JPH0625104Y2 - 光フィルタ保持装置 - Google Patents

光フィルタ保持装置

Info

Publication number
JPH0625104Y2
JPH0625104Y2 JP1989076094U JP7609489U JPH0625104Y2 JP H0625104 Y2 JPH0625104 Y2 JP H0625104Y2 JP 1989076094 U JP1989076094 U JP 1989076094U JP 7609489 U JP7609489 U JP 7609489U JP H0625104 Y2 JPH0625104 Y2 JP H0625104Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical filter
wiring board
printed wiring
integrated circuit
cover body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989076094U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0314886U (ja
Inventor
泰彦 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP1989076094U priority Critical patent/JPH0625104Y2/ja
Publication of JPH0314886U publication Critical patent/JPH0314886U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0625104Y2 publication Critical patent/JPH0625104Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えばビデオカメラにおいて、ホワイトバラ
ンス用の光フィルタ等を集積回路上に積層させて配置
し、これをプリント配線基板上に取り付けるための光フ
ィルタ保持装置に関するものである。
[従来の技術] この種、集積回路上に光フィルタを配置し、この集積回
路と光フィルタとをプリント配線基板上に取り付けるた
めの従来構造は、例えば特開昭61−3571号公報で
見ることができる。
同号公報に開示される構造では、集積回路上に各種部材
を順次積層し、これを弾性挟持部材で保持して一体化
し、その後、集積回路のリード片をプリント配線基板の
穴に差し込んで実装する方法が採られている。
そして、ここで使用している弾性挟持片は、積層された
各種部品を挟持するだけで、積層部品をプリント配線基
板に固定する機能は有していない。
[考案が解決しようとする課題] 上述した従来構造では、プリント配線基板への固定が、
集積回路のリード片をプリント配線基板の穴に差し込
み、この状態で半田ディップ等がなされて一体化される
ことになる。
したがって、集積回路上に比較的大きな光フィルタ等が
取り付けられる場合では、これを集積回路とプリント配
線基板との間の半田固定だけで受けることになる。この
ため、繰り返し振動を受けると接続部分が離れて接触不
良を起こしたりして故障の原因になる等の問題点があっ
た。
本考案の目的は、上記問題点を解消するものであり、集
積回路とプリント配線基板との電気接続部分を外力から
保護して故障の少ない光フィルタ保持装置を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案は、プリント配線基板に
実装される集積回路上に光フィルタを取り付けるための
光フィルタ保持装置において、 前記集積回路上の光フィルタを位置決め保持可能に覆う
とともに、その側部からプリント配線基板側へ突出され
て先端に係止爪を持つ複数の取付脚部を設けてなる光透
過性のカバー体と、前記プリント配線基板に設けられて
前記係止爪が掛け止めされる係止用の貫通穴とを備え、
前記カバー体が、取付脚部の係止爪を前記貫通穴に係合
することにより固定されて、プリント配線基板との間に
集積回路および光フィルタを挟持することを特徴とする
光フィルタ保持装置。
[作用] 以上の構成によれば、カバー体は、集積回路と光フィル
タを覆って、その取付脚部の係止爪を貫通穴に係合させ
ると、前記プリント配線基板との間に集積回路と前記光
フィルタを弾性的に挟持した状態で取り付けられる。
したがって、光フィルタ側より受けた振動等の全てが集
積回路とプリント配線基板との間の接続部分に直接加わ
ってしまうようなことはなく、その力のほとんどはカバ
ー体の取付脚部とプリント配線基板との間の係合箇所で
受けられる。
[実施例] 以下、本考案の実施例について図面を用いて詳細に説明
する。
第1図及び第2図は、本考案に係る光フィルタ保持装置
の一実施例を示すものである。
図において、集積回路2は、例えばビデオカメラにおけ
るホワイトバランス調整用のもので、この集積回路2上
には光フィルタ12が積層され、この光フィルタ12が
カバー体13で位置決めされてプリント配線基板11上
に保持されている。
さらに詳述すると、集積回路2は、パッケージ2aの両
側面より下側に向かって複数の端子2bが突出されてい
る。そして、集積回路2がプリント配線基板11の所定
の位置に載置されると、各端子2bがプリント配線基板
11上の印刷電極(不図示)にそれぞれ当接され、また
この状態でハンダ付けが行われる。
次に、集積回路2の上面に積層配置される光フィルタ1
2は、偏平な四角形をしたチップ状に形成されている。
一方、光フィルタ12を集積回路2上で位置決め保持す
るためのカバー体13は、光透過性の合成樹脂材で成形
されている。
このカバー体13には、光フィルタ12を介して集積回
路2の上面を覆って配置される上面部13aと、この上
面部13aの左右両側端からそれぞれ下方に向かって略
直角に折り曲げられて形成されている側壁部13b,1
3bと、上面部13aの前後両端からそれぞれ下方に向
かって略直角に折り曲げられて形成されている弾性を有
する取付脚部13c,13cが一体に設けられている。
さらに、カバー体13の側壁部13b,13bの下端に
は、この下端が外側へ略直角に折り曲げられてなる水平
部13dが設けられている。なお、この水平部13dの
下面と上面部13aの下面との間の距離は、集積回路2
の高さに光フィルタ12の高さを加えた大きさに設定さ
れている。
加えて、取付脚部13c,13cの下端先端部分には、
互いに内側へ折り曲げられた係止爪13eが形成されて
いる。なお、この各係止爪13eの下面はこの係止爪1
3eの先端に進むに従って上がる傾斜面として形成され
ている。また、この係止爪13eの上面と上面部13a
の下面との間の距離は、集積回路2の高さと光フィルタ
12の高さとプリント配線基板11の厚みを加えた大き
さに設定されている。
一方、プリント配線基板11側は、取付脚部13c,1
3cに対応して係合用の貫通穴14がそれぞれ設けられ
ており、この貫通穴14を貫通して取付脚部13c,1
3cが差し込め、裏面側で係合できる状態になってい
る。
このように構成された構造では、集積回路2はプリント
配線基板11の所定位置にハンダ付けされて予め実装さ
れる。
そして、光フィルタ12を取り付ける場合は、先ずこの
光フィルタ12を集積回路2上に載置した状態にする。
次いで、貫通穴14に取付脚部13c,13cを対応さ
せて光フィルタ12の上方よりカバー体13をかぶせて
行く。すると、集積回路2と光フィルタ12とが側壁部
13b,13bとの間に配置されるとともに、取付脚部
13c,13cが貫通穴14内に挿入されて行く。そし
て、取付脚部13c,13cの係止爪13eがプリント
配線基板11の下側(裏面)に到達するまでは取付脚部
13c,13cが外側で弾性変形を伴って逃げ、係止爪
13eがプリント配線基板11の下側に到達すると、係
合部となるところのプリント配線基板11の下面に係止
爪13eが入り込み第2図に示すように掛け止めされ
る。
これによって接着剤等を使用することなく、光フィルタ
12が集積回路2上にカバー体13と共に取り付けられ
る。
また、逆に、この取り付けを外す場合は、取付脚部13
c,13cを弾性変形させてプリント配線基板11の下
面から係止爪13eの掛け止めを外すと分解できる。す
なわち、これにより光フィルタ12を脱着交換すること
ができる。
よって、このように構成された光フィルタ保持装置によ
れば、カバー体13は、集積回路2と光フィルタ12を
覆って、取付脚部13cの係止爪13eを貫通穴14の
裏面側に係合させると、プリント配線基板11との間に
集積回路2と前記光フィルタ12を弾性的に挟持した状
態で取り付けられる。
したがって、振動等で光フィルタ2側より外力受ける力
の全てが直接集積回路2とプリント配線基板11との間
の接続部分に加わってしまうようなこともなく、その力
のほとんどはカバー体13の取付脚部13cとプリント
配線基板11との間の係合箇所で受けられることにな
る。
次に、第3図及び第4図は、本考案に係るの他の実施例
光フィルタ保持装置を示すものである。
図において、集積回路2は第1図及び第2図に示したも
のと同じもので、プリント配線基板21上にハンダ付け
されて実装可能になっている。また、集積回路2上に積
層される光フィルタ22は、平たい四角形をしたチップ
状に形成されている。
一方、光フィルタ22を集積回路2上で位置決め保持す
るカバー体23は光透過性の合成樹脂材で成形されてい
る。
さらに詳述すると、カバー体23には、上壁部24と、
この上壁部24の両側部に形成された弾性を有する取付
脚部26と、同じく弾性を有するガタ取り部27等が一
体に設けられている。
また、上壁部24の中央部分には隆起部25が設けられ
ており、この隆起部25の内部は下面に開口する凹部と
して形成されている。そして、この凹部内に光フィルタ
22が収納されて位置決め保持可能になっている。
さらに、上壁部24の両側部に各々設けられている取付
脚部26とガタ取り部27とは、左右で逆の位置、すな
わち対角線で結ばれる位置にそれぞれ設けられている。
このうち、取付脚部26は、上壁部24から下方に向か
って略直角に折り曲げられ、先端部分に直角方向へ延び
る係止爪28を有するとともに、この先端部分から上方
に向かってスリ割り29が形成されている。なお、この
上壁部24の下面と係止爪28の上面との間の距離は、
集積回路2の高さにプリント配線基板21の厚みを加え
た大きさに設定されている。
次に、ガタ取り部27には、上壁部24から下方に向か
って略直角に折り曲げ形成された係止片27aと、上壁
部24から斜め上方に向かって延びる腕片27bとが設
けられている。また、腕片27bの先端部部には、隆起
部25よりも上方に突出した状態で突出部27cが一体
に設けられている。そして、このガタ取り部27は、腕
片27bが第3図に示すように上側(矢印A方向)から
押されると、全体が矢印B方向に回動できる状態になっ
ている。
一方、プリント配線基板21側には、取付脚部26及び
係止片27aに対応して貫通穴30,31がそれぞれ設
けられている。そして、この貫通穴30,31を貫通し
て取付脚部26及び係止片27aがそれぞれ差し込める
状態になっている。
このように構成された構造において、集積回路2はプリ
ント配線基板21の所定位置にハンダ付けされて予め実
装される。
そして、光フィルタ22を取り付ける場合は、先ずこの
光フィルタ22を隆起部25の凹部内に配置する。
次いで、貫通穴30,31に取付脚部26,係止片27
aを対応させ、集積回路2の上方よりカバー体23を光
フィルタ22と共にかぶせて行く。すると、上壁部24
が光フィルタ22と共に集積回路2の上面を覆い、また
取付脚部26と係止片27aとが貫通穴30,31内に
それぞれ挿入されて行く。そして、係止片27aは貫通
穴31内に何の抵抗もなくスムースに挿入されるが、取
付脚部26は係止爪28がプリント配線基板21の下側
に到達するまではスリ割り29の部分で弾性変形されて
逃げる。
また、係止爪28がプリント配線基板21の下側に到達
すると、第4図に示すように係合部となるところのプリ
ント配線基板21の下面に係止爪28が入り込んで掛け
止めされる。これにより、光フィルタ22が集積回路2
を覆ってカバー体23と共にプリント配線基板21に取
り付けられる。
そして、この状態で第4図中に一点鎖線で示すように、
さらにカメラ側のボディカバー32がカバー体23を覆
って取り付けられると、突出部27cを介して腕部27
bが押される。すると、ガタ取り部27の全体が第4図
中の矢印B方向に回転し、係止爪27aが貫通穴31の
内面に圧接され、この圧接によってプリント配線基板2
1とカバー体23とがより密着されて両者間の微振動が
抑えられることになる。
また、逆にカバー体23を取り外す場合は、取付脚部2
6を弾性変形させてプリント配線基板21の下面から係
止爪28の掛け止めを外すと分解することができ、これ
により光フィルタ22を脱着交換することができる。
したがって、この実施例の場合でも、カバー体13は、
集積回路2と光フィルタ22を覆って、取付脚部26の
係止爪28を貫通穴30の裏面側に係合させると、プリ
ント配線基板21との間に集積回路2と前記光フィルタ
22を弾性的に挟持した状態で取り付けられる。よっ
て、振動等で光フィルタ22側より受ける力の全てが直
接集積回路2とプリント配線基板21との間の接続部分
に加わってしまうようなこともはなく、その力のほとん
どはカバー体23の取付脚部26とプリント配線基板2
1との間の係合箇所で受けられる。
[考案の効果] 以上説明したとおり、本考案に係る光フィルタ保持装置
にあっては、振動等で光フィルタ側より受ける力の全て
が集積回路とプリント配線基板との間の接続部分に直接
加わることなく、その力のほとんどはカバー体の取付脚
部とプリント配線基板との間の係合箇所で受けられ、集
積回路とプリント配線基板との間の接続部分に直接加わ
る外力を少なくすることができる。これにより、従来の
如く接続部分が振動等で離れて接触不良を起こしたり、
故障の原因になる等の問題点を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る光フィルタ保持装置の
要部分解斜視図、第2図は第1図に示した同上装置の概
略断面図、第3図は本考案の他の実施例に係る光フィル
タ保持装置の要部分解斜視図、第4図は第3図に示した
同上装置の概略断面図である。 11,21……プリント配線基板 2……集積回路 12,22……光フィルタ 13,23……カバー体 13c,26……取付脚部 13e,28……係止爪 14,30……貫通穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント配線基板に実装される集積回路上
    に光フィルタを取り付けるための光フィルタ保持装置に
    おいて、 前記集積回路上の光フィルタを位置決め保持可能に覆う
    とともに、その側部からプリント配線基板側へ突出され
    て先端に係止爪を持つ複数の取付脚部を設けてなる光透
    過性のカバー体と、前記プリント配線基板に設けられて
    前記係止爪が掛け止めされる係止用の貫通穴とを備え、 前記カバー体が、取付脚部の係止爪を前記貫通穴に係合
    することにより固定されて、プリント配線基板との間に
    集積回路および光フィルタを挟持することを特徴とする
    光フィルタ保持装置。
JP1989076094U 1989-06-28 1989-06-28 光フィルタ保持装置 Expired - Lifetime JPH0625104Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989076094U JPH0625104Y2 (ja) 1989-06-28 1989-06-28 光フィルタ保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989076094U JPH0625104Y2 (ja) 1989-06-28 1989-06-28 光フィルタ保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0314886U JPH0314886U (ja) 1991-02-14
JPH0625104Y2 true JPH0625104Y2 (ja) 1994-06-29

Family

ID=31617258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989076094U Expired - Lifetime JPH0625104Y2 (ja) 1989-06-28 1989-06-28 光フィルタ保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0625104Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS613571A (ja) * 1984-06-15 1986-01-09 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS613571A (ja) * 1984-06-15 1986-01-09 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0314886U (ja) 1991-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4562820B2 (ja) 固体撮像素子の取付方法
JPH0625104Y2 (ja) 光フィルタ保持装置
JP2000133333A (ja) 電気部品
JPH0615416Y2 (ja) チツプ型ソケツト
JPH0334923Y2 (ja)
JP2002252438A (ja) 基板取り付け構造
JPH064380Y2 (ja) 表示器
JPH0593075U (ja) 電気部品の取付け構造
JPH0432769Y2 (ja)
JPH0610720Y2 (ja) プリント板の接続構造
JP3503280B2 (ja) 電気部品の取付け装置
JP2545215Y2 (ja) 面実装型発光ダイオード表示装置
JP2576335Y2 (ja) リーフスイッチ
JPH0632704Y2 (ja) プリント基板装置
JP3524870B2 (ja) アンテナ信号用コンタクト
JP2510220Y2 (ja) 電気部品の装着装置
JP2573756Y2 (ja) 電子部品の取付構造
JPH0741702U (ja) 磁気ヘッドの接続構造
JPH07312483A (ja) 電子回路部品収容ケース
JP3084092U (ja) 固体撮像装置
JPH0353477Y2 (ja)
JPS6142881A (ja) 端子装置
JPH06104490A (ja) 発光ダイオードランプ
JPH0735410Y2 (ja) フレキシブル基板の取付構造
JPH0735309Y2 (ja) 自動実装対応フレキシブルコネクタ