
次にローダ7のフック95を下降させ、さらにチルトテ
ーブル3のアーム19を上昇端まで傾斜させ、ローダ87の
フック95を上昇させ、その途中で曲げ製品Wを引掛け、
吊り上げる。
また、チルトテーブル3のアーム19の傾斜を中間位置
までもどし、チルトテーブル3のアーム19を水平にもど
し集積台車11を待機位置から移動させてローダ7を集積
台車11の上部まで移動し、ローダ7のフック95を下降さ
せて曲げ製品Wを集積台車11に集積し、その途中でフッ
ク95をはずし、集積台車11を待機位置にもどし、ローヘ
ダ7を上昇端にもどすようにし、以上を繰返し、曲げ製
品Wの集積、搬出作業を行なうことができる。したがっ
て、曲げ製品に変形を与えることなく、かつ密着した状
態で集積できる。しかも、将棋倒しになるようなことは
ない。
なお、この発明は前述した実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行なうことにより、その態様で実施し
うるものである。
例えば本実施例では、チルトテーブル3の両側に集積
台車11が設けられているが、集積台車11の個数は変更す
ることができる。
また、本実施例では、曲げ製品Wをフック95(吊上げ
部材)によって吊り上げているが、製品形状によってフ
ック95が使用できない場合は、クランプあるいはバキュ
ームパットなどにより製品を吊り上げることも可能であ
る。
また、本実施例ではコンベア反転装置17,アーム反転
装置21,フック昇降装置115は、すべて油圧を使用してい
るが、なにも油圧に限定されることなく、圧水,圧空気
などの流体圧を使用することも可能である。
〔発明の効果〕
以上のごとき実施例の説明により理解されるように、
この発明によれば折曲げ加工機からの曲げ製品をチルト
テーブルのコンベアによって前方に移動させ、ローダを
ガントリー上を移動させ、チルトテーブルを上昇端まで
傾斜させ、ローダの吊上げ部材を上昇させ、その途中で
曲げ製品を引掛けて吊下げ、ローダを集積台車上部まで
移動させ、ローダの吊上げ部材を下降させて曲げ製品を
集積台車に集積するようにしたことにより、曲げ製品を
立てて互いにすきまを密着させて集積できるようにした
ので曲げ製品に変形を生させることなく、また、集積台
車に一度に多数の製品を集積するため、底面、背もたれ
の傾斜した台車を移動させ、吊下げられた製品と当接さ
せてから、この製品を台車上に降ろすようにしたので曲
げ製品が将棋倒しにならないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の曲げ製品の搬出、集積装置を実施した
一実施例の正面図、第2図は第1図の平面図、第3図は
第1図のIII−III矢視図、第4図はチルトテーブルの平
面図、第5図は第4図のV−V矢視図、第6図は第5図
のVI−VI矢視図で作動状態を示す図、第7図はローダお
よびフック昇降装置の平面図、第8図は第7図のVIII−
VIII矢視図、第9図は第7図のIX−IX矢視図、第10図は
第8図のX矢視部の拡大図、第11図は第8図のXI矢視部
の拡大図、第12図は第11図のXII−XII矢視図、第13図は
センサベースの拡大詳細図、第14図は第7図のXIII−XI
II矢視図、第15図は曲げ製品をフックで釣上げる状態を
示した図、(a)は吊上げる前の状態図、(b)は吊上
げる状態図、第16図および第17図は曲げ製品をワーク集
積台車に集積する状態を示した図、第18図はワーヘク集
積台車の他の実施例図である。 1……曲げ製品の搬出、集積装置 3……チルトテーブル 5……ガントリー 7……ローダ 11……ワーク集積台車 15……ベルトコンベア 19……アーム 21……アーム反転装置 95……フック

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折曲げ機で折曲げられた曲げ製品を折曲げ
    機からチルトテーブルに送り、チルトテーブルに設けら
    れたコンベアによって前方へ移動させ、停止位置用セン
    サで検出されると所定の位置に停止すると共に、チルト
    テーブルを傾斜させ、次いで、ガントリーに設けられた
    ローダを前記チルトテーブルの上方位置まで移動させる
    と共にローダの吊上げ部材を下降させ、さらに吊上げ部
    材を上昇せしめることにより、傾斜されたチルトテーブ
    ル上にある曲げ製品を吊上げ、前記チルトテーブルに隣
    接して設けられかつ後方へ傾斜した集積台車に、ローダ
    を移動せしめると共に吊上げ部材を下降せしめて曲げ製
    品を順次集積することを特徴とする曲げ製品の搬出、集
    積方法。
  2. 【請求項2】立設されたガントリーの下方部にチルトテ
    ーブルおよびこのチルトテーブルに隣接して後方へ傾斜
    した集積台車を設け、チルトテーブルのテーブル面には
    コンベアとアームを設け、チルトテーブルは中央部を中
    心としてシーソ状に反転自在にし、また、アームは前部
    を中心として片持ち状に上下反転自在にしたアーム反転
    装置を設け、また、ガントリーには、その左右に走行す
    るローダを摺動自在に設け、ローダに吊上げ部材昇降装
    置を昇降自在に取付け、吊上げ部材昇降装置の下部に吊
    上げ部材を取付けたことを特徴とする曲げ製品の搬出、
    集積装置。
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