JPH078975Y2 - ベンチレーター - Google Patents

ベンチレーター

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JPH078975Y2
JPH078975Y2 JP11109789U JP11109789U JPH078975Y2 JP H078975 Y2 JPH078975 Y2 JP H078975Y2 JP 11109789 U JP11109789 U JP 11109789U JP 11109789 U JP11109789 U JP 11109789U JP H078975 Y2 JPH078975 Y2 JP H078975Y2
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JP
Japan
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ventilator
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一良 望月
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Nihon Plast Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車等の空調装置に用いる2連式のベンチ
レーターに関する。
(従来の技術) 従来、自動車の空調装置のベンチレーターにおいては、
例えば、実開昭60-32117号公報に示されているように、
一対の吹出口体を互いに隣接して後部の連結部を介して
ねじにより結合し、一対の吹出口体の前端吹出部を前面
パネルの各開口部に接続し、かつ、連結部で所定位置に
配置された各吹出口体の後部にダクトを接続している。
このようなベンチレーターにおいては、各吹出口体は、
前後面を開口したケースの前部に、複数枚の羽根を有す
る風向調節体を取付けているが、その組立にあたって、
ケースに風向調節体を取付けた各吹出口体を前面パネル
の開口部に1個ずつ装着した後、各吹出口体を連結部で
ねじ止めするようにすると、治具がセットしずらく、か
つ、吹出口体が不安定で、ねじ止め作業がやりにくいと
共に、作業状況により前面パネル面を傷つけやすい。
そこで、通常、一対の吹出口体のケースを後部の連結部
を介してねじ止め結合してから、各ケースの前部に風向
調節体を取付け、この連結した一対の吹出口体を前面パ
ネルの各開口部に同時に挿入接続するようにしている。
このようにすることにより、一対の吹出口体において、
風向調節体を有しないケースの前端部を治具により固定
して後部をねじ止めできるので、吹出口体が安定してね
じ止め作業がしやすく、かつ、ケースの前端部が傷つき
にくいと共に、後で風向調節体を取付けるので傷がつい
ても見えにくい。
また、前面パネルがインストルメントパネル全体である
場合には、作業空間の制約および装着工程等から一対の
吹出口体を結合して事前にユニット化しておく方が有利
で、トラブルが少ない。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のように、組立上、一対の吹出口体はあらかじめ結
合されているのが望ましいが、従来は、前記公報に示さ
れるように、一対の吹出口体は後部の連結部のみで結合
されていて、前端部はそれぞれフリー状態であるので、
相互の位置関係がふらつきやすく、前面パネルの各開口
部に同時にそれぞれ接続する際の作業性が悪い。
本考案は、このような点を改良しようとするもので、組
立性を向上することを目的とするものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、互いに隣接して並設され後部の連結部11a,11
bにより結合された一対の吹出口体1a,1bと、この一対の
吹出口体1a,1bの前端吹出部とそれぞれ対応する開口部2
7a,27bを有する前面パネル26とを備え、前記一対の吹出
口体1a,1bを前記前面パネル26の各開口部27a,27bにそれ
ぞれ接続するベンチレーターにおいて、前記一対の吹出
口体1a,1bの相対向する側壁に互いに係合する位置決め
部21a,21bを設けたものである。
(作用) 本考案では、組立にあたっては、一対の吹出口体1a,1b
を互いに隣接し、各位置決め部21a,21bを係合し、か
つ、各連結部11a,11bを連結し、これにより、一対の吹
出口体1a,1bは適切な間隔をもって相互に位置決めされ
た状態で連結結合される。ついで、上記のようにして、
一対の吹出口体1a,1bの中間部間を位置決め固定して、
後部間を連結したユニットを、前面パネル26の各開口部
27a,27bに背面側から配置し、一対の吹出口体1a,1bを前
面パネル26の各開口部27a,27bにそれぞれ接続して2連
ベンチレーターを組立てる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図、第2図、第3図および第4図において、1a,1b
は一対の吹出口体で、この一対の吹出口体1a,1bは、前
後面を開口した横長四角筒状のケース2の前端開口部に
風向調節体3が設けられている。この風向調節体3は、
前後面を開口した四角筒状の枠体4に複数枚の横羽根5
が所定間隔ごとに設けられていると共に、複数枚の縦羽
根6が所定間隔ごとに回動自在に軸架され、この各縦羽
根6の後端部間に連動片7が連結されていると共に、1
個の縦羽根6の前部に操作つまみ8が取付けられてい
る。また、上記枠体4が上記ケース2の前端開口部内に
両側の支軸9で上下方向回動自在に取付けられている。
そして、操作つまみ8をもって1個の縦羽根6を回動す
ると、連動片7を介して各縦羽根6が同方向に回動して
横方向への風向を調節し、また、支枠4を支軸9を支点
として上下方向に回動し、横羽根5の角度を変えて上下
方向への風向を調節するようになっている。
上記一対の吹出口体1a,1bのケース2の相対向する側壁
後端部に連結部11a,11bが一体に設けられている。この
一方の連結部11aは、取付孔12aを有する連結片13aが突
設されていると共に、係止孔14aを有する係止片15aが設
けられ、また、他方の連結部11bは、取付孔12bを有する
連結ボス部13bが突設されていると共に、係止孔14bを有
する係止片15bが設けられている。
16は上記連結部11a,11bの連結体で、中央部に取付孔17
が形成されていると共に、両側部に係止爪18a,18bが突
設されている。
そして、一対の吹出口体1a,1bのケース2を互いに隣接
して並設し、各連結部11a,11bの連結片13aと連結ボス部
13bとを合わせ、かつ、連結体16の各係止爪18a,18bを各
係止片15a,15bの係止孔14a,14bに係合すると共に、連結
ねじ19を連結体16の取付孔17から一方の連結片13aの取
付孔12aを通して他方の連結ボス部13bの取付孔12bにね
じ込み、各ケース2の後端部を連結結合するようになっ
ている。
また、上記一対の吹出口体1a,1bのケース2の相対向す
る側壁におけるやや前方寄り位置に互いに係合する位置
決め部21a,21bが一体に設けられている。この一方の位
置決め部21aは、嵌合ピン22aが円柱状の座部23aを介し
て突設されていると共に、他方の位置決め部21bは、上
記嵌合ピン22aに対応する嵌合孔22bを有する嵌合筒23b
が突設されている。
そして、一対の吹出口体1a,1bのケース2の連結に際し
て、位置決め部21a,21bを互いに嵌合させ、すなわち、
嵌合ピン22aをそのつけ根まで嵌合孔22bに嵌合し、ケー
ス2を位置決めするようになっている。
また、上記一対の吹出口体1a,1bのケース2における前
端両側の上下外面に係止爪25が設けられている。
26は前面の化粧面となる前面パネルで、この前面パネル
26には上記各吹出口体1a,1bの前端吹出部とそれぞれ対
応する開口部27a,27bが形成されていると共に、各開口
部27a,27bの両側縁部上下内側に係止孔28を有する係止
片29が突設されている。
そうして、組立にあたっては、一対の吹出口体1a,1bの
ケース2を互いに隣接し、各位置決め部21a,21bを係合
し、かつ、各連結部11a,11bを連結体16を介してねじ19
により連結し、これにより、一対の吹出口体1a,1bのケ
ース2は適切な間隔をもって相互に位置決めされた状態
で連結結合される。ついで、各ケース2の前端開口部に
風向調節体3を取付ける。ついで、上記のようにして、
一対の吹出口体1a,1bの中間部間を位置決め固定して、
後部間を連結したユニットを、前面パネル26の各開口部
27a,27bに背面側から配置し、風向調節体3の前部を開
口部27a,27b内に挿入すると共に、ケース2の各係止爪2
5を前面パネル26における係止片29の係止孔28に係着
し、一対の吹出口体1a,1bを前面パネル26の各開口部27
a,27bにそれぞれ接続して2連ベンチレーターを組立て
る。
なお、実施に当っては、第5図に示すように、一方の吹
出口体1aにおける位置決め部21aの嵌合ピン22aの台座部
23aを複数の放射状のリブによって形成してもよい。こ
のようにすることにより、合成樹脂の収縮による嵌合ピ
ン22aの位置ずれを防止することができる。
また、第6図および第7図に示すように、他方の吹出口
体1bにおける位置決め部21bの嵌合孔22bの内壁面に複数
個の突条部30を形成し、嵌合ピン23aを圧入するように
してもよい。このようにすることにより、位置決め部21
a,21bのがたつき、ゆるみを防止することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、一対の吹出口体が相互に適切な間隔を
とって正確に位置決めされ、前面パネルに組付けるとき
に無理に力がかからず、スムーズに装着され、かつ、連
結個所の変形を防止することができ、組立性を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案のベンチレーターの一実施
例を示す異なる位置の横断面図、第3図は第1図の分解
斜視図、第4図は第3図の一部の分解斜視図、第5図は
他の実施例を示す一部の斜視図、第6図はさらに他の実
施例を示す一部の斜視図、第7図は第6図の一部の拡大
正面図である。 1a,1b……吹出口体、11a,11b……連結部、21a,21b……
位置決め部、26……前面パネル、27a,27b……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに隣接して並設され後部の連結部によ
    り結合された一対の吹出口体と、この一対の吹出口体の
    前端吹出部とそれぞれ対応する開口部を有する前面パネ
    ルとを備え、前記一対の吹出口体を前記前面パネルの各
    開口部にそれぞれ接続するベンチレーターにおいて、 前記一対の吹出口体の相対向する側壁に互いに係合する
    位置決め部を設けたことを特徴とするベンチレーター。
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