JPH078972U - 平行基板相互間の固定構造 - Google Patents

平行基板相互間の固定構造

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JPH078972U
JPH078972U JP3648993U JP3648993U JPH078972U JP H078972 U JPH078972 U JP H078972U JP 3648993 U JP3648993 U JP 3648993U JP 3648993 U JP3648993 U JP 3648993U JP H078972 U JPH078972 U JP H078972U
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JP
Japan
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connector
substrate
parallel
board
fixed
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JP3648993U
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一邦 久富
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 部品点数を削減できると共に、組み立てを簡
単に行い得る平行基板相互間の固定構造を提供するこ
と。 【構成】 コネクタ2が取付け固定された第1の基板1
上の離間位置にこの第1の基板1と平行にコネクタ2に
対する相手側コネクタが取付け固定された第2の基板3
を固定するための平行基板相互間の固定構造において、
コネクタ2に係合部5を設け、第2の基板3の所定位置
に係合部5に係合される被係合部を設けている。係合部
5は可撓性を有すると共に、コネクタ2に取付け固定さ
れた一対の脚部51と、この一対の脚部51と一体的に
連結された連結部53を含むもので、被係合部は連結部
53を係合するために第2の基板3の両端面に開口され
た係合溝として形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として電子機器等の内部実装に適用され、互いに異なる基板を平 行に固定するための平行基板相互間の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、互いに異なる基板間を固定する部材としては、図7に示すようなものが ある。この固定部材は、カラー93,ネジ95,及びナット(図示せず)を含む ものである。即ち、この固定構造による組み立ては、第1の基板91と第2の基 板92との間にカラー93を介在させ、第2の基板92の隅からネジ95をカラ ー93内に通過させて挿通し、第1の基板91の裏面側に突出したネジ95の先 端にナットを螺合することにより、固定を行うものである。或いは、これらのネ ジやカラーに代えて他の部品を用いて固定を行うこともできる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したカラー93やネジ95等の固定部材は、基板やそれに 実装される部品等とは別品として準備されるものであるため、部品点数が増加す るばかりでなく、その組み立てに要する時間や手間がかかってしまい、結果とし て、平行基板部品のコストアップに繋がるという問題がある。
【0004】 本考案は、かかる問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、部 品点数を削減できると共に、組み立てを簡単に行い得る平行基板相互間の固定構 造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、コネクタが取付け固定された第1の基板上の離間位置に該第 1の基板と平行に該コネクタに対する相手側コネクタが取付け固定された第2の 基板を固定するための平行基板相互間の固定構造において、コネクタに設けられ た係合部と、第2の基板の所定位置に設けられると共に、係合部に係合される被 係合部とを含む平行基板相互間の固定構造が得られる。
【0006】 又、本考案によれば、上記平行基板相互間の固定構造において、係合部は、コ ネクタに取付け固定された一対の可撓性を有する脚部,及び該一対の脚部と一体 的に連結された連結部を含み、被係合部は、連結部を係合するために第2の基板 の両端面に開口された係合溝である平行基板相互間の固定構造が得られる。
【0007】 一方、本考案によれば、互いに平行な第1及び第2の基板間に配され、且つ該 第1の基板に固定されるコネクタにおいて、第2の基板を機械的に保持するため の保持機構が設けられたコネクタが得られる。
【0008】 又、本考案によれば、上記コネクタにおいて、保持機構は、可撓性を有するレ バーと、前記レバーに結合されると共に、前記第2の基板に係合するロック部と を含むコネクタが得られる。
【0009】
【実施例】
以下に実施例を挙げ、本考案の平行基板相互間の固定構造について、図面を参 照して詳細に説明する。
【0010】 図1は本考案の一実施例に係る固定構造を有する平行基板部品を斜視図により 示したもので、図2はその平行基板部品における要部を部分的に拡大して斜視図 により示したものである。又、図3は図2に示す要部の正面断面図を示し、図4 はその要部の側面図を示したものである。更に、図5は図1に示す平行基板部品 における第2の基板を平面図により示したものである。
【0011】 この固定構造は、第1の基板1上に半田付け等によって固定されたコネクタ2 の両端側に形成された係合部5と、このコネクタ2に接続される相手側コネクタ 4が設けられた第2の基板3の所定位置に設けられると共に、係合部5に係合さ れる被係合部とを含むものである。
【0012】 具体的に云えば、係合部5はコネクタ2に取付け固定された一対の可撓性を有 する下部側の脚部(レバー)51と、この脚部51と一体的に連結された上部側 の連結部53とを有する。ここで脚部51は、連結部53から二股状に延在形成 されている。
【0013】 一方、被係合部は、第1の基板1と離間平行状態で取付けられる第2の基板3 の両端面に連結部53を係合するために開口された係合溝31として形成されて いる。この係合溝31の奥部には、係合溝31自体の溝幅より大きい半径を有す る円形穴部33が係合溝31と連通して形成されている。
【0014】 又、係合部5における連結部53の上端面は、第2の基板3の下面側に当接す る当接面53aが設けられている。更に連結部53の外側であって、その中央部 には上下方向に延在する垂直板部54が設けられている。この垂直板部54の厚 さ寸法は、図4に示す如く第2の基板3の端面に開口された係合溝31に挿通さ れ得るように、係合溝31の幅寸法aよりも小さい寸法に設定されている。
【0015】 又、垂直板部54の内側には、係合溝31と係合して第2の基板3を固定保持 するためのフック部(ロック部)55が形成されている。このフック部55の幅 寸法bは、図4に示す如く係合溝31の幅寸法aより大きく設定されており、フ ック部55が係合溝31に係合したとき、第2の基板3がフック部55によって 離脱されないようになっている。即ち、換言すればコネクタ2には、第2の基板 3を機械的に保持するためのフック部55及び脚部51から成る保持機構が設け られている。
【0016】 更に、フック部55の底面は平面状となっており、第2の基板3の上面に当接 する。フック部55の底面と連結部53の上端面53aとの間の寸法は、図3に 示す如く第2の基板3の板厚寸法よりも若干大きくなるように設定されており、 これらの間で第2の基板3を挟持する。フック部55の水平方向の寸法は、第2 の基板3に形成された円形穴部33の形寸法よりも小さく、且つ係合溝31の幅 寸法よりも大きく設定されている。このフック部55は、円形穴部33の裏面側 から挿通可能になっている。即ち、第2の基板3を固定する際、フック部55を 円形穴部33の裏面側から挿通するが、このときの挿通を容易に行わせるため、 フック部55上側には上面に向けて収斂するためのテーパー部56を形成してい る。
【0017】 この平行基板相互間の固定構造では、フック部55と一体的な脚部51は可撓 性を有し、この脚部51は外側に向けて弾性力を付与できるようになっているの で、第2の基板3の円形穴部33の位置をフック部55に力を加えない自然状態 におけるフック部55の位置よりも内側に形成しておけば、円形穴部33を通過 したフック部55と一体となっている垂直板部54が係合溝31に入り込み、こ の結果、第2の基板2がフック部55の下面と連結部53の上面53aとの間に 挟まれた格好で保持される。
【0018】 因みに、図3に示す相手側コネクタ4は上述したコネクタ2と接続されるもの で、この相手側コネクタ4はコネクタ2と第2の基板3とによって挟持されるこ とによりコネクタ2と嵌合接続される。相手側コネクタ4のコンタクト41は、 第2の基板3の裏面側に形成されたパターンに押圧状態で接続される。
【0019】 次に、図6(a)〜(d)を参照し、この平行基板部品の組み立て工程(第1 の基板1に対する第2の基板3の固定取付け手順)を段階別に説明する。
【0020】 先ず、図6(a)に示すように、第1の基板1に半田付け等によって固定され たコネクタ2に相手側コネクタ4をあてがい、第2の基板3を相手側コネクタ4 の上面に位置させる。これにより、図6(b)に示すように、第2の基板3の端 面に形成された円形穴部33にフック部55のテーパー部56が位置され、垂直 板部54が係合溝31に対応する。この状態で第2の基板3を第1の基板1の方 向に押し付けると、相手側コネクタ4がコネクタ2に嵌合接続される。このとき 、図6(c)に示すように、円形穴部33の壁面によって係合部5のテーパー部 56が内側に向けて押される格好となり、脚部51が内側に向けて撓むと、フッ ク部55が円形穴部33内を摺動しながら通過する。
【0021】 このように、フック部55が円形穴部33を通過すると、図6(d)に示すよ うに、脚部51が外側に向けて開こうとする力によって垂直板部54が係合溝3 1を外側に向かって移動し、フック部55が係合溝31に脱出不可能な状態で係 合することになる。このとき、フック部55の裏面が第2の基板3の上面であっ て係合溝31の両側に係合した状態となると共に、相手側コネクタ4によって第 2の基板3には持上げられる方向に力が作用しているので、第2の基板3が固定 状態に保持される。
【0022】 一方、第2の基板3を取外すときには、垂直板部54或いはフック部55等を 指で内側に向けて押圧し、フック部55を円形穴部33に対応させた後、第2の 基板3を持上げれば、第2の基板3を取り外すことができる。
【0023】 尚、上述した実施例では、垂直板部54の上端外側を階段状に形成した場合を 開示したが、これは第2の基板3を取外すときに指で摘み易くするためのもので 、必ずしも必要でない。又、第2の基板3に形成した円形穴部33は、フック部 55が通過するものであれば、その形状は円形に限定されるものではなく、その 形状はフック部55の形状により相対的に決定されるものである。
【0024】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案の平行基板相互間の固定構造によれば、平行基 板相互間に実装される一方の基板に固定されたコネクタに係合部を設け、この基 板に組み合わされる他方の基板の所定位置には係合部に係合される被係合部を設 けているので、ネジやカラー等の別部品としてではなく、一体的な構成で平行基 板相互間の固定を行い得るようになる。これにより、平行基板間を固定する作業 をワンタッチ式で簡単に行い得るので、組み立ての作業性が向上し、その結果、 平行基板部品の低コスト化を図り得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る固定構造を有する平行
基板部品を斜視図により示したものである。
【図2】図1に示す平行基板部品における要部を部分的
に拡大して斜視図により示したものである。
【図3】図2に示す要部における正面断面図を示したも
のである。
【図4】図2に示す要部における側面図を示したもので
ある。
【図5】図1に示す平行基板部品に備えられる第2の基
板を示した平面図である。
【図6】図1に示す平行基板部品における組み立て工程
を示したもので、(a)〜(d)はそれぞれ組み立て工
程を段階別に示したものである。
【図7】従来の固定構造を有する平行基板部品を斜視図
により示したものである。
【符号の説明】
1 第1の基板 2 コネクタ 3 第2の基板 4 相手側コネクタ 5 係合部 31 係止溝 33 円形穴部 51 脚部 53 連結部 55 フック部 56 テーパー部 91 第1の基板 92 第2の基板 93 カラー 95 ネジ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタが取付け固定された第1の基板
    上の離間位置に該第1の基板と平行に該コネクタに対す
    る相手側コネクタが取付け固定された第2の基板を固定
    するための平行基板相互間の固定構造において、前記コ
    ネクタに設けられた係合部と、前記第2の基板の所定位
    置に設けられると共に、前記係合部に係合される被係合
    部とを含むことを特徴とする平行基板相互間の固定構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の平行基板相互間の固定構
    造において、前記係合部は、前記コネクタに取付け固定
    された一対の可撓性を有する脚部,及び該一対の脚部と
    一体的に連結された連結部を含み、前記被係合部は、前
    記連結部を係合するために前記第2の基板の両端面に開
    口された係合溝であることを特徴とする平行基板相互間
    の固定構造。
  3. 【請求項3】 互いに平行な第1及び第2の基板間に配
    され、且つ該第1の基板に固定されるコネクタにおい
    て、前記第2の基板を機械的に保持するための保持機構
    が設けられたことを特徴とするコネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のコネクタにおいて、前記
    保持機構は、可撓性を有するレバーと、前記レバーに結
    合されると共に、前記第2の基板に係合するロック部と
    を含むことを特徴とするコネクタ。
JP3648993U 1993-07-02 1993-07-02 平行基板相互間の固定構造 Withdrawn JPH078972U (ja)

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